JP2002257605A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2002257605A
JP2002257605A JP2001057095A JP2001057095A JP2002257605A JP 2002257605 A JP2002257605 A JP 2002257605A JP 2001057095 A JP2001057095 A JP 2001057095A JP 2001057095 A JP2001057095 A JP 2001057095A JP 2002257605 A JP2002257605 A JP 2002257605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封止性能の信頼性を改善すると共に、回転磁
界検出性能を常に良好に確保でき、より少ない部材で簡
単に組み立てられる安価な流量計を提供する。 【解決手段】 羽根車5の回転軸上端に取付けられた永
久磁石6の回転磁界を検出して水の使用量に比例した計
量パルスを発生する磁気センサ4と、磁気センサ4から
の計量パルスに基づき水の使用量を算出するマイコン1
と、算出された水の使用量を表示するLCD2と、LC
D2とマイコン1とを含む電子回路部に電源を供給する
電池3とを備えるとともに、電子回路部を実装する回路
基板19と、回路基板19の上面に位置してLCD2を
支持する上部支持殻体27と、回路基板19の下面に位
置して磁気センサ4及びセンサ電極20を支持する下部
支持殻体26と、回路基板19と上部支持殻体27と下
部支持殻体26を収納する有底筒体11とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水の使用量を計測
する流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】流量計においては、検定有効期間が計量
法で8年と定められているため、8年間は、流量計をメ
ンテナンスすることができない。従って、8年以上、流
量計内に設けられた電子回路部を動作させるために必要
な容量の電池が必要である。このため、従来のマイコン
/電池技術では、約15〜17mm直径の円筒缶をなす
電池が2本必要である。
【0003】また、羽根車の回転数を検知する磁気セン
サは、羽根車最上部に設けられた永久磁石になるべく近
く、その感磁面を配置することによって、所要の回転磁
界検出性能を達成する。さらに、水の使用量を表示する
表示部は、検針員が目視で検針する都合から、流量計で
ある水道メータの最上部に位置する必要がある。
【0004】従って、電子回路部は、必然的に水道メー
タの最下部に磁気センサ、水道メータの最上部に表示部
である液晶表示器(以下、LCDと称する。)、水道メ
ータの中間に電池を配置する構成となり、水道メータの
中間には最低でも電池の直径を収納できる空間が必要と
なる。
【0005】一方、流量計は、その設置環境から電子回
路部を保護する構造が必要であり、特に水没した状態で
検定有効期間の8年間使用されることが想定されるの
で、水没の影響を直接受けることのないように、電子回
路部を収納するための密閉構造が必要となる。
【0006】図3は従来の流量計の構成を示す図であ
る。図3に示す流量計において、磁気センサ101及び
2本の電池102は回路基板103に実装され、もう一
方の回路基板104にはLCD105、外部へ接続され
るケーブル電極106及びその他の電子部品が実装さ
れ、これらの回路基板103,104のそれぞれは、下
部殻体107に支持されている。この下部殻体107に
被さるように上部殻体108が設けられており、上部殻
体108の上面には、Oリング109を受ける溝と透視
ガラス110を受けて位置を固定するための段差面とが
形成されている。
【0007】このようにして組み立てられた電子回路部
は、有底筒体121に収納され、枠体122が有底筒体
121の上部を覆い、有底筒体121及びケーブル電極
一体の透視ガラス110との間にはOリング123とO
リング124が装着されている。
【0008】一方、上記有底筒体121及び枠体122
の外側には、例えば合成樹脂で成形された保護枠体13
1及び132が溶着部133で接合されることによっ
て、有底筒体121及び枠体122を覆うと同時に、上
記Oリング109,123,124に所要の圧力を加え
ることによって密閉構造を形成している。
【0009】また、保護枠体132に形成されたケーブ
ル電極106周囲の空間には、保護枠体132、枠体1
22と親和性のある接着剤を充填することによって水没
時の電飾を防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の流量計にあっては、磁気センサ101と2本の電池
102を実装する回路基板103と、LCD105、ケ
ーブル電極106及びその他の電子部品を実装する回路
基板104との2枚の回路基板が必要となり、この2枚
