JPH10231268A - シクロプロピルアセチレン誘導体の製造方法 - Google Patents
シクロプロピルアセチレン誘導体の製造方法Info
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- JPH10231268A JPH10231268A JP9346708A JP34670897A JPH10231268A JP H10231268 A JPH10231268 A JP H10231268A JP 9346708 A JP9346708 A JP 9346708A JP 34670897 A JP34670897 A JP 34670897A JP H10231268 A JPH10231268 A JP H10231268A
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Abstract
条件下に収率よく、工業的に有利に製造する方法、なら
びにその合成中間体およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 で示されるシクロプロピルアクリル酸誘導体をハロゲン
化剤と反応させることにより一般式(II) 【化2】 で示されるハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体
を得、得られたハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘
導体を塩基と反応させることを特徴とする一般式(II
I) 【化3】 で示されるシクロプロピルアセチレン誘導体の製造方
法。
Description
セチレン誘導体の製造方法、ならびにその合成中間体お
よびその製造方法に関する。本発明により製造されるシ
クロプロピルアセチレン誘導体は、例えば抗HIV活性
を有するベンゾキサジノン誘導体(L−743726)
[Tetrahedron Letters、36巻、8937頁(199
5年)参照]などのシクロプロパン骨格を分子内にもつ
化合物の合成中間体として有用である。
活性物質が数多く発見されてきている。これらの化合物
の合成中間体として有用なシクロプロピルアセチレン誘
導体、例えばシクロプロピルアセチレンの製造方法とし
ては、(1)シクロプロピルメチルケトンを四塩化炭素
中、五塩化リンと反応させ、1,1−ジクロロ−1−シ
クロプロピルエタンを得、次いでカリウムt−ブトキシ
ドを用いて脱塩化水素させる方法[Synthesis、703
頁(1972年)およびJournal of Organic Chemistr
y、41巻、1237頁(1976年)参照]、(2)溶媒
としてシクロヘキサンを用い、5−クロロペンチンとn
−ブチルリチウムとを反応させる方法[Tetrahedron Le
tters、36巻、8937頁(1995年)参照]、(3)
シクロプロパンカルバルデヒドにトリフェニルホスフィ
ン存在下、四臭化炭素をウイッティヒ反応させ、1,1
−ジブロモ−2−シクロプロピルエチレンを得、得られ
た1,1−ジブロモ−2−シクロプロピルエチレンをメ
チルリチウムと反応させて合成する方法[Tetrahedro
n、45巻、363頁、(1989年)参照]などが知
られている。
(1)の方法は副生成物が多く、目的物の収率が低いこ
と、上記(2)の方法は、高価なn−ブチルリチウムまた
はリチウムジイソプロピルアミドを使用する必要がある
こと、上記(3)の方法は、トリフェニルホスフィンより
生成する大量のトリフェニルホスフィンオキシドの分離
を必要とすることなどの問題点を有しており、シクロプ
ロピルアセチレン誘導体の工業的に有利な製造方法とは
言い難い。
として、金属亜鉛と1,1−ジハロ化合物からカルベン
を発生させてオレフィンと反応させるSimmons−
Smith法[新実験化学講座、14巻、84頁(19
77年)参照]、イオウイリドとオレフィンとを反応さ
せる方法[新実験化学講座、14巻、91頁(1977
年)参照]、アゾ化合物の分解反応による方法[新実験
化学講座、14巻、82頁(1977年)参照]、3位
に脱離基を有するブタン酸誘導体の分子内環化反応[新
実験化学講座、14巻、93頁(1977年)参照]、
などが知られている。
て、アセチレン金属塩と脱離基を有する分子との置換反
応[新実験化学講座、14巻、271頁(1977年)
参照]、ハロゲノ化合物と塩基との反応[第4版実験化
学講座、19巻、298頁(1992年)参照]、ヒド
ラゾン化合物などの含窒素化合物と水銀化合物または塩
基との反応[第4版実験化学講座、19巻、310頁
(1992年)参照]、アセチレン化合物の塩基による
異性化反応[第4版実験化学講座、19巻、312頁
(1992年)参照]などが知られている。
を構築する方法をシクロプロピルアセチレン誘導体の製
造方法に適用すると、カルベンとアセチレンとの副反応
が起こったり、またアセチレン構造の構築に多段階を要
するなどの問題がある。
誘導体を、アクリル酸誘導体、ビニル誘導体を経由して
アセチレン誘導体へと変換する方法が知られている[Co
mptes Rendus、229巻、660頁(1949年)およ
びJustus Liebigs Annalen der Chemie、387巻、2
57頁(1912年)参照]。しかしながら、シクロプ
ロパン環は、ナフタレン環とは異なり高度にひずんだ環
であり、求電子反応を受けて開環反応を起こすことが知
られている[有機合成化学協会誌、41巻、22頁(1
983年)参照]。したがって、かかる方法をシクロプ
ロピルアセチレン誘導体の合成に適用すると、臭素によ
るシクロプロパン環の開環[アンゲバンテ・ケミイ・イ
ンターナショナル・エディション・イン・イングリシュ
(Angewandte Chemie International Edition in Engli
sh)、15巻、762頁(1976年)参照]に代表さ
れる副反応が起こる可能性が高いと想定される。
ルアセチレン誘導体を、温和な条件下に収率よく、工業
的に有利に製造し得る方法を提供することにある。
目的は、 一般式(I)
それぞれ水素原子または置換基を有していてもよいアル
キル基を表し、R6は水素原子、置換基を有していても
よいアルキル基、カルボキシル基または保護されたカル
ボキシル基を表し、R7は水素原子またはカルボキシル
基の保護基を表す。)で示されるシクロプロピルアクリ
ル酸誘導体[以下、シクロプロピルアクリル酸誘導体
(I)と略記する]をハロゲン化剤と反応させることに
より一般式(II)
よびR7は前記定義のとおりであり、XおよびYはハロ
ゲン原子を表す。)で示されるハロゲノシクロプロピル
プロピオン酸誘導体[以下、ハロゲノシクロプロピルプ
ロピオン酸誘導体(II)と略記する]を得、得られたハ
ロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)を塩基
と反応させることを特徴とする一般式(III)
前記定義のとおりであり、R8は水素原子、置換基を有
していてもよいアルキル基、カルボキシル基または保護
されたカルボキシル基を表す。)で示されるシクロプロ
ピルアセチレン誘導体[以下、シクロプロピルアセチレ
ン誘導体(III)と略記する]の製造方法、 ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)を
塩基と反応させることを特徴とするシクロプロピルアセ
チレン誘導体(III)の製造方法、 ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)を
塩基と反応させることにより一般式(IV)
Xは前記定義のとおりであり、R9は水素原子、置換基
を有していてもよいアルキル基、カルボキシル基または
