JP2003122847A - 健康管理支援システム及びペット型健康管理支援端末 - Google Patents

健康管理支援システム及びペット型健康管理支援端末

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JP2003122847A
JP2003122847A JP2001314393A JP2001314393A JP2003122847A JP 2003122847 A JP2003122847 A JP 2003122847A JP 2001314393 A JP2001314393 A JP 2001314393A JP 2001314393 A JP2001314393 A JP 2001314393A JP 2003122847 A JP2003122847 A JP 2003122847A
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JP
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user
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health management
data
voice
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Application number
JP2001314393A
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English (en)
Inventor
Fumio Yoneda
文生 米田
Masakazu Asano
昌和 浅野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 在宅で取得したバイタルデータ等のデータを
医師側で簡便に利用できるようにして診療の効率化に寄
与し、また、ネット接続操作やネットを通じて得た情報
の利用者への提供等も簡単に行えるようにする。 【構成】 ペット端末1は、バイタルデータ取得機器3
にて取得されたバイタルデータや音声合成・音声認識に
て得た問診結果をサーバ5に与える。サーバ5は利用者
ごとにバイタルデータや問診結果を管理する。医師ロ
は、医院の診察室に置かれている医師端末6からサーバ
5に接続し、利用者が来院した際に、その利用者のバイ
タルデータ等を閲覧し、診療に活用する。また、ペット
端末1は、ネット接続要求を音声認識したときには、自
動でネット接続し、ネット上で取得したデータを音声で
利用者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、糖尿病等の生活習慣
病の予防等に特に好適な健康管理支援システム及びペッ
ト型健康管理支援端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、糖尿病等の生活習慣病の予防等に
有効なシステムとして、通院を要せずに在宅で様々なバ
イタルデータを取得し、そのデータを健康維持に活用す
るシステムが期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、在宅で
様々なバイタルデータを取得することは、バイタルデー
タ取得のために通院する時間や診察待合所で長時間待た
されるといった不満を解消し得るものの、データ取得を
継続的に行うことに相当の意志が必要であり、多くの場
合は、データ取得を怠りがちとなって十分にデータが揃
わないことが生じる。また、在宅で取得したバイタルデ
ータを医師側において簡便に利用できなければ診療の効
率化が図れない。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、在宅で取
得したバイタルデータ等のデータを医師側等で簡便に利
用できるようにして診療等の効率化に寄与し、また、ネ
ット接続操作やネットを通じて得た情報の利用者への提
供等も簡単に行える健康管理支援システム及びペット型
健康管理支援端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の健康管理支援
システムは、上記の課題を解決するために、医療関係者
側に置かれる医療側情報処理装置及び利用者側に置かれ
る健康管理支援端末がネットワークによってサーバに接
続され、前記健康管理支援端末は、音声合成又は音声デ
ータに基づいて音声出力を行う音声出力手段を備えて発
話が行えると共に、利用者のバイタルデータを直接的に
又は付属機器を介して間接的に取得し、このバイタルデ
ータを前記サーバに自動送信するように構成され、前記
サーバは前記バイタルデータを利用者毎に管理して成る
利用者健康関連情報を少なくとも蓄積し、前記医療側情
報処理装置からの要求に応じて少なくとも前記利用者健
康関連情報を当該装置に送信するように構成されたこと
を特徴とする。
【0006】上記の構成であれば、利用者は健康管理支
援端末の発話機能にて当該端末に楽しく接することがで
きるのでバイタルデータの継続的取得が行い易くなる。
取得されたバイタルデータは自動送信されるので、利用
者にデータ送信の手間をかけることがない。医療関係者
は、医療側情報処理装置にて前記サーバにアクセスし、
利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報として前記
バイタルデータを閲覧することができる。当該医療関係
者の下へ利用者が来院したときには、その利用者の日々
のバイタルデータを医療側情報処理装置にて見ることが
でき、診療が効率的に行えることになる。
【0007】また、この発明の健康管理支援システム
は、医療関係者側に置かれる医療側情報処理装置及び利
用者側に置かれる健康管理支援端末がネットワークによ
ってサーバに接続され、前記健康管理支援端末は、音声
