JPH10233059A - 画像データ記録・再生装置およびその方法 - Google Patents

画像データ記録・再生装置およびその方法

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JPH10233059A
JPH10233059A JP3491797A JP3491797A JPH10233059A JP H10233059 A JPH10233059 A JP H10233059A JP 3491797 A JP3491797 A JP 3491797A JP 3491797 A JP3491797 A JP 3491797A JP H10233059 A JPH10233059 A JP H10233059A
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Application number
JP3491797A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yonetani
聡 米谷
Masakazu Yoshimoto
正和 吉本
Masaki Hirose
正樹 広瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不連続な記録領域に記録された複数の画像デー
タを再生する際に、シーク距離およびシーク時間を最短
とする。 【解決手段】MOディスク等のディスク記録媒体のセク
タに付された連続的なセクタ番号に基づいて、再生する
画像データが記録されている記録領域をソートして再生
する。例えば、画像データの記録領域a〜dの先頭のセ
クタのセクタ番号がそれぞれ、例えば、0100h,7
000h,0200h,6000hである場合に、圧縮
画像データの再生時に、これらの記録領域a〜dの先頭
のセクタのセクタ番号が単調に増加するように記録領域
a〜dをソートし、図11(b)に示すように、記録領
域a,c,d,bの順番で再生する。さらに、再生した
画像データをバッファリングし、元の再生の順序a〜d
に戻して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気(MO; magne
to-optical) ディスクおよびハードディスク(HD)等の記
録媒体に画像データを記録し、シーク距離が最短になる
ようにアクセスを行って、記録した画像データを再生す
る画像データ記録・再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】動画
像の画像データを、MOディスクおよびハードディスク
等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録し、任意の
画像データの任意の部分の画像データを実時間的(リア
ルタイム)に再生し、放送あるいは編集のために供給す
る画像ファイル装置が用いられている。かかる画像ファ
イル装置において、画像データを、例えば、ハードディ
スク装置およびハードディスク装置等の記録装置を用い
て記録媒体に記録する場合、通常、画像データは、記録
媒体に設けられた記録トラック上の連続した記録領域
(セクタ)に書き込まれる。
【0003】しかしながら、記録媒体の空き領域が少な
い場合には、画像データが記録媒体の不連続なセクタに
書き込まれることがある。また、編集装置(エディタ)
等を用いて、不連続に記録された複数の画像データの記
録位置を変えずに、再生する画像データの部分および順
番を指定することにより編集処理を行った場合も同様
に、編集後の画像データは記録媒体の不連続なセクタに
記録されることになる。
【0004】このように、連続して再生する必要がある
複数の画像データが非常に離れた記録領域、例えば、記
録媒体の最外周のセクタと最内周のセクタとに記録され
ている場合には、ある画像データの再生の終了後に、次
の画像データの記録領域まで再生用アームを移動させる
距離および時間(シーク距離・時間)が長くなってしま
う。従って、従来の画像ファイル装置においては、一定
時間内に必要な画像データが読み出せずにリアルタイム
な画像データの再生が不可能になったり、あるいは、再
生した画像データにエラーが生じたりする不具合が生じ
る場合がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、不連続な記録領域に記録され
た複数の画像データを再生する際に、シーク距離および
シークに要する時間を極力、短くして、エラーなく画像
データを再生することができ、しかも、リアルタイムな
画像データを確実に再生することができる画像データ記
録・再生装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像データ記録・再生装置は、それぞ
れランダムアクセス可能な所定の記録媒体における位置
に対応する連続的な番号が付された記録領域1つ以上に
画像データを記録し、前記記録領域に付された前記連続
的な番号に基づいて、前記画像データがいずれの前記記
録領域に記録されているかを管理し、記録した前記画像
データのいずれかに対する外部からの指定に応じて、記
録した前記画像データを再生する画像データ記録・再生
装置であって、管理した前記記録領域の前記連続的な番
号に基づいて、前記画像データへのアクセスの際の前記
記録媒体に対するシーク距離が最短になるように、指定
された前記画像データを記録する前記記録領域に対する
アクセスの順序を決定するアクセス順序決定手段と、決
定した前記アクセスの順序に従って、前記画像データを
記録する前記記録領域をアクセスし、前記画像データを
再生して、再生した画像データの順番を元に戻す画像デ
ータ再生手段とを有する。
【0007】好適には、前記所定の記録媒体は、記録ト
ラックが円周に沿って設けられたディスク記録媒体であ
り、前記記録領域は、前記ディスク記録媒体の前記記録
トラックを分割したセクタであり、前記連続的な番号
は、前記ディスク記録媒体の前記径方向における位置に
対応し、連続的に前記セクタそれぞれに付されたセクタ
番号であり、前記アクセス順序決定手段は、指定された
前記画像データを記録する前記セクタに付された前記セ
クタ番号の順序を、単調に増加または減少するようにソ
ートするソート手段と、少なくとも前記画像データを記
録する前記セクタに付されたセクタ番号を、ソートした
順序で含む再生命令を、前記画像データ再生手段に対し
て発行する再生命令発行手段とを有し、前記画像データ
再生手段は、発行した前記再生命令に含まれるセクタ番
号が示す順番で、前記セクタそれぞれに対してアクセス
して前記画像データを再生する再生手段と、再生した前
記画像データを元の順序で出力する出力手段とを有す
る。
【0008】本発明に係る画像データ記録・再生装置
は、ランダムアクセス可能な記録媒体に動画像の画像デ
ータを記録し、記録した画像データを再生する。上記記
録媒体は、円周に沿って同心円状あるいは螺旋状の記録
トラックを有するハードディスクあるいはMOディスク
等のディスク記録媒体であり、ディスク記録媒体の記録
トラックは、セクタに分割される。
【0009】例えば、記録トラックが螺旋状である場合
には、セクタそれぞれには、トラックの外周側から内周
側に向かって単調に増加するセクタ番号が連続的に付さ
れており、セクタ番号が大きければ大きい程、その番号
が付されたセクタはディスク記録媒体の内周側にあると
いったように、セクタ番号の大小は、ディスク記録媒体
の径方向の位置に対応する。本発明に係る画像データ記
録・再生装置は、例えば、セクタ単位で画像データを記
録および再生し、記録した画像データがいずれのセクタ
に記録されているかをセクタ番号を用いてファイル管理
する。
【0010】アクセス順序決定手段は、画像データを記
録したセクタの管理に用いられているセクタ番号に基づ
いて、例えば、1つの編集済の画像データをこの順番で
構成する第1〜第4の画像データの内、第1,第3の画
像データがディスク記録媒体の最内周付近の記録トラッ
クに記録され、第2,第4の画像データがディスク記録
媒体の最外周付近の記録トラックに記録されている場合
に、第2の画像データ、第4の画像データ、第1の画像
データ、第3の画像データの順序でアクセスを行うとい
ったように、画像データの再生順序にかかわらず、シー
ク距離が最短になるように画像データへのアクセスの順
序を決定する。
【0011】アクセス順序決定手段において、ソート手
段は、例えば、ユーザーが、制御端末装置等から、所望
の画像データを指定して再生を指示する操作を行った場
合に、指定された画像データが記録されているセクタを
検索し、検索の結果として得られた各セクタのセクタ番
号を、例えば、数字が小さい順にソートする。再生命令
発行手段は、例えば、再生を指示するデータ、ソートし
たセクタ番号と再生データ長とを対応付けた再生命令を
生成し、画像データ再生手段に対して発行する。
【0012】画像データ再生手段は、再生命令発行手段
が発行した再生命令に応じ、再生命令のセクタ番号が示
す順番で、セクタ番号が示すセクタを先頭として、再生
データ長が示すデータ量の画像データを順次、再生し、
バッファリングする。さらに、画像データ再生手段は、
バッファリングした画像データの順番を、再生すべき順
番に並び替え、外部に対して出力する。
【0013】また、本発明に係る画像データ記録・再生
方法は、それぞれランダムアクセス可能な所定の記録媒
体における位置に対応する連続的な番号が付された記録
