JPH10235987A - シールプリントの製造方法及びプリンタ - Google Patents

シールプリントの製造方法及びプリンタ

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JPH10235987A
JPH10235987A JP9038033A JP3803397A JPH10235987A JP H10235987 A JPH10235987 A JP H10235987A JP 9038033 A JP9038033 A JP 9038033A JP 3803397 A JP3803397 A JP 3803397A JP H10235987 A JPH10235987 A JP H10235987A
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JP
Japan
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paper
print
recording paper
cutting blade
cutting
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Application number
JP9038033A
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English (en)
Inventor
Ken Nishimura
研 西村
Norikazu Kitamura
典和 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録紙片が台紙上に適正に貼着された
シールプリントの製造を可能にする一方、紙詰まりの発
生を効果的に抑制する。 【解決手段】 ローラ21にロール状に巻回された長尺
状のプリント用紙Pであって、台紙上に記録紙が剥離可
能に貼着されて構成されたプリント用紙Pを給送する給
紙部20と、プリント用紙Pの記録紙に画像を転写する
画像転写部40と、画像の転写された長尺状のプリント
用紙Pをシート状のプリント用紙にカットするプリント
用紙カッター部51と、シート状にカットされたプリン
ト用紙の記録紙のみを台紙に貼着された状態で複数の記
録紙片にカットする記録紙カッター部52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の転写された
複数の記録紙片が同一の台紙上に剥離可能に貼着されて
構成されたシールプリントの製造方法、及びそのシール
プリントを製造するためのプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の転写された複数の記録紙片
が同一の台紙上に剥離可能に貼着されて構成された、い
わゆるシールプリントと呼ばれるプリント製品を製造す
るプリンタが普及している。このようなシールプリント
を製造する従来のプリンタでは、複数の記録紙片が同一
の台紙上に剥離可能に貼着されて構成されたプリント用
紙が使用されており、このプリント用紙が画像転写部に
搬送され、この画像転写部で台紙上の各記録紙片に絵柄
や文字等の画像が転写される。なお、この画像の転写さ
れた各記録紙片は、ユーザにより台紙上から剥がされて
ユーザの所持品等の所要の物品に貼着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なシールプリントを製造するプリンタにおいては、台紙
上に貼着されている記録紙があらかじめ複数の記録紙片
にカットされているため、プリント用紙を画像転写部に
搬送する途中で、または画像の転写された後のプリント
用紙がプリンタの排出口に搬送される途中でカットされ
た記録紙片の一部が台紙上から剥がれて記録紙片の一部
が欠落したり、カットされた記録紙片の一部が部分的に
めくれたりするという虞があった。また、記録紙片の一
部が剥がれたり、めくれたりすると、その記録紙片が搬
送路や搬送ローラ等に付着し、それが原因で紙詰まりが
発生するという虞もあった。
【0004】特に、プリント用紙がロール状に形成され
たものでは、カール癖のついたプリント用紙を強制的に
平面状に戻すと、そのときにカットされた記録紙片がめ
くれやすくなるため、ロール状のものは使用しずらいと
いう別の問題もあった。
【0005】従って、本発明は、複数の記録紙片が台紙
上に適正に貼着されたシールプリントの製造を可能と
し、紙詰まりの発生を効果的に抑制することができるシ
ールプリントの製造方法、及び、そのシールプリントを
製造するためのプリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係るシールプリントの製造方法は、画像
の転写された複数の記録紙片が同一の台紙上に剥離可能
に貼着されて構成されたシールプリントの製造方法であ
って、台紙上に記録紙が剥離可能に貼着されて構成され
たプリント用紙の当該記録紙上に画像を転写する転写工
程と、前記転写工程を経た記録紙に対し、この記録紙の
みを台紙上で複数の記録紙片にカットする記録紙カット
工程とを備えたことを特徴としている。
【0007】この請求項1に係るシールプリントの製造
方法では、台紙上に記録紙が剥離可能に貼着されて構成