の回路基板の間を信号線141で接続し、かつ下部殻体
107に取り付ける構成となっていた。このため、組立
に手間がかかるだけでなく、磁気センサ101の感磁面
と羽根車142に取り付けられた永久磁石143との距
離は、極力近いことが要求されるにもかかわらず、組立
誤差が重なった場合には、感磁面と永久磁石143との
距離が隔たって、所要の回転磁界検出機能を達成できな
いこともある。
【0011】また、水の使用量を算出するマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンと称する。)は、汎用マイコ
ンを使い、タイマ割込みとポート出力を駆使して磁気セ
ンサ101の駆動/サンプリング、LCD表示、パルス
出力、通信の機能を実現している。しかし、この方式に
あっては、ソフトウェアの動作停止時間を確保しにくい
ので、電池1本で10年間動作可能な低消費電流化は、
実現できない。
【0012】また、組み立てる部材が多いために材料費
もかさみ、手間のかかる組立では加工費もかさむため、
コストダウンも困難である。
【0013】さらに、Oリングによる封止箇所が3箇所
と多く、かつOリングを圧縮するための圧力は、合成樹
脂で形成された保護枠体131と保護枠体132との溶
着によっているので、合成樹脂の吸湿及び環境温度の変
化による経年劣化によって、圧力の低下をきたす恐れが
ある。このため、封止性能の信頼性を改善する必要があ
った。
【0014】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、封止性能の信頼性を改善
すると共に、回転磁界検出性能を常に良好に確保でき、
より少ない部材で簡単に組み立てられる安価な流量計を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の流量計は、水の使用量に比例して回転する
羽根車と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久
磁石と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量
に比例した計量パルスを発生する検知センサと、この検
知センサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出す
る制御部と、算出された水の使用量を表示する表示部
と、この表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源
を供給する電池とを備えた流量計において、前記電子回
路部を実装する回路基板と、この回路基板の上面に位置
して前記表示部を支持する上部支持殻体と、前記回路基
板の下面に位置して前記検知センサ及び検知センサ用の
センサ電極を支持する下部支持殻体と、前記回路基板と
前記上部支持殻体と前記下部支持殻体を収納する有底筒
体とを有することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、検知センサを下部支持
殻体の底面に組立誤差無く配置できるので、回転磁界検
出性能を常に良好に確保できる。また、下部支持殻体を
設けたことで、磁気センサを配置するための基板を省略
でき、上部支持殻体を設けたことで、部品の保持が可能
となるので、半田フロー層を利用でき、材料費、加工費
ともより安価にすることができる流量計を提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の流量計の実施の形
態を図面を用いて詳細に説明する。図1は実施の形態の
流量計の構成を示す図である。図2は実施の形態の流量
計に設けられたマイコンの詳細な構成を示す図である。
【0018】流量計は、図1に示すように、水の使用量
に比例して回転する羽根車5と、この羽根車5の回転軸
上端に取付けられた永久磁石6と、この永久磁石6の回
転磁界を検出して水の使用量に比例した計量パルスを発
生する磁気センサ4(本発明の検知センサに対応)と、
この磁気センサ4からの計量パルスに基づき水の使用量
を算出するマイコン1(本発明の制御部に対応)と、算
出された水の使用量を表示するLCD2(本発明の表示
部に対応)と、マイコン1、LCD2等の電子回路部に
電源を供給する電池3とを有して構成されている。
【0019】また、図1に示す流量計において、マイコ
ン1、LCD2、電池3、ケーブル電極16、センサ電
極20及びその他の電子部品等の一体の電子回路部を実
装する回路基板19が設けられている。この回路基板1
9の上面にはLCD2、ケーブル電極16を支持する上
部支持殻体27が配置されている。この上部支持殻体2
7ごと半田フロー層に流すことで、LCD2、ケーブル
電極16が回路基板19に半田接合される。
【0020】一方、回路基板19の下面には磁気センサ
4及びセンサ電極20を支持する下部支持殻体26が配
置されている。磁気センサ4及びセンサ電極20は、予
めインサート成型または圧入により所定の位置に配置さ
れている。すなわち、磁気センサ4は、下部支持殻体2
