JPH10236199A - 車両用リヤシート - Google Patents
車両用リヤシートInfo
- Publication number
- JPH10236199A JPH10236199A JP9047918A JP4791897A JPH10236199A JP H10236199 A JPH10236199 A JP H10236199A JP 9047918 A JP9047918 A JP 9047918A JP 4791897 A JP4791897 A JP 4791897A JP H10236199 A JPH10236199 A JP H10236199A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用リヤシートのシートクッションの組付
け作業を簡易化してシートクッションの材料コストを節
減する。 【解決手段】 パッドと表皮と外周6フレームとを有す
るクッション体1を両側のサイドガーニッシュ2の間に
挟み込み、サイドガーニッシュ2の係止爪7を外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8に挿通してフロア3に係止す
る。シートクッションの着座面を形成するクッション体
1は横幅を短縮した状態でクッション体1の両側のサイ
ドガーニッシュ2によってフロア3に固定される。
け作業を簡易化してシートクッションの材料コストを節
減する。 【解決手段】 パッドと表皮と外周6フレームとを有す
るクッション体1を両側のサイドガーニッシュ2の間に
挟み込み、サイドガーニッシュ2の係止爪7を外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8に挿通してフロア3に係止す
る。シートクッションの着座面を形成するクッション体
1は横幅を短縮した状態でクッション体1の両側のサイ
ドガーニッシュ2によってフロア3に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車室に装備される
車両用リヤシートに関する。
車両用リヤシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用リヤシートのシートクッシ
ョンは、図5に示すように、車両幅に対応する横幅を有
する弾性体のパッド39と、このパッド39を覆う表皮
40と、パッド39の外周部に一体成形によって固着さ
れた外周ワイヤフレーム41とにより構成されている。
そしてこのシートクッションを車室のフロアに組付ける
に際は、外周ワイヤフレーム41の前部に形成された1
対の前側凸部42Aに樹脂キャップ43を取付けた状態
で両前側凸部42Aをフロア44の孔部45内にそれぞ
れ嵌め込み、外周ワイヤフレーム41の後部に形成され
た1対の後側凸部42Bをボルト48によってフロア4
4の孔部46に締結してシートクッションをフロア44
に固定している。また、図6に示すように、表皮40の
端末と外周ワイヤフレーム41とを、エッジワイヤなど
の固定具47を介してホグリング49によって結合して
表皮40の端末処理を行っていた。
ョンは、図5に示すように、車両幅に対応する横幅を有
する弾性体のパッド39と、このパッド39を覆う表皮
40と、パッド39の外周部に一体成形によって固着さ
れた外周ワイヤフレーム41とにより構成されている。
そしてこのシートクッションを車室のフロアに組付ける
に際は、外周ワイヤフレーム41の前部に形成された1
対の前側凸部42Aに樹脂キャップ43を取付けた状態
で両前側凸部42Aをフロア44の孔部45内にそれぞ
れ嵌め込み、外周ワイヤフレーム41の後部に形成され
た1対の後側凸部42Bをボルト48によってフロア4
4の孔部46に締結してシートクッションをフロア44
に固定している。また、図6に示すように、表皮40の
端末と外周ワイヤフレーム41とを、エッジワイヤなど
の固定具47を介してホグリング49によって結合して
表皮40の端末処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、従来の
車両用シートはシートクッションを車室のフロアに組付
ける作業工数が多く、組付け作業が煩雑となる問題点
や、シートクッションの横幅が大きくなってパッドや表
皮などの材料コストが高くなる問題点がある。そこで、
本発明の課題は車両用シートにおいて、シートクッショ
ンの組付け作業を簡易化し、また、シートクッションの
材料コストを節減することにある。
車両用シートはシートクッションを車室のフロアに組付
ける作業工数が多く、組付け作業が煩雑となる問題点
や、シートクッションの横幅が大きくなってパッドや表
皮などの材料コストが高くなる問題点がある。そこで、
本発明の課題は車両用シートにおいて、シートクッショ
ンの組付け作業を簡易化し、また、シートクッションの
材料コストを節減することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両用リヤシ
ートは、シートクッション用のクッション体の両側には
