JPH10232876A - 情報処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH10232876A
JPH10232876A JP3521197A JP3521197A JPH10232876A JP H10232876 A JPH10232876 A JP H10232876A JP 3521197 A JP3521197 A JP 3521197A JP 3521197 A JP3521197 A JP 3521197A JP H10232876 A JPH10232876 A JP H10232876A
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JP
Japan
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action request
extraction
computer
request
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JP3521197A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019980005039A priority patent/KR100329378B1/ko
Priority to CN98100436A priority patent/CN1195856A/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報の検索業務に必要な情報が不
足していれば、その不足情報を自動的に検索して検索項
目をアドバイスし、また、予め設定されたユーザー嗜好
情報に基づいてユーザーの好みにあった情報を検索し
て、検索対象の絞り込みを容易にすることである。 【解決手段】 エージェントコンピュータブロック16
は、入出力インターフェースコンピュータブロック15
から入力される音声認識文字データから行動アドバイス
要求に係る意味内容及び分類を行い、当該要求に係る情
報検索用アプリケーションプログラムの起動要求をパー
ソナルコンピュータ(PC)2に送信し、その起動され
たアプリケーションから検索対象となる情報データベー
スに設定された抽出条件項目を受信すると、その抽出条
件項目に対応するキーワード、あるいは、記憶装置17
に格納されたオーナー情報ファイル内のオーナー嗜好デ
ータに基づく特定可能なキーワードを、上記音声認識文
字データから抽出し、当該キーワードに基づく情報抽出
条件命令をパーソナルコンピュータ2に転送して、当該
情報検索処理の回答を要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人の行動アドバ
イス処理を可能にする情報処理装置及びその処理プログ
ラムを記憶する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、企業内では情報化を進める上でパ
ーソナルコンピュータが欠かせないツールになってお
り、社員一人に1台のパーソナルコンピュータが普及し
つつある。また、企業内では社員一人一人のパーソナル
コンピュータを利用した分散作業から得られる情報を集
約して共有化することで、作業効率の向上を図るコンピ
ュータネットワークとしてのLAN(Local Area Netwo
rk)も急速に普及しつつある。
【0003】また、コンピュータネットワークの普及に
伴ってLAN上で社員同士が連絡事項を電子メールで授
受することが頻繁に行われており、社内のLANに対し
て、自宅に設置した通信機能付のパーソナルコンピュー
タや外出先から通信機能付の携帯情報端末装置(以下、
PDA(Personal Digital Assistant)という)を利用
して公衆回線網から社内のLANにアクセスして、電子
メールの授受を行うことも可能になっている。
【0004】さらに、インターネット等のコンピュータ
通信ネットワークを利用して、パーソナルコンピュータ
やPDAから情報サービスセンターにアクセスして所望
の情報の提供やチケット予約等のサービスを受けること
ができる情報サービスネットワークも急速に普及してき
ている。
【0005】そして、上記LANで構成されたコンピュ
ータ通信ネットワークや情報サービスネットワークは、
そのネットワーク構造の多様化と階層化が進み、利用す
るユーザーが所望の情報にアクセスするための操作手順
が複雑化する傾向にあるため、コンピュータの操作に習
熟したユーザー以外の初心者ユーザーにとっては、その
操作の複雑化がネットワークを利用する際の障壁となっ
ている。
【0006】そこで、コンピューターや携帯情報端末装
置の多勢を占める初心者ユーザーにも簡便に上記ネット
ワークから所望の情報にアクセス可能とすためのアクセ
ス用ソフトウエアの開発が盛んになっており、このアク
セス用ソフトウエアの高機能化を図る目的で、近時、エ
ージェント(代理人)機能を備えたアクセス用ソフトウ
エアの開発及び実用化が図られている。
【0007】このエージェント機能付のアクセス用ソフ
トウエアは、ネットワークにアクセスするパーソナルコ
ンピュータやPDA等の端末側に導入されると共に、ネ
ットワーク内に設置されたサービス情報を提供するサー
バー側にも導入される。そして、端末側のエージェント
は、ユーザーによる簡単なコマンド入力に応じて自動的
にコンピュータネットワーク内のサーバーにアクセスし
て、サーバー側のエージェントと連携して処理を行っ
て、例えば、ユーザーの仕事内容や趣味等に応じた情報
を収集したり、ユーザーに代ってアクセスしてきた相手
に適切な応答をしたりといった、ネットワークへアクセ
スする際のユーザーの操作負担を軽減しつつユーザーに
とって有益な情報の自動検索や情報交換等の業務を代行
させることを目指している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエージェント機能付のアクセス用ソフトウエ
アにあっては、ネットワークへアクセスするためのユー
ザーによる操作負担を軽減しつつユーザーにとって有益
な情報の自動検索や情報交換等の業務を代行させること
を目指しているが、その代行業務を実現するための機能
としては、以下に述べる点が不足していた。
【0009】すなわち、上記情報の自動検索や情報交換
等の代行業務では、予め登録されたユーザーの業務内容
(仕事の手順等)や情報交換する相手先の住所録等のユ
ーザー情報と、予め設定された検索条件項目と、に基づ
いてネットワークにアクセスして情報を検索収集するま
でであり、検索条件項目の設定に不足があった場合、情
報の検索業務事態が停滞したり、検索結果が曖昧なもの
となって、その検索結果は必ずしもユーザーが望むもの
にはなない。したがって、予め設定された情報に基づい
て情報検索を代行させるだけでは、ユーザーにとって有
益な情報を提供できる可能性が低下し、エージェント機
能の有用性が低下する。
【0010】本発明の課題は、アクセス用ソフトウエア
のエージェント機能をより有用に活用するため、情報の
検索業務に必要な情報が不足していれば、その不足情報
を自動的に検索して検索項目をアドバイスし、また、予
め設定されたユーザー嗜好情報に基づいてユーザーの好
みにあった情報を検索して、検索対象の絞り込みを容易
にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
個人の行動要求内容に応じて、当該行動要求内容に必要
な情報を検索処理して提供する情報処理装置であって、
前記行動要求内容を指示する入力手段と、前記行動要求
内容に応じた抽出項目を複数設定した抽出項目設定手段
と、前記入力手段から指示された行動要求内容を解析
し、この解析結果から前記抽出項目設定手段に設定され
た抽出項目に該当するキーワードを特定するキーワード
特定手段と、このキーワード特定手段により特定された
キーワードに基づいて当該行動要求に対応する情報検索
に必要な指示内容が不足している否かを判別する不足情
報判別手段と、この不足情報判別手段により不足する指
示内容があると判別された場合に当該指示内容の入力を
要求する不足情報要求手段と、を具備することを特徴と
している。
【0012】この請求項1記載の発明の情報処理装置に
よれば、個人の行動要求内容に応じて、当該行動要求内
容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装置で
あって、前記行動要求内容に応じた抽出項目を抽出項目
設定手段に複数設定し、キーワード特定手段により、入
力手段から指示された行動要求内容を解析し、この解析
