JPH10232158A - 液面センサ - Google Patents

液面センサ

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Publication number
JPH10232158A
JPH10232158A JP3520297A JP3520297A JPH10232158A JP H10232158 A JPH10232158 A JP H10232158A JP 3520297 A JP3520297 A JP 3520297A JP 3520297 A JP3520297 A JP 3520297A JP H10232158 A JPH10232158 A JP H10232158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
magnet
photocoupler
level sensor
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3520297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ohata
昌弘 大畑
Toshiaki Sawaguchi
敏明 澤口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP3520297A priority Critical patent/JPH10232158A/ja
Publication of JPH10232158A publication Critical patent/JPH10232158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネット軸の回転量を非接触で検出でき、
長期間の使用でも誤差の生じない信頼性の高い液面セン
サを提供すること。 【解決手段】 マグネット16の回転軸20に検出プレ
ート21を取り付け、この検出プレート21の通過位置
にフォトカプラ23を配置し、フロート2の動きをマグ
ネット14、16を介して回転軸20の回転に変換し、
この回転軸20と共に回転する検出プレート21の回転
をフォトカプラ23で検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液面センサに関
し、詳しくは、据え付け型のタンクに用いられるフロー
ト式の液面センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の自動車のLPタンクに使
用しているタンクユニットの液面センサを示している。
【0003】図5において、レバー1の一端にはフロー
ト2が、他端には重り3が各々取り付けられている。こ
のレバー1の中間には半円形のギヤー4が取り付けられ
ており、このギヤー4にシャフト12に固定された小ギ
ヤー13が噛み合っている。シャフト12の上端には、
第1マグネット14が取り付けられており、この第1マ
グネット14の回転を検出部Aに伝達するようになって
いる。
【0004】検出部Aは、第1マグネット14と相対向
する位置に設けられた第2マグネット16と、表示部に
設けられた巻線抵抗器26と、第2マグネット16の回
転軸20に取り付けられ、巻線抵抗器26に摺接する接
点27とで構成されている。なお、巻線抵抗器26は環
状の巻き板26aとこの巻き板26aに巻かれた抵抗線
26bとで構成されている。
【0005】液面の変化でフロート2が上下動すると、
レバー1を介してギヤー4が回転し、小ギヤー13、シ
ャフト12を介して第1マグネット14が回転し、この
第1マグネット14の回転に追従して第2マグネット1
6が回転し、接点27の位置により巻線抵抗器26の抵
抗値が可変し、リード線24に流れる電流が可変する。
この抵抗値をタンクの液量に変換して警報表示を行うよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の液面センサ
は、接点27と巻線抵抗器26との接触による検出方式
を用いているため、両者間の接触抵抗による検出誤差が
生じやすく、検出の信頼性にかけるという問題がある。
特に、据え付け型の大型タンクに使用した場合、液量の
変化が少ないため接点27と抵抗線26bとの間の動き
が少ないこと、及び自動車のLPGタンクのように移動
およびエンジンによる振動を受けない据え付け型タンク
においては、接点27が長期間同じ位置にあることがあ
り、この場合接触抵抗の増大による影響を受けやすいこ
とにより前記した問題を招き易い。
【0007】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、マグネット軸の回転量を非接触で検出でき、長期間
の使用でも誤差の生じない信頼性の高い液面センサを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、フロートの動きをマグネッ
トの回転に変換し、該マグネットの回転軸の回転量を検
出する液面センサであって、前記回転軸に取り付けられ
た検出プレートと、前記検出プレートの動きを検出する
フォトカプラと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】このため、請求項1記載の発明では、検出
プレートの動きがフォトカプラで非接触で検出され、据
え付け型の大型タンクに長期間使用しても誤動作がな
く、信頼性の高い液面センサが得られる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の液面センサであって、前記フォトカプラは、前記検
出プレートが通過する位置に複数個配置されていること
を特徴とするものである。
【0011】このため、請求項2記載の発明では、フォ
トカプラを複数個配置することにより、任意の液面レベ
ルで段階的に警報を発することができる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の液面センサであって、前記検出プレート
は、円板部の外周に前記フォトカプラを通過する扇形の
突出片が形成された形状であることを特徴とするもので
ある。
【0013】このため、請求項3記載の発明では、扇形
の突出片の中心角を変更することにより、任意の液面レ
ベルで段階的に警報を発することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図5と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0015】図1において、レバー1の一端にはフロー
ト2が、他端には重り3が各々取り付けられている。こ
のレバー1の中間には半円形のギヤー4が取り付けられ
ており、このギヤー4はタンク(図示せず)に固定され
た軸5に回転自在に支持されている。軸5には上方に延
びるパイプ6が取り付けられ、このパイプ6の上端に後
述のような検出部Aが設けられている。
【0016】パイプ6の上端にはフランジ部材7がビス
8で固定され、このフランジ部材7に下ケース10がビ
ス11で固定されている。パイプ6内にはシャフト12
が挿通され、このシャフト12の下端に取り付けられた
小ギヤー13は前記ギヤー4と噛み合っている。シャフ
ト12の上端には、フランジ部材7と下ケース10との
間の空間部9に配置された第1マグネット14が取り付
けられている。
【0017】下ケース10上には上ケース15が取り付
けられている。下ケース10上には、第1マグネット1
