JPH10233899A - 光走査装置及び画像形成装置並びに画像形成装置の組立方法 - Google Patents

光走査装置及び画像形成装置並びに画像形成装置の組立方法

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JPH10233899A
JPH10233899A JP9339905A JP33990597A JPH10233899A JP H10233899 A JPH10233899 A JP H10233899A JP 9339905 A JP9339905 A JP 9339905A JP 33990597 A JP33990597 A JP 33990597A JP H10233899 A JPH10233899 A JP H10233899A
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Japan
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optical
housing
scanning
image
light beam
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JP9339905A
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Takeshi Omura
大村  健
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学調整時及び本体への装着時にそれぞれ基準
となる基準面を設けて、コストを低減可能な光走査装置
及びこの光走査装置を備えた画像形成装置並びにこの光
走査装置の組立方法を提供することを目的とする。 【解決手段】この光走査装置のハウジング140は、底
部側に光偏向装置120、結像光学系130などが固定
されている。そして、カバー170が設けられた開口部
側からレーザビームが出射され、感光体ドラム38に導
かれる。ハウジング140の底部側には、2つ以上の基
準平面202によって規定される第1の基準面204が
設けられ、この基準平面202の近傍には、位置決め用
のボス206が設けられている。ハウジング140の開
口部側には、2つ以上の基準平面212によって規定さ
れる第2の基準面214が設けられ、この基準平面21
2の近傍には位置決め用のボス216が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電写真プロセ
スにより感光体上に画像を形成する画像形成装置に係
り、特に感光体上に静電潜像を形成する露光装置として
の光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写プロセスが利用されている画像
形成装置、たとえば、ディジタル複写装置は、複写対象
物としての原稿の画像を読取る画像読取部、及び、この
画像読取部を介して読取られた画像に基づいて複写像を
形成して記録媒体としての用紙上に出力する画像形成部
を備えている。
【0003】画像読取部は、原稿を照明しながら一方向
に走査する露光ランプを含む第1キャリッジ、及びこの
第1キャリッジに従動して、原稿の画像情報を画像形成
部の感光体まで案内する第2キャリッジを有している。
【0004】画像形成部は、画像読取部によって読み取
られた原稿の画像情報に対応した静電潜像を保持する感
光体、画像情報に対応した光ビームを発生して所定の電
位に帯電された感光体を露光することにより静電潜像を
形成する露光装置としての光走査装置、静電潜像を現像
して現像剤像を形成する現像装置、及び感光体上に形成
された現像剤像を用紙に転写する転写装置などを有して
いる。
【0005】画像形成部に含まれている光走査装置は、
画像情報に応じて変調されたレーザビームを発生する光
源、このレーザビームを平行ビーム又は集束ビームに変
換する第1の光学系、レーザビームを所定方向に走査す
る光偏向装置、及び偏向されたレーザビームを感光体上
で結像させる第2の光学系などの光学素子群を有してい
る。これらの光学素子群は、ハウジングの所定位置にそ
れぞれ配置され、調整された後、ハウジングの底部に固
定される。
【0006】このハウジングは、3つの面によって規定
される1つの基準面を有している。そして、光源から出
射されたレーザビームが感光体の所定位置で結像するよ
うに光軸やビーム径などを調整する際には、この基準面
を基準として光走査装置のハウジングを調整用治具にセ
ットする。また、調整済みの光走査装置を画像形成装置
本体に装着する際にも、調整時に利用した基準面を基準
として画像形成装置の筐体に固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、光走査装置に
おけるハウジングは、その底部に光偏向装置が固定さ
れ、この光偏向装置が固定された底部側から感光体の方
向へレーザビームが出射されるように構成されている。
このようなハウジングにおいては、上述したように、ハ
ウジングの底部における外面に1つの基準面を設けるこ
とにより、この基準面が調整用治具にセットするための
基準となるとともに、光走査装置を画像形成装置本体に
装着するための基準ともなる。この場合、調整時に治具
にセットされるハウジングの面は、本体装着時にセット
されるハウジングの面と一致している。
【0008】しかしながら、調整時に治具にセットされ