領域1つ以上に画像データを記録し、前記記録領域に付
された前記連続的な番号に基づいて、前記画像データが
いずれの前記記録領域に記録されているかを管理し、記
録した前記画像データのいずれかに対する外部からの指
定に応じて、前記画像データを再生する画像データ記録
・再生方法であって、管理した前記記録領域の前記連続
的な番号に基づいて、前記画像データへのアクセスの際
の前記記録媒体に対するシーク距離が最短になるよう
に、指定された前記画像データを記録する前記記録領域
に対するアクセスの順序を決定し、決定した前記アクセ
スの順序に従って、前記画像データを記録する前記記録
領域をアクセスして前記画像データを再生して、再生し
た画像データの順番を元に戻す。
【0014】好適には、前記所定の記録媒体は、記録ト
ラックが円周に沿って設けられたディスク記録媒体であ
り、前記記録領域は、前記ディスク記録媒体の前記記録
トラックを分割したセクタであり、前記連続的な番号
は、前記ディスク記録媒体の前記径方向における順番に
対応し、連続的に前記セクタそれぞれに付されたセクタ
番号であり、指定された前記画像データを記録する前記
セクタに付された前記セクタ番号の順序を、単調に増加
または減少するようにソートし、少なくとも前記画像デ
ータを記録する前記セクタに付されたセクタ番号を、ソ
ートした順序で含む再生命令を発行し、発行した前記再
生命令に含まれるセクタ番号が示す順番で、前記セクタ
それぞれに対してアクセスして前記画像データを再生
し、再生した前記画像データを元の順序で出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施例 以下、本発明の第1の実施例を説明する。
【0016】画像ファイルシステム1の構成 図1は、本発明に係る画像ファイルシステム1の構成を
示す図である。図1に示すように、画像ファイルシステ
ム1は、画像データ記録・再生装置2、システム制御装
置100、伝送装置104およびLAN等の制御ライン
110から構成される。画像データ記録・再生装置2
は、入出力制御装置18およびn台のハードディスク装
置(RAID1〜n)301 〜30n を含むRAID構
成の記録装置30から構成される。なお、図1にはn=
5の場合を示してある(以下同じ)。
【0017】画像ファイルシステム1は、これらの構成
部分により、VTR装置1021 ,1022 および通信
回線120等から入力される画像データを記録し、ユー
ザーの操作に応じて、記録した画像データを再生し、再
生した画像データをVTR装置1021 ,1022 およ
び通信回線120等に対して出力する。
【0018】画像データ記録・再生装置2の構成 図2は、図1に示した画像データ記録・再生装置2の入
出力制御装置18の構成を示す図である。図2に示すよ
うに、画像データ記録・再生装置2の入出力制御装置1
8は、m個の入出力回路201 〜20m (以下、m=6
の場合を例示)、画像データバス32およびファイルシ
ステム200から構成される。
【0019】画像データバス32は、入出力回路201
〜206 からハードディスク装置301 〜305 に画像
データを伝送する下りバス34、および、ハードディス
ク装置301 〜305 から入出力回路201 〜206
画像データを伝送する上りバス36から構成される。下
りバス34および上りバス36はそれぞれ、ハードディ
スク装置301 〜30n にそれぞれ対応するn本のバス
341 〜34n ,361 〜36n (上述のようにn=5
の場合を例示)を含み、入出力回路20i (1≦i≦
m;上述のようにm=6の場合を例示)は、ハードディ
スク装置30j (1≦j≦n)との間で、画像データを
バス34j ,36j を介して伝送する。
【0020】画像データ記録・再生装置2は、これらの
構成部分により、フレーム単位に分割した画像データを
ハードディスク装置301 〜305 に記録し、画像ファ
イルシステム1のユーザーがシステム制御装置100
(図1)等を介して行う再生操作に応じて、記録した画
像データを再生し、再生した画像データをVTR装置1
021 ,1022 および伝送装置104に対して出力す
る。
【0021】入出力回路20 i の構成 図3は、図1に示した画像ファイルシステム1の入出力
回路20i (図2)の構成を示す図である。図3に示す
ように、入出力回路20i は、入力処理部22、制御部
24、出力処理部26および出力バッファ部28から構
成される。入力処理部22は、デコーダ回路(D1 Decode
r)220、圧縮回路222、圧縮データ制御回路224
および第1〜第3のスイッチ回路(SW1〜SW3)2
26〜230から構成される。
【0022】制御部24は、制御用コンピュータ250
およびSDRAM制御回路248から構成される。制御
用コンピュータ250は、制御回路(CPU)240、
RAM242およびROM246から構成される。な
お、実際には、制御用コンピュータ250(制御回路2
40)と入出力回路20i の各構成部分との間で制御信
号が入力および出力(入出力)されるが、図示の簡略化
のために、図3においては、これらの制御信号は適宜、
省略されている。
【0023】出力処理部26は、第4のスイッチ回路
(SW4)260、伸長回路262およびエンコーダ回
路264から構成される。出力バッファ部28は、ハー
ドディスク装置301 〜30n それぞれに対応するn個
のRAMブロック2801 〜280n (RAM#1〜#
5;上述のようにn=5の場合を例示)から構成され
る。
【0024】画像ファイルシステム1の構成部分 以下、図1〜図3に示した画像ファイルシステム1の構
成部分を説明する。
【0025】システム制御装置100 画像ファイルシステム1において、システム制御装置1
00(図1)は、例えば、編集装置あるいは放送局用調
整卓であって、ユーザーによる操作に応じて、VTR装
置1021 ,1022 、画像データ記録・再生装置2お
よび伝送装置104との間で制御データをLAN等の制
御ライン110を介して送信および受信し、これらの動
作を制御する。
【0026】VTR装置102 1 ,102 2 VTR装置1021 ,1022 は、例えば、D1方式の
ディジタルVTR装置であって、VTRテープ(図示せ
ず)に記録された非圧縮画像データ(音声データを含ん
でいてもよい)を再生し、D1方式のデータストリーム
として画像データ記録・再生装置2の入出力回路20i
(図2)に対して出力する。また、VTR装置10
1 ,1022 は、画像データ記録・再生装置2の入出
力回路20i からD1方式のデータストリームとして入
力される非圧縮画像データをVTRテープに記録する。
【0027】伝送装置104 伝送装置104は、例えば、SDI方式(SMPTE2
59M)の伝送路を介して画像データ記録・再生装置2
の入出力回路20i と接続され、入出力回路20i から
入力される非圧縮画像データを、ディジタル高速通信回
線あるいはATM通信回線の通信回線120を介して、
SDI方式のデータストリームとして他の放送局の伝送
装置(図示せず)に対して送信する。また、伝送装置1
04は、通信回線120を介して他の放送局の伝送装置
等からSDI方式のデータストリームとして入力される
非圧縮画像データを受信し、画像データ記録・再生装置
2の入出力回路20i に対して出力する。
【0028】ファイルシステム200 ファイルシステム200は、制御ライン110を介した
システム制御装置100の制御に従って、入出力回路2
1 〜206 がハードディスク装置301 〜305 に記
録する画像データの記録領域を、例えばセクタ単位で管
理する。また、ファイルシステム200は、ユーザーに
より指定された画像データを再生する場合に、指定され
た画像データの記録領域を、入出力回路201 〜206
に通知する。
【0029】また、ファイルシステム200は、例え
ば、クロック発生装置(図示せず)から供給され、放送
局内で装置間の同期をとるために用いられる基準フレー
ム同期信号FSに基づいて、入出力回路20i に割り当
てるタイムスロットを示すタイムスロット信号TSを生
成し、基準フレーム同期信号FSとともに入出力回路2
i に対して出力する。
【0030】入出力回路20 i 画像データ記録・再生装置2の入出力制御装置18にお
いて、入出力回路20i (図2)は、VTR装置102
1 ,1022 および伝送装置104等から画像入力端子
に入力されるD1方式あるいはSDI方式のデータスト
リームに含まれる非圧縮画像データを圧縮符号化して圧
縮画像データを生成し、生成した圧縮画像データをフレ
ーム単位に分離(インターリーブ)し、分離(インター
リーブ)した圧縮画像データ(SBXOut)を1フレ
ーム分ずつ順番に、バス341 〜345 を介してハード
ディスク装置301 〜305 に対して出力し、ランダム
アクセス可能なハードディスクに記録させる。
【0031】また、入出力回路20i は、ハードディス
ク装置301 〜305 が1フレーム分ずつ順番に再生
し、バス361 〜36n を介して供給する圧縮画像デー
タ(SBXIn)を受け、多重化(デインターリーブ)
して、元の圧縮画像データに戻し、戻した圧縮画像デー
タを伸長復号して非圧縮画像データを生成し、D1方式
あるいはSDI方式のデータストリームとして画像出力
端子からVTR装置1021 ,1022 あるいは伝送装
置104等に対して出力する。
【0032】なお、入出力回路20i は、ファイルシス
テム200から入力されるタイムスロット信号TSに同
