JPH10235838A - 湿し水除去装置 - Google Patents

湿し水除去装置

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JPH10235838A
JPH10235838A JP9037770A JP3777097A JPH10235838A JP H10235838 A JPH10235838 A JP H10235838A JP 9037770 A JP9037770 A JP 9037770A JP 3777097 A JP3777097 A JP 3777097A JP H10235838 A JPH10235838 A JP H10235838A
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昌晃 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湿し水過剰によるトラブル問題を解決するもの
で、インキローラー表面上の余剰の湿し水を効果的に除
去する湿し水除去装置の提供にある。 【解決手段】オフセット印刷機におけるインキローラー
群の内の版胴40の版面29に近傍した少なくとも一つ
以上の湿し水60が混在するインキ50膜で覆われてい
るインキローラー1表面に、該インキローラー軸方向に
沿ってエアーを吹きつける手段2、6と該エアーの吹き
つけ流量を予め設定した量に調節する手段11、14と
該インキローラー1近傍の周囲の温湿度を測定する手段
16及び前記手段による温湿度の測定値に基づき吹きつ
けるエアーの湿度を任意の値に調節する手段11、15
とを具備してなる湿し水除去装置としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
に関するものであり、特にインキローラー表面の余分な
湿し水を取り除くための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフセット印刷において湿し
水による印刷トラブルが数多く知られ、特に湿し水の付
与過剰によるトラブルが多い。例えば湿し水過剰による
トラブル事例として、ローラーはげ(インキローラーに
インキが付着しなくなり、インキの転移量不足で印刷濃
度が低下する)、版残り(インキの水負けによって版上
に流動性を失ったインキが溜まり、その上にインキが乗
らなくなるため印刷濃度が低下する)、ゴースト(イン
キの水負けにより、絵柄の一部に影が現れる)現象など
の他、湿し水過剰による印刷物の乾燥遅延や不足が原因
でブリスタリング(絵柄部がオフセット輪転機のドライ
ヤーで火ぶくれとなる)、背割れ・折り割れ(乾燥後、
紙が折り機で折られる際に割れる)、チョーキング(乾
燥後の印刷物がいつまでたってもチョークの粉状にコス
レ落ちる)、裏移り(棒積み状態でインキが乾燥するま
での間に、刷面のインキが裏に移る)現象の他、印刷物
の耐摩擦不良や光沢不足など枚挙にいとまがない。
【0003】このような湿し水過剰現象の原因等を以下
に説明する。従来のオフセット印刷機は、図3に示すよ
うにインキ(50)を一時的に溜めておくインキ壺(3
0)と湿し水(60)を蓄えて置く水舟(20)があ
る。インキ(50)と湿し水(60)は別々のルートを
複数のローラーを経て版面(29)に到達して合流す
る。ここで湿し水(60)は、版面(29)の非画線部
にインキ(50)が着かないようにするために、水舟
(20)から水元ローラー(21)と複数のローラーを
経ることにより均一で薄い水膜を水着けローラー(2
2)の表面に形成できるようにして、版面(29)全面
に湿し水(60)を着ける。
【0004】一方、インキ(50)はインキ壺(30)
内のドクターブレード様インキキー(31)とインキ元
ローラー(32)によって形成される隙間を調節するこ
とにより印刷する絵柄に応じて印刷紙面全体に転移させ
るインキ(50)量を調節する機構になっている。つま
り、インキキー(31)は、インキ元ローラー(32)
のローラー軸方向に一定間隔毎に分割されたドクターブ
レードが規則正しく配置されている。そして、印刷する
絵柄が異なる度にインキ元ローラー(32)とインキキ
ー(31)の間隔は、ローラー軸方向に異なった隙間の
配列ができるようになっている。
【0005】以上のような状態を模式的に図4に示し
た。この図4では、インキキーの個数が4分割されてい
る例(実際のオフセット印刷機では20〜30分割のイ
ンキキーで構成されている)であり、位置A部(A)が
インキ(50)消費量が最も多く、位置B部(B)、位
置C部(C)、位置D部(D)へと少なくなっているよ
うな絵柄を印刷する場合のインキローラー(1)表面上
のインキ(50)膜厚などの状態を示している。再度図