合成又は音声データに基づいて音声出力を行う音声出力
手段を備えることで利用者に質問を与え、利用者から返
される情報を取得する情報取得手段にてその回答を取得
し、この回答データを前記サーバに送信するように構成
され、前記サーバは前記回答データを利用者毎に管理し
て成る利用者健康関連情報を少なくとも蓄積し、前記医
療側情報処理装置からの要求に応じて少なくとも前記利
用者健康関連情報を当該装置に送信するように構成され
たことを特徴とする。
【0008】上記の構成であれば、利用者は健康管理支
援端末の音声による質問によってこれに楽しく答えるこ
とができ、質問に対する回答率を高めることができる。
取得された回答データは自動送信されるので、利用者に
データ送信の手間をかけることがない。医療関係者は、
医療側情報処理装置にて前記サーバにアクセスし、利用
者毎に管理して成る利用者健康関連情報として前記回答
データを閲覧することができる。当該医療関係者の下へ
利用者が来院したときには、質問済みのものはその場で
質問しなくても、回答を医療側情報処理装置にて見るこ
とができ、診療が効率的に行えることになる。
【0009】また、この発明の健康管理支援システム
は、医療関係者側に置かれる医療側情報処理装置及び利
用者側に置かれる健康管理支援端末がネットワークによ
ってサーバに接続され、前記健康管理支援端末は、音声
合成又は音声データに基づいて音声出力を行う音声出力
手段を備えることで利用者に質問を与え、利用者から返
される情報を取得する情報取得手段にてその回答を取得
すると共に、利用者のバイタルデータを直接的に又は付
属機器を介して間接的に取得し、回答データ及びバイタ
ルデータを前記サーバに自動送信するように構成され、
前記サーバは前記回答データと前記バイタルデータとを
利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報を少なくと
も蓄積し、前記医療側情報処理装置からの要求に応じて
少なくとも前記利用者健康関連情報を当該装置に送信す
るように構成されたことを特徴とする。
【0010】上記の構成であれば、健康管理支援端末に
よってバイタルデータと回答データの両方が得られ、こ
れらデータがサーバに蓄積される。医療関係者は、医療
側情報処理装置にて前記サーバにアクセスし、利用者毎
に管理して成る利用者健康関連情報として前記回答デー
タ及びバイタルデータの両方を閲覧できる。当該医療関
係者の下へ利用者が来院したときには、その利用者の回
答データ及び日々のバイタルデータの両方を医療側情報
処理装置にて見ることができ、診療が効率的に行えるこ
とになる。
【0011】上記いずれかの健康管理支援システムにお
いて、前記サーバは利用者健康関連情報の内容として前
記医療側情報処理装置にて入力される利用者の来院時診
療データを組み入れるようになっていてもよい。これに
よれば、医療関係者の下へ利用者が来院したときには、
その利用者の回答データ及び/又は日々のバイタルデー
タに加えて例えば前回の来院時診療データを医療側情報
処理装置にて見ることができ、診療が効率的に行えるこ
とになる。
【0012】また、この発明のペット型健康管理支援端
末は、上記課題を解決するために、疑似生物的形態を有
するペット型健康管理支援端末であって、音声合成又は
音声データに基づいて音声出力を行う音声出力手段と、
利用者のバイタルデータを直接的に又は付属機器を介し
て間接的に取得する手段と、前記音声出力手段を用いて
利用者に質問を与え、利用者から返される情報を検出し
てその回答を取得する手段と、無線ネット接続を行って
前記バイタルデータ又は回答データを自動送信する手段
と、音声認識にてネット接続要求を認識したときに無線
ネット接続を自動実行する接続手段と、無線ネット接続
にて得た情報を前記音声出力手段にて音声出力させる手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】上記の構成であれば、利用者は疑似生物的
形態を有するペット型健康管理支援端末に対して親しみ
を持ち、当該端末からの音声出力による発話を聞いた
り、質問にも楽しく答えることができるので、質問に対
する回答率の向上やバイタルデータの継続的取得に寄与
できることになる。取得されたバイタルデータや回答デ
ータは自動送信されるので、利用者にデータ送信の手間
をかけることがない。データ送信は無線ネット接続で行
われるので、ペット型健康管理支援端末を持ち運んで好
きなところに置くことができる。更に、音声認識による
ネット接続機能により、バイタルデータ等の送信以外の
利用者の意志によるネット接続が、キーボードやマウス
等を備えることなく行えることになる。そして、このネ
ット接続にて得た情報(例えば、お天気情報等)を利用
者は音声によって認識することができる。ペット型健康
管理支援端末の利用として高齢者の方も多いと考えら
れ、特に、このような高齢者の方が苦手なパーソナルコ
ンピュータによるネット接続に代わって、ペット型健康
管理支援端末がネット接続を行ってくれることになり、
ペット型健康管理支援端末に対する親しみが一層高ま
り、質問に対する回答率も向上し、また、バイタルデー
タの取得を継続させることに寄与できる。
【0014】また、この発明のペット型健康管理支援端
末は、疑似生物的形態を有するペット型健康管理支援端
末であって、音声合成又は音声データに基づいて音声出
力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデータを直
接的に又は付属機器を介して間接的に取得する手段と、
前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与え、利用者
から返される情報を検出してしてその回答を取得する手
段と、無線ネット接続を行って前記バイタルデータ及び
回答データを自動送信する手段と、疑似生物的形態にお
ける顔若しくはボディの所定箇所に設けられたスイッチ
が操作されたときに無線ネット接続を自動実行する接続
