JPH10235543A - 端面研磨装置 - Google Patents

端面研磨装置

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JPH10235543A
JPH10235543A JP4437097A JP4437097A JPH10235543A JP H10235543 A JPH10235543 A JP H10235543A JP 4437097 A JP4437097 A JP 4437097A JP 4437097 A JP4437097 A JP 4437097A JP H10235543 A JPH10235543 A JP H10235543A
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知宏 吉川
Naoyuki Hirayama
尚幸 平山
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
Muneo Kawasaki
宗男 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度の向上を図った端面研磨装置を提供
する。 【解決手段】 棒状部材Wが支持機構26によって装置
本体に支持される一方、棒状部材Wを研磨する研磨部材
25aを有する研磨盤25が駆動機構によって装置本体
21に回転揺動可能に支持され、回転揺動する研磨盤2
5の研磨部材Wに対して支持機構26によって固定治具
盤27に装着された棒状部材Wを押し付けて研磨する端
面研磨装置において、前記駆動機構は、研磨盤25を第
1の回転中心を中心に自転する自転手段と、前記自転と
同時に第2の回転中心を中心に前記第1の回転中心を旋
回する公転手段と、前記自転及び前記公転の回転方向を
所定時間毎に反転する反転手段50とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信用ファイバ
などの棒状部材の端面を研磨する端面研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光通信用ファイバは、コネクタの主要部
材であるフェルールの中心孔内にファイバを接着固定し
た後、フェルール端面とファイバ端面とを同時に平滑に
研磨し鏡面に仕上げて使用される。この研磨仕上げした
フェルール及びファイバの研磨面が、フェルールの中心
軸と垂直な面でなかったり、あるいは、研磨面に傷があ
ったりすると、フェルール同士が対向接続される光コネ
クタにおいて、対向位置精度が劣化し損失が大きくなっ
てしまう。そのため、光ファイバを含むフェルールの研
磨面は高精度に研磨仕上げする必要がある。
【0003】従来の光ファイバ端面研磨装置として、例
えば、特開平3−26456号公報に開示されたものが
ある。この公報に開示された光ファイバ端面研磨装置
は、自転円盤の同心円上で回転する偏心盤を持ち、この
偏心盤に公転用のモータの回転を伝達する遊星歯車を持
ち、これらを研磨盤に結合させて研磨盤を自転および公
転させるものである。
【0004】ところが、この従来の光ファイバ端面研磨
装置にあっては、公転機構に遊星歯車を用いているた
め、公転用モータを停止しても、自転軸に回転を与える
と遊星歯車は停止した公転用モータ歯車に沿って噛み合
いながら回転し、結果的に研磨盤は公転運動をしてしま
う。このため、研磨条件に最適の自転と公転の回転数を
設定することに制約が生じるという問題があった。
【0005】また、この従来の光ファイバ端面研磨装置
は、内部に光ファイバを装着した複数のフェルールを固
定する固定冶具盤を研磨盤に平行となるように対向させ
て支持台に取り付けることで、研磨物の仕上端面精度を
確保している。しかし、支持台および固定冶具盤の加工
精度により、どうしても両者の取付け誤差が発生し、結
果的に固定冶具盤に固定した複数のフェルール、すなわ
ち、ファイバが研磨盤に対して斜めに圧接されることに
なるという欠点があった。そのため、仕上面が理想的な
光ファイバの中心を頂点とする凸球面から若干ずれてし
まい、コネクタ接続性能に悪影響を与えてしまうという
問題がある。
【0006】そこで、本出願人は、上述した問題を解決
する出願をした。この出願は、PCT国際公開WO94
/09944号であり、この公報に記載された端面研磨
装置は、光ファイバを固定した複数のフェルールを固定
する固定治具盤を設けると共に、この固定治具盤を支持
機構によって支持する一方、フェルールを研磨する研磨
部材を設けた研磨盤をフェルールに対向して設け、複数
のフェルールの端面に常に同じ加圧力が作用するように
研磨部材に当接し、研磨盤を公転と自転とを独立で回転
できるラッピング運動機構によって駆動して複数のフェ
ルールの端面を凸球面に加工するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この本出願
人が出願した端面研磨機にあっても、曲率偏心の少ない
理想的な凸球面を有する高性能フェルールを得るために
は、さらなる改良が必要であった。本発明はこのような
課題を解決するものであって、加工精度の向上を図った
端面研磨装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、棒状部材が支持機構によって装置本
