JPH08267704A - ノズル式ダンプニング装置における異常検出装置 - Google Patents

ノズル式ダンプニング装置における異常検出装置

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JPH08267704A
JPH08267704A JP7077588A JP7758895A JPH08267704A JP H08267704 A JPH08267704 A JP H08267704A JP 7077588 A JP7077588 A JP 7077588A JP 7758895 A JP7758895 A JP 7758895A JP H08267704 A JPH08267704 A JP H08267704A
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dampening
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昇 藤尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンプニング装置のノズルから噴出されるダ
ンプニング液噴出状態の異常を検出できるようにする。 【構成】 ノズル作動制御装置200から出力されるノ
ズル開放信号でノズルを間欠的に開放し、ダンプニング
液をノズルから噴出する印刷機のノズル式ダンプニング
装置における異常検出装置において、ノズルと受領部と
の間のダンプニング液飛翔域に設けた導体部材と、ダン
プニング液噴出状態を検出するダンプニング液噴出検出
手段30と、この検出信号と正常異常を定める閾値とを
比較する比較手段50と、上記ノズル開放信号で信号出
力状態となり、比較手段50の出力信号で信号出力状態
を解除する中間処理手段70と、中間処理手段70の出
力信号を受けている状態の下で、上記ノズル開放信号を
受けたとき異常判定信号を出力する異常判定手段90と
を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノズル式ダンプニング
装置における異常検出装置、特に平板印刷機のノズル式
ダンプニング装置において、ダンプニング液の噴出異常
を検出するようにしたノズル式ダンプニング装置におけ
る異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板印刷は、画線部を親油性とし、非画
線部を親水性として形成したほとんど凹凸のない刷版を
使用し、水が主成分であるダンプニング液と油性インキ
とを刷版面に供給し、両者の相互反発性を利用して画線
部のみにインキを供給して印刷するものであり、ダンプ
ニング装置として大別して2通りの機構が実施されてい
る。
【0003】大別される機構の1つは、ダンプニング液
貯留部から刷版面に至るローラー列を設け、ダンプニン
グ液貯留部のダンプニング液を、この液に一部浸漬され
て回転するローラーの周面によって導き出し、隣り合う
ローラーの周面の接触によって刷版面に達せしめ、これ
に付与するもので、ローラーの軸方向全体にわたる均等
な薄膜のダンプニング液の供給が可能である。
【0004】反面、ローラーの軸方向の部分毎にダンプ
ニング液の供給量を変えることが難しく、また、連続す
るローラー列を介して刷版面からダンプニング液貯留部
にインキが浸入し、ダンプニング液を汚染してしまう不
都合がある。
【0005】大別される機構のもう1つは、前記不都合
を解決すべく、ダンプニング液の供給元を刷版面又は刷
版面に至るローラー列と分断して設け、ダンプニング液
を刷版面又は刷版面に至るローラー列に向けて飛翔させ
て供給するようにし、ローラーの軸方向の部分毎にダン
プニング液の供給量を変えることができるもので、例え
ば、特開昭51−59511号公報、特開平1−110
146号公報、特開平5−330009号公報等に示さ
れたダンプニング液をノズルから噴出させるようにした
ノズル式ダンプニング装置がこれに含まれる。
【0006】特開昭51−59511号公報には、複数
のノズルのそれぞれに計量ポンプによって調整された量
のダンプニング液を供給するとともに、ブロアーによっ
