JPH10235237A - 化粧料容器 - Google Patents
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- JPH10235237A JPH10235237A JP9041204A JP4120497A JPH10235237A JP H10235237 A JPH10235237 A JP H10235237A JP 9041204 A JP9041204 A JP 9041204A JP 4120497 A JP4120497 A JP 4120497A JP H10235237 A JPH10235237 A JP H10235237A
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- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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- B65D83/752—Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74 characterised by the use of specific products or propellants
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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- B05B11/0089—Dispensing tubes
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 毛髪用化粧料を液垂れすることなく頭皮
または毛根付近に均一に施すことができる噴射式の化粧
料容器を得る。 【解決手段】 噴射式容器１０の噴射部１２に、長さＮ
が２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズル１４を装着
し、かつ噴射時にこの噴射ノズル１４の噴射口１７から
１０ｃｍ離れた面におけるスプレーパターンＰの直径φ
が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内となるようにした。
または毛根付近に均一に施すことができる噴射式の化粧
料容器を得る。 【解決手段】 噴射式容器１０の噴射部１２に、長さＮ
が２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズル１４を装着
し、かつ噴射時にこの噴射ノズル１４の噴射口１７から
１０ｃｍ離れた面におけるスプレーパターンＰの直径φ
が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内となるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾル式容器ま
たはディスペンサー式容器など、内容液を内圧により噴
射する化粧料容器に関するものであり、特に毛髪用化粧
料などを頭皮または毛根部付近に施すに際して、液垂れ
せずに均一に施すことができる噴射式の化粧料容器に関
する。
たはディスペンサー式容器など、内容液を内圧により噴
射する化粧料容器に関するものであり、特に毛髪用化粧
料などを頭皮または毛根部付近に施すに際して、液垂れ
せずに均一に施すことができる噴射式の化粧料容器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】トニック、デオドラント剤、育毛料、整
髪剤など液状の毛髪料（以下、一般に「化粧料」とい
う）を施用する容器として、従来から、化粧料と共に噴
射剤を内蔵して、噴射部（アクチュエータ）を指で押す
ことにより適量の化粧料を噴射口から噴射することがで
きるエアゾル式容器や、手動でピストンポンプを作動し
て適量の化粧料を噴射口から霧状または泡状に噴射する
ディスペンサー式容器などが用いられている。
髪剤など液状の毛髪料（以下、一般に「化粧料」とい
う）を施用する容器として、従来から、化粧料と共に噴
射剤を内蔵して、噴射部（アクチュエータ）を指で押す
ことにより適量の化粧料を噴射口から噴射することがで
きるエアゾル式容器や、手動でピストンポンプを作動し
て適量の化粧料を噴射口から霧状または泡状に噴射する
ディスペンサー式容器などが用いられている。
【０００３】これらの噴射式容器は一般に、薬液を広範
な面に薄く均一に散布することを目的としているので、
頭髪などに施用するとき、毛髪の表層を広く均一に濡ら
すには適しているが、頭髪の奥部、すなわち頭皮や毛根
の付近に集中的に化粧料を到達させることができず、特
にトニック、デオドラント剤、育毛料など、毛根や頭皮
に選択的に施すことが求められる場合には、いったん毛
髪の表層に噴霧し、または手の平に噴射し、手で擦り込
むという方法で施すのが実態であった。また、従来の噴
射式容器は、噴射したときの化粧料による濡れ面（以
下、「スプレーパターン」という）が広いために、部分
整髪用化粧料などの容器としても不適当であった。この
ため、特に化粧料を毛根や頭皮に集中的に施すことがで
きる噴射式容器として、例えば化粧料と噴射剤との混合
物を細流状に噴射し得るようにしたエアゾル式容器（特
開平１−２１６９１４号公報）などが提案されている。
な面に薄く均一に散布することを目的としているので、