3に示すように、インキ(50)は、版面(29)にイ
ンキ(50)を着けるインキ着けローラー(23、2
4、25、26)に対してインキキー(31)の数とイ
ンキキー(31)の軸方向の幅サイズに応じて部分的に
インキ(50)着け量すなわちインキ膜厚を調節するこ
とができる。一方、湿し水(60)は各ローラー幅方向
に対して一定の水膜厚を版面(29)に着けるようにな
っている。
【0006】実際の印刷では、インキ(50)自体が湿
し水(60)を吸収するため、インキ着けローラー(2
3、24、25、26)上のインキ膜厚が厚いほど湿し
水(60)を多く吸収することから、上述のようにイン
キ膜厚が絵柄に応じてインキローラーの幅方向で異なっ
ているのに対し、湿し水(60)は一定の水膜厚となる
ため、図4で示す位置A部(A)では湿し水(60)を
多く吸収し、位置D部では吸収量が少ないため、大量の
印刷においては自ずと位置D部(D)において湿し水
(60)を吸収しきれなくなり余ることになる。これが
湿し水(60)過剰になる一例であって、このため前記
のようなさまざまなトラブルとなる。
【0007】これを実証するために、図4に示すような
湿し水(60)がインキローラー(1)の幅方向に一定
で、インキ(50)膜厚が位置A部(A)が厚く、位置
B部(B)、位置C部(C)、位置D部(D)と薄くな
っていく条件で連続印刷実験を行った。その結果を図5
に連続印刷の経過時間に対する各部の反射濃度変化とし
て表示した。この結果からインキ膜厚の最も小さい位置
D部(D)においては、湿し水(60)過剰が時間とと
もに多くなり、印刷濃度低下(インキ転移量の低下)が
大きくなり、位置C部(C)、位置B部(B)の順に小
さくなり、位置A部(A)ではほぼ変化がない状態とな
っている。すなわちD部においては湿し水(60)過剰
が時間とともに多くなるのに対し、位置A部(A)が正
常状態であり、インキ量と湿し水のバランスが良くとれ
ている状態にあることになる。この状態が続くと前述の
ようなトラブルとなって現れることになる。
【0008】このような問題を解決する手段として、特
開平1−163066号に提案されている。この提案
は、ローラーとの間に直流高電圧電界を形成したときの
静電誘導により同ローラーの表面に付着しているインキ
層中から湿し水の水滴を凝集させながらインキ層外に抜
き取って下方へ導く高電圧電極を有し、同電圧電極を上
記ローラーから一定距離隔たった位置にローラの軸方向
に沿って配設したことを特徴とする印刷機の過剰湿し水
除去装置としたものであるが、湿し水がインキ中にある
程度分散乳化させることによって、適度のインキ粘度や
その転移性が保たれるものであって、この提案のよう
に、インキ中の湿し水を必要以上に取り除くことは好ま
しくなく、印刷不良の原因となるものであった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な湿し水(60)過剰によるトラブル問題を解決するも
のであり、その課題とするところは、インキローラー表
面上に余剰の湿し水(60)を効果的に除去する湿し水
除去装置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、オフセッ
ト印刷機におけるインキローラー群の内の版胴(40)
の版面(29)に近傍した少なくとも一つ以上の湿し水
(60)が混在するインキ(50)膜で覆われているイ
ンキローラー表面に、該インキローラー軸方向に沿って
エアーを吹きつける手段と該エアーの吹きつけ流量を予
め設定した量に調節する手段とからなることを特徴とす
る湿し水除去装置としたものである。
【0010】また、請求項2の発明では、前記インキロ
ーラー近傍の周囲の温度を測定する手段、周囲の湿度を
測定する手段および前記両手段による温度と湿度の測定
値に基づき前記吹きつけるエアーの湿度を任意の値に調
節する手段とを具備してなる湿し水除去装置としたもの
である。
【0011】また、請求項3の発明では、前記インキロ
ーラー軸方向に沿ってエアーを吹きつける手段が、任意
に分割されてなる湿し水除去装置としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。本発明の湿し水除去装置は図1に示すように、まず
請求項1の発明では、オフセット印刷機におけるインキ
ローラー群(100)の内の版胴の版面に近傍した少な
くとも一つ以上の湿し水が混在するインキ膜で覆われて
いるインキローラー(1)表面に、このインキローラー
(1)軸方向に沿ってエアーを吹きつける調節弁(6)
を備えたエアー吹きつけ部(2)とそのエアーの吹きつ
け流量を予め設定した量に調節する手段(制御部(1
1)、エアー流量制御弁(14))とからなることを特
