JPH10235321A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JPH10235321A
JPH10235321A JP9040322A JP4032297A JPH10235321A JP H10235321 A JPH10235321 A JP H10235321A JP 9040322 A JP9040322 A JP 9040322A JP 4032297 A JP4032297 A JP 4032297A JP H10235321 A JPH10235321 A JP H10235321A
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garbage
garbage disposal
tank
side wall
garbage processing
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Masanori Koyamoto
政則 小屋本
Harunari Tsusaka
治成 津坂
Kaoru Yamashita
馨 山下
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Junichi Ikeuchi
淳一 池内
Hideo Fujimoto
英男 藤本
Takashi Hyodo
隆司 兵藤
Hiroyasu Kawanishi
弘泰 川西
Tomoaki Fujii
智明 藤井
Yoshihisa Kanetsuna
良壽 金綱
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入口の面積を広く取ることができる。 【解決手段】 生ごみ処理槽1の上開口部の開口縁に内
側に向けて横片2を連出すると共に横片2の先端より下
方に垂下片3を連出して垂下片3と生ごみ処理槽1の側
壁5の上端部との間に下方が生ごみ処理槽1内に開口し
た隙間4を形成する。生ごみ処理槽1の側壁5の上端部
に該隙間4に開口する吸気口6と排気口7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から微生物を利用して有機物及び水
分を含有する汚泥を環境に影響を与えない程度に分解処
理(醗酵)することが行われており、この処理を行う生
ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置は生
ごみ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ごみ
処理材として充填してある。生ごみ処理槽に設けた投入
口から生ごみを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理材
に生息する微生物の働きで生ごみを醗酵させて分解処理
するようになっている。
【0003】図8に従来の生ごみ処理装置を示す。従来
の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1内に生ごみ処理材
を攪拌するための攪拌手段16を設けてある。また、生
ごみ処理槽1の上開口部において吸気径路28の下端部
の吸気口6を下方に向けて開口させ、更に、生ごみ処理
槽1の上開口部において排気通路40の一端部の排気口
7を下方に向けて開口させ、蓋27を開けて生ごみ処理
槽1内に生ごみを投入する際に、吸気口6や排気口7が
見えないようにするためにケース22の上部の上部カバ
ーの開口部に張り出し部90を設けて該張り出し部90
により下方に開口した吸気口6や排気口7を隠すような
構造となっている。
【0004】吸気径路28はダクトにより構成してあ
り、このダクト内には外気を生ごみ処理槽1内に供給す
るための送風ファン91と外気の温度が低い時に吸い込
んだ外気を加温するための温風用ヒータ92が設けてあ
り、また、排気通路40には排気ファン93が設けてあ
る。更に、排気ファン93にはオゾン脱臭器94を設け
てある。また、生ごみ処理槽1の下部の外面の一部には
生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を加熱するための面ヒ