るハウジングの面が本体装着時にセットされるハウジン
グの面と一致していないような構造の光走査装置の場
合、以下のような問題がある。すなわち、ハウジングの
底部に光偏向装置を固定し、この光偏向装置が固定され
ている底部側とは光軸を挟んで反対側の開口部から感光
体に向かうレーザビームを出射させるように構成された
ハウジングにおいて、基準面を開口部側のみに設けた場
合、この基準面を基準として光走査装置が画像形成装置
本体に装着されるが、この基準面を基準として調整用治
具にセットして光学調整を行うためには、非常に大がか
りな治具を必要とする。
【0009】このように、前者の構造の光走査装置に対
しては1つの基準面で充分であるが、後者の構造の光走
査装置に対しては1つの基準面を調整用、及び装着用に
兼用することが困難である。したがって、ディジタル複
写装置やレーザプリンタなどの画像形成装置の機種毎に
各装置に適応した光走査装置のハウジングを製作する必
要があり、汎用性の高いハウジングを製作することがで
きないという不具合がある。このため、ハウジング本体
のコスト及び製造コストを増大させる虞がある。
【0010】そこで、この発明は、上記問題点を解決す
るためになされたものであり、光学調整時及び本体への
装着時にそれぞれ基準となる基準面を設けて、コストを
低減可能な光走査装置及びこの光走査装置を備えた画像
形成装置並びにこの画像形成装置の組立方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、請求項1によれば、光ビーム
を発生する光源と、前記光源から出射された光ビームに
対して所定の光学特性を与える第1光学手段と、回転体
を含み、回転体を所定の方向に回転させて前記第1光学
手段を通過した光ビームを走査対象物に向けて走査する
走査手段と、この走査手段により走査された前記光ビー
ムを前記走査対象物の所定の位置に結像させる第2光学
手段と、を含む光学系と、前記光学系を収容する底部
と、この底部に対向する側に設けられた開口部とを有
し、前記底部側を外部機器にセットする際に基準とする
第1基準面と、前記開口部側を外部機器にセットする際
に基準とする第2基準面とを有する筐体と、を備えたこ
とを特徴とする光走査装置が提供される。
【0012】請求項6によれば、感光体を所定の電位に
帯電する帯電手段と、画像データに対応する光ビームを
発生する光源と、前記光源から出射された光ビームに対
して所定の光学特性を与える第1光学手段と、回転体を
含み、回転体を所定の方向に回転させて前記第1光学手
段を通過した光ビームを前記感光体に向けて走査する走
査手段と、この走査手段により走査された前記光ビーム
を前記感光体の所定の位置に結像させる第2光学手段
と、を含み、前記感光体に静電潜像を形成する露光手段
と、前記露光手段を収容する底部と、この底部に対向す
る側に設けられた開口部とを有し、前記底部側を外部機
器にセットする際に基準とする第1基準面と、前記開口
部側を外部機器にセットする際に基準とする第2基準面
とを有する筐体と、前記静電潜像を現像して現像剤像を
形成する現像手段と、を備えたことを特徴とする画像形
成装置が提供される。
【0013】請求項11によれば、光ビームを発生する
光源と、この光源から出射された光ビームに対して所定
の光学特性を与える第1光学手段と、回転体を含み、回
転体を所定の方向に回転させて前記第1光学手段を通過
した光ビームを走査対象物に向けて走査する走査手段
と、この走査手段により走査された前記光ビームを前記
走査対象物の所定の位置に結像させる第2光学手段と、
を含む光学系を筐体の底部に配置する工程と、前記底部
の外部機器に接する面に設けられた第1基準面を基準と
して外部機器に固定して、前記光学系が露出している筐
体の開口部側から前記光学系を調整する工程と、前記光
学系を前記筐体の底部に固定する工程と、前記開口部側
の外部機器に接する面に設けられた第2基準面を基準と
して、前記光学系を備えた筐体を外部機器に固定する工
程と、を含むことを特徴とする画像形成装置の組立方法
が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の光走査装置及び
この光走査装置を備えた画像形成装置の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
画像形成装置の一例としてのディジタル方式の複写装置
の断面を概略的に示す図である。
【0015】図1に示すように、複写装置2は、複写対
象物すなわち原稿Dを光学的に走査して画像情報を読み
取る画像読取部4と、及び画像読取部4によって読み取
られた原稿の画像情報に基づいて記録媒体としての用紙
上に画像を形成する画像形成部6とを有している。
【0016】画像読取部4は、原稿Dが載置される原稿
テーブル10と、原稿テーブル10に対して開閉可能に
形成され、原稿テーブル10に載置された原稿Dを原稿
テーブル10に密着させる原稿押さえ12とを有してい
る。
【0017】原稿テーブル10の下方すなわち装置2の
内側には、原稿テーブル10に載置された原稿Dを照明
する露光ランプ14、露光ランプ14から発生される照
明光線を原稿Dに集光する反射板16、及び、原稿Dか
らの反射光線を直角方向に折曲げる第1ミラー18など
が一体に設けられ、原稿Dからの反射光線を所定の方向
に反射させる第一キャリッジ20が配置されている。第
一キャリッジ20は、原稿テーブル10に対して平行に
移動可能に配置され、図示しないステッピングモータに