期して動作し、各入出力回路20i にユニークな値が固
定的に割り当てられる自己タイムスロットSTSが示す
タイムスロット(第i番目のタイムスロット)で、ハー
ドディスク装置301 〜305 との間の画像データの伝
送を行う。
【0033】つまり、例えば、ファイルシステム200
が入出力回路201 〜206 それぞれに対して1秒周期
でタイムスロットを割り当てる場合には、入出力回路2
iの増設を考慮して1周期当たりのタイムスロット数
を10個(タイムスロット1つ分の時間長は1/10
秒)として、これら10個のタイムスロットの内、第1
〜第6のタイムスロットそれぞれにおいて、入出力回路
201 〜206 がハードディスク装置301 〜305
の間で画像データの伝送を行う。
【0034】制御部24 制御部24は、入出力回路20i の各構成部分の制御を
行う。
【0035】制御用コンピュータ250 制御部24において、制御用コンピュータ250は、マ
ルチタスクのOSを搭載し、基準フレーム同期信号F
S、ファイルシステム200から入力されるタイムスロ
ット信号TS、および、自己タイムスロット信号STS
に同期して動作し、システム制御装置100から制御ラ
イン110を介して入力される制御データに従って、S
DRAM制御回路248および入出力回路20i の各構
成部分を並列的に制御する。
【0036】SDRAM制御回路248 SDRAM制御回路248は、制御用コンピュータ25
0の制御に従って、命令(コマンド)S2481 、スイ
ッチ制御信号S2482 〜2484 およびバッファリン
グ制御信号S2485 を生成し、ハードディスク装置3
1 〜305 、スイッチ回路226〜230,260お
よびRAMブロック2801 〜2805に対して出力す
る。
【0037】なお、命令S2481 は、ハードディスク
装置301 〜305 の圧縮画像データの記録および再生
(記録・再生)の動作を制御する。図4(A)〜(C)
は、入出力回路20i からハードディスク装置301
305 に対して出力される命令S2481 (コマンドお
よびステータス)のフォーマットを示す図である。
【0038】画像データを記録する場合、SDRAM制
御回路248は、図4(A)に示す書き込み命令(コマ
ンド)を、命令S2481 としてハードディスク装置3
1〜305 に対して出力し、ファイルシステム200
が管理するハードディスク装置301 〜305 の空き記
録領域に新たな圧縮画像データを記録させる。図4
(A)に示すように、書き込みコマンドは、同期コード
(Sync code) 、タイムスロット識別子(Timeslot ID) 、
書き込みフラグ(Write flag)、コマンド数(Num of comm
and)アドレス(Adress)およびデータ長(Length)から構成
され、記録する圧縮画像データ(Data)がこのコマンドに
続いてハードディスク装置301 〜305 に対して出力
される。
【0039】書き込みコマンドの内、同期コード(Sync
code) は、同期コード以降に続くデータが命令であるこ
とを示すユニークな符号である。タイムスロット識別子
(Timeslot ID) は、命令を発生した入出力回路20i
自己タイムスロットSTSであり、ハードディスク装置
301 〜305 が再生した圧縮画像データを入出力回路
20i に対して出力するために用いるタイムスロットを
示す。
【0040】書き込みフラグ(Write flag)は、命令が書
き込みコマンドであるか、読み出しコマンドであるかを
示し、書き込みコマンドである場合には1、書き込みコ
マンドでない場合には0の値を採る。コマンド数(Num o
f command)は、コマンド数以降に続く命令の数を示す。
書き込みコマンドの場合には、コマンド数以降には、圧
縮画像データを記録する記録領域の先頭のセクタ番号
(アドレス;Address)およびデータ長(Length)が1組、
続くだけなので、コマンド数の値は1となる。
【0041】画像データを再生する場合、SDRAM制
御回路248は、図4(B)に示す読み出し命令(コマ
ンド)を、命令S2481 としてハードディスク装置3
1〜305 に対して出力し、ユーザーが指定した圧縮
画像データを、ファイルシステム200が管理するハー
ドディスク装置301 〜305 の記録領域から再生させ
る。
【0042】図4(B)に示すように、読み出しコマン
ドは、同期コード(Sync code) 、タイムスロット識別子
(Timeslot ID) 、書き込みフラグ(Write flag)、コマン
ド数(Num of command)およびコマンド1,2,…(comm
and1, command2, …)から構成される。読み出しコマン
ドにおいて、同期コード(Sync code) 、タイムスロット
識別子(Timeslot ID) は、上述した書き込みコマンドに
おいてと同様である。書き込みフラグ(Write flag)の値
は、読み出しコマンドを示す1となる。コマンド数(Num
of command)は、それぞれハードディスク装置301
305に読み出させる圧縮画像データの先頭のセクタ
(アドレス;Adress)とそのデータ長(Length)の組み合
わせからなるコマンド(command1, command2, …)の数
に応じた値となる。
【0043】読み出しステータスは、ハードディスク装
置301 〜305 が、ハードディスク装置301 〜30
5 の状態を制御用コンピュータ250に通知するために
用いられる。
【0044】また、スイッチ制御信号S2482 ,S2
483 は、スイッチ回路226,230を、スイッチ回
路228が命令S2481 を出力する場合には、入力端
子b側を選択し、これ以外の場合には入力端子a側を選
択するように制御する。また、スイッチ制御信号S24
4 は、スイッチ回路260が基準フレーム同期信号F
S、1周期ごとに、入力端子a〜eを順次、選択し、選
択した入力端子から入力される圧縮画像データを1フレ
ーム分ずつ多重化(デインターリーブ)するようにスイ
ッチ回路260を制御する。また、バッファリング制御
信号S2485 は、出力バッファ部28のRAMブロッ
ク2801 〜2805 のフレームメモリ(バンク)を切
り換えることにより、バッファリング動作を制御する。
【0045】入力処理部22 入力処理部22は、VTR装置1021 ,1022 ある
いは伝送装置104から入力されるD1方式あるいはS
DI方式のデータストリームに含まれる非圧縮画像デー
タを圧縮符号化し、出力バッファ部28のRAMブロッ
ク2801 〜2805 に対して出力する。
【0046】デコーダ回路220 入力処理部22において、デコーダ回路220(図3)
は、VTR装置1021 ,1022 から入力されるD1
方式のデータストリーム、あるいは、伝送装置104か
ら入力されるSDI方式のデータストリームをデコード
し、270Mbps(内、画像は180Mbps)程度
のデータレートの非圧縮画像データを分離(インターリ
ーブ)して、圧縮回路222に対して出力する。また、
デコーダ回路220は、VTR装置1021 ,1022
あるいは伝送装置104より入力されるデータストリー
ムからフレーム同期信号を抽出し、圧縮回路222に対
して出力する。
【0047】圧縮回路222 圧縮回路222は、基準フレーム同期信号FSおよびデ
コーダ回路220から入力されるフレーム同期信号に同
期して動作し、デコーダ回路220から入力される非圧
縮画像データに対して離散的コサイン変換(DCT)処
理および可変長符号化等を行って圧縮符号化し、30M
bps程度のデータレートのイントラ圧縮画像データを
生成してスイッチ回路226の入力端子aに対して出力
する。
【0048】圧縮データ制御回路224 圧縮データ制御回路224は、基準フレーム同期信号F
Sに同期して、スイッチ回路228が基準フレーム同期
信号FS、1周期ごとに、出力端子a〜eを順次、選択
し、選択した出力端子から圧縮画像データをRAMブロ
ック2801 〜2805 に対して出力するように制御す
るスイッチ制御信号S224を生成し、スイッチ回路2
30の入力端子aに対して出力する。
【0049】なお、図1において点線の矢印で示すよう
に、圧縮回路222が発生するフレーム同期信号に同期
してスイッチ回路228が選択する出力端子を変更する
ように圧縮データ制御回路224を構成することも可能
である。ただし、フレーム信号FSに対する圧縮回路2
22が発生するフレーム同期信号の遅延は、圧縮画像デ
ータ数ビット分とごく小さいので、基準フレーム同期信
号FSおよび圧縮回路222が発生するフレーム同期信
号のいずれを用いても、圧縮データ制御回路224は、
圧縮回路222から入力される圧縮画像データを、順
次、RAMブロック2801 〜2805 が1フレーム分
ずつバッファリングするようにスイッチ回路228を制
御するスイッチ制御信号S224を生成することができ
る。
【0050】スイッチ回路226 スイッチ回路226は、上述のように、スイッチ制御信
号S2482 に従って、スイッチ回路228が圧縮画像
データを出力する場合には、入力端子a側を選択して、
圧縮回路222から入力される圧縮画像データをスイッ
チ回路228の入力端子に対して出力する。また、スイ
ッチ回路226は、スイッチ回路228が命令S248
1 を出力する場合には、入力端子b側を選択して命令S
2481 をRAMブロック2801〜2805 に対して
出力する。
【0051】スイッチ回路230 スイッチ回路230は、上述のように、スイッチ制御信
