JP3746683B2 - 流量計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水の使用量を計測する流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
流量計においては、検定有効期間が計量法で8年と定められているため、8年間は、流量計をメンテナンスすることができない。従って、8年以上、流量計内に設けられた電子回路部を動作させるために必要な容量の電池が必要である。このため、従来のマイコン/電池技術では、約15〜17mm直径の円筒缶をなす電池が2本必要である。
【0003】
また、羽根車の回転数を検知する磁気センサは、羽根車最上部に設けられた永久磁石になるべく近く、その感磁面を配置することによって、所要の回転磁界検出性能を達成する。さらに、水の使用量を表示する表示部は、検針員が目視で検針する都合から、流量計である水道メータの最上部に位置する必要がある。
【0004】
従って、電子回路部は、必然的に水道メータの最下部に磁気センサ、水道メータの最上部に表示部である液晶表示器(以下、LCDと称する。)、水道メータの中間に電池を配置する構成となり、水道メータの中間には最低でも電池の直径を収納できる空間が必要となる。
【0005】
一方、流量計は、その設置環境から電子回路部を保護する構造が必要であり、特に水没した状態で検定有効期間の8年間使用されることが想定されるので、水没の影響を直接受けることのないように、電子回路部を収納するための密閉構造が必要となる。
【0006】
図3は従来の流量計の構成を示す図である。図3に示す流量計において、磁気センサ101及び2本の電池102は回路基板103に実装され、もう一方の回路基板104にはLCD105、外部へ接続されるケーブル電極106及びその他の電子部品が実装され、これらの回路基板103,104のそれぞれは、下部殻体107に支持されている。この下部殻体107に被さるように上部殻体108が設けられており、上部殻体108の上面には、Oリング109を受ける溝と透視ガラス110を受けて位置を固定するための段差面とが形成されている。
【0007】
このようにして組み立てられた電子回路部は、有底筒体121に収納され、枠体122が有底筒体121の上部を覆い、有底筒体121及びケーブル電極一体の透視ガラス110との間にはOリング123とOリング124が装着されている。
【0008】
一方、上記有底筒体121及び枠体122の外側には、例えば合成樹脂で成形された保護枠体131及び132が溶着部133で接合されることによって、有底筒体121及び枠体122を覆うと同時に、上記Oリング109,123,124に所要の圧力を加えることによって密閉構造を形成している。
【0009】
また、保護枠体132に形成されたケーブル電極106周囲の空間には、保護枠体132、枠体122と親和性のある接着剤を充填することによって水没時の電飾を防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の流量計にあっては、磁気センサ101と2本の電池102を実装する回路基板103と、LCD105、ケーブル電極106及びその他の電子部品を実装する回路基板104との2枚の回路基板が必要となり、この2枚の回路基板の間を信号線141で接続し、かつ下部殻体107に取り付ける構成となっていた。このため、組立に手間がかかるだけでなく、磁気センサ101の感磁面と羽根車142に取り付けられた永久磁石143との距離は、極力近いことが要求されるにもかかわらず、組立誤差が重なった場合には、感磁面と永久磁石143との距離が隔たって、所要の回転磁界検出機能を達成できないこともある。
【0011】
また、水の使用量を算出するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する。)は、汎用マイコンを使い、タイマ割込みとポート出力を駆使して磁気センサ101の駆動/サンプリング、LCD表示、パルス出力、通信の機能を実現している。しかし、この方式にあっては、ソフトウェアの動作停止時間を確保しにくいので、電池1本で10年間動作可能な低消費電流化は、実現できない。
【0012】
また、組み立てる部材が多いために材料費もかさみ、手間のかかる組立では加工費もかさむため、コストダウンも困難である。
【0013】
さらに、Oリングによる封止箇所が3箇所と多く、かつOリングを圧縮するための圧力は、合成樹脂で形成された保護枠体131と保護枠体132との溶着によっているので、合成樹脂の吸湿及び環境温度の変化による経年劣化によって、圧力の低下をきたす恐れがある。このため、封止性能の信頼性を改善する必要があった。
【0014】