よって、原稿テーブル10に沿って往復動される。
【0018】第1ミラー18により反射された反射光線
が案内される方向には、第1ミラー18を介して折曲げ
られた原稿Dからの反射光線を順に直角方向に折曲げる
第2ミラー22および第3ミラー24が互いに直角に配
置されている。なお、第2ミラー22および第3ミラー
24は、第二キャリッジ26に固定されている。第二キ
ャリッジ26は、第一キャリッジ20を駆動する図示し
ない歯付きベルトなどによって第一キャリッジ20に対
して従動されるとともに、第一キャリッジ20に対し、
1/2の速度で原稿テーブル10と平行に移動される。
【0019】第一キャリッジ20の下方にあって、第二
キャリッジ26を介して折返された光線の光軸を含む面
内には、図示しない駆動機構を介して移動可能に形成さ
れ、第二キャリッジ26からの反射光線に集束性を与え
るとともに、自身が移動することにより反射光線を所定
の倍率で結像させる結像レンズ28が配置されている。
レンズ28により所定の倍率に対応する集束性が与えら
れた画像情報を含む反射光線が進行する方向には、この
反射光線が結像されることによって、画像情報に対応す
る電気信号としての画像データを出力するCCDセンサ
30が配置されている。
【0020】画像形成部6は、CCDセンサ30によっ
て変換された画像データに基づいて変調されたレーザビ
ームを出射する露光手段として配置されたレーザ露光装
置、すなわち光走査装置32と、複写装置2の概ね中央
に配置され、光走査装置32から出射されたレーザビー
ムにより、原稿の画像に対応する画像が形成される感光
体ドラム38とを有している。この感光体ドラム38
は、図示しないモータにより所定の速度で矢印の方向に
回転される。
【0021】感光体ドラム38の周囲には、感光体ドラ
ム38が回転される方向に沿って、感光体ドラム38に
所定の電荷を帯電させる帯電手段としての帯電装置4
0、感光体ドラム38に形成された静電潜像にトナーを
供給することで現像する現像手段としての現像装置4
4、感光体ドラム38に形成されたトナー像を用紙に転
写させるとともに、トナー像が転写される際に感光体ド
ラム38に静電的に吸着された用紙を分離させるための
転写・剥離装置46、及び、感光体ドラム38の表面に
残ったトナーをかき落とすとともに、感光体ドラム38
の表面に残った電荷を除去するクリーニング除電装置4
8などが順に配置されている。
【0022】感光体ドラム38が回転される方向の上流
に対応する位置であって、図1に示した例では装置2の
下方には、感光体ドラム38に形成された画像すなわち
トナー像が転写されるための用紙を保持する第1および
第2の用紙カセット50aおよび50bが配置されてい
る。更に、装置2の右側には、用紙が手で挿入される際
のガイドとなる手差しガイド50cが配置されている。
【0023】第1および第2の用紙カセット50a及び
50bの上方には、これらカセットに収納された用紙を
カセットから取り出すピックアップローラ54a及び5
4bが設けられている。
【0024】ピックアップローラ54a及び54bによ
って取り出された用紙を感光体ドラム38の方向へ送出
する給紙ローラ対56a及び56bがピックアップロー
ラ54a及び54bの近傍に配置されている。
【0025】手差しガイド50cに挿入された用紙を装
置2に取り込むピックアップローラ50c及び取り込ま
れた用紙を感光体ドラム38の方向へ送出する給紙ロー
ラ56cが手差しガイド50c近傍に配置されている。
【0026】感光体ドラム38と各給紙ローラ対56a
及び56b及び給紙ローラ56cとの間には、カセット
50a,50bあるいは手差しガイド50cから供給さ
れた用紙の傾きを補正するとともに、感光体ドラム38
上のトナー像の先端と用紙の先端とを整合させ、感光体
ドラム38の外周面の移動速度と同じ速度で用紙を給送
するアライニングローラ対58が配置されている。
【0027】感光体ドラム38が回転される方向に沿っ
て転写装置46の下流に対応する位置には、感光体ドラ
ム38上に形成されたトナー像が転写された用紙を搬送
する搬送装置60、用紙に転写されたトナーを加熱する
ことで溶融させつつ加圧し、用紙に定着させる定着装置
62、及び、トナー像が定着された用紙を装置2の外部
へ排出させる一対の排出ローラ64が配置されている。
【0028】次に、図1に示した画像形成装置に適用さ
れる本発明に係る光走査装置32の一例について説明す
る。図2は、本発明に係る光走査装置32の一例を概略
的に示す平面図であり、図3は、図2に示した光走査装
置32の断面図である。
【0029】図2及び図3に示すように、この光走査装
置32は、レーザビームを発生する光源としての半導体
レーザ素子、及びこのレーザ素子から出射されたレーザ
ビームの断面形状を所望の形状に整形する第1光学手段
としてのレンズ群を一体に構成した発光ユニット110
を備えている。また、光走査装置32は、発光ユニット
110から出射されたレーザビームを走査対象物として
の感光体ドラム38に向けて偏向する光偏向装置120
と、この光偏向装置120を介して偏向されたレーザビ
ームを感光体ドラム38の表面上で回転軸方向に沿って
概ね直線状に結像させる第2光学手段としてのレンズ群
を含む結像光学系130と、発光ユニット110、光偏
向装置120、及び結像光学系130を密閉収容するハ
ウジング140とを備えている。
【0030】図5は、発光ユニット110の構造を概略