保護されたカルボキシル基を表す。)で示されるシクロ
プロピルビニル誘導体[以下、シクロプロピルビニル誘
導体(IV)と略記する]を得、得られたシクロプロピル
ビニル誘導体(IV)を塩基と反応させることを特徴とす
るシクロプロピルアセチレン誘導体(III)の製造方
法、 シクロプロピルビニル誘導体(IV)を塩基と反応させ
ることを特徴とするシクロプロピルアセチレン誘導体
(III)の製造方法、 ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)を
塩基と反応させることを特徴とするシクロプロピルビニ
ル誘導体(IV)の製造方法、 シクロプロピルアクリル酸誘導体(I)をハロゲン化
剤および塩基と反応させることを特徴とするシクロプロ
ピルビニル誘導体(IV)の製造方法、 一般式(IV-1)
15はそれぞれ水素原子または水酸基、アルコキシル基も
しくはアリール基で置換されていてもよいアルキル基を
表し、R19は水素原子、置換基を有していてもよいアル
キル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル
基を表し、X1はハロゲン原子を表す。)で示されるシ
クロプロピルビニル誘導体、 ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)、
および シクロプロピルアクリル酸誘導体(I)をハロゲン化
剤と反応させることを特徴とするハロゲノシクロプロピ
ルプロピオン酸誘導体(II)の製造方法を提供すること
により達成される。
R4、R5、R6、R8、R9およびR19が表すアルキル基
としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブ
チル基などが挙げられる。
もよく、かかる置換基としては、例えば水酸基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのア
ルコキシル基;tert−ブチルジメチルシリルオキシ
基、tert−ブチルジフェニルシリルオキシ基などの
三置換シリルオキシ基;フェニル基、パラメトキシフェ
ニル基などのアリール基などが挙げられる。
ルボキシル基を表す場合のカルボキシル基の保護基は、
通常知られているどのような保護基でもよいが、例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、イソブチル基、tert−ブチル基などのアル
キル基;ベンジル基、パラメトキシベンジル基などのア
ラルキル基などを挙げることができる。これらのアルキ
ル基またはアラルキル基は置換基を有していてもよく、
かかる置換基としては、例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシル基な
どが挙げられる。
は、R6、R8およびR9が保護されたカルボキシル基を
表す場合のカルボキシル基の保護基と同様の基が挙げら
れる。
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t
ert−ブチル基などが挙げられる。
もよく、かかる置換基としては、例えば水酸基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのア
ルコキシル基;フェニル基、p−メトキシフェニル基な
どのアリール基などが挙げられる。
ては、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子を挙げることができるが、特に臭素原子が好まし
い。
詳細に説明する。
体(I)をハロゲン化剤と反応させてハロゲノシクロプ
ロピルプロピオン酸誘導体(II)を得る工程
ハロゲン原子で構成されていればどのような化合物でも
よいが、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、またはこ
れらの混合物を挙げることができる。ハロゲン化剤の使
用量は、シクロプロピルアクリル酸誘導体(I)に対
し、0.9モル以上が好ましい。
中で行われる。溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、石油エーテル、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの炭化水素;ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエー
テル、アニソール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレング
リコールジメチルエーテルなどのエーテル;塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリ
クロロエタン、ブロモプロパン、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼンなどの含ハロゲン化炭化水素;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸tert−
ブチルなどの酢酸エステル;メタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、sec−ブタノール、tert−ブタノール、イソ
ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3
−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メ
チル−1−ブタノール、3−メチル−2−ブタノール、
2−メチル−2−ブタノール、シクロヘキサノール、エ
チレングリコール、トリメチレングリコールなどのアル
コール;アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニ
トリル、ベンゾニトリルなどの含シアノ炭化水素;水;
ジメチルスルホキシド;またはこれらの混合溶媒などが
使用される。溶媒の使用量は、シクロプロピルアクリル
酸誘導体(I)に対し、通常1〜200倍重量の範囲が
好ましい。
(I)もしくはその溶液に、ハロゲン化剤もしくはその
溶液を添加するか、またはハロゲン化剤もしくはその溶
液に、シクロプロピルアクリル酸誘導体(I)もしくは
その溶液を添加することにより行う。反応温度は、−1
00℃〜100℃の範囲が好ましく、−20℃〜40℃
の範囲がより好ましい。
ロピルプロピオン酸誘導体(II)は通常の有機化合物の
単離・精製に用いられる方法により単離・精製すること
ができる。たとえば、反応混合物を食塩水または水にあ
け、ジエチルエーテル、酢酸エチル、塩化メチレンなど
の有機溶媒で抽出し、必要に応じて抽出液を希塩酸、
水、食塩水などで洗浄することにより水溶性物質を除去
したのちに濃縮し、得られる粗生成物を必要に応じて蒸
留、クロマトグラフィ、再結晶などにより精製すること
ができる。また、後処理することなく、反応液をそのま
ま次の反応に供してもよい。
ン酸誘導体(II)を塩基と反応させて、シクロプロピル
ビニル誘導体(IV)を経てシクロプロピルアセチレン誘
導体(III)を得る工程
ルアミンなどのアミン;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
などの炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
の水酸化物塩;ナトリウムメトキシド、カリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、ナ
トリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブ
トキシドなどの金属アルコキシド;メチルリチウム、エ
チルリチウム、プロピルリチウム、ブチルリチウムなど
のアルキル金属化合物;フェニルリチウムなどのアリー
ル金属化合物などを挙げることができる。塩基の使用量
は、ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)
に対し1当量〜100当量の範囲が好ましい。
中で行われる。溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、石油エーテル、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの炭化水素;ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエー
テル、アニソール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレング
リコールジメチルエーテルなどのエーテル;塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリ
クロロエタン、ブロモプロパン、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼンなどの含ハロゲン化炭化水素;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸tert−
ブチルなどの酢酸エステル;メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブ
タノール、sec−ブタノール、tert−ブタノー
ル、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタ
ノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1
−ブタノール、3−メチル−2−ブタノール、2−メチ
ル−2−ブタノール、シクロヘキサノール、エチレング
リコール、トリメチレングリコールなどのアルコール;
アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、
ベンゾニトリルなどの含シアノ炭化水素;水;ジメチル
スルホキシド;またはこれらの混合溶媒などが挙げられ
る。溶媒の使用量は、ハロゲノシクロプロピルプロピオ
ン酸誘導体(II)に対し、通常1〜200倍重量の範囲
が適当である。
ン酸誘導体(II)もしくはその溶液に、塩基もしくはそ
の溶液を添加するか、または塩基もしくはその溶液に、
ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)もし
くはその溶液を添加することにより行う。反応温度は、
−100℃〜200℃の範囲が好ましく、−20℃〜1
00℃の範囲がより好ましい。
体(II)を塩基と反応させることにより、シクロプロピ
ルビニル誘導体(IV)またはシクロプロピルアセチレン
誘導体(III)が得られる。ここで、塩基として水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化物塩;ナトリ
ウムメチラート、カリウムメチラート、ナトリウムエト
キシド、カリウムエトキシド、ナトリウムtert−ブ
トキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの金属ア
ルコキシド;メチルリチウム、エチルリチウム、プロピ
ルリチウム、ブチルリチウムなどのアルキル金属化合
物;またはフェニルリチウムなどのアリール金属化合物
を、ハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体(II)
に対して2当量以上用いることにより、シクロプロピル
アセチレン誘導体(III)まで一挙に変換することがで
きる。
セチレン誘導体(III)は、通常の有機化合物の単離・
精製に用いられる方法により単離・精製することができ
る。例えば、反応混合物を食塩水または水にあけ、ジエ
チルエーテル、酢酸エチル、塩化メチレンなどの有機溶
媒で抽出し、必要に応じて抽出液を希塩酸、水、食塩水
などで洗浄することにより塩基性物質、水溶性物質を除
去したのちに濃縮し、得られる粗生成物を必要に応じて
蒸留、クロマトグラフィ、再結晶などにより精製するこ
とができる。また、後処理することなく、反応液をその
まま蒸留または濃縮し、得られる粗生成物を必要に応じ
て蒸留、クロマトグラフィ、再結晶などにより精製する
ことができる。
酸誘導体(II)と塩基との反応において、塩基としてピ
リジン、トリエチルアミンなどのアミン;もしくは炭酸
カリウム、炭酸ナトリウムなどの炭酸塩を使用するか、
または塩基として水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どの水酸化物塩;ナトリウムメトキシド、カリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、
ナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−
ブトキシドなどの金属アルコキシド;メチルリチウム、
エチルリチウム、プロピルリチウム、ブチルリチウムな
どのアルキル金属化合物;もしくはフェニルリチウムな
どのアリール金属化合物を、ハロゲノシクロプロピルプ
ロピオン酸誘導体(II)に対して1〜2当量使用するこ
とにより、シクロプロピルビニル誘導体(IV)が得られ
る。
ニル誘導体(IV)は、通常の有機化合物の単離・精製に
用いられる方法により単離・精製することができる。例
えば、反応混合物を食塩水または水にあけ、ジエチルエ
ーテル、酢酸エチル、塩化メチレンなどの有機溶媒で抽
出し、必要に応じて抽出液を希塩酸、水、食塩水などで
洗浄することにより塩基性物質、水溶性物質を除去した
のちに濃縮し、得られる粗生成物を必要に応じて蒸留、
クロマトグラフィ、再結晶などにより精製することがで
きる。また、後処理することなく、反応液をそのまま次
の反応に供してもよい。
V)は、塩基と反応させることにより、シクロプロピル
アセチレン誘導体(III)に変換することができる。
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化物塩;ナ
トリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシド、カリウムエトキシド、ナトリウムtert
−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシドなどの金
属アルコキシド;メチルリチウム、エチルリチウム、プ
ロピルリチウム、ブチルリチウムなどのアルキル金属化
合物;フェニルリチウムなどのアラルキル金属化合物な
どを挙げることができる。塩基の使用量は、シクロプロ
ピルビニル誘導体(IV)に対し1当量〜100当量の範
囲が好ましい。
で行われる。溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサ
ン、オクタン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの炭化水素;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、アニ
ソール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジ
メチルエーテルなどのエーテル;メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イ
ソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノ
ール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペン
タノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−
1−ブタノール、3−メチル−2−ブタノール、2−メ
チル−2−ブタノール、シクロヘキサノール、エチレン
グリコール、トリメチレングリコールなどのアルコー
ル;水;ジメチルスルホキシド;またはこれらの混合溶
媒などが挙げられる。溶媒の使用量は、シクロプロピル
ビニル誘導体(IV)に対し、通常1〜200倍重量の範
囲が適当である。
V)もしくはその溶液に、塩基もしくはその溶液を添加
するか、または塩基もしくはその溶液に、シクロプロピ
ルビニル誘導体(IV)もしくはその溶液を添加すること
により行う。反応温度は、−20℃〜250℃の範囲が
好ましく、0℃〜200℃の範囲がより好ましい。
セチレン誘導体(III)は、上記した方法により単離・
精製することができる。
誘導体(III)を得るためには、シクロプロピルビニル
誘導体(IV)を得て、それを分離・精製し、次の反応に
付す方法の方が好ましい。
は、シクロプロピルアクリル酸誘導体(I)にハロゲン
化剤および塩基を反応させることにより、ハロゲノシク
ロプロピルプロピオン酸(II)を単離することなく、一
段階の反応で得ることもできる。ここで、ハロゲン化剤
および塩基としては、上記したと同様のハロゲン化剤お
よび塩基が使用される。
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。
成 ピリジン(350ml、342g、4.33mol、シ
クロプロパンカルバルデヒドに対して3.23当量)を
三口フラスコに満たし、撹拌下、マロン酸153.79
g(1.47mol、シクロプロパンカルバルデヒドに
対して1.1当量)を内温が60℃を超えないように少
しずつ添加した。ついで、シクロプロパンカルバルデヒ
ド(93.42g、100ml、1.33mol)をこ
の反応溶液に添加した。添加後、反応溶液を内温80〜
90℃とし、残存シクロプロパンカルバルデヒドがシク
ロプロピルアクリル酸の5%以下となるまで反応を継続
した。反応溶液を氷の入った3N塩酸に展開し、pHを
1以下とした。酢酸エチルを加え抽出し、水層を分離し
たのちに、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで脱水、濾過濃縮し、下記の物性を
有するシクロプロピルアクリル酸の結晶122g(収率
81%)を得た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:6.52(dd,J=9.89,14.8
Hz,1H), 5.90(d,J=14.8Hz,1H), 1.61(m,1H), 0.99(m,2
H), 0.68(m,2H)
ン酸ジメチルの合成 ピリジン(350ml、342g、4.33mol、シ
クロプロパンカルバルデヒドに対して3.23当量)を
三口フラスコに満たし、撹拌下、マロン酸ジメチル19
4.21g(1.47mol、シクロプロパンカルバル
デヒドに対して1.1当量)を添加した。ついで、シク
ロプロパンカルバルデヒド(93.42g、100m
l、1.33mol)をこの反応溶液に添加した。添加
後、反応溶液を内温80〜90℃とし、残存シクロプロ
パンカルバルデヒドがシクロプロピルアクリル酸の5%
以下となるまで反応を継続した。反応溶液を氷の入った
3N塩酸を撹拌している三角フラスコ中にあけ、pHを
1以下とした。酢酸エチルを加え抽出し、水層を分離し
たのちに、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで脱水、濾過濃縮し、下記の物性を
有するシクロプロピルメチリデンマロン酸ジメチル13
4.2g(収率80%)を得た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:6.43(d,J=11.1Hz,1
H), 3.86(s,3H), 3.78(s,3H), 1.9-2.1(m,1H), 1.05-1.
25(m,2H), 0.7-0.8(m,2H)
プロピルプロピオン酸の合成 3口フラスコにシクロプロピルアクリル酸5g(44.
6mmol)を取り、窒素雰囲気下、ヘキサン50ml
を加え、結晶溶解確認後、氷冷した。内部の温度が5℃
以下となったところで、反応液が赤褐色となるまで臭素
7.48g(46.8mmol)を滴下した。滴下後、
反応液の発熱が収まったことを確認し、室温下で2時間
撹拌した。スラリーの析出が認められる反応液を濾過
し、下記の物性を有する2,3−ジブロモ−3−シクロ
プロピルプロピオン酸8.77g(収率72%)を得
た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:9.2(bs,1H), 4.66(d,
J=10.9Hz,1H), 3.87(dd,J=9.89,10.9Hz,1H), 1.2-1.4
(m,1H), 1.0-1.15(m,1H), 0.75-0.90(m,2H), 0.4-0.5
(m,1H)
プロピルプロピオン酸の合成 3口フラスコにシクロプロピルアクリル酸5g(44.
6mmol)を取り、窒素雰囲気下、塩化メチレン50
mlを加え、結晶溶解確認後、氷冷した。内部の温度が
5℃以下となったところで、反応液が赤褐色となるまで
臭素7.48g(46.8mmol)を滴下した。滴下
後、反応液の発熱が収まったことを確認し、室温下で2
時間撹拌した。スラリーの析出が認められる反応液を濾
過し、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオ
ン酸7.52g(収率62%)を得た。
プロピルプロピオン酸の合成 3口フラスコにシクロプロピルアクリル酸50g(44
6mmol)を取り、窒素雰囲気下、クロロホルム30
0mlを加え、結晶溶解確認後、氷冷した。内部の温度
が5℃以下となったところで、反応液が赤褐色となるま
で臭素74.8g(468mmol)を滴下した。滴下
後、反応液の発熱が収まったことを確認し、室温下で2
時間撹拌した。スラリーの析出が認められる反応液を濾
過し、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオ
ン酸62.2gを得た。濾液を濃縮し、ヘキサン25m
lを加え懸濁させ、濾過し、2,3−ジブロモ−3−シ
クロプロピルプロピオン酸10.5g(第1晶と合わせ
ての粗収率60%)を得た。
プロピル−2−メトキシカルボニルプロピオン酸メチル
の合成: 3口フラスコにシクロプロピルメチリデンマロン酸ジメ
チル18.4g(0.1mol)を取り、窒素雰囲気
下、クロロホルム100mlを加え、氷冷した。内部の
温度が5℃以下となったところで、反応液が赤褐色とな
るまで臭素17.6g(0.11mol)を滴下した。
滴下後、反応液の発熱が収まったことを確認し、室温下
で2時間撹拌した。反応溶液を濃縮し、下記の物性を有
する2,3−ジブロモ−3−シクロプロピル−2−メト
キシカルボニルプロピオン酸メチルの粗生成物35gを
得た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:3.88(s,3H), 3.86(s,
3H), 3.80-3.88(m,1H), 1.61-1.70(m,1H), 0.80-0.95
(m,2H), 0.67-0.72(m,1H), 0.44-0.50(m,1H)
プロピルプロピオン酸の合成 3口フラスコにシクロプロピルアクリル酸5g(44.