クッション体を間に挟み込んでクッション体の動きを阻
止した状態で車室のフロアに係止されてクッション体を
フロアに固定するサイドガーニッシュを設置したことを
特徴とする。
ートは、シートクッション用のクッション体の両側には
クッション体を間に挟み込んでクッション体の動きを阻
止した状態で車室のフロアに係止されてクッション体を
フロアに固定するサイドガーニッシュを設置したことを
特徴とする。
【0005】請求項1の発明では、シートクッション用
のクッション体を両側のサイドガーニッシュ間に挟み込
んでこの両側のサイドガーニッシュを車室のフロアに係
止することにより、クッション体をボルトや工具などを
使用せずにフロアに固定させ得る。クッション体による
シートクッションの着座部は両側のサイドガーニッシュ
間に形成されることにより、クッション体の大きさをサ
イドガーニッシュの幅相当分小さくすることができる。
のクッション体を両側のサイドガーニッシュ間に挟み込
んでこの両側のサイドガーニッシュを車室のフロアに係
止することにより、クッション体をボルトや工具などを
使用せずにフロアに固定させ得る。クッション体による
シートクッションの着座部は両側のサイドガーニッシュ
間に形成されることにより、クッション体の大きさをサ
イドガーニッシュの幅相当分小さくすることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の車両用リヤ
シートにおいて、弾性体のパッドと、端末がパッドの端
面に固着された状態でパッドを覆う表皮と、パッドの外
周部に固着された外周ワイヤフレームとを有するクッシ
ョン体を両側のサイドガーニッシュ間に設置し、前記外
周ワイヤフレームには前記パッドの端面の外方へ突出さ
れた挿通部を形成し、前記各ガーニッシュには前記挿通
部を貫通してフロアに係止される係止爪をそれぞれ形成
したことを特徴とする。
シートにおいて、弾性体のパッドと、端末がパッドの端
面に固着された状態でパッドを覆う表皮と、パッドの外
周部に固着された外周ワイヤフレームとを有するクッシ
ョン体を両側のサイドガーニッシュ間に設置し、前記外
周ワイヤフレームには前記パッドの端面の外方へ突出さ
れた挿通部を形成し、前記各ガーニッシュには前記挿通
部を貫通してフロアに係止される係止爪をそれぞれ形成
したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、両サイドガーニッシ
ュ間に設置されたクッション体のパツドを端末がパッド
の端面に固着された表皮で覆い、両サイドガーニッシュ
の係止爪をパッドの外周ワイヤフレームの挿通部に貫通
させて車室のフロアに係止し、クッション体の動きを両
側のサイドガーニッシュによって阻止した状態でクッシ
ョン体および両サイドガーニッシュをフロアに組付ける
ことができる。
ュ間に設置されたクッション体のパツドを端末がパッド
の端面に固着された表皮で覆い、両サイドガーニッシュ
の係止爪をパッドの外周ワイヤフレームの挿通部に貫通
させて車室のフロアに係止し、クッション体の動きを両
側のサイドガーニッシュによって阻止した状態でクッシ
ョン体および両サイドガーニッシュをフロアに組付ける
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4にしたがって説明する。車室内の後部に装備され
る車両用リヤシートSはシートクッションS1とシート
バックS2とを有する。シートクッションS1はその着
座面を形成するシートクッション用の左右1対のクッシ
ョン体1と、この両クッション体1をそれぞれ間に挟み
込んだ状態で車室の幅方向に離れて設置された3つの合
成樹脂成形品のサイドガーニッシュ2とによって形成さ
れている。
〜図4にしたがって説明する。車室内の後部に装備され
る車両用リヤシートSはシートクッションS1とシート
バックS2とを有する。シートクッションS1はその着
座面を形成するシートクッション用の左右1対のクッシ
ョン体1と、この両クッション体1をそれぞれ間に挟み
込んだ状態で車室の幅方向に離れて設置された3つの合
成樹脂成形品のサイドガーニッシュ2とによって形成さ
れている。
【0009】車両用リヤシートSのシートクッションS
1のクッション体1は、図3に示すように、弾性圧縮変
形可能に形成された弾性材のパッド4と、端末が接着乃
至一体成形等の手段によってパッド4の端面4aに固着
された状態でパッド4の上部を覆う表皮5と、パッド4
の成形時にパッド4の外周部に一体成形によって埋設固
着された方形枠状の外周ワイヤフレーム6とによって形
成されている。
1のクッション体1は、図3に示すように、弾性圧縮変
形可能に形成された弾性材のパッド4と、端末が接着乃
至一体成形等の手段によってパッド4の端面4aに固着
された状態でパッド4の上部を覆う表皮5と、パッド4
の成形時にパッド4の外周部に一体成形によって埋設固
着された方形枠状の外周ワイヤフレーム6とによって形
成されている。
【0010】図2に示すように、車室のフロア3にはク
ッション体1の下面部付近が嵌め込まれ左右の凹部3a