的に示す平面図であり、図6は、図5に示した発光ユニ
ット110を半導体レーザ素子側から見た正面図であ
る。発光ユニット110は、レーザビームを発生する半
導体レーザ素子112、副走査方向にのみ曲率を有して
半導体レーザ素子112から放射されたレーザビームを
集束光あるいは平行光に変換する第1レンズ114、及
び第1レンズ114を通過したレーザビームを所定サイ
ズのビームスポットに制限する絞り118を有してい
る。
【0031】第1レンズ114は、光学ガラス、あるい
は光学ガラスにプラスチックコートを施したレプリカレ
ンズによって形成されている。第1レンズ114及び絞
り118は、例えばアルミダイカストまたはPPSなど
のプラスチックによって形成された鏡筒またはレンズホ
ルダ163により保持されている。また、半導体レーザ
素子112は、ホルダ164に保持された状態でレンズ
ホルダ163とネジなどで締結される。
【0032】レンズホルダ163は、ハウジング140
に設けられた位置決め部材により位置決めされた後、ネ
ジによって固定される。絞り118によって所望のサイ
ズのビームスポットに整形されたレーザビームは、図3
に示すように、発光ユニット110から出射され、第2
レンズ116を介して光偏向装置120に導かれる。
【0033】第2レンズ116は、光学ガラス、例えば
NaFD15(HOYA株式会社製)と、プラスチック
材料、例えばPMMA(ポリメチルメタクリル)とを同
時成型することにより製造されるハイブリッドシリンダ
レンズである。
【0034】第2レンズ116は、結像光学系130で
発生する副走査方向の色収差を補正する機能を有する。
また、第2レンズ116は、ハウジング140に設けら
れたレール状の構造体148によって光軸方向に摺動可
能となるように別部品に一旦固定した上でレンズユニッ
トとして配置され、ネジなどの締結部材によって固定さ
れる。これにより、他の光学部品のバラツキを吸収する
ことができる。なお、第2レンズ116は、副走査方向
に正のパワーを有するシリンドリカルレンズの場合は、
レンズのバラツキなどが少ないため、ハウジング140
に固定される。
【0035】ハイブリッドシリンダレンズを構成するプ
ラスチック材料は、偏向後の結像光学系130に適用さ
れるプラスチック材料と基本的には同じ材料を用いるこ
とが好ましい。また、ハイブリッドシリンダレンズを構
成するガラス材料は、副走査方向にどの程度集光させる
かによって適宜決定される。
【0036】また、この実施の形態では、第2レンズ1
16は、発光ユニット110とは別にハウジング140
に直接固定されていたが、発光ユニット110に一体化
されるように構成されてもよい。
【0037】光偏向装置120は、8面の平面鏡を有す
る回転多面鏡である偏向反射鏡122、及びこの偏向反
射鏡122を回転させるためのスキャナモータ124を
備えている。スキャナモータ124は、ボールベアリン
グによって回転自在に支持されたモータシャフト、及び
このモータシャフトに一体に形成されたロータを備えて
いる。このロータ上の座面には、偏向反射鏡122が止
め輪及びバネ材によって取り付けられるか、またはネジ
などで固定される。そしてスキャナモータ124が回転
とともに所定の方向に回転する。
【0038】スキャナモータ124は、上述したような
構造の他にアキシャルギャップ型のモータ、ラジアルタ
イプのモータ、動圧軸受を利用したモータ、あるいは磁
性流体軸受を利用したモータを適用してもよい。
【0039】光偏向装置120の周囲には、周壁146
が設けられている。この周壁146の一部には、第2レ
ンズ116からのレーザビーム及び偏向反射鏡122か
ら反射されたレーザビームの光軸を遮らないように、間
隙が設けられている。この間隙を通過するレーザビーム
の光学性能が低下するのを防止するために、ガラスなど
の空気と異なる屈折率を有する光透過部材を配置してい
ない。
【0040】偏向反射鏡122によってレーザビームが
反射される方向には、結像光学系130が配置されてい
る。結像光学系130は、反射されたレーザビームを感
光体ドラム38の表面で結像させる際に、歪曲収差及び
像面湾曲を補正するために設けられた第3レンズ13
2、及び第4レンズ134を備えている。この第3及び
第4レンズ132及び134は、それぞれPMMAなど
のプラスチック材料によって形成されている。なお、こ
の実施の形態では、発光ユニット110から光偏向装置
120へ向かうレーザビームの光軸O1と、光偏向装置
120からこの第3レンズ132へ向かうレーザビーム
の光軸O2とは同一平面内に存在しないが、同一平面内
にあってもよい。
【0041】第3及び第4レンズ132及び134は、
副走査方向に直交する主走査方向へは偏向反射鏡122
の各反射面の回転角θに対して感光体ドラム38におけ
る像高hと、偏向後光学系、すなわち結像光学系の焦点
距離fとの間にh=fθの関係を満たすレンズ系を構成
している。第3及び第4レンズ132及び134は、互
いに組み合わせられた状態で主走査方向では偏向反射鏡
122の反射面から反射されたレーザビームの像面湾曲
の影響を低減するとともに、歪曲収差を適切な値とす
る。また、副走査方向ではレーザビームが感光体ドラム
38のすべての面上における面倒れ補正面を一致させる
ように形成されている。
【0042】第4レンズ134と感光体ドラム38との
間には、レーザビームの光路を折り曲げるためのミラー
136、及びハウジング140を密閉しつつ感光体ドラ
ム38へのレーザビームの到達を可能にする防塵ガラス