結果から前記抽出項目設定手段に設定された抽出項目に
該当するキーワードを特定すると、不足情報判別手段に
より、この特定されたキーワードに基づいて当該行動要
求に対応する情報検索に必要な指示内容が不足している
否かを判別して、指示内容があると判別された場合に、
不足情報要求手段が当該指示内容の入力を要求する。
【0013】したがって、情報検索に必要な情報(キー
ワード)が不足していれば、その情報(キーワード)を
自動的に探し出してユーザーにアドバイスするため、ユ
ーザーは最初からどのような要求をすべきであるのかと
いった無用な不安を解消することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、個人の行動要求内
容に応じて、当該行動要求内容に必要な情報を検索処理
して提供する情報処理装置であって、前記行動要求内容
を指示する入力手段と、前記行動要求内容に応じた抽出
項目を複数設定した抽出項目設定手段と、前記個人の嗜
好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、前記入力手段か
ら指示された行動要求内容を解析し、この解析結果から
前記抽出項目設定手段に設定された抽出項目に該当する
キーワードを特定するキーワード特定手段と、このキー
ワード特定手段により特定されたキーワードに基づいて
前記抽出項目設定手段に設定された抽出項目を抽出する
際に、前記嗜好情報記憶手段に記憶された嗜好情報を参
照して抽出する項目抽出手段と、この抽出手段により抽
出された抽出項目に基づいて前記指示された行動要求内
容に対応する情報を所定の情報データベースから検索し
て抽出する情報検索手段と、を具備することを特徴とし
ている。
【0015】この請求項2記載の発明の情報処理装置に
よれば、個人の行動要求内容に応じて、当該行動要求内
容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装置で
あって、前記行動要求内容に応じた抽出項目を抽出項目
設定手段に複数設定し、前記個人の嗜好情報を嗜好情報
記憶手段に記憶し、キーワード特定手段により、入力手
段から指示された行動要求内容を解析し、この解析結果
から前記抽出項目設定手段に設定された抽出項目に該当
するキーワードを特定すると、項目抽出手段により、こ
の特定されたキーワードに基づいて前記抽出項目設定手
段に設定された抽出項目を抽出する際に、前記嗜好情報
記憶手段に記憶された嗜好情報を参照して抽出すると、
情報検索手段により、この抽出された抽出項目に基づい
て前記指示された行動要求内容に対応する情報を所定の
情報データベースから検索して抽出する。
【0016】したがって、ユーザーが行動アドバイス要
求を入力する際に、単なる直接的な指示のみでなく、予
め記憶されたユーザーの嗜好情報も加味してデータ検索
を実行しているため、ユーザーの好みにあった抽出結果
を直ちに得ることができる。
【0017】請求項4記載の発明は、個人の行動要求内
容に応じて、当該行動要求内容に必要な情報を検索処理
して提供する情報処理装置であって、前記行動要求内容
を指示する入力手段と、前記行動要求内容に応じた分類
を複数設定した分類設定手段と、この分類に応じた各種
アプリケーションプログラムを複数格納するプログラム
格納手段と、前記入力手段から指示された行動要求内容
を解析する解析手段と、この解析結果から当該行動要求
内容が前記分類設定手段に設定された分類のうち何れの
分類に該当するかを判別し、該当する分類に対応する前
記プログラム格納手段に格納されたアプリケーションプ
ログラムを起動させる起動手段と、を具備することを特
徴としている。
【0018】この請求項4記載の発明の情報処理装置に
よれば、個人の行動要求内容に応じて、当該行動要求内
容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装置で
あって、前記行動要求内容に応じた分類を分類設定手段
に複数設定し、この分類に応じた各種アプリケーション
プログラムをプログラム格納手段に複数格納し、入力手
段から指示された行動要求内容を解析手段により解析す
ると、起動手段により、この解析結果から当該行動要求
内容が前記分類設定手段に設定された分類のうち何れの
分類に該当するかを判別し、該当する分類に対応する前
記プログラム格納手段に格納されたアプリケーションプ
ログラムを起動させる。
【0019】したがって、ユーザーが行動アドバイス要
求を入力する際には、その行動アドバイスに係るアプリ
ケーションプログラムそのものを直接的に指示するので
なくても、通常の要求(例えば、音声入力の場合は話し
言葉的)による要求により、ユーザーが望む行動アドバ
イスに最適なアプリケーションプログラムの起動が可能
である。
【0020】請求項5記載の発明は、情報データベース
を有する外部のデータ処理装置と接続され、個人の行動
要求内容に応じて当該行動要求内容に必要な情報検索処
理を当該データ処理装置に対して要求し、該データ処理
装置から応答された検索結果を提供する情報処理装置で
あって、前記行動要求内容を指示する入力手段と、前記
入力手段から指示された行動要求内容を解析する解析手
段と、この解析結果に基づいて当該行動要求に必要な情
報検索内容を前記データ処理装置に対して要求する処理
要求手段と、この処理要求手段から要求された情報検索
内容に応じて前記データ処理装置により応答された情報
検索結果を出力する出力手段と、を具備することを特徴
としている。
【0021】この請求項5記載の発明の情報処理装置に
よれば、情報データベースを有する外部のデータ処理装
置と接続され、個人の行動要求内容に応じて当該行動要
求内容に必要な情報検索処理を当該データ処理装置に対
して要求し、該データ処理装置から応答された検索結果
を提供する情報処理装置であって、入力手段から指示さ
れた行動要求内容を解析手段により解析すると、処理要
求手段により、この解析結果に基づいて当該行動要求に
必要な情報検索内容を前記データ処理装置に対して要求
し、この要求された情報検索内容に応じて前記データ処
理装置により応答された情報検索結果を出力手段により
出力する。
【0022】したがって、ユーザーからの要求内容に応
じた情報検索要求を外部のデータ処理装置に対して自動
的に出力して、そのデータ処理装置から要求に対する情
報検索結果をユーザーに提供することができる。
【0023】請求項7記載の発明は、個人の行動要求内
容に応じて、当該行動要求内容に必要な情報を検索処理
して提供する情報処理装置であって、前記行動要求内容
を指示する入力手段と、前記個人に関わる過去の行動記
録を記憶する行動情報記憶手段と、前記行動要求内容に
応じた抽出項目を複数設定した抽出項目設定手段と、前
記入力手段から指示された行動要求内容を解析する解析
手段と、この解析結果から前記抽出項目設定手段に設定
された抽出項目を抽出する際に、前記行動情報記憶手段
に記憶された前記過去の行動記録を参照して、その行動
傾向を抽出し、当該傾向と前記解析結果とから前記抽出
項目の絞り込みを行い、この絞り込んだ抽出結果を出力
する抽出手段と、を具備することを特徴としている。
【0024】この請求項7記載の発明の情報処理装置に
よれば、個人の行動要求内容に応じて、当該行動要求内
容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装置で
あって、前記個人に関わる過去の行動記録を行動情報記
憶手段に記憶し、前記行動要求内容に応じた抽出項目を
抽出項目設定手段に複数設定し、入力手段から指示され
た行動要求内容を解析手段により解析すると、抽出手段
により、この解析結果から前記抽出項目設定手段に設定
された抽出項目を抽出する際に、前記行動情報記憶手段
に記憶された前記過去の行動記録を参照して、その行動
傾向を抽出し、当該傾向と前記解析結果とから前記抽出
項目の絞り込みを行い、この絞り込んだ抽出結果を出力
する。
【0025】したがって、ユーザーの過去の行動記録に
基づいた傾向から最適な行動アドバイス情報をユーザー
に提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0027】(第1の実施の形態)図1〜図6は、本発
明の情報処理装置及び記憶媒体を適用した第1の実施の
形態のコンピュータシステムを示す図である。
【0028】まず、構成を説明する。
【0029】図1は、第1の実施の形態のコンピュータ
システムの全体構成を示す図である。この図1におい
て、コンピュータシステムは、処理コンピュータ1とエ
ージェント装置10がデータ回線Lを介して接続されて
