JPH10232865A - スペルチェック装置 - Google Patents

スペルチェック装置

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JPH10232865A
JPH10232865A JP9034197A JP3419797A JPH10232865A JP H10232865 A JPH10232865 A JP H10232865A JP 9034197 A JP9034197 A JP 9034197A JP 3419797 A JP3419797 A JP 3419797A JP H10232865 A JPH10232865 A JP H10232865A
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JP
Japan
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word
characters
character string
dictionary
input
Prior art date
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Application number
JP9034197A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nishiguchi
真一 西口
Hisao Kunida
久男 国田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH10232865A publication Critical patent/JPH10232865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペルチェックを行う際に、通常の辞書と照
合するのではスペルの正誤は判定できても、正しいスペ
ルを知ることができない。スペルチェック専用辞書を設
けることで、正しいスペルを候補として表示することが
できるが、スペルチェック専用辞書を構築するのにはコ
ストがかかる。 【解決手段】 通常辞書と、スペルミスを行いやすい文
字をテーブル化したものを用い、入力された文字列を該
テーブルを用いて変換させながら、辞書と照合すること
によって、正しいスペル候補を検索する。また、単語検
索においては、入力文字列の文字数に近いものから優先
的に検索していくために、全体として検索速度が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子辞書、コンピュータ装置
などにおけるスペルチェック機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子化された辞書を用いて、単語そのも
のや文章中に入力されている単語をチェックするスペル
チェック機能が従来から実現されている。例えば、“f
orward”というう単語を入力したい場合に、“f
orword”と誤った綴りを思い浮かべてタイプして
しまった場合、スペルチェック機能により正しい綴りで
ある“forward”が得られるというものである。
【0003】基本的なスペルチェックは入力されている
単語を辞書データ内の全単語とチェック(照合)し、入
力されている単語が辞書内に存在していない場合にはそ
の単語はミススペルとして報知する。
【0004】しかしながら、これでは単に入力単語がミ
ススペルであることがわかるだけで、正しい単語を知る
ことができない。例えば、アルファベットの語尾の方を
入力しまちがえた場合、つまり“note”を“not
o”と入力した場合は、入力された文字列があるべき辞
書位置から前後を見ることによってある程度見当をつけ
ることができるかもしれないが、文字数の多い文字列で
あって、文字列中の前の方の文字を間違えていたりした
場合は、実際の単語と、入力された単語では辞書の位置
がかなり離れていることになり、前後を一覧した程度で
は正しい単語のスペルを確認することはできない。
【0005】これを回避するために、スペルチェック専
用の辞書を用いてスペルチェックを行うことも行われて
いる。間違える可能性のあるものをあらかじめデータ化
しておき、このデータを検索することによって、チェッ
クを行い正しい単語をスペルを表示させるものである。
しかしながら、専用のスペルチェック辞書を設けること
は全体の辞書容量を増加させてしまうことや、専用辞書
の開発にコストがかかるという問題も発生することにな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記方式に対して、通
常の英和辞書データ中の単語を利用して、綴りミスをし
やすい文字の対応を表したテーブルを用いてスペルチェ
ックを行うことにより、低消費メモリでスペルチェック
を行うことができる。
【0007】上記のような綴りミスしやすい文字の対応
を表したテーブルにしたがって、スペルチェックしたい
文字列の一部分を変更しながら英和辞書中の単語と綴り
を比較することによりスペルチェックを行う。
【0008】上記したようにテーブルを用いてスペルチ
ェックを行う場合は、専用辞書を用いることなく、英和
辞書データを使用可能となるので、メモリの消費が少な
いという利点がある一方、テーブルによる変換を行い照
合を行うために、検索時間はあまり向上しない場合があ
る。
【0009】文字列を入力してスペルチェックを行う場
合、スペルミスは発音などから記憶違いをしたりする場
合が多く、eをaとしたりする場合が多い。つまり、文
字列の全体としては文字数は変わらずに間違えることが
多い。5文字の単語であれば4文字〜6文字程度に間違
えると思われる。
【0010】よって本願はさらに検索時間を短縮するこ
とを課題として、検索対象となる単語の文字数と同じ文