体に支持される一方、前記棒状部材を研磨する研磨部材
を有する研磨盤が駆動機構によって装置本体に回転揺動
可能に支持され、前記回転揺動する研磨盤の研磨部材に
対して前記支持機構によって前記固定治具盤に装着され
た棒状部材を押し付けて研磨する端面研磨装置におい
て、前記駆動機構は、前記研磨盤を第1の回転中心を中
心に自転する自転手段と、前記自転と同時に第2の回転
中心を中心に前記第1の回転中心を旋回する公転手段
と、前記自転及び前記公転の回転方向を所定時間毎に反
転する反転手段とを有することを特徴とする端面研磨装
置にある。
【0009】本発明の第2の態様は、第1の態様の端面
研磨装置において、前記固定治具盤は、その中心から略
等距離の位置に複数の棒状部材を配置して固定できるよ
うにしたことを特徴とする端面研磨装置にある。本発明
の第3の態様は、第1または2の態様の端面研磨装置に
おいて、前記支持機構は前記装置本体に上下移動自在に
支持されると共に付勢部材によって下方に付勢支持され
る一方、前記固定治具盤の支持面に圧接係合される係合
部を有することを特徴とする端面研磨装置にある。
【0010】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様の端面研磨装置において、前記支持機構の前記係
合部は、円錐状または球面状であることを特徴とする端
面研磨装置にある。本発明の端面研磨装置によれば、反
転手段により自転及び公転を定期的に反転するので、研
磨に際しての微妙な偏りがなくなり、端面研磨の加工精
度が大幅に向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1に本発明の一実施形態に
係る端面研磨装置の正面視、図2にこの端面研磨装置の
平面視、図3にこの端面研磨装置の要部断面を示す。図
1及び図2に示すように、自転用モータ11の回転軸に
は第1自転伝達盤12の中心部が固結され、この第1自
転伝達盤12には回転中心を支点とする同心円上に複数
の第1連結ピン13が固定されている。そして、この各
第1連結ピン13は対応する各回転伝達盤14の偏心部
に回転自在に連結され、この各回転伝達盤14には偏心
部に第1連結ピン15が固定されている。各第1連結ピ
ン15は第2自転伝達盤16に回転自在に連結されてい
る。
【0012】一方、公転用モータ17の回転軸には駆動
歯車18の中心部が固結され、この駆動歯車18には従
動歯車19が噛み合っている。この従動歯車19は公転
伝達軸20の下部外周に固結され、この公転伝達軸20
の上部外周には装置本体21の軸受筒部22が嵌合して
いる。そして、この公転伝達軸20には回転中心より所
定量偏心した位置に自転用回転軸23が回転自在に嵌入
し、この自転用回転軸23の下端部は第2自転伝達盤1
6の中心部に固結されている。
【0013】さらに、本実施形態では、自転用モータ1
1および公転用モータ17には、それぞれの回転方向を
所定の間隔で反転する反転手段50が接続されている。
即ち、反転手段50は、自転用モータ11および公転用
モータ17の回転方向を所定の間隔で反転し、これによ
り、研磨盤25の自転及び公転方向を同時に逆転する。
反転手段50は、各モータ11及び17の回転方向を単
に反転するものであり、公知の各種手段を用いることが
できる。また、反転のタイミングは、手動によるスイッ
チなどにより反転するようにしてもよいが、タイマーな
どを内蔵して定期的に切り替え可能とするのが好まし
い。
【0014】また、自転用回転軸23の上端部は結合部
材24を介して研磨盤25に結合されている。そして、
この研磨盤25の上面部には図示しない研磨部材が設け
られている。一方、装置本体には支持機構26を介して
フェルールなどの複数の棒状部材Wが固定された固定治
具盤27が支持されている。即ち、図3に詳細に示すよ
うに、装置本体21には断面コ字状に上下のフランジ部
28a,28bを有する支持体28が装着され、このフ
ランジ部28a,28bの間には前後一対の支持軸29
が取付けられている。そして、この支持軸29は水平な
支持アーム30の基端部に貫通し、この支持アーム30
を水平な状態で上下移動自在に支持している。また、支
持体28のフランジ部28aにはねじ孔31が形成さ
れ、このねじ孔31には操作ハンドル32を有する操作
ねじ33が螺合している。そして、この操作ねじ33と
一体の操作軸34の先端部が支持アーム30に貫通し、
係止ピン35によって抜け止めされ、操作ねじ33と支
持アーム30との間には圧縮ばね36が介装されてい
る。
【0015】この支持アーム30は断面が四角形状をな
して研磨盤25の中心部まで延設され、押え部材37の
連結孔37aに嵌合している。この押え部材37は断面
が矩形状をなすことで位置決め部37bを構成し、下面
に球面部としてのボール38が取付けられている。一
方、研磨盤25の上面部には研磨部材25aが取付けら
れており、この研磨部材25aに対向するように多連の
固定治具盤27が位置し、この固定治具盤27の外周部
には複数の棒状部材Wが脱着可能に固定され、上面中心
部には押え部材37のボール38が圧接される支持面2
7aと押え部材37の位置決め部37bが係止して相対
回転不能とする係止部27bが形成されている。
【0016】従って、支持アーム30は基端部が圧縮ば