おり、処理コンピュータ1は、パーソナルコンピュータ
(PC)2、表示装置3、記憶装置4、記憶媒体5、入
力装置6及び通信インターフェース7により構成されて
いる。
【0030】パーソナルコンピュータ2は、記憶装置4
に記憶されているシステムプログラム及び当該システム
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラムを図示しない内蔵
RAM(Random Access Mem-ory )内のプログラム格納
領域に格納し、入力装置6から入力される各種指示ある
いはデータを内蔵RAM内に格納し、この入力指示及び
入力データに応じて内蔵RAM内に格納したアプリケー
ションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理
結果を入力装置3から入力指示される記憶装置6内の保
存先に格納するとともに、表示装置3に表示する。
【0031】また、パーソナルコンピュータ2は、エー
ジェント装置10からデータ回線Lを介して入力される
情報検索のためのアプリケーションプログラムの起動要
求、抽出条件項目の転送要求、キーワードによる抽出条
件の件数回答要求、キーワードによる絞り込み命令、選
択候補の詳細情報の表示指示等に応じて、記憶装置4内
に格納された情報データベースに対して各種情報検索処
理を実行し、その処理結果をエージェント装置10に転
送する。
【0032】さらに、パーソナルコンピュータ2は、通
信インターフェース7により公衆回線網を介して外部の
図示しない処理コンピュータに対してアクセスして、エ
ージェント装置10からデータ回線Lを介して入力され
る情報検索のための各種要求に応じた情報検索処理を依
頼し、その処理結果を他の処理コンピュータから受信し
てエージェント装置10に転送する機能を有する。
【0033】表示装置3は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶表示パネル等により構成され、パーソナルコ
ンピュータ2から入力される表示データを表示するとと
もに、上記パーソナルコンピュータ2により実行される
情報検索要求に対応する各処理に際して転送される要求
や検索情報等を表示する。
【0034】記憶装置4は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体5を有しており、この記憶媒
体5は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体5は記憶装置4に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体5には上記システムプログラム及び当
該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、通信処理プログラム、情報データベース及び各処理
プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0035】また、この記憶媒体5に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信インターフェース7により公衆回
線網等を介して接続された他の機器から受信して記憶す
る構成にしてもよく、更に、公衆回線網を介して接続さ
れた他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設
け、この記憶媒体5に記憶されているプログラム、デー
タを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0036】入力装置6は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備え、押下されたキーの押下信
号をパーソナルコンピュータ2に出力する。通信インタ
ーフェース7は、パーソナルコンピュータ2から入力さ
れる通信要求に応じて公衆回線網を介して他の処理コン
ピュータと接続し、他の処理コンピュータとの間で情報
の授受を行って受信情報をパーソナルコンピュータ2に
転送する。
【0037】次いで、図1のエージェント装置10の構
成について図2に示す要部構成を示すブロック図により
説明する。
【0038】この図2において、エージェント装置10
は、その内部構成は入出力インターフェースコンピュー
タブロック(IC)15と、エージェントコンピュータ
ブロック16とに大別される。入出力インターフェース
コンピュータブロック(IC)15には、音声出力装置
11、音声入力装置12、表示装置13及び記憶装置1
4が接続され、エージェントコンピュータブロック16
には、記憶装置17、記憶媒体18及びPCインターフ
ェース19が接続されている。
【0039】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15は、音声入力装置12によりユーザーの音声命
令を変換して入力される音声命令データを、記憶装置1
4内に格納された音声認識プログラムによりその音声命
令内容を認識し、その認識した音声命令から情報検索処
理に係る要求内容の分類及び意味内容を記憶装置14内
に格納された意味解析プログラムにより解析して、その
解析結果をエージェントコンピュータブロック16に出
力する。
【0040】また、入出力インターフェースコンピュー
タブロック15は、上記エージェントコンピュータブロ
ック16に出力した要求内容の分類及び意味により、エ
ージェントコンピュータブロック16において実行され
る情報検索処理により検索された候補情報が入力される
と、その候補情報を記憶装置14内に格納された音声変
換プログラムにより音声データに変換して音声出力装置
11により音声として出力させる。
【0041】音声出力装置11は、入出力インターフェ
ースコンピュータブロック15から入力される音声デー
タをD/A変換処理して、内蔵のスピーカーから音声と
して出力する機能を有する。
【0042】音声入力装置12は、内蔵のマイクに入力
されるユーザーの音声命令をA/D変換処理して、音声
データとして入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15に出力する機能を有する。
【0043】表示装置13は、CRT(Cathode Ray Tu
be)や液晶表示パネル等により構成され、入出力インタ
ーフェースコンピュータブロック15から入力される表
示データを表示するとともに、上記エージェントコンピ
ュータブロック16により実行される情報検索要求に対
応する各処理に際して入力される音声命令や検索情報等
を表示する。
【0044】記憶装置14は、上記入出力インターフェ
ースコンピュータブロック15により実行される音声認
識処理プログラム、意味解析処理プログラム、音声変換
処理プログラム及び意味解析処理等において利用される
各種辞書データ等を記憶する。
【0045】エージェントコンピュータブロック16
は、記憶装置17に記憶されたエージェント基本プログ
ラムに基づいて各種行動アドバイス処理を実行し、具体
的には、上記入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15から入力される音声認識文字データから行動ア
ドバイス要求に係る意味内容及び分類を行い、当該行動
アドバイス要求に係る情報検索用アプリケーションプロ
グラムの起動要求を上記パーソナルコンピュータ2に送
信し、その起動されたアプリケーションから検索対象と
なる情報データベースに設定された抽出条件項目を受信
すると、その抽出条件項目に対応するキーワード、ある
いは、記憶装置17に格納されたオーナー情報ファイル
内のオーナー嗜好データに基づく特定可能なキーワード
を、上記音声認識文字データから抽出し、当該キーワー
ドに基づく情報抽出条件命令をパーソナルコンピュータ
2に転送して、当該情報検索処理の回答を要求する。
【0046】そして、エージェントコンピュータ16
は、上記回答要求に対する応答(検索した情報群)をパ
ーソナルコンピュータ2から受信すると、その応答から
候補リストを作成して入出力インターフェースコンピュ
ータブロック15に転送して、表示装置13に表示させ
ると共に音声出力装置11から音声メッセージにより絞
り込む検索項目を選択させ、その検索項目が音声入力装
置12からオーナーの音声指示が入力されると、その意
味内容を解析して検索対象となる他のリスト要求の有
無、あるいは候補選択の有無を判別し、その他のリスト
要求の有無、及び候補選択の有無に応じた入出力インタ
ーフェースコンピュータブロック15における候補リス
