JP2006293785A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源断等により生ずるデータ損失を最小限に抑制する。
【解決手段】 記録装置2とホスト装置4とが所定のインターフェース3で接続されてなり、ホスト装置4で撮像等されたデータを記録装置2に書き込む場合、ディレクトリ決定権をホスト装置4が有し、FAT決定権を記録装置2が有するモードで行い、記録装置2では、ヘッドスケジューリング処理方法を行うための基本シークエンスにしたがってデータの書き込みを行い、一の基本シークエンスごとにファイル情報の更新を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘッドスケジューリング処理によってデータを記録する記録装置に関する。
近年、AVコンスーマ機器において、動画、音声を記録するデバイスとしてHDDや光ディスク等の大容量のストレージが用いられるようになってきた。ところで、大容量ストレージにアクセスし、データの記録等の処理を実行するPCでは、単位時間当たりのコマンド処理数やデータ転送量を向上させることが要求されるが、そのばらつきに対してはあまり関心が払われていない。なお、データ転送料は、比較的長時間における平均値として算出される。
また、デジタルカメラやビデオカメラ等のAVコンスーマ機器では、データ転送量等の性能(スペック)は、HDDに比してそれほど高いものは要求されない。例えば、AVコンスーマ機器は、HD(High Definition)の録画を標準的なMPEG2で行ったとしても、そのデータレートは25Mbit/sec程度であり、10Mbit/secを超えるHDDの転送速度からみてもそれほど高いわけではない。
しかし、ビデオカメラやデジタルカメラといった小型で携帯用のAVコンスーマ機器では、小径のHDDが記録媒体として採用されはじめている。この小径のHDDは、一般的に、ディスクの径が3.5インチのHDDや、2.5インチのHDDに比べて、データの転送レートが低く、高画質録画の要求には十分対応できていない。さらに、HDDでは、全般的にディスクの外周部に比べ内周部はさらに転送レートが落ちる(低下する)ため、例えば、転送レートが低いときには、データの再生中に画像や音声が止まってしまったり、又はデータの録画や記録中に録画ができなくなる等の問題が起こる場合がある。これらの問題は、AVコンスーマ機器として、HDDを記憶装置として用いるには致命的である。また、AVコンスーマ機器は、HDDに搭載されているヘッドによるシークエラーや、読み出したデータに誤りが存在した場合のリトライ処理等により、さらに転送レートが低下してしまう。
先に挙げた問題(データ転送レートの低下の問題)に関しては、AVコンスーマ機器において、データの信頼性が低くてもよいAVデータなどについてエラーを無視するように設定したり、あるいはコマンドの処理時間に上限を設定したりすること等によって、回避することができる。例えば、ATA−7のStreaming Feature Set(AVコマンド)では、個々のコマンドの処理時間を直接指定することができる。
しかし、指定されたコマンドをどのように実行するかは、記憶装置(HDD)側に完全にまかされており、データがディスクに正しく読み書きできたかどうかは保障されない。なお、実際には、このような問題の発生頻度は、非常に低いものである。
また、二つ目の問題(シークエラー等の問題)に関しては、先の問題よりも発生頻度が高く、より深刻である。本問題の解決法として、ファイルの物理的配置を工夫した処理が提案されており、数多くの研究が行われている。
例えば、提案されているファイルシステムでは、データの局所性を利用して、関連するデータを物理的に近接した場所に配置する工夫をLBA空間上で行うものがある。また、ファイルの物理的配置の方法として、シークタイムの最低値を保障するために、シーク動作が頻繁に行われてしまうが、転送速度の遅い領域と早い領域を組み合わせて使用する方法(以下、ヘッドスケジューリング処理という。)も提案されている(図13)。
また、近年、PCの普及やデジタルカメラ等の普及により、撮像機器によって撮影した映像を編集することが一般的になりつつある。ここで、撮像したデータを蓄えるためのメディアとして、磁気テープを利用した場合には、磁気テープからデータを読み出し、読み出したデータをPCへ移動するために要する時間や、所望の映像をサーチするための時間が多大にかかる問題があり、即応性に乏しい。そこで、即応性に優れており、データの転送速度やランダムアクセス性の点で大きなアドバンテージを有するHDDを撮像機器のメディアとして使用することが望まれている。