ータ51が設けてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来例にあっては、生ごみ処理槽1の上開口部において吸
気口6と排気口7とをそれぞれ下方に向けて開口させ、
この下方に向けて開口する吸気口6や排気口7が見えな
いようにするためにケース22の上部カバーの開口部に
張り出し部90を設けて該張り出し部90により下方に
開口した吸気口6や排気口7を隠すような構造となって
おり、このため生ごみ処理装置の投入口14が上部カバ
ーの開口面積が張り出し部90を設けることによって狭
くなるという問題があった。特に、吸気口6や排気口7
はあまり小さくできないので、この吸気口6、排気口7
を生ごみ処理槽1の上開口部に下方に開口するように開
口させる構造とすると、どうしてもこれを隠すための張
り出し部90の張り出し長が長くなってしまい、投入口
14の面積が狭くなるのである。
【0006】また、従来にあっては、排気通路40にフ
ィルタを設けてないので、排気時に生ごみ処理槽1内の
バイオチップと称する木質細片よりなる生ごみ処理材が
排気通路40側に流れ出すという問題があった。本発明
は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであっ
て、投入口の面積を広く取ることができ、また、排気時
に生ごみ処理材が排気通路側へ流れ出すのを防止すると
共に、フィルタ取付け部に生ごみ処理材が溜まらずに、
フィルタの再取付けの際に正確に取付けることができる
生ごみ処理装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1の側壁
5の上端部に吸気口6と排気口7とを設け、生ごみ処理
槽1の側壁5の上端部の内方に小間隙4を介して垂下片
3を設けて垂下片3により吸気口6と排気口7とを隠
し、側壁5と垂下片3との間の小間隙4を下方に開口さ
せて生ごみ処理槽1内に連通して成ることを特徴とする
ものである。このように吸気口6、排気口7をいずれも
生ごみ処理槽1の側壁5に形成することで、生ごみ処理
装置13の投入口14の開口面積を広く取ることができ
るものであり、また、生ごみ処理槽1の側壁5に設けた
吸気口6、排気口7と小間隙4を介して対向する垂下片
3が設けてあるので、垂下片3により吸気口6、排気口
7が見えないように隠すことができると共に投入口14
から生ごみを投入する際に生ごみが吸気口6、排気口7
に入らないようにできるものであり、しかも、この垂下
片3と側壁5との間の小間隙4は上記のように吸気口
6、排気口7の目隠しができて吸気口6や排気口7と生
ごみ処理槽1内部とを通気できる機能を有していればよ
いので、小間隙4の巾をできるだけ狭くすることが可能
となり、この点でも投入口14の開口面積を広く取るこ
とができることになる。
【0008】また、生ごみ処理槽1の側壁5の排気口7
部分にフィルタ取付け部8を設け、フィルタ取付け部8
と連通する出し入れ口9を設け、出し入れ口9からフィ
ルタ取付け部8にフィルタ11を出し入れ自在に取付
け、フィルタ取付け部8の下端部にフィルタ取付け部8
内に溜まった生ごみ処理材10を生ごみ処理槽1内に排
出するための生ごみ処理材返送用開口12を設けること
も好ましい。このような構成とすることで、生ごみ処理
槽1内の湿気や悪臭を排気口7から排気通路40に排気
する際、排気と一緒に流出しようとする生ごみ処理材1
0がフィルタ11により捕捉されて排気通路40から外
に排出されるのが防止できることになり、しかも、掃除
などの際にフィルタ11を引き上げた時、フィルタ11
から生ごみ処理材10がフィルタ取付け部8の下端部に
落下しても、フィルタ取付け部8の下端部に設けた生ご
み処理材返送用開口12から生ごみ処理材10を生ごみ
処理槽1内に返送することができて、フィルタ11を再
びフィルタ取付け部8に挿入して取付ける際に支障なく
正確に取付けることができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。図1には生ごみ処理装置1
3の全体を示す斜視図が示してある。生ごみ処理装置1
3の上方が開口したケース22内に上方が開口した生ご
み処理槽1が内装してあり、この生ごみ処理槽1内には
攪拌手段16が回転自在に内装してある。
【0010】攪拌手段16は中空パイプ状をした攪拌軸