トの表示処理及び選択候補の詳細表示処理を制御する。
【0047】記憶装置17は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記
憶媒体18は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体18は記憶装置
17に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体18には上記エージェント
コンピュータブロック16が実行するエージェント基本
プログラム及び当該基本プログラムに対応する各種プロ
グラムとして、要求、キーワード解析処理プログラム、
オーナーの嗜好情報を格納するオーナー情報ファイル及
びオーナーの行動を記録した行動記録データベース等を
記憶する。
【0048】また、この記憶媒体18に記憶するプログ
ラム、データ等は、PCインターフェース19により公
衆回線網等を介して接続された他の機器から受信して記
憶する構成にしてもよく、更に、公衆回線網を介して接
続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を
設け、この記憶媒体18に記憶されているプログラム、
データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0049】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0050】上記エージェントコンピュータブロック1
6により実行される行動アドバイス処理について図4〜
図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
本第1の実施の形態のエージェント処理では、オーナー
に対して行動アドバイスに関わる各種要求に関するアド
バイス情報を提供する処理を実行するものとし、特に旅
行に係る行動アドバイス要求に対応する処理を実行する
ものとする。
【0051】この行動アドバイス要求に対応するため、
上記パーソナルコンピュータ2内の記憶装置4に記憶さ
れる情報データベースとしては、図3に示す旅行データ
ベースが記憶されている。この図3の旅行データベース
では、項目として旅行先の「地域」、その地域のベスト
シーズンを示す「時期」、その地域周辺にある「周辺施
設」及びその地域内での「候補地」の各情報が関連付け
られて複数設定されている。この旅行データベースは、
エージェントコンピュータブロック16が旅行に係る行
動アドバイス要求に対応する際に、パーソナルコンピュ
ータ2により検索される。
【0052】図4において、まず、エージェントコンピ
ュータブロック16は、上記入出力インターフェースコ
ンピュータブロック15からの音声命令に基づく音声認
識文字データの入力有無を待機する(ステップS1)。
すなわち、オーナーの音声入力装置12から入力される
音声命令が入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク15で認識されてエージェントコンピュータブロック
16からの音声認識文字データの入力の有無が判別され
る。
【0053】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15から音声認識文字データが入力されると、その
文字列データで指示されている意味内容の解析処理及び
要求内容の分類処理を入出力インターフェースコンピュ
ータブロック15内で実行させ(ステップS2、S
3)、その解析結果から音声指示の意味内容及び要求内
容の分類から行動アドバイス要求のうちの“旅行計画ア
ドバイス要求”に係る要求であるか否かを判別する(ス
テップS4)。なお、要求内容の分類処理に関しては、
文字列データ上のキーとなるワードから分類可能であ
る。
【0054】すなわち、例えば、オーナーの音声指示と
して以下の内容が入力されたとすると、 「さて、この夏休みは何処に行こうか?」 エージェントコンピュータブロック16では、その音声
文字列データの解析及び要求内容の分類処理が実行され
て、その認識した音声文字列を入出力インターフェース
コンピュータブロック15の表示装置13に表示させ
て、オーナーの音声指示内容を確認させる。
【0055】このオーナーからの応答音声に応じてエー
ジェントコンピュータブロック16は、その応答の音声
指示内容を判別して、その要求内容が“旅行計画アドバ
イス要求”でなく他の行動アドバイス要求であると判別
した場合は、その他の行動アドバイス要求に対応する他
の処理に移行し、“旅行計画アドバイス要求”であると
判別した場合は、その旅行計画アドバイス要求に必要な
情報検索処理を実行するためのアプリケーションプログ
ラムである旅行情報提供アプリケーションの起動要求、
図3に示した旅行データベースを検索するためのアプリ
ケーションプログラムの起動要求をPCインターフェー
ス19を介してパーソナルコンピュータ2に転送する
(ステップS5)。
【0056】すなわち、エージェントコンピュータブロ
ック16では、ステップS2の意味内容解析処理で解析
された音声認識文字列データ「さて、この夏休みは何処
に行こうか?」の中から「何処に」というキーワードと
「行こう」というキーワードから、旅行計画アドバイス
要求あるいは直近の行動アドバイス要求であることがわ
かり、更に「この夏休みは」というキーワードから、直
近の行動アドバイス要求ではなく旅行計画アドバイス要
求であることがわかり、パーソナルコンピュータ2に対
して旅行情報提供アプリケーションの起動要求が指示さ
れる。
【0057】続いて、エージェントコンピュータ16
は、その旅行計画アドバイス要求に係る抽出条件項目の
転送要求をPCインターフェース19を介してパーソナ
ルコンピュータ2に転送する(ステップS6)。
【0058】また、パーソナルコンピュータ2では、エ
ージェントコンピュータブロック16から転送された旅
行データベースの検索処理に係るアプリケーションプロ
グラムの起動要求に応じて、記憶装置4に格納された旅
行データベースの検索処理に対応するアプリケーション
プログラムの起動処理が実行される。次いで、パーソナ
ルコンピュータ2では、エージェントコンピュータブロ
ック16から転送された抽出条件項目の転送要求に応じ
て、記憶装置4に格納された図3の旅行データベースに
設定された情報項目(地域、時期、期間、周辺施設、候
補地)データが抽出条件項目としてエージェントコンピ
ュータブロック16に転送される。
【0059】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク16は、抽出条件項目の転送要求に対してパーソナル
コンピュータ2から抽出条件項目が転送されたことを確
認すると(ステップS7)、ステップS2の意味内容解
析処理で入力音声から解析された音声認識文字列データ
「さて、この夏休みは何処に行こうか?」の中から抽出
条件項目に対応するワードを検索する(ステップS
8)。そのワード検索の結果から抽出条件項目に該当す
るワードの有無を判別し(ステップS9)、抽出条件項
目に該当するワードが無いと判別した場合はステップS
11の処理に移行し、抽出条件項目に該当するワードが
有ると判別した場合は、その該当ワードを抽出条件項目
の第1キーワードとして特定する(ステップS10)。
【0060】この抽出条件項目の検索に際しては、まず
「夏休み」というワードが「旅行時期」に該当するキー
ワードであると判断され、この「夏休み」が第1キーワ
ードとして特定される。
【0061】そして、抽出条件項目に該当するワードが
無いと判別した場合、あるいは第1キーワードを特定し
た後、ステップS11において、音声識別文字列データ
中のキーワードとして特定できない抽出条件項目のうち
オーナーの嗜好データから特定できる項目とそのキーワ
ードとを第2キーワードと特定する。
【0062】ここで、オーナーの嗜好データとは、例え
ば、海が好きか山が好きか、温泉が好きかリゾート地が
好きか、プレイスポット(遊園地、牧場、博物館、美術
館、映画館等)は何処が好きか、スポーツでは何が好き
か、趣味は何か、等の各種データであり、これらのデー
タは記憶装置17内のオーナー情報ファイルに予め記憶
されているものとする。本第1の実施の形態の場合、こ
の嗜好データの中に、例えば「山が好き」という要素が
有ったとすると、上記抽出条件項目「旅行地域」のキー
ワードが「山」として特定され、また、嗜好データの中
に「フィールドアスレチックが好き」という要素が有っ
たとすると、上記抽出条件項目「施設」のキーワードが
「プレイ施設」が特定され、第2キーワードと特定され
る。