ね36によって下方に付勢支持されることで、先端部に
装着された押え部材37のボール38が固定治具盤27
の支持面27aに圧接され、この固定治具盤27を介し
て各棒状部材Wを研磨部材25aにその端面を押圧接触
させている。また、押え部材37の位置決め部37bが
固定治具盤27の係止部27bに係止することで、この
固定治具盤27を回転できないように支持している。そ
して、操作ハンドル32を回転することで、操作ねじ3
3と支持アーム30との間に介装された圧縮ばね36の
付勢力を変え、支持アーム30を介して押え部材37に
よる固定治具盤27の押付力を可変することができる。
【0017】本実施形態で球面部として設けたボール3
8は、固着されていても、回転自在に支持されていても
よい。また、ボール38が圧接される支持面27aは、
ボール38が圧接されることで、固定冶具盤27が揺動
自在に支持される曲面であるのが好ましいが、円錐状で
もよく、揺動自在に支持できるものであれば特に限定さ
れない。
【0018】また、上述した支持体28は、装置本体2
1に立設された支柱40に回転自在に嵌合した状態で支
持されており、支持体28および支持体28に支持され
た支持アーム30および固定冶具盤27は、支柱40の
中心軸を中心として水平方向に360°回転可能となっ
ている。この状態を詳細に示すのが図4(A)および
(B)である。図4に示すように、例えば、研磨装置周
辺には、研磨後の棒状部材Wおよび固定冶具盤27を洗
浄するための洗浄装置41および研磨後の棒状部材の端
面を検査するための端面検査装置42が配置しておくこ
とで、複数の作業をフェルールを固定冶具に固定したま
まで行うことができる。すなわち、棒状部材Wを研磨部
材25aで研磨した後、支持体28を支柱40を中心と
して回転することで、支持アーム30の先端に保持され
た固定冶具盤27を洗浄装置41の上方に移動すること
ができ、各棒状部材Wおよび固定冶具盤27の洗浄を続
けて行うことができる。また、洗浄後、さらに支持体2
8を回転することで、固定冶具盤27を端面検査装置4
2の上方に移動することができ、各棒状部材Wの端面の
検査を行うことができる。このように、支持体28を支
柱40の中心軸を中心に回転自在にしたことにより、棒
状部材Wを固定した固定冶具盤27を支持アーム30に
取り付けたまま、複数の作業を行うことができ、一連の
作業を容易にすることができるという効果を奏する。
【0019】ここで、上述した本実施例の端面研磨装置
の動作について説明する。図1及び図2に示すように、
まず、公転運動については、公転用モータ17を駆動す
ることによって歯車18,19を介して公転伝達軸20
を回転させ、研磨盤25は所定偏心量だけ公転運動す
る。この場合、公転伝達軸20の中に自転用回転軸23
があるが、第1自転伝達盤12との間に複数の回転伝達
盤14を配しているので、回転伝達盤14は公転伝達軸
20の回転と同じ位相で第1ピン13の周りでそれぞれ
回転する。従って、第1自転伝達盤12が止まっていて
も、または回転していても公転伝達軸20の回転が規制
されることはない。
【0020】一方、自転運動については、自転用モータ
11を駆動することによって第1自転伝達盤12を回転
させるが、第1ピン13は自転伝達盤12の同心円上に
あるので、前述と同じ軌跡を通り、自転用回転軸23は
所定量偏心しているが、回転伝達盤14を介して連結し
ているので、第1自転伝達盤12と同じ回転数の回転が
自転用回転軸23に伝達される。
【0021】このようにして公転伝達軸20及び自転用
回転軸23の回転運動によって研磨盤25が自転しなが
ら公転する。一方、この研磨盤25の研磨部材25aに
対して、支持アーム30は圧縮ばね36によって下方に
付勢支持されており、押え部材37の位置決め部37b
が固定治具盤27の係止部27bに係止して回転不能な
状態で、ボール38が固定治具盤27の支持面27aを
圧接されているので、この固定治具盤27を介して各棒
状部材Wは研磨部材25aにその端面が押し付けられて
いる。
【0022】ここで、自転用モータ11及び公転用モー
タ17の回転方向は、反転手段50により定期的に逆転
される。これにより、固定治具盤27がピボット動作す
る際に回転方向に依存する偏りがなくなり、棒状部材W
は端面が理想的な凸球面に加工される。ここで、このよ
うに加工した複数の棒状部材Wの中心位置の偏心量を測
定した結果を図5(a)に示す。また、比較のため、回
転方向を反転させないで研磨したものについても同様に
測定し、その結果を図5(b)に示す。この結果、本実
施例の研磨装置で研磨した棒状部材は、凸球面偏心が非
常に少ない理想的な球面に研磨されていることが確認さ
れた。
【0023】また、図6には本発明の他の実施例を示
す。この研磨装置は、固定治具盤27の支持機構が異な
る以外は基本的構成は上述した実施例と同様であり、同
一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
この例では、装置本体21に固着された支持部21aに
下方に向かって所定の押圧力で付勢される押さえ軸61
により、揺動自在に支持されている。ここで、押さえ軸
61の先端は円錐部61aとなっており、これが固定治
具盤27の中央部に形成されたテーパ状嵌合穴27aと