ところで、HDDは、FAT等のファイルシステムを使用して記録データの管理が行なわれ、撮像データ自体の書き込み作業の他にもデータの読み出し時に利用されるファイル管理情報(ディレクトリ情報、FAT情報等)を記録する必要がある。例えば、一般的なファイルシステムであるFATファイルシステムの場合、ファイル管理情報は、撮像データの記録作業が行なわれる前と、記録作業が終了した後にHDD上の所定のエリアに記録される。なお、ファイル管理情報が書き込まれないと、データの読み出しをおこなうことが不能となる。
ところで、ビデオカメラ等の撮像装置は、長時間の撮影データを記録するシステムであり、このような装置にHDDを使用した場合、例えば、被写体の撮像(記録)中に当該装置を落下させる等して電源断が発生した場合には、ファイル管理情報の書き込みが行われず、それまで撮像したデータのすべてを消失してしまう。
つまり、電源断によりファイル管理情報の記録が行なわれなければ、撮像したデータをファイルとして識別することはできず、記録していた映像ファイルを読み出すことはできなくなる。なお、磁気テープによる記録であれば、例え撮影中にビデオカメラの電源断が発生しても、電源断の直前までのデータは保持される。
上述した問題点を解決する方法として、データを記録する度にファイルの管理情報を更新する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開特開2003−30925号公報
しかし、上述の方法では、ファイル管理情報を実際に書き込むために対象となるセクタまでヘッドが移動するために要するシーク時間や、ディスクの回転待ち時間や、データの記録時間や、ファイル管理情報の書込み終了後に再度記録エリアまで戻るためのシーク時間が発生する。これは、撮像したデータをHDDに記録する度に発生するため、データ保護処理が行われない場合に比べ、実効的なデータの転送レートが低くなり、HD等の高画質録画の要求にはまったく対応できなくなってしまう。
また、ディスクの外周部に比べ内周部にファイルの記録エリアが移動した場合、データ保護のためのファイル管理情報の書き込み位置との物理的な移動距離(シーク時間)がより大きく、その移動処理のためにさらに転送レートが低下し、記録中に録画ができないなどの問題が発生する。この問題は上述したヘッドスケジューリング処理によってデータ転送レートの保障を行わせる場合にも発生するため、データ転送レートの保障とファイル保護を両立させることは困難となっている。
そこで、本発明では、ヘッドスケジューリング処理によるデータ転送レートの保障と、ファイル損失問題を解決するデータ保護方法を最適に組み合わせてなる記録装置を提供することを目的とする。
本発明に係る記録装置は、上述の課題を解決するために、所定サイズのクラスタごとにアドレスが付されてなるデータエリアを有する記録媒体と、ホスト機器が接続されるインターフェース部と、上記インターフェース部を介して上記ホスト機器から供給されるデータを上記記録媒体のデータエリアに書き込む書込手段と、上記記録媒体のデータエリアを任意のデータ容量ごとに複数のエリアに区分けし、データを書き込む際に上記区分けした複数のエリアに上記書込手段がアクセスする順序を決定するアクセス順序決定手段と、上記アクセス順序決定手段により決定されたアクセス順序に基づいて、書き込んだデータのファイル情報を更新するタイミングを決定するタイミング決定手段と、上記インターフェース部を介して上記ホスト機器から供給されるデータを上記記録媒体のデータエリアに書き込む際に、上記アクセス順序決定手段により決定されたアクセス順序にしたがって上記区分けした複数のエリアにアクセスし、アクセスしたエリア内の空きクラスタを検索し、検索した空きクラスタにデータを書き込むように上記書込手段を制御する制御手段と、上記タイミング決定手段により決定されたタイミングに基づいて、書き込み済みのデータのファイル情報を更新するファイル情報更新手段とを備える。
本発明では、データを書き込む際のデータ転送レートを保障するためのヘッドのスケジューリング処理と、データの書き込み中に生じる電源断等により発生するファイル損失からデータを保護するためのデータ保護処理を組み合わせてデータの書き込みを行うので、書き込み時のデータ転送レートの低下を最小限にし、かつ、電源断等により消失するデータ量を最小限に抑えることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、本発明を、ホスト装置と、少なくともハードディスクや書換え可能な光ディスクなどの回転記録媒体を有するデータ記録装置とからなり、回転記録媒体上に記録されたデータへアクセスする際のシーク動作や回転待ち時間による遅延があってもデータ転送速度を保障することができるデータ送受信システムに適用したものである。また、本実施の形態におけるデータ送受信システムは、AVデータ等を含む全てのデータをファイルとして管理するファイルシステムを採用する。ここで、本実施の形態におけるデータ転送時間とは、ヘッドのシーク動作及びディスクの回転待ち時間からなる移動時間と、実際にデータを書き込むデータ書き込み時間とを含み、データ転送速度とは、転送データをこのデータ転送時間で除したものとなる。