手段と、無線ネット接続にて得た情報を前記音声出力手
段にて音声出力させる手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0015】かかる構成でも、上記と同様の作用が得ら
れる。
【0016】また、この発明のペット型健康管理支援端
末は、疑似生物的形態を有するペット型健康管理支援端
末であって、音声合成又は音声データに基づいて音声出
力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデータを直
接的に又は付属機器を介して間接的に取得する手段と、
前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与え、利用者
から返される情報を検出してしてその回答を取得する手
段と、無線ネット接続を行って前記バイタルデータ及び
回答データを自動送信する手段と、前記各質問内容につ
いて「はい」「いいえ」のいずれが要注意回答となるか
の情報を保持しており、回答が要注意回答である場合
に、利用者に報知を行う報知手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0017】上記の構成であれば、ペット型健康管理支
援端末から発話される質問に回答しているときに、要注
意回答を行うと、利用者に報知されるので、利用者は簡
易的な健康チェックを行うことができる。また、その場
で簡易的な健康チェックが得られることで、質問に対す
る回答率の向上も期待できる。
【0018】また、この発明のペット型健康管理支援端
末は、疑似生物的形態を有するペット型健康管理支援端
末であって、音声合成又は音声データに基づいて音声出
力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデータを直
接的に又は付属機器を介して間接的に取得する手段と、
一つ又は複数のバイタルデータについて要注意となる値
を保持しており、利用者のバイタルデータが要注意値を
越える場合に、利用者に報知を行う報知手段と、前記音
声出力手段を用いて利用者に質問を与え、利用者から返
される情報を検出してしてその回答を取得する手段と、
無線ネット接続を行って前記バイタルデータ及び回答デ
ータを自動送信する手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0019】上記の構成であれば、ペット型健康管理支
援端末にバイタルデータを与えているときに、要注意値
を越える値が検出されると、利用者に報知されるので、
利用者は簡易的な健康チェックを行うことができる。ま
た、その場で簡易的な健康チェックが得られることで、
バイタルデータの取得を継続させることに寄与できるこ
とになる。
【0020】音声認識手段を備えるペット型健康管理支
援端末において、質問に対する回答を音声認識手段にて
取得するようにしてもよい。
【0021】音声認識手段を備えるペット型健康管理支
援端末において、音声認識及び音声出力を用いた利用者
との会話内容又は質問・回答内容から利用者特性情報を
取得するように構成されてもよい。また、かかる構成に
おいて、利用者特性情報をキーにしてネット検索を実行
するように構成されていてもよい。
【0022】このようなペット型健康管理支援端末が前
述した健康管理支援システムにおいて健康管理支援端末
として用いられるのがよい。勿論、これらの構成を有し
ないで単に疑似生物的形態を有するペット型健康管理支
援端末を前述した健康管理支援システムにおいて健康管
理支援端末として用いてもよい。
【0023】また、これら健康管理支援システムにおい
て、栄養に関する専門家側に置かれる栄養専門家側情報
処理装置がネットワークによって前記サーバに接続さ
れ、前記サーバは利用者健康関連情報の内容として前記
栄養専門家側情報処理装置にて入力される摂取カロリー
情報を組み入れるようにしてもよい。これによれば、医
療関係者は、医療側情報処理装置にて前記サーバにアク
セスし、利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報と
して摂取カロリー情報も閲覧することができる。当該医
療関係者の下へ利用者が来院したときには、その利用者
の摂取カロリー情報も医療側情報処理装置にて見ること
ができ、診療が効率的に行える。
【0024】更に、上記健康管理支援システムにおい
て、前記サーバに登録された摂取カロリー情報が、利用
者側に置かれる健康管理支援端末に送信され、この健康
管理支援端末にて摂取カロリーが音声報告される構成と
してもよい。これによれば、医療関係者側だけでなく、
利用者においても面倒な計算無しで摂取カロリーを知る
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態の健康
管理支援システム及びペット型健康管理支援端末を図1
乃至図12に基づいて説明する。
【0026】図1は、この実施形態の健康管理支援シス
テムを示した説明図である。利用者宅(患者宅)には、
ペット型健康管理支援端末(以下、ペット端末という)
1、リモコン兼通信アダプタ2、バイタルデータ取得機
器3(血圧計3A,血糖計3B,運動量計3C,体重計
3D、図示しない体温計等)、及びカメラ付きPDA4
が置かれている。医院の診察室には、通信環境を有する
パーソナルコンピュータ(以下、医師端末という)6が
置かれている。栄養士宅には、通信環境を有するパーソ
ナルコンピュータ(以下、栄養士端末という)7が置か
れている。そして、ペット端末1、カメラ付きPDA
4、医師端末6、及び栄養士端末7は、ネットワーク
(この実施形態ではインターネットとする)8によって
サーバ5に接続されるようになっている。
【0027】図2は、ペット端末1の構成を示したブロ
ック図である。赤外線受光部102は、リモコン兼通信
アダプタ2から赤外線で送られてくるバイタルデータ及