16aに攪拌羽根16bを設けて構成してあり、該攪拌
軸16aが生ごみ処理槽1の両側壁5に設けた軸受け部
23に回転自在に軸支してある。ここで、少なくとも攪
拌軸16aの一端部は生ごみ処理槽1の側壁5よりも外
側に突出しており、攪拌軸16aの外側への突出部分に
図2のようにスプロケット24を設けた長さの短いスプ
ロケット用接続軸25を嵌め込んでボルト80等の固着
具により取付けてある。このようにすることで、攪拌翼
16bを設けた攪拌軸16aをスプロケット24に邪魔
されることなく生ごみ処理槽1内部から軸受け部23に
挿通し、その後に攪拌軸16aの端部にスプロケット2
4を取付けることができると共に、生ごみ処理槽1内に
は攪拌軸16aのみが位置して攪拌軸16aとスプロケ
ット用接続軸25との嵌め込み接合部が生ごみ処理槽1
内に位置しないので、生ごみ処理槽1内に位置する攪拌
翼16bを設けた攪拌軸16aのみを耐蝕性材料で形成
するだけでよくて、スプロケット24を設けたスプロケ
ット用接続軸25は必ずしも耐蝕性材料で形成する必要
がないものである。
【0011】ケース22の底板22aにはモータ17が
取付けてあり、モータ17の出力軸に設けたスプロケッ
トと上記攪拌手段16に設けたスプロケット24とにチ
ェーン26が掛け廻してあって、モータ17を正転する
ことで攪拌手段16を正転し、モータ17を逆転するこ
とで攪拌手段17を逆転し、このような攪拌手段16の
回転により、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10を攪
拌し、生ごみ処理槽1内の各部にまんべんなく空気を供
給すると共に生ごみを生ごみ処理槽1内に充填した生ご
み処理材10中に投入された生ごみを均等に分散混合さ
せるようになっている。攪拌手段16の回転の制御は制
御部(図示せず)により制御される。
【0012】生ごみ処理槽1の下部の外面部には面ヒー
タ51が取着してある。この面ヒータ51は生ごみ処理
槽1内に充填した生ごみ処理材を加熱するためのもので
あり、生ごみ処理材の温度が低い場合に面ヒータ51に
より加熱するようになっている。この面ヒータ51は制
御部からの信号により制御されるものである。生ごみ処
理槽1内には微生物が生息したバイオチップと称される
おが屑状の木質細片のような担体よりなる生ごみ処理材
10が入れてある。この生ごみ処理材10としては例え
ば従来から公知の木質細片(例えば特公平2ー3076
0号等)が使用できる。
【0013】生ごみ処理槽1の内部には含水率センサ1
8が配設してある。実施形態においては含水率センサ1
8は生ごみ処理槽1の側壁5の内面に取付けてある。こ
の含水率センサ18はヒータ(図示せず)と、ヒータへ
の通電前と通電した状態における温度とを検出するため
のサーミスタよりなる温度検出手段(図示せず)とで構
成してあり、含水率検出センサ18の出力信号が制御部
に入力されるようになっている。そして、含水率検出セ
ンサ18のヒータをオンする前の温度と、ヒータをオン
した状態における温度とを温度検出手段で検出し、該温
度検出手段による温度変化のデータから生ごみ処理材の
含水率を求めるものである。この含水率検知センサ18
で生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10の含水率を求め
ることで、制御部により後述のファン34や面ヒータ5
1や攪拌手段16の運転制御を行うものである。
【0014】また、生ごみ処理槽1の上部には生ごみ処
理槽1内の空気を加温するための補助ヒータ30が設け
てあり、この補助ヒータ30により生ごみ処理槽1の上
部の空間内における空気を加温するようになっている。
ケース22の上部を構成する上カバー22bの開口部は
投入口14となっており、この投入口14には後端部の
軸着部を中心に回動して開閉自在となった生ごみ投入用
の蓋27が設けてある。
【0015】生ごみ処理槽1の側壁5の上端部には吸気
口6と排気口7と後述する返送用出口とが設けてある。
上記生ごみ処理槽1の側壁5の上端部の内方に図1、図
2、図6に示すように、小間隙4を介して垂下片3が設
けてあって、該垂下片3により生ごみ処理槽1の側壁5
の上端部に設けた吸気口6と排気口7とを隠している。
ここで、返送用出口も垂下片3で隠すようにしてもよ
