JPH1023130A - Isdn端末装置のダイヤル信号の送信装置及び送信方法 - Google Patents

Isdn端末装置のダイヤル信号の送信装置及び送信方法

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JPH1023130A
JPH1023130A JP17022896A JP17022896A JPH1023130A JP H1023130 A JPH1023130 A JP H1023130A JP 17022896 A JP17022896 A JP 17022896A JP 17022896 A JP17022896 A JP 17022896A JP H1023130 A JPH1023130 A JP H1023130A
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JP
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telephone number
dial signal
sub
telephone
isdn
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JP17022896A
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Inventor
Masataka Yoritatsu
昌孝 寄立
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ISDN端末装置において、スタートキーを
操作しなくても、入力終了後の電話番号に応じたダイヤ
ル信号が送信されるものを得る。 【解決手段】 入力された電話番号に基づくダイヤル信
号はダイヤル信号メモリ8に記憶され、制御装置9で制
御される。電話番号に続けてサブアドレスを入力する前
に操作するサブアドレス付加キー17を操作しないとき
に、入力される電話番号の始めの方の番号の分析から、
桁数を予測する電話番号の桁数分析手段15とを有し、
サブアドレス付加キーを操作したときは、入力される電
話番号の各桁の番号の入力後、所定時間経過後に、その
ときまでに入力された電話番号に基づくダイヤル信号を
ダイヤル信号メモリから読み出して、ISDN電話回路
1を通じて送信させ、サブアドレス付加キーを操作しな
いときは、電話番号の桁数分析手段の分析結果による予
測桁数の最後の桁が入力された後に直ちに、入力された
電話番号に基づくダイヤル信号をISDN電話回路を通
じて送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN端末装置
のダイヤル信号の送信装置及び送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、図5を参照して、従来のISD
N端末装置(ISDN電話機等)について説明する。1
はISDN(Integrated Services Digital Netwok サ
ービス総合デジタル網)電話回路(インターフェース制
御部)である。この電話回路1には、コーデック2を通
じてスピーカ3及びマイクロフォン4が接続されてい
る。電話回路1がデジタルサービスユニット(DSU)
(送受信装置、回線終端装置)5を通じて、ISDN回
線(ISDN交換回線)6に接続されている。尚、スピ
ーカ3及びマイクロフォン4にてハンドセット(送受話
器)を構成しても良い。
【0003】9はCPUを内蔵する制御装置(電話機能
制御部)で、電話回路1、後述するダイヤル信号メモリ
8等を制御する。制御装置9には、LCD(液晶表示
器)からなる表示器11が接続されている。7はダイヤ
ル信号発生器で、ダイヤルキーボード12のテンキー等
のキーの操作に基づく電話番号及び必要に応じてその電
話番号に続く内線番号的なサブアドレス(サブアドレス
番号)の入力に応じて、ダイヤル信号を発生する。ダイ
ヤル信号発生器7からのダイヤル信号は、ダイヤル信号
メモリ8に供給されて書き込まれると共に、制御装置9
に直接供給される。ダイヤル信号メモリ8に記憶されて
いるダイヤル信号は、制御装置9の制御の下に読み出さ
れて電話回路1に供給されて、電話回路1及びユニット
5を通じてISDN回線6に送信される。尚、ダイヤル
信号メモリ8は、制御装置9に内蔵させることができ
る。
【0004】13はスタート信号発生器で、スタートキ
ー14の操作に基づいて、スタート信号を発生し、その
スタート信号は制御装置9に供給される。10はタイマ
で、実際には、制御装置9内のCPUのタイマ機能であ
る。
【0005】次に、この従来のISDN端末装置の電話
番号、又は、電話番号及びにこれに続くサブアドレスの
入力及びそれに応じたダイヤル信号のISDN回線6へ
の送信の動作を説明する。ISDN端末装置では、上述