号S2482 に従って、スイッチ回路228が圧縮画像
データを出力する場合には、入力端子a側を選択して、
圧縮データ制御回路224から入力されるスイッチ制御
信号S224をスイッチ回路228に対して出力する。
また、スイッチ回路230は、スイッチ回路228が命
令S2481 を出力する場合には、入力端子b側を選択
してスイッチ制御信号S2483 をスイッチ回路228
に対して出力する。
【0052】スイッチ回路228 スイッチ回路228は、上述のように、スイッチ制御信
号S224,S248に従って動作し、圧縮画像データ
を出力する場合には、基準フレーム同期信号FS、1周
期ごとに、出力端子a〜eを順番に選択し、圧縮回路2
22からスイッチ回路226を介して入力される圧縮画
像データをフレーム単位に分離(インターリーブ)して
RAMブロック2801 〜2805 に対して順次、出力
する。つまり、例えば、出力バッファ部288は、スイ
ッチ回路226を介して圧縮回路222から入力される
圧縮画像データの第p番目〜第(p+4)番目〔pはn
(5)の倍数〕のフレームをそれぞれ出力端子a〜eか
ら出力し、分離(デインターリーブ)してRAMブロッ
ク2801 〜2805 に対して出力する。
【0053】また、スイッチ回路228は、命令S24
1 を出力する場合には、出力端子a〜eのいずれかを
選択して、SDRAM制御回路248から入力された命
令S2481 を、目的のハードディスク装置301 〜3
5 に対して出力する。
【0054】出力処理部26 出力処理部26は、ハードディスク装置301 〜305
が再生し、RAMブロック2801 〜2805 を介して
フレーム単位で入力される圧縮画像データを多重化(デ
インターリーブ)し、伸長復号してVTR装置10
1 ,1022 あるいは伝送装置104に対して出力す
る。
【0055】スイッチ回路260 スイッチ回路260は、上述のように、スイッチ制御信
号S2484 に従って、基準フレーム同期信号FS、1
周期ごとに、入力端子a〜eを順番に選択し、選択した
入力端子から入力される圧縮画像データを1フレーム分
ずつ多重化(デインターリーブ)し、元の圧縮画像デー
タを再生する。つまり、例えば、スイッチ回路260
は、RAMブロック2801 〜2805から入力される
圧縮画像データの第p番目〜第(p+4)番目のフレー
ムを多重化(デインターリーブ)し、伸長回路262に
対して出力する。
【0056】伸長回路262 伸長回路262は、スイッチ回路260から入力される
圧縮画像データに対して、圧縮回路222に対応する処
理を行って伸長復号し、非圧縮画像データを生成してエ
ンコーダ回路264に対して出力する。
【0057】エンコーダ回路264 エンコーダ回路264は、伸長回路262から入力され
る非圧縮画像データをエンコードし、D1方式あるいは
SDI方式のデータストリームを生成して、VTR装置
1021 ,1022 あるいは伝送装置104に対して出
力する。
【0058】出力バッファ部28 出力バッファ部28は、ハードディスク装置301 〜3
5 から入力される圧縮画像データをバッファリングし
て出力処理部26のスイッチ回路260に対して出力す
る。また、出力バッファ部28は、入力処理部22のス
イッチ回路228から入力される圧縮画像データをバッ
ファリングして、ハードディスク装置301 〜305
対して出力する。
【0059】RAMブロック280 j RAMブロック280j は、例えば、それぞれ圧縮画像
データ1秒分(30フレーム分、NTSC方式の場合)
の記憶容量を有する3つのフレームメモリ(RAM;バ
ンク1〜3)から構成され、SDRAM制御回路248
の制御に従って動作する。SDRAM制御回路248
は、RAMブロック280j の3つのフレームメモリの
いずれかを、バッファリング制御信号S2485 を介し
て選択する。
【0060】RAMブロック280j の選択されたフレ
ームメモリは、入力処理部22のスイッチ回路228ま
たはハードディスク装置301 〜305 から入力された
圧縮画像データを1フレームずつ、バッファリングす
る。選択されたフレームメモリが、スイッチ回路228
またはハードディスク装置301 〜305 から入力され
た圧縮画像データを1秒分(30フレーム分)バッファ
リングすると、SDRAM制御回路248は、選択した
フレームメモリを制御して、バッファリングした圧縮画
像データを対応するハードディスク装置30i またはス
イッチ回路228に対して出力させ、さらに、フレーム
メモリの選択を変更する。
【0061】つまり、例えば、RAMブロック2801
〜2805 はそれぞれ、スイッチ回路228がインター
リーブした圧縮画像データの第p番目〜第(p+4)番
目のフレームを順次バッファリングし、さらに、圧縮画
像データが30フレーム分たまると、ハードディスク装
置301 〜305 それぞれに対して出力する。また、例
えば、RAMブロック2801 〜2805 はそれぞれ、
ハードディスク装置301 〜305 がそれぞれ再生した
圧縮画像データのp番目〜第(p+4)番目のフレーム
を順次バッファリングし、出力処理部26のスイッチ回
路260に対して出力する。
【0062】なお、RAMブロック280i が3つのフ
レームメモリから構成される理由は、ハードディスク装
置30j から入力される圧縮画像データ、スイッチ回路
228から入力される圧縮画像データ、および、ハード
ディスク装置301 〜305に対して出力する命令が衝
突した場合でも、RAMブロック280j にオーバーフ
ローが生じないようにするためである。
【0063】ハードディスク装置30 1 〜30 5 ハードディスク装置301 〜305 は、入出力制御装置
18の入出力回路201 〜206 から入力される命令に
従って動作し、入出力回路20i から記録命令が入力さ
れた場合には、入出力回路20i から入力される圧縮画
像データを1フレームずつ順番に記録する。つまり、例
えば、ハードディスク装置301 〜305 はそれぞれ、
RAMブロック2801 〜2805 から入力される圧縮
画像データのp番目〜第(p+4)番目のフレームをそ
れぞれ記憶する。
【0064】また、ハードディスク装置301 〜305
は、入出力回路20i から再生命令が入力された場合に
は、記録した圧縮画像データを再生し、例えば、再生命
令を含むタイムスロットと2タイムスロット分の時間を
おいて、再生した圧縮画像データを順次、入出力回路2
i に対して出力する。つまり、例えば、ハードディス
ク装置301 〜305 はそれぞれ、記憶した圧縮画像デ
ータのp番目〜第(p+4)番目のフレームを再生し、
RAMブロック2801 〜2805 に対してそれぞれ出
力する。
【0065】画像ファイルシステム1の動作 以下、図5〜図10をさらに参照して、画像ファイルシ
ステム1の動作を説明する。
【0066】記録動作 ユーザーは、システム制御装置100(図1)を操作し
て、画像データのファイル名を指定して、VTR装置1
021 ,1022 あるいは伝送装置104が供給する画
像データ記録・再生装置2に対して画像データの記録を
指示する。システム制御装置100は、ユーザーの操作
に応じて、画像データ記録・再生装置2の各構成部分を
制御し、画像データの記録を準備させる。
【0067】つまり、このシステム制御装置100の制
御に従って、VTR装置1021 ,1022 あるいは伝
送装置104からデータストリームが供給される入出力
制御装置18の入出力回路201 〜206 のいずれか
(入出力回路20i )のSDRAM制御回路248は、
スイッチ回路226,230に接点b側を選択させ、ス
イッチ回路228の接続を順次、切り換えて、第i番目
のタイムスロットにおいて、ハードディスク装置301
〜305 それぞれに対して、図4(A)に示した書き込
みコマンドを送出させる。さらに、SDRAM制御回路
248は、書き込みコマンドの送出が終了すると、スイ
ッチ回路226,230に接点a側を選択させる。
【0068】VTR装置1021 ,1022 あるいは伝
送装置104が、入出力回路20i(図2,図3)に2
70MbpsのD1方式あるいはSDI方式のデータス
トリームを供給すると、デコーダ回路220は、供給さ
れたデータストリームをデコードし、約180Mbps
の非圧縮画像データを生成し、さらに、フレーム同期信
号を抽出して圧縮回路222に対して出力する。圧縮回
路222は、デコーダ回路220から入力された非圧縮
画像データを圧縮符号化し、スイッチ回路228の入力
端子に対して出力する。
【0069】SDRAM制御回路248は、スイッチ回
路228の接続を順次、切り換えて、圧縮回路222か
ら入力される圧縮画像データを1フレームずつ、RAM
ブロック2801 〜2805 に対して出力する。RAM
ブロック2801 〜2805 は、バッファリング制御信
号S2485 を介したSDRAM制御回路248の制御
に従って、圧縮画像データを30フレーム分バッファリ
ングすると、ハードディスク装置301 〜305 に対し
て出力し、SDRAM制御回路248は、RAMブロッ
ク2801 〜2805 のフレームメモリの選択を変更す
る。
【0070】図5は、圧縮画像データの各秒(sec) に含
まれる何番目のフレーム(Frame) が、ハードディスク装
置301 〜305 (図1,図2)のいずれに記録される
かを示す図である。ハードディスク装置301 〜305
はそれぞれ、書き込みコマンドに従って、RAMブロッ
ク2801 〜2805 を介して入出力回路20i のスイ