て空気を供給し、急速な空気流によってダンプニング液
を霧状に噴出するダンプニング装置が示されており、こ
のダンプニング装置では、計量ポンプを印刷機の速度に
対応する望ましい速度で作動するようその駆動モーター
の作動が制御されている。
【0007】特開平1−110146号公報には、ダン
プニング液を供給するポンプユニットと、ポンプユニッ
トから供給されるダンプニング液を噴出するノズルと、
印刷機の印刷速度に応じてノズルからのダンプニング液
の噴出量を制御する制御装置とを有するダンプニング装
置が示されており、ダンプニング液の噴射量は、予め設
定して記憶させた基本値と、各噴射ノズルに対応する画
線に応じて入力設定する調整値と、印刷機の印刷速度毎
に予め設定して記憶させた補正値とから、ダンプニング
液の噴出タイミングを印刷機の版胴の回転数に関連させ
て求め、求めたタイミング毎にノズルを一定時間だけ開
放することによって制御されている。即ち、ダンプニン
グ液の定量噴出を、印刷機の版胴が前記求めた数値だけ
回転する毎に行うように制御されている。
【0008】なお、具体的な内容は記載されていない
が、他に、噴出時間、即ちノズルの開放時間の変更或い
は噴出圧の変更によってダンプニング液の噴出量を制御
してもよく、更に、ノズルの前方に設けたシャッター部
材の開口面積を変更することによってダンプニング液の
噴出量を制御してもよい旨記載されている。
【0009】特開平5−330009号公報には、印刷
機の印刷速度を検出する速度検出手段と、印刷条件およ
び印刷機の印刷速度に対応して供給すべきダンプニング
液の供給量が記憶されるメモリーと、ダンプニング液源
と空気源に配管連結され、急速な空気流によって、刷版
又は刷版に接触するローラーの周面に向けてダンプニン
グ液を霧状で連続して噴出する複数のノズルを有する噴
出手段と、ダンプニング液源と噴出手段とを連結する配
管中に設けられ、噴出手段へのダンプニング液の供給圧
力を、メモリーに記憶されているダンプニング液の供給
量に基づいて制御する圧力制御手段とを有するダンプニ
ング装置が示されている。
【0010】このダンプニング装置では、印刷速度並び
に湿度及び温度などの印刷条件に対応して、ダンプニン
グ液の供給量が設定され、この設定されたダンプニング
液の供給量と、圧力制御手段より下流側の配管路の圧力
値とを比較して、圧力制御手段の下流側に吐出されるダ
ンプニング液の圧力を一定にすることによって、ダンプ
ニング液の噴出量が制御されるようになっており、更
に、各ノズル毎に、ノズルの上流側にニードル弁を設
け、このニードル弁によってダンプニング液の供給量を
微調節できるようになっており、この微調節によって、
ダンプニング液の供給量の定量性を向上することが可能
な旨記載されている。
【0011】他方、ダンプニング液の供給状態のチェッ
クに関する従来の技術としては、例えば、特開昭57−
18255号公報、特開昭58−49252号公報、特
開平4−74910号公報等に示されるものがある。
【0012】特開昭57−18255号公報及び特開昭
58−49252号公報には、ダンプニング液を刷版面
に供給するためのローラー列中に、表面に含水層を設け
るとともにこの含水層と接する内面に電極を設けたロー
ラーを配し、このローラーの含水層の電気抵抗値或いは
電極間のインピーダンス値を求め、ローラーの含水層の
ダンプニング液の量をチェックするものが示されてい
る。
【0013】特開平4−74910号公報には、ダンプ
ニング液が供給された刷版面に平行光をあて、その反射
光を受光して電圧に変換して出力させ、その出力電圧か
ら版面上のダンプニング液の厚さを算出してチェックす
るものが示されている。
【0014】しかしながら、これら公報に示されるダン
プニング液の供給状態のチェックに関する従来の技術
は、ダンプニング装置の中流、下流部のローラーや、ダ
ンプニング装置からダンプニング液の供給を受けた刷版
におけるダンプニング液の状態をチェックするものであ
り、ダンプニング装置の上流部であるノズルからのダン
プニング液の供給状態のチェックをする機能はなかっ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノズル式ダ