されたプリント用紙の当該記録紙上に画像が転写さた
後、このプリント用紙の記録紙のみが複数の記録紙片に
カットされる。
【0008】また、請求項2に係るシールプリントの製
造方法は、請求項1に係るシールプリントの製造方法に
おいて、前記プリント用紙が長尺状に構成されたもので
あり、この長尺状のプリント用紙をシート状のプリント
用紙にカットするプリント用紙カット工程を備えたこと
を特徴としている。
【0009】この請求項2に係るシールプリントの製造
方法では、画像が転写される前の長尺状のプリント用
紙、画像が転写された後であって、記録紙が複数の記録
紙片にカットされる前の長尺状のプリント用紙、又は、
記録紙が複数の記録紙片にカットされた後の長尺状のプ
リント用紙がプリント用紙カット工程でシート状のプリ
ント用紙にカットされる。
【0010】また、請求項3に係るシールプリントの製
造方法は、請求項2に係るシールプリントの製造方法に
おいて、前記プリント用紙カット工程が前記転写工程の
後に設けられ、前記記録紙カット工程が前記プリント用
紙カット工程の後に設けられたことを特徴としている。
【0011】この請求項3に係るシールプリントの製造
方法では、画像が転写された後に長尺状のプリント用紙
がシート状のプリント用紙にカットされ、このシート状
のプリント用紙の記録紙が複数の記録紙片にカットされ
る。
【0012】また、請求項4に係るシールプリントの製
造方法は、請求項1又は2に係るシールプリントの製造
方法において、前記シールプリントが、縦方向と横方向
とにそれぞれ複数の記録紙片が配列されて構成されてい
ることを特徴としている。
【0013】この請求項4に係るシールプリントの製造
方法では、台紙上に記録紙が剥離可能に貼着されて構成
されたプリント用紙の当該記録紙が縦方向及び横方向に
カットされ、縦横に配列された記録紙片とされる。
【0014】また、請求項5に係るプリンタは、画像の
転写された複数の記録紙片が同一の台紙上に剥離可能に
貼着されて構成されたシールプリントを製造するプリン
タであって、台紙上に記録紙が剥離可能に貼着されて構
成されたプリント用紙の当該記録紙上に画像を転写する
画像転写部と、前記画像転写部を経た記録紙に対し、こ
の記録紙のみを台紙上で複数の記録紙片にカットする記
録紙カッター部とを備えたことを特徴としている。
【0015】この請求項5に係るプリンタでは、台紙上
に記録紙が剥離可能に貼着されて構成されたプリント用
紙の当該記録紙上に画像が転写さた後、このプリント用
紙の記録紙のみが複数の記録紙片にカットされる。
【0016】また、請求項6に係るプリンタは、請求項
5に係るプリンタにおいて、前記プリント用紙が長尺状
に構成されたものであり、この長尺状のプリント用紙を
シート状のプリント用紙にカットするプリント用紙カッ
ター部を備えたことを特徴としている。
【0017】この請求項6に係るプリンタでは、画像が
転写される前の長尺状のプリント用紙、画像が転写され
た後であって、記録紙が複数の記録紙片にカットされる
前の長尺状のプリント用紙、又は、記録紙が複数の記録
紙片にカットされた後の長尺状のプリント用紙がシート
状のプリント用紙にカットされる。
【0018】また、請求項7に係るプリンタは、請求項
6に係るプリンタにおいて、前記プリント用紙が搬送路
に沿って搬送されるものであり、前記画像転写部、前記
記録紙カッター部及び前記プリント用紙カッター部が前
記搬送路に沿って配設されたものであって、前記プリン
ト用紙カッター部が前記画像転写部の下流側に設けら
れ、前記記録紙カッター部が前記プリント用紙カッター
部の下流側に設けられたことを特徴としている。
【0019】この請求項7に係るプリンタでは、画像が
転写された後に長尺状のプリント用紙がシート状のプリ
ント用紙にカットされ、このシート状のプリント用紙の
記録紙が複数の記録紙片にカットされる。
【0020】また、請求項8に係るプリンタは、請求項
5,6又は7に係るプリンタにおいて、前記記録紙カッ
ター部が、位置規制部及び当該位置規制部よりも小径の
切断刃取付部を有する切断刃側ローラと、この切断刃側
ローラに対向配置された切断台側ローラとを備え、前記
切断刃側ローラは、前記切断刃取付部の周方向に切断刃
を有し、前記位置規制部が前記切断台側ローラに接触し
た状態のときに前記切断刃取付部と前記切断台側ローラ
との間に少なくとも前記プリント用紙の厚み寸法と同寸
法のギャップが形成される一方、前記切断刃の刃部先端
と前記切断台側ローラとの間に前記プリント用紙の台紙
の厚みと同寸法のギャップが形成されるように構成され
たことを特徴としている。
【0021】この請求項8に係るプリンタでは、切断刃
側ローラーと切断台側ローラーとがプリント用紙を下流
側に搬送する方向に回転することにより、プリント用紙
が切断刃側ローラの切断刃取付部と切断台側ローラとの
間で下流側に搬送され、この搬送時に台紙上の記録紙の
みが切断刃取付部に取り付けられた切断刃により複数の
記録紙片にカットされる。
【0022】また、請求項9に係るプリンタは、請求項
8に係るプリンタにおいて、前記切断刃側ローラの位置
規制部が当該切断刃側ローラーの両端に形成される一
方、前記切断刃取付部が前記位置規制部間に形成され、
前記切断刃が前記切断刃取付部の長手方向に複数個配設