したように、電話番号に続けて、サブアドレス(サブア
ドレス番号)を入力し得る。このため、ダイヤルキーボ
ード12のダイヤルキーによる電話番号、又は、電話番
号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番号の入力後、
普通の電話機に比べて比較的長い所定時間(タイマ10
によって計時される)が経過してから、制御装置9の制
御によって、今までキーボード12によって入力された
各桁の番号に基づくダイヤル信号メモリ8に記憶されて
いるダイヤル信号が読み出されて、電話回路1及びデジ
タルサービスユニット5を通じて、ISDN回線6に送
信される。
【0006】ダイヤルキーボード12のダイヤルキーに
よる電話番号、又は、電話番号及びこれに続くサブアド
レスの入力終了後、直ちに、ダイヤル信号メモリ8に記
憶されているダイヤル信号を読み出して電話回路1に供
給しようとするときは、ダイヤルキーボード12のダイ
ヤルキーによる電話番号等の入力終了後、スタートキー
14を操作すると、その操作に基づいて、スタート信号
発生器13からスタート信号が発生して制御装置9に供
給され、これにより、ダイヤル信号メモリ8に記憶され
ているダイヤル信号が直ちに読み出されて、電話回路
1、デジタルサービスユニット5を通じて、ISDN回
線6に送信される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ISDN端
末装置(ISDN電話機)を使い慣れた人は、ダイヤル
キーボード12のダイヤルキーによる電話番号、又は、
電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力終了後、直
ちに、スタートキーを操作するので問題がないが、IS
DN電話機を使い慣れていない人は、スタートキーを操
作しないので、相手の電話機を呼び出すまでにかなりの
時間が掛かり、いらいらしたり、ISDN電話機が故障
しているのではないかと危ぶんだりする場合がある。
又、ダイヤルキーボード12のダイヤルキーによる電話
番号、又は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの入
力終了後に、スタートキー14を操作することを知って
いる人でも、スタートキー14を操作するのは面倒であ
る。
【0008】かかる点に鑑み、本発明は、ISDN端末
装置のダイヤル信号の送信装置及び送信方法において、
電話番号のみの入力のときは、スタートキーを操作しな
くても、電話番号の入力終了後は、直ちに、その電話番
号に応じたダイヤル信号がISDN回線に送信されるも
のを提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、入力さ
れた電話番号に基づくダイヤル信号を記憶する記憶手段
と、記憶手段を制御する制御手段と、電話番号に続けて
サブアドレスを入力する前に操作するサブアドレス付加
操作手段と、サブアドレス付加操作手段を操作しないと
きに、入力される電話番号の始めの方の番号の分析か
ら、その電話番号の桁数を予測する電話番号の桁数分析
手段とを有し、サブアドレス付加操作手段を操作したと
きは、制御手段の制御に基づいて、入力される電話番号
の各桁の番号の入力後、比較的長い所定時間経過後に、
そのときまでに入力された電話番号に基づくダイヤル信
号を記憶手段から読み出して、ISDN電話回路を通じ
てISDN回線に送信させ、サブアドレス付加操作手段
を操作しないときは、制御手段の制御に基づいて、電話
番号分析手段の分析結果による電話番号の予測桁数の最
後の桁の番号が入力された後に直ちに、入力された電話
番号に基づくダイヤル信号をISDN電話回路を通じて
ISDN回線に送信させるようにしたことを特徴とする
ISDN端末装置のダイヤル信号の送信装置である。
【0010】かかる第1の本発明によれば、電話番号の
桁数分析手段によって、サブアドレス付加操作手段を操
作しないときに、入力される電話番号の始めの方の番号
の分析から、その電話番号の桁数を予測し、サブアドレ
ス付加操作手段を操作したときは、制御手段の制御に基
づいて、入力される電話番号の各桁の番号の入力後、比
較的長い所定時間経過後に、そのときまでに入力された
電話番号に基づくダイヤル信号を、入力された電話番号
に基づくダイヤル信号を記憶する記憶手段から読み出し
て、ISDN電話回路を通じてISDN回線に送信さ
せ、サブアドレス付加操作手段を操作しないときは、制
御手段の制御に基づいて、電話番号分析手段の分析結果
による電話番号の予測桁数の最後の桁の番号が入力され
た後に直ちに、入力された電話番号に基づくダイヤル信
号をISDN電話回路を通じてISDN回線に送信させ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図1を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。1はISDN電話回路