ンプニング装置のノズルは、ダンプニング液を受領部に
対して略均等に分布させて供給する必要があることか
ら、極めて狭隘な開口からダンプニング液を霧状に噴出
するのが一般的である。
【0016】また、ダンプニング液は、水或いは水に表
面張力降下剤を加えたものであり、時間の経過ととも
に、液中の金属イオンの化学反応による塩の生成、バク
テリアや微細な藻等の有機体の発生、紙粉等の固体粒子
の侵入等があって、不溶物が混在するようになる。
【0017】そして、ノズル式ダンプニング装置では、
前記のようなダンプニング液をポンプによって若干加圧
した状態で、貯留タンクから適宜のフィルターを配した
管材を介してノズルに送るようにしており、このため送
りの際に、何らかのはずみで不溶物がフィルターをくぐ
り抜けてノズルの開口部に至り、これを塞いでダンプニ
ング液の噴出を停止する等、ダンプニング液の供給を不
十分にし、ダンプニング液の不足した不良印刷の原因に
なることがあった。
【0018】そのため、ノズルからのダンプニング液の
噴出状態をチェックをする装置の創出が求められてい
た。本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、ダ
ンプニング装置の上流部であるノズルからのダンプニン
グ液の供給状態を各ノズル毎にチェックするようにし
て、その異常を速やかに検出し、ノズルから噴出される
ダンプニング液の噴出異常によって生じる印刷不良或い
はその印刷品質の劣悪化を防止し、常に良好な印刷品質
の維持を可能にするノズル式ダンプニング装置における
異常検出装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のノズル式ダンプニング装置における異常
検出装置はノズル作動制御装置から出力されるノズル開
放信号でノズルを間欠的に開放し、ダンプニング液をノ
ズルから受領部に向けて噴出するようにした印刷機のノ
ズル式ダンプニング装置における異常検出装置におい
て、ノズルと受領部との間のダンプニング液飛翔域に設
けた導体部材と、ノズルと導体部材との両者間のダンプ
ニング液の噴出状態に応じて発生する電圧を検出するダ
ンプニング液噴出検出手段と、ダンプニング液噴出検出
手段の検出信号と予め設定された閾値とを比較する比較
手段と、ノズル作動制御装置から出力されるノズル開放
信号で信号出力状態となり、比較手段からの出力信号で
当該信号出力状態を解除する中間処理手段と、中間処理
手段の出力信号を受けている状態の下で、ノズル作動制
御装置から出力されるノズル開放信号を受けたとき異常
判定信号を出力する異常判定手段とを備えていることを
特徴としている。
【0020】
【作用】ダンプニング液の飛翔域の導体部材とノズルと
のダンプニング液の噴出状態が正常状態にあるとき、ダ
ンプニング液の噴出状態を検出しているダンプニング液
噴出検出手段のダンプニング液噴出検出信号は、例えば
大きなレベルの信号となる。このダンプニング液噴出検
出信号の信号レベルを監視している比較手段は予め設定
した閾値を超えた入力信号であるので出力信号を発生す
る。この出力信号を受けても中間処理手段は異常判定信
号を発生させる異常判定手段のゲートを閉じさせてお
り、ノズル作動制御装置から出力されるノズル開放信号
が到来しても、当該中間処理手段が制御する異常判定手
段のゲートを通ることはできず、異常判定手段から異常
判定信号が出力されない。
【0021】一方、ダンプニング液の飛翔域の導体部材
とノズルとのダンプニング液の噴出状態が悪化或いは停
止すると、上記ダンプニング液噴出検出信号は、正常な
信号レベルより小さなレベルの信号となる。このため比
較手段は、予め設定した閾値より小さい信号の入力のた
め、その出力信号を発生させなくなる。比較手段から出
力信号を受けなくなった中間処理手段は異常判定信号を
発生させる異常判定手段のゲートを閉じさせることがで
きなくなり、すなわち異常判定手段のゲートを開かせ、
当該ゲートが開かれている状態の下で、つまりダンプニ
ング液の噴出状態が異常状態にあるとき、ノズル作動制
御装置から出力されるノズル開放信号の到来で、異常判
定手段から異常判定信号が出力される。