されたことを特徴としている。
【0023】この請求項8に係るプリンタでは、プリン
ト用紙が切断刃側ローラの位置規制部間の切断刃取付部
と切断台側ローラとの間で下流側に搬送され、この搬送
時に台紙上の記録紙のみが切断刃取付部に取り付けられ
た複数の切断刃により複数の記録紙片にカットされる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、シールプリントを製造する
プリンタの構成をシールプリントの製造方法と共に説明
する。図1は、本発明に係る一実施形態の昇華型熱転写
プリンタの概略構成を示す図である。この図において、
プリンタ10は、長尺状のプリント用紙Pを備えた給紙
部20、給紙部20からプリント用紙Pを用紙排出部側
に給送する用紙搬送部30、プリント用紙Pに画像を転
写する画像転写部40、画像の転写されたプリント用紙
Pをカットするカッター部50、カットされたプリント
用紙を外部に排出する用紙排出部60を備えている。
【0025】給紙部20は、プリント用紙Pをロール状
に巻回した回転自在のローラ21で構成されている。プ
リント用紙Pは、図2に示すように、テープ状の台紙D
上にテープ状の記録紙Kを粘着剤Nにより剥離可能に貼
着して構成した長尺状のもので、台紙D上の記録紙Kに
画像を転写するようにしたものである。そして、この実
施形態では、台紙Dに対して記録紙Kをめくると、記録
紙Kが裏面に粘着剤Nを付着させた状態で台紙Dから剥
離されるようになっている。
【0026】用紙搬送部30は、給紙部20のプリント
用紙Pを画像転写部40へ搬送するための上流ガイド板
31と、画像転写部40で画像の転写されたプリント用
紙Pをカッター部50へ搬送する下流ガイド板33と、
上流ガイド板31のローラ21寄りの位置に配設された
送出ローラ対34と、上流ガイド板31の画像転写部4
0寄りの位置に配設された搬送ローラ対35と、上流ガ
イド板31と下流ガイド板33との間であって、後述す
るプラテンローラ41の上流側に配設された第1のレジ
ストローラ対36と、第1のレジストローラ対36の上
流側近傍に配設された第1のセンサ361と、カッター
部50の上流側に配設された第2のレジストローラ対3
7とから構成されている。
【0027】なお、上記搬送ローラ対35の上側ローラ
351はバネ等により下方へ付勢される一方、下側ロー
ラ352は半月状に形成され、通常時、この下側ローラ
352はその円弧部が下側に位置していて上側ローラ3
51との間にギャップが形成されるようになっている。
また、上記の送出ローラ対34、搬送ローラ対35及び
第1のレジストローラ対36は、パルスモータ等からな
る駆動系701(図7)により駆動され、第2のレジス
トローラ対37は、パルスモータ等からなる駆動系70
2(図7)により駆動されるようになっている。
【0028】また、上流ガイド板31の送出ローラ対3
4と搬送ローラ対35との間には、プリント用紙Pの弛
み部を形成するためのループ形成部38が配設されてい
る。このループ形成部38には、プリント用紙Pの存否
を検出する第2のセンサ381が配設されている。ま
た、下流ガイド板33は、その後半部331が上流側に
位置する一端を回動支点として上下動することにより、
後半部331の下流側に位置する他端がレジストローラ
対37に対向する位置(実線で示す位置)とその下方の
退避位置(2点鎖線で示す位置)との間を移動するよう
になっている。この下流ガイド板33の後半部331
は、ソレノイド等からなる駆動系703(図7)により
駆動されるようになっている。
【0029】画像転写部40は、上流ガイド板31と下
流ガイド板33とに跨って配設されており、上流ガイド
板31と下流ガイド板33との間に配設されたプリント
用紙Pの幅方向(図1の紙面を貫く方向)に伸びるプラ
テンローラ41、プラテンローラ41の上流側寄りの上
方位置に配設されたガイドローラ42、プラテンローラ
41に対向する位置に配設されたサーマルヘッドからな
る印字部431を備えた上部方向に付勢されてなるプリ
ンタヘッド43、回動軸44に取り付けられ、プリンタ
ヘッド43の上部に当接することによってプリンタヘッ
ド43を上下動させるカム45、プラテンローラ41と
印字部431との間に配設されるインクリボン461を
リボンケース462に収納してなるリボンカセット4
6、プリンタヘッド43の印字部431を駆動する駆動
回路部47、及び駆動回路部47に画像データを出力す
る画像データ出力部48から構成されている。
【0030】印字部431は、プラテンローラ41の長
手方向に沿って配設され、その長手方向と直交する方向
に多数の発熱体が並列的に配設されて構成されている。
また、リボンカセット46は、リボンケース462内に
インクリボン461が巻回されたリボン供給ボビン46
3とリボン巻取ボビン464とを備え、そのリボンケー
ス462のリボン供給ボビン463とリボン巻取ボビン
464との間に形成されている凹溝465内に上記ガイ
ドローラ42が配設されるようになっている。
【0031】インクリボン461は、プリント用紙Pの
幅よりも幾分大きな幅を有する樹脂フィルム等からなる
テープ状シートの表面に、プリント用紙Pにカラー画像
を記録するためのイエローインク領域、マゼンタインク
領域及びシアンインク領域が長手方向に沿って順に形成