6mmol)を取り、窒素雰囲気下、塩化メチレン50
mlを加え、結晶溶解確認後、氷冷した。内部の温度が
5℃以下となったところで、反応液が黄色となるまで塩
素ガスを吹き込んだ。反応液の発熱が収まったことを確
認し、室温下で2時間撹拌した。反応溶液を濃縮し、下
記の物性を有する粗2,3−ジクロロ−3−シクロプロ
ピルプロピオン酸8.16gを得た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:9.2(bs,1H), 4.54(d,
J=8.4Hz,1H), 3.65-3.93(m,1H), 1.25-1.6(m,1H), 0.4-
1.0(m,4H)
−ブロミドの合成 3口フラスコに2,3−ジブロモ−3−シクロプロピル
プロピオン酸3.74g(13.8mmol)を取り、
10%−炭酸カリウム水溶液40.38g(炭酸カリウ
ム4.03g、29.2mmol、臭素化物に対して
2.12当量;水36.35gより調製)をゆっくりと
滴下した後、60℃に加熱し2時間撹拌した。反応容器
にペンタンを加え十分に撹拌し、水層を分離し、有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾過した
後に、濃縮し、下記の物性を有する2−シクロプロピル
ビニル−1−ブロミド1.45g(収率72%)を得
た。
CDCl3,TMS,ppm)δ: E体: 6.03(d,J=13.9Hz,1H), 5.72(dd,J=8.90,13.9H
z,1H), 1.3-1.5(m,1H),0.7-0.8(m,2H), 0.3-0.45(m,2H) Z体: 6.04(d,J=6.93Hz,1H), 5.47(dd,J=6.92,8.90H
z,1H), 1.75-1.95(m,1H), 0.75-1.00(m,2H), 0.3-0.55
(m,2H)
−ブロミドの合成 3口フラスコに2,3−ジブロモ−3−シクロプロピル
プロピオン酸30g(110mmol)を取り、ペンタ
ン150mlに溶解させた。加熱還流下、10%−炭酸
カリウム水溶液227.3g(165mmol、粗臭素
化物に対して1.49当量)をゆっくりと滴下した。溶
解液を加熱還流下、1時間撹拌し、水層を分離、有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾過した
後に、濃縮、減圧蒸留(65mmHg、沸点62℃)
し、2−シクロプロピルビニル−1−ブロミド7.57
g(収率47%;Z体/E体=83/17)を得た。
−ブロミドの合成 3口フラスコにメタノール150ml、炭酸カリウム
4.03g(29.2mmol、臭素化物に対して2.
12当量)を分取し、室温下、2,3−ジブロモ−3−
シクロプロピルプロピオン酸3.74g(13.75m
mol)を添加した。反応溶液を室温下4時間攪拌した
後に、反応溶液を水に展開し、ペンタンを加え抽出し、
水層を分離し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾
過した後に、濃縮し、2−シクロプロピルビニル−1−
ブロミド1.58g(収率78%;Z体:E体=83:
17)を得た。
−ブロミドの合成 3口フラスコにメタノール150mlおよび2,3−ジ
ブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸30g(11
0mmol)を分取し、0±5℃で、炭酸水素ナトリウ
ム12.3g(116mmol、2,3−ジブロモ−3
−シクロプロピルプロピオン酸に対して1.05eq)
を添加し、反応温度を徐々に室温(20〜25℃)まで
昇温させ、7.5時間攪拌した。反応完結後、反応液を
水に展開し、塩化メチレンで抽出した。下層の有機層を
常圧で濃縮し、塩化メチレンを除去したのち、減圧蒸留
(65mmHg、沸点62℃)して2−シクロプロピル
ビニル−1−ブロミド12.61g(収率78%、純度
95%以上、Z体:E体=95:5)を得た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコにtert−ブタノール150mlを分取
し、室温下、水酸化カリウム7.56g(純度86%、
116mmol、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピ
ルプロピオン酸に対して1.05当量)を添加溶解させ
た。次いで、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプ
ロピオン酸30g(110mmol)を加え、室温下、
5時間攪拌した。反応溶液を水に展開し、ヘキサンで抽
出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、
濃縮、減圧蒸留(65mmHg、沸点62℃)し、2−
シクロプロピルビニル−1−ブロミド10.8g(収率
67%;Z体:E体=83:17)を得た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコにメタノール150mlを分取し、室温
下、水酸化カリウム7.56g(純度86%、116m
mol、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプロピ
オン酸に対して1.05当量)を添加溶解させた。次い
で、2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオン
酸30g(110mmol)を加え、室温下、7.5時
間攪拌した。反応溶液を水に展開し、ヘキサンで抽出し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、濃
縮、減圧蒸留(65mmHg、沸点62℃)し、2−シ
クロプロピルビニル−1−ブロミド12.45g(収率
77%;Z体:E体=83:17)を得た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコにジイソプロピルエーテル150mlおよ
び2,3−ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸
30g(110mmol)を分取し、0±5℃で、トリ
エチルアミン11.7g(116mmol、2,3−ジ
ブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸に対して1.