【0022】この様にダンプニング液の飛翔域の導体部
材とノズルとのダンプニング液の噴出状態に応じてその
間のダンプニング液噴出検出信号の信号レベルの大きさ
が変わる。このダンプニング液噴出検出信号のレベルの
大きさによって、比較手段からの出力信号の発生が左右
され,異常判定信号を発生させる異常判定手段のゲート
の開閉制御を行うようになっている。
【0023】
【実施例】図1の本発明に係るノズル式ダンプニング装
置における異常検出装置の一実施例構成を説明する前
に、図5,図6を用いて本発明が用いられる平板印刷機
を前以て説明しておく。
【0024】図5はノズル式ダンプニング装置を有する
平板印刷機の概略構成説明斜視図、図6は図5に示した
ノズル式のダンプニング装置のノズルが噴出したダンプ
ニング液の上流ローラー周面上の分布域を示す説明図で
ある。
【0025】平板印刷機は、画像部を親油性とし非画像
部を親水性として形成した刷版(図示せず)を版胴PC
に着装し、この刷版表面にインキ装置IN(図5では上
流側を省略し、かつローラーの側面のみで示した)によ
って適量のインキを供給するとともに、ダンプニング装
置DNによって適量のダンプニング液を供給し、前記刷
版面の画像部と非画像部との相反する物性と、水を主成
分としたダンプニング液と油性インキとの相互に反発す
る物性を利用して、画像部のみにインキを着け、ブラン
ケット胴BCに装着したブランケット(図示せず)の表
面を介し、ブランケット胴BCと圧胴ICとの間に通し
たウェブWに、画線を印刷するようにしたものである。
【0026】本願発明の一実施例である異常検出装置1
が設けられるダンプニング装置DNは、刷版との接触部
を有するローラー手段110と、このローラー手段11
0の適宜所定の部位に向けてダンプニング液を噴出して
供給するノズル手段130とが設けられる。
【0027】ローラー手段110は、刷版と接触して回
転する下流ローラー111と、この下流ローラー111
と接触して回転するとともに、ノズル手段130から噴
出されるダンプニング液を受領する受領部である上流ロ
ーラー112の、略平行な2つのローラーを具備する。
【0028】ノズル手段130は、上流ローラー112
の軸線と略平行に設けた管部材131と、この管部材1
31に略等間隔に取り付けらて設けられた複数(図示で
は8個)のノズル132とを具備し、長手方向の両側
を、変位手段190を介してフレーム(図示せず)に取
り付けらている。
【0029】変位手段190は、図6に示した上流ロー
ラー112の周面上のダンプニング液分布域132a
(斜線部分)の、上流ローラー112の軸方向の重なり
量Lを調節するもので、ノズル132を上流ローラー1
12の周面に対して遠近変位させるように構成されてい
る。
【0030】また、管部材131は、ダンプニング液供
給手段150が連結され、ダンプニング液が加圧された
状態で供給される。ノズル132は、ダンプニング液を
長円形に分布するように噴出するノズルであり、それぞ
れが図6に示すように、上流ローラー112の周面上の
ダンプニング液分布域132aの長円形の長軸を上流ロ
ーラー112の軸線に対して傾斜し、かつ互いに略平行
になるようにダンプニング液を噴出できるように設けら
れている。
【0031】またノズル132は、ダンプニング液の取
入れ口を管部材131に対して開口し、ダンプニング液
の噴出口を上流ローラー112の周面に向けて設けら
れ、この噴出口を閉じている弁部材(図示せず)は、図
示しないソレノイドの励磁によって噴出口を開き、その
励磁の終了とともに、図示しないスプリングの力によっ
て、噴出口を閉じる位置に復帰する。
【0032】各ノズル132は、そのソレノイドがノズ
ル作動制御装置200によって制御され、予め設定され
たタイミングでノズル作動制御装置200から出力され
るノズル開放信号によって、その噴出口を間欠的に開放
する。
【0033】異常検出装置1は、各ノズル132とこれ
らのノズル132から噴出されるダンプニング液の受領
部である前記上流ローラー112との間の、各ノズル1
32から噴出されるダンプニング液の飛翔域毎に少なく
とも1個ずつ導体部材10を配して設けるとともに、各
