JPH10230231A - 細部用清掃具 - Google Patents

細部用清掃具

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JPH10230231A
JPH10230231A JP9037228A JP3722897A JPH10230231A JP H10230231 A JPH10230231 A JP H10230231A JP 9037228 A JP9037228 A JP 9037228A JP 3722897 A JP3722897 A JP 3722897A JP H10230231 A JPH10230231 A JP H10230231A
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JP
Japan
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loop
cleaning tool
cleaned
yarn
synthetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9037228A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Toya
一利 戸屋
Haruhiko Kawamoto
晴彦 川本
Yasuo Kishida
恭雄 岸田
Shinichi Iwano
▲真▼一 岩野
Akira Nagase
亮 長瀬
Masaru Kobayashi
勝 小林
Toshiaki Nakano
敏昭 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNITIKA HANBAI KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Unitika Ltd
Original Assignee
UNITIKA HANBAI KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Unitika Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】細部に付着した微細な汚れを溶剤などの化学物
質を使用せず、かつ簡便な方法で汚れを除くことを可能
とし、被清掃物の角部や隙間など、より細部の清掃に対
応することができ、さらには毛羽の脱落の問題がない清
掃具を提供する。 【解決手段】単糸繊度が0.5デニール以下である合成
繊維フィラメント糸からなるループを有する製紐品8が
折り曲げられ、この折り曲げ部が突出するように円筒状
の把持部7に埋設されている細部用清掃具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体における接続
孔部や接続端子の先端あるいは微細な溝などの細かな隙
間など従来の方法では清掃具が入り込めず清掃が不可能
であった細部を清掃するための細部用清掃具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、清潔と精密へのニーズは高まる傾
向にあり、IC回路基盤や光ファイバーのコネクターな
どの精密機器の製造工程や家庭での例えばオーディオ機
器の磁気ヘッド部分の清掃などのメンテナンスにおいて
も性能の維持と衛生条件の確保が望まれている。従来精
密な部分の清掃には、例えば綿を芯棒に巻き付けた綿棒
での拭き取りや綿棒に溶剤を含浸させて汚れを除く方法
が用いられてきた。
【0003】綿棒では、綿自体の直径が大きいので清掃
面に対して接触面積が小さく、また綿同士の間隙も大き
いので精密機器などのミクロンオーダーの汚れを捕捉し
にくいため、清掃効果が低く、汚れを確実にかつ効果的
に拭き取ることは困難である。また、回したり抜き差し
したり綿棒に力を掛けて奥まった部分を清掃すると、綿
自体が短繊維であるので繊維屑が清掃面に残り、新たな
塵となってしまう欠点があった。
【0004】繊維屑が清掃面に残る欠点を防止するため
綿部分に溶剤を含ませて使用することもある。しかしな
がら含ませた溶剤が清掃面に残留し、性能を落としたり
対象物の劣化が生じることがある。溶剤の清掃面への残
留を防止するために清掃後ガスで溶剤や繊維屑を吹き飛
ばす方法を採ったりしていたが、この方法では溶剤管理
の点や溶剤やガスによる環境汚染の点で問題を引き起こ
す恐れもある。
【0005】これらの問題を解決するものとして、実開
平3−117208号公報には芯棒の周囲に弾性体を設
け、この弾性体を極細繊維で織られた筒状の布または編
み物により覆い、これを折り曲げたり捩じったりしたも
のが提案されている。
【0006】しかしながらこのような清掃具では、弾性
体を筒状の布または編み物により覆うという複雑な構造
のため、細径の清掃具を製造するのは困難であった。そ
のため、例えば小型の光コネクターのように、内径2m
m以下の孔または溝の奥を清掃する必要がある場合には
適用できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、細部に付着した微細な汚れを溶剤
などの化学物質を使用せず、かつ簡便な方法で汚れを除
くことを可能とし、被清掃物の角部や隙間など、より細
部の清掃に対応することができ、さらには毛羽の脱落の