05eq)を滴下した。滴下完了後、反応温度を徐々に
室温(20〜25℃)まで昇温させ、7.5時間攪拌し
た。反応完結後、反応液を、水80gで水洗した。有機
層を常圧で濃縮し、ジイソプロピルエーテルを除去した
のち、減圧蒸留(65mmHg、沸点62℃)して2−
シクロプロピルビニル−1−ブロミド11.32g(収
率70%、純度99%以上、Z体:E体=95:5)を
得た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコにトルエン150mlおよび2,3−ジブ
ロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸30g(110
mmol)を分取し、0±5℃で、トリエチルアミン1
1.7g(116mmol、2,3−ジブロモ−3−シ
クロプロピルプロピオン酸に対して1.05eq)を滴
下した。滴下完了後、反応温度を徐々に室温(20〜2
5℃)まで昇温させ、8時間攪拌した。反応完結後、反
応液を、水80gで水洗した。有機層を減圧下で濃縮し
てトルエンを除去したのち、減圧蒸留(65mmHg、
沸点62℃)して2−シクロプロピルビニル−1−ブロ
ミド7.92g(収率49%、純度95%、Z体:E体
=83:17)を得た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコにメタノール150mlおよび2,3−ジ
ブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸30g(11
0mmol)を分取し、0±5℃で、トリエチルアミン
11.7g(116mmol、2,3−ジブロモ−3−
シクロプロピルプロピオン酸に対して1.05eq)を
滴下した。滴下完了後、反応温度を徐々に室温(20〜
25℃)まで昇温させ、7.5時間攪拌した。反応完結
後、反応液を水に添加し塩化メチレンで抽出した。下層
の有機層を常圧で濃縮し、塩化メチレンを除去したの
ち、減圧蒸留(65mmHg、沸点62℃)して2−シ
クロプロピルビニル−1−ブロミド12.29g(収率
76%、純度95%、Z体:E体=83:17)を得
た。
1−ブロミドの合成 3口フラスコに塩化メチレン150mlおよび2,3−
ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸30g(1
10mmol)を分取し、0±5℃で、トリエチルアミ
ン11.7g(116mmol、2,3−ジブロモ−3
−シクロプロピルプロピオン酸に対して1.05eq)
を滴下した。滴下完了後、反応温度を徐々に室温(20
〜25℃)まで昇温させ、10時間攪拌した。反応完結
後、反応液を、水80gで水洗した。下層の有機層を常
圧で濃縮し、塩化メチレンを除去したのち、減圧蒸留
(65mmHg、沸点62℃)して2−シクロプロピル
ビニル−1−ブロミド14.72g(収率91%、純度
99%以上、Z体:E体=95:5)を得た。
1−クロリドの合成 3口フラスコに塩化メチレン150mlおよび2,3−
ジクロロ−3−シクロプロピルプロピオン酸20.1g
(110mmol)を分取し、0±5℃で、トリエチル
アミン11.7g(116mmol、2,3−ジクロロ
−3−シクロプロピルプロピオン酸に対して1.05e
q)を滴下した。滴下完了後、反応温度を徐々に室温
(20〜25℃)まで昇温させ、10時間攪拌した。反
応完結後、反応液を、水80gで水洗した。下層の有機
層を常圧で濃縮し、塩化メチレンを除去し、下記の物性
を有する2−シクロプロピルビニル−1−クロリド5.
63g(収率50%、Z体:E体=80:20)を得
た。
CDCl3,TMS,ppm)δ: E体: 5.97(d,J=12.9Hz,1H), 5.46(dd,J=8.90,12.9H
z,1H), 1.3-1.5(m,1H),0.7-0.8(m,2H), 0.3-0.45(m,2H) Z体: 5.95(d,J=6.93Hz,1H), 5.14(dd,J=6.93, 9.90H
z,1H), 1.80-1.95(m,1H), 0.75-1.00(m,2H), 0.3-0.55
(m,2H)
1−ブロミドの合成 シクロプロピルアクリル酸54.39g(0.485m
ol)を塩化メチレン217gに溶解させ、窒素雰囲気
下、0±5℃に冷却した。スラリーとなった反応液に、
反応溶液が赤褐色となるまで臭素81.41g(0.5
09mol、シクロプロピルアクリル酸に対して1.0
5当量)を滴下した。滴下後、反応液の発熱が収まった
ことを確認し、4時間、0±5℃で撹拌した。溶液の上
澄み中にシクロプロピルアクリル酸がほとんど残存して
いないことを確認し、0±5℃で、トリエチルアミン5
4.54g(臭素に対して1.05eq)を滴下した。
滴下完了後、反応温度を徐々に室温(20〜25℃)ま
で昇温させ、10時間攪拌した。反応完結後、反応液
を、水80gで水洗した。下層の有機層を常圧で濃縮
し、塩化メチレンを除去したのち、減圧蒸留(65mm
Hg、沸点62℃)して2−シクロプロピルビニル−1
−ブロミド35.66g(収率2段階50%、純度99
%以上、Z体:E体=95:5)を得た。
合成 3口フラスコに2−シクロプロピルビニル−1−ブロミ
ド1.4g(9.52mmol)を入れ、窒素雰囲気下
とし、ジメチルスルホキシド10mlを加え、撹拌し
た。この溶液にtert−ブトキシカリウム2.15g
(19.2mmol、シクロプロピルビニルブロミドに
対して2.0当量)を室温下で加えた。添加後、室温下
で2時間撹拌したのち、反応液を加熱し、蒸留した。8
0℃までの留分を分取した後に、この留分を再度精密蒸
留し、下記の物性を有するシクロプロピルアセチレン
0.5g(収率79%)を得た。
CDCl3,TMS,ppm)δ:1.76(d,J=1.98Hz,1
H), 1.18-1.30(m,1H), 0.68-1.3(m,4H)13 C−NMRスペクトル(67.5MHz,CDC
l3,TMS,ppm)δ:63.46, 31.33, 8.19, 4.27
合成 3口フラスコに2−シクロプロピルビニル−1−ブロミ
ド1.4g(9.52mmol)を入れ、窒素雰囲気下
とし、ヘプタン10mlを加え、撹拌した。この溶液に
tert−ブトキシカリウム1.28g(11.4mm
ol、シクロプロピルビニルブロミドに対して1.2当
量)を室温下で加えた。添加後、室温下で2時間撹拌し
たのち、反応液を加熱し、蒸留した。80℃までの留分
を分取し、シクロプロピルアセチレン0.28g(収率
45%)を得た。
合成 3口フラスコに2−シクロプロピルビニル−1−ブロミ
ド1.4g(9.52mmol)を入れ、窒素雰囲気下
とし、トルエン10mlを加え、撹拌した。この溶液に
tert−ブトキシカリウム1.28g(11.42m
mol、シクロプロピルビニルブロミドに対して1.2
当量)を室温下で加えた。添加後、室温下で2時間撹拌
したのち、反応液を加熱し、蒸留した。80℃までの留
分を分取し、シクロプロピルアセチレン0.43g(収
率68%)を得た。
合成 3口フラスコに2−シクロプロピルビニル−1−ブロミ
ド1.4g(9.52mmol)を入れ、窒素雰囲気下
とし、tert−アミルアルコール10mlを加え、撹
拌した。この溶液にtert−ブトキシカリウム1.2
8g(11.42mmol、シクロプロピルビニルブロ
ミドに対して1.2当量)を室温下で加えた。添加後、
室温下で2時間撹拌したのち、反応液を加熱し、蒸留し
た。80℃までの留分を分取し、シクロプロピルアセチ
レン0.46g(収率73%)を得た。
合成 3口フラスコに2−シクロプロピルビニル−1−ブロミ
ド1.4g(9.52mmol)を入れ、窒素雰囲気下
とし、tert−アミルアルコール10mlを加え、撹
拌した。この溶液にtert−ブトキシナトリウム1.