6の底面で且つ永久磁石6と対向する位置に配置され、
センサ電極20は、磁気センサ4と回路基板19とを接
続するように配置されている。下部支持殻体26ごと半
田フロー層に流すことで、磁気センサ4及びセンサ電極
20が回路基板19に半田接合される。この時、磁気セ
ンサ4のプラスチックモールド部にある感磁面は、下部
支持殻体26の底面と同一面に位置する。電池3の支持
構造は、下部支持殻体26内部の空間にあり、電池3を
下部支持殻体26の上部の開口部からはめ込む形で固着
する。
【0021】また、回路基板19と上部支持殻体27と
下部支持殻体26とは有底筒体11に収納されており、
この有底筒体11は、その上部に広口に形成された段差
面12を有し、この段差面12には気密保持用弾性体を
構成するOリング13が配置されている。
【0022】このOリング13を押圧するように、広口
に形成された有底筒体11の開口部には、穴あきの透視
ガラス14がはめこまれており、この透視ガラス14を
押圧するように有底筒体11の開口端部の周囲には、複
数の折り爪15が形成されている。このため、Oリング
13を介して透視ガラス14を押圧せしめられた上で有
底筒体11の開口端部に形成された折り爪15を折り曲
げることにより、Oリング13及び透視ガラス14が有
底筒体11に固着されている。有底筒体11は、例え
ば、合成樹脂で形成された上部側の保護枠体22及び下
部側の保護枠体23により覆われている。
【0023】また、透視ガラス14には複数個の穴(例
えば4個)が形成されており、この複数個の穴に対応し
て設けられた複数個の中空パイプ形状のケーブル電極1
6は、回路基板19に実装され、透視ガラス14の穴か
ら突出している。複数本の心線24aが耐熱樹脂鎖で所
要ピッチに形成されたケーブル24は、ケーブル電極1
6のパイプ部に差込まれて半田付けなどの接合を施され
て上記電子回路部と電気的な接続を行うようになってい
る。
【0024】接着剤25は、透視ガラス14上面で、ケ
ーブル電極16と心線24aの半田接合部(本発明の接
続部に対応)とケーブル24の一部を所要の体積で覆う
ことでケーブル接続構造を形成するようになっている。
【0025】以上のように構成された流量計によれば、
磁気センサ4を下部支持殻体26の底面に組立誤差なく
配置できるので、回転磁界検出性能を常に良好に確保で
きる。また、下部支持殻体26を設けたことで磁気セン
サ4を配置するための基板を省略でき、上部支持殻体2
7を設けたことで、部品の保持が可能となるので、半田
フロー層を利用でき、材料費、加工費ともより安価にす
ることができる。
【0026】また、有底筒体11の開口部にOリング1
3を押圧するように透視ガラス14が填め込まれ、有底
筒体11の開口端部の周囲に複数設けられた折り爪15
が透視ガラス14を押さえ、且つ接着剤25によるケー
ブル接続構造が相俟って電子回路部内の気密を保持でき
る。
【0027】また、接着剤25により、透視ガラス14
と心線24aの半田接合部との密着を維持できるので、
水没環境でも8年以上、水の拡散による電飾などの弊害
を防止できる。
【0028】従って、封止性能の信頼性を改善すると共
に、回転磁界検出性能を常に良好に確保でき、より少な
い部材で簡単に組み立てられる安価な流量計を提供する
ことができる。
【0029】次に、図2を参照してマイコン1の詳細を
説明する。マイコン1には、LCD2、電池3及び磁気
センサ4が電気的に接続されている。マイコン1は、磁
気センサ4の出力する計量パルスから水の使用量などを
演算し、LCD2に表示させる。なお、マイコン1、L
CD2及び磁気センサ4は電池3の供給する電圧により
動作するようになっている。
【0030】マイコン1は、間欠電源パルス供給手段3
1、自動周期切替手段32、シリアル通信制御手段3
3、マーク信号検出手段34、LCD制御手段35、多
重割込制御手段36、クロック制御手段37、発振手段
38、汎用タイマ39、ウォッチドッグタイマ40、マ
イコンコア41、リードオンリーメモリ(以下、ROM
と称する。)42、ランダムアクセスメモリ(以下、R
AMと称する。)43を有して構成されている。
【0031】自動周期切替手段32は、羽根車5の回転
速度に見合った周期を発生し、その周期を間欠電源パル
ス供給手段31に供給する。間欠電源パルス供給手段3
1は、自動周期切替手段32に指示される周期で、磁気
センサ4に間欠の電源パルスを与える。
【0032】マイコンコア41は、多重割込制御手段3
6の制御のもとに、磁気センサ4からの計量パルスを割
込みで水の使用量に変換し、変換された水の使用量を、
表示すべきタイミングを図りながら、LCD制御手段3
5に出力する。LCD制御手段35は、水の使用量をL
CD2に表示させる。
【0033】また、汎用タイマ39は、計量パルスを測
定し、測定された計量パルスに基づく回転速度に見合っ
た間欠電源パルス供給周期を自動周期切替手段32に書
込む。これにより、間欠電源パルス供給手段31は、常
に羽根車5の回転速度に見合った電源パルスを磁気セン