ッチ回路228から第i番目のタイムスロットにおいて
30フレームずつ入力される圧縮画像データを、書き込
みコマンドのアドレスが示すセクタからデータ長が示す
記録領域に記録する。
【0071】以上説明した画像ファイルシステム1の動
作により、ハードディスク装置301 〜305 には、圧
縮画像データが、図5に示すようにインターリーブされ
て記録される。つまり、ハードディスク装置30j
は、各秒の圧縮画像データの30フレームの内、第(5
×q+j)番目のフレームが記録される(q=0,…,
4)。
【0072】通常再生動作 以下、画像ファイルシステム1が画像データを通常再生
(1倍速再生)する際の動作を説明する。図6は、画像
データ記録・再生装置2(図1,図2)が画像データを
再生する際の入出力回路201 〜206 による読み出し
コマンドの発行と、ハードディスク装置301 〜305
による画像データの再生のタイミングを示す図である。
図7は、画像データ記録・再生装置2(図1,図2)が
画像データを通常再生(1倍速再生)する際に、ハード
ディスク装置301 〜305 (RAM1〜RAM5)が
再生する圧縮画像データのフレームの順番を例示する図
である。
【0073】ユーザーは、システム制御装置100(図
1)を操作して、画像データのファイル名を指定して、
VTR装置1021 ,1022 あるいは伝送装置104
が供給する画像データ記録・再生装置2に対して画像デ
ータの通常再生を指示する操作を行う。システム制御装
置100は、ユーザーの操作に応じて、画像データ記録
・再生装置2の各構成部分を制御し、画像データの通常
再生を準備させる。
【0074】上述したシステム制御装置100の制御に
従って、入出力回路20i のSDRAM制御回路248
は、スイッチ回路226,230に接点b側を選択さ
せ、さらに、スイッチ回路228の接続を順次、切り換
えて、図6に示すように第i番目のタイムスロットにお
いて、ハードディスク装置301 〜305 に、図4
(B)に示した読み出しコマンドを、RAMブロック2
801 〜2805 を介して送出する。
【0075】なお、通常再生(1倍速再生)動作の場合
には、入出力回路20i のSDRAM制御回路248
は、第i番目のタイムスロットにおいて、ファイルシス
テム200が管理する記録領域に基づいて、指定された
圧縮画像データの記録領域を全体としてカバーするよう
に読み出しコマンド〔図4(B)〕のコマンド数(Num o
f command)、アドレス(Adress)およびデータ長(Length)
を設定して送出し、ハードディスク装置301 〜305
に、指定された圧縮画像データの全てのフレームを順番
通りに再生させる。
【0076】具体例を挙げる。例えば、指定された圧縮
画像データの全てが、ハードディスク装置301 〜30
5 において連続した1つの記録領域に記録されている場
合には、SDRAM制御回路248は、読み出しコマン
ドのコマンド数(Num of command)の値を1とし、アドレ
ス(Adress)の値を、その記録領域の先頭のセクタ番号と
し、データ長(Length)を指定された圧縮画像データのデ
ータ長として、ハードディスク装置301 〜305 に対
して送出し、圧縮画像データを再生させる。
【0077】読み出しコマンドを受けたハードディスク
装置301 〜305 はそれぞれ、読み出しコマンド〔図
4(B)〕のアドレス(Adress)およびデータ長(Length)
が示す圧縮画像データをハードディスクから読み出し、
図6に示すように、例えば、2タイムスロット分の時間
をおいて、第(i+3)番目のタイムスロットから順
次、入出力回路20i に対して出力する。以上述べた動
作を繰り返すことにより、入出力回路20i は、図7に
示す順番で、圧縮画像データの各秒の第(5×p+j)
番目のフレームをハードディスク装置301 〜305
れぞれから読み出す。
【0078】RAMブロック2801 〜2805 は、そ
れぞれハードディスク装置301 〜305 から入力され
る圧縮画像データを1フレーム分ずつバッファリング
し、スイッチ回路260に対して出力する。SDRAM
制御回路248は、スイッチ制御信号S2484 を介し
てスイッチ回路260を制御し、スイッチ回路260の
接続を順次、切り換えて、RAMブロック2801 〜2
805 から入力される圧縮画像データのフレームを多重
化(デインターリーブ)し、元の圧縮画像データの順番
に戻して伸長回路262に対して出力する。
【0079】伸長回路262は、デインターリーブされ
た圧縮画像データを伸長復号し、得られた非圧縮画像デ
ータをエンコーダ回路264に対して出力する。エンコ
ーダ回路264は、伸長回路262から入力された非圧
縮画像データをエンコードし、D1方式あるいはSDI
方式のデータストリームを生成し、VTR装置10
1 ,1022 および伝送装置104に対して出力す
る。
【0080】倍速再生動作 以下、2倍速再生を例として、画像ファイルシステム1
が画像データを倍速再生する場合の動作を説明する。図
8は、画像データ記録・再生装置2(図1,図2)が画
像データを2倍速再生する際に、ハードディスク装置3
1 〜305 (RAM1〜RAM5)が再生する圧縮画
像データのフレームの順番を例示する図である。
【0081】ユーザーは、システム制御装置100(図
1)を操作して、画像データのファイル名を指定して、
VTR装置1021 ,1022 あるいは伝送装置104
が供給する画像データ記録・再生装置2に対して画像デ
ータの2倍速再生を指示する操作を行う。システム制御
装置100は、ユーザーの操作に応じて、画像データ記
録・再生装置2の各構成部分を制御し、画像データの2
倍速再生を準備させる。
【0082】通常再生時と同様に、システム制御装置1
00の制御に従って、入出力回路20i のSDRAM制
御回路248は、スイッチ回路226,230に接点b
側を選択させ、さらに、スイッチ回路228の接続を順
次、切り換えて、図6に示すように第i番目のタイムス
ロットにおいて、ハードディスク装置301 〜30
5に、図4(B)に示した読み出しコマンドを、RAM
ブロック2801 〜2805 を介して送出する。
【0083】なお、ハードディスク装置301 〜305
には、図4に示す順番で圧縮画像データのフレームが記
録されているので、SDRAM制御回路248は、ハー
ドディスク装置301 に対して0秒の第1番目のフレー
ムを再生させ、ハードディスク装置303 に対して0秒
の第3番目のフレームを再生させ、ハードディスク装置
305 に対して0秒の第5番目のフレームを再生させ、
ハードディスク装置302 に対して0秒の第7番目のフ
レームを再生させ、ハードディスク装置304に対して
0秒の第9番目のフレームを再生させるといったよう
に、通常再生動作の場合と異なる順番で、異なるフレー
ムを再生させるように、読み出しコマンド〔図4
(B)〕のコマンド数(Num of command)、アドレス(Adr
ess)およびデータ長(Length)を設定して、ハードディス
ク装置301 〜305 に対して出力する必要がある。
【0084】具体例を挙げる。例えば、指定された圧縮
画像データの全てが、ハードディスク装置301 〜30
5 において連続した1つの記録領域に記録されている場
合であっても、通常再生時と異なり、DRAM制御回路
248は、読み出しコマンドのコマンド数(Numof comma
nd)の値を6とし、6組のアドレス(Adress)およびデー
タ長(Length)を設定してハードディスク装置301 〜3
5 に対して送出し、圧縮画像データを再生させる必要
がある。
【0085】読み出しコマンドを受けたハードディスク
装置301 〜305 はそれぞれ、読み出しコマンド〔図
4(B)〕のアドレス(Adress)およびデータ長(Length)
が示す圧縮画像データをハードディスクから読み出し、
図6に示したように、2タイムスロット分の時間をおい
て順次、入出力回路20i に対して出力する。以上述べ
た動作を繰り返すことにより、入出力回路20i は、図
8に示す順番でハードディスク装置301 〜305 それ
ぞれから、圧縮画像データのフレームを1フレームおき
に読み出す。
【0086】RAMブロック2801 〜2805 は、通
常再生時と同様に、それぞれハードディスク装置301
〜305 から入力される圧縮画像データを1フレーム分
ずつバッファリングし、スイッチ回路260に対して出
力する。SDRAM制御回路248は、通常再生時と同
様に、スイッチ制御信号S2484 を介してスイッチ回
路260を制御し、スイッチ回路260の接続を順次、
切り換えて、RAMブロック2801 〜2805 から入
力される圧縮画像データのフレームをデインターリーブ
し、元の圧縮画像データの順番に戻して伸長回路262
に対して出力する。
【0087】伸長回路262は、通常再生時と同様に、
デインターリーブされた圧縮画像データを伸長復号し、
得られた非圧縮画像データをエンコーダ回路264に対
して出力する。エンコーダ回路264は、通常再生時と
同様に、伸長回路262から入力された非圧縮画像デー
タをエンコードし、D1方式あるいはSDI方式のデー
タストリームを生成し、VTR装置1021 ,1022
および伝送装置104に対して出力する。
【0088】以下、図9および図10をさらに参照し
て、画像ファイルシステム1の制御用コンピュータ25
0の処理を説明する。図9は、ハードディスク装置30
1 〜305 から圧縮画像データを読み出す制御用コンピ