び検査日時データを取得し、このバイタルデータ等をM
PU(マイクロプロセッシングユニット)101に与え
る。電波受信部103は体重計3Dから微弱電波で送ら
れてくるバイタルデータである体重データ及び検査日時
データを取得し、この体重データ等をMPU101に与
える。MPU101はバイタルデータ等をメモリ105
に格納する。スイッチ104…はペット端末1の足部等
に設けられたものであり、この足部等が利用者によって
握られることで操作され、この操作によるON信号をM
PU101に与える。MPU101は、スイッチ104
…の操作を後述する問診に対しての「はい」「いいえ」
の回答やネット接続指令として処理する場合もある。
【0028】PHS無線通信部106は、無線によるイ
ンターネット接続を実行し、MPU101にて送信指示
されたデータ(例えば、前記バイタルデータ及び後述す
る問診結果データ等)をサーバ5へ送信する処理及びサ
ーバ5からのデータを受信してMPU101に与える処
理を行う。カレンダ機能部107はMPU101に現在
日時情報等を与える。
【0029】DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)
108は、音声出力及び音声認識のための機能部分を担
う。フラッシュメモリ111には、音声データ、音声認
識用データ、各種パラメータデータが格納されている。
DSP108は、MPU101から発話指示を受けたと
き、音声信号生成処理を実行し、この音声信号をスピー
カ110に与える。発話処理の形態としては、例えば、
MPU101から3番といったコードを受けたときに、
3番として格納している「おはよう」の音声データをフ
ラッシュメモリ111から取得して音声化する処理、或
いは、「おはよう」というテキストデータを受け取り、
これを読み上げる処理がある。勿論、音声ファイルを受
け取って音声信号化する処理も行うことができる。ま
た、DSP108は、マイク109から入力された音声
をA/D変換し、このディジタルデータに基づいてフラ
ッシュメモリ111に格納されている音声認識用データ
のなかから近いと判断される言葉の候補を取得し、音声
認識を行う。音声認識結果はMPU101に与えられ
る。
【0030】ペット端末1の外観は図1において簡単に
示されているが、この実施形態においては、顔として認
識される外観部及び手足等のボディ部を有しており、充
電時を除いてはペット端末1には配線状態は無く、軽量
化も図られているため、利用者(患者)イはペット端末
1を抱いてどこへでも持ち運ぶことができる。利用者イ
は、ペット端末1が疑似生物的形態を有していること
で、これを機械として見ずに、自然な感覚でペット端末
1に話しかけることができる。また、ペット端末1の外
観上にはスイッチ類は露呈されておらず、キーボードや
マウスやCRTといった機材も備えていないので、ペッ
ト端末1に対する親和性がより高められている。
【0031】ペット端末1は、MPU101等による音
声認識機能及び音声出力機能によって、利用者イからか
けられた言葉を認識し、適切な言葉を返すことで、簡単
な会話を行うことができるようにしてある。また、音声
出力によって簡単な問診を行い、音声認識によってその
回答を取得し、この回答をメモリ105に記憶しておく
ことができる。なお、問診に対する「はい」「いいえ」
を左右の足に設けたスイッチ104…に割り振ることも
できる。問診の内容を図3に示す。この問診内容はフラ
ッシュメモリ111に音声データとして格納されてい
る。
【0032】更に、MPU101は、上記の会話や問診
によって利用者イの特性を判断することができるように
なっている。例えば、会話のなかで「甘いもの」「食べ
たい」といった言葉を認識したとき、或いは、問診の一
つとして「甘いものを食べたいと欲求が強いですか」に
対して利用者が「はい」の回答をしたときには、利用者
イは甘いもの好きといった特性判断が行える。また、予
め、性別や年齢等の利用者属性情報をメモリ105に登
録しておいて、これを利用者特性情報の一つとすること
もできる。
【0033】MPU101は、カレンダ機能部107か
ら現在日時情報を得て、例えば、毎日午前0時になる
と、タイマーONし、PHS無線通信部106に起動指
令を与え、無線インターネット接続を自動実行するよう
になっている。そして、それまでに取得したバイタルデ
ータや問診結果データ等をメモリ105から読み出し、
PHS無線通信部106を介して前記サーバ5にデータ
送信する。また、MPU101は、音声認識機能によっ
て、利用者イが、例えば「ネット」といった言葉を発し
たと認識したときには、PHS無線通信部106に起動
指令を与え、無線インターネット接続を自動実行するよ
うになっている。また、スイッチ104が操作されたと
きに、PHS無線通信部106に起動指令を与え、イン
ターネット接続を自動実行することもできる。このイン
ターネット接続で例えば予め登録しておいた専用の情報
サイトに繋がると、メモリ105から利用者特性情報を
読み出して、これを上記情報サイトに与える。なお、こ
の情報サイトは前記サーバ5に存在しても構わない。こ
の情報サイトでは、例えば「甘いもの好きの方には、カ
ロリーカットの○○シュガーがお勧めだよ」といった、
特に健康に役立つ広告をテキストデータや音声ファイル
(この音声ファイルの場合には例えば「甘いもの好き」
といった検索用ネーム等を付与しておく)の形で用意し
ておく。そして、利用者特性情報として「甘いもの好
き」といった内容があれば、これをキーワードとして、
上記広告を選択し、ペット端末1へ送信する。なお、上
記広告に例えば「年齢50以上の方用」といった選択制
御情報を付加しておき、前記利用者特性情報の中に属性
情報として「52歳」といった情報がある場合に、上記
広告を選択するといった処理を実行するようにしてもよ
い。
【0034】ペット端末1は、上記広告情報を取得する
と、音声出力機能(音声合成機能を含む)を用いて広告