【0063】次いで、上記第1キーワード及び第2キー
ワードを特定した後も、なお未特定の抽出条件項目があ
れば、その抽出条件項目に対する更なる指示要求の音声
メッセージ(例えば、「旅行期間を特定してくださ
い」)を出力するように、入出力インターフェースコン
ピュータブロック15に対して指示する。
【0064】この指示により入出力インターフェースコ
ンピュータブロック15では、音声出力装置11からオ
ーナーに対して「旅行期間を特定してください」が出力
される。この入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15からの音声メッセージ出力に従って、オーナー
から「2泊程度かな」という音声メッセージが入力され
たとすると、入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15では、その音声メッセージが認識されて音声認
識文字データとしてエージェントコンピュータブロック
16に出力される。
【0065】エージェントコンピュータブロック16
は、入出力インターフェースコンピュータブロック15
から入力された「2泊程度かな」音声認識文字データを
確認すると(ステップS13)、その意味内容を解析し
(ステップS14)、その入力音声文字列の中で上記抽
出条件項目に対応するキーワードを検索して(ステップ
S15)、その検索した抽出条件項目に対応するキーワ
ードを第3キーワードと特定する(ステップS16)。
【0066】すなわち、この抽出条件項目の検索に際し
ては、「2泊」というワードが「旅行期間」に該当する
キーワードであると判断され、この「2泊」が第3キー
ワードとして特定される。
【0067】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク16は、上記ステップS10で特定した第1キーワー
ド「夏休み」と、上記ステップS16で特定した第3キ
ーワード「2泊」とを元に、旅行先候補地及び件数の回
答要求をパーソナルコンピュータ2に転送する(ステッ
プS17)。パーソナルコンピュータ2では、旅行先候
補地及び件数の回答要求に応じて図3の旅行デーベース
に対する情報検索処理が開始され、その検索処理から抽
出された抽出候補地及び件数の回答がエージェントコン
ピュータブロック16に対して転送される。なお、パー
ソナルコンピュータ2では、候補地の抽出件数が保持さ
れる。
【0068】エージェントコンピュータブロック16
は、パーソナルコンピュータ2から転送された抽出候補
地及び件数の回答を確認すると(ステップS18)、そ
の候補地件数が多数か否かを判断する(ステップS1
9)。候補地件数が多数あった場合は、上記ステップS
11で特定した第2キーワード「プレイ施設」を絞り込
み条件として、すでに抽出された複数の候補地に対して
の絞り込み抽出要求をパーソナルコンピュータ2に転送
する(ステップS20)。パーソナルコンピュータ2で
は、候補地に対しての絞り込み抽出要求に応じて、図3
の旅行デーベースから抽出して保持した複数の候補地に
対して絞り込み処理が開始され、その絞り込み結果の回
答(絞り込んだ候補地リスト)がエージェントコンピュ
ータブロック16に対して転送される。なお、パーソナ
ルコンピュータ2では、候補地の絞り込み結果が保持さ
れる。
【0069】エージェントコンピュータブロック16
は、パーソナルコンピュータ2から転送された絞り込み
結果の回答(絞り込んだ候補地リスト)を確認すると
(ステップS21)、その候補地リストの表示装置13
への表示を入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク15に指示するとともに(ステップS22)、音声メ
ッセージ「指示に従い候補をリストアップしました。表
示画面をご覧ください。オーナーの嗜好も考慮した内容
になっています。詳細を知りたい候補があれば指示して
ください。」「なお、より広い範囲でリストアップした
候補のリストもあります。指示をお願いします。」を音
声出力装置11により出力する命令を入出力インターフ
ェースコンピュータブロック15に指示する(ステップ
S23)。
【0070】この音声メッセージに対してオーナーの指
示音声メッセージとして「全ての候補をリストアップし
て」が音声入力装置12に入力されたとすると、その指
示音声メッセージが入出力インターフェースコンピュー
タブロック15に認識されて、指示音声認識データがエ
ージェントコンピュータブロック16に出力される。
【0071】この後、エージェントコンピュータブロッ
ク16は、入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク15からの指示音声認識データ「全ての候補をリスト
アップして」の入力を確認すると(ステップS24)、
その意味内容を解析して(ステップS25)、その他の
リスト要求が有るか否かを判別する(ステップS2
6)。その他のリスト要求があれば、あるいは上記ステ
ップS19の判別処理で候補地の件数が多くないと判別
した場合、抽出された全候補地をリストとして表示装置
13に表示させるため入出力インターフェースコンピュ
ータブロック15に指示するとともに(ステップS2
7)、音声メッセージ「指示に従い全ての対象候補をリ
ストアップしました。表示画面をご覧ください。詳細を
知りたい候補があれば指示してください。」を音声出力
装置11により出力する命令を入出力インターフェース
コンピュータブロック15に指示して(ステップS2
8)、ステップS24の指示音声認識データの確認処理
に戻る。
【0072】また、ステップS26において、意味解析
の後、その他のリスト要求があって選択指示(例えば、
「那須高原を教えて」)が入力されれば(ステップS2
9)、該当する候補地に関する詳細情報の呼び出しをパ
ーソナルコンピュータ2に指示する(ステップS3
0)。パーソナルコンピュータ2では、該当する候補地
に関する詳細情報の呼び出し指示に応じて、その候補地
に関する詳細情報が旅行データベースから読み出されて
エージェントコンピュータブロック16に転送される。
【0073】エージェントコンピュータブロック16
は、候補地に関する詳細情報パーソナルコンピュータ2
から受け取ると、その詳細情報の表示装置13への表示
を入出力インターフェースコンピュータブロック15に
指示して(ステップS31)、本処理を終了する。ま
た、この時、エージェントコンピュータブロック16
は、音声メッセージ「指示された候補(那須高原)の詳
細情報を読み出しました。表示画面をご覧ください。」
を音声出力装置11により出力する命令が入出力インタ
ーフェースコンピュータブロック15に指示される。
【0074】以上のように、本第1の実施の形態のコン
ピュータシステム内に設けられたエージェント装置10
内のエージェントコンピュータブロック16では、記憶
装置17に記憶されたエージェント基本プログラムに基
づいて各種行動アドバイス処理が実行され、上記入出力
インターフェースコンピュータブロック15から入力さ
れる音声認識文字データから行動アドバイス要求に係る
意味内容及び分類が行われ、当該行動アドバイス要求に
係る情報検索用アプリケーションプログラムの起動要求
が上記パーソナルコンピュータ2に送信され、その起動
されたアプリケーションから検索対象となる情報データ
ベースに設定された抽出条件項目を受信すると、その抽
出条件項目に対応するキーワード、あるいは、記憶装置
17に格納されたオーナー情報ファイル内のオーナー嗜
好データに基づく特定可能なキーワードが、上記音声認
識文字データから抽出され、当該キーワードに基づく情
報抽出条件命令がパーソナルコンピュータ2に転送され
て、当該情報検索処理の回答が要求される。
【0075】そして、エージェントコンピュータ16で
は、上記回答要求に対する応答(検索した情報群)をパ
ーソナルコンピュータ2から受信すると、その応答から
候補リストが作成されて入出力インターフェースコンピ
ュータブロック15に転送されて、表示装置13に表示
させると共に音声出力装置11から音声メッセージによ
り絞り込む検索項目を選択させ、その検索項目が音声入
力装置12からオーナーの音声指示が入力されると、そ
の意味内容が解析されて検索対象となる他のリスト要求
の有無、あるいは候補選択の有無が判別され、その他の
リスト要求の有無、及び候補選択の有無に応じた入出力
インターフェースコンピュータブロック15における候
補リストの表示処理及び選択候補の詳細表示処理が制御
されるようにした。
【0076】このため、本第1の実施の形態のエージェ
ント装置10では、情報検索に必要な情報(キーワー