問題がない清掃具を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するもので次の構成よりなるものである。すなわち本
発明は、単糸繊度が0.5デニール以下である合成繊維
フィラメント糸からなるループを有する糸条または製紐
品が折り曲げられ、この折り曲げ部が突出するように円
筒状あるいは円柱状の把持部に埋設されている細部用清
掃具、合成繊維フィラメント糸の断面が異形断面である
前記の細部用清掃具、合成繊維フィラメント糸が特性の
異なる合成樹脂の複合紡糸繊維を割繊処理したフィラメ
ント糸である前記の細部用清掃具を要旨とするものであ
る。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる合成繊維フィラメント糸とは、ナイロン、ポリエ
ステルなどの合成樹脂を紡糸して得られる長繊維フィラ
メント糸である。この合成繊維フィラメント糸は、通常
の紡糸によって得たものであっても良いが、特性の異な
る合成樹脂を複合紡糸して割繊処理したものであるの
が、より細繊度としたり、異形断面として目的とする用
途により適した繊維にすることができるので好ましい。
この場合の特性の異なる合成樹脂の組み合わせは、薬剤
に対する溶解性や熱収縮性の異なる合成樹脂あるいは互
いの接着性の良くない合成樹脂を選べば、同系の合成樹
脂であっても、異系の合成樹脂であっても良い。例えば
図1に示すような繊維断面形状を有する複合繊維を得る
ために、アルカリ難溶性ポリマー1とアルカリ易溶性ポ
リマー2を用いて複合紡糸を行ない、アルカリ処理をし
てアルカリ易溶性ポリマー2を除去して割繊したフィラ
メント糸を用いることができる。アルカリ難溶性ポリマ
ー1としてはポリエチレンテレフタレート、ポリアミド
などを用いることができ、アルカリ易溶性ポリマー2と
しては、例えば特開平4−209825号公報に記載さ
れているようなスルホン酸基を有するイソフタル酸成分
とビスフェノール類のエチレンオキシド付加物とを共重
合したポリエチレンテレフタレート系コポリエステルな
どが挙げられる。また互いの接着性の良くない合成樹脂
を図1に示すような形状に配置して複合紡糸した繊維
は、後工程の延伸工程などで割繊し、本発明にも好適に
用いられる。
【0010】本発明にて用いる合成繊維フィラメント糸
の単糸繊度は、繊維同士の間隙を小さくし汚れを捕捉し
易くするために0.5デニール以下とする。また、特性
の異なる合成樹脂を複合紡糸して割繊処理し、0.2デ
ニール以下としたものであるのがより好ましい。繊度が
0.5デニールを超えると、繊維の断面積が大きくなる
ことで汚れに対する接触面積が小さくなり、また繊維同
士の間隙も大きくなることで汚れを捕捉しにくくなり、
その結果汚れを確実に取り去ることができなくなる。
【0011】また合成繊維フィラメント糸の断面は異形
断面が好ましく、くさび形、Y形、T形などの鋭角な角
度を有する形状がより好ましい。これは繊維断面の鋭角
な部分が汚れを掻き取る形になり、より確実に汚れを落
とすのに効果的なためである。単糸繊度の小さい異形断
面のフィラメントを得るには上記のごとき特性の異なる
合成樹脂を複合紡糸して割繊処理する方法が適してい
る。
【0012】本発明の細部用清掃具に用いるループを有
する糸条は、前記合成繊維フィラメント糸を用い、流体
攪乱処理によるループ形成技術で得られる図2に示すよ
うな糸条であり、処理条件によりループの大きさや発生
頻度を変えることができる。図2において、3は長手方
向に沿って表面にランダムにループ4を有する糸条であ
る。また、ループを有する製紐品は、製紐機を用いて数
本の糸を定常にたるませて製紐する技術で得られる図3
に示すようなものや前記の流体攪乱処理によりループを
形成した糸条を用いて通常の製紐技術を用いて製紐する
ことなどにより簡単に得ることができる。図3におい
て、5は製紐品の本体部で、この本体部5の表面に長手
方向に沿ってほぼ均等なループ6が並ぶように突設され
ている。
【0013】前記ループ4あるいは6の大きさは、小さ
い方が被清掃部の角部や隙間に入り込みやすいため好ま
しく、その数は多いほど被清掃部との接触面積が増加す
るため好ましい。何れにせよ被清掃部に合わせて最適な
条件を選択すれば良い。このようなループが通常の平面
的な織物や編物では届きにくい角部や隙間に届くことに
より、より確実な清掃を可能にする。
【0014】本発明の細部用清掃具は、前記ループを有
する糸条または製紐品を折り曲げ、この折り曲げ部が清
掃部として突出するように剛体よりなる円筒または円柱
に埋設することにより得られる。
【0015】図4および図5は、本発明の細部用清掃具
の例である。図4は円筒状の把持部7の内径に合わせ
て、ループ部を有する製紐品8の埋設部9を合成樹脂な
どで固めたりテープで集束して、埋設部9を円筒状の把
持部7の先端部に埋設固定し、把持部7の先端から作業
し易い長さのループ部を有する製紐品8を突出させて清
掃部とし、本発明の細部用清掃具とする。このときの埋
設部9の長さは特に限定するものではないが、コストな
どを考慮するならば短くすれば良い。図5には円柱状の
把持部10の先端部の凹部11の内径に合わせて、ループ部
を有する製紐品8の埋設部9を合成樹脂などで固めたり
テープで集束して、埋設部9を凹部11に埋設固定し、把
持部10の先端から作業し易い長さのループ部を有する製