される一方、シアンインク領域に続いてプリント用紙P
に転写したカラー画像の上から透明の保護膜を形成する
ためのオーバーレイヤ領域が形成され、これら各領域が
順に繰り返して形成されることにより構成されている。
【0032】画像データ出力部47は、ネガフィルム等
のカラー画像をCCD等の撮像素子で読み取ったR、
G、Bの色分離された画像データに所定の画像処理を施
して出力したり、パソコン等の外部装置から入力された
画像データを出力したりするものである。この画像デー
タ出力部47から出力される画像データは、画像のレイ
アウト、プリント倍率等の予め指定された内容のものが
1ライン分毎に出力される。なお、上記カム45とリボ
ン巻取ボビン464とは、パルスモータ等からなる駆動
系704(図7)により駆動されるようになっている。
【0033】カッター部50は、画像転写部40におい
て所定の画像が転写された長尺状のプリント用紙Pの台
紙Dと記録紙Kとをその幅方向に沿ってカットすること
により、図3に示すような独立したシート状のプリント
用紙P´とするプリント用紙カッター部51と、プリン
ト用紙カッター部51によりカットされたシート状のプ
リント用紙P´の台紙D上の記録紙Kのみを台紙Dに貼
着された状態で、図4に示すような縦横に配列された矩
形状の複数の記録紙片K´にカット(いわゆる、半抜き
カット)する記録紙カッター部52とを備えている。な
お、この図4に示す実施形態では、幅方向に隣接する記
録紙片K´間にギャップG1が形成され、搬送方向に隣
接する記録紙片K´間にギャップG2が形成されてい
る。
【0034】プリント用紙カッター部51は、レジスト
ローラ対37の下流側に配設され、搬送されてきたプリ
ント用紙Pの先端を検出する第3のセンサ511と、こ
の第3のセンサ511の下流側に配設され、プリント用
紙Pの幅方向寸法よりも大きな寸法を有する長尺状の切
断刃512とを備えている。この切断刃512は、駆動
モータにより昇降する昇降機構を備えた駆動系705
(図7)により上下動するようになっている。
【0035】記録紙カッター部52は、プリント用紙カ
ッター部51の下流側に配設され、搬送されてくるプリ
ント用紙P´の上方に位置するように配設された切断刃
側ローラ521と、搬送されてくるプリント用紙P´の
下方に位置するように配設された切断台側ローラ522
とを備えている。
【0036】切断刃側ローラ521は、図5及び図6に
示すように、両端に位置して下方の切断台側ローラ52
2の周面に接触する大径状の位置規制部521a,52
1bと、この大径状の位置規制部521a,521b間
に位置し、プリント用紙Pの幅方向寸法よりも幾分大き
な長さ寸法を有する小径状の切断刃取付部521cとを
備えており、この切断刃取付部521cには、切断刃取
付部521cの周方向に沿った湾曲形状を有する複数
(図示では4個)の切断刃53,54,55,56が長
手方向に沿って隣接する各切断刃間にギャップG1(図
6)を形成するようにして取り付けられている。このギ
ャップG1は、図4に示すシート状のプリント用紙P´
における記録紙片K´の幅方向に隣接する記録紙片K´
間のギャップG1に対応するものである。
【0037】各切断刃53,54,55,56は、切断
刃取付部521cの周方向に、第1の切断刃531、5
41、551、561と、第2の切断刃532、54
2、552、562とを各端縁間にギャップG2(図
6)を形成するようにして配設することにより構成され
ている。また、第1の切断刃531,541,551,
561は、切断刃取付部521cの長手方向における同
じ周方向位置に配置され、同様に第2の切断刃532,
542,552,562も、切断刃取付部521cの長
手方向における同じ周方向位置に配置されている。上記
ギャップG2は、図4に示すシート状のプリント用紙P
´における記録紙片K´の搬送方向に隣接する記録紙片
K´間のギャップG2に対応するものである。
【0038】第1の切断刃531,541,551,5
61及び第2の切断刃532,542,552,562
は、展開すると矩形状となる金属板でそれぞれ構成さ
れ、各金属板の周囲全域に外方に突出する刃部531
a,541a,551a,561a及び532a,54
2a,552a,562aを形成することにより構成さ
れたものであり、切断刃取付部521cの周面に形成し
た凹み部に配設することにより刃部531a,541
a,551a,561a及び532a,542a,55
2a,562aのみが切断刃取付部521cの周面から
突出し、刃部531a,541a,551a,561a
及び532a,542a,552a,562aを除いた
部分は切断刃取付部521cの周面と同じ面内に位置す
るようになっている。
【0039】切断台側ローラ522は、図5に示すよう
に、全域が同一径となる円柱状に構成されており、切断
刃側ローラ521は、その位置規制部521a,521
bが切断台側ローラ522に接触した状態で配設され
る。このとき、図6に示すように、切断刃側ローラ52
1の切断刃取付部521c周面と切断台側ローラ522
周面との間にギャップG3が形成され、このギャップG3
が図2に示すプリント用紙Pの厚みT1よりも幾分大き
な寸法となるように切断刃取付部521cの径が設定さ
れている。