138が設けられている。
【0043】図2及び図3に示した実施の形態では、単
一の発光ユニット110から発生された1本のレーザビ
ームを第3及び第4レンズ132及び134で補正する
例について述べたが、第3及び第4レンズ132及び1
34は、副走査方向に配列される複数のレーザビームに
対しても同時に通過させて補正することも可能である。
【0044】すなわち、図7に示すように、2つの光源
としての発光ユニット110a及び110bと、各発光
ユニットから出射されたレーザビームを反射して光路を
折り返すミラー181a及び181bと、各ミラーから
反射されたレーザビームを合成して副走査方向に沿って
配列するハーフミラー182とが備えられている。
【0045】ミラー181a及び181bは、副走査方
向に回動可能な支持体によって支持され、それぞれのレ
ーザビームの副走査方向の結像位置の関係を微調整する
機能を有する。
【0046】発光ユニット110aから出射されたレー
ザビームは、ミラー181aによって反射され、ハーフ
ミラー182を通過して第2レンズ116に入射する。
発光ユニット110bから出射されたレーザビームは、
ミラー181bによって反射され、ハーフミラー182
で反射されて第2レンズ116に入射する。
【0047】第2レンズ116を通過した2本のレーザ
ビームは、1本のビームの場合と同様に、光偏向装置1
20で偏向された後、結像光学系130により感光体ド
ラム38の表面で結像される。
【0048】複数本のレーザビームが同時に感光体ドラ
ム上を走査するため、偏向反射鏡122の回転速度を上
げることなく高速印字が可能となる。ハウジング140
は、発光ユニット110、第2レンズ116、及び光偏
向装置120を位置決めするための位置決め部材または
位置決め機構などを底部に備えている。また、ハウジン
グ140は、結像光学系130を形成する第3及び第4
レンズ132及び134、ミラー136、および防塵ガ
ラス138を位置決めして固定するための固定用ガイド
部材を備えている。そして、第3及び第4レンズ132
及び134、ミラー136、及び防塵ガラス138は、
ハウジング140の固定用ガイド部材に板状弾性材及び
締結部材により固定されている。これらの光学部品の固
定に関しては、可視光硬化性樹脂接着剤によるものでも
構わない。
【0049】その場合、ミラー及び防塵ガラスに関する
接着箇所は、適時必要強度に応じて決定される。これ
は、特開平05−80268号公報に詳細に述べられて
いる。また、光走査装置32は、レーザビームの主走査
方向に関する水平同期を検出するための水平同期検出用
ミラー152、及び同期信号検出器153を備えてい
る。水平同期検出用ミラー152は、主走査方向に関し
て、第4レンズ134を通過したレーザビームであって
感光体ドラム38に到達した際にプリントすべき画像と
なるレーザビームの領域よりも外側の領域に設けられて
いる。また、同期信号検出器153は、この水平同期検
出用ミラー152を介して反射されたレーザビームを確
実に検出できるハウジング140の所定位置に設けられ
ている。
【0050】図7に示したような複数本のレーザビーム
で同時に走査する場合には、同期信号検出器153a
は、水平同期検出の機能以外に、副走査方向の結像位置
を検出する機能を備えている。ミラー181a及び18
1bを回動する量は、同期信号検出器153aによって
検出された各ビームの副走査方向の結像位置により決定
される。
【0051】ハウジング140の開口部が形成されてい
る側、すなわち発光ユニット110や光偏向装置120
などが固定されている底部の光軸O1,O2で規定され
る平面の反対側がカバー170で覆われることにより、
光走査装置32がハウジング140内で密閉される。
【0052】光走査装置32のハウジング140は、図
2及び図4に示すように、底部の外面に互いに離れた位
置に形成された複数の基準平面202a,202b及び
202cを備えている。これらの基準平面202a〜2
02cは同一平面内に形成され、これらによって第1の
基準面204を規定している。すなわち、基準平面20
2aは図4の左上に形成され、基準平面202bは図4
の左下に形成されている。基準平面202cは、図4の
右すなわちスキャナモータ124の近傍に形成されてい
る。
【0053】基準平面202a及び202b内にはボス
206がそれぞれ突出して形成されている。なお、ボス
206は、基準平面内でなく、それらの近傍に形成され
てもよい。これらのボス206は、光走査装置32のハ
ウジング140を光学調整用治具など他の外部機器にセ
ットした際に、外部機器側に設けられた位置決め穴に嵌
合されて位置決めされる、位置決め手段として機能す
る。
【0054】また、光走査装置32のハウジング140
は、開口部側の外面に互いに離れた位置に形成された複
数の基準平面212a,212b及び212cを備えて
いる。複数の基準平面のうち2つの基準平面212a及
び212bは同一平面内に形成され、これらによって第
2の基準面214を規定している。すなわち、基準平面
212aは図3の左上に形成され、基準平面212bは
図3の左下に形成されている。基準平面212cは、第
2の基準面214を規定する基準平面212a及び21
2bより低い位置で、図3の右すなわち偏向反射鏡12
2の近傍に形成されている。
【0055】第2の基準面214を規定する基準平面2
12a及び212bの近傍にはボス216がそれぞれ突
出して形成されている。そして、基準平面212a,2