頭髪などに施用するとき、毛髪の表層を広く均一に濡ら
すには適しているが、頭髪の奥部、すなわち頭皮や毛根
の付近に集中的に化粧料を到達させることができず、特
にトニック、デオドラント剤、育毛料など、毛根や頭皮
に選択的に施すことが求められる場合には、いったん毛
髪の表層に噴霧し、または手の平に噴射し、手で擦り込
むという方法で施すのが実態であった。また、従来の噴
射式容器は、噴射したときの化粧料による濡れ面（以
下、「スプレーパターン」という）が広いために、部分
整髪用化粧料などの容器としても不適当であった。この
ため、特に化粧料を毛根や頭皮に集中的に施すことがで
きる噴射式容器として、例えば化粧料と噴射剤との混合
物を細流状に噴射し得るようにしたエアゾル式容器（特
開平１−２１６９１４号公報）などが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案され
ているこれらの噴射式容器は、化粧料を細流状に噴射す
る形式であるため、化粧料を頭髪奥部の希望部位に集中
的に供給することはできても、局部的に供給量が過大と
なって液垂れを起こし、また乾き難いとか、ベタつくな
ど、使い勝手が悪かった。また、細流状の噴射では、部
分整髪用としては全く使用できなかった。本発明は、上
記の課題を解決するためになされたものであって、従っ
てその目的は、液垂れすることなく適量の化粧料を頭皮
または毛根部に均一に施すことができ、また部分整髪を
容易にする噴射式の化粧料容器を提供することにある。
ているこれらの噴射式容器は、化粧料を細流状に噴射す
る形式であるため、化粧料を頭髪奥部の希望部位に集中
的に供給することはできても、局部的に供給量が過大と
なって液垂れを起こし、また乾き難いとか、ベタつくな
ど、使い勝手が悪かった。また、細流状の噴射では、部
分整髪用としては全く使用できなかった。本発明は、上
記の課題を解決するためになされたものであって、従っ
てその目的は、液垂れすることなく適量の化粧料を頭皮
または毛根部に均一に施すことができ、また部分整髪を
容易にする噴射式の化粧料容器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、噴射式容器であって、その噴射部に、長
さが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズルを装着し、
かつ噴射時にこの噴射ノズルの噴射口から１０ｃｍ離れ
た面におけるスプレーパターンの直径が５ｃｍ〜２５ｃ
ｍの範囲内となるようにした化粧料容器を提供する。前
記において、噴射口の口径は、０．１ｍｍ〜２．０ｍｍ
の範囲内とすることが好ましい。
めに本発明は、噴射式容器であって、その噴射部に、長
さが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズルを装着し、
かつ噴射時にこの噴射ノズルの噴射口から１０ｃｍ離れ
た面におけるスプレーパターンの直径が５ｃｍ〜２５ｃ
ｍの範囲内となるようにした化粧料容器を提供する。前
記において、噴射口の口径は、０．１ｍｍ〜２．０ｍｍ
の範囲内とすることが好ましい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により図面を用いて説明する。 （実施例１）図１は、本発明のエアゾル式化粧料容器
（以下、一般に「本噴射式容器」という）の一実施例を
示している。図１において、本噴射式容器１０は概略、
化粧料Ｌ1 および噴射剤Ｌ2 を充填した容器本体１１
と、その頂部に取付けられた噴射部（アクチュエータ）
１２とからなっている。この噴射部１２は、プッシュボ
タン式のキャップ１３を指で押し込むと、その側部に着
脱自由に装着された噴射ノズル１４の噴射口１７から化
粧料Ｌ1 が噴射剤Ｌ2 と共に噴射され、指を離すとバネ
１６の反発力によってキャップ１３が元の位置に上昇復
帰し、噴射が停止されるようになっている。
例により図面を用いて説明する。 （実施例１）図１は、本発明のエアゾル式化粧料容器
（以下、一般に「本噴射式容器」という）の一実施例を
示している。図１において、本噴射式容器１０は概略、
化粧料Ｌ1 および噴射剤Ｌ2 を充填した容器本体１１
と、その頂部に取付けられた噴射部（アクチュエータ）
１２とからなっている。この噴射部１２は、プッシュボ
タン式のキャップ１３を指で押し込むと、その側部に着
脱自由に装着された噴射ノズル１４の噴射口１７から化
粧料Ｌ1 が噴射剤Ｌ2 と共に噴射され、指を離すとバネ
１６の反発力によってキャップ１３が元の位置に上昇復
帰し、噴射が停止されるようになっている。
【０００７】前記噴射ノズル１４は、長さＮが２ｃｍ〜
１０ｃｍの範囲内とされ、噴射口１７はその口径が０．
１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内とされている。またこの噴
射式容器１０は、キャップ１３を押し込んで前記の化粧
料を噴射するとき、噴射口１７から１０ｃｍ離れた面に
おけるスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍ
の範囲内となるように調整されている。
１０ｃｍの範囲内とされ、噴射口１７はその口径が０．
１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内とされている。またこの噴
射式容器１０は、キャップ１３を押し込んで前記の化粧
料を噴射するとき、噴射口１７から１０ｃｍ離れた面に
おけるスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍ
の範囲内となるように調整されている。
【０００８】本噴射式容器１０は、噴射ノズル１４の長
さが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内に調整され、かつ前記の
スプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲
内となるように調整されているので、噴射ノズル１４の
先端を適度に頭髪内に挿入しキャップ１３を押すと、限
定された範囲の頭皮に均一に化粧料が散布され、化粧料
の局部的集中による液垂れやベタつきが起こらずに毛髪
の基部や毛根を濡らすことができる。また、部分整髪の
際にも、スプレーパターンＰの範囲が限定されているの
で、使い勝手がよい。
さが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内に調整され、かつ前記の
スプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲
内となるように調整されているので、噴射ノズル１４の
先端を適度に頭髪内に挿入しキャップ１３を押すと、限
定された範囲の頭皮に均一に化粧料が散布され、化粧料
の局部的集中による液垂れやベタつきが起こらずに毛髪
の基部や毛根を濡らすことができる。また、部分整髪の
際にも、スプレーパターンＰの範囲が限定されているの
で、使い勝手がよい。
【０００９】噴射ノズル１４のノズル長Ｎが２ｃｍ未満
では、毛髪の奥部、すなわち頭皮や毛根の近傍まで適量
の化粧料を到達させることが困難であり、１０ｃｍを越
えると、噴射ノズル自体が折損するなど実際上の使い勝
手が損なわれる。
では、毛髪の奥部、すなわち頭皮や毛根の近傍まで適量
の化粧料を到達させることが困難であり、１０ｃｍを越
えると、噴射ノズル自体が折損するなど実際上の使い勝
手が損なわれる。
【００１０】スプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ未満
では、化粧料が局部的に過剰に供給されて液垂れを起こ
し、また乾き難いとか、ベタつくなど、使い勝手が損な
われる。スプレーパターンの直径φが２５ｃｍを越える
と、噴霧が拡散し、必要な部位に必要な量の化粧料を均
一に供給することが困難になる。
では、化粧料が局部的に過剰に供給されて液垂れを起こ
し、また乾き難いとか、ベタつくなど、使い勝手が損な
われる。スプレーパターンの直径φが２５ｃｍを越える
と、噴霧が拡散し、必要な部位に必要な量の化粧料を均
一に供給することが困難になる。
【００１１】本噴射式容器１０は、噴射口１７の口径が
０．１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で調整されているの
で、化粧料の粘度や噴射剤の噴射圧に対応して、所用量
の化粧料を噴射ノズルの噴射口から適度な噴射圧で噴射
することができる。また、化粧料の特性に応じて、０．
１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で口径を変化させることに
よって、その化粧料を、毛髪の間隙を越えて頭皮にまで
効果的に到達させることができる。
０．１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で調整されているの
で、化粧料の粘度や噴射剤の噴射圧に対応して、所用量
の化粧料を噴射ノズルの噴射口から適度な噴射圧で噴射
することができる。また、化粧料の特性に応じて、０．
１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で口径を変化させることに
よって、その化粧料を、毛髪の間隙を越えて頭皮にまで
効果的に到達させることができる。
【００１２】（評価試験）前記実施例１の噴射式容器１
０を用い、容器本体１１にトニック剤と噴射剤とを充填
し、１０人のパネラーによる実用試験によって使い勝手
を評価した。試料とした本噴射式容器１の特性は、 噴射ノズル長Ｎ： ６ｃｍ スプレーパターン直径φ： １５ｃｍ 噴射口径： ０．４ｍｍ 噴射形態： 霧状 であった。使い勝手は、液の散布程度、頭皮への到達
度、液垂れの程度、および乾き易さについて、 ◎：パネラーの８０％以上が良いとするもの ○：６０％〜７９％が良いとするもの △：４０％〜５９％が良いとするもの ×：３９％以下が良いとするもの の４段階評価とした。結果を表１に示す。
０を用い、容器本体１１にトニック剤と噴射剤とを充填
し、１０人のパネラーによる実用試験によって使い勝手
を評価した。試料とした本噴射式容器１の特性は、 噴射ノズル長Ｎ： ６ｃｍ スプレーパターン直径φ： １５ｃｍ 噴射口径： ０．４ｍｍ 噴射形態： 霧状 であった。使い勝手は、液の散布程度、頭皮への到達
度、液垂れの程度、および乾き易さについて、 ◎：パネラーの８０％以上が良いとするもの ○：６０％〜７９％が良いとするもの △：４０％〜５９％が良いとするもの ×：３９％以下が良いとするもの の４段階評価とした。結果を表１に示す。
【００１３】（比較例１）噴射ノズル長が１ｃｍである
以外は前記実施例１と同様の噴射式容器を比較例１の試
料とし、同一パネラーによる使い勝手の評価を行った。
結果を表１に示す。
以外は前記実施例１と同様の噴射式容器を比較例１の試
料とし、同一パネラーによる使い勝手の評価を行った。