本実施の形態においては、データ記録装置はハードディスクなどの磁気記録媒体を有するものとして説明するが、他の記録媒体、例えばCD、DVDなどの光ディスクなどであっても同様の処理が可能である。また、本実施の形態においては、記録媒体としてハードディスク装置(HDD)を、また、ファイルシステムとしてMS−DOS互換FATファイルシステムを適用した場合について説明するが、データをファイルとして管理するシステムであればMS−DOS互換FATファイルシステムに限らずどのようなシステムでも適用することができる。
図1は、本実施の形態におけるデータ送受信システムを示すブロック図である。図1に示すように、データ送受信システム1は、例えば、PC又はAV機器等のホスト装置4と、データが書き込まれる記録媒体20を有する記録装置2とが、IDE(Integrated Drive Electronics)、SCSI(Small Computer System Interface)、FC(Fibre Channel)、USB(Universal Serial Bus)等のインターフェース3を介して接続されて構成される。
記録装置2は、図1に示すように、記録媒体20にデータを書き込み、書き込まれているデータを読み出すヘッド部21と、記録媒体20にアクセスする際にヘッド部21を駆動するヘッド駆動部22と、記録媒体20を所定方向に所定の回転数で駆動する記録媒体駆動部23と、ヘッド駆動部22と記録媒体駆動部23を制御するサーボ制御部24と、ヘッド部21に接続されており、供給されるデータに対して所定の処理を行うリードライトチャンネル部25と、一時的にデータがバッファリングされるバッファメモリ26と、リードライトチャンネル部25を制御する制御部28と、所定の演算を行い、サーボ制御部24及びリードライトチャンネル部25等に必要なコマンド及びパラメータを設定して動作させる演算処理部(CPU)29と、CPU29による演算等に用いられるメモリ30と、ホスト装置4とデータ及び制御情報等の送受信を行うインターフェース制御部31とを備える。
記録媒体20は、後述するFAT(File Allocation Table)ファイルシステムによって管理されており、少なくとも所定のデータサイズ(クラスタ)ごとにアドレス(以下、物理アドレスという。)が付されてなるユーザデータエリア(以下、ユーザエリアUA2という。)からなるHD(ハードディスク)等のディスク状記録媒体により構成されている。
また、不揮発性固体メモリ28を更に設け、記録媒体20及び不揮発性固体メモリ28からなる記録領域を統合的にデータ記録領域とするハイブリッド記憶装置として構成してもよい。また、不揮発性固体メモリ28は、ホスト装置4から供給されるデータを一時的に格納するキャッシュとして利用したり、起動時に使用されるプログラムを格納するために利用しても良い。また、不揮発性固体メモリ26は、例えば、FATファイルシステムが採用されるNAND型FLASHメモリカード(Memory Stick、Compact Flash、SD Card等)であり、所定のデータサイズ(ページ)ごとに、一連のアドレス(以下、メモリアドレスという。)が付されてなるデータエリアを有する。
ヘッド部21は、記録媒体20がHD等の磁気記録媒体である場合には、外部磁界の大きさや向きにより抵抗値が変化する、いわゆる磁気抵抗効果を利用し、記録媒体20からの信号磁界を検出するための感磁素子を有する磁気ヘッドにより構成される。
ヘッド駆動部22は、サーボ制御部24の制御に応じて、ヘッド部21の動作を制御する。
記録媒体制御部23は、サーボ制御部24の制御に応じて、記録媒体20を所定の回転数で回転するように制御する。
サーボ制御部24は、記録媒体20を所定方向に所定速度で回転駆動させるように記録媒体駆動部23を制御し、また、記録媒体20上の所定の場所にアクセスするためにヘッド部21の駆動を制御する。
リードライトチャンネル部25は、データの書き込み動作時に、供給されたデータを符号化(変調)し、記録再生系の特性に適したデジタルビット系列に変換した後、変換後のデータをヘッド部21に供給する。また、リードライトチャンネル部25は、データの読み出し動作時に、ヘッド部21から供給された再生信号から高域ノイズを除去した後でアナログデジタル変換器(ADC)によりデジタル化し、最尤復号法等を用いて所定の処理を行った後、復調を行う。