ノズル132と、そのノズル132に対応する導体部材
10とを、飛翔するダンプニング液を介して通電可能で
あり、かつ通電したときの電流の強さに対応する電位の
電圧でダンプニング液噴出検出信号を出力するよう電気
的に連係して、ダンプニング液噴出検出手段30を設け
ている。
【0034】また、前記ダンプニング液噴出検出信号を
受けて、その信号の電位、すなわち信号レベルが予め設
定された閾値Lの基準電圧レベルを超えているときに、
ダンプニング液噴出検出2次信号を出力する比較手段5
0を設け、また、前記ノズル開放信号を受けて信号出力
するとともにその信号出力状態を維持し、前記ダンプニ
ング液噴出検出2次信号を受けて前記信号出力状態を解
除する中間処理手段70を設け、また、前記中間処理手
段70の出力信号と前記ノズル開放信号とを受けて、両
信号が重なったときに、異常判定信号を出力する異常判
定手段90が設けられている。なお、MMは印刷機の駆
動手段、PGは駆動状態に関連する信号の出力手段であ
る。
【0035】図1,図2,図3を参照して、本発明の実
施例である異常検出装置1について更に詳細に説明す
る。なお、図1,図2,図3は1個のノズル132に対
応する異常検出装置1を示したものである。
【0036】導体部材10は、矩形ループ形状を有し、
その両長辺部11、12が、下流ローラー111の軸線
の向きに対して略直角に、しかもノズル132の先端か
ら距離Dだけ離れた位置でノズル132から噴出される
ダンプニング液の飛翔域を突き抜く状態に、かつ前記飛
翔域の中央と両長辺部11、12間の中央が略一致する
ように配し、前記ノズル132の先端からの距離Dがノ
ズル132の変位によっても変化しないよう、例えば、
ノズル132の変位に追従して変位する外側カバー13
3に取付け、内側カバー134に対して変位可能な状態
でこれを貫通させ、更に、外側カバー133及び内側カ
バー134のいずれからも絶縁して設ける。
【0037】ダンプニング液噴出検出手段30は、抵抗
VR1,R1,R2,R4,R3を順にループ状に接続
し、抵抗VR1と抵抗R3との間をプラスの電圧を供給
する電圧供給部と接続するとともに、抵抗R2と抵抗R
4との間をアースし、かつ、抵抗R1と抵抗R2との間
を導体部材10と接続するとともに、抵抗R4と抵抗R
3との間を電圧ホロワ32の入力端と接続して電流ブリ
ッジ回路31を構成する。
【0038】更に抵抗R2と抵抗R4との間をノズル1
32と接続するとともに、導体部材10を他の電圧ホロ
ワ33の入力端と接続する。そして更に、電圧ホロワ3
2と他の電圧ホロワ33のそれぞれの出力端を、比較増
幅器34の個別の入力端に接続し、比較増幅器34の出
力端を、コンデンサーC1、抵抗R9,R10からなる
微分回路35を介して、増幅器36の入力端に接続した
電気回路として設ける。
【0039】比較手段50は、比較増幅器51よりな
り、比較増幅器51の一方の入力端を、前記ダンプニン
グ液噴出検出手段30の増幅器36の出力端と接続し、
他方の入力端を、閾値Lとなる基準電圧レベルを調節設
定するための抵抗R15,VR2を介してマイナスの電
圧供給部と接続して設ける。
【0040】中間処理手段70は、フリップフロップ回
路71よりなり、フリップフロップ回路71のクリアー
CL入力端を、前記比較手段50の比較増幅器51の出
力端と接続し、当該フリップフロップ回路71のクロッ
クパルスCPの入力端を、ノズル作動制御装置200の
ノズル開放信号出力端と接続して設ける。
【0041】異常判定手段90は、アンド回路91より
なり、アンド回路91の一方の入力端は、前記中間処理
手段70のフリップフロップ回路71の出力端Qと接続
し、当該アンド回路91の他方の入力端は、ノズル作動
制御装置200のノズル開放信号出力端と接続して設け
る。
【0042】この様に構成された本発明のノズル式ダン
プニング装置における異常検出装置の動作について、次
に説明する。印刷機の稼働にともなって、ダンプニング
液をノズル132から噴出させて供給させるべく、ノズ
ル作動制御装置200により、予め設定されたタイミン
グでノズル開放信号(図4の)が出力され、このノズ
ル開放信号で作動するノズル作動制御装置200内のタ