文を読み上げてスピーカ110から音声出力したり、或
いは広告情報が音声ファイルであれば、その復号化処理
と音声化処理を実行し、スピーカ110から音声出力し
たりすることができる。
【0035】なお、利用者宅にパーソナルコンピュータ
が備えられているのであれば、前述のごとく利用者特性
情報をキーワードとして検索して得た広告情報やホーム
ページURLデータや他のデータを内容とする例えば電
子メール(利用者のメールアドレスは予め登録しておけ
ばよい)をサイト側で作成することとし、これを利用者
イがパーソナルコンピュータを用いてメール受信するこ
とで当該諸情報が得られるようにしてもよい。また、こ
のサーバ5が利用者イの日々のバイタルデータのグラフ
化等を行い、これを利用者イが前記パーソナルコンピュ
ータを用いて見ることができるようにしてもよい。
【0036】また、ペット端末1は、各問診内容につい
て「はい」「いいえ」のいずれが要注意回答となるかの
情報をメモリ105に保持しており、回答が要注意回答
である場合に、利用者に報知を行う。更に、一つ又は複
数のバイタルデータについて要注意となる値を保持して
おり、リモコン兼通信アダプタ2から送信されてきた利
用者のバイタルデータが要注意値を越える場合に、利用
者に報知を行う。この報知は、図示しないLEDの赤色
点灯や、音声合成等を用いて「ちょと注意だよ」といっ
た音声出力とすることができる。
【0037】図4はリモコン兼通信アダプタ2の構成を
示したブロック図である。リモコン兼通信アダプタ2に
は、血圧計3A、血糖計3B、及び運動量計3Cがジャ
ックコードによって接続され、各計器のデータ(バイタ
ルデータや検査日時データ)はシリアル通信でドライバ
204を通じてMPU201に与えられる。MPU20
1はバイタルデータをSRAM205に格納する。リモ
コン兼通信アダプタ2の外観部には機能キー群207や
テンキー群208が設けられており、所定のキーにはL
ED206が組み入れられている。まこ、リセットスイ
ッチ209やブザー210がMPU201に接続されて
いる。
【0038】各キーやリセットスイッチ209の操作信
号は、MPU201に与えられる。前記各キーを用いる
ことで、バイタルデータを手入力することもできる。こ
の実施形態では、体温計で測定した体温は手入力するこ
ととしている。また、機能キーを操作することで、バイ
タルデータ取得機器の選択等が行え、テンキー群208
中の登録キーが操作されることによってバイタルデータ
をSRAM205から読み出し、リモコン送信部202
を用いてペット端末1へ赤外線送信することが開始され
る。なお、リモコン兼通信アダプタ2が微弱無線送受信
部203にて体重データを無線受信し、赤外線送信で体
重データをペット端末1へ与える構成としてもよい。
【0039】カメラ付きPDA4は、無線ネット接続機
能及びディジタルカメラ機能を備える。このカメラ付き
PDA4は、利用者イが入力したテキストデータ(食事
内容等)や利用者イが摂取する食事を撮像した画像をサ
ーバ5へ送信するのに用いることができる。
【0040】サーバ5は、ペット端末1から送信されて
くる問診回答データとバイタルデータとを利用者毎に管
理して成る利用者健康関連情報を蓄積し、この利用者健
康関連情報を内容とする例えばHTMLファイルを作成
する。なお、サーバ5には、利用者イの登録申し込み
(例えば初回通院)に際して、患者特性(住所、氏名、
生年月日、身長、体重、血液型、視力等)、病気に関す
ること(病歴、家族の病歴等)、ライフスタイル(1日
の平均労働時間、睡眠時間等)、食事(1日の食事回
数、間食の回数、アルコール量、外食頻度等)、治療内
容(食事療法(指示カロリー)、運動療法(指示運動
量)、インスリン投与等)の情報を初期登録する。この
利用者ごとの初期登録のデータに関連付けて前記利用者
健康関連情報を蓄積していく。図5に初期データ登録画
面の一例を示す。この初期登録は医師端末6を用いて行
うことができる。
【0041】また、サーバ5は、前記カメラ付きPDA
4から送られてきたテキストデータ(食事内容等)や食
事画像データを蓄積する。食事画像等のデータは栄養士
端末7からの送信要求或いは電子メールの添付画像ファ
イルとして栄養士端末7へ送信される。栄養士ハは、栄
養士端末7を用いて食事画像を表示させるなどの処理を
行い、この画像を見るなどして利用者イのおおよその摂
取カロリー計算を行う。そして、栄養士ハは、栄養士端
末7を用いてカロリー計算結果を前記サーバ5へ利用者
イの摂取カロリーとして送信する。図6(a)(b)
は、栄養士端末7における操作画面及びカロリー計算結
果入力画面の一例を示している。サーバ5は、栄養士端
末7から受け取ったカロリー計算結果を利用者健康関連
情報に組み入れる処理を行う。また、サーバ5は、例え
ばペット端末1からのネット接続時において、このペッ
ト端末1に個々の食事又は1日の食事全体のカロリー計
算結果(例えば、数字データや音声ファイル)を送信す
ることができる。ペット端末1は、例えばカロリー計算
結果として数字データ及び日付データを受け取ったとき
には、音声合成にて読み上げる処理を行い、例えば「昨
日の摂取カロリーは3000カロリーだよ」のごとく、
利用者イに摂取カロリー報告を音声で行うことができ
る。
【0042】また、サーバ5は、医師端末6からの要求
に応じて前記利用者健康関連情報を当該医師端末6に送
信する。医師端末6は利用者イが通院する病院の担当の
医師ロが操作するものである。
【0043】図7は、医師端末6における操作画面の一
例を示した説明図である。このメインメニュー画面を表
示させるには、サーバ5にネット接続し、パスワードを
入力することが必要である。このメインメニュー画面に
は、「患者情報」、「患者登録申請」、「新規問診登
録」、「パスワード変更」のボタンが表示されており、
これらのボタンをクリックすると画面遷移が生じる。
【0044】図8は、患者情報の画面の一例を示した説
明図である。この画面において、「患者」の項目のボッ