【0040】また、図6に示すように、刃部531a,
541a,551a,561a及び532a,542
a,552a,562a先端が切断台側ローラ522周
面に対向するとき、それらの間にギャップG4が形成さ
れ、このギャップG4が図2に示すプリント用紙Pにお
ける台紙Dの厚みT2と同一寸法となるように刃部53
1a,541a,551a,561a及び532a,5
42a,552a,562aの先端位置が設定されてい
る。
【0041】上記のように構成された切断刃側ローラ5
21と切断台側ローラ522とは、切断刃側ローラ52
1の一端に取り付けられた切断刃側ギア523、切断台
側ローラ522の一端に取り付けられ、切断刃側ギア5
23と噛合するカッター台側ギア524、このカッター
台側ギア524と噛合された駆動源側ギア526、この
駆動源側ギア526に回転力を与える駆動モータ525
等からなる駆動系706(図7)により、互いに逆方向
に回転するようになっている。
【0042】この切断刃側ローラ521と切断台側ロー
ラ522とが回転することにより、プリント用紙カッタ
ー部51でカットされたシート状のプリント用紙P´が
上記ギャップG3部分に挿入されて下流側に搬送され
る。このとき、プリント用紙P´の記録紙Kのみが各切
断刃53,54,55,56の刃部531a,541
a,551a,561a,532a,542a,552
a,562aにより、図4に示すような縦横に配列され
た複数の記録紙片K´にカットされ、シールプリントが
形成されることになる。
【0043】用紙排出部60は、カッター部50でカッ
トされたプリント用紙P´(シールプリント)をプリン
タ外部に排出するガイド61を備えている。
【0044】図7は、上記のように構成された本発明に
係るプリンタ10の主要な制御構成を示すブロック図で
ある。制御部70は、制御処理を行うCPU71、シー
ルプリントの製造プログラムが記憶されているROM7
2、処理データを一時的に記憶するRAM73を備えて
おり、上記製造プログラムに従ってプリンタ10の全体
の動作を制御する。また、この制御部70は、以下の構
成要素と電気的に接続されている。
【0045】すなわち、CPU71は、スタートスイッ
チSW、第1のセンサ361、第2のセンサ381及び
第3のセンサ511から信号が入力されることにより、
画像データ出力部48、送出ローラ対・搬送ローラ対・
第1のレジストローラ対の駆動系701、第2のレジス
トローラ対の駆動系702、下流ガイド板の駆動系70
3、画像転写部の駆動系704、プリント用紙カッター
部の駆動系705、及び記録紙カッター部の駆動系70
6をそれぞれ駆動制御する。
【0046】上記のように構成されたプリンタ10は、
次のように動作する。すなわち、給紙部20のロール状
のプリント用紙Pをローラ21から引き出し、その先端
を送出ローラ対34の位置にセットする。そして、この
状態でスタートスイッチSW(図7)が押されると、プ
リント用紙Pは、送出ローラ対34が駆動することによ
り停止した状態の第1のレジストローラ対36側に給送
される。プリント用紙Pは、その先端がレジストローラ
対36の位置に到達し、それより下流側への送出が制止
されるようになった後もローラ21から送り出される結
果、ループ形成部38において図示のような弛みループ
が形成されることになる。この弛みループは画像の転写
に必要な所定長さ分だけ形成されるようになっている。
【0047】そして、レジストローラ対36近傍の第1
のセンサ361でプリント用紙Pの先端が検出され、同
時にループ形成部38の第2のセンサ381でプリント
用紙Pの弛みループが検出されると、送出ローラ対34
は停止する。すると、搬送ロータ対35が駆動し、下側
ローラ352が1回転してプリント用紙Pをレジストロ
ーラ対36側に給送する。これにより、プリント用紙P
の先端が確実にレジストローラ対36に当接され、転写
開始位置がずれないようになる。
【0048】次いで、レジストローラ対36が駆動し、
プリント用紙Pをループ形成部38に形成されている弛
みループ分、すなわち、画像の転写に必要な所定長さ分
だけ一旦、下流ガイド板33側(下流側)に搬送(順
送)して後端の印字スタート位置で停止させた後、画像
転写部40のプリンタヘッド43の印字動作と同期させ
てプラテンローラ41と印字部431との間に間欠的に
逆送させる。プリント用紙Pが逆送されると、再びルー
プ形成部38に弛みループが形成されることになる。
【0049】なお、この順送と逆送時には、下流ガイド
板33は、その後半部331が下方の退避位置に移動し
ており、プリント用紙Pの先端側が第2のレジストロー
ラ対37から離反して移動自在な状態となっている。ま
た、上記のように、ループ形成部38において弛みルー
プが形成されることにより、プリント用紙Pの画像転写
部40における移動が給紙部20のプリント用紙Pの移
動に影響を与えないようになる。
【0050】印字部431は、プラテンローラ41と印
字部431との間に間欠的に逆送されるプリント用紙P
の記録紙Kに対して、画像データ出力部48から送出さ
れた画像データに基づき駆動回路部47が駆動され、こ
れにより発熱体が発熱して所定のカラー画像を転写す
る。このカラー画像の転写は、プリント用紙Pの順送と