バッファメモリ26は、データの書き込み時において、制御部28の制御により、ホスト装置4から供給されるデータが一時的にバッファリングされ、データが所定量に達したときに、データが読み出され、読み出されたデータがリードライトチャンネル部25に供給される。また、バッファメモリ26は、データの読み出し時において、制御部28の制御により、リードライトチャンネル部25から供給されるデータが一時的にバッファリングされ、データが所定量に達したときに、データが読み出され、読み出されたデータがインターフェース制御部31を介してホスト装置4に供給される。また、バッファメモリ26は、データの読み出し時及び書き込み時に、一時的にデータのバッファリングを行い転送速度の違いによる性能の低下を抑えるために用いられている。
制御部28は、バッファメモリ26とリードライトチャネル部23との間のデータの送受信を、後述するFATファイルシステムにより管理し、データのフォーマットにかかわる処理を行う。また、制御部28は、当該処理を行う際に、誤り訂正符号による符号化、誤り検出及び誤り訂正にかかわる処理もあわせて行う。また、制御部28は、ホスト装置4から供給されたデータを記録媒体20及び不揮発性固体メモリ27に書き込む順番を決定する論理セクタ番号(LSN、Logical Sector Number)を割り当てる処理を行う。
また、ホスト装置4は、インターフェース3を介して記録装置2とデータの送受信を行うインターフェース制御部40と、所定の演算処理を行うCPU41と、CPU41による演算等に用いられるメモリ42とを備える。ホスト装置4は、例えば、記録装置2の長所を生かして効率良く記録再生処理を行うビデオカメラ、デジタルカメラ、音楽プレイヤー等のアプリケーション機器である。
CPU42は、電源起動時、所定の処理手順の実行により、ディスク20のシステム領域に記録されてなる管理用データであるブート領域、FAT領域、ディレクトリ領域に格納されている各データをメモリ42にアップロードし、このアップロードしたデータを基準にしたパラメータの設定により種々のコマンドを記録装置4に対して送信する。
次に、本実施の形態におけるデータの管理方法について説明する。記録媒体20に記録されるデータは、ホスト装置4と記録装置2とでは異なるアドレス空間上で管理される。図2は、ホスト装置4からみたアドレス空間を示すLBA空間を示す図である。
記録装置2においてデータを記録する最小の単位はセクタと呼ばれ、そのサイズは通常512bytesである。記録装置2では、記録媒体20の記録領域を、セクタの単位で、物理アドレス、物理セクタ番号、論理セクタ番号の3つで管理する。物理アドレスは面番号、トラック番号、セクタ番号の3つからなる。ここで、物理セクタ番号とは、全てのセクタを記録媒体20の外側から内側に向けて順番に番号をつけたものである。また、論理セクタ番号とは、読み書きができない欠陥セクタに対して代替処理によってアドレスを割り当てたものである。
一方、ホスト装置4は、上記論理セクタ番号ではなく、論理ブロックアドレス(LBA、Logical Block Address)を使用して記録媒体20にアクセスを行う。また、ファイルを管理するファイルシステムは複数のセクタ(N個)を1クラスタとして読み書きの最小単位としている。以後の説明ではN=16とし、1クラスタを8Kbytesとする。したがって、クラスタ番号は、LBAを単純にNで割ったものとなる。
また、本実施の形態においては、特にAVデータに対して特別なアクセスサイズを設定する。以下、これをスーパークラスタという。1つのスーパークラスタは複数のクラスタ(クラスタの整数倍)からなり、本願発明では、16クラスタ(128Kbytes)を1スーパークラスタとして設定する。また、スーパークラスタのアドレスは、クラスタ番号の16分の1、すなわち16進表示で最後の1桁を削除したものとなる。
また、記録媒体20の記録領域は、記録装置2用のシステム領域、システム領域SA、ユーザ領域UAの3つに分けられており、システム領域SAおよびユーザ領域UAのみがホスト装置4から見たLBA空間に図2に示すように割り当てられる。
記録装置2用のシステム領域は、ホスト装置4からは直接的なアクセスが不能な領域であり、所定のモード(AVモード)時に利用される領域である。
システム領域SAは、マスターブートレコード(MBR)が記録される領域と、システムのブート時(起動時)に必要なプログラムであるIPL(Initial Program Loader)が記録される領域と、FATが記録されるFAT領域とを有する。MBRは、ホスト装置4から見てLBAが0のセクタであり、ここにはブートストラップ・コードやパーティション・テーブルが記録されている。