い。生ごみ処理槽1の側壁5と垂下片3との間に形成し
てある小間隙4は下方に開口していて生ごみ処理槽1内
に連通している。ここで、垂下片3は生ごみ処理槽1の
上端部を略逆L字状に折り曲げて形成したり、あるい
は、ケース22の上部を構成する上カバー22bに形成
した生ごみを投入するための投入口14の開口縁から一
体に垂下してもよいものである。
【0016】このように、生ごみ処理槽1の側壁5の上
端部には吸気口6と排気口7と返送用出口を設け、側壁
5の上端部と垂下片3との間に小間隙4を形成すること
で、従来のように上記吸気口6と排気口7を生ごみ処理
槽1内の上部において下方に向けて開口するように形成
する場合に比べて、上カバー22bに形成した投入口1
4の開口面積を広く取ることができるものである。
【0017】ケース22と生ごみ処理槽1との間には吸
気径路28が設けてある。この吸気径路28は一端部が
ケース22の底板22aに設けた外気取り入れ口43に
連通しており、また、他端部が上記生ごみ処理槽1の側
壁5の上端部に設けた吸気口6に連通してある。更に、
ケース22と生ごみ処理槽1との間には排気通路40が
形成してある。排気通路40を構成するダクト44の一
端部が生ごみ処理槽1の上端部に設けた排気口7に連通
接続してあり、排気口7に連通接続した側のダクト44
の一端部側にファン34が設けてある。この一端にファ
ン34を設けたダクト44の途中には図4に示すよう
に、脱臭装置2が配設してあり、更にダクト44の他端
部には希釈室36が接続してある。
【0018】生ごみ処理槽1の上端部に設けた排気口7
の入口(ファン34の上流側)にはフィルタ取付け部8
が設けてある。図8に示すようにケース22の上部には
フィルタ取付け部8と連通する出し入れ口9が設けてあ
り、出し入れ口9からフィルタ取付け部8にフィルタ1
1を出し入れ自在に取付けてある。フィルタ取付け部8
の下端部にフィルタ取付け部8内に溜まった生ごみ処理
材10を生ごみ処理槽1内に排出するための生ごみ処理
材返送用開口12が設けてある。フィルタ11はフィル
タケース11aにフルタ材11を内装して構成したもの
であり、フィルタケース11aには取手11cが設けて
ある。
【0019】ダクト44のファン34と脱臭装置2との
間から図3のように返送用分岐通路の返送用入口45が
連通分岐してあり、この返送用分岐通路は生ごみ処理槽
1の側壁5の上端部に開口する返送用出口に連通してお
り、ファン34からダクト44に送られる排気の一部を
該返送用分岐路41を介しては生ごみ処理槽1内に返送
するようになっており、このように排気の一部を返送用
分岐通路路を介して生ごみ処理槽1内に返送することで
暖かい排気の一部を再び生ごみ処理槽1内に返送して生
ごみ処理槽1内の空気を攪拌することができ、ファン3
4を運転することによる排気の際に生ごみ処理槽1内の
空気が冷たくなることがなく、効果的な生ごみ処理がで
きることになっている。
【0020】脱臭装置2は、脱臭ケース47内の上部に
略U字状をしたヒータ32が配置してあり、この略U字
状をしたヒータ32内に分流手段39が設けてあり、脱
臭ケース47の上の入口から供給される気体を分流手段
39により両側に分流して略U字状をしたヒータ32の
全体にほぼ均等に気体が当たって、気体を全体として均
等に加熱するようになっている。ヒータ32の下部には
触媒31が配置してある。この触媒31はセラミックに
よりハニカム体31aを形成し、このハニカム体31a
の表面に触媒31となる白金を蒸着して構成したもので
ある。つまり、ヒータ32により加熱された臭気を含む
気体が上記ハニカム体31aを通過する際に、白金より
なる加熱された触媒31により触媒脱臭されるものであ
る。
【0021】希釈室36には希釈用ファン35が設けて
あり、また、希釈室36の後部の下面には外気を吸引す
る外気入口50が設けてあり、この外気入口50はケー
ス22の底板22aにおいて開口しており、実施形態に
おいては希釈室36の下面部を底板22aで構成するこ
とで、底板22aに外気入口50を設けてある。底板2
2aには下面部に脚部22bが設けてあって、底板22
aに設けた外気入口50から外気を取り入れることがで
きるようにしてある。更に希釈室36の前部には吹き出
し口42が設けてある。そして、希釈用ファン35を運