紐品8を突出させて清掃部とし、本発明の細部用清掃具
とする。この場合、製紐品8の本数は1本でも複数本で
も良く、被清掃部の大きさや状況により適宜選択すれば
良い。また、剛体よりなる円筒状の把持部7あるいは円
柱状の把持部10の材料は、木材、金属、合成樹脂など何
れでも良い。これらの場合に、作業中にループ部を有す
る製紐品8が抜けないように埋設部9を接着剤などで円
筒状の把持部7や円柱状の把持部10に接着しておくこと
もできるが、単なる嵌め込み式にしておくとループ部を
有する製紐品8の部分だけ取り替えて清掃作業すること
もできる。
【0016】なお、図4および図5に示す例では円筒状
の把持部7や円柱状の把持部10にループ部を有する製紐
品8を埋設して細部用清掃具を構成しているが、長手方
向に沿って表面にランダムにループを有する糸条(図2
参照)を用いて細部用清掃具を構成することも可能であ
る。
【0017】本発明の細部用清掃具は、合成繊維フィラ
メントを集束したループを有する糸条または編紐の太さ
を用途に適した太さにすることができ、ごく細い清掃具
からかなり太いものまで任意に得ることができる。また
清掃の際の抜き差しによる摩擦や引っ掛けなどで例えば
図6に示すように製紐品の本体部5から突出するループ
6が糸切れしても毛羽が脱落することなく、被清掃部を
効果的に清掃することができる。6aはループ6の糸切
れ部である。
【0018】本発明の細部用清掃具は、単糸繊度0.5
デニール以下の合成繊維フィラメント糸からなるループ
を有する糸条または製紐品を清掃に使用することによっ
て、微細な隙間や角部などを有する被清掃部を効果的に
清掃することができ、繊維屑による新たな塵が被清掃部
に残留することがない。また複合紡糸繊維を割繊処理し
て単糸繊度0.2デニール以下とすれば、フィラメント
の断面積の小ささにより油膜などの汚れを根本から拭い
去り、それが微細な繊維間に保持されることから汚れを
確実かつ簡単に取り去ることができる。また、繊維断面
を異形断面とすれば鋭角部分が増すため、被清掃部の汚
れを根本から掻き取る形になり、より確実かつ迅速な清
掃が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。得られた清掃具の評価は以下の方法にて行
なった。
【0020】光コネクターの片側のフェルール端面およ
びスリーブ側面にクレヨンの粉塵を塗布した後コネクタ
ーに取り付け、反対側から清掃具を差し込み清掃した
後、被清掃部をルーペにより観察することによって清浄
性および被清掃部の状態を評価した。
【0021】実施の形態1 極限粘度0.68のポリエチレンテレフタレートと、5
−ナトリウムスルホイソフタル酸成分を2.5モル%お
よびビスフェノールAのエチレンオキシド10モル付加
物を5モル%共重合したポリエチレンテレフタレート系
コポリエステルとを図1に示す断面となるように配して
ポリマーの重量比率72:28で複合紡糸した8分割割
繊糸70デニール/48フィラメントを、16打ちの製
紐機を用い、内側を回転する8本は通常の製紐を、外側
を逆方向に回転する8本は製紐部にガイドを設け、一定
の間隔で糸にたるみがでるように製紐し、ループを有す
る製紐品を得た。
【0022】次に、この製紐品をかせ状にし、割繊処理
として濃度20g/1000cm3、浴比1:40の水
酸化ナトリウム水溶液を入れた染色釜に浸漬し、30分
間煮沸してアルカリ易溶性ポリエステルを除去した後中
和水洗乾燥し、図3に示す形態を呈する単糸繊度が0.
13デニールでくさび形の断面のループを有する本発明
に用いる製紐品を得た。このときの地部の直径は0.4
mm、ループの高さは0.7mmで、その数は25個/
cmであった。
【0023】この製紐品を折り曲げ、長さ40mm、外
径1.2mm、内径0.8mmのアクリル樹脂製の円筒
に、前記折り曲げ部が2.5mm突出するように埋設
し、本発明の細部用清掃具を得た。
【0024】得られた清掃具で光コネクターを清掃した
ところ、フェルール端面、スリーブ内面およびフェルー
ルとスリーブが接する角部とも塗布したクレヨンは全て
拭い去られ、良好な清浄性を示した。また、被清掃部の
何れにも毛羽の残留が無く、フェルールの接続に全く問
題がなかった。
【0025】実施の形態2 実施の形態1で複合紡糸した8分割割繊糸70デニール
/48フィラメントを、ヘマジェット311タイプ(ヘ
バーライン社製、空気加圧用ノズル)を搭載した(株)
愛機製作所製の空気加圧機(AT−501EX型)を用
いて、一方の70デニール/48フィラメントのオーバ
ーフィード率を7%、他方の70デニール/48フィラ
メントのオーバーフィード率を100%で、空気圧7kg
/cm2 、糸速100m/分、捲き取りオーバーフィード
率−5%(すなわちストレッチ率5%)にて流体攪乱処
理によるループ加工を行なった。得られた図2に示すル
ープ加工糸の繊度は214デニールであった。この加工
糸を8打ちの製紐機を用い、内側を回転する4本は通常
の製紐を、外側を逆方向に回転する4本は製紐部にガイ
ドを設け、一定の間隔で糸にたるみがでるように製紐
し、ループを有する製紐品を得た。
【0026】次に、この製紐品をかせ状にし、割繊処理
として濃度20g/1000cm3、浴比1:40の水
酸化ナトリウム水溶液を入れた染色釜に浸漬し、30分
間煮沸してアルカリ易溶性ポリエステルを除去した後中
和水洗乾燥し、図3に示す形態を呈する単糸繊度が0.