ユーザ領域UAは、ファイルの情報を管理するディレクトリ項目と実際のデータが書き込まれる。なお、FAT32以前のFATファイルシステムにおいては、ルートディレクトリはシステム領域SAに属する。ディレクトリ項目には、各ディレクトリ(各ファイル)に関して、ファイル名、拡張子、属性、最新更新時間、開始クラスタ番号、及びファイルサイズなどが格納されている。
ここで、FATファイルシステムについて説明する。FATファイルシステムとは、PC(Personal Computer)などのホスト装置における、例えばハードディスクドライブ装置(HDD)、又は不揮発性固体メモリを記録媒体としたメディア(ソニー製:メモリースティック(登録商標)、東芝製;スマートメディア(登録商標)、サンディスク製:コンパクトフラッシュ(登録商標)、マルチメディアカード等)等の外部記憶装置で採用されているファイルシステムである。
また、FATファイルシステムは、個々のファイルが記録媒体上のどこに配置されているかを示す連結情報が記録されているFATと、ファイルの属性及びファイルがディレクトリ上のどこに存在しているかを示すディレクトリ項目の2つの項目からなり、FATを用いて管理を行うファイルシステムがFATファイルシステムと呼ばれるものである。
また、図2に示すように、記録媒体20上にFATが格納されるシステム領域SAとルートディレクトリ用のディレクトリ項目Aが専用に設けてあり、ホスト装置4はファイルアクセスに必要なこれらの情報を記録装置2からPCインターフェース(SCSI(Small Computer System Interface),IDE(Integrated Drive Electronics),IEEE1394,USB(Universal Serial Bus)等)を介して受信し、受信した情報に基づいて記録再生制御を行う。
例えば、記録媒体20にファイルを書き込む場合には、ファイルを記録媒体のクラスタサイズに分割し、分割された各データを記録媒体に書き込んでゆくが、最初のデータが書き込まれたクラスタを開始クラスタアドレスとしてディレクトリ項目Aに書き込み、他の各データが書き込まれた各クラスタのアドレス情報をFATに書き込む。したがって、任意のファイルを読み出す場合には、ディレクトリ項目を参照して任意のファイルの開始クラスタアドレスを探し出し、それに対応するFATを読み出すことにより、書き込んだ順番で各データを読み出すことができる。そして、読み出した各データをつなぎ合わせることによりファイルが完成し、任意のファイルの読み出しを行うことができる。
また、任意のファイルを消去する場合には、書き込まれているデータはそのままにして、使用されているクラスタに対応するFAT項目を消去(空きクラスタ)にすることにより行う。
また、FATには、図3に示すように、データエリアの空き情報等の所定の情報が各識別情報で示されている。例えば、識別情報「0000h」は、対応するクラスタは「空き」の状態であることを示しており、また、識別情報「0002h〜FFF6h」は、対応するクラスタは「割り当て済み」の状態であり、かつ、対応する値は、次へ続くクラスタ番号であることを示しており、また、識別番号「FFF7h」は、対応するクラスタは「欠陥クラスタ」であることを示しており、また、識別番号「FFF8h〜FFFFh」は、対応するクラスタは「割り当て済」の状態であるファイルエンド(EOF、End Of File)を示している。
また、データエリアは、ファイルの情報を管理するディレクトリエリアと、実際のデータが書き込まれるデータエリアからなる。ディレクトリエリアには、図4に示すように、各ディレクトリ(各ファイル)に関して、ファイル名、拡張子、属性、予約エリア(RES)、記録時刻、記録日時、先頭(開始)クラスタ番号(アドレス)、及びファイルサイズ(ファイル長)の情報等により構成されている。
次に、本実施の形態におけるデータ書込み方法について説明する。先ず、記録媒体20の記録領域について説明する。データを書き込むためのスーパークラスタは、ルートディレクトリ領域などを除き、ユーザ領域UAの先頭から順に隙間をあけることなく配置される。それによって、個々のスーパークラスタの先頭は、円周方向で見てほぼ均等に配置されることになる。なぜなら、近年のHDDでは、ディスクを例えば10〜20などの複数のゾーンにわけ、各ゾーン内で同じ書き込み周波数と記録再生用のパラメータ(波形等価フィルタの係数など)を用いるゾーンビットレコーディングが一般的に行われため、記録媒体の内周側のトラックと外周側のトラックとで、そのトラック中に含まれるセクタの数が異なるからである。ここで、図5に一例を示す(Hitachi 4GB Micro drive 3K-4、Hard Disk Drive Specifications)。なお、1スーパークラスタのセクタ数と1トラックのセクタ数とがあまり大きな最大公約数を持つとスーパークラスタの先頭が円周方向でみてばらばらに配置されなくなるので注意する必要がある。