クスを操作することで、患者名リストを表示させること
ができ、所望の患者を指定することができる。そして、
「患者状態一覧表示」の項目をクリックすると、図9
(a)に示すように、指定した患者のデータ画面(健康
関連情報(問診結果データ、バイタルデータ、摂取カロ
リー)画面)が表示される。更に、この画面の測定日欄
において、所望の日付箇所をクリックすると、図9
(b)に示すように、その日付の詳細データが表示され
る。この詳細データ表示では、朝・昼・夕の各摂取カロ
リーと血糖値との関係が示され、血圧等が朝・昼・晩で
区分けされて示され、また、各問診内容と各回答につい
ての対応関係が示されている。なお、図9(a)におい
て、問診結果「1」とは、要注意回答が一つあることを
意味し、図9(b)において、どの問診内容について要
注意回答がなされたのかを知ることができる。
【0045】図10は、患者のプロフィールを示した画
面である。この画面は、図9(a)に示した患者データ
画面の左側項目欄の「プロフィール」の表記箇所をクリ
ックすることで表示される。このプロフィール画面に
は、先述した初期登録のデータの内容がその登録日時の
情報とともに表示されるが、修正や更新等によって内容
変更することができ、このような内容変更を行ったとき
には、変更日時が登録されることになる。
【0046】図11は、患者の検査情報を示した画面で
ある。この画面は、図9(a)に示した患者データ画面
の左側項目欄の「検査結果」の表記箇所をクリックする
ことで表示される。この検査結果画面には、利用者が通
院しときには受けた検査結果及び検査実施日時が表示さ
れる。この通院時検査結果も利用者ごとに関連付けて前
記利用者健康関連情報としてサーバ5に蓄積されること
になる。
【0047】図12は、患者の治療情報を示した画面で
ある。この画面は、図9(a)に示した患者データ画面
の左側項目欄の「治療内容」の表記箇所をクリックする
ことで表示される。この治療内容画面には、利用者が通
院しときに受けた治療内容及び登録日時が表示される。
この通院時治療内容も利用者ごとに関連付けて前記利用
者健康関連情報としてサーバ5に蓄積されることにな
る。
【0048】担当の医師ロは、利用者イが通院してきた
ときに、医師端末6を用いてサーバ5に接続し、上述し
た画面を見ることで、日々のデータを参照して診療に役
立てることができる。
【0049】なお、この明細書において、医療関係者
は、医療従事者及び利用者の健康情報を管理して利用者
にアドバイスしたり、介護的処置をしたり、当該健康情
報を医療従事者に提供することを行う健康管理支援事業
者等を含む。また、ネットワークは、いわゆるプロバイ
ダを介すものに限らず、電話回線(公衆回線、専用回線
等)で直接的にサーバに接続する形態を含む。また、例
えばサーバに接続した際に時刻情報を受け取り、ペット
端末1とPDA4との間で通信を行って、前記時刻情報
を共有し、サーバとペット端末1とPDA4とが同じ時
刻を刻むこととするのが良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者は健康管理支援端末の音声出力による発話や
質問によって、当該端末に楽しく接することができるの
で、バイタルデータの継続的取得が行い易くなり、ま
た、質問に対する回答率も高まることになる。取得され
たバイタルデータや回答データは自動送信されるので、
利用者にデータ送信の手間をかけることがない。データ
送信は無線ネット接続で行われるので、健康管理支援端
末を持ち運んで好きなところに置くことができる。更
に、疑似生物的形態を有するペット型健康管理支援端末
においては、その形態ゆえに利用者との親和性が高まる
ことになる。また、音声認識機能や足等に設けたスイッ
チで利用者のネット接続要求を検出したときに、自動的
にネット接続を行う構成においては、利用者の意志によ
るネット接続が、キーボードやマウス等を備えることな
く行えることになる。そして、このネット接続にて得た
情報を利用者は音声によって認識することができる。ペ
ット型健康管理支援端末の利用として高齢者の方も多い
と考えられ、特に、このような高齢者の方が苦手なパー
ソナルコンピュータによるネット接続に代わって、ペッ
ト型健康管理支援端末がネット接続を行ってくれること
になり、ペット型健康管理支援端末に対する親しみが一
層高まり、質問に対する回答率も向上し、また、バイタ
ルデータの取得を継続させることに寄与できる。回答が
要注意回答である場合に利用者に報知を行う構成におい
ては、利用者は簡易的な健康チェックを行うことができ
る。また、その場で簡易的な健康チェックが得られるこ
とで、質問に対する回答率の向上も期待できる。利用者
のバイタルデータが要注意値を越える場合に報知を行う
構成においては、その場で簡易的な健康チェックが得ら
れ、バイタルデータの取得を継続させることに寄与でき
ることになる。利用者特性情報をキーにしてネット検索
を実行する構成であれば、キーボード等を持たないペッ
ト型健康管理支援端末において簡便にネット接続を楽し
むことができる。利用者特性情報が音声認識及び音声出
力を用いた利用者との会話内容又は質問・回答内容から
取得される構成であれば、キーボード等を持たないペッ
ト型健康管理支援端末において好適なものとなる。医療
関係者は、医療側情報処理装置にて前記サーバにアクセ
スし、利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報とし
て前記バイタルデータ等を閲覧することができる。当該
医療関係者の下へ利用者が来院したときには、その利用
者の日々のバイタルデータ等を医療側情報処理装置にて
見ることができ、診療が効率的に行えることになる。更
に、サーバに摂取カロリー情報を組み入れるシステムで
は、医療関係者は、医療側情報処理装置にて前記サーバ
にアクセスし、利用者毎に管理して成る利用者健康関連
情報として摂取カロリー情報も閲覧することができる。