ド)が不足していれば、その情報(キーワード)を自動
的に探し出してオーナーにアドバイスするため、オーナ
ーは最初からどのような要求をエージェント装置10に
対して要求すべきであるのかといった無用な不安を解消
することができる。
【0077】また、本第1の実施の形態のエージェント
装置10では、オーナーが音声で行動アドバイス要求を
入力する際に、単なる直接的な指示のみでなく、予め記
憶装置17内にオーナー情報ファイルとして登録されて
いるオーナー固有の嗜好情報も加味してデータ検索を実
行しているため、オーナーの好みにあった抽出結果を直
ちに得ることができる。
【0078】さらに、本第1の実施の形態のエージェン
ト装置10では、情報検索に際してオーナーが望むであ
ろう検索結果を出力することを優先し、その検索結果に
誤りがあったとしても、先に検索して保持していた全て
の抽出結果を、オーナーの音声指示により出力すること
ができる。
【0079】さらにまた、本第1の実施の形態のエージ
ェント装置10では、オーナーによる音声指示内容から
行動アドバイスの分類を自動的に行い、その行動アドバ
イスの分類に対応する情報検索アプリケーションプログ
ラムの起動要求をパーソナルコンピュータ2に対して自
動的に行っているため、オーナーは行動アドバイス要求
を音声入力する際には、その行動アドバイスに係るアプ
リケーションプログラムそのものを直接的に指示する言
葉でなくても、通常の言葉(話し言葉的)による要求に
より、オーナーが望む行動アドバイスに最適なアプリケ
ーションプログラムの起動が可能である。
【0080】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態のコンピュータシステムのエージェント装置10内の
エージェントコンピュータ16では、オーナーからの音
声指示内容から行動アドバイスに係るキーワードを検索
し、このキーワードに基づく情報検索をパーソナルコン
ピュータ2に指示し、パーソナルコンピュータ2から応
答される抽出条件項目及び予め記憶されたオーナー嗜好
データに基づいてオーナー嗜好を優先した当該行動アド
バイスに係る抽出情報の絞り込みを行って候補リストを
作成して出力するようにしたが、その他の行動アドバイ
スに係る抽出情報の絞り込み方法としては、オーナーの
過去の行動記録データに基づいて抽出対象データの絞り
込みを行うことも可能である。
【0081】本第2の実施の形態では、このオーナーの
過去の行動記録データに基づいて抽出対象データの絞り
込みを行うための行動アドバイス処理について、図7に
示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本第2
の実施の形態のコンピュータシステムを構成するパーソ
ナルコンピュータ2及びエージェント装置10の構成
は、上記第1の実施の形態の図1及び図2に示したもの
と同一構成であるため、その図示及び構成説明は省略す
る。
【0082】したがって、エージェントコンピュータブ
ロック16は、図7の行動アドバイス処理を実行する際
に、記憶装置17内の行動記録データベースに格納され
たオーナーの過去の行動記録データを参照して行動アド
バイスに係る抽出情報の絞り込み処理を実行する。
【0083】図7に示す行動アドバイス処理のフローチ
ャートは、上記第1実施の形態の図4に示した行動アド
バイス処理のステップS9、S10において符号Aで示
す後に続く処理を示すものであり、図2に示したエージ
ェントコンピュータブロック16により実行される。し
たがって、その図4に示したステップS1〜ステップS
10における処理の説明は省略し、図7に示すステップ
S31以降における処理の説明を行う。
【0084】エージェントコンピュータブロック16
は、図4に示したステップS1〜ステップS10までの
処理を実行して、オーナーから音声入力された音声識別
文字データの中から抽出条件項目の対象となる第1キー
ワード「夏休み」を特定すると、図7のステップS31
に移行し、記憶装置17内の行動記録データベースに格
納されたオーナーの過去の行動記録データの中から旅行
の記録データを読み出して、その旅行記録データから第
1キーワードである旅行期間「夏」における旅行先の情
報を抽出する(ステップS32)。
【0085】そして、その抽出結果から旅行先の傾向
(海が多いのか、山が多いのか等)を抽出して、その傾
向を第2キーワードとして特定し(ステップS33)、
その傾向に沿った旅行先で最近行っていない旅行先の候
補(例えば、「上高地」)を上記行動記録データベース
の中からピックアップする(ステップS34)。次い
で、特定された第1キーワード(旅行期間「夏」)、第
2キーワード(旅行先の傾向「山が多い」)に基づい
て、旅行先候補地の抽出作業命令と、その抽出候補地の
回答要求と、をパーソナルコンピュータ2に指示する
(ステップS35)。
【0086】パーソナルコンピュータ2では、エージェ
ントコンピュータブロック16からの旅行先候補地の抽
出作業命令と、その抽出候補地の回答要求とに基づい
て、上記旅行情報データベースの検索作業が開始され、
その検索結果がエージェントコンピュータブロック16
に対して応答される。なお、パーソナルコンピュータ2
では、抽出候補地の検索結果が保持される。
【0087】エージェントコンピュータブロック16
は、パーソナルコンピュータ2からの抽出候補地の回答
を確認すると(ステップS36)、更に上記ステップS
34でピックアップした最近行っていない旅行先の候補
「上高地」に対応する画像の表示をパーソナルコンピュ
ータ2に指示する(ステップS37)。
【0088】パーソナルコンピュータ2では、エージェ
ントコンピュータブロック16からの旅行先の候補「上
高地」に対応する画像の表示指示に応じて、上記旅行情
報データベースから「上高地」の画像情報が読み出さ
れ、その画像情報がエージェントコンピュータブロック
16に転送される。
【0089】エージェントコンピュータブロック16
は、パーソナルコンピュータ2から転送された「上高
地」の画像情報を受信すると、その画像情報を表示装置
13に表示するように入出力インターフェースコンピュ
ータブロック15に指示する。表示装置13には「上高
地」の画像が表示される。次いで、エージェントコンピ
ュータブロック16は、上記ステップS31で抽出した
旅行期間「夏」での旅行先情報の内、過去2年分の旅行
先とその宿泊日数とを、上記行動記録データベースから
ピックアップし、その旅行先と宿泊日数とを音声出力装
置11から音声メッセージで出力するように入出力イン
ターフェースコンピュータブロック15に指示する(ス
テップS38)。
【0090】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15では、エージェントコンピュータブロック16
からの旅行先と宿泊日数とを音声出力装置11から音声
メッセージで出力する指示に応じて、音声メッセージ
「昨年の夏は軽井沢に2泊と、那須高原に1泊していま
す。また一昨年は信州の白馬に2泊しています。」が、
音声出力装置11から出力される。
【0091】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク16は、上記ステップS33で旅行先の傾向として特
定した第2キーワード(例えば高原)を音声出力装置1
1から音声メッセージで出力するように入出力インター
フェースコンピュータブロック15に指示する(ステッ
プS39)。
【0092】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15では、エージェントコンピュータブロック16
からの傾向を音声出力装置11から音声メッセージで出
力する指示に応じて、音声メッセージ「夏は海よりも高
原に行くことが多いようです。」が、音声出力装置11
から出力される。
【0093】更に、エージェントコンピュータブロック
16は、上記ステップS34でピックアップした旅行先
の候補(例えば、「上高地」)と、その旅行先候補への
過去の旅行年とを音声出力装置11から音声メッセージ
で出力するように入出力インターフェースコンピュータ
ブロック15に指示する(ステップS40)。
【0094】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15では、エージェントコンピュータブロック16
からの旅行先の候補(例えば、「上高地」)と、その旅
行先候補への過去の旅行年とを音声出力装置11から音
声メッセージで出力する指示に応じて、音声メッセージ
「今年はたまには上高地あたりはどうですか?上高地に
は6年前に行っています。」が、音声出力装置11から