本発明は、低消費電流化を実現することができる流量計を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の流量計は、水の使用量に比例して回転する羽根車と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知センサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、この表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給する電池とを備えた流量計において、前記制御部は、高速クロック又は低速クロックで処理を実行し、前記羽根車の回転速度が所定値を越えた場合にクロック切替信号を出力するマイコンコアと、高速クロックと低速クロックとを発振可能な発振手段と、前記マイコンコアからの前記クロック切替信号に基づき前記発振手段の高速クロックと低速クロックとの切替を瞬時に行うクロック制御手段とを有し、前記羽根車の回転速度に見合った周期を発生する自動周期切替手段と、前記計量パルスを測定し、測定された計量パルスに基づく前記羽根車の回転速度に見合った間欠電源パルス供給周期を前記自動周期切替手段に書き込むタイマと、を有することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、クロック制御手段がマイコンコアからのクロック切替信号によって、低速クロックから高速クロックにウェイト時間無しに切替えることができ、流量計としての計量又は通信のリアルタイム性を確保できると同時に、マイコンコアが高速で処理するから、マイコンコアが処理を停止している時間をより多く確保できるので、低消費電流化に大きく寄与できる流量計を提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の流量計の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は実施の形態の流量計の構成を示す図である。図2は実施の形態の流量計に設けられたマイコンの詳細な構成を示す図である。
【0018】
流量計は、図1に示すように、水の使用量に比例して回転する羽根車5と、この羽根車5の回転軸上端に取付けられた永久磁石6と、この永久磁石6の回転磁界を検出して水の使用量に比例した計量パルスを発生する磁気センサ4(本発明の検知センサに対応)と、この磁気センサ4からの計量パルスに基づき水の使用量を算出するマイコン1(本発明の制御部に対応)と、算出された水の使用量を表示するLCD2(本発明の表示部に対応)と、マイコン1、LCD2等の電子回路部に電源を供給する電池3とを有して構成されている。
【0019】
また、図1に示す流量計において、マイコン1、LCD2、電池3、ケーブル電極16、センサ電極20及びその他の電子部品等の一体の電子回路部を実装する回路基板19が設けられている。この回路基板19の上面にはLCD2、ケーブル電極16を支持する上部支持殻体27が配置されている。この上部支持殻体27ごと半田フロー層に流すことで、LCD2、ケーブル電極16が回路基板19に半田接合される。
【0020】
一方、回路基板19の下面には磁気センサ4及びセンサ電極20を支持する下部支持殻体26が配置されている。磁気センサ4及びセンサ電極20は、予めインサート成型または圧入により所定の位置に配置されている。すなわち、磁気センサ4は、下部支持殻体26の底面で且つ永久磁石6と対向する位置に配置され、センサ電極20は、磁気センサ4と回路基板19とを接続するように配置されている。下部支持殻体26ごと半田フロー層に流すことで、磁気センサ4及びセンサ電極20が回路基板19に半田接合される。この時、磁気センサ4のプラスチックモールド部にある感磁面は、下部支持殻体26の底面と同一面に位置する。電池3の支持構造は、下部支持殻体26内部の空間にあり、電池3を下部支持殻体26の上部の開口部からはめ込む形で固着する。
【0021】
また、回路基板19と上部支持殻体27と下部支持殻体26とは有底筒体11に収納されており、この有底筒体11は、その上部に広口に形成された段差面12を有し、この段差面12には気密保持用弾性体を構成するOリング13が配置されている。
【0022】
このOリング13を押圧するように、広口に形成された有底筒体11の開口部には、穴あきの透視ガラス14がはめこまれており、この透視ガラス14を押圧するように有底筒体11の開口端部の周囲には、複数の折り爪15が形成されている。このため、Oリング13を介して透視ガラス14を押圧せしめられた上で有底筒体11の開口端部に形成された折り爪15を折り曲げることにより、Oリング13及び透視ガラス14が有底筒体11に固着されている。有底筒体11は、例えば、合成樹脂で形成された上部側の保護枠体22及び下部側の保護枠体23により覆われている。
【0023】
また、透視ガラス14には複数個の穴(例えば4個)が形成されており、この複数個の穴に対応して設けられた複数個の中空パイプ形状のケーブル電極16は、回路基板19に実装され、透視ガラス14の穴から突出している。複数本の心線24aが耐熱樹脂鎖で所要ピッチに形成されたケーブル24は、ケーブル電極16のパイプ部に差込まれて半田付けなどの接合を施されて上記電子回路部と電気的な接続を行うようになっている。
【0024】
接着剤25は、透視ガラス14上面で、ケーブル電極16と心線24aの半田接合部(本発明の接続部に対応)とケーブル24の一部を所要の体積で覆うことでケーブル接続構造を形成するようになっている。