イマーが計時する所定の時間だけ、ノズル作動制御装置
200からソレノイド励磁信号(図4の)が出力され
る。そして、このソレノイド励磁信号によってノズル1
32の噴出口が開放され、ダンプニング液が霧状に噴出
される。
【0043】ダンプニング液が噴出されると、ノズル1
32と導体部材10との間が通電し、ノズル132と導
体部材10との間に電流I1 が流れ、また電流ブリッジ
回路31の抵抗R2の部分は、抵抗R2とノズル132
・導体部材10との間に生じる抵抗との並列となり、電
流ブリッジ回路31の抵抗R2の両端間の抵抗値Rr
は、抵抗R2の抵抗値をR2r、ノズル132・導体部
材10との間の抵抗値をR0rとすると、Rr=(R0
r×R2r)/(R0r+R2r)となる。
【0044】ここで、R0rはダンプニング液の飛翔域
内における、ノズル132から噴出される霧状のダンプ
ニング液の状態によって変化する導電度の変化に対応す
る。そのため、ダンプニング液がノズル132から噴出
されると、電圧ホロワ32に入力される電圧がそのまま
であり、従って電圧ホロワ32からの出力電圧が一定で
あるのに対し、電圧ホロワ33に入力される電圧が変化
し、従って、電圧ホロワ33からの出力電圧も変化し、
しかも、噴出されるダンプニング液の噴出状態によって
様々な値となる。これら2つの電圧ホロワ32,33か
ら出力される出力信号は、比較増幅器34に入力され
る。
【0045】比較増幅器34は、前記2つの電圧ホロワ
32,33から入力された信号の電圧を比較、増幅し
て、例えば図4のに示される電圧信号を出力する。図
4において、波形P1,P2は、ダンプニング液の噴出
が正常なときの出力状態、波形P3は、ダンプニング液
の噴出が異常なときの出力状態、波形P4は、ダンプニ
ング液の噴出がなかったときの出力状態を示している。
このようにダンプニング液の噴出状態に応じてその信号
レベルが変化する。比較増幅器34の出力信号は、微分
回路35を介して増幅器36に入力される。
【0046】増幅器36は、入力される信号に応答し
て、例えば図4のに示される電圧信号のダンプニング
液噴出検出信号を出力する。このダンプニング液噴出検
出信号は、比較増幅器51の一方の入力端に入力され
る。
【0047】比較増幅器51は、一方の入力端に前記の
通りダンプニング液噴出検出信号が入力され、また他方
の入力端に抵抗R15,VR2によって調節、設定され
た閾値Lとなる基準電圧が入力される。そこで、比較増
幅器51は、増幅器36から入力されるダンプニング液
噴出検出信号の電圧が電圧供給部から入力されている閾
値Lの基準電圧レベルを超えるときに、すなわちダンプ
ニング液噴出検出信号のレベルが閾値Lの基準電圧レベ
ル以下のとき、例えば図4のに示された電圧信号のダ
ンプニング液噴出検出2次信号を出力する。
【0048】他方、ノズル作動制御装置200が出力し
たノズル開放信号は、フリップフロップ回路71とアン
ド回路91とに入力される。フリップフロップ回路71
は、ノズル開放信号のパルスの「立ち下がり」によって
その出力端Qが「LOW」から「HIGH」(以下L,
Hの如く略記する)状態に反転し(図4の)、このH
信号がアンド回路91に入力される。またフリップフロ
ップ回路71は、前記比較増幅器51が出力したダンプ
ニング液噴出検出2次信号を入力されると、前記フリッ
プフロップ回路71の出力端QのH状態が反転し、L状
態となり解除される。
【0049】アンド回路91は、前記の通り、ノズル開
放信号とフリップフロップ回路71の出力端QのH信号
とが入力され、ノズル開放信号のH信号とフリップフロ
ップ回路71のH信号が同時に入力された時点で、例え
ば図4のに示すような異常判定信号を出力する。
【0050】従って、例えば、ノズル作動制御装置20
0が出力した先行のノズル開放信号によりソレノイド励
磁信号が出力されると、ノズル132が開放され、開放
されたノズル132からダンプニング液が噴出する。こ
のとき正常に噴出すると、ノズル132と導体部材10
との間が通電する。すると、ダンプニング液噴出検出手
段30の増幅器36は、ダンプニング液噴出検出信号を
出力する。
【0051】このダンプニング液噴出検出信号の電圧レ
ベルは、設定された閾値Lの基準電圧レベルを充分上回