当該医療関係者の下へ利用者が来院したときには、その
利用者の摂取カロリー情報も医療側情報処理装置にて見
ることができ、診療が効率的に行える。更に、サーバに
登録された摂取カロリー情報が、利用者側に置かれる健
康管理支援端末に送信され、この健康管理支援端末にて
摂取カロリーが音声報告される構成であれば、医療関係
者側だけでなく、利用者においても面倒な計算無しで摂
取カロリーを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の健康管理支援システムを
示した説明図である。
【図2】この発明の実施形態のペット型健康管理支援端
末のブロック図である。
【図3】問診音声データ例を示した説明図である。
【図4】リモコン兼通信アダプタの構成を示したブロッ
ク図である。
【図5】患者初期データ登録画面の一例を示した説明図
である。
【図6】同図(a)及び(b)は栄養士端末の操作画面
例を示した説明図である。
【図7】医師端末の操作画面例を示した説明図である。
【図8】指定されの患者に対応する操作画面例を示した
説明図である。
【図9】同図(a)及び(b)は指定された患者の詳細
データ表示画面例を示した説明図である。
【図10】指定された患者のプロフィール表示画面例を
示した説明図である。
【図11】指定された患者の検査情報表示画面例を示し
た説明図である。
【図12】指定された患者の治療情報表示画面例を示し
た説明図である。
【符号の説明】
1 ペット型健康管理支援端末(ペット端末) 2 リモコン兼通信アダプタ 3 バイタルデータ取得機器 3A 血圧計 3B 血糖計 3C 運動量計 3D 体重計 4 カメラ付きPDA 5 サーバ 6 パーソナルコンピュータ(医師端末) 7 パーソナルコンピュータ(栄養士端末) 8 ネットワーク(インターネット)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療関係者側に置かれる医療側情報処理
    装置及び利用者側に置かれる健康管理支援端末がネット
    ワークによってサーバに接続され、前記健康管理支援端
    末は、音声合成又は音声データに基づいて音声出力を行
    う音声出力手段を備えて発話が行えると共に、利用者の
    バイタルデータを直接的に又は付属機器を介して間接的
    に取得し、このバイタルデータを前記サーバに自動送信
    するように構成され、前記サーバは前記バイタルデータ
    を利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報を少なく
    とも蓄積し、前記医療側情報処理装置からの要求に応じ
    て少なくとも前記利用者健康関連情報を当該装置に送信
    するように構成されたことを特徴とする健康管理支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 医療関係者側に置かれる医療側情報処理
    装置及び利用者側に置かれる健康管理支援端末がネット
    ワークによってサーバに接続され、前記健康管理支援端
    末は、音声合成又は音声データに基づいて音声出力を行
    う音声出力手段を備えることで利用者に質問を与え、利
    用者から返される情報を取得する情報取得手段にてその
    回答を取得し、この回答データを前記サーバに自動送信
    するように構成され、前記サーバは前記回答データを利
    用者毎に管理して成る利用者健康関連情報を少なくとも
    蓄積し、前記医療側情報処理装置からの要求に応じて少
    なくとも前記利用者健康関連情報を当該装置に送信する
    ように構成されたことを特徴とする健康管理支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 医療関係者側に置かれる医療側情報処理
    装置及び利用者側に置かれる健康管理支援端末がネット
    ワークによってサーバに接続され、前記健康管理支援端
    末は、音声合成又は音声データに基づいて音声出力を行
    う音声出力手段を備えることで利用者に質問を与え、利
    用者から返される情報を取得する情報取得手段にてその
    回答を取得すると共に、利用者のバイタルデータを直接
    的に又は付属機器を介して間接的に取得し、回答データ
    及びバイタルデータを前記サーバに自動送信するように
    構成され、前記サーバは前記回答データと前記バイタル
    データとを利用者毎に管理して成る利用者健康関連情報
    を少なくとも蓄積し、前記医療側情報処理装置からの要
    求に応じて少なくとも前記利用者健康関連情報を当該装
    置に送信するように構成されたことを特徴とする健康管
    理支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の健康管理支援システムにおいて、前記サーバは利用者
    健康関連情報の内容として前記医療側情報処理装置にて
    入力される利用者の来院時診療データを組み入れること
    を特徴とする健康管理支援システム。
  5. 【請求項5】 疑似生物的形態を有するペット型健康管
    理支援端末であって、音声合成又は音声データに基づい
    て音声出力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデ
    ータを直接的に又は付属機器を介して間接的に取得する
    手段と、前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与
    え、利用者から返される情報を検出してその回答を取得
    する手段と、無線ネット接続を行って前記バイタルデー
    タ又は回答データを自動送信する手段と、音声認識にて
    ネット接続要求を認識したときに無線ネット接続を自動
    実行する接続手段と、無線ネット接続にて得た情報を前