(インターフェース制御部)である。この電話回路1に
は、コーデック2を通じてスピーカ3及びマイクロフォ
ン4が接続されている。電話回路1がデジタルサービス
ユニット(DSU)(送受信装置、回線終端装置)5を
通じて、ISDN回線(ISDN交換回線)6に接続さ
れている。尚、スピーカ3及びマイクロフォン4にてハ
ンドセット(送受話器)を構成しても良い。
【0012】9はCPUを内蔵する制御装置(電話機能
制御部)で、電話回路1、後述するダイヤル信号メモリ
8、後述する電話番号の桁数分析手段15等を制御す
る。制御装置9には、LCD(液晶表示器)等からなる
表示器11が接続されている。7はダイヤル信号発生器
で、ダイヤルキーボード12のテンキー等のキーの操作
に基づく電話番号、又は、電話番号及びこれに続くサブ
ダイヤルの入力に応じて、ダイヤル信号を発生する。
尚、ISDN番号は可変長とされるが、ここでは、国内
電話番号、市内電話番号若しくは国際電話番号、又は、
これらの電話番号及びこれに続くサブアドレス(サブア
ドレス番号)から構成され。ダイヤル信号発生器7から
のダイヤル信号は、ダイヤル信号メモリ8に供給されて
書き込まれると共に、制御装置9に直接供給され。ダイ
ヤル信号メモリ8に記憶されているダイヤル信号は、制
御装置9の制御の下に読み出されて電話回路1に供給さ
れて、電話回路1及びユニット5を通じてISDN回線
6に送信される。尚、ダイヤル信号メモリ8は、制御装
置9に内蔵させることができる。
【0013】15は電話番号の桁数分析手段で、これは
制御装置9に供給されるダイヤル信号発生器7からのダ
イヤル信号に基づいて、電話番号の始めの方の番号の分
析から、入力される電話番号の桁数を予測するもので、
新たな回路で構成するか、又は、制御装置9のCPUの
機能の1つとして追加する。16はサブアドレス付加信
号発生器で、サブアドレ付加キー17の操作に基づいて
サブアドレス付加信号を発生し、その信号が制御装置9
に供給される。
【0014】この実施の形態では、ダイヤルキーボード
12のテンキーで、電話番号及びこれに続くサブアドレ
スを入力するときは、予めサブアドレス付加キー17を
操作してから、電話番号及びこれに続くサブアドレスの
入力を行うようにする。サブアドレス付加キー17が操
作されると、サブアドレス付加信号発生器16からのサ
ブアドレス付加信号が制御装置9に供給されて、ダイヤ
ルキーボード12のダイヤルキーによる電話番号、又
は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番号
の入力後、普通の電話機に比べて比較的長い所定時間
(タイマ10によって計時される)が経過してから、制
御装置9の制御によって、今までダイヤルキーボード1
2の操作に応じて、ダイヤル信号メモリ8に記憶されて
いるダイヤル信号が読み出されて、電話回路1に供給さ
れる。
【0015】又、ダイヤルキーボード12のテンキー
で、電話番号及びこれに続くサブアドレスを入力すると
きは、予めサブアドレス付加キー17を操作してから、
電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力を行い、そ
の後、もう一度サブアドレス付加キー17を操作するこ
ともできる。この場合は、最初にサブアドレス付加キー
17が操作されると、サブアドレス付加信号発生器16
からのサブアドレス付加信号が制御装置9に供給され
て、ダイヤルキーボード12のダイヤルキーによる電話
番号、又は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの各
桁の番号の入力後、普通の電話機に比べて比較的長い所
定時間(タイマ10によって計時される)が経過してか
ら、制御装置9の制御によって、ダイヤル信号メモリ8
に記憶されているダイヤル信号が読み出さられるように
なるが、もう一度サブアドレス付加キー17が操作され
ると、サブアドレス付加信号発生器16からのサブアド
レス付加信号が制御装置9に供給されて、ダイヤルキー
ボード12のダイヤルキーによる電話番号及びこれに続
くサブアドレスの入力終了後、直ちに、制御装置9の制
御によって、ダイヤル信号メモリ8に記憶されているダ
イヤル信号が読み出されて、電話回路1に供給される。
【0016】サブアドレス付加キー17が操作されず
に、ダイヤルキーボード12のテンキーの操作によって
電話番号が入力されたときは、ダイヤル信号発生器7か
らのダイヤル信号が、制御装置9に供給され、その制御
装置9の制御によって、電話番号の桁数分析手段15
が、キーボード12によって入力された電話番号の1桁
目及び2桁目の数字から、電話番号の桁数を予測して、
その桁数を制御装置9のCPUのメモリに記憶してお
き、その予測した桁数の番号が、キーボード12によっ