12b及び212c内にはネジ孔213a,213b及
び213cが形成されている。
【0056】ボス216は、第1基準面204のボス2
06と同様に、光走査装置32のハウジング140を複
写装置本体など他の外部機器にセットした際に、外部機
器側に設けられた位置決め穴に嵌合されて位置決めされ
る、位置決め手段として機能する。第2の基準面214
は、第1の基準面204に対して略平行に形成されてい
る。
【0057】図2乃至図4に示した光走査装置の例で
は、位置決め手段としてボスを使用したが、他の位置決
め手段として基準平面内あるいは基準平面の近傍に開口
部を設け、外部機器側にボスを設けることにより互いに
位置決めされるように構成してもよい。
【0058】例えば、光走査装置32を組み立てる場
合、まず、ミラー136、水平同期検出用ミラー15
2、光偏向装置122、第2、第3及び第4レンズ11
6,132及び134、発光ユニット110などをハウ
ジング140内の所定位置に配置し、組み付ける。
【0059】そして、図8に示されるように、光学部品
が組み付けられたハウジング140を光学調整用治具2
18に備え付ける。光学調整用治具218は、テーブル
220上に配置された第1ブロック222a及び第2ブ
ロック222bと、テーブル220上に設けられたフレ
ーム224と、このフレーム224に取り付けられたビ
ーム測定器226とから構成されている。
【0060】なお、ビーム測定器226は、ハウジング
140が複写装置2の本体に取り付けられたとき、感光
体ドラム38が配置された位置に相当する位置になるよ
うにフレーム224に取り付けられている。第1ブロッ
ク222aの上面には位置決め穴223が形成されてい
る。ハウジング140は、底部側に設けられた第1の基
準面204を規定する基準平面202a及び202bを
第1ブロック222aの上面に、基準平面202cを第
2ブロック222bにそれぞれ載置する。
【0061】同時に、2つのボス206を第1ブロック
222a上に形成された位置決め穴223に嵌合して、
ハウジング140の光学調整用治具218に対する備え
付けの位置決めがなされる。すなわち、ハウジング14
0の底部側に形成された第1の基準面204を基準とし
て、底部側を光学調整用治具218に備え付け、ハウジ
ング140の開口部側は、光学調整用治具218から開
放されている。
【0062】そして、ハウジング140の開口部側から
ビーム測定器226に向かってレーザビームを照射させ
る。このビーム測定器226で照射されたレーザビーム
の径を測定しながら、そのビーム径が所定の寸法になる
ように第1レンズ114を調整する。調整後、第1レン
ズ114は、レンズホルダ163と接着固定される。
【0063】また、同期信号検出器153のセンサ部に
レーザビームが入射するように水平同期検出用ミラー1
52の取り付け位置が調整される。このようにして光学
調整用治具218による光学部品の調整作業を終了す
る。
【0064】そして、ハウジング140の開口部を覆う
カバー170が取り付けられる。そして、光学調整用治
具218からハウジング140が取り外され、光走査装
置32の組立作業を終了する。
【0065】次に、組立作業が完了した光走査装置32
を画像形成装置本体に取り付ける。この実施の形態で説
明したような構造の光走査装置32の場合、すなわち図
2に示したように、光偏向装置をはじめとする光学部品
が取り付けられたハウジング140の底面に対して、光
軸O1及びO2を含む平面の反対側の開口部側にレーザ
ビームを出射する構造の光走査装置の場合、画像形成装
置本体の感光体ドラム38が光走査装置の下方に設けら
れているため、光走査装置は、開口部側を下方、すなわ
ち感光体ドラム38に向けて取り付けられる。
【0066】この時、上述したような調整作業時と同様
に、光走査装置32を第1の基準面204を基準として
画像形成装置本体に取り付けることは、作業工程を煩雑
とするものである。すなわち、第1の基準面を基準とし
て光走査装置を画像形成装置本体に取り付けるために
は、第1の基準面を本体側の支持部に下方から押し当て
ながら、ネジなどの固定部材で固定しなければならな
い。
【0067】そこで、この光走査装置32は、底部の第
1の基準面204と略平行に開口部側に形成された第2
の基準面214とを基準として、画像形成装置本体に取
り付けられる。すなわち、原稿テーブル10、原稿押さ
え12、露光ランプ14、反射板16、第1ミラー1
8、第1キャリッジ20、第2ミラー22、第3ミラー
24、第2キャリッジ26、結像レンズ28及びCCD
センサ30などを収納したスキャナーアセンブリ(図示
しない)が画像形成装置本体の上部に取り付けられてい
ないオープンな状態のとき、この画像形成装置本体の上
部から光走査装置32を画像形成装置内に挿入する。
【0068】挿入された光走査装置32は、ハウジング
140の開口部側に形成された第2の基準面214を画
像形成装置本体側の支持部33a及び33bに載置され
た状態でネジなどの固定部材によって固定される。
【0069】すなわち、第2の基準面214上に形成さ
れたボス216を支持部33aに設けられた穴に挿入し
て位置決めする。第2の基準面214に設けられたネジ
孔213a及び213bを介して支持部33aへ、ネジ
孔213cを介して支持部33bへそれぞれネジ止めし
てハウジング140へ複写装置2内に取り付ける。
【0070】もちろん、光偏向装置などが取り付けられ