【0025】
以上のように構成された流量計によれば、磁気センサ4を下部支持殻体26の底面に組立誤差なく配置できるので、回転磁界検出性能を常に良好に確保できる。また、下部支持殻体26を設けたことで磁気センサ4を配置するための基板を省略でき、上部支持殻体27を設けたことで、部品の保持が可能となるので、半田フロー層を利用でき、材料費、加工費ともより安価にすることができる。
【0026】
また、有底筒体11の開口部にOリング13を押圧するように透視ガラス14が填め込まれ、有底筒体11の開口端部の周囲に複数設けられた折り爪15が透視ガラス14を押さえ、且つ接着剤25によるケーブル接続構造が相俟って電子回路部内の気密を保持できる。
【0027】
また、接着剤25により、透視ガラス14と心線24aの半田接合部との密着を維持できるので、水没環境でも8年以上、水の拡散による電飾などの弊害を防止できる。
【0028】
従って、封止性能の信頼性を改善すると共に、回転磁界検出性能を常に良好に確保でき、より少ない部材で簡単に組み立てられる安価な流量計を提供することができる。
【0029】
次に、図2を参照してマイコン1の詳細を説明する。マイコン1には、LCD2、電池3及び磁気センサ4が電気的に接続されている。マイコン1は、磁気センサ4の出力する計量パルスから水の使用量などを演算し、LCD2に表示させる。なお、マイコン1、LCD2及び磁気センサ4は電池3の供給する電圧により動作するようになっている。
【0030】
マイコン1は、間欠電源パルス供給手段31、自動周期切替手段32、シリアル通信制御手段33、マーク信号検出手段34、LCD制御手段35、多重割込制御手段36、クロック制御手段37、発振手段38、汎用タイマ39、ウォッチドッグタイマ40、マイコンコア41、リードオンリーメモリ(以下、ROMと称する。)42、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する。)43を有して構成されている。
【0031】
自動周期切替手段32は、羽根車5の回転速度に見合った周期を発生し、その周期を間欠電源パルス供給手段31に供給する。間欠電源パルス供給手段31は、自動周期切替手段32に指示される周期で、磁気センサ4に間欠の電源パルスを与える。
【0032】
マイコンコア41は、多重割込制御手段36の制御のもとに、磁気センサ4からの計量パルスを割込みで水の使用量に変換し、変換された水の使用量を、表示すべきタイミングを図りながら、LCD制御手段35に出力する。LCD制御手段35は、水の使用量をLCD2に表示させる。
【0033】
また、汎用タイマ39は、計量パルスを測定し、測定された計量パルスに基づく回転速度に見合った間欠電源パルス供給周期を自動周期切替手段32に書込む。これにより、間欠電源パルス供給手段31は、常に羽根車5の回転速度に見合った電源パルスを磁気センサ4に供給することができる。従って、水の使用量が少ない場合には、間欠電源パルス供給周期も長くなり、電池3の消耗を押さえることができる。
【0034】
また、マーク信号検出手段34は、通信ライン上の電文の先頭に付加されるマーク信号を検出し、マーク信号を検出した場合には、シリアル通信制御手段33に受信の起動をかける。マイコンコア41は、多重割込制御手段36の制御のもとに電文を割込みでシリアル通信制御手段33を介して受信する。マイコンコア41は、電文の受信が完了した場合には、返送すべき電文を編集し、多重割込制御手段36の制御のもとに電文を割込みで、シリアル通信制御手段34から送信する。計量パルス、電文の受信/送信で発生する割込み要因は、多重割込制御手段36に優先順位付けされてマイコンコア41で処理される。
【0035】
また、発振手段38は、高速クロックと低速クロックとのそれぞれのクロックを発振する。マイコンコア41は、発振手段38の高速クロック又は低速クロックで処理を実行し、羽根車5の回転速度がある値を超えた場合、又は通信ラインのマーク信号を検出した場合などに、クロック制御手段37にクロック切替信号を出力する。
【0036】
クロック制御手段37は、マイコンコア41からのクロック切替信号によって、低速クロックから高速クロックにウェイト時間無しに切替える。従来の一般的なマイコンでは、低速クロックから高速クロックに切り替えて高速クロックの発振が安定するまでのウェイト時間が約200msであったが、実施の形態のマイコン1、クロック制御手段37及び発振手段38によれば、ウェイト時間が数nsである。これにより、流量計としての計量または通信のリアルタイム性を確保できると同時に、マイコンコア41が高速で処理するから、マイコンコア41が処理を停止している時間をより多く確保できるので、低消費電流化に大きく寄与できる。
【0037】
なお、このようなマイコン1としては、例えば、NEC製マイコンμPD780957又はμPD780958を用いるのが好ましい。
【0038】