て入力されたことが、制御装置9によって検出された
ら、直ちに、ダイヤル信号メモリ8を制御して、メモリ
8からダイヤル信号を読み出させて、電話回路1及びデ
ジタルサービスユニット5を通じて、ISDN回線6に
送信する。
【0017】次に、電話番号の桁数分析手段15の具体
例を、図2のフローチャートを参照して説明する。先
ず、ステップST−1で、制御装置9を通じて分析手段
15に供給されるダイヤル信号に基づいて、入力される
電話番号の1桁目を分析する。ステップST−2で、電
話番号の1桁目が「1」であるか否かを判断し、YES
であれば、ステップST−3に移行して、電話番号の桁
数は3桁(110、119、177、117等の場合)
であると予測し、ステップST−12に移行して、制御
装置9によって、ダイヤル信号メモリ8からのダイヤル
信号を読み出して、制御装置9、電話回路1及びユニッ
ト5を通じて、ISDN回線6へ送信するタイミング
を、キーボード12の操作によるダイヤル信号発生器7
からの3つ目のダイヤル信号の発生の直後に決定する。
【0018】ステップST−2でNOのときは、ステッ
プST−4に移行して、電話番号の1桁目が「2」〜
「9」のうちのいずれかであるか否かを判断し、YES
であれば、ステップST−5に移行して、電話番号の桁
数は市内局番の桁数(6〜8桁)であると予測し、ステ
ップST−12に移行して、制御装置9によって、ダイ
ヤル信号メモリ8からのダイヤル信号を読み出して、制
御装置9、電話回路1及びユニット5を通じて、ISD
N回線6へ送信するタイミングを、キーボード12の操
作によるダイヤル信号発生器7からの8つ目のダイヤル
信号の発生の直後に決定する。
【0019】ステップST−4でNOのときは、ステッ
プST−6に移行して、電話番号の1桁目が「0」であ
るか否かを判断し、YESであれば、ステップST−7
に移行して、電話番号の2桁目を分析し、NOであれば
〔キーボード12の「♯」キー、「♭」等の数字以外の
キーを操作した場合)、ステップST−1に戻って電話
番号の1桁目の分析を再度行う。
【0020】ステップST−7で電話番号の2桁目の分
析を行い、その後、ステップST−8に移行して、電話
番号の2桁目が「6」であるか否かを判断し、YESで
あれば、ステップST−9に移行して、電話番号の桁数
は9であると予測し、ステップST−12に移行して、
制御装置9によって、ダイヤル信号メモリ8からのダイ
ヤル信号を読み出して、制御装置9、電話回路1及びユ
ニット5を通じて、ISDN回線6へ送信するタイミン
グを、キーボード12の操作によるダイヤル信号発生器
7からの9つ目のダイヤル信号の発生の直後に決定す
る。
【0021】ステップST−8でNOのときは、ステッ
プST−10に移行して、電話番号の2桁目が「0」で
あるか否かを判断し、YESであれば、ステップST−
11に移行して、電話番号の桁数は国際電話番号の桁数
であると予測し、ステップST−12に移行して、ダイ
ヤル信号メモリ8からのダイヤル信号を読み出して、制
御装置9、電話回路1及びユニット5を通じて、ISD
N回線6へ送信するタイミングを、キーボード12の操
作によるダイヤル信号発生器7からの国際電話番号の最
大桁数目のダイヤル信号の発生の直後に決定する。
【0022】ステップST−10でNOのとき(これ
は、電話番号の2桁目が「1」〜「5」、「7」〜
「9」である場合)は、ステップST−13に移行し
て、電話番号の桁数は10であると予測し、ステップS
T−12に移行して、制御装置9によって、ダイヤル信
号メモリ8からのダイヤル信号を読み出して、制御装置
9、電話回路1及びユニット5を通じて、ISDN回線
6へ送信するタイミングを、キーボード12の操作によ
るダイヤル信号発生器7からの10個目のダイヤル信号
の発生の直後に決定する。
【0023】次に、図3を参照して、本発明の他の実施
の形態を説明するも、図3において、図1と対応する部
分には同一符号を付して、重複説明を省略する。図3の
実施の形態では、従来と同様のスタートキー14の他
に、サブアドレス付加キー17を設けると共に、これら
キー14、17が操作されたとき、それぞれスタート信
号及びサブアドレス付加信号を発生するスタート信号及
びサブアドレスアドレス付加信号発生器18を設ける。
【0024】この実施の形態では、ダイヤルキーボード
12のテンキーで、電話番号及びこれに続くサブアドレ
スを入力するときは、予めサブアドレス付加キー17を
操作してから、電話番号及びサブアドレスの入力を行う
ようにする。サブアドレス付加キー17が操作される
と、信号発生器18からのサブアドレス付加信号が制御
装置9に供給されて、ダイヤルキーボード12のダイヤ
ルキーによる電話番号、又は、電話番号お予備これに続
くサブアドレスの各桁の番号の入力後、普通の電話機に
比べて比較的長い所定時間(タイマ10によって計時さ