字数またはその文字数に近い文字数の単語から優先して
検索していくものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、文字列を入力する入力部と、単語を多数記憶した単
語辞書部と、ミススペルしやすい文字の対応を記憶した
変換テーブルと、前記入力部から入力された文字列を前
記変換テーブルにより変換する単語変換部と、前記単語
変換部により変換された単語を、前記単語辞書部に格納
された単語と照合する辞書照合手段と、前記辞書照合手
段において一致した単語及び該単語情報を出力する出力
部を備えることにより上記課題を解決する。
【0012】本発明の請求項2によれば、前記入力部か
ら入力された文字列の文字数を計数する文字数計数手段
を備え、前記辞書照合手段において、前記文字数計数手
段により計数された入力文字列の文字数と同じ文字数の
単語および該文字数に近い単語から順に検索することに
より上記課題を解決する。
【0013】本発明の請求項3によれば、前記単語辞書
部は単語の文字数ごとに記憶することにより上記課題を
解決する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は本装置の外観図である。
本実施形態においては、タッチパネル式の装置とし、画
面にペンなどで入力することによりスペルチェックを行
うものである。文字入力においても手書き入力や、キー
ボード表示などにより行うことができる。文字入力方法
等は特にこれに限定する必要はない。
【0015】装置1は表示部2とキー3からなる。キー
3は、31の固定キー部分と、表示部2と重なって構成
されている32の可変キー部分とからなる。可変キー部
分32はタッチパネル上に構成され、透過性をもち、表
示部2に様々なキー表示を行うことによって様々なキー
に割り当て可能である。
【0016】図2に本装置のシステム構成を示す。11
はCPUであり、キーの読み込み、画面表示などの入出
力、データの検索などの制御を行う。12はプログラム
ROMであり、各機能のプログラムや辞書データなどの
各種データが格納され、CPU11からの読み出し要求
に応じてデータが読み出される。13はRAMであり、
各種バッファやフラグ、変数等の一時メモリとして、C
PU11に制御されることにより利用される。2は図1
に示す表示部2である液晶パネル、3は図1に示すキー
3である。
【0017】図3は辞書データの概要を示す図である。
図3(A)はスペルチェック専用の検索データを備えた
場合の例である。スペルチェック専用の検索データは膨
大な量となり、その上英和辞書用のデータが必要となる
ために、辞書全体としては大きなものとなる。
【0018】図3(B)は綴りミスしやすい文字の対応
を表したテーブルを備えた場合の例である。この場合、
英和辞書用のデータに加えて、文字の対応テーブルを追
加して備えておけばよいために、全体として小さなもの
となる。
【0019】図4は文字列を入力して、スペルチェック
を行った例である。このように文字列を入力してスペル
チェックを行ってもよいし、入力された文章中の文字列
を指定する方法なども考えられる。文字列の入力方法は
これに限るものではない。
【0020】G1はスペルチェックしたい文字列を入力
し、[検索]キー33などの検索指示を行うことによっ
て、このように検索中となった画面である。G2は候補
の単語が表示された画面である。この例では、入力とし
て“infomation”とし、最初の候補として
“informant”が検索されている。目的の候補
でない場合には、さらに検索指示を行うことによって、
G3の画面となり、次候補の検索が行われる。G4は次
候補の検索結果である。
【0021】図5も同様に入力例である。G5において
スペルチェックしたい文字列を入力、G6で検索指示を
行った場合の画面である。画面には“第1候補範囲 検
索中!”と表示される。第1候補範囲とは入力された文
字列の文字数と同数かそれに近い文字数の範囲である。
この第1候補範囲において、候補が存在しない場合は、
G7に示すように、“第1候補範囲 検索終了 !”の表
示を行う。ここでユーザはさらに、検索指示を行うこと
により、文字数の範囲を広げて検索を継続する。G8は
その場合の表示画面例である。画面には“第2候補範囲
検索中 !”と表示され、検索する範囲を広げてさらに
検索を行う。候補が存在した場合には、G4と同様に候
補の表示を行う。
【0022】以上の処理の流れを図6のフローチャート
において詳述する。ステップS1において、スペルチェ
ックしたい文字列が入力される。入力はキー3から入力
され、RAM13内の入力バッファに記憶され、同時に
表示部2に表示される。
【0023】ステップS2では、[検索]キー33によ
り検索指示がなされると、ステップS1において入力さ
れた入力文字列に完全一致する単語が辞書中に存在する
かどうかを検索する。存在する場合はステップS7へ進
み、一致する単語を候補として表示部2に表示する。な
い場合はステップS3に処理を進める。完全一致する単
語を検索する処理は、テーブルを用いて変換しながら検
索する処理に比べ、はるかに短くすむために、全体の検
索時間を短縮するために先に完全一致検索を行う。
【0024】ステップS3では、入力された文字列の文
字数から、第1候補範囲とする文字数の範囲を決定す
る。一般的に4文字程度であれば±1文字、8文字程度
であれば±2文字、12文字程度で±3文字程度が考え
られる誤差範囲である。この誤差範囲は適宜変更可能で
あり、ユーザの好みなどにより可変できる。
【0025】よって、入力された文字列の文字数を計数
し、第1候補範囲とする文字数範囲を決定する。例え
ば、5文字までは±1、10文字までは±2、15文字
までは±3、それ以上は±4という規則をROM12に
記憶しておき、この判断基準に基づいて決定される。例