また、ウォッチドッグタイマ40は、周期的に動作するマイコンコア41の処理でタイムアウトにならないようにクリアされる。ウォッチドッグタイマ40は、予めタイムアウトの時間が設定され、マイコンコア41の処理が暴走し、予め設定されたタイムアウトの時間を過ぎると、マイコン1にリセットをかける。リセット時には、マイコンコア41は、少くともRAM43に書込まれている水の使用量とその変換乗数が保存された状態で、リセットが起きたものかどうかを判断して、周期的な処理に移行する。
【0039】
マイコンコア41の処理には周期的な処理と割込み処理があり、周期的な処理を行いながら外的要因で発生する割り込み処理を都度行っている。これらの処理の手続はROM42に不揮発情報として予め記録されている。
【0040】
汎用タイマ39は、受信電文又は送信電文のタイムオーバ、マーク信号の検出のための周期的監視、送信電文のマーク時間の生成などを行うために、時間間隔の発生源として使用される。
【0041】
このように、実施の形態の流量計に設けられたマイコン1によれば、クロック制御手段37が、マイコンコア41からのクロック切替信号によって、低速クロックから高速クロックにウェイト時間無しに切替えることができ、流量計としての計量又は通信のリアルタイム性を確保できると同時に、マイコンコア41が高速で処理するから、マイコンコア41が処理を停止している時間をより多く確保できるので、低消費電流化に大きく寄与できる流量計を提供できる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、低消費電流化を実現することができる流量計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の流量計の構成を示す図である。
【図2】実施の形態の流量計に設けられたマイコンの詳細な構成を示す図である。
【図3】従来の流量計の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…マイコン、2…LCD、3…電池、4…磁気センサ、5…羽根車、6…永久磁石、11…有底筒体、12…段差面、13…Oリング、14…透視ガラス、15…折り爪、16…ケーブル電極、19…回路基板、20…センサ電極、22,23…保護枠体、24…ケーブル、24a…心線、25…接着剤、26…下部支持殻体、27…上部支持殻体、31…間欠電源パルス供給手段、32…自動周期切替手段、33…シリアル通信制御手段、34…マーク信号検出手段、35…LCD制御手段、36…多重割込制御手段、37…クロック制御手段、38…発振手段、39…汎用タイマ、40…ウォッチドッグタイマ、41…マイコンコア、42…ROM、43…RAM。
Claims (3)
- 水の使用量に比例して回転する羽根車と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知センサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、この表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給する電池とを備えた流量計において、
前記制御部は、高速クロック又は低速クロックで処理を実行し、前記羽根車の回転速度が所定値を越えた場合にクロック切替信号を出力するマイコンコアと、高速クロックと低速クロックとを発振可能な発振手段と、前記マイコンコアからの前記クロック切替信号に基づき前記発振手段の高速クロックと低速クロックとの切替を瞬時に行うクロック制御手段とを有し、
前記羽根車の回転速度に見合った周期を発生する自動周期切替手段と、
前記計量パルスを測定し、測定された計量パルスに基づく前記羽根車の回転速度に見合った間欠電源パルス供給周期を前記自動周期切替手段に書き込むタイマと、
を有することを特徴とする流量計。 - 前記自動周期切替手段から指示される間欠電源パルス供給周期で、前記検知センサに間欠電源パルスを供給する間欠電源パルス供給手段を有することを特徴とする請求項1記載の流量計。
- 水の使用量に比例して回転する羽根車と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知センサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、この表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給する電池とを備えた流量計において、
前記制御部は、高速クロック又は低速クロックで処理を実行し、前記羽根車の回転速度が所定値を越えた場合にクロック切替信号を出力するマイコンコアと、高速クロックと低速クロックとを発振可能な発振手段と、前記マイコンコアからの前記クロック切替信号に基づき前記発振手段の高速クロックと低速クロックとの切替を瞬時に行うクロック制御手段とを有し、
前記計量パルス、電文の受信/送信で発生する割込み要因が優先順位付けされ該割込み要因により多重割込みを制御する多重割込制御手段と、
前記多重割込制御手段の制御により前記電文を割り込みで送信/受信するデータ伝送手段と、
を有することを特徴とする流量計。
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