れる)が経過してから、制御装置9の制御によって、そ
のときまでにダイヤル信号メモリ8に記憶されているダ
イヤル信号を読み出して、制御装置9、電話回路2、ユ
ニット5を通じて、ISDN回線6に送信される。
【0025】又、ダイヤルキーボード12のテンキー
で、電話番号及びこれに続くサブアドレスを入力すると
きは、予めサブアドレス付加キー17を操作してから、
電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力を行い、そ
の後、スタートキー14を操作することもできる。この
場合は、最初にサブアドレス付加キー17が操作される
と、サブアドレス付加信号発生器16からのサブアドレ
ス付加信号が制御装置9に供給されて、ダイヤルキーボ
ード12のダイヤルキーによる電話番号、又は、電話番
号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番号の入力終了
後、普通の電話機に比べて比較的長い所定時間(タイマ
10によって計時される)が経過してから、制御装置9
の制御によって、ダイヤル信号メモリ8に記憶されてい
るダイヤル信号が読み出さられるようになるが、そのと
き、スタートキー14が操作されると、信号発生器18
からのスタート信号が制御装置9に供給されて、ダイヤ
ルキーボード12のダイヤルキーによる電話番号、又
は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力終了
後、直ちに、制御装置9の制御によって、ダイヤル信号
メモリ8に記憶されているダイヤル信号が読み出され
て、制御装置9、電話回路2、ユニット5を通じて、I
SDN回線6に送信される。
【0026】次に、図4を参照して、通常のアナログ電
話機に、ターミナルアダプタを取付けて、ISDN端末
(ISDN電話機)とした場合の実施の形態を説明す
る。1Aはアナログ電話回路である。この電話回路1A
には、スピーカ3及びマイクロフォン4が接続されてい
る。電話回路1Aはターミナルアダプタ(TA)19及
びデジタルサービスユニット5を通じて、ISDN回線
(ISDN交換回線)6に接続されている。そして、ア
ナログ電話回路1A等及びターミナルアダプタ19に
て、ISDN電話回路が構成される。尚、スピーカ3及
びマイクロフォン4にてハンドセット(送受話器)を構
成しても良い。
【0027】7はダイヤル信号発生器で、ダイヤルキー
ボード12のテンキー等のキーの操作に基づく電話番
号、又は、電話番号及びこれに続くサブダイヤルの入力
に応じて、ダイヤル信号を発生する。ダイヤル信号発生
器7からのダイヤル信号は、ダイヤル信号メモリ8に供
給されて書き込まれると共に、ターミナルアダプタ19
に直接供給される。ダイヤル信号メモリ8に記憶されて
いるダイヤル信号は、ターミナルアダプタ19の制御の
下に読み出されて電話回路1Aに供給されて、電話回路
1A、ターミナルアダプタ19及びデジタルサービスユ
ニット5を通じて、ISDN回線6に送信される。
【0028】15は電話番号の桁数分析手段で、これは
アナログ電話回路1Aに供給されるダイヤル信号発生器
7からのダイヤル信号に基づいて電話番号の桁数を分析
するもので、新たな回路で構成するか、又は、ターミナ
ルアダプタ19内のCPUの機能の一部に付加すること
ができる。尚、電話番号の桁数分析手段15の具体例
は、図2及びその説明を援用する。
【0029】この図4の実施の形態では、図1及び図3
の実施の形態におけるサブアドレス付加キー17及びス
タートキー14に代わるキーとして、通常、ダイヤルキ
ーボード12に設けられている「♯」キー及び「♭」キ
ーの何れか一方及び他方のキーを、それぞれサブアドレ
ス付加代用キー及びスタート代用キーとして使用する。
又、図1及び図3の実施の形態におけるサブアドレス付
加信号発生器16、又は、スタート信号及びサブアドレ
ス付加信号発生器18は、ダイヤル信号発生器7を兼用
する。
【0030】この実施の形態では、ダイヤルキーボード
12のテンキーで、電話番号及びこれに続くサブアドレ
スを入力するときは、予めサブアドレス付加代用キーを
操作してから、電話番号及びこれに続くサブアドレスの
入力を行うようにする。サブアドレス付加代用キーが操
作されると、ダイヤル信号発生器7からのサブアドレス
付加信号が電話回路1Aに供給されて、ダイヤルキーボ
ード12のダイヤルキーによる電話番号、又は、電話番
号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番号の入力後、
普通の電話機に比べて比較的長い所定時間(ターミナル
アダプタ19内のタイマ手段によって計時される)が経
過してから、ターミナルアダプタ19の制御によって、
ダイヤル信号メモリ8に記憶されているダイヤル信号が
読み出されて、電話回路1A、ターミナルアダプタ19
及びデジタルサービスユニット5を通じて、ISDN回