逆送とを3回繰り返し、その各逆送時にイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各インクをプリント用紙Pに順に転写す
ることにより行なわれる。そして、最後にもう一度プリ
ント用紙Pの順送と逆送を繰り返し、その逆送時にカラ
ー画像が転写されたプリント用紙Pの上からオーバーレ
イヤ材による印字を行なう。このオーバーレイヤ材によ
る印字が終了すると、下流ガイド板33の後半部331
が上方に移動され、プリント用紙Pの先端側がレジスト
ローラ対37に搬送可能な状態にされる。
【0051】インクリボン461は、プリント用紙Pの
画像転写部40における移動と同期してリボン巻取ボビ
ン464に巻き取られることにより、リボン供給ボビン
463からイエローインク領域、マゼンタインク領域、
シアンインク領域及びオーバーレイヤ領域が順に繰り出
される。なお、インクリボン461のリボン巻取ボビン
464への巻き取り時には、インクリボン461に掛止
されているガイドローラ42が従動して巻き取り可能と
なるが、巻き取り終了時にはガイドローラ42が従動不
能になってインクリボン461が不用意に移動しないよ
うになっている。また、印字部431は、プリント用紙
Pの順送時にはカム45により上部に移動してインクリ
ボン461から離反する一方、逆送時には下方に移動し
てインクリボン461の裏面に当接する。
【0052】上記のようにしてカラー画像が転写された
プリント用紙Pは、レジストローラ対37によりプリン
ト用紙カッター部51に搬送される。そして、第3のセ
ンサ511でプリント用紙Pの先端が検出された後に画
像の転写された領域分だけ搬送されると、プリント用紙
カッター部51の切断刃512が動作して長尺状のプリ
ント用紙Pがシート状のプリント用紙P´にカットされ
る。このとき、カットされる前のプリント用紙Pの先端
は、記録紙カッター部52の切断刃側ローラ521と切
断台側ローラ522との間に挟まれた状態となってい
る。そのため、カットされたプリント用紙P´は、記録
紙カッター部52に引き込まれ、プリント用紙P´の記
録紙Kが半抜きカットされて複数の記録紙片K´とさ
れ、シールプリントが構成される。このシールプリント
は、記録紙カッター部52の切断刃側ローラ521と切
断台側ローラ522とにより用紙排出部60に搬送さ
れ、ガイド61を介してプリンタ10の外部に排出され
る。
【0053】なお、プリント用紙カッター部51で先端
側の画像の転写された領域がカットされた長尺状のプリ
ント用紙Pは、レジストローラ対36,37により逆送
されて先端が第1のセンサ361の位置にまで戻され、
上記の動作を繰り返して順次シールプリントが製造され
る。
【0054】上記のように構成されたシールプリントの
製造方法及びそのシールプリントを製造するプリンタに
よれば、画像を転写した後で半抜きカットが行われるの
で、プリント用紙の搬送途中で記録紙片の一部が台紙か
ら剥がれたり、めくれたりすることが効果的に抑制さ
れ、その結果、台紙から剥がれたりした記録紙片が搬送
路等に付着することが原因で発生する紙詰まりを効果的
に抑制することが可能となる。また、台紙から剥がれた
りした記録紙片が搬送路等に付着するようなことが抑制
される結果、搬送路を湾曲させて構成することができる
ようになり、搬送路を湾曲させた場合は搬送路の搬送方
向におけるスペースを小さくすることができてプリンタ
の小型化を促進することが可能となる。
【0055】なお、本発明は上記実施形態のように構成
されるが、以下のような変形形態も採用可能である。
【0056】(1)上記実施形態では、プリント用紙カ
ッター部51の下流側に記録紙カッター部52を配設す
ることにより、長尺状のプリント用紙Pをシート状のプ
リント用紙P´にカットした後で半抜きカットを行うよ
うにしているが、プリント用紙カッター部51を記録紙
カッター部52の下流側に配設することにより、長尺状
のプリント用紙Pのままで半抜きカットを行い、その後
にシート状のプリント用紙P´にカットするようにする
ことも可能である。
【0057】この場合には、プリント用紙カッター部の
下流側に排出ローラ対を配設しておき、この排出ローラ
対で長尺状のプリント用紙Pをシート状のプリント用紙
P´にカットすることにより得られるシールプリントを
プリンタ10の外部に排出するようにしてもよい。ただ
し、プリント用紙カッター部51の下流側に記録紙カッ
ター部52を配設すると、記録紙が複数の記録紙片にカ
ットされ後、最短距離でプリンタ10の外部に排出され
ることになるので、記録紙片が台紙から剥がれて搬送路
等に付着する割合がきわめて少なくなり、紙詰まりの発
生をより効果的に抑制することができる。
【0058】(2)上記実施形態では、プリント用紙カ
ッター部51の切断刃512のすぐ後に記録紙カッター
部52を配設しているが、プリント用紙カッター部51
の切断刃512の後にレジストローラ対を配設し、この
レジストローラ対で同期をとってシート状にカットされ
たプリント用紙P´を半抜きカッター部52に搬送する
ようにすることもできる。
【0059】(3)上記実施形態では、記録紙カッター
部52を構成している切断刃側ローラ521の切断刃取
付部521cの径を位置規制部521aの径よりも小さ
くしているが、切断台側ローラ522における切断刃側