ュータ250の第1の処理(S10)の内容を示す図で
ある。図10は、RAMブロック2801 〜2805
ら圧縮画像データを読み出して出力する制御用コンピュ
ータ250の第2の処理(S12)の内容を示す図であ
る。なお、図9および図10に示した第1の処理および
第2の処理は、基準フレーム同期信号FSの各周期の始
めに起動され、制御用コンピュータ250のマルチタス
クOSの機能により、並行して行われ得る。
【0089】図9に示すように、ハードディスク装置3
1 〜305 から圧縮画像データを読み出す第1の処理
を行う場合には、ステップ100(S100)におい
て、制御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路
248を制御してバンクA(第1のフレームメモリ)を
選択してハードディスク装置301 〜305 からの圧縮
画像データの書き込みを許可し、さらに、再生許可フラ
グの値を0にする。なお、再生許可フラグの値が0の場
合には、ハードディスク装置301 〜305 からRAM
ブロック280j のバンクA(第1のフレームメモリ)
への圧縮画像データの読み出しが終了するまで、伸長回
路262の伸長復号処理は禁止される。
【0090】ステップ102(S102)において、入
出力回路20i の制御用コンピュータ250は、自己タ
イムスロット信号STSと、ファイルシステム200か
ら入力されるタイムスロット信号とを比較し、これらが
一致する(自分のタイムスロットである)場合にはS1
04の処理に進み、一致しない場合にはS102の処理
に留まる。
【0091】ステップ104(S104)において、入
出力回路20i の制御用コンピュータ250は、SDR
AM制御回路248を制御して、読み出しコマンド〔図
4(B)〕のコマンド数(Num of command)、アドレス(A
dress)およびデータ長(Length)を、再生方式、例えば、
1倍速再生か2倍速再生かに応じて上述のように設定を
変更し、RAMブロック2801 〜2805 を介してハ
ードディスク装置301 〜305 に対して出力する。
【0092】ステップ106(S106)において、入
出力回路20i からの読み出し命令を受けたハードディ
スク装置301 〜305 は、読み出しコマンドが示す圧
縮画像データを再生し、2タイムスロット待って入出力
回路20i に対して再生した圧縮画像データを出力す
る。
【0093】ステップ108(S108)において、入
出力回路20i のRAMブロック2801 〜280
5 は、ハードディスク装置301 〜305 から入力され
た圧縮画像データを取り込み、バッファリングする。
【0094】ステップ110(S110)において、R
AMブロック2801 〜2805 に30フレーム分の圧
縮画像データがバッファリングされると、制御用コンピ
ュータ250は、再生許可フラグの値を1として、伸長
回路262に対して伸長復号処理を許可する。
【0095】ステップ112(S112)において、制
御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路248
を制御して、RAMブロック2801 〜2805 のバン
クを切り換える。つまり、S110の処理までバンクA
(第1のフレームメモリ)が書き込み許可状態にされて
いる場合には、バンクB(第2のフレームメモリ)を書
き込み許可状態とし、同様に、S110の処理までバン
クB,C(第2,第3のフレームメモリ)が書き込み許
可状態とされている場合には、バンクC,A(第3,第
1のフレームメモリ)を書き込み許可状態とする。
【0096】図10に示すように、RAMブロック28
1 〜2805 から圧縮画像データを読み出して出力す
る第2の処理を行う場合には、ステップ120(S12
0)において、制御用コンピュータ250は、SDRA
M制御回路248を制御してRAMブロック2801
2805 のバンクA(第1のフレームメモリ)を選択し
て、第1のフレームメモリから圧縮画像データを読み出
せる状態とする。
【0097】ステップ122(S122)において、制
御用コンピュータ250は、再生許可フラグの値が1で
あるか否かを判断する。制御用コンピュータ250は、
再生許可フラグの値が1である場合には、S124の処
理に進み、再生許可フラグの値が0である場合には、制
御用コンピュータ250はS122の処理に留まる。つ
まり、制御用コンピュータ250は、S122の処理に
おいて、RAMブロック2801 〜2805 のフレーム
メモリに圧縮画像データが書き込まれ、再生許可フラグ
の値が1になるのを待つ。
【0098】ステップ124(S124)において、制
御用コンピュータ250は、伸長回路262を制御し
て、再生方式、つまり、通常再生であるか倍速再生であ
るかに応じて、RAMブロック2801 〜2805 にバ
ッファリングされた30フレーム分の圧縮画像データを
伸長復号させ、エンコーダ回路264を介して出力させ
る。
【0099】ステップ126(S126)において、制
御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路248
を制御して、S112の処理と同様に、RAMブロック
2801 〜2805 のバンク(フレームメモリ)の選択
を切り換える。
【0100】なお、第1の実施例においては、通常再生
と2倍速再生を例に画像ファイルシステム1の動作を説
明したが、読み出しコマンドのコマンド数(Num of comm
and)、アドレス(Adress)およびデータ長(Length)の値を
適切に変更することにより、画像ファイルシステム1
は、3倍速再生動作等、さらに4倍再生以上の高速再生
動作を行うことができる。
【0101】また、画像ファイルシステム1は、フレー
ム単位でインターリーブを行い、ハードディスク装置3
1 〜305 に圧縮画像データを記録するので、バイト
単位でインターリーブを行う場合に比べて、ハードディ
スク装置301 〜305 で発生するシークの回数が少な
くて済む。具体例を挙げると、バイト単位で圧縮画像デ
ータをインターリーブして、各フレームをそれぞれ離れ
た記録領域に記録した場合には、タイムスロットごと
に、最大、毎秒30回のシークが発生する(NTSC方
式の場合)。しかしながら、画像ファイルシステム1に
おけるようにフレーム単位でインターリーブした場合に
は、各フレームをそれぞれ離れた記録領域に記録した場
合であっても、最大、6回(=30/m,NTSC方式
の場合)のシークしか発生しない。従って、画像ファイ
ルシステム1によれば、シークの多発により圧縮画像デ
ータが欠落し、再生画像の品質が劣化するという不具合
を防止することができる。
【0102】また、例えば、圧縮画像データを複数フレ
ーム分ずつ記録するように画像ファイルシステム1の記
録方法を変更し、倍速再生時のシークの発生をさらに少
なくすることができる。具体例を挙げる。例えば、下表
1に示すように、ハードディスク装置301 に各秒の第
1,第2のフレームを記録し、ハードディスク装置30
2 に各秒の第3,第4のフレームを記録するといったよ
うに、圧縮画像データを2フレーム分ずつハードディス
ク装置301 〜305 に記録し、2倍速再生時に、ハー
ドディスク装置301 から各秒の第1,第2のフレーム
を再生し、ハードディスク装置303 から各秒の第5,
第6のフレームを再生するといったように、圧縮画像デ
ータをハードディスク装置301 〜305 それぞれから
2フレームずつ再生すると、1秒間に30フレーム分の
データを、最大3回のシークで読み出すことができる。
【0103】
【表1】 RAID1,RAID2,RAID3,RAID4,RAID5 (301 ) (302 ) (303 ) (304 ) (305 ) ============================= 0−1, 0−3, 0−5, 0−7, 0−9, 0−2, 0−4, 0−6, 0−8, 0−10, 0−11, 0−13, 0−15, 0−17, 0−19, ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1−1, 1−3, 1−5, 1−7, 1−9, 1−2, 1−4, 1−6, 1−8 1−10, ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …(1) 但し、X−Yは、第X秒のY番目のフレームを示す。
【0104】このように、2フレーム間隔で圧縮画像デ
ータを再生して表示しても、1フレーム間隔で圧縮画像
データを再生し、表示する場合に比べて、画像の品質劣
化はごく少ない。このように、画像ファイルシステム1
において、ハードディスク装置301 〜305 それぞれ
に圧縮画像データのフレームを2枚以上ずつ記録するよ
うに記録方法を変更し、記録方法に応じて再生方法を変
更することにより、さらに高速な再生を行う際のシーク
の発生回数を減らし、高速再生を無理なく確実に行うこ
とができる。
【0105】また、ハードディスク装置の数をさらに増
やし、見かけ上の記録・再生のデータレートを大きくす
ることにより、圧縮画像データだけではなく非圧縮画像
データもリアルタイムに記録・再生するように、画像フ
ァイルシステム1を構成することができる。さらに、ハ
ードディスク装置301 〜305 を、例えば、MO装置
あるいはDVD装置等の他のランダムアクセス可能な記
録装置に置換する等、画像ファイルシステム1は、種々
の構成を採ることができる。