転することで、外気入口50から外気を取り入れ、触媒
31を通った高温の気体を希釈室36内において希釈
し、低温にして吹き出し口42から外部に排気するよう
になっている。脱臭装置2が生ごみ処理槽1とケース2
2との間に配置される関係上、脱臭装置2の下部に連通
して設けられる希釈室36はケース22の側面部に近接
して設けられ、このため、外気入口50もケース22の
底板22aの外側端部付近に開口することになる。そし
て、このように外気入口50が底板22aの外側端部付
近に開口すると、雨水等が入るおそれがある。このた
め、図5のように外気入口50の側方に水平断面略コ字
状の水浸入防止片50aを垂設してある。
【0022】脱臭ケース47内の下部の触媒31のやや
下方には触媒温度を検出するための温度検知素子37が
設けてあり、温度検知素子37で検知した温度に基づい
て制御部によりヒータ32のデューテイフィードバック
制御を行い触媒31の温度を設計値になるように制御す
るものである。また、温度検知素子37で異常温度を検
知した場合には報知手段によりエラーを報知し、また、
ヒータ32やファン34をオフにするように制御するも
のである。ここで、異常温度を検知した場合すぐにヒー
タ32やファン34をオフにせず、ファン34の風量を
上げ、それでも温度検知素子37が異常温度を検出する
場合には、ヒータ32やファン34をオフにするもので
ある。また、脱臭ケース47にはヒータ32内に温度ヒ
ユーズ49が設けてあり、脱臭運転時にファン34が停
止した時や、ヒータ32の出力異常時等に温度ヒューズ
49が切れるようになっており、温度ヒューズ49は例
えば390℃で切れるようになっている。また、希釈室
36内の希釈用ファン35の前又は後には外気温度検知
素子38が設けてあり、外気入口50から吸入された外
気の温度を検出するようになっており、外気温度が低温
時に補助ヒータ30を制御したり(外気温度が低い時に
は補助ヒータ30をオンにしたり、あるいは補助ヒータ
30の加熱温度を上げる)、ファン34の風量を制御し
たり(外気温度が低い時には送風量を落とす)するもの
であり、また、外気温度検知素子38による温度検知に
当たって異常温度上昇があると、脱臭運転において、希
釈用ファン35が何等かの理由で停止したり、あるいは
吹き出し口42等が閉塞されている等とみなして、脱臭
運転を停止するように制御するものである。
【0023】脱臭装置2を備えた排気通路40はすでに
述べたようにケース22と生ごみ処理槽1との間に配置
してあるが、この排気通路40の少なくとも脱臭装置2
の部分は前述の吸気径路28の途中の部分の中に位置す
るように配置してある。つまり、脱臭装置2の外周部分
が吸気径路28の一部で覆われて、脱臭装置2からの放
熱を脱臭装置2の外周部分を覆う吸気径路28の一部
(この部分が吸気径路28の排熱回収部29となってい
る)で回収し、外気取り入れ口43から供給されて吸気
径路28を流れる外気を上記脱臭装置2からの放熱によ
り加温して吸気口6から生ごみ処理槽1内に供給する外
気が温められた状態で供給されるようになっている。こ
こで、吸気径路28は生ごみ処理装槽1の側壁5とケー
ス22との間の隙間の全体を吸気径路28としてもよ
く、あるいは生ごみ処理装槽1の側壁5とケース22と
の間の隙間を仕切りにより仕切って外気取り入れ口43
から吸気口6に至る吸気径路28を形成してもよく、あ
るいは、外気取り入れ口43と吸気口6とを別体のダク
トにより接続してこれを吸気径路28としてもよく、い
ずれの場合においても、少なくとも脱臭装置2部分の外
周部は吸気径路28に設けた排熱回収部29で覆って、
脱臭装置2からの放熱を回収して外気を加温するように
なっている。なお、脱臭装置2の脱臭ケース47の外周
部には断熱材52が取付けて放熱ロスを低減するように
なっているが、断熱材52を設けても依然として放熱が
あり(例えば20%程度の放熱がある)、この放熱を排
熱回収部29において有効に回収するのである。
【0024】上記のような構成の生ごみ処理装置13に
おいて、生ごみ処理槽1内に生ごみが投入されると、攪
拌手段16が回転して生ごみを生ごみ処理材と攪拌混合
させる。すると、生ごみ処理材に棲息する微生物の働き
により生ごみが分解処理されるものである。そして、フ