が形成されている。右側のクッション体1はその下面部
付近が右側の凹部3a内に嵌め込まれた状態で右側のサ
イドガーニッシュ2および中央のサイドガーニッシュ2
によってフロア3に固定される。また、左側のクッショ
ン体1はその下面部付近が左側の凹部3a内に嵌め込ま
れた状態で左側のサイドガーニッシュ2および中央のサ
イドガーニッシュ2によってフロア3に固定される。
ッション体1の下面部付近が嵌め込まれ左右の凹部3a
が形成されている。右側のクッション体1はその下面部
付近が右側の凹部3a内に嵌め込まれた状態で右側のサ
イドガーニッシュ2および中央のサイドガーニッシュ2
によってフロア3に固定される。また、左側のクッショ
ン体1はその下面部付近が左側の凹部3a内に嵌め込ま
れた状態で左側のサイドガーニッシュ2および中央のサ
イドガーニッシュ2によってフロア3に固定される。
【0011】各サイドガーニッシュ2は合成樹脂材によ
って所定形状に形成されている。各サイドガーニッシュ
2の裏面の両側縁には、図2に示すように、凹部3aの
両側縁およびその外方でフロア3に貫設された前後各1
対の取付け孔9に嵌め込まれて取付け孔9の孔縁によっ
て解離可能に係止されるように、下方へ突出された前後
1対の係止爪7がそれぞれ弾性曲げ変形可能に形成され
ている。
って所定形状に形成されている。各サイドガーニッシュ
2の裏面の両側縁には、図2に示すように、凹部3aの
両側縁およびその外方でフロア3に貫設された前後各1
対の取付け孔9に嵌め込まれて取付け孔9の孔縁によっ
て解離可能に係止されるように、下方へ突出された前後
1対の係止爪7がそれぞれ弾性曲げ変形可能に形成され
ている。
【0012】なお、サイドガーニッシュ2は上端に合成
樹脂発泡材のパッド材を積層し表皮材で被覆した構造に
してもよい。
樹脂発泡材のパッド材を積層し表皮材で被覆した構造に
してもよい。
【0013】クッション体1の外周ワイヤフレーム6の
両側部には、サイドガーニッシュ2の係止爪7が挿通さ
れるようにパッド4の側端面4aの外方へ突出されてU
形状に曲折された形態を有する前後各1対の挿通部8が
形成されている(図3,図4参照)。
両側部には、サイドガーニッシュ2の係止爪7が挿通さ
れるようにパッド4の側端面4aの外方へ突出されてU
形状に曲折された形態を有する前後各1対の挿通部8が
形成されている(図3,図4参照)。
【0014】図3に示すように、表皮5はその前後端末
および左右端末がパッド4の四周端面4aの上部に固着
された状態でパッド4に重ね合わされて接合され、図4
に示すように表皮5の左右端末には外周ワイヤフレーム
6の挿通部8が貫挿される前後1対のスリット10がそ
れぞれ貫設されている。
および左右端末がパッド4の四周端面4aの上部に固着
された状態でパッド4に重ね合わされて接合され、図4
に示すように表皮5の左右端末には外周ワイヤフレーム
6の挿通部8が貫挿される前後1対のスリット10がそ
れぞれ貫設されている。
【0015】左側のサイドガーニツシュ2(図1の向っ
て右側)は、その内側の両係止爪7が左側のクッション
体1の車室外側の外周ワイヤフレーム6の外側挿通部8
を貫通してフロア3の取付け孔9内に嵌め込まれて、取
付け孔9の孔縁に係止され、外側の両係止爪7が取付け
孔9内に嵌め込まれて取付け孔9内の孔縁に係止された
状態でフロア3に結合されている。
て右側)は、その内側の両係止爪7が左側のクッション
体1の車室外側の外周ワイヤフレーム6の外側挿通部8
を貫通してフロア3の取付け孔9内に嵌め込まれて、取
付け孔9の孔縁に係止され、外側の両係止爪7が取付け
孔9内に嵌め込まれて取付け孔9内の孔縁に係止された
状態でフロア3に結合されている。
【0016】中央のサイドガーニッシュ2は、左側の両
係止爪7が左側のクッション体1の車室内側の外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め
込まれて取付け孔9の孔縁に係止され、右側の両係止爪
7が右側のクッション体1の外周ワイヤフレーム6の内
側挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め込まれて取付
け孔9の孔縁に係止された状態でフロア3に結合されて
いる。
係止爪7が左側のクッション体1の車室内側の外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め
込まれて取付け孔9の孔縁に係止され、右側の両係止爪
7が右側のクッション体1の外周ワイヤフレーム6の内
側挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め込まれて取付
け孔9の孔縁に係止された状態でフロア3に結合されて
いる。
【0017】右側のサイドガーニッシュ2は、内側の両
係止爪7が右側のクッション体1の車室外側の外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め
込まれて取付け孔9の孔縁に係止され、外側の両係止爪