【0106】第2実施例 以下、本発明の第2の実施例を説明する。
【0107】第2実施例の背景 まず、図11を参照して、本発明の第2の実施例の背景
を説明する。図11(a),(b)は、ハードディスク
装置301 〜305 (DISC)上の圧縮画像データの
記録領域を例示する図である。なお、図11(a),
(b)において、記録媒体上の太線は、圧縮画像データ
の記録領域を示し、〜は読み出しの順序を示し、a
〜dは出力の順番(元の順番)を示す。アーム38 図11(a),(b)において、アーム38は、ハード
ディスク装置301 〜305 において、記録媒体から圧
縮画像データを読み出すために用いられる。
【0108】第1の実施例に示した画像ファイルシステ
ム1(図1〜図3)は、圧縮画像データがフレーム単位
にインターリーブして複数の記録装置の記録媒体に記録
するので、バイト単位でインターリーブする場合に比べ
て、通常再生あるいは倍速再生時に生じるシークの回数
を大幅に減らすことができ、圧縮画像データを安定して
再生することができる。
【0109】しかしながら、図11(a)に示すよう
に、部分a〜dをこの順序で含み、この順序で再生され
るべき圧縮画像データが、ハードディスクの互いに離れ
た記録領域に記録されている場合に、アーム38が、再
生の順番a〜dの通りに〜の順番で各記録領域にア
クセスして圧縮画像データの読み出しを行うと、アーム
38が記録媒体の最外周と最内周とを行き来するので、
アーム38の移動距離および移動時間(シーク距離,シ
ーク時間)が長くなり、一定の時間内に必要量の圧縮画
像データを読み出せなくなる可能性がある。
【0110】本発明の第2の実施例は、かかる問題点に
鑑みてなされたものであり、画像ファイルシステム1
(図1)の制御用コンピュータ250(図3)等の動作
を改良し、最もシーク距離およびシーク時間が短くなる
順番(〜)で各記録領域にアクセスして圧縮画像デ
ータを読み出すようにして、一定の時間内に必要な量の
圧縮画像データの読み出し、および、リアルタイムな再
生画像データの供給を確実に行うことができるようにす
ることを目的とする。
【0111】第2の実施例における制御用コンピュータ
250等の処理 以下、第2の実施例における画像ファイルシステム1の
制御用コンピュータ250の動作を説明する。なお、以
下に示さない画像ファイルシステム1の他の構成部分の
動作は、第1の実施例においてと同じである。第2の実
施例においては、制御用コンピュータ250は、圧縮画
像データの再生時に、ファイルシステム200が管理す
る記録領域に基づいて、上述のようにシーク距離が最短
になる順番で記録領域にアクセスする。なお、この部分
は、説明の簡略化のために、ハードディスクおよびハー
ドディスク装置301 〜305 ではなく、DVDおよび
DVD装置を例に説明する。DVD(図11)には、円
周方向に沿って螺旋状に記録トラックが設けられ、記録
トラックはセクタに分割されている。これらのセクタそ
れぞれには、外周側から連続的にセクタ番号(セクタア
ドレス)が付与される。
【0112】具体的には、例えば、記録トラックの最も
外側の端のセクタにはセクタ番号0001hが付与さ
れ、記録トラックの最も内側の端のセクタにはセクタ番
号7FFFhが付与され、これら両端の間のセクタに
は、内側に行くにつれて1ずつ増加する連続的なセクタ
番号が付与される。
【0113】例えば、ファイルシステム200が管理し
ている記録領域a〜d〔図11(a),(b)〕の先頭
のセクタのセクタ番号がそれぞれ、例えば、0100
h,7000h,0200h,6000hである場合
に、入出力回路20i の制御用コンピュータ250は、
圧縮画像データの再生時に、ファイルシステム200か
ら、これらの記録領域a〜dの先頭のセクタのセクタ番
号およびデータ長を得ると、例えば、セクタ番号が単調
に増加するように記録領域a〜dをソートし、図11
(b)に示すように、再生の順序a〜dに係わらず、記
録領域a,c,d,bの順番で再生するように、読み出
しコマンド〔図4(B)〕のコマンド数( Numof comma
nd;この場合は4)、アドレス(Adress;0100h,
0200h,6000h,7000h)およびデータ長
(Length)を設定し、SDRAM制御回路248等を介し
て、タイムスロットiでDVD装置(ハードディスク装
置301〜305 )に対して出力する。
【0114】なお、ハードディスク装置301 〜305
において用いられるハードディスクは、記録トラックが
同心円状に設けられるが、同様に、制御用コンピュータ
250は、DVDの場合と同様に、ハードディスクにつ
いても、セクタアドレスをソートすることにより、DV
Dの場合と同様に読み出しコマンドを発生することがで
きる。
【0115】図12(A)は、ハードディスク装置30
1 〜305 から読み出される圧縮画像データの部分a〜
d〔図11(a),(b)〕の順番を示し、(B)は、
RAMブロック2801 〜2805 から出力される圧縮
画像データの部分a〜d〔図11(a),(b)〕の順
番を示す。
【0116】ハードディスク装置301 〜305 は、入
出力回路20i の制御用コンピュータ250から入力さ
れた読み出しコマンドに従って、圧縮画像データの部分
a〜d〔図11(a),(b)〕を、図12(A)に示
すように、先頭セクタのセクタ番号に基づいてソートし
た順番〔図11(b)に示す順番〜,a,c,d,
b〕で読み出し、タイムスロットiで入出力回路20i
のRAMブロック2801 〜2805 に対して出力す
る。制御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路
248を介してRAMブロック2801 〜2805 を制
御し、図12(B)に示すように、RAMブロック28
1 〜2805 に入力された圧縮画像データの部分a,
c,d,bを、再生の順序(元の順序)a〜dに並び替
えて圧縮画像データをスイッチ回路260に対して出力
させる。
【0117】スイッチ回路260、伸長回路262およ
びエンコーダ回路264は、第1の実施例においてと同
様に、入力された圧縮画像データをデインターリーブ
し、伸長復号し、さらに、エンコードしてD1方式ある
いはSDI方式のデータストリームとして出力する。
【0118】画像ファイルシステム1の動作 以下、さらに図13を参照して、第2の実施例における
画像ファイルシステム1の動作を説明する。図13は、
第2の実施例における画像ファイルシステム1の再生処
理(S14)を示すフローチャート図である。
【0119】図13に示すように、ステップ140(S
140)において、制御用コンピュータ250は、シス
テム制御装置100から制御ライン110を介して圧縮
画像データのファイル名を指定した命令(コマンド)を
得る。
【0120】ステップ142(S142)において、制
御用コンピュータ250は、システム制御装置100か
ら入力されたコマンドを解釈し、再生命令である場合に
はS144の処理に進み、記録命令である場合にはS1
60の処理に進む。
【0121】ステップ144(S144)において、制
御用コンピュータ250は、ファイルシステム200か
ら、指定された圧縮画像データのハードディスク装置3
1〜305 における物理アドレス、つまり先頭セクタ
番号およびデータ長を読み込む。
【0122】ステップ146(S146)において、制
御用コンピュータ250は、上述したように、圧縮画像
データの各部分を記録する記録領域の先頭セクタのセク
タ番号に基づいて、記録領域をソートし、アーム38
(図11)のシーク距離が最短になるように並び変え、
その情報を格納する。
【0123】ステップ148(S148)において、制
御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路248
等を介して、ソートした順番で圧縮画像データの各部分
を再生するように読み出しコマンド〔図4(B)〕を発
生し、ハードディスク装置301 〜305 に対して出力
する。
【0124】ステップ150(S150)において、ハ
ードディスク装置301 〜305 は、読出コマンドに応
じて、例えば、図11(b)および図12(A)に示し
た順序で圧縮画像データの各部分を再生し、再生した圧
縮画像データの各部分をRAMブロック2801 〜28
5 に対して出力し、書き込む。
【0125】ステップ152(S152)において、R
AMブロック2801 〜2805 のフレームメモリに3
0フレーム分のデータがバッファリングされると、制御
用コンピュータ250は、SDRAM制御回路248を
介してRAMブロック2801 〜2805 を制御し、図
12(B)に示すように、再生の順序でスイッチ回路2
60に対して出力させる。
【0126】ステップ154(S154)において、制
御用コンピュータ250は、指定した圧縮画像データの
再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していない
場合にはS146の処理に戻り、終了した場合には再生
処理を終了する。
【0127】ステップ160(S160)において、制
御用コンピュータ250は、デコーダ回路220および
圧縮回路222を制御して、入力されるデータストリー
ムをデコードさせて非圧縮画像データを生成し、生成し
た非圧縮画像データを圧縮符号化させて圧縮画像データ
を生成し、SDRAM制御回路248を介してスイッチ
回路226,228およびRAMブロック2801 〜2