サ4に供給することができる。従って、水の使用量が少
ない場合には、間欠電源パルス供給周期も長くなり、電
池3の消耗を押さえることができる。
【0034】また、マーク信号検出手段34は、通信ラ
イン上の電文の先頭に付加されるマーク信号を検出し、
マーク信号を検出した場合には、シリアル通信制御手段
33に受信の起動をかける。マイコンコア41は、多重
割込制御手段36の制御のもとに電文を割込みでシリア
ル通信制御手段33を介して受信する。マイコンコア4
1は、電文の受信が完了した場合には、返送すべき電文
を編集し、多重割込制御手段36の制御のもとに電文を
割込みで、シリアル通信制御手段34から送信する。計
量パルス、電文の受信/送信で発生する割込み要因は、
多重割込制御手段36に優先順位付けされてマイコンコ
ア41で処理される。
【0035】また、発振手段38は、高速クロックと低
速クロックとのそれぞれのクロックを発振する。マイコ
ンコア41は、発振手段38の高速クロック又は低速ク
ロックで処理を実行し、羽根車5の回転速度がある値を
超えた場合、又は通信ラインのマーク信号を検出した場
合などに、クロック制御手段37にクロック切替信号を
出力する。
【0036】クロック制御手段37は、マイコンコア4
1からのクロック切替信号によって、低速クロックから
高速クロックにウェイト時間無しに切替える。従来の一
般的なマイコンでは、低速クロックから高速クロックに
切り替えて高速クロックの発振が安定するまでのウェイ
ト時間が約200msであったが、実施の形態のマイコ
ン1、クロック制御手段37及び発振手段38によれ
ば、ウェイト時間が数nsである。これにより、流量計
としての計量または通信のリアルタイム性を確保できる
と同時に、マイコンコア41が高速で処理するから、マ
イコンコア41が処理を停止している時間をより多く確
保できるので、低消費電流化に大きく寄与できる。
【0037】なお、このようなマイコン1としては、例
えば、NEC製マイコンμPD780957又はμPD
780958を用いるのが好ましい。
【0038】また、ウォッチドッグタイマ40は、周期
的に動作するマイコンコア41の処理でタイムアウトに
ならないようにクリアされる。ウォッチドッグタイマ4
0は、予めタイムアウトの時間が設定され、マイコンコ
ア41の処理が暴走し、予め設定されたタイムアウトの
時間を過ぎると、マイコン1にリセットをかける。リセ
ット時には、マイコンコア41は、少くともRAM43
に書込まれている水の使用量とその変換乗数が保存され
た状態で、リセットが起きたものかどうかを判断して、
周期的な処理に移行する。
【0039】マイコンコア41の処理には周期的な処理
と割込み処理があり、周期的な処理を行いながら外的要
因で発生する割り込み処理を都度行っている。これらの
処理の手続はROM42に不揮発情報として予め記録さ
れている。
【0040】汎用タイマ39は、受信電文又は送信電文
のタイムオーバ、マーク信号の検出のための周期的監
視、送信電文のマーク時間の生成などを行うために、時
間間隔の発生源として使用される。
【0041】このように、実施の形態の流量計に設けら
れたマイコン1によれば、クロック制御手段37が、マ
イコンコア41からのクロック切替信号によって、低速
クロックから高速クロックにウェイト時間無しに切替え
ることができ、流量計としての計量又は通信のリアルタ
イム性を確保できると同時に、マイコンコア41が高速
で処理するから、マイコンコア41が処理を停止してい
る時間をより多く確保できるので、低消費電流化に大き
く寄与できる流量計を提供できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
封止性能の信頼性を改善すると共に、回転磁界検出性能
を常に良好に確保でき、より少ない部材で簡単に組み立
てられる安価な流量計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の流量計の構成を示す図である。
【図2】実施の形態の流量計に設けられたマイコンの詳
細な構成を示す図である。
【図3】従来の流量計の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…マイコン、2…LCD、3…電池、4…磁気セン
サ、5…羽根車、6…永久磁石、11…有底筒体、12
…段差面、13…Oリング、14…透視ガラス、15…
折り爪、16…ケーブル電極、19…回路基板、20…
センサ電極、22,23…保護枠体、24…ケーブル、
24a…心線、25…接着剤、26…下部支持殻体、2
7…上部支持殻体、31…間欠電源パルス供給手段、3
2…自動周期切替手段、33…シリアル通信制御手段、
34…マーク信号検出手段、35…LCD制御手段、3
6…多重割込制御手段、37…クロック制御手段、38
…発振手段、39…汎用タイマ、40…ウォッチドッグ
タイマ、41…マイコンコア、42…ROM、43…R