結果を表１に示す。
【００１４】（比較例２）スプレーパターン直径が４ｃ
ｍであり、噴射形態が細流状になる以外は前記実施例１
と同様の噴射式容器を比較例２の試料とし、同一パネラ
ーによる使い勝手の評価を行った。結果を表１に示す。
ｍであり、噴射形態が細流状になる以外は前記実施例１
と同様の噴射式容器を比較例２の試料とし、同一パネラ
ーによる使い勝手の評価を行った。結果を表１に示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】表１の結果から、噴射ノズル長Ｎが２ｃｍ
〜１０ｃｍの範囲内であり、かつスプレーパターン直径
φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内である実施例１の容器
は、液の散布程度、頭皮への到達度、液垂れの程度、お
よび乾き易さのいずれの観点からも良好と判定され、実
用性の高い化粧料容器であることがわかる。
〜１０ｃｍの範囲内であり、かつスプレーパターン直径
φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内である実施例１の容器
は、液の散布程度、頭皮への到達度、液垂れの程度、お
よび乾き易さのいずれの観点からも良好と判定され、実
用性の高い化粧料容器であることがわかる。
【００１７】これに対して、スプレーパターン直径は実
施例１と同様に５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内にあるが、噴
射ノズル長が２ｃｍ未満である比較例１の容器は、頭皮
への到達度が全く不十分であり、液垂れの程度および乾
き易さについても不満があった。また、噴射ノズル長は
実施例１と同様に２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内にあるが、
スプレーパターン直径が５ｃｍ未満である比較例２の容
器は、液垂れが激しく不快であり、乾き易さについても
不満があった。従って噴射ノズル長とスプレーパターン
直径とは、そのいずれの１要件が本発明の範囲から外れ
ても、実用性の高い化粧料容器が得られないことは明か
である。
施例１と同様に５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内にあるが、噴
射ノズル長が２ｃｍ未満である比較例１の容器は、頭皮
への到達度が全く不十分であり、液垂れの程度および乾
き易さについても不満があった。また、噴射ノズル長は
実施例１と同様に２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内にあるが、
スプレーパターン直径が５ｃｍ未満である比較例２の容
器は、液垂れが激しく不快であり、乾き易さについても
不満があった。従って噴射ノズル長とスプレーパターン
直径とは、そのいずれの１要件が本発明の範囲から外れ
ても、実用性の高い化粧料容器が得られないことは明か
である。
【００１８】（実施例２）図２は、本発明のディスペン
サー式容器（以下、一般に「本噴射式容器」という）の
一実施例を示している。図２において、本噴射式容器２
０は概略、化粧料Ｌ1 を充填した容器本体２１と、その
頂部に取付けられたディスペンサー２２とからなってい
る。このディスペンサー２２は、前方に取付けられたレ
バー２３を容器本体の頸部２４に向けてトリガー（引き
／緩め操作）すると、内蔵されたピストンと弁との作用
によって、容器本体２１内の化粧料Ｌ1 が、ディスペン
サー２２の先端２５に着脱自由に装着された噴射ノズル
２６の噴射口２７から噴射されるようになっている。
サー式容器（以下、一般に「本噴射式容器」という）の
一実施例を示している。図２において、本噴射式容器２
０は概略、化粧料Ｌ1 を充填した容器本体２１と、その
頂部に取付けられたディスペンサー２２とからなってい
る。このディスペンサー２２は、前方に取付けられたレ
バー２３を容器本体の頸部２４に向けてトリガー（引き
／緩め操作）すると、内蔵されたピストンと弁との作用
によって、容器本体２１内の化粧料Ｌ1 が、ディスペン
サー２２の先端２５に着脱自由に装着された噴射ノズル
２６の噴射口２７から噴射されるようになっている。
【００１９】前記噴射ノズル２６は、長さＮが２ｃｍ〜
１０ｃｍの範囲内とされ、噴射口２７の口径は、０．１
ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内とされている。また本噴射式
容器２０は、レバー２３をトリガーして前記の化粧料Ｌ
1 を噴射するとき、噴射口２７から１０ｃｍ離れた面に
おけるスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍ
の範囲内となるように調整されている。
１０ｃｍの範囲内とされ、噴射口２７の口径は、０．１
ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内とされている。また本噴射式
容器２０は、レバー２３をトリガーして前記の化粧料Ｌ
1 を噴射するとき、噴射口２７から１０ｃｍ離れた面に
おけるスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍ
の範囲内となるように調整されている。
【００２０】本噴射式容器２０は、噴射ノズル２６の長
さＮが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内に調整され、かつ前記
のスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範
囲内となるように調整されているので、噴射ノズル２６
の先端を適度に頭髪内に挿入しレバー２３をトリガーす
ると、限定された範囲の頭皮に化粧料が到達し、しかも
化粧料の局部的集中による液垂れやベタつきが起こらず
に毛髪の基部や毛根を均一に濡らすことができる。ま
た、部分整髪の際にも、スプレーパターンＰの範囲が限
定されているので、使い勝手がよい。
さＮが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内に調整され、かつ前記
のスプレーパターンＰの直径φが５ｃｍ〜２５ｃｍの範
囲内となるように調整されているので、噴射ノズル２６
の先端を適度に頭髪内に挿入しレバー２３をトリガーす
ると、限定された範囲の頭皮に化粧料が到達し、しかも
化粧料の局部的集中による液垂れやベタつきが起こらず
に毛髪の基部や毛根を均一に濡らすことができる。ま
た、部分整髪の際にも、スプレーパターンＰの範囲が限
定されているので、使い勝手がよい。
【００２１】本噴射式容器２０は、噴射口２７の口径が
０．１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で調整されているの
で、化粧料の粘度やトリガー時の噴射圧に対応して、化
粧料を噴射口から適度な量と噴射圧で噴射することがで
き、毛髪の間隙を越えて頭皮にまで効果的に到達させる
ことができる。また、化粧料を頭髪の表層に散布したい
場合は、噴射ノズル２６を取り外せば通常のディスペン
サー式容器となるので、化粧料が毛髪内部に侵入せず、
表層のみを広範囲に濡らすことができるようになる。
０．１ｍｍ〜２．０ｍｍの範囲内で調整されているの
で、化粧料の粘度やトリガー時の噴射圧に対応して、化
粧料を噴射口から適度な量と噴射圧で噴射することがで
き、毛髪の間隙を越えて頭皮にまで効果的に到達させる
ことができる。また、化粧料を頭髪の表層に散布したい
場合は、噴射ノズル２６を取り外せば通常のディスペン
サー式容器となるので、化粧料が毛髪内部に侵入せず、
表層のみを広範囲に濡らすことができるようになる。
【００２２】本発明の化粧料容器において、噴射部やデ
ィスペンサーの方式や構造は、上記実施例１および実施
例２のものに限定されない。更に、本発明の化粧料容器
は、複数の噴射ノズルが装着された構造であってもよ
く、また噴射ノズルの側面に複数の噴射口が形成された
構造などであってもよい。また、内容液も前記のものに
限定されるものではないが、本発明の化粧料容器は、ト
ニック、デオドラント剤、育毛料、整髪剤など毛髪の奥
部に選択的に施用することが求められる化粧料の容器と
して特に好適である。
ィスペンサーの方式や構造は、上記実施例１および実施
例２のものに限定されない。更に、本発明の化粧料容器
は、複数の噴射ノズルが装着された構造であってもよ
く、また噴射ノズルの側面に複数の噴射口が形成された
構造などであってもよい。また、内容液も前記のものに
限定されるものではないが、本発明の化粧料容器は、ト
ニック、デオドラント剤、育毛料、整髪剤など毛髪の奥
部に選択的に施用することが求められる化粧料の容器と
して特に好適である。
【００２３】次に、本発明の実施の形態を要約して列記
する。 （１）内容液を噴射する噴射部を有する容器であって、
この噴射部が長さ２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズ
ルを有し、噴射時にこの噴射ノズルの噴射口から１０ｃ
ｍ離れた面における濡れ直径が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲
内とされた化粧料容器。 （２）前記（１）において、噴射口の口径が０．１ｍｍ
〜２．０ｍｍの範囲内とされた化粧料容器。 （３）前記（１）において、内容液がトニック、デオド
ラント剤、育毛料、整髪剤のいずれか１以上を含む液状
の毛髪料である化粧料容器。 （４）前記（１）において、容器がエアゾル式容器であ
る化粧料容器。 （５）前記（１）において、容器がディスペンサー式容
器である化粧料容器。
する。 （１）内容液を噴射する噴射部を有する容器であって、
この噴射部が長さ２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズ
ルを有し、噴射時にこの噴射ノズルの噴射口から１０ｃ
ｍ離れた面における濡れ直径が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲
内とされた化粧料容器。 （２）前記（１）において、噴射口の口径が０．１ｍｍ
〜２．０ｍｍの範囲内とされた化粧料容器。 （３）前記（１）において、内容液がトニック、デオド
ラント剤、育毛料、整髪剤のいずれか１以上を含む液状
の毛髪料である化粧料容器。 （４）前記（１）において、容器がエアゾル式容器であ
る化粧料容器。 （５）前記（１）において、容器がディスペンサー式容
器である化粧料容器。
【００２４】
【発明の効果】本発明の化粧料容器は、噴射部に長さ２
ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズルが装着され、かつ
スプレーパターンの直径が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内と
されているので、特に頭髪の奥部、例えば頭皮や毛根付