ローラ521の位置規制部521aが接触する箇所を大
径状に形成し、切断刃取付部521cと対向する箇所を
小径状に形成すると、切断刃側ローラ521の切断刃取
付部521cの径を位置規制部521aの径と同一にし
たり、位置規制部521aの径よりも大きくすることが
可能となる。
【0060】(4)上記実施形態では、記録紙カッター
部52を構成している切断刃側ローラ521の切断刃取
付部521cの周方向に第1の切断刃531乃至561
と、第2の切断刃532乃至562とをギャップG2
介して取り付けるようにしている(すなわち、周方向に
2個の切断刃をギャップG2を介して取り付けるように
している)が、周方向に1個の切断刃を取り付けるよう
にしてもよい。この場合は、切断刃側ローラ521の径
を小さくする一方、切断刃の周方向における両端縁間に
ギャップG2を形成するようにすればよい。また、周方
向に3個以上の切断刃を取り付けるようにすることも可
能である。この場合は、切断刃側ローラ521の径を大
きくする一方、各切断刃の周方向における端縁間にギャ
ップG2を形成するようにすればよい。
【0061】なお、第1の切断刃531乃至561及び
第2の切断刃532乃至562は、上記実施形態では記
録紙Kを矩形状の記録紙片K´にカットするための形状
とされているが、記録紙片K´は三角形状、星形状、ハ
ート形状、円形状、楕円形状等の矩形状以外の他の形状
にしてもよいので、必要とする記録紙片K´の形状に対
応した形状にすることができる。この場合、記録紙カッ
ター52の切断刃側ローラ521、又は記録紙カッター
52全体を取替え自在に構成しておくと、プリンタ10
の汎用性を高めることができる。
【0062】(5)上記実施形態では、プリント用紙カ
ッター部51を画像転写部40の下流側に配設すること
により、プリント用紙Pの記録紙Kに画像を転写した後
に長尺状のプリント用紙Pをカットしてシート状のプリ
ント用紙P´としているが、プリント用紙カッター部5
1を画像転写部40の上流側に配設することにより、プ
リント用紙Pの記録紙Kに画像を転写する前に長尺状の
プリント用紙Pをカットしてシート状のプリント用紙P
´とするようにしてもよい。この場合でも、記録紙Kは
まだ半抜きカットされていないので、画像を転写した後
に長尺状のプリント用紙Pをカットしてシート状のプリ
ント用紙P´とする場合と全く同様の効果を奏する。
【0063】なお、長尺状のプリント用紙Pを使用せ
ず、最初からシート状にカットされたプリント用紙P´
を使用するようにすることも可能である。この場合は、
給紙部20は、例えば、シート状の多数のプリント用紙
P´を積層した状態で収納する用紙カセットと、このカ
セットから一枚づつプリント用紙P´を画像転写部40
に給紙する給紙ローラ等で構成すればよい。ただし、ロ
ール状に巻回した長尺状のプリント用紙Pを使用した場
合は、ロール一巻き分の長さを長くしておくことによ
り、用紙の取替え回数が削減でき、メンテナンスに手間
のかからない使い勝手の良好なプリンタとすることがで
きる。
【0064】(6)上記実施形態では、画像転写部40
は、インクリボン461を使用した熱転写方式を採用し
たものであるが、インクジェット方式や静電方式等の他
の方式からなるものでもよく、ノンインパクト方式、イ
ンパクト方式を問わず種々の方式のものを採用すること
ができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至4のシール
プリントの製造方法によれば、台紙上に記録紙が剥離可
能に貼着されて構成されたプリント用紙の当該記録紙上
に画像を転写する転写工程と、前記転写工程を経た記録
紙に対し、この記録紙のみを台紙上で複数の記録紙片に
カットする記録紙カット工程とを備えているので、複数
の記録紙片が台紙上に適正に貼着されたシールプリント
の製造が可能となり、また、プリント用紙の搬送途中で
記録紙片の一部が剥がれたりして紙詰まりが生じるのを
効果的に抑制することができる。
【0066】また、請求項5乃至7のプリンタによれ
ば、台紙上に記録紙が剥離可能に貼着されて構成された
プリント用紙の当該記録紙上に画像を転写する画像転写
部と、前記画像転写部を経た記録紙に対し、この記録紙
のみを台紙上で複数の記録紙片にカットする記録紙カッ
ト部とを備えているので、複数の記録紙片が台紙上に適
正に貼着されたシールプリントの製造が可能となり、ま
た、プリント用紙の搬送途中で記録紙片の一部が剥がれ
たりして紙詰まりが生じるのを効果的に抑制することが
できる。
【0067】また、請求項8及び9のプリンタによれ
ば、上記記録紙カッター部が、位置規制部及び当該位置
規制部よりも小径の切断刃取付部を有する切断刃側ロー
ラと、この切断刃側ローラに対向配置された切断台側ロ
ーラとを備え、上記切断刃側ローラは、上記切断刃取付
部の周方向に切断刃を有しているので、台紙上の記録紙
を複数の記録紙片に確実にカットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの構成を示
す図である。
【図2】図1に示すプリンタに使用される長尺状のプリ
ント用紙の構成を説明するための図である。
【図3】長尺状のプリント用紙を幅方向にカットして得
られるシート状のプリント用紙を示す図である。
【図4】シート状のプリント用紙を半抜きカットして得