たハウジングの底部側からレーザビームを出射する構造
の光走査装置の場合には、底部側の第1の基準面を基準
として画像形成装置本体に取り付けられる。
【0071】光走査装置32が、画像形成装置本体内に
固定された後、原稿テーブル10、原稿押さえ12、露
光ランプ14、反射板16、第1ミラー18、第1キャ
リッジ20、第2ミラー22、第3ミラー24、第2キ
ャリッジ26、結像レンズ28及びCCDセンサ30な
どを収納したスキャナーアセンブリ(図示しない)が画
像形成装置本体の上部に取り付けられる。
【0072】上述したように、光軸を挟んで相対する方
向、すなわち光走査装置の底部側に第1の基準面、開口
側に第2の基準面を設け、第1の基準面と第2の基準面
を互いに略平行に形成した。これにより、例えば、第1
の基準面を調整用治具に取り付けるための調整用基準と
し、第2の基準面を画像形成装置本体に取り付けるため
の実装用基準とすることができる。従って、大かがりな
調整治具を必要とすることなく、調整誤差、及び取付誤
差の少ない光走査装置及び画像形成装置を提供すること
ができる。また、治具が簡素化され、調整工程数も減少
できるため、製造コストを低減することができる。
【0073】また、この光走査装置のハウジングは、複
数の基準面を有することにより、種々の機種に適用する
ことが可能となる。つまり、光走査装置の実装の自由度
が増え、光走査装置の共通化が可能となるため汎用性の
高い光走査装置を提供することができる。このため、ハ
ウジングのコスト及び製造コストを低減することが可能
となる。
【0074】次に、第1の基準面204内に存在する位
置決め手段としてのボス206と、第2の基準面214
内に存在する位置決め手段としてのボス216との位置
関係について説明する。
【0075】光走査装置32の実装状態で得られる光学
特性を実験的に求めておくことにより調整時に補正する
ことが可能であるため、基本的には、第1の基準面20
4内のボス206及び第2基準面214内のボス216
は、光走査装置のどこに配置されていても構わない。
【0076】しかしながら、ハウジングのロット間のバ
ラツキなどを考慮すると、ロット毎に補正値を変更する
必要があるため、作業工程数が増大し、好ましくない。
したがって、理想的には、第1の基準面のボス206
と、第2の基準面のボス216とは、同一直線上に位置
することが望ましい。すなわち、第1の基準面204に
垂直でボス206の中心を通る直線と、第2の基準面2
14に垂直でボス216の中心を通る直線とが一致する
ことが望ましい。
【0077】実際には、ボス206及び216が互いに
同一直線上に依存しなくても、その近傍に位置していれ
ばよい。この実施の形態では、図2に示すように、ボス
206からの垂線の足の位置とボス216からの垂線の
足の位置との間隔Xは、55mmである。実際には、マ
ージンを含めて間隔Xは、80mm以内であれば補正値
をハウジングのロット毎に変更する必要はない。
【0078】なお、上述した実施の形態では、本発明の
画像形成装置としてディジタル複写装置を例として説明
したが、他の画像形成装置、例えばレーザビームプリン
タにも本発明を適用することが可能であることは言うま
でもない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、光学調整時及び本体への装着時にそれぞれ基準とな
る基準面を設けて、コストを低減可能な光走査装置及び
この光走査装置を備えた画像形成装置並びにこの光走査
装置の組立方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の光走査装置を組み込んだ画
像形成装置を概略的に示す断面図である。
【図2】図2は、この発明に係る光走査装置の断面図で
ある。
【図3】図3は、図2に示された光走査装置をそのカバ
ーの大部分を破断して矢印A方向すなわち筐体の開口部
側から見た状態を示す平面図である。
【図4】図4は、図2に示された光走査装置を矢印B方
向すなわち筐体の底部部側から見た状態を示す平面図で
ある。
【図5】図5は、図2に示された光走査装置に組み込ま
れた発光ユニットを示す平面図である。
【図6】図6は、図5に示された発光ユニットを光源側
から見た正面図である。
【図7】図7は、他の光走査装置の一例を概略的に示
し、筐体の開口部側から見た平面図である。
【図8】図8は、この発明の光走査装置を光学調整用治
具にセットした状態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
2…デジタル複写装置 4…画像読取部 6…画像形成部 32…光走査装置 202…基準平面 204…第1の基準面 206…ボス 212…基準平面 214…第2の基準面 216…ボス 218…光学調整用冶具

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを発生する光源と、前記光源から
    出射された光ビームに対して所定の光学特性を与える第
    1光学手段と、回転体を含み、回転体を所定の方向に回
    転させて前記第1光学手段を通過した光ビームを走査対
    象物に向けて走査する走査手段と、この走査手段により
    走査された前記光ビームを前記走査対象物の所定の位置
    に結像させる第2光学手段と、を含む光学系と、 前記光学系を収容する底部と、この底部に対向する側に
    設けられた開口部とを有し、前記底部側を外部機器にセ