805 を制御して、選択したRAMブロック2801
2805 の空きバンク(フレームメモリ)に書き込む。
【0128】ステップ162(S162)において、制
御用コンピュータ250は、SDRAM制御回路248
を介してRAMブロック2801 〜2805 を制御し、
ハードディスク装置301 〜305 に対して圧縮画像デ
ータを出力させる。
【0129】ステップ164(S164)において、制
御用コンピュータ250は、圧縮画像データの記録が終
了したか否かを判断し、終了しない場合にはS160の
処理に戻り、終了した場合には記録処理を終了する。
【0130】以上説明したように、本発明の第2の実施
例によれば、第1の実施例と同様に、バイト単位でイン
ターリーブしてハードディスク装置301 〜305 に圧
縮画像データを記録する場合に比べて大幅にシーク回数
を減らすことができる上に、さらに、シーク距離および
シーク時間を大幅に短縮することができるので、一定時
間内に必要な量の圧縮画像データをさらに確実に再生す
ることができる。従って、本発明の第2の実施例によれ
ば、シーク時間に起因して生じうる再生画像の劣化を、
確実に防止することができる。
【0131】なお、第2の実施例は、画像ファイルシス
テム1のようにフレーム単位でインターリーブを行う記
録・再生装置の他に、従来のバイト単位でインターリー
ブを行う記録・再生装置にも応用することができる。な
お、本発明の第2の実施例に対しても、第1の実施例に
対してと同様な変形が可能である。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
データ記録・再生装置およびその方法によれば、不連続
な記録領域に記録された複数の画像データを再生する際
に、シーク距離およびシークに要する時間を極力、短く
して、エラーなく画像データを再生することができ、し
かも、リアルタイムな画像データを確実に再生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像ファイルシステムの構成を示
す図である。
【図2】図1に示した画像データ記録・再生装置の入出
力制御装置の構成を示す図である。
【図3】図1に示した画像ファイルシステムの入出力回
路(図2)の構成を示す図である。
【図4】(A)〜(C)は、入出力回路からハードディ
スク装置に対して出力される命令S2481 (コマンド
およびステータス)のフォーマットを示す図である。
【図5】圧縮画像データの各秒(sec) に含まれる何番目
のフレーム(Frame) が、ハードディスク装置(図1,図
2)のいずれに記録されるかを示す図である。
【図6】画像データ記録・再生装置(図1,図2)が画
像データを再生する際の入出力回路による読み出しコマ
ンドの発行と、ハードディスク装置による画像データの
再生のタイミングを示す図である。
【図7】画像データ記録・再生装置(図1,図2)が画
像データを通常再生(1倍速再生)する際に、ハードデ
ィスク装置(RAM1〜RAM5)が再生する圧縮画像
データのフレームの順番を例示する図である。
【図8】画像データ記録・再生装置(図1,図2)が画
像データを2倍速再生する際に、ハードディスク装置
(RAM1〜RAM5)が再生する圧縮画像データのフ
レームの順番を例示する図である。
【図9】ハードディスク装置から圧縮画像データを読み
出す制御用コンピュータの第1の処理(S10)の内容
を示す図である。
【図10】RAMブロックから圧縮画像データを読み出
して出力する制御用コンピュータの第2の処理(S1
2)の内容を示す図である。
【図11】(a),(b)は、ハードディスク装置のハ
ードディスク(DISC)上の圧縮画像データの記録領
域を例示する図である。
【図12】(A)は、ハードディスク装置(図1,図
2)から読み出される圧縮画像データの部分a〜d〔図
11(a),(b)〕の順番を示し、(B)は、RAM
ブロックから出力される圧縮画像データの部分a〜d
〔図11(a),(b)〕の順番を示す。
【図13】第2の実施例における画像ファイルシステム
の再生処理(S14)を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…画像ファイルシステム、100…システム制御装
置、1021 ,1022 …VTR装置、104…伝送装
置、2…画像データ記録・再生装置、18…入出力制御
装置、201 〜206 …入出力回路、22…入力処理
部、220…デコーダ回路、222…圧縮回路、224
…圧縮データ制御回路、226〜230…スイッチ回
路、24…制御部、240…制御回路、242…RA
M、246…ROM、248…SDRAM制御回路、2
6…出力処理部、260…スイッチ回路、262…伸長
回路、264…エンコーダ回路、28…出力バッファ
部、2801 〜2805 …RAMブロック、200…フ
ァイルシステム、32…画像データバス、34…下りバ
ス、341 〜345 …バス、36…上りバス、361
365 …バス、30…記録装置、301 〜305 …ハー
ドディスク装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれランダムアクセス可能な所定の記
    録媒体における位置に対応する連続的な番号が付された
    記録領域1つ以上に画像データを記録し、前記記録領域
    に付された前記連続的な番号に基づいて、前記画像デー
    タがいずれの前記記録領域に記録されているかを管理
    し、記録した前記画像データのいずれかに対する外部か
    らの指定に応じて、記録した前記画像データを再生する
    画像データ記録・再生装置であって、 管理した前記記録領域の前記連続的な番号に基づいて、
    前記画像データへのアクセスの際の前記記録媒体に対す
    るシーク距離が最短になるように、指定された前記画像
    データを記録する前記記録領域に対するアクセスの順序
    を決定するアクセス順序決定手段と、 決定した前記アクセスの順序に従って、前記画像データ
    を記録する前記記録領域をアクセスし、前記画像データ
    を再生して、再生した画像データの順番を元に戻す画像
    データ再生手段とを有する画像データ記録・再生装置。
  2. 【請求項2】前記所定の記録媒体は、記録トラックが円
    周に沿って設けられたディスク記録媒体であり、 前記記録領域は、前記ディスク記録媒体の前記記録トラ
    ックを分割したセクタであり、 前記連続的な番号は、前記ディスク記録媒体の前記径方
    向における位置に対応し、連続的に前記セクタそれぞれ
    に付されたセクタ番号であり、 前記アクセス順序決定手段は、 指定された前記画像データを記録する前記セクタに付さ
    れた前記セクタ番号の順序を、単調に増加または減少す
    るようにソートするソート手段と、 少なくとも前記画像データを記録する前記セクタに付さ
    れたセクタ番号を、ソートした順序で含む再生命令を、
    前記画像データ再生手段に対して発行する再生命令発行
    手段とを有し、 前記画像データ再生手段は、 発行した前記再生命令に含まれるセクタ番号が示す順番
    で、前記セクタそれぞれに対してアクセスし、前記画像
    データを再生する再生手段と、 再生した前記画像データを元の順序で出力する出力手段
    とを有する請求項1に記載の画像データ記録・再生装
    置。
  3. 【請求項3】それぞれランダムアクセス可能な所定の記
    録媒体における位置に対応する連続的な番号が付された
    記録領域1つ以上に画像データを記録し、前記記録領域
    に付された前記連続的な番号に基づいて、前記画像デー
    タがいずれの前記記録領域に記録されているかを管理
    し、記録した前記画像データのいずれかに対する外部か
    らの指定に応じて、前記画像データを再生する画像デー
    タ記録・再生方法であって、 管理した前記記録領域の前記連続的な番号に基づいて、
    前記画像データへのアクセスの際の前記記録媒体に対す
    るシーク距離が最短になるように、指定された前記画像
    データを記録する前記記録領域に対するアクセスの順序
    を決定し、 決定した前記アクセスの順序に従って、前記画像データ
    を記録する前記記録領域をアクセスし、前記画像データ
    を再生して、再生した画像データの順番を元に戻す画像
    データ記録・再生方法。
  4. 【請求項4】前記所定の記録媒体は、記録トラックが円
    周に沿って設けられたディスク記録媒体であり、 前記記録領域は、前記ディスク記録媒体の前記記録トラ
    ックを分割したセクタであり、 前記連続的な番号は、前記ディスク記録媒体の前記径方
    向における順番に対応し、連続的に前記セクタそれぞれ
    に付されたセクタ番号であり、 指定された前記画像データを記録する前記セクタに付さ
    れた前記セクタ番号の順序を、単調に増加または減少す
    るようにソートし、 少なくとも前記画像データを記録する前記セクタに付さ
    れたセクタ番号を、ソートした順序で含む再生命令を発
    行し、 発行した前記再生命令に含まれるセクタ番号が示す順番
    で、前記セクタそれぞれに対してアクセスし、前記画像
    データを再生し、 再生した前記画像データを元の順序で出力する請求項3
    に記載の画像データ記録・再生方法。
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