線6に送信される。
【0031】又、ダイヤルキーボード12のテンキー
で、電話番号及びこれに続くサブアドレスを入力すると
きは、予めサブアドレス付加代用キーを操作してから、
電話番号及びサブアドレスの入力を行い、その後、もう
一度サブアドレス付加代用キーを操作することもでき
る。その場合は、最初にサブアドレス付加代用キーが操
作されると、ダイヤル信号発生器7からのサブアドレス
付加信号が電話回路1Aに供給されて、ダイヤルキーボ
ード12のダイヤルキーによる電話番号、又は、電話番
号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番号の入力後、
普通の電話機に比べて比較的長い所定時間(タイマ10
によって計時される)が経過してから、ターミナルアダ
プタ19の制御によって、ダイヤル信号メモリ8に記憶
されているダイヤル信号が読み出さられるようになる
が、もう一度サブアドレス付加代用キーが操作される
と、ダイヤル信号発生器7からのサブアドレス付加信号
が電話回路1Aに供給されて、ダイヤルキーボード12
のダイヤルキーによる電話番号、又は、電話番号及びこ
れに続くサブアドレスの入力終了後、直ちに、ターミナ
ルアダプタ19の制御によって、ダイヤル信号メモリ8
に記憶されているダイヤル信号が読み出されて、電話回
路1A、ターミナルアダプタ19及びデジタルサービス
ユニット5を通じて、ISDN回線6に送信される。
【0032】サブアドレス付加代用キーが操作されず
に、ダイヤルキーボード12のテンキーの操作によって
電話番号が入力されたときは、ダイヤル信号発生器7か
らのダイヤル信号が、電話回路1Aに供給され、ターミ
ナルアダプタ19の制御によって、電話番号の桁数分析
手段15が、キーボード12によって入力された電話番
号の1桁目及び2桁目の数字から、電話番号の桁数を予
測して、その桁数をターミナルアダプタ19のCPUの
メモリに記憶しておき、その予測した桁数の番号が、キ
ーボード12によって入力されたことが、ターミナルア
ダプタ19によって検出されたら、直ちに、ダイヤル信
号メモリ8を制御して、メモリ8からダイヤル信号を読
み出させて、電話回路1Aに供給して、電話回路1A、
ターミナルアダプタ19及びデジタルサービスユニット
5を通じて、ISDN回線6に送信させる。
【0033】次に、サブアドレス付加代用キー及びスタ
ート代用キーの両方を使用する場合の動作を説明する。
ダイヤルキーボード12のテンキーで、電話番号に続け
てサブアドレスを入力するときは、予めサブアドレス付
加代用キーを操作してから、電話番号及びこれに続くサ
ブアドレスの入力を行うようにする。サブアドレス付加
代用キーが操作されると、ダイヤル信号発生器7からの
サブアドレス付加信号が電話回路1Aに供給されて、ダ
イヤルキーボード12のダイヤルキーによる電話番号、
又は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの各桁の番
号の入力後、普通の電話機に比べて比較的長い所定時間
(ターミナルアダプタ19内のタイマ手段によって計時
される)が経過してから、ターミナルアダプタ19の制
御によって、ダイヤル信号メモリ8に記憶されているダ
イヤル信号を読み出させて、電話回路1Aに供給して、
電話回路1A、ターミナルアダプタ19及びデジタルサ
ービスユニット5を通じて、ISDN回線6に送信させ
る。
【0034】又、ダイヤルキーボード12のテンキー
で、電話番号に続けてサブアドレスを入力するときは、
予めサブアドレス付加代用キーを操作してから、電話番
号及びサブアドレスの入力を行い、その後、スタート代
用キーを操作することもできる。この場合は、最初にサ
ブアドレス付加代用キーが操作されると、ダイヤル信号
発生器7からのサブアドレス付加信号が電話回路1Aに
供給されて、ダイヤルキーボード12のダイヤルキーに
よる電話番号、又は、電話番号及びこれに続くサブアド
レスの各桁の番号の入力後、普通の電話機に比べて比較
的長い所定時間(ターミナルアダプタ19内のタイマ手
段によって計時される)が経過してから、ターミナルア
ダプタ19の制御によって、ダイヤル信号メモリ8に記
憶されているダイヤル信号が読み出さられるようになる
が、スタート代用キーが操作されると、信号発生器18
からのスタート信号が制御装置9に供給されて、ダイヤ
ルキーボード12のダイヤルキーによる電話番号、又
は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力終了
後、直ちに、ターミナルアダプタ19の制御によって、
ダイヤル信号メモリ8に記憶されているダイヤル信号が
読み出させて、電話回路1Aに供給して、電話回路1
A、ターミナルアダプタ19及びデジタルサービスユニ
ット5を通じて、ISDN回線6に送信させる。
【0035】
【発明の効果】第1の本発明によれば、ISDN電話回