そして、本実施の形態においては、このようにスーパークラスタが配置された記録媒体をさらに、ほぼ同じ容量をもつ複数の部分領域としてのエリアに分割する。図6は、エリアの数が「4」の場合の例を示す図である。各エリアの容量は、データの連続転送速度に基づきほぼ同じ容量になるよう区分するため、各エリアの幅が記録媒体の外周側に向かうほど狭くなっている。なお、記録媒体20の全容量を4GBとし、各エリアの容量を1GBとし、LBAが000000hから1FFFFFhまでをエリアE1とし、LBAが200000hから3FFFFFhまでをエリアE2とし、LBAが400000hから5FFFFFhまでをエリアE3とし、LBAが600000hから7FFFFFhまでをエリアE4とする。
ここで、PC環境で記録装置2を通常のFATファイルシステムの装置として使用する場合の一例を図7に示す。ホスト装置4としてPCが使用される場合には、FAT情報およびディレクトリ情報は、記録装置2のシステム領域からその内容を読んで、ホスト装置4のCPU42が直接アクセスできるメモリ41に展開する。ホスト装置4は、自己責任でファイルの作成、消去又は修正の度に、メモリ31に展開されているディレクトリ情報やFATをメンテナンスすると同時に、その内容を記録装置2のシステム領域、及びディレクトリ領域にも反映させる。
ところで、本発明では記録装置2のデータ領域を有効に使い分けるために、図8に示すように、記録する空領域(空きクラスタ)の検索及びFAT決定権をホスト装置4側ではなくストレージ(記録装置2)側に委ねる構成である。このような構成にすることにより、効率的なシステムを構築することが可能になる。
図8は、ホスト装置4にディレクトリ決定権を委ね、記録装置2にFAT決定権を委ねた例を示している。したがって、記録装置2は、データ領域の使用可能な空きエリア(空きクラスタ)の決定を自身で行い、かつ、FATチェーン(1ファイルを構成するクラスタ同士の連結情報)を自身で決定する。一方、ホスト装置4は、FATチェーンの開始点(先頭クラスタ番号)の指定のみを行い、それ以降の空きクラスタの指定は記録装置2自身で行う。
ここで、データの書き込み処理が行われるときのデータ送受信システム1の動作について、図9に示すタイムチャートを参照して説明する。データ送受信システム1は、ファイルの物理的配置の方法として、シークタイムの最低値を保障するために、転送速度の遅い領域(記録媒体内周側)と早い領域(記録媒体外周側)を組み合わせて使用する方法(以下、ヘッドスケジューリング処理方法という。)を採用する。制御部28には、ヘッドスケジューリング処理方法を行うための基本シークエンスとして、例えば、エリアE1→エリアE2→エリアE3→エリアE4→エリアE4→エリアE3→エリアE2→エリアE1が設定されているものとする。制御部28は、データの書き込みに際しては、当該基本シークエンスを順次繰り返しながら、各エリアにアクセスする。また、制御部28は、基本シークエンスにおいて、エリアE2の空きクラスタにデータを書き込み、つぎにエリアE1の空きクラスタにデータを書き込んだときに、基本シークエンスにしたがって各エリアのクラスタに書き込まれたデータのファイル情報を一時的に記憶するための処理を行うものとする。また、以下では、ホスト装置4のメモリ41には、ディレクトリ情報が展開されて(書き込まれて)おり、記録装置2のメモリ30には、FAT情報が書き込まれているものとする。
本発明では、ヘッドスケジューリング処理方法による基本シーケンスごとに、FAT情報の更新を行い、かつ、FAT情報等のファイル情報の更新のタイミングを適宜図ることにより、データ転送レートの減少を防ぐことを目的としている。ファイル情報の更新は、例えば、データの書き込みを行っているエリアが、最もファイル情報を書き込むエリアに近づいたときに行うこととする。本実施例では、基本シーケンスの最終エリアであるエリアE1の書き込みが終了した時点でデータ保護処理であるファイル情報の更新作業を行う(図10)。なお、更新するファイル情報には、FAT情報、ファイルサイズ等ディレクトリ情報及びファイル復帰用のログ情報等がある。
ホスト装置4は、記録装置2に対して、書き込み操作を伴わないコマンド(SC=1)を発行する(図11)(ステップST1)。記録装置2は、メモリ30に書き込まれているFAT情報を用いて、エリアE1内のクラスタから空きクラスタを検索し(ステップST2)、見つかった空きクラスタのアドレス番号を記録開始クラスタ番号として所定のコマンドを生成し(図12)、生成したコマンドをホスト装置4に通知する(ステップST3)。なお、記録開始クラスタ番号は、ファイルのスタートクラスタ番号となる。