ァン34を運転して生ごみ処理槽1内において生ごみ処
理により発生する湿気やガス等の排気は排気通路40を
経て外部に排気され、同時にファン34を運転して排気
することで、同時に吸気径路28を経て外気が吸気口6
から生ごみ処理槽1内に供給され、これにより新鮮な酸
素が生ごみ処理材に供給されることになって、微生物の
働きを活性化するものである。この際、面ヒータ51を
加熱することで、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10
の温度を最適の生ごみ処理温度となるように制御するも
のである。
【0025】一方、ファン34の運転は脱臭運転の場合
と、脱臭切り運転の場合との両方がある。脱臭装置2に
よる脱臭運転をする際には上記したファン34、ヒータ
32、希釈用ファン35、補助ヒータ30をオンにする
ことで脱臭運転をするものであり、排気口7から臭気を
含んだ排気が排気通路40に送られる。これにより吸気
口6から外気が生ごみ処理槽1内に吸気される。そして
排気通路40に送られた臭気を含んだ排気は、その一部
(実施形態においては排気通路40に送られた排気の半
分)が返送用分岐通路を経て再び生ごみ処理槽1内に返
送された生ごみ処理槽1内の上部空間の気体を攪拌する
ものであり、これにより吸気口6から生ごみ処理槽1内
の上部空間に流れ込んだ外気が排気口7にショートパス
することなく、温度の比較的高い排気の一部が返送され
て、これが攪拌混合されて、生ごみ処理槽1内に充填さ
れた生ごみ処理材10に空気が供給されることになる。
一方、排気通路40に送られた臭気を含んだ排気中、返
送用分岐通路側に流れた一部を除く他の排気(実施形態
においては排気通路40に送られた排気の半分)は脱臭
装置2内に流入して分流手段39により分流されて略U
字状をしたヒータ32の全体にほぼ均等に当たって、排
気が全体として均等に加熱される。そして、加熱された
排気はハニカム体31aを通り、ハニカム体31aの表
面に蒸着した白金よりなる触媒31に接触する。ここ
で、白金よりなる触媒31が加熱され、排気中の臭気が
脱臭される。そして、触媒脱臭された高温の排気は希釈
室36に流れ、希釈されて低温になって吹き出し口42
から低温にして外部に排気されるものである。
【0026】ここで、ヒータ32は触媒温度が150℃
と250℃との2つのモードに選択できるように制御さ
れるものであり、通常は触媒温度が150℃となるよう
に制御される通常脱臭モードで運転され、必要に応じて
触媒温度が250℃となるように制御される強脱臭モー
ドで運転される。白金触媒の場合、150℃の通常脱臭
モードによる運転においては、排気中に含まれる硫黄系
の約9割が脱臭され、アンモニアの約3割が脱臭され
る。また、250℃の強脱臭モードによる運転において
は、硫黄系の約9割が脱臭され、アンモニアの約9割が
脱臭される。この強脱臭モードで運転する場合、一定時
間(例えば48時間)経過すると自動的に脱臭運転がオ
フとなるように制御されるものである。
【0027】なお、1日の生ごみの量を1kgとした場
合、1kgの生ごみにおいては800g〜900gが水
分であり、この水分を1日で排出する必要がある。その
ため、従来にあっては、100リットル/分〜200リ
ットル/分で排気する必要があるが、本実施形態におい
ては、脱臭運転の時には、通常風量が20リットル/分
でファン34を運転させることで1日分の水分の排出量
である800g〜900gを排出するようにしている。
このため、本発明においては、生ごみ処理運転中に面ヒ
ータ51により生ごみ処理槽1内における生ごみ処理材
10を加温して攪拌手段16により攪拌して生ごみを分
解処理することで、水蒸気を発生させ、更に、生ごみ処
理槽1の生ごみ処理材10を入れた部分よりも上方位置
に配置した補助ヒータ30で生ごみ処理槽1の上部を加
熱することで上記発生した水蒸気が生ごみ処理槽1の上
部の側壁5部分で結露することがなく、また、生ごみ処
理槽1内の上部空間の気体を加熱し、このようにして生
ごみ処理槽1内部の気体を加熱することで生ごみ処理槽
1内部の相対湿度を下げるものであり、このように相対
湿度を下げることで従来に比べてファン34による排気
風量を低下させた(実施形態では20リットル/分)と
しても低下させた排気風量中に含まれる水蒸気の量を増