徴とする湿し水除去装置としたものであって、図2に示
すようなインキローラー(1)表面上のインキ(50)
膜の表面に余剰湿し水となる表面水(60F)を除去
し、印刷トラブルを防止しようというものである。
【0013】前記エアー吹き出し部(2)は、図2に示
すように、複数の吹き出し孔(2a)を設けることによ
って、エアーが均一にインキローラー(1)表面に吹き
出すように配慮したものである。また、図1に示すよう
に、エアー流量制御弁(14)を設け、制御部(11)
から、エアーポンプ(12)とエアー流量制御弁(1
4)をコントロールすることによって、予め設定したエ
アー流量を常に安定的に確保できるようにしたものであ
る。
【0014】上記のエアー吹き出し部(2)からのエア
ー流量はインキローラー(1)のサイズや印刷する絵柄
の画線部の量等によって定められるが、多すぎるとロー
ラー上でインキが乾き、インキ転移性等に影響するた
め、インキローラー(1)一本につき毎分20リットル
以下が好ましい。
【0015】ここで本発明の前記湿し水除去装置の効果
を検証するため、以下の実験を行った。図2に示すよう
に、インキローラー(1)表面上にインキ中に吸収(乳
化)された湿し水(60M)を含むインキ(50)膜を
形成させ、余剰湿し水となる表面水(60R)を形成さ
せるように湿し水供給量を調整し、インキローラー
(1)軸方向に沿ってエアーを吹きつけ、そのエアー流
量を調節制御部(図示せず)と連結しているエアー吹き
出し部(2)をインキローラー(1)の表面近傍に配置
して印刷実験を行った。その結果を図6、図7、図8に
示した。
【0016】先ず図6では、エアー流量と印刷経過時間
との関係を図示した。すなわち印刷時にエアー流量を意
識的に調節したものである。これに対し、図7には、上
記図6と対応する印刷経過時間とインキの含水率との関
係を示した。ここで言う含水率はインキ中に吸収され乳
化した湿し水(60M)と余剰湿し水となる表面水(6
0R)の合計値として表した。したがって自ずと含水率
の大きいところ(時間帯)では表面水(60R)が多く
なっていることを意味している。
【0017】以上図6と図7から、エアー流量を多くす
ると表面水(60R)の減少が多くなる。即ち、表面の
湿し水を多く除去することになる。
【0018】また、図8には、上記の印刷経過時間と対
応した印刷物の反射濃度の変化を図示した。この結果か
ら、表面水(60R)が多く除去された時間帯での印刷
物の反射濃度は高く(この値が正常値)、除去量の少な
い時間帯での印刷物の反射濃度が低く(この値はトラブ
ルの一種)なっている。すなわち、このように低くなる
状態で長時間大量印刷を行うと従来の技術で述べたよう
な様々なトラブルとなるものである。
【0019】続いて、請求項2の発明では、インキロー
ラー(1)近傍の周囲の温度を測定する手段、周囲の湿
度を測定する手段および前記両手段による温度と湿度の
測定値に基づき吹きつけるエアーの湿度を任意の値に調
節する手段とを具備してなる湿し水除去装置としたもの
である。
【0020】これは、図1に示すように、エアーの吹き
つけの対象となるインキローラー(1)付近に温湿度計
(16)を設けて、そのデータを制御部(11)に取り
込み、湿度調節部(15)をコントロールすることによ
って、吹きつけるエアーの湿度を最適状態とするもので
ある。特にインキローラー(1)付近の湿度と吹き付け
るエアーの湿度に差を設けるようにコントロールするこ
とによって、より効果的に湿し水(表面水)を除去する
ことができる。
【0021】また、請求項3の発明では、インキローラ
ー軸方向に沿ってエアーを吹きつける手段が、任意に分
割されてなる湿し水除去装置としたものである。
【0022】これは、図1に示すように、インキローラ
ー(1)の軸方向に複数の分割したエアー吹き出し部
(2、3、4、5)を配置し、各吹き出し部毎に調節弁
(6、7、8、9)を具備するものであって、エアーポ
ンプ(12)から湿度調節部(15)、フィルター(1
3)、エアー流量制御部(14)、配管(10)を通し
て供給される一定のエアー流量をこの調節弁(6、7、
8、9)によって各吹き出し部毎のエアー流量のばらつ
きを調整するものである。分割数は、印刷機のサイズ、
インキキーの個数などを考慮して決めるものであり、イ
ンキローラーの幅方向により均一なエアー流量を吹き付
けるようにしたものである。
【0023】本発明の湿し水除去装置の吹き出し部の設
置対象ローラーとして、図3に示すインキローラー群
(100)のうちの湿し水供給装置(600)と反対側
の振りローラー(27)が好ましい。これはインキ転移
率低下によるインキ溜まりの比較的発生し易いインキロ
ーラーのためであり、必要に応じて複数の装置を設置す