り、すなわち図4で閾値Lの基準電圧レベル以下とな
り、このダンプニング液噴出検出信号を受けた比較手段
50の比較増幅器51は、ダンプニング液噴出検出2次
信号を出力する。
【0052】一方、前記先行のノズル開放信号は、中間
処理手段70のフリップフロップ回路71と異常判定手
段90のアンド回路91とに入力される。すると、中間
処理手段70のフリップフロップ回路71は、ノズル開
放信号のパルスの「立ち下がり」によって、その出力端
QがH状態になる。そして、このフリップフロップ回路
71の出力端QのH信号は、前記先行のノズル開放信号
より僅かに遅れて異常判定手段90のアンド回路91に
入力される。続いてフリップフロップ回路71に前記ダ
ンプニング液噴出検出2次信号が入力され、フリップフ
ロップ回路71は、当該フリップフロップ回路71の出
力端QのH状態を解除する。この解除によって、フリッ
プフロップ回路71からアンド回路91への信号入力が
停止する。
【0053】また、異常判定手段90のアンド回路91
は、先行のノズル開放信号が入力された時点では、まだ
中間処理手段70のフリップフロップ回路71のH信号
が入力されていないので、異常判定信号を出力しない。
【0054】続いて、ノズル作動制御装置200によっ
て後続のノズル開放信号が出力され、前記と同じ動作を
行う。ノズル132からのダンプニング液の噴出が正常
でないときは、次の様に動作する。
【0055】ノズル作動制御装置200が出力した先行
のノズル開放信号によりソレノイド励磁信号が出力され
ると、ノズル132が開放される。しかし、開放された
ノズル132からダンプニング液が正常に噴出しない
と、ノズル132と導体部材10との間に通電がなく、
ダンプニング液噴出検出手段30の増幅器36はダンプ
ニング液噴出検出信号を出力せず、或いはノズル132
と導体部材10との間に通電があっても流れる電流は弱
く、ダンプニング液噴出検出手段30の増幅器36は、
閾値Lの基準電圧レベルを上回り得ないレベルのダンプ
ニング液噴出検出信号を出力する。すなわち図4で閾値
Lの基準電圧レベル以下になれない。
【0056】従って、ダンプニング液噴出検出手段30
の増幅器36と接続された比較手段50の比較増幅器5
1は、ダンプニング液噴出検出2次信号を出力すること
がない。
【0057】一方、前記先行のノズル開放信号は、中間
処理手段70のフリップフロップ回路71と異常判定手
段90のアンド回路91とに入力される。すると、中間
処理手段70のフリップフロップ回路71は、ノズル開
放信号の「立ち下がり」によってそのフリップフロップ
回路71の出力端QがH状態になる。そして、このフリ
ップフロップ回路71の出力端QのH信号は、前記先行
のノズル開放信号より僅かに遅れて、異常判定手段90
のアンド回路91に入力される。ダンプニング液が正常
に噴出されていないため、前記の通り比較手段50の比
較増幅器51がダンプニング液噴出検出2次信号を出力
しておらず、フリップフロップ回路71の出力端Qは、
前記H信号の出力状態を解除せずに続行する。よってフ
リップフロップ回路71から異常判定手段90へのH信
号も続行される。
【0058】また異常判定手段90のアンド回路91
は、先行のノズル開放信号が入力された時点では、中間
処理手段70のフリップフロップ回路71のH信号が入
力されていないので、異常判定信号を出力しない。
【0059】続いて、ノズル作動制御装置200によっ
て後続のノズル開放信号が出力され、この信号によりソ
レノイド励磁信号が出力され、ノズル132が開放され
る一方、前記ノズル開放信号は、、中間処理手段70の
フリップフロップ回路71と異常判定手段90のアンド
回路91とに入力される。
【0060】この時点で、中間処理手段70のフリップ
フロップ回路71では、前記先行のノズル開放信号よる
H信号の出力状態が続行しており、後続のノズル開放信
号が入力されてもこれは変化しない。
【0061】また異常判定手段90のアンド回路91
は、前記後続のノズル開放信号を受けた時点に、先行の
ノズル開放信号によって出力されたままの前記中間処理
手段70のフリップフロップ回路71のH信号が入力さ