えば、7文字の文字列を入力した場合は5文字から9文
字が第1候補範囲とする文字数の範囲となる。
【0026】ステップS4において、辞書から1つの単
語を取り出す。ステップS5で、その取り出した単語が
ステップS3で決定された第1候補範囲の文字数内であ
るかどうか判断する。もし、範囲外であればステップS
8に処理をすすめて、辞書のポインタをインクリメント
し、ステップS4で次の単語を取り出す。もし、範囲内
であれば、ステップS6に処理を進める。
【0027】ステップS6において、辞書から取り出し
た単語が入力文字列の候補であるかどうかを判断する。
ここではテーブルを用いて、入力された文字列を変換し
ながら一致を判断することによって、候補かどうかを判
断する。
【0028】テーブルは綴りミスをしやすい文字の対応
が記憶されている。例えば発音的にミスしやすい“a”
→“e”“o”などである。例えばここで、入力文字列
として、“forword”を入力した場合、“for
word”の2文字目の“o”をテーブルに従って
“a”に変換した“farword”という文字列と比
較する。さらに、5文字目の“o”を“a”に変換した
り、テーブルに従い変換しながらステップS4で取り出
した単語と比較を行う。すべての変換パターンにおい
て、一致しない場合は、取り出した単語は候補でないと
し、ステップS8で辞書ポインタをインクリメントして
ステップS4で次の単語を取り出す。変換した文字列が
ステップS4で取り出した単語と一致した場合、ステッ
プS7に進み、取り出した単語を表示する。
【0029】また、すべての単語を検索しても一致する
候補が存在しない場合は、さらにステップS3で決定さ
れた検索文字数の範囲を増加させる。例えばこの例では
5文字〜9文字が第1候補範囲の文字数であったが、さ
らに1文字ずつ増加させた4文字の単語と10文字の単
語を次に検索する。このように順に文字数の範囲を拡大
しながら検索していくことにより、効率のよい検索が可
能となる。
【0030】第1候補範囲の文字数の検索が終了した時
点で出力部2に第1候補範囲の検索が終了したことを報
知することにより、無駄な検索を行わないようにするこ
とが可能である。
【0031】さらに、図7に示すように単語の文字数ご
とに辞書を構築することにより、さらに検索速度及び検
索効率を上げることが可能となる。この例ではまず7文
字の単語をすべて検索し、次に6文字と8文字、次に5
文字と9文字という順に検索していくことにより効率の
よい検索が可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スペルチェック専用の
辞書を必要としないために、専用辞書の開発コスト、辞
書全体の容量を削減可能となる。また、スペルチェック
する文字列の文字数を考慮した検索を行うために、早く
目的の候補を検索できる可能性が向上し、全体として検
索速度の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における装置の外観図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態における装置のブロック図
である。
【図3】本発明および従来技術の辞書構造の構造例を示
す図である。
【図4】本発明の一実施形態における画面表示例を示す
図である。
【図5】本発明の一実施形態における画面表示例を示す
図である。
【図6】本発明の一実施形態における処理の流れを示す
ブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態における辞書の構造を示す
図である。
【符号の説明】
1 本体 11 CPU 12 ROM 13 RAM 2 表示部 3 キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を入力する入力部と、 単語を多数記憶した単語辞書部と、 ミススペルしやすい文字の対応を記憶した変換テーブル
    と、 前記入力部から入力された文字列を前記変換テーブルに
    より変換する単語変換部と、 前記単語変換部により変換された単語を、前記単語辞書
    部に格納された単語と照合する辞書照合手段と、 前記辞書照合手段において一致した単語及び該単語情報
    を出力する出力部を備えたことを特徴とするスペルチェ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 前記入力部から入力された文字列の文字
    数を計数する文字数計数手段を備え、 前記辞書照合手段において、前記文字数計数手段により
    計数された入力文字列の文字数と同じ文字数の単語およ
    び該文字数に近い単語から順に検索することを特徴とす
    る前記請求項1記載のスペルチェック装置。
  3. 【請求項3】 前記単語辞書部は単語の文字数ごとに記
    憶されていることを特徴とする前記請求項2記載のスペ
    ルチェック装置。
JP9034197A 1997-02-19 1997-02-19 スペルチェック装置 Pending JPH10232865A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356756A (ja) * 1986-08-28 1988-03-11 Sharp Corp コレクト機能付欧文作成装置
JPH03209556A (ja) * 1990-01-11 1991-09-12 Fujitsu Ltd かな対漢字変換装置の辞書格納方式
JPH05334302A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Canon Inc 文書処理方法および装置

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130