また、図11に示すコマンドは、Recコマンドを示し、「SC」が「1」のときには、記録装置4は、実際のデータの書き込み操作を行わず、空きクラスタの検索を行い、「SC」が「0」のときには、記録装置4は、空きクラスタの検索を行い、検索された空きクラスタにデータの書き込みを行い、戻り値に記録開始クラスタ番号の先頭番号を返し、書き込み終了後は、次のゾーンから空きクラスタの検索を行う。また、「EOF」が「1」のときには、書き込みデータが最終クラスタであることを意味し、「EOF」が「0」のときには、通常の書き込みを意味する。また、「Zone」は、データゾーンの分割数を示す。
また、図12に示すコマンドは、ステータスコードを示し、記録開始クラスタ番号を示す情報が記される。
ホスト装置4は、ステップST3の工程により得られた記録開始クラスタ番号に基づき、これから作成するファイルのディレクトリ情報を作成する(ステップST4)。そして、ホスト装置4は、記録装置2に対してデータの書き込みコマンド(SC=0)を発行し(ステップST5)、ファイルの第1スーパークラスタに相当するデータを記録装置2に送信する。なお、ホスト装置4は、ファイルサイズが大きな場合には、一つのファイルを複数のスーパークラスタサイズのデータに分割し、各データを記録装置2に送信し、各データが複数のクラスタに書き込まれる。
記録装置2は、ホスト装置4から送信されたデータを、第1スーパークラスタとしてエリアE1の空きクラスタに書き込む。記録装置2は、ホスト装置4から送信された最初のデータを、ステップST3の工程でホスト装置4に送信した記録開始クラスタ番号に対応するクラスタに書き込みを行うが、以後、基本シークエンスに基づいて、エリアごとに空きクラスタの検索を行い、見つかった空きクラスタに順次データを書き込んでゆく(ステップST6)。また、記録装置2は、一の基本シークエンスが終了するごとに、当該基本シークエンスにしたがって各クラスタに書き込まれたデータのファイル情報を更新する。なお、本実施例では、ファイル情報を書き込む場所として、記録媒体20の最外周のエリアを想定しているが、不揮発性固体メモリ26に書き込んでも良い。
また、ホスト装置4は、書き込むデータがなくなった際に、ストップコマンドを送信し、併せてファイル情報を要求する(ステップST7)。記録装置2は、送信されたストップコマンドに応じて、データの書き込み処理を終了し、ファイル情報をホスト装置4に送信する(ステップST8)。ホスト装置4は、記録装置4から送信されたファイル情報を更新し、更新したファイル情報(FAT、ディレクトリ情報)を記録装置4に送信する(ステップST9)。記録装置4は、ホスト装置4から送信されたファイル情報を所定の書き込み位置に書き込む。
このように構成されるデータ送受信システム1は、記録装置2とホスト装置4とが所定のインターフェース3で接続されてなり、ホスト装置4で撮像等されたデータを記録装置2に書き込む場合、ディレクトリ決定権をホスト装置4が有し、FAT決定権を記録装置2が有するモードで行い、記録装置2では、ヘッドスケジューリング処理方法を行うための基本シークエンスにしたがってデータの書き込みを行い、一の基本シークエンスごとにファイル情報の更新を行うので、従来において電源断対策処理のために頻繁に発生していたヘッドのシーク処理を最小に抑えることが可能となり、さらにスケジューリング処理によるデータ転送レートを破綻させること無くデータ保護処理を行うことができる。なお、基本シークエンスにおける最後に相当するエリアは、ファイル情報を書き込むエリアの近傍(隣)としている。
また、本願発明では、例えば、データの書き込み中に電源断等が発生した場合、最大損失するデータは、1基本シーケンス分(ビデオデータであれば数秒分)のデータに抑えることが可能となり、データ保護処理を行わないときに損失する長時間分のデータ(30分、1時間)損失を回避することができ、さらに、一クラスタにデータを書き込むごとにデータ保護処理を行うことによるデータ転送速度の低下も抑えることが可能となる。
また、本発明では、データを書き込んだ後、データの編集作業によって最初の整然としたデータの配置が壊れ、空き領域がフラグメント状態になった場合でも、本発明の性能にはほとんど影響を与えない。
また、本発明では、ファイルシステムを記録装置2が管理することにより、空領域(空きクラスタ)の検索処理やファイル保護処理等の処理を記録装置2が行うことが可能となり、ホスト装置4のCPU42の処理能力やメモリ41の負担を低減でき、アプリケーション開発にかかるコストも削減できる。