10g(11.4mmol、シクロプロピルビニルブロ
ミドに対して1.2当量)を室温下で加えた。添加後、
室温下で2時間撹拌したのち、反応液を加熱し、蒸留し
た。80℃までの留分を分取し、シクロプロピルアセチ
レン0.37g(収率59%)を得た。
合成 3口フラスコにsec−ブタノール1523gを取り、
次いで水酸化カリウム296g(純度86%、4.54
mol、シクロプロピルビニルブロミドに対して1.2
当量)を加え、窒素雰囲気下70〜80℃で撹拌し、水
酸化カリウムを溶解させた。この溶液にシクロプロピル
ビニルブロミド555g(3.77mol)を45〜5
0℃で添加した。添加後、反応液を徐々に加熱し、反応
液温度85〜95℃にて、生成物を蒸留留去させ、留出
物温度95℃までの留分を採取した。留出した下層
(水)を分離除去し、残った上層中の水を共沸除去した
後、精密蒸留し、シクロプロピルアセチレン211.8
g(蒸留沸点範囲52.5〜52.7℃、純度99.8
%、収率85%)を得た。
合成 3口フラスコにtert−アミルアルコール1.5kg
を取り、次いで水酸化カリウム296g(純度86%、
4.54mol、シクロプロピルビニルブロミドに対し
て1.2当量)を加え、窒素雰囲気下70〜80℃で撹
拌し、水酸化カリウムを溶解させた。この溶液にシクロ
プロピルビニルブロミド555g(3.77mol)を
45〜50℃で添加した。添加後、反応液を徐々に加熱
し、反応液温度85〜95℃にて、生成物を蒸留留去さ
せ、留出物温度95℃までの留分を採取した。留出物の
下層を分離除去し、上層中に含まれる水を共沸除去した
後、精密蒸留し、シクロプロピルアセチレン187g
(蒸留沸点範囲52〜53℃、純度98%、収率75
%)を得た。
合成 3口フラスコにヘプタン150mlおよび2,3−ジブ
ロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸30g(110
mmol)を分取し、次いで0±5℃で、tert−ブ
トキシカリウム27.2g(242mmol)を添加し
た。添加後、反応温度を徐々に室温(20〜25℃)ま
で昇温させ、10時間攪拌し、さらに反応液温度85〜
95℃にて、生成物を蒸留留去させ、留出物温度95℃
までの留分を採取した。留出物の下層を分離除去し、上
層中に含まれる水を共沸除去した後、精密蒸留し、シク
ロプロピルアセチレン3.65g(蒸留沸点範囲52〜
53℃、純度90%、2段階収率50%)を得た。
合成 3口フラスコに塩化メチレン245mlおよび2,3−
ジブロモ−3−シクロプロピルプロピオン酸132g
(485mmol)を分取し、0±5℃で、トリエチル
アミン54.5g(539mmol)を滴下した。滴下
完了後、反応温度を徐々に室温(20〜25℃)まで昇
温させ、10時間攪拌した。反応完結後、反応液を、水
80gで水洗した。下層の有機層を常圧で濃縮し、塩化
メチレンを除去した。この濃縮物に水酸化ナトリウム3
8.0g(純度86%、677mol)をsec−ブタ
ノール200gに溶解させた溶液を添加し、反応液温度
85〜90℃にて、生成物を蒸留留去させ、留出物温度
95℃までの留分を採取した。留出物の下層を分離除去
し、上層中に含まれる水を共沸除去した後、精密蒸留
し、シクロプロピルアセチレン14.3g(蒸留沸点範
囲52〜53℃、純度90%、2段階収率40%)を得
た。
合成 シクロプロピルアクリル酸54.39g(0.485m
ol)を塩化メチレン244.76gに溶解させ、窒素
雰囲気下、0±5℃に冷却した。スラリーとなった反応
液に、反応溶液が赤褐色となるまで臭素81.41g
(0.509mol、シクロプロピルアクリル酸に対し
て1.05当量)を滴下した。滴下後、反応液の発熱が
収まったことを確認し、4時間、0±5℃で撹拌した。
反応が完結していることを確認し、0±5℃で、トリエ
チルアミン54.54g(臭素に対して1.05eq)
を滴下した。滴下完了後、反応温度を徐々に室温(20
〜25℃)まで昇温させ、10時間攪拌した。反応完結
後、反応液を、水80gで水洗した。下層の有機層を常
圧で濃縮し、塩化メチレンを除去した。この濃縮物に水
酸化ナトリウム37.98g(純度86%、0.582
mol)をsec−ブタノール200gに溶解させた溶
液を添加し、反応液温度85〜95℃にて、生成物を蒸
留留去させ、留出物温度95℃までの留分を採取した。
留出した2層分離した留分の下層を分離除去した。上層
を加熱し、生成物中に含まれる水を共沸除去した後、精
密蒸留し、シクロプロピルアセチレン9.62g(蒸留
沸点範囲52〜53℃、純度90%、3段階収率30
%)を得た。
和な条件下に収率よく、工業的に有利に製造し得る方
法、ならびにその合成中間体およびその製造方法が提供
される。
Claims (9)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表す。)で示されるシクロプロピルアクリル酸誘導体
をハロゲン化剤と反応させることにより一般式(II) 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は前
記定義のとおりであり、XおよびYはハロゲン原子を表
す。)で示されるハロゲノシクロプロピルプロピオン酸
誘導体を得、得られたハロゲノシクロプロピルプロピオ
ン酸誘導体を塩基と反応させることを特徴とする一般式
(III) 【化3】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記定義のと
おりであり、R8は水素原子、置換基を有していてもよ
いアルキル基、カルボキシル基または保護されたカルボ
キシル基を表す。)で示されるシクロプロピルアセチレ
ン誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 一般式(II) 【化4】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表し、XおよびYはハロゲン原子を表す。)で示され
るハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体を塩基と
反応させることを特徴とする一般式(III) 【化5】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記定義のと
おりであり、R8は水素原子、置換基を有していてもよ
いアルキル基、カルボキシル基または保護されたカルボ
キシル基を表す。)で示されるシクロプロピルアセチレ
ン誘導体の製造方法。 - 【請求項3】 一般式(II) 【化6】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表し、XおよびYはハロゲン原子を表す。)で示され
るハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体を塩基と