係合している。また、支持部21aには押さえ軸61に
平行に回転止めピン62が設けられており、回転止めピ
ン62の先端が固定治具盤27の係止穴27bに挿入さ
れることにより、固定治具盤27の回転が規制されてい
る。
【0024】かかる研磨装置においても、自転用モータ
11及び公転用モータ17の回転方向は、反転手段50
により定期的に逆転される。これにより、固定治具盤2
7がピボット動作する際に回転方向に依存する偏りがな
くなり、棒状部材Wは端面が理想的な凸球面に加工され
る。以上、本発明の端面研磨装置の実施形態を示した
が、これに限定されるものではなく、自転及び公転運動
をしながら棒状部材の端面を研磨する装置であれば特に
限定されないことは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明の端面研磨装置によれば、棒状部材を固定
治具盤に装着してこの固定治具盤を支持機構によって装
置本体に支持する一方、棒状部材を研磨する研磨部材を
有する研磨盤を駆動機構によって装置本体に回転揺動可
能に支持し、回転揺動する研磨盤の研磨部材に対して支
持機構によって固定治具盤に装着された棒状部材を押し
付けることで端面を研磨可能とし、自転及び公転を所定
の時間毎に反転することができるので、回転方向に依存
する偏りが発生することなく棒状部材の端面を理想的な
凸球面に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端面研磨装置に正面図である。
【図2】端面研磨装置に平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る端面研磨装置におけ
る要部断面図である。
【図4】端面研磨装置に正面図および平面図である。
【図5】端面研磨装置によって加工した棒状部材の凸球
面の測定結果を示す図であり、(a)は実施例に係り、
(b)は比較例に係る。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
11 自転用モータ 12 第1自転伝達盤 14 回転伝達盤 16 第2自転伝達盤 17 公転用モータ 18 駆動歯車 19 従動歯車 20 公転伝達軸 21 装置本体 23 自転用回転軸 25 研磨盤 25a 研磨部材 26 支持機構 27 固定治具盤 27a 支持面 27b 係止部 30 支持アーム 32 操作ハンドル 33 操作ねじ 36 圧縮ばね 37 押え部材 37b 位置決め部 38 ボール 40 支柱 41 洗浄装置 42 端面検査装置 50 反転手段 W 棒状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 尚幸 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 ナステ ック工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 信雄 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 ナステ ック工業株式会社内 (72)発明者 川崎 宗男 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 ナステ ック工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状部材が支持機構によって装置本体に
    支持される一方、前記棒状部材を研磨する研磨部材を有
    する研磨盤が駆動機構によって装置本体に回転揺動可能
    に支持され、前記回転揺動する研磨盤の研磨部材に対し
    て前記支持機構によって前記固定治具盤に装着された棒
    状部材を押し付けて研磨する端面研磨装置において、前
    記駆動機構は、前記研磨盤を第1の回転中心を中心に自
    転する自転手段と、前記自転と同時に第2の回転中心を
    中心に前記第1の回転中心を旋回する公転手段と、前記
    自転及び前記公転の回転方向を所定時間毎に反転する反
    転手段とを有することを特徴とする端面研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端面研磨装置において、
    前記固定治具盤は、その中心から略等距離の位置に複数
    の棒状部材を配置して固定できるようにしたことを特徴
    とする端面研磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の端面研磨装置に
    おいて、前記支持機構は前記装置本体に上下移動自在に
    支持されると共に付勢部材によって下方に付勢支持され
    る一方、前記固定治具盤の支持面に圧接係合される係合
    部を有することを特徴とする端面研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の端面研磨
    装置において、前記支持機構の前記係合部は、円錐状ま
    たは球面状であることを特徴とする端面研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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