8が取付け孔9内に嵌め込まれて取付け孔9の孔縁に係
止された状態でフロア3に結合される。
係止爪7が右側のクッション体1の車室外側の外周ワイ
ヤフレーム6の挿通部8を貫通して取付け孔9内に嵌め
込まれて取付け孔9の孔縁に係止され、外側の両係止爪
8が取付け孔9内に嵌め込まれて取付け孔9の孔縁に係
止された状態でフロア3に結合される。
【0018】左側のクッション体1は、フロア3の凹部
3aに嵌め込まれて左側のサイドガーニッシュ2と中央
のサイドガーニッシュ2との間に挟み込まれ、この両側
のサイドガーニッシュ2によって動きを阻止された状態
でフロア3に組付けられる。右側のクッション体1は、
フロア3の凹部3aに嵌め込まれて右側のサイドガーニ
ッシュ2と中央のサイドガーニッシュ2との間に挟み込
まれ、この両側のサイドガーニッシュ2によって動きを
阻止された状態でフロア3に組付けられる。かくして、
シートクッションS1の左側の着座面および右側の着座
面が左側のクッション体1および右側のクッション体1
によって形成される。
3aに嵌め込まれて左側のサイドガーニッシュ2と中央
のサイドガーニッシュ2との間に挟み込まれ、この両側
のサイドガーニッシュ2によって動きを阻止された状態
でフロア3に組付けられる。右側のクッション体1は、
フロア3の凹部3aに嵌め込まれて右側のサイドガーニ
ッシュ2と中央のサイドガーニッシュ2との間に挟み込
まれ、この両側のサイドガーニッシュ2によって動きを
阻止された状態でフロア3に組付けられる。かくして、
シートクッションS1の左側の着座面および右側の着座
面が左側のクッション体1および右側のクッション体1
によって形成される。
【0019】上記の実施の形態によれば、サイドガーニ
ッシュ2を車室のフロア3に結合するだけでシートクッ
ションS1のクッション体1をフロア3に組付けること
ができ、クッション体1をフロア3に組付ける作業工数
を少くして組付け作業を簡易化することができる。
ッシュ2を車室のフロア3に結合するだけでシートクッ
ションS1のクッション体1をフロア3に組付けること
ができ、クッション体1をフロア3に組付ける作業工数
を少くして組付け作業を簡易化することができる。
【0020】また、クッション体1をシートクッション
S1の着座部のみに使用するのでクッション体1の横幅
をその両側のサイドガーニッシュ2の横幅に相当する長
さだけ小さくすることができ、クッション体1を構成す
る部材の材料コストを節減してシートクッションS1の
コストダウンを図ることができる。
S1の着座部のみに使用するのでクッション体1の横幅
をその両側のサイドガーニッシュ2の横幅に相当する長
さだけ小さくすることができ、クッション体1を構成す
る部材の材料コストを節減してシートクッションS1の
コストダウンを図ることができる。
【0021】さらに、クッション体1の動きを阻止して
サイドガーニッシュ2をクッション体1とともにフロア
3に組付けるため、クッション体1およびサイドガーニ
ッシュ2をフロア3に組付ける作業を簡易化することが
できる。
サイドガーニッシュ2をクッション体1とともにフロア
3に組付けるため、クッション体1およびサイドガーニ
ッシュ2をフロア3に組付ける作業を簡易化することが
できる。
【0022】また、パッド4を覆う表皮5の端末とパッ
ド4との接合部が両側のサイドガーニッシュ2によって
覆い隠されるので、表皮5の横幅を小さくすることがで
き、その使用量を節減できるとともに、表皮5の端末を
処理するホグリングなどの部材が不要となるので、表皮
5の端末処理を簡易化することができる。
ド4との接合部が両側のサイドガーニッシュ2によって
覆い隠されるので、表皮5の横幅を小さくすることがで
き、その使用量を節減できるとともに、表皮5の端末を
処理するホグリングなどの部材が不要となるので、表皮
5の端末処理を簡易化することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、サイドガーニ
ッシュを車室のフロアに結合するだけでシートクッショ
ンのクッション体をフロアに組付けることができ、クッ
ション体をフロアに組付ける作業工数を少くして組付け
作業を簡易化することができる。
ッシュを車室のフロアに結合するだけでシートクッショ
ンのクッション体をフロアに組付けることができ、クッ
ション体をフロアに組付ける作業工数を少くして組付け
作業を簡易化することができる。
【0024】また、クッション体をシートクッションの
着座部のみに使用するので、クッション体の横幅をその
両側のサイドガーニッシュの横幅に相当する長さだけ小
さくすることができ、クッション体を構成する部材の材
料コストを節減してシートクッションのコストを図るこ
とができる。
着座部のみに使用するので、クッション体の横幅をその
両側のサイドガーニッシュの横幅に相当する長さだけ小
さくすることができ、クッション体を構成する部材の材
料コストを節減してシートクッションのコストを図るこ
とができる。
【0025】請求項2の発明によれば、クッション体の
動きを阻止してサイドガーニッシュをクッション体とと