やすようにしている。ところで、すでに述べたように、
脱臭運転においては脱臭装置2のヒータ32が加熱され
ているので、この脱臭装置2からの放熱を吸気径路28
の排熱回収部29で回収して加温された外気が吸気口6
から生ごみ処理槽1内に供給されるので、予備加熱され
た状態で外気が供給されることになって、生ごみ処理槽
1内の上部の気体の温度が低下しにくいようにしてあ
り、この点でも、生ごみ処理槽1内部の相対湿度を下げ
ることができるようにしてある。
【0028】上記のように脱臭運転時にはファン34は
通常20リットル/分で運転するが、このファン34は
制御設計の都合を考慮して20リットル/分〜100リ
ットル/分の範囲でデューティ制御されるようになって
いる。また、触媒脱臭された高温の排気は例えば20リ
ットル/分、250℃で希釈室36に流れた場合、希釈
用ファン35により外気入口50から吸い込まれる外気
が30℃、200リットル/分の時、希釈室36内で希
釈用ファン35により希釈されて50℃、220リット
ル/分で吹き出し口42から外部に吹き出される。
【0029】一方、脱臭切り運転の場合、ファン34の
風量を100リットル/分となるように制御するもので
あり、脱臭装置2のヒータ32への通電をオフとするも
のであり、同時に補助ヒータ30への通電もオフとす
る。なお、脱臭切り運転の場合希釈用ファン35は運転
しても、運転しなくてもいずれでもよい。脱臭切り運転
の時に希釈用ファン35を運転することで、臭気や湿気
を含んだ排気が希釈室36で希釈されて外部に排気され
ることになって、臭気を薄めることになる。
【0030】なお、この脱臭切り運転の時、脱臭装置2
内において排気温度が低い場合、排気中に含まれている
湿気が結露してハニカム体31a内などを結露水で詰ま
らせて送風量が変化するおそれがあるので、このような
場合、脱臭切り運転の場合でも外気温度が一定以下の温
度の場合や生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10の温度
が一定温度以下の場合にはヒータ32に通電してヒータ
32をデューティ制御し、結露が発生しないように制御
するものである。
【0031】ところで、ファン34を運転した場合、排
気と共に生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10が排気通
路40側に流出する可能性があるが、本発明において
は、排気と一緒に流出しようとする生ごみ処理材10が
排気口7に設けたフィルタ11により捕捉されて排気通
路40内及び外部に流出しないようになっている。そし
て、フィルタ11が目詰まりしてくると、ファン34の
風量が低下するので、このような場合にはフィルタ11
を出し入れ口9から引き上げてフィルタ11の掃除をし
て再び出し入れ口9からフィルタ取付け部8内に差し込
んで取付けるものである。ここで、フィルタ11を引き
上げる際、フィルタ11から生ごみ処理材10が落下す
るが、このフィルタ11から落下した生ごみ処理材10
は生ごみ処理材返送用開口12から生ごみ処理槽1内に
滑り落ちるようになっており、この結果、フィルタ取付
け部8内に溜まって、再度のフィルタ11のフィルタ取
付け部8への差し込みの支障とならないようになってい
る。このため、フィルタ取付け部8の下面部を生ごみ処
理材返送用開口12側に向けて下り傾斜するようにして
もよいものである。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、生ごみ処理槽の側壁の上端部に吸気
口と排気口とを設け、生ごみ処理槽の側壁の上端部の内
方に小間隙を介して垂下片を設けて垂下片により吸気口
と排気口とを隠し、側壁と垂下片との間の小間隙を下方
に開口させて生ごみ処理槽内に連通してあるので、従来
のように生ごみ処理槽の上部開口内に下方に開口するよ
うに吸気口と排気口とを設けてこれを覆うように上部カ
バーに巾広の張り出し部を設けたものに比べて、生ごみ
処理槽の投入口の開口面積を広く取ることができると共
に生ごみ処理槽の小型化が図れるものである。しかも、
生ごみ処理槽の側壁に設けた吸気口、排気口と小間隙を
介して対向する垂下片が設けてあるので、垂下片により
吸気口、排気口が見えないように隠すことができると共