反応させることにより一般式(IV) 【化7】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5およびXは前記定義
のとおりであり、R9は水素原子、置換基を有していて
もよいアルキル基、カルボキシル基または保護されたカ
ルボキシル基を表す。)で示されるシクロプロピルビニ
ル誘導体を得、得られたシクロプロピルビニル誘導体を
塩基と反応させることを特徴とする一般式(III) 【化8】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記定義のと
おりであり、R8は水素原子、置換基を有していてもよ
いアルキル基、カルボキシル基または保護されたカルボ
キシル基を表す。)で示されるシクロプロピルアセチレ
ン誘導体の製造方法。 - 【請求項4】 一般式(IV) 【化9】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R9は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、Xはハロゲン原子を表す。)で示されるシクロ
プロピルビニル誘導体を塩基と反応させることを特徴と
する一般式(III) 【化10】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記定義のと
おりであり、R8は水素原子、置換基を有していてもよ
いアルキル基、カルボキシル基または保護されたカルボ
キシル基を表す。)で示されるシクロプロピルアセチレ
ン誘導体の製造方法。 - 【請求項5】 一般式(II) 【化11】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表し、XおよびYはハロゲン原子を表す。)で示され
るハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体を塩基と
反応させることを特徴とする一般式(IV) 【化12】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5およびXは前記定義
のとおりであり、R9は水素原子、置換基を有していて
もよいアルキル基、カルボキシル基または保護されたカ
ルボキシル基を表す。)で示されるシクロプロピルビニ
ル誘導体の製造方法。 - 【請求項6】 一般式(I) 【化13】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表す。)で示されるシクロプロピルアクリル酸誘導体
をハロゲン化剤および塩基と反応させることを特徴とす
る一般式(IV) 【化14】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記定義のと
おりであり、R9は水素原子、置換基を有していてもよ
いアルキル基、カルボキシル基または保護されたカルボ
キシル基を表し、Xはハロゲン原子を表す。)で示され
るシクロプロピルビニル誘導体の製造方法。 - 【請求項7】 一般式(IV-1) 【化15】 (式中、R11、R12、R13、R14およびR15はそれぞれ
水素原子または水酸基、アルコキシル基もしくはアリー
ル基で置換されていてもよいアルキル基を表し、R19は
水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、カル
ボキシル基または保護されたカルボキシル基を表し、X
1はハロゲン原子を表す。)で示されるシクロプロピル
ビニル誘導体。 - 【請求項8】 一般式(II) 【化16】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表し、XおよびYはハロゲン原子を表す。)で示され
るハロゲノシクロプロピルプロピオン酸誘導体。 - 【請求項9】 一般式(I) 【化17】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
し、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基
を表し、R7は水素原子またはカルボキシル基の保護基
を表す。)で示されるシクロプロピルアクリル酸誘導体
をハロゲン化剤と反応させることを特徴とする一般式
(II) 【化18】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は前
記定義のとおりであり、XおよびYはハロゲン原子を表
す。)で示されるハロゲノシクロプロピルプロピオン酸
誘導体の製造方法。
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---|---|---|---|
JP34670897A JP3805510B2 (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-16 | シクロプロピルアセチレン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-335746 | 1996-12-16 | ||
JP33574696 | 1996-12-16 | ||
JP34670897A JP3805510B2 (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-16 | シクロプロピルアセチレン誘導体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10231268A true JPH10231268A (ja) | 1998-09-02 |
JP3805510B2 JP3805510B2 (ja) | 2006-08-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34670897A Expired - Fee Related JP3805510B2 (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-16 | シクロプロピルアセチレン誘導体の製造方法 |
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JP (1) | JP3805510B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34670897A patent/JP3805510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3805510B2 (ja) | 2006-08-02 |
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