もにフロアに組付けるため、組付け機構を簡略化でき、
かつクッション体およびサイドガーニッシュをフロアに
組付ける作業を簡易化することができる。
動きを阻止してサイドガーニッシュをクッション体とと
もにフロアに組付けるため、組付け機構を簡略化でき、
かつクッション体およびサイドガーニッシュをフロアに
組付ける作業を簡易化することができる。
【0026】また、パッドを覆う表皮の側縁とパッドと
の接合部が両側のサイドガーニッシュによって覆い隠さ
れるので、表皮の横幅を小さくしてその使用量を節減す
ることができるとともに、表皮の端末を処理するホグリ
ングなどの部材が不要となり、表皮の端末処理を簡略化
することができる。
の接合部が両側のサイドガーニッシュによって覆い隠さ
れるので、表皮の横幅を小さくしてその使用量を節減す
ることができるとともに、表皮の端末を処理するホグリ
ングなどの部材が不要となり、表皮の端末処理を簡略化
することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す車両用シートの斜視
図である。
図である。
【図2】シートクッションの組付け構造を説明する分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】シートクッションの組付け構造を説明する要部
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】シートクッションの要部の分解斜視図である。
【図5】従来のシートクッションの組付け構造を説明す
る分解斜視図である。
る分解斜視図である。
【図6】同じく、従来のシートクッションの表皮の端末
処理態様を説明する要部の縦断面図である。
処理態様を説明する要部の縦断面図である。
1 クッション体 2 サイドガーニッシュ 3 フロア 4 パッド 5 表皮 6 外周ワイヤフレーム 7 係止爪 8 挿通部 S 車両用シート S1 シートクッション
Claims (2)
- 【請求項1】 シートクッション用のクッション体の両
側にはクッション体を間に挟み込んでクッション体の動
きを阻止した状態で車室のフロアに係止されてクッショ
ン体をフロアに固定するサイドガーニッシュを設置した
ことを特徴とする車両用リヤシート。 - 【請求項2】 弾性体のパッドと、端末がパッドの端面
に固着された状態でパッドを覆う表皮と、パッドの外周
部に固着された外周ワイヤフレームとを有するクッショ
ン体を両側のサイドガーニッシュ間に設置し、前記外周
ワイヤフレームには前記パッドの端面の外方へ突出され
た挿通部を形成し、前記各サイドガーニッシュには前記
挿通部を貫通してフロアに係止される係止爪をそれぞれ
形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用リヤシ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047918A JPH10236199A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 車両用リヤシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047918A JPH10236199A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 車両用リヤシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236199A true JPH10236199A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12788756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9047918A Pending JPH10236199A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 車両用リヤシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236199A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105620329A (zh) * | 2014-11-25 | 2016-06-01 | 株式会社泰极爱思 | 座垫组装构造以及车辆用座椅 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP9047918A patent/JPH10236199A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105620329A (zh) * | 2014-11-25 | 2016-06-01 | 株式会社泰极爱思 | 座垫组装构造以及车辆用座椅 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061107 |