路と、入力された電話番号に基づくダイヤル信号を記憶
する記憶手段と、記憶手段を制御する制御手段と、電話
番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作するサブ
アドレス付加操作手段と、サブアドレス付加操作手段を
操作しないときに、入力される電話番号の始めの方の番
号の分析から、その電話番号の桁数を予測する電話番号
の桁数分析手段とを有し、サブアドレス付加操作手段を
操作したときは、制御手段の制御に基づいて、入力され
る電話番号の各桁の番号の入力後、比較的長い所定時間
経過後に、そのときまでに入力された電話番号に基づく
ダイヤル信号を記憶手段から読み出して、ISDN電話
回路を通じてISDN回線に送信させ、サブアドレス付
加操作手段を操作しないときは、制御手段の制御に基づ
いて、電話番号分析手段の分析結果による電話番号の予
測桁数の最後の桁の番号が入力された後に直ちに、入力
された電話番号に基づくダイヤル信号をISDN電話回
路を通じてISDN回線に送信させるようにしたので、
電話番号のみの入力のときは、スタートキーを操作しな
くても、電話番号の入力終了後は、直ちに、その電話番
号に応じたダイヤル信号がISDN回線に送信されるI
SDN端末装置のダイヤル信号の送信装置を得ることが
できる。
【0036】第2の本発明によれば、第1の本発明のI
SDN端末装置のダイヤル信号の送信装置において、電
話番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作するサ
ブアドレス付加操作手段を操作したときに、入力される
電話番号、又は、サブアドレスの最後の桁の番号の入力
後に、サブアドレス付加操作手段を再度操作したとき、
又は、スタート操作手段を操作したときは、直ちに、入
力された電話番号に基づくダイヤル信号をISDN電話
回路を通じてISDN回線に送信させるようにしたの
で、第1の本発明の効果に加えて、電話番号、又は、電
話番号及びこれに続くサブアドレスの入力前にサブアド
レス付加操作手段を操作した場合であっても、電話番
号、又は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力
終了後に、迅速に、その電話番号、又は、電話番号及び
これに続くサブアドレスに応じたダイヤル信号を、IS
DN電話回路を通じてISDN回線に迅速に送信するこ
とのできるISDN端末装置のダイヤル信号の送信装置
を得ることができる。
【0037】第3の本発明によれば、電話番号に続けて
サブアドレスを入力する前に操作するサブアドレス付加
操作手段を操作したときは、入力される電話番号の各桁
の番号の入力後、比較的長い所定時間経過後に、そのと
きまでに入力された電話番号に基づくダイヤル信号をI
SDN電話回路を通じてISDN回線に送信させ、サブ
アドレス付加操作手段を操作しないときは、入力される
電話番号の始めの方の番号の分析から、その電話番号の
桁数を予測し、電話番号の予測桁数の最後の桁の番号が
入力された後に直ちに、入力された電話番号に基づくダ
イヤル信号をISDN電話回路を通じてISDN回線に
送信させるようにしたので、電話番号のみの入力のとき
は、スタートキーを操作しなくても、電話番号の入力終
了後は、直ちに、その電話番号に応じたダイヤル信号が
ISDN回線に送信されるISDN端末装置のダイヤル
信号の送信方法を得ることができる。
【0038】第4の本発明によれば、第3の本発明のI
SDN端末装置のダイヤル信号の送信方法において、電
話番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作するサ
ブアドレス付加操作手段を操作したときに、入力される
電話番号、又は、サブアドレスの最後の桁の番号の入力
後に、サブアドレス付加操作手段を再度操作したとき、
又は、スタート操作手段を操作したときは、直ちに、入
力された電話番号に基づくダイヤル信号をISDN電話
回路を通じてISDN回線に送信させるようにしたの
で、第3の本発明の効果に加えて、電話番号、又は、電
話番号及びこれに続くサブアドレスの入力前にサブアド
レス付加操作手段を操作した場合であっても、電話番
号、又は、電話番号及びこれに続くサブアドレスの入力
終了後に、迅速に、その電話番号、又は、電話番号及び
これに続くサブアドレスに応じたダイヤル信号を、IS
DN電話回路を通じてISDN回線に迅速に送信するこ
とのできるISDN端末装置のダイヤル信号の送信方法
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック線図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の電話番号の桁数分析手段
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すブロック線図で