れ続けている状態であるので、ノズル作動制御装置20
0からのノズル開放信号とフリップフロップ回路71の
H信号との同時入力による異常判定信号を出力する。
【0062】この様にして、ノズル132から噴出する
ダンプニング液の噴出状態が、比較手段50の抵抗VR
2,R15によって設定される閾値Lの基準電圧レベル
に基づく正常状態から外れると、異常を表す異常判定信
号が異常判定手段90のアンド回路91から出力され
る。
【0063】上記のダンプニング液噴出検出手段30,
比較手段50,中間処理手段70,異常判定手段90の
具体的な回路は、図1に示された回路以外の構成であっ
てもよいことは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、ダ
ンプニング液をノズルから噴射させて供給するようにし
たノズル式ダンプニング装置において、ダンプニング装
置の上流部であるノズルからのダンプニング液の供給状
態を各ノズル毎に、そのノズルから噴出されるダンプニ
ング液の噴出状態に応じて発生する電圧を検出し、当該
検出信号に基づく電圧レベルと予め設定されている基準
電圧レベルとを比較してその異常の有無を検出するよう
にしたので、当該ノズルの噴出異常を確実に検出するこ
とができる。
【0065】従って、ノズルからのダンプニング液の噴
出異常によって起きる、印刷上の様々な不都合、不具合
の回避及び解決をはかるために、例えば印刷機を停止さ
せて印刷稼動を中止する等広く活用することが可能とな
る。また、作業者に対し、ダンプニング液の噴出異常発
生を視覚や聴覚に訴える適宜な警報によって告知可能と
なるため、不良印刷物のチェック、排出の必要性を知ら
しめることができ、良好な印刷品質の維持,印刷不良損
紙の大幅な低減,印刷機の稼動効率を向上させるととも
に、不良印刷物の出荷を防止して印刷品質に対する信用
を高め、更に、作業者がこれまで絶えず抱いていた、不
良印刷物出荷に係る不安感を一掃することによる、作業
における精神衛生面での改善をなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノズル式ダンプニング装置におけ
る異常検出装置の一実施例構成である。
【図2】噴出ダンプニング液の異常検出部分の一実施例
機構主要説明図である。
【図3】図2の機構部の側面図である。
【図4】本発明に係るノズル式ダンプニング装置におけ
る異常検出装置の一実施例動作タイムチャートである。
【図5】ノズル式ダンプニング装置を有する平板印刷機
の概略構成説明斜視図である。
【図6】図5に示したノズル式のダンプニング装置のノ
ズルが噴出したダンプニング液の上流ローラー周面上の
分布域を示す説明図である。
【符号の説明】
1 異常検出装置 10 導体部材 30 ダンプニング液噴出検出手段 50 比較手段 70 中間処理手段 90 異常判定手段 132 ノズル 200 ノズル作動制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル作動制御装置から出力されるノズ
    ル開放信号でノズルを間欠的に開放し、ダンプニング液
    をノズルから受領部に向けて噴出するようにした印刷機
    のノズル式ダンプニング装置における異常検出装置にお
    いて、 ノズルと受領部との間のダンプニング液飛翔域に設けた
    導体部材と、 ノズルと導体部材との両者間のダンプニング液の噴出状
    態に応じて発生する電圧を検出するダンプニング液噴出
    検出手段と、 ダンプニング液噴出検出手段の検出信号と予め設定され
    た閾値とを比較する比較手段と、 ノズル作動制御装置から出力されるノズル開放信号で信
    号出力状態となり、比較手段からの出力信号で当該信号
    出力状態を解除する中間処理手段と、 中間処理手段の出力信号を受けている状態の下で、ノズ
    ル作動制御装置から出力されるノズル開放信号を受けた
    とき異常判定信号を出力する異常判定手段とを有するこ
    とを特徴とするノズル式ダンプニング装置における異常
    検出装置。
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