出力される。
【0095】更に、エージェントコンピュータブロック
16は、上記ステップS36でパーソナルコンピュータ
2から受信した第1キーワード「旅行時期:夏」、第2
キーワード「旅行先の傾向:山が多い」に基づいて抽出
された旅行候補地の回答結果から音声出力装置11から
音声メッセージで出力するように入出力インターフェー
スコンピュータブロック15に指示して(ステップS4
1)、本処理を終了する。
【0096】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15では、エージェントコンピュータブロック16
からの旅行候補地の回答結果を音声出力装置11から音
声メッセージで出力する指示に応じて、音声メッセージ
「その他、候補としては、・・・・・・等がありま
す。」が、音声出力装置11から出力される。
【0097】以上のように、本第2の実施の形態のエー
ジェントコンピュータブロック16では、行動アドバイ
ス処理に際して、抽出条件項目に対応するキーワード、
あるいは、記憶装置17に格納されたオーナー情報ファ
イル内のオーナー嗜好データに基づく特定可能なキーワ
ードが上記音声認識文字データから抽出され、そのキー
ワードに基づいて抽出条件項目の絞り込み処理が、記憶
装置17内の行動記録データベースに格納されたオーナ
ーの過去の行動記録データが参照されて、その行動傾向
の抽出が行われ、その行動傾向とオーナー指示とから絞
り込んだ抽出条件項目から旅行先の候補リストが作成さ
れて候補リストの表示処理及び選択候補の詳細表示処理
が制御されるようにしたため、オーナーの過去の行動記
録に基づいて傾向から最適な旅行候補地の絞り込みを行
うことができる。
【0098】したがって、本第2の実施の形態のエージ
ェント機能では、オーナーの過去の行動記録に基づいた
傾向から最適な行動アドバイス情報をオーナーに提供す
ることができる。
【0099】なお、上記各実施の形態では、エージェン
ト装置10で実行される行動アドバイス処理として旅行
アドバイスに係る処理を実行した場合を説明したが、そ
の他の行動アドバイス要求として、例えば、スケジュー
ルデータに基づく行動アドバイス要求、あるいは現在の
直近の行動アドバイス要求に対しても、エージェント装
置10では上記抽出項目が設定された情報データベース
により上記のような行動アドバイス処理を実行すること
により対応可能である。
【0100】
【発明の効果】請求項1記載の発明の情報処理装置によ
れば、情報検索に必要な情報(キーワード)が不足して
いれば、その情報(キーワード)を自動的に探し出して
ユーザーにアドバイスするため、ユーザーは最初からど
のような要求をすべきであるのかといった無用な不安を
解消することができる。
【0101】請求項2記載の発明の情報処理装置によれ
ば、ユーザーが行動アドバイス要求を入力する際に、単
なる直接的な指示のみでなく、予め記憶されたユーザー
の嗜好情報も加味してデータ検索を実行しているため、
ユーザーの好みにあった抽出結果を直ちに得ることがで
きる。
【0102】請求項3記載の発明の情報処理装置によれ
ば、ユーザーの嗜好を加味したデータ検索結果を優先的
に提供することかできる。
【0103】請求項4記載の発明の情報処理装置によれ
ば、ユーザーが行動アドバイス要求を入力する際には、
その行動アドバイスに係るアプリケーションプログラム
そのものを直接的に指示するのでなくても、通常の要求
(例えば、音声入力の場合は話し言葉的)による要求に
より、ユーザーが望む行動アドバイスに最適なアプリケ
ーションプログラムの起動が可能である。
【0104】請求項5記載の発明の情報処理装置によれ
ば、ユーザーからの要求内容に応じた情報検索要求を外
部のデータ処理装置に対して自動的に出力して、そのデ
ータ処理装置から要求に対する情報検索結果をユーザー
に提供することができる。
【0105】請求項6記載の発明の情報処理装置によれ
ば、外部のデータ処理装置に対して情報検索要求を出力
する際にユーザーの固有情報を参照して要求し、そのデ
ータ処理装置からはユーザーの固有情報を反映した情報
検索結果を受信して提供することができる。
【0106】請求項7記載の発明の情報処理装置によれ
ば、ユーザーの過去の行動記録に基づいた傾向から最適
な行動アドバイス情報をユーザーに提供することができ
る。
【0107】請求項8記載の発明の記憶媒体によれば、
情報検索に必要な情報(キーワード)が不足していれ
ば、その情報(キーワード)を自動的に探し出してユー
ザーにアドバイスするプログラムをコンピュータで実行
することができる。
【0108】請求項9記載の発明の記憶媒体によれば、
ユーザーが行動アドバイス要求を入力する際に、単なる
直接的な指示のみでなく、予め記憶されたユーザーの嗜
好情報も加味してデータ検索を実行するプログラムをコ
ンピュータで実行することができる。
【0109】請求項10記載の発明の記憶媒体によれ
ば、ユーザーが行動アドバイス要求を入力する際には、
その行動アドバイスに係るアプリケーションプログラム
そのものを直接的に指示するのでなくても、通常の要求
(例えば、音声入力の場合は話し言葉的)による要求に
より、ユーザーが望む行動アドバイスに最適なアプリケ
ーションプログラムを起動するプログラムをコンピュー
タで実行することができる。
【0110】請求項11記載の発明の記憶媒体によれ
ば、ユーザーからの要求内容に応じた情報検索要求を外
部のデータ処理装置に対して自動的に出力して、そのデ
ータ処理装置から要求に対する情報検索結果をユーザー
に提供するプログラムをコンピュータで実行することが
できる。
【0111】請求項12記載の発明の記憶媒体によれ
ば、ユーザーの過去の行動記録に基づいた傾向から最適
な行動アドバイス情報をユーザーに提供するプログラム
をコンピュータで実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置及び記憶媒体を適用した
第1の実施の形態のエージェント装置を含むコンピュー
タシステムの全体構成を示す図。
【図2】図1のエージェント装置10の要部構成を示す
ブロック図。
【図3】図1の記憶装置4に情報データベースとして格
納された旅行データベースの設定内容を示す図。
【図4】図2のエージェントコンピュータブロック15
により実行される行動アドバイス処理の一部のフローチ
ャート。
【図5】図4に続く行動アドバイス処理のフローチャー
ト。
【図6】図5に続く行動アドバイス処理のフローチャー
ト。
【図7】本発明の情報処理装置及び記憶媒体を適用した
第2の実施の形態のエージェントコンピュータブロック
により実行される行動アドバイス処理の一部のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 処理コンピュータ 2 パーソナルコンピュータ(PC) 3 表示装置 4 記憶装置 5 記憶媒体 6 入力装置 7 通信インターフェース 10 エージェント装置 11 音声出力装置 12 音声入力装置 13 表示装置 14 記憶装置 15 入出力インターフェースコンピュータブロック
(IC) 16 エージェントコンピュータブロック 17 記憶装置 18 記憶媒体 19 PCインターフェース L データ回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 330C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人の行動要求内容に応じて、当該行動要
    求内容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装
    置であって、 前記行動要求内容を指示する入力手段と、 前記行動要求内容に応じた抽出項目を複数設定した抽出
    項目設定手段と、 前記入力手段から指示された行動要求内容を解析し、こ
    の解析結果から前記抽出項目設定手段に設定された抽出
    項目に該当するキーワードを特定するキーワード特定手
    段と、 このキーワード特定手段により特定されたキーワードに
    基づいて当該行動要求に対応する情報検索に必要な指示
    内容が不足している否かを判別する不足情報判別手段
    と、 この不足情報判別手段により不足する指示内容があると
    判別された場合に当該指示内容の入力を要求する不足情
    報要求手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】個人の行動要求内容に応じて、当該行動要
    求内容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装