ある。
【図4】本発明の更に他の実施の形態を示すブロック線
図である。
【図5】従来例を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 ISDN電話回線(インターフェース制御部)、2
コーデック、3 スピーカ、4 マイクロフォン、5
デジタルサービスユニット(DSU)、6ISDN回
線(ISDN交換回線)、7 ダイヤル信号発生器、8
ダイヤルメモリ、9 制御装置(電話機能制御部)、
10 タイマ、11 表示器、12ダイヤルキーボー
ド、13 スタート信号発生器、14 スタートキー、
15電話番号分析手段、16 サブアドレス付加信号発
生器、17 サブアドレス付加キー、18 スタート信
号及びサブアドレス付加信号発生器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN電話回路と、 入力された電話番号に基づくダイヤル信号を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段を制御する制御手段と、 電話番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作する
    サブアドレス付加操作手段と、 前記サブアドレス付加操作手段を操作しないときに、入
    力される電話番号の始めの方の番号の分析から、その電
    話番号の桁数を予測する電話番号の桁数分析手段とを有
    し、 前記サブアドレス付加操作手段を操作したときは、前記
    制御手段の制御に基づいて、入力される電話番号の各桁
    の番号の入力後、比較的長い所定時間経過後に、そのと
    きまでに入力された電話番号に基づくダイヤル信号を前
    記記憶手段から読み出して、前記ISDN電話回路を通
    じてISDN回線に送信させ、 前記サブアドレス付加操作手段を操作しないときは、前
    記制御手段の制御に基づいて、前記電話番号分析手段の
    分析結果による電話番号の予測桁数の最後の桁の番号が
    入力された後に直ちに、入力された電話番号に基づくダ
    イヤル信号を前記ISDN電話回路を通じてISDN回
    線に送信させるようにしたことを特徴とするISDN端
    末装置のダイヤル信号の送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のISDN端末装置のダ
    イヤル信号の送信装置において、 前記電話番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作
    するサブアドレス付加操作手段を操作したときに、前記
    入力される電話番号、又は、サブアドレスの最後の桁の
    番号の入力後に、前記サブアドレス付加操作手段を再度
    操作したとき、又は、スタート操作手段を操作したとき
    は、直ちに、入力された電話番号に基づくダイヤル信号
    を前記ISDN電話回路を通じてISDN回線に送信さ
    せるようにしたことを特徴とするISDN端末装置のダ
    イヤル信号の送信装置。
  3. 【請求項3】 電話番号に続けてサブアドレスを入力す
    る前に操作するサブアドレス付加操作手段を操作したと
    きは、入力される電話番号の各桁の番号の入力後、比較
    的長い所定時間経過後に、そのときまでに入力された電
    話番号に基づくダイヤル信号をISDN電話回路を通じ
    てISDN回線に送信させ、 前記サブアドレス付加操作手段を操作しないときは、入
    力される電話番号の始めの方の番号の分析から、その電
    話番号の桁数を予測し、前記電話番号の予測桁数の最後
    の桁の番号が入力された後に直ちに、入力された電話番
    号に基づくダイヤル信号を前記ISDN電話回路を通じ
    てISDN回線に送信させるようにしたことを特徴とす
    るISDN端末装置のダイヤル信号の送信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のISDN端末装置のダ
    イヤル信号の送信方法において、 前記電話番号に続けてサブアドレスを入力する前に操作
    するサブアドレス付加操作手段を操作したときに、前記
    入力される電話番号、又は、サブアドレスの最後の桁の
    番号の入力後に、前記サブアドレス付加操作手段を再度
    操作したとき、又は、スタート操作手段を操作したとき
    は、直ちに、入力された電話番号に基づくダイヤル信号
    を前記ISDN電話回路を通じてISDN回線に送信さ
    せるようにしたことを特徴とするISDN端末装置のダ
    イヤル信号の送信方法。
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