    記音声出力手段にて音声出力させる手段と、を備えたこ
    とを特徴とするペット型健康管理支援端末。
  6. 【請求項6】 疑似生物的形態を有するペット型健康管
    理支援端末であって、音声合成又は音声データに基づい
    て音声出力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデ
    ータを直接的に又は付属機器を介して間接的に取得する
    手段と、前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与
    え、利用者から返される情報を検出してしてその回答を
    取得する手段と、無線ネット接続を行って前記バイタル
    データ及び回答データを自動送信する手段と、疑似生物
    的形態における顔若しくはボディの所定箇所に設けられ
    たスイッチが操作されたときに無線ネット接続を自動実
    行する接続手段と、無線ネット接続にて得た情報を前記
    音声出力手段にて音声出力させる手段と、を備えたこと
    を特徴とするペット型健康管理支援端末。
  7. 【請求項7】 疑似生物的形態を有するペット型健康管
    理支援端末であって、音声合成又は音声データに基づい
    て音声出力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデ
    ータを直接的に又は付属機器を介して間接的に取得する
    手段と、前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与
    え、利用者から返される情報を検出してしてその回答を
    取得する手段と、無線ネット接続を行って前記バイタル
    データ及び回答データを自動送信する手段と、前記各質
    問内容について「はい」「いいえ」のいずれが要注意回
    答となるかの情報を保持しており、回答が要注意回答で
    ある場合に、利用者に報知を行う報知手段と、を備えた
    ことを特徴とするペット型健康管理支援端末。
  8. 【請求項8】 疑似生物的形態を有するペット型健康管
    理支援端末であって、音声合成又は音声データに基づい
    て音声出力を行う音声出力手段と、利用者のバイタルデ
    ータを直接的に又は付属機器を介して間接的に取得する
    手段と、一つ又は複数のバイタルデータについて要注意
    となる値を保持しており、利用者のバイタルデータが要
    注意値を越える場合に、利用者に報知を行う報知手段
    と、前記音声出力手段を用いて利用者に質問を与え、利
    用者から返される情報を検出してしてその回答を取得す
    る手段と、無線ネット接続を行って前記バイタルデータ
    及び回答データを自動送信する手段と、を備えたことを
    特徴とするペット型健康管理支援端末。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のペット型健康管理支援
    端末において、質問に対する回答を音声認識手段にて取
    得することを特徴とするペット型健康管理支援端末。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至請求項8のいずれかに記
    載のペット型健康管理支援端末において、音声認識手段
    を備え、質問に対する回答を音声認識手段にて取得する
    ことを特徴とするペット型健康管理支援端末。
  11. 【請求項11】 請求項5又は請求項9又は請求項10
    に記載のペット型健康管理支援端末において、音声認識
    及び音声出力を用いた利用者との会話内容又は質問・回
    答内容から利用者特性情報を取得するようにしたことを
    特徴とするペット型健康管理支援端末。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のペット型健康管理
    支援端末において、利用者特性情報をキーにしてネット
    検索を実行するように構成されたことを特徴とするペッ
    ト型健康管理支援端末。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の健康管理支援システムにおいて、健康管理支援端末
    は、請求項5乃至12のいずれかに記載のペット型健康
    管理支援端末であることを特徴とする健康管理支援シス
    テム。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の健康管理支援システムにおいて、健康管理支援端末
    は、疑似生物的形態を有するペット型健康管理支援端末
    であることを特徴とする健康管理支援システム。
  15. 【請求項15】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項13、又は請求項14のいずれかに記載の
    健康管理支援システムにおいて、栄養に関する専門家側
    に置かれる栄養専門家側情報処理装置がネットワークに
    よって前記サーバに接続され、前記サーバは利用者健康
    関連情報の内容として前記栄養専門家側情報処理装置に
    て入力される摂取カロリー情報を組み入れることを特徴
    とする健康管理支援システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の健康管理支援シス
    テムにおいて、前記サーバに登録された摂取カロリー情
    報が、利用者側に置かれる健康管理支援端末に送信さ
    れ、この健康管理支援端末にて摂取カロリーが音声報告
    されるように構成したことを特徴とする健康管理支援シ
    ステム。
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