る場合は、湿し水供給装置(600)の反対側の第4イ
ンキ着けローラー(26)が好ましく、続いて湿し水供
給装置(600)側の振りローラー(28)、第1イン
キ着けローラー(23)の順に好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、オフセット印刷機における
インキローラー群の内の版胴の版面に近傍した少なくと
も一つ以上の湿し水が混在するインキ膜で覆われている
インキローラー表面に、このインキローラー軸方向に沿
ってエアーを吹きつけるエアー吹きつけ部とそのエアー
の吹きつけ流量を予め設定した量に調節するエアー流量
制御部とからなる湿し水除去装置によって、インキロー
ラー表面上のインキ膜の表面に余剰湿し水となる表面水
を均一に効率良く除去することができ、湿し水過剰によ
る印刷トラブルを防止する効果がある。
【0025】また、インキローラー近傍の周囲の温湿度
を測定する手段およびその手段による温湿度の測定値に
基づき吹きつけるエアーの湿度を任意の値に制御調節す
る手段とを具備してなる湿し水除去装置によって、印刷
機周辺の温湿度に影響されることなく、インキローラー
表面上のインキ膜の表面に余剰湿し水となる表面水をよ
り最適量で効率的に除去することができる効果がある。
【0026】また、インキローラー軸方向に沿ってエア
ーを吹きつけるエアー吹き付け部が、任意に分割されて
なる湿し水除去装置とすることによって、吹き付け対象
となるインキローラーの幅方向により均一なエアー流量
を吹き付ける効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す湿し水除去装置の
斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す湿し水除去装置の
一部の側面を表した説明図である。
【図3】本発明に係わるオフセット印刷機のインキロー
ラー等の配列を表した説明図である。
【図4】本発明に係わる印刷試験のための模式図であ
る。
【図5】本発明に係わる印刷試験の結果を表したグラフ
である。
【図6】本発明の効果についての印刷試験結果で、エア
ー流量と経過時間の関係を表したグラフである。
【図7】本発明の効果についての印刷試験結果で、イン
キの含水率と経過時間の関係を表したグラフである。
【図8】本発明の効果についての印刷試験結果で、紙面
反射濃度と経過時間の関係を表したグラフである。
【符号の説明】
1‥‥インキローラー 2、3、4、5‥‥エアー吹き出し部 6、7、8、9‥‥調節弁 2a‥‥吹き出し孔 10‥‥エアー配管 11‥‥制御部 12‥‥エアーポンプ 13‥‥エアーフィルター 14‥‥エアー流量制御弁 15‥‥湿度調節部 16‥‥温湿度計 20‥‥水舟 21‥‥水元ローラー 22‥‥水着けローラー 23‥‥第1インキ着けローラー 24‥‥第2インキ着けローラー 25‥‥第3インキ着けローラー 26‥‥第4インキ着けローラー 27‥‥湿し水供給装置と反対側の振りローラー 28‥‥湿し水供給装置側の振りローラー 29‥‥版面 30‥‥インキ壺 31‥‥インキキー 32‥‥インキ元ローラー 40‥‥版胴 42‥‥ブランケット胴 50‥‥インキ 60‥‥湿し水 60M‥‥乳化した湿し水 60R‥‥表面水 100‥‥インキローラー群 500‥‥インキ供給装置 600‥‥湿し水供給装置 A‥‥位置A部 B‥‥位置B部 C‥‥位置C部 D‥‥位置D部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花島 修 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフセット印刷機におけるインキローラー
    群の内の版胴(40)の版面(29)に近傍した少なく
    とも一つ以上の湿し水(60)が混在するインキ(5
    0)膜で覆われているインキローラー表面に、該インキ
    ローラー軸方向に沿ってエアーを吹きつける手段と該エ
    アーの吹きつけ流量を予め設定した量に調節する手段と
    からなることを特徴とする湿し水除去装置。
  2. 【請求項2】前記インキローラー近傍の周囲の温度を測
    定する手段、周囲の湿度を測定する手段および前記両手
    段による温度と湿度の測定値に基づき前記吹きつけるエ
    アーの湿度を任意の値に調節する手段とを具備してなる
    請求項1記載の湿し水除去装置。
  3. 【請求項3】前記インキローラー軸方向に沿ってエアー
    を吹きつける手段が、任意に分割されてなる請求項1ま
    たは2記載の湿し水除去装置。
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