に投入口から生ごみを投入する際に生ごみが吸気口、排
気口に入らないようにできるものである。
【0033】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、生ごみ処理槽の
側壁の排気口部分にフィルタ取付け部を設け、横片にフ
ィルタ取付け部と連通する出し入れ口を設け、出し入れ
口からフィルタ取付け部にフィルタを出し入れ自在に取
付け、フィルタ取付け部の下端部にフィルタ取付け部内
に溜まった生ごみ処理材を生ごみ処理槽内に排出するた
めの生ごみ処理材返送用開口を設けてあるので、生ごみ
処理槽内の湿気や悪臭を排気口から排気路に排気する
際、排気と一緒に流出しようとする生ごみ処理材がフィ
ルタにより捕捉されて排気路から外に排出されるのが防
止できることになり、しかも、掃除などの際にフィルタ
を引き上げた時、フィルタから生ごみ処理材がフィルタ
取付け部の下端部に落下しても、フィルタ取付け部の下
端部に設けた生ごみ処理材返送用開口から生ごみ処理材
を生ごみ処理槽内に返送することができて、フィルタを
再びフィルタ取付け部に挿入して取付ける際に支障なく
正確に取付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の一部省略概略斜視図であ
る。
【図2】同上の正面断面図である。
【図3】同上の側面断面図である。
【図4】同上の脱臭装置の概略構成図である。
【図5】同上の下面図である。
【図6】同上の吸入口部分の拡大断面図である。
【図7】同上の吹き出し口部分を示す背面図である。
【図8】(a)はフィルタの着脱を示す分解斜視図であ
り、(b)は取付け状態の断面図であり、(c)は取付
け状態の他の部分の断面図である。
【図9】従来例の一部省略概略斜視図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 3 垂下片 4 小間隙 5 側壁 6 吸気口 7 排気口 8 フィルタ取付け部 9 出し入れ口 10 生ごみ処理材 11 フィルタ 12 生ごみ処理材返送用開口 13 生ごみ処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六嶋 一雅 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 池内 淳一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤本 英男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 兵藤 隆司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川西 弘泰 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤井 智明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 金綱 良壽 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ処理槽の側壁の上端部に吸気口と
    排気口とを設け、生ごみ処理槽の側壁の上端部の内方に
    小間隙を介して垂下片を設けて垂下片により吸気口と排
    気口とを隠し、側壁と垂下片との間の小間隙を下方に開
    口させて生ごみ処理槽内に連通して成ることを特徴とす
    る生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 生ごみ処理槽の側壁の排気口部分にフィ
    ルタ取付け部を設け、フィルタ取付け部と連通する出し
    入れ口を設け、出し入れ口からフィルタ取付け部にフィ
    ルタを出し入れ自在に取付け、フィルタ取付け部の下端
    部にフィルタ取付け部内に溜まった生ごみ処理材を生ご
    み処理槽内に排出するための生ごみ処理材返送用開口を
    設けて成ることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理
    装置。
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