4と相対向する位置に第2マグネット16が配置されて
いる。この第2マグネット16はスリーブ状の回転軸1
7に固着され、この回転軸17は下ケース10に固着さ
れた支軸18に回転自在に挿入されている。
【0018】この回転軸17上にスリーブ状の回転軸2
0が固着され、この回転軸20のフランジ20a上に検
出プレート21が溶接により固着されている。この検出
プレート21は、図2乃至図4に示すように、円板部2
1aの外周の一部に扇状の突出片21bが形成された形
状のものである。
【0019】回転軸20の上端には指針22のボス部2
2aが挿入固定されている。この指針22の下部には文
字板25が設けられ、指針22の位置で液量を表示する
ようになっている。
【0020】下ケース10上には、図2乃至図4に示す
ように上記検出プレート21と同心円上であって検出片
21bが通過する位置に3個のフォトカプラ23が取り
付けられている。フォトカプラ23は周知のように発光
素子と受光素子が一体化されたもので、この発光素子と
受光素子との間を突出片21bが通過すると光が遮断さ
れ、リード線24より検出信号を出力するようになって
いる。
【0021】次に作用を説明する。
【0022】液面の変化でフロート2が上下動すると、
レバー1を介してギヤー4が回転し、小ギヤー13、シ
ャフト12を介して第1マグネット14が回転し、この
第1マグネット14の回転に追従して第2マグネット1
6が回転する。第2マグネット16の回転は回転軸17
を介して検出プレート21に伝達され、突出片21bが
フォトカプラ23を遮断するとそのフォトカプラ23の
信号が出力されて警報を発する。
【0023】図示の実施の形態では、フォトカプラ23
を3箇所に設けているので、例えば85%以上、10〜
30%、10%以下の3段階の液面のレベルをランプ等
で警報表示することができるようになっている。どの液
面レベルで警報を発するかは、フォトカプラ23の個数
および位置、あるいは突出片21bの中心角θ(図4参
照)により任意に設定できる。
【0024】以上のように、本実施の形態の液面センサ
は、第2マグネット16の回転軸20に検出プレート2
1を取り付け、この検出プレート21の動きをフォトカ
プラ23で検出するようにしたので、検出部Aの信号出
力部が非接触となり、従来のような接触抵抗の増大とい
う現象がなくなり、振動のない据え付け型の大型タンク
に長期間使用しても誤動作がなく、信頼性の高い液面セ
ンサが得られる。
【0025】また、フォトカプラ23を複数個配置する
ことにより、任意の液面レベルで段階的に警報を発する
ことができ、また、このフォトカプラ23の位置を変更
すれば、警報を発する液面レベルを自由に変更できる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、検出プレートの動きをフォトカプラで非
接触で検出するようにしたので、液量の変化の少ない据
え付け型の大型タンクに長期間使用しても誤動作がな
く、信頼性の高い液面センサが得られる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、フォ
トカプラを複数個配置したので、フォトカプラの個数に
応じた任意の液面レベルで段階的に警報を発することが
できる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、検出
プレートを円板部の外周にフォトカプラを通過する扇形
の突出片が形成された形状としたので、扇形の突出片の
中心角を変更することにより、任意の液面レベルで段階
的に警報を発することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液面センサの実施の形態を示す縦断側
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の液面センサの実施の形態を概念的に示
す斜視図である。
【図4】図3の検出部を概念的に示す平面図である。
【図5】従来の液面センサの斜視図である。
【符号の説明】
2 フロート 14 第1マグネット 16 第2マグネット 20 回転軸 21 検出プレート 21a 円板部 21b 突出片 23 フォトカプラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロートの動きをマグネットの回転に変
    換し、該マグネットの回転軸の回転量を検出する液面セ
    ンサであって、 前記回転軸に取り付けられた検出プレートと、 前記検出プレートの通過位置に配置されたフォトカプラ
    と、 を備えたことを特徴とする液面センサ。
  2. 【請求項2】 前記フォトカプラは、前記検出プレート
    が通過する位置に複数個配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の液面センサ。
  3. 【請求項3】 前記検出プレートは、円板部の外周に前
    記フォトカプラを通過する扇形の突出片が形成された形
    状であることを特徴とする請求項1または2記載の液面
    センサ。
JP3520297A 1997-02-19 1997-02-19 液面センサ Pending JPH10232158A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3520297A JPH10232158A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 液面センサ

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JP3520297A JPH10232158A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 液面センサ

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Publication Number Publication Date
JPH10232158A true JPH10232158A (ja) 1998-09-02

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ID=12435283

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JP3520297A Pending JPH10232158A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 液面センサ

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JP (1) JPH10232158A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030091584A (ko) * 2002-05-28 2003-12-03 주식회사 다임코 무접점 연료게이지의 연료량 측정장치 및 그 측정방법
KR100665031B1 (ko) 2005-03-10 2007-01-04 손흥수 차량 연료량 측정장치
CN108957989A (zh) * 2018-07-13 2018-12-07 安徽吉乃尔电器科技有限公司 一种墨液量自动提醒的电子照相成像设备

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