られるシールプリントを示す図である。
【図5】記録紙カッター部の構成を示す斜視図である。
【図6】記録紙カッター部の要部を示す正面図である。
【図7】プリンタの主要な制御構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 20 給紙部 30 用紙搬送部 40 画像転写部 50 カッター部 51 プリント用紙カッター部 52 記録紙カッター部 53,54,55,56 切断刃 521 切断刃側ローラ 522 切断台側ローラ 531,541,551,561 第1の切断刃 532,542,552,562 第2の切断刃 521a,521b 位置規制部 521c 切断刃取付部 531a,541a,551a,561a 刃部 532a,542a,552a,562a 刃部 60 用紙排出部 70 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の転写された複数の記録紙片が同一
    の台紙上に剥離可能に貼着されて構成されたシールプリ
    ントの製造方法であって、台紙上に記録紙が剥離可能に
    貼着されて構成されたプリント用紙の当該記録紙上に画
    像を転写する転写工程と、前記転写工程を経た記録紙に
    対し、この記録紙のみを台紙上で複数の記録紙片にカッ
    トする記録紙カット工程とを備えたことを特徴とするシ
    ールプリントの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールプリントの製造方
    法において、前記プリント用紙は長尺状に構成されたも
    のであり、この長尺状のプリント用紙をシート状のプリ
    ント用紙にカットするプリント用紙カット工程を備えた
    ことを特徴とするシールプリントの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記プリント用紙カット工程は前記転写
    工程の後に設けられ、前記記録紙カット工程は前記プリ
    ント用紙カット工程の後に設けられたことを特徴とする
    請求項2記載のシールプリントの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記シールプリントは、縦方向と横方向
    とにそれぞれ複数の記録紙片が配列されて構成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載のシールプ
    リントの製造方法。
  5. 【請求項5】 画像の転写された複数の記録紙片が同一
    の台紙上に剥離可能に貼着されて構成されたシールプリ
    ントを製造するプリンタであって、台紙上に記録紙が剥
    離可能に貼着されて構成されたプリント用紙の当該記録
    紙上に画像を転写する画像転写部と、前記画像転写部を
    経た記録紙に対し、この記録紙のみを台紙上で複数の記
    録紙片にカットする記録紙カッター部とを備えたことを
    特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリンタにおいて、前記
    プリント用紙は長尺状に構成されたものであり、この長
    尺状のプリント用紙をシート状のプリント用紙にカット
    するプリント用紙カッター部を備えたことを特徴とする
    プリンタ。
  7. 【請求項7】 前記プリント用紙は搬送路に沿って搬送
    されるものであり、前記画像転写部、前記記録紙カッタ
    ー部及び前記プリント用紙カッター部は前記搬送路に沿
    って配設されたものであって、前記プリント用紙カッタ
    ー部は前記画像転写部の下流側に設けられ、前記記録紙
    カッター部は前記プリント用紙カッター部の下流側に設
    けられたことを特徴とする請求項6記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記記録紙カッター部は、位置規制部及
    び当該位置規制部よりも小径の切断刃取付部を有する切
    断刃側ローラと、この切断刃側ローラに対向配置された
    切断台側ローラとを備え、前記切断刃側ローラは、前記
    切断刃取付部の周方向に切断刃を有し、前記位置規制部
    が前記切断台側ローラに接触した状態のときに前記切断
    刃取付部と前記切断台側ローラとの間に少なくとも前記
    プリント用紙の厚み寸法と同寸法のギャップが形成され
    る一方、前記切断刃の刃部先端と前記切断台側ローラと
    の間に前記プリント用紙の台紙の厚みと同寸法のギャッ
    プが形成されるように構成されたことを特徴とする請求
    項5,6又は7記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記切断刃側ローラの位置規制部は当該
    切断刃側ローラーの両端に形成される一方、前記切断刃
    取付部は前記位置規制部間に形成され、前記切断刃は前
    記切断刃取付部の長手方向に複数個配設されたことを特
    徴とする請求項8記載のプリンタ。
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