なお、本発明では、スケジューリング処理方法を行い、かつデータ保護処理を行いながらデータの書き込みを行う場合の一実施例を示したが、基本シーケンスについても、またデータ保護処理の頻度やファイル保護情報の書き込み場所に関しても、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
また、回転記録媒体を用いる記憶装置としてHDDを具体例にして説明を行ったが、ランダムアクセス可能な記憶装置であれば、例えば、CD,DVD等の光ディスクであっても同様の処理が可能である。また、説明ではFATファイルシステムを用いたがデータをファイルとして管理するシステムであればどのようなものでも適用できる。
本発明の実施の形態におけるデータ送受信システムを示すブロック図である。 ホスト装置からみたアドレス空間を示すLBA空間を示す模式図である。 各識別情報の意味を示す図である。 ディレクトリエリアの構成を示す図である。 記録媒体のトラックに含まれるセクタ数の一例を説明する図である。 記録媒体の記録領域を4つのエリアに区分した例を示す模式図である。 ホスト装置がディレクトリ決定権とFAT決定権を有する場合におけるデータ書き込みの説明に供する図である。 ホスト装置がディレクトリ決定権を有し、記録装置がFAT決定権を有する場合におけるデータ書き込みの説明に供する図である。 データの書き込み処理が行われるときのデータ送受信システムの動作についての説明に供するタイムチャートである。 基本シークエンスとデータ保護処理との関係を示す図である。 Recコマンドの一例を示す図である。 ステータスコマンドの一例を示す図である。 ヘッドスケジューリング処理の一例を示す図である。
符号の説明
1 データ送受信システム、20 記録媒体、21 ヘッド部、22 ヘッド駆動部、23 記録媒体駆動部、24 サーボ制御部、25 リードライトチャンネル部、26 バッファメモリ、27 不揮発性固体メモリ、28 制御部、29,41 演算処理部(CPU)、30,42 メモリ、31,40 インターフェース制御部

Claims (4)

  1. 所定サイズのクラスタごとにアドレスが付されてなるデータエリアを有する記録媒体と、
    ホスト機器が接続されるインターフェース部と、
    上記インターフェース部を介して上記ホスト機器から供給されるデータを上記記録媒体の上記データエリアに書き込む書込手段と、
    上記記録媒体の上記データエリアを任意のデータ容量ごとに複数のエリアに区分けし、データを書き込む際に上記区分けした複数のエリアに上記書込手段がアクセスする順序を決定するアクセス順序決定手段と、
    上記アクセス順序決定手段により決定されたアクセス順序に基づいて、書き込んだデータのファイル情報を更新するタイミングを決定するタイミング決定手段と、
    上記インターフェース部を介して上記ホスト機器から供給されるデータを上記記録媒体の上記データエリアに書き込む際に、上記アクセス順序決定手段により決定されたアクセス順序にしたがって上記区分けした複数のエリアにアクセスし、アクセスしたエリア内の空きクラスタを検索し、検索した空きクラスタにデータを書き込むように上記書込手段を制御する制御手段と、
    上記タイミング決定手段により決定されたタイミングに基づいて、書き込み済みのデータのファイル情報を更新するファイル情報更新手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  2. 上記記録媒体は、ファイル情報が書き込まれるファイル情報エリアを有し、
    上記ファイル情報更新手段は、上記タイミング決定手段により決定されたタイミングに基づいて、書き込み済みのデータのファイル情報を上記ファイル情報エリアに書き込むことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 上記タイミング決定手段は、上記アクセス順序決定手段により決定されたアクセス順序に基づき、データを書き込む対象である上記区分けした一のエリアが、上記ファイル情報エリアに隣接又は近接するエリアとなった場合に、当該隣接又は近接するエリアにデータを書き込んだ後に、書き込み済みのデータのファイル情報を更新するようにタイミングを決定することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 所定サイズの複数のエリアからなるデータエリアを有する不揮発性記憶媒体を備え、
    上記ファイル情報更新手段は、上記タイミング決定手段により決定されたタイミングに基づいて、書き込み済みのデータのファイル情報を上記不揮発性記憶媒体の任意のエリアに書き込むことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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