13デニールでくさび形の断面のループを有する本発明
に用いる製紐品を得た。このときの地部の直径は0.6
mm、ループの高さは0.7mmで、その数は25個/
cmであった。
【0027】この製紐品を折り曲げ、長さ40mm、外
径1.8mm、内径1.2mmのアクリル樹脂製の円筒
に、前記折り曲げ部が2.5mm突出するように埋設
し、本発明の細部用清掃具を得た。
【0028】得られた清掃具で光コネクターを清掃した
ところ、フェルール端面、スリーブ内面およびフェルー
ルとスリーブが接する角部とも塗布したクレヨンは全て
拭い去られ、良好な清浄性を示した。また、被清掃部の
何れにも毛羽の残留が無く、フェルールの接続に全く問
題がなかった。
【0029】比較例1 8分割割繊糸の代わりに50デニール/48フィラメン
トのポリエチレンテレフタレートを用い、割繊処理を省
略した以外は実施の形態1と同様にして比較用のサンプ
ルを得た。このサンプルで光コネクターを清掃したとこ
ろ、フェルール端面、スリーブ内面とも汚れがほとんど
拭われておらず、光コネクターの接続の際に接続不良と
なった。
【0030】比較例2 製紐の際に16本のボビン全て通常の製紐を行なった以
外は実施の形態1と同様の加工を行ない、ループを有し
ていない比較用のサンプルを得た。このサンプルで光コ
ネクターを清掃したところ、フェルール端面の外周部に
磨き残しが見られ、またスリーブ内面も奥まった部分の
清掃が不十分であり、さらにフェルールとスリーブが接
する角部は全く清掃がなされていなかった。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の細部用清掃具によ
れば、被清掃部を簡単かつ確実に清掃できる上に、細か
な隙間や角部などの汚れも簡単に取り去ることができる
ため、溶剤が不必要で環境汚染の心配もない。さらに清
掃時の摩擦や引っ掛かりなどによる糸切れの際も毛羽の
脱落が無く、より精密で清潔を必要とする細部への適用
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる複合繊維フィラメントの断面図
である。
【図2】本発明に用いるループを有する糸条の説明図で
ある。
【図3】本発明に用いるループを有する製紐品の説明図
である。
【図4】本発明の細部用清掃具の一例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の細部用清掃具の他の例を示す断面図で
ある。
【図6】本発明において細部用清掃具のループが切断し
た状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 アルカリ難溶性ポリマー 2 アルカリ易溶性ポリマー 3 糸条 4 ループ 5 本体部 6 ループ 7 把持部 8 製紐品 9 埋設部 10 把持部 11 凹部
フロントページの続き (72)発明者 戸屋 一利 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1番3 号 ユニチカ販売株式会社内 (72)発明者 川本 晴彦 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 岸田 恭雄 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 岩野 ▲真▼一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 長瀬 亮 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中野 敏昭 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本 多通信工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単糸繊度が0.5デニール以下である合
    成繊維フィラメント糸からなるループを有する糸条また
    は製紐品が折り曲げられ、この折り曲げ部が突出するよ
    うに円筒状あるいは円柱状の把持部に埋設されているこ
    とを特徴とする細部用清掃具。
  2. 【請求項2】 合成繊維フィラメント糸の断面が異形断
    面であることを特徴とする請求項1記載の細部用清掃
    具。
  3. 【請求項3】 合成繊維フィラメント糸が特性の異なる
    合成樹脂の複合紡糸繊維を割繊処理したフィラメント糸
    であることを特徴とする請求項1または2記載の細部用
    清掃具。
JP9037228A 1997-02-21 1997-02-21 細部用清掃具 Pending JPH10230231A (ja)

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JP9037228A JPH10230231A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 細部用清掃具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109675879A (zh) * 2018-12-25 2019-04-26 贵州民族大学 一种管道内淡水壳菜的清理装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109675879A (zh) * 2018-12-25 2019-04-26 贵州民族大学 一种管道内淡水壳菜的清理装置及方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203