    置であって、 前記行動要求内容を指示する入力手段と、 前記行動要求内容に応じた抽出項目を複数設定した抽出
    項目設定手段と、 前記個人の嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、 前記入力手段から指示された行動要求内容を解析し、こ
    の解析結果から前記抽出項目設定手段に設定された抽出
    項目に該当するキーワードを特定するキーワード特定手
    段と、 このキーワード特定手段により特定されたキーワードに
    基づいて前記抽出項目設定手段に設定された抽出項目を
    抽出する際に、前記嗜好情報記憶手段に記憶された嗜好
    情報を参照して抽出する項目抽出手段と、 この抽出手段により抽出された抽出項目に基づいて前記
    指示された行動要求内容に対応する情報を所定の情報デ
    ータベースから検索して抽出する情報検索手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記項目抽出手段は、前記キーワード特定
    手段により特定されたキーワードに基づいて前記抽出項
    目設定手段に設定された抽出項目を抽出するとともに、
    当該キーワードと前記嗜好情報記憶手段に記憶された嗜
    好情報とに基づいて当該抽出項目を抽出し、各抽出結果
    を保存し、 前記情報検索手段は、この抽出手段により抽出された各
    抽出結果のうち前記キーワードと前記嗜好情報とにより
    抽出された抽出項目に基づいて前記指示された行動要求
    内容に対応する情報を所定の情報データベースから検索
    して抽出した結果を優先して出力することを特徴とする
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】個人の行動要求内容に応じて、当該行動要
    求内容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装
    置であって、 前記行動要求内容を指示する入力手段と、 前記行動要求内容に応じた分類を複数設定した分類設定
    手段と、 この分類に応じた各種アプリケーションプログラムを複
    数格納するプログラム格納手段と、 前記入力手段から指示された行動要求内容を解析する解
    析手段と、 この解析結果から当該行動要求内容が前記分類設定手段
    に設定された分類のうち何れの分類に該当するかを判別
    し、該当する分類に対応する前記プログラム格納手段に
    格納されたアプリケーションプログラムを起動させる起
    動手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】情報データベースを有する外部のデータ処
    理装置と接続され、個人の行動要求内容に応じて当該行
    動要求内容に必要な情報検索処理を当該データ処理装置
    に対して要求し、該データ処理装置から応答された検索
    結果を提供する情報処理装置であって、 前記行動要求内容を指示する入力手段と、 前記入力手段から指示された行動要求内容を解析する解
    析手段と、 この解析結果に基づいて当該行動要求に必要な情報検索
    内容を前記データ処理装置に対して要求する処理要求手
    段と、 この処理要求手段から要求された情報検索内容に応じて
    前記データ処理装置により応答された情報検索結果を出
    力する出力手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記個人に関わる固有情報を記憶する固有
    情報記憶手段を更に備え、 前記処理要求手段は、前記入力手段から指示された行動
    要求内容の解析結果に基づいて当該行動要求に必要な情
    報検索内容を前記データ処理装置に対して要求する際
    に、前記固有情報記憶手段に記憶された固有情報を参照
    して要求することを特徴とする請求項5記載の情報処理
    装置。
  7. 【請求項7】個人の行動要求内容に応じて、当該行動要
    求内容に必要な情報を検索処理して提供する情報処理装
    置であって、 前記行動要求内容を指示する入力手段と、 前記個人に関わる過去の行動記録を記憶する行動情報記
    憶手段と、 前記行動要求内容に応じた抽出項目を複数設定した抽出
    項目設定手段と、 前記入力手段から指示された行動要求内容を解析する解
    析手段と、 この解析結果から前記抽出項目設定手段に設定された抽
    出項目を抽出する際に、前記行動情報記憶手段に記憶さ
    れた前記過去の行動記録を参照して、その行動傾向を抽
    出し、当該傾向と前記解析結果とから前記抽出項目の絞
    り込みを行い、この絞り込んだ抽出結果を出力する抽出
    手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 指示された行動要求内容を解析し、この解析結果から設
    定された抽出項目に該当するキーワードを特定させるた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この特定されたキーワードに基づいて当該行動要求に対
    応する情報検索に必要な指示内容が不足している否かを
    判別させるためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 この判別の結果、不足する指示内容があると判別された
    場合に当該指示内容の入力を要求させるためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  9. 【請求項9】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 指示された行動要求内容を解析し、この解析結果から設
    定された抽出項目に該当するキーワードを特定させるた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この特定されたキーワードに基づいて前記設定された抽
    出項目を抽出する際に、個人の嗜好情報を参照して抽出
    させるためのためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 この抽出された抽出項目に基づいて前記指示された行動
    要求内容に対応する情報を所定の情報データベースから
    検索して抽出させるためのためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 指示された行動要求内容を解析させるためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 この解析結果から当該行動要求内容が行動要求内容に応
    じて設定された分類のうち何れの分類に該当するかを判
    別し、該当する分類に対応する前記プログラム格納手段
    に格納されたアプリケーションプログラムを起動させる
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 指示された行動要求内容を解析させるためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 この解析結果に基づいて当該行動要求に必要な情報検索
    内容を情報データベースを有する外部のセンター装置に
    対して要求させるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 この要求された情報検索内容に応じて前記センター装置
    により応答された情報検索結果を出力させるためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 指示された行動要求内容を解析させるためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 この解析結果から設定された抽出項目を抽出する際に、
    記憶された個人の過去の行動記録を参照して、その行動
    傾向を抽出し、当該傾向と前記解析結果とから前記抽出
    項目の絞り込みを行い、この絞り込んだ抽出結果を出力
    させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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