AM。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の使用量に比例して回転する羽根車
    と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石
    と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比
    例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知セ
    ンサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制
    御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、こ
    の表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給
    する電池とを備えた流量計において、 前記電子回路部を実装する回路基板と、この回路基板の
    上面に位置して前記表示部を支持する上部支持殻体と、
    前記回路基板の下面に位置して前記検知センサ及び検知
    センサ用のセンサ電極を支持する下部支持殻体と、前記
    回路基板と前記上部支持殻体と前記下部支持殻体を収納
    する有底筒体とを有することを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 開口端部が段差面を介して広口に形成さ
    れた前記有底筒体の前記段差面に配置された気密保持用
    弾性体と、広口に形成された前記有底筒体の開口部に前
    記気密保持用弾性体を押圧するようにはめ込まれた穴あ
    きの透視ガラスと、前記有底筒体の開口端部の周囲に複
    数設けられ前記透視ガラスを押さえる折り爪とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の流量計。
  3. 【請求項3】 前記回路基板上に実装され且つ前記上部
    支持殻体に支持され、前記透視ガラスの穴から突出する
    ケーブル電極と、 複数本の心線が前記ケーブル電極のパイプ部に差込まれ
    て前記電子回路部と電気的接続を行うケーブルと、 前記透視ガラス上面で前記ケーブル電極と前記心線の接
    続部と前記ケーブルの一部を覆い前記透視ガラス表面と
    前記心線の接続部とを密着させる接着剤と、を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の流量計。
  4. 【請求項4】 水の使用量に比例して回転する羽根車
    と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石
    と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比
    例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知セ
    ンサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制
    御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、こ
    の表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給
    する電池とを備えた流量計において、 前記電子回路部を実装する回路基板と、この回路基板上
    に実装され、透視ガラスの穴から突出するケーブル電極
    と、複数本の心線が前記ケーブル電極のパイプ部に差込
    まれて前記電子回路部と電気的接続を行うケーブルと、
    前記透視ガラス上面で前記ケーブル電極と前記心線の接
    続部と前記ケーブルの一部を覆い前記透視ガラス表面と
    前記心線の接続部とを密着させる接着剤とを有すること
    を特徴とする流量計。
  5. 【請求項5】 水の使用量に比例して回転する羽根車
    と、この羽根車の回転軸上端に取付けられた永久磁石
    と、この永久磁石の回転磁界を検出して水の使用量に比
    例した計量パルスを発生する検知センサと、この検知セ
    ンサからの計量パルスに基づき水の使用量を算出する制
    御部と、算出された水の使用量を表示する表示部と、こ
    の表示部と前記制御部とを含む電子回路部に電源を供給
    する電池とを備えた流量計において、 前記制御部は、高速クロック又は低速クロックで処理を
    実行するマイコンコアと、高速クロックと低速クロック
    とを発振可能な発振手段と、前記マイコンコアからのク
    ロック切替信号に基づき前記発振手段の高速クロックと
    低速クロックとの切替を瞬時に行うクロック制御手段と
    を有することを特徴とする流量計。
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