    ットする際に基準とする第1基準面と、前記開口部側を
    外部機器にセットする際に基準とする第2基準面とを有
    する筐体と、を備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】前記第1基準面及び第2基準面は、それぞ
    れ同一平面内に形成された少なくとも2つの基準平面を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】前記筐体の底部側を外部機器に固定する際
    に位置決めするために、更に前記第1基準面に形成され
    た基準平面内或いはその近傍に設けられた第1の位置決
    め手段と、 前記筐体の開口部側を外部機器に固定する際に位置決め
    するために、更に前記第2基準面に形成された基準平面
    内或いはその近傍に設けられた第2の位置決め手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載の光走査装
    置。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2位置決め手段は、前記外
    部機器に設けられた孔に挿入されるように前記第1及び
    第2基準面から突出して形成されたボスを含むことを特
    徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】前記走査手段が光ビームを走査する走査面
    において、前記第1位置決め手段から前記走査面に向け
    て伸ばされた垂線の足の位置と、前記第2位置決め手段
    から前記走査面に向けて伸ばされた垂線の足の位置との
    距離は80mm以内であることを特徴とする請求項3に
    記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】感光体を所定の電位に帯電する帯電手段
    と、 画像データに対応する光ビームを発生する光源と、前記
    光源から出射された光ビームに対して所定の光学特性を
    与える第1光学手段と、回転体を含み、回転体を所定の
    方向に回転させて前記第1光学手段を通過した光ビーム
    を前記感光体に向けて走査する走査手段と、この走査手
    段により走査された前記光ビームを前記感光体の所定の
    位置に結像させる第2光学手段と、を含み、前記感光体
    に静電潜像を形成する露光手段と、 前記露光手段を収容する底部と、この底部に対向する側
    に設けられた開口部とを有し、前記底部側を外部機器に
    セットする際に基準とする第1基準面と、前記開口部側
    を外部機器にセットする際に基準とする第2基準面とを
    有する筐体と、 前記静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記第1基準面及び第2基準面は、それぞ
    れ同一平面内に形成された少なくとも2つの基準平面を
    含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記筐体の底部側を外部機器に固定する際
    に位置決めするために、更に前記第1基準面に形成され
    た基準平面内或いはその近傍に設けられた第1の位置決
    め手段と、 前記筐体の開口部側を外部機器に固定する際に位置決め
    するために、更に前記第2基準面に形成された基準平面
    内或いはその近傍に設けられた第2の位置決め手段と、 を備えたことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】前記第1及び第2位置決め手段は、前記外
    部機器に設けられた孔に挿入されるように前記第1及び
    第2基準面から突出して形成されたボスを含むことを特
    徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記走査手段が光ビームを走査する走査
    面において、前記第1位置決め手段から前記走査面に向
    けて伸ばされた垂線の足の位置と、前記第2位置決め手
    段から前記走査面に向けて伸ばされた垂線の足の位置と
    の距離は80mm以内であることを特徴とする請求項8
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】光ビームを発生する光源と、この光源か
    ら出射された光ビームに対して所定の光学特性を与える
    第1光学手段と、回転体を含み、回転体を所定の方向に
    回転させて前記第1光学手段を通過した光ビームを走査
    対象物に向けて走査する走査手段と、この走査手段によ
    り走査された前記光ビームを前記走査対象物の所定の位
    置に結像させる第2光学手段と、を含む光学系を筐体の
    底部に配置する工程と、 前記底部の外部機器に接する面に設けられた第1基準面
    を基準として外部機器に固定して、前記光学系が露出し
    ている筐体の開口部側から前記光学系を調整する工程
    と、 前記光学系を前記筐体の底部に固定する工程と、 前記開口部側の外部機器に接する面に設けられた第2基
    準面を基準として、前記光学系を備えた筐体を外部機器
    に固定する工程と、 を含むことを特徴とする画像形成装置の組立方法。
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