近の限定された範囲に適量の液を均一に散布することが
でき、頭皮への到達度、液垂れの程度、および乾き易さ
などの観点からも、使い勝手が良好で実用性が高い。
ｃｍ〜１０ｃｍの範囲内の噴射ノズルが装着され、かつ
スプレーパターンの直径が５ｃｍ〜２５ｃｍの範囲内と
されているので、特に頭髪の奥部、例えば頭皮や毛根付
近の限定された範囲に適量の液を均一に散布することが
でき、頭皮への到達度、液垂れの程度、および乾き易さ
などの観点からも、使い勝手が良好で実用性が高い。
【図１】 本発明の一実施形態を示す断面図。
【図２】 本発明の他の一実施形態を示す側面図。
１０…噴射式容器、 １１…容器本体、 １２…噴射部、 １４…噴射ノズル、 １７…噴射口、 Ｌ1 …化粧料、 Ｌ2 …噴射剤、 Ｎ…噴射ノズル長、 Ｐ…スプレーパターン、 φ…スプレーパターン直径。
Claims (2)
- 【請求項１】 内容液を噴射する噴射部を有する容器で
あって、この噴射部に、長さが２ｃｍ〜１０ｃｍの範囲
内の噴射ノズルを装着し、かつ噴射時にこの噴射ノズル
の噴射口から１０ｃｍ離れた面における濡れ直径が５ｃ
ｍ〜２５ｃｍの範囲内となるようにしたことを特徴とす
る化粧料容器。 - 【請求項２】 前記噴射口の口径を、０．１ｍｍ〜２．
０ｍｍの範囲内としたことを特徴とする請求項１に記載
の化粧料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041204A JPH10235237A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041204A JPH10235237A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 化粧料容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235237A true JPH10235237A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12601895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9041204A Withdrawn JPH10235237A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10235237A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006043539A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | ポンプスプレー装置 |
| JP2010089828A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Shiseido Co Ltd | ヘアスプレー容器 |
| BE1018717A5 (fr) * | 2009-04-15 | 2011-07-05 | Amatucci Aldo | Pulverisateurs silencieux a concentration de jets. |
| JP2011219132A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Daizo:Kk | エアゾール製品 |
| US8187574B2 (en) * | 2000-04-17 | 2012-05-29 | Dazio Corporation | Intermittent injection aerosol product for skin |
| JP2014189283A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Mandom Corp | 人体用エアゾール製品 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP9041204A patent/JPH10235237A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8187574B2 (en) * | 2000-04-17 | 2012-05-29 | Dazio Corporation | Intermittent injection aerosol product for skin |
| JP2006043539A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | ポンプスプレー装置 |
| JP4628035B2 (ja) * | 2004-08-02 | 2011-02-09 | 久光製薬株式会社 | ポンプスプレー装置 |
| JP2010089828A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Shiseido Co Ltd | ヘアスプレー容器 |
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| JP2014189283A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Mandom Corp | 人体用エアゾール製品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |