JPH10229700A - 回転電機の制御装置 - Google Patents

回転電機の制御装置

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JPH10229700A
JPH10229700A JP9033503A JP3350397A JPH10229700A JP H10229700 A JPH10229700 A JP H10229700A JP 9033503 A JP9033503 A JP 9033503A JP 3350397 A JP3350397 A JP 3350397A JP H10229700 A JPH10229700 A JP H10229700A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度が上昇してもトルク指令に正確に対応し
た出力トルクが得られる回転電機の制御装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 界磁として永久磁石を有する回転電機の
制御装置において、IP制御部10の出力VIPに基づき
永久磁石の磁束を推定し、この磁束推定値λ**を用いて
トルク電流指令演算部14においてトルク電流指令Iq
* を演算することにより永久磁石の温度上昇による減磁
特性を補償するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機の制御装置
に関し、特に界磁として永久磁石を有するものに適用し
て有用なものである。
【0002】
【従来の技術】インバータで駆動される永久磁石同期電
動機(以下「PMモータ」と略す)は、主に小容量AC
サーボモータとして広く用いられている。
【0003】図4はこの種のPMモータの制御装置の一
例をこのPMモータとともに示すブロック線図である。
同図に示すように、PMモータ2はPWMインバータ1
で供給する三相電流により回転する。速度検出器3はP
Mモータ2の回転子と共に回転してパルス信号Pを出力
する。位置検出部4はパルス信号Pに基づきPMモータ
2の回転子位置(位相)を示す位相検出値θを検出す
る。
【0004】電流検出部5,6はU相及びW相の電流検
出値IU ,Iw を求める。座標変換部7は電流検出値I
U ,Iw からV相の電流検出値Iv を求め、更に三相の
電流検出値IU ,Iv ,Iw を三相/二相変換し、位相
検出値θを考慮して回転座標系の磁化電流検出値Id
びトルク電流検出値Iq を求める。
【0005】電流制御部8は、回転座標系の磁化電流指
令Id * 及びトルク電流指令Iq *と、磁化電流検出値
d 及びトルク電流検出値Iq との偏差を比例・積分演
算することにより回転座標系の磁化電圧指令Vd * 及び
トルク電圧指令Vq * を求める。
【0006】ここで磁化電流指令Id * 及びトルク電流
指令Iq * はトルク指令T* に基づき電流指令テーブル
11により得る。すなわち、電流指令テーブル11には
トルク指令T* に対応する磁化電流指令Id * 及びトル
ク電流指令Iq * がテーブルとして記憶してある。ま
た、この電流指令テーブル11には位相検出値θを微分
器12で微分して得る電気角周波数ωが参照信号として
供給されている。かくして、電流指令テーブル11はト
ルク指令T* に基づく電気角周波数ωを参照して一意に
定まる磁化電流指令Id * 及びトルク電流指令Iq *
送出する。
【0007】座標変換部9は、回転座標系の磁化電圧指
令Vd * 及びトルク電圧指令Vq *を座標変換して、静
止座標系の三相の電圧指令VU * ,Vv * ,Vw * を求
める。
【0008】PWMインバータ1はこれが内蔵するPW
M変調部において電圧指令VU * ,Vv * ,Vw * に基
づきインバータ部を制御する。これによりPWMインバ
ータ1から三相電力がPMモータ2に供給される。
【0009】かかる制御装置を用いたPMモータ2の制
御方法として最大トルク制御、最大効率制御等が知られ
ており、これらの制御を行う場合には、トルク指令T*
とPMモータ2の回転数を表わす電気角周波数ωに応じ
て磁化電流指令Id * 及びトルク電流指令Iq * を決定
する。
【0010】このときのPMモータ2の出力トルクTは
次式(1)で示される。 T=Pn{λIq +ω(Ld −Lq )Id・Iq } ………(1) 但し、Pn :極対数、 λ:永久磁石による鎖交磁束、 ω:電気角周波数、 Ld :直軸インダクタンス、 Lq :横軸インダクタンス、Id :磁化電流、 Iq :トルク電流
【0011】ここで従来技術においては、式(1)の鎖
交磁束λの値は一定であるとして磁化電流指令Id *
びトルク電流指令Iq * を求めている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】永久磁石(Nd−Fe
−B磁石)による鎖交磁束λは、図5に示すように、永
久磁石の温度が上がるにつれて減少し、特に高温になる
と減磁の割合が大きくなる。したがって高温になると鎖
交磁束λが減少し、出力トルクTは小さくなってしま
う。つまり、従来では温度上昇による減磁を考慮してい
なかったので、高温状況でモータ運転をしたときには、
トルク指令T* に対しPMモータ2から実際に出力され
るトルクTは小さくなっていた。
【0013】本発明は、上記従来技術に鑑み、温度が上
昇してもトルク指令に正確に対応した出力トルクが得ら
れる回転電機の制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は次の点を特徴とする。
【0015】1) 界磁として永久磁石を有する回転電
機の制御装置において、トルク指令及び電気角周波数に
より一意に決定される磁化電流指令を出力する磁化電流
指令テーブルと、トルク電流指令とフィードバックした
トルク電流検出値との偏差に基づいて現在の永久磁石に
よる鎖交磁束の推定値である磁束推定値を演算する磁束
推定手段と、トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値
に基づく演算によりトルク電流指令を出力するトルク電
流指令演算手段とを有することを特徴とする。
【0016】2) 界磁として永久磁石を有するととも
に磁化電流指令を零とする制御を行う回転電機の制御装
置において、トルク指令及び電気角周波数により一意に
決定される磁化電流指令を出力する磁化電流指令テーブ
ルと、トルク電流指令とフィードバックしたトルク電流
検出値との偏差に基づいて現在の永久磁石による鎖交磁
束の推定値である磁束推定値を演算する磁束推定手段
と、トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値に基づく
演算によりトルク電流指令を出力するトルク電流指令演
算手段と、トルク指令に対応させて形成した電力変換素
子による電圧降下分のテーブルを記憶しており、このテ
ーブルに基づき電力変換素子による電圧降下分を補償す
る補償手段とを有することを特徴とする。
【0017】3) 界磁として永久磁石を有するととも
に磁化電流指令を零とする制御を行う回転電機の制御装
置において、トルク指令及び電気角周波数により一意に
決定される磁化電流指令を出力する磁化電流指令テーブ
ルと、トルク電流指令とフィードバックしたトルク電流
検出値との偏差に基づいて現在の永久磁石による鎖交磁
束の推定値である磁束推定値を演算する磁束推定手段
と、トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値に基づく
演算によりトルク電流指令を出力するトルク電流指令演
算手段と、トルク指令及び電気角周波数に対応させて形
成した電力変換素子による電圧降下分のテーブルを記憶
しており、このテーブルに基づき電力変換素子による電
圧降下分を補償する補償手段とを有することを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。各形態は何れも現在の永久磁石
の磁束を磁束推定値λ**として推定し、この磁束推定値
λ**を用いてトルク電流指令Iq * を補正するものであ
る。
【0019】ここで、磁束推定値λ**の演算方法の原理
を図6に基づいて説明しておく。図6に示す制御装置
は、図4に示す制御装置における電流指令テーブル11
のうちトルク電流指令Iq * を与えるための部分を改良
したものである。そこで、図4と同一部分には同一番号
を付し重複する説明は省略する。
【0020】PMモータ2の電圧方程式は、定常状態に
おいては、同期回転座標(d−q軸)上において次式
(2)で表わされる。
【数1】
【0021】またトルクは前述の式(1)で表わされ
る。トルクの式(1)において、温度変化により永久磁
石による鎖交磁束λが変化するとトルクTが変化する
が、変化後の鎖交磁束λを推定して電流指令値を計算す
ることにより、トルク指令に対して正確に一致するトル
ク制御が可能となる。
【0022】図6に示す制御装置において磁化電流指令
d * は、図4に示す制御装置と同様に、最大トルク制
御、弱め界磁による定出力制御を行なうべく電気角周波
数ωをパラメータとしてトルク指令T* に基づき磁化電
流指令テーブル13より導出する。すなわち、この磁化
電流指令テーブル13はトルク指令T* 及び電気角周波
数ωにより一意に決定される磁化電流指令Id * をテー
ブルとして記憶している。
【0023】かくしてトルク指令T* 、磁化電流指令I
d * 及び電気角周波数ωが決定され、鎖交磁束λの推定
値である磁束推定値λ**が与えられると式(2)を変形
して次式(3)によりトルク電流指令Iq * が求められ
る。
【0024】
【数2】
【0025】トルク電流指令演算部14はトルク指令T
* 、磁化電流指令Id * 及び磁束推定器15で推定する
磁束推定値λ**に基づき上式(3)の演算を行ってトル
ク電流指令Iq * を出力する。この結果得られた磁化電
流指令Id * 及びトルク電流指令Iq * が電流制御部8
に供給される。
【0026】ここで、磁束推定値λ**は次の原理により
求める。すなわち、式(2)において、鎖交磁束λはト
ルク電圧Vq の式にのみ影響する。ここで、R1 ,Ld
はモータパラメータとして既知であるため、トルク電圧
推定値Vq **は磁束推定値λ* *を用いた次式(4)で表
される。 Vq **=R1q +ωLdd +ωλ** ……(4) (λ**=λn +Δλ**) λn :磁束の初期設定値(基準温度において測定した磁
束) Δλ**:磁束変化量の推定値
【0027】図6の電流制御系8においては、磁化電流
指令Id * ,トルク電流指令Iq *が実際の磁化電流検出
値Id, トルク電流検出値Iq に一致する様にフィード
バック制御しているため、温度変化により鎖交磁束λが
変化した場合には、磁化電流指令Id * , トルク電流指
令Iq * の電流を流すために必要なトルク電圧指令Vq
* と式(4)により求められるトルク電圧推定値Vq **
に偏差が生ずる。この電圧偏差は磁束変化量の推定値Δ
λ**に対応しているため、この磁束変化量の推定値Δλ
**は次式(5)により求めることができる。 Δλ**=G・(Vq * −Vq **) ……(5) G:伝達関数
【0028】式(5)より磁束推定値λ**は、次式
(6)で求められる。 λ**=λn +G(Vq * −Vq **) ……(6) 式(6)における(Vq * −Vq **)の偏差が0となる様
にλ**を推定する。 この結果(Vq * −Vq **)が0と
なると、実際のPMモータ2における鎖交磁束λと磁束
推定値λ**とが一致する。
【0029】ここで電流制御系8の出力であるトルク電
圧指令Vq * は、図6より次式(7)で与えられる。
【0030】
【数3】
【0031】
【数4】
【0032】したがって磁束の推定は、式(4)の演算
を行わなくても、換言すれば図6に示す磁束推定器15
を用いなくてもq軸のIP制御部10の出力VIPを式
(5)の(Vq * −Vq **)に代入することで可能とな
る。すなわち式(5)より、 λ**=λn +G・VIP ……(9) となる。
【0033】式(9)における伝達関数GとしてはKP
(比例ゲイン)、Ki /S(積分ゲイン)、(KP /1
+ST)(一次遅れ)、(KP +Ki /S)(比例・積
分ゲイン)等が考えられる。
【0034】上述の如き知見に基づく本発明の第1の実
施の形態に係るブロック線図を図1に示す。同図に示す
ように、本形態に係る磁束推定器16はIP制御部10
の出力VIPに所定の伝達関数Gを掛けることにより磁束
推定値λ**を演算するように構成してある。この演算結
果である磁束推定値λ**は、トルク電流指令演算部14
及び式(2)の鎖交磁束λを補正すべくトルク電圧供給
部17にそれぞれ供給される。他の構成は図6と同じで
あるため同一部分には同一番号を付し重複する説明は省
略する。
【0035】かかる本形態によれば磁束推定器16にお
いて式(9)の演算を行うことにより磁束推定値λ**
求める。トルク電流指令演算部14では磁束推定値λ**
に基づき式(3)の演算を行うことによりトルク電流指
令Iq * を求め、これを電流制御部8に供給する。この
トルク電流指令Iq * は現実の永久磁石の鎖交磁束をλ
を反映してトルク指令T* に正確に対応した指令とする
ことができる。
【0036】なお、図1においてIP制御部10をPI
制御部として構成しても良い。
【0037】図1に示す制御装置では理想状態を考えた
が、実際にはIP制御部10の出力VIPには、出力電流
による電力変換素子(IGBT等)の電圧降下分を補正
する成分が含まれることになる。
【0038】ここで、d軸に電流を流さないId =0制
御では、電力変換素子の電圧降下分はq軸電圧Vq のみ
に現れるため、d−q座標上の直流量にて補正が可能と
なる。すなわち、基準温度において、磁束の補償を行な
わずに(磁束は初期設定値とする)トルク指令T* (ト
ルク電流指令Iq * )を変化させ、その時のIP制御部
10の出力VIPを測定すれば、トルク指令T* に対する
電力変換素子の電圧降下分に基づく電圧降下補正分Vx
が分かる。したがって、この測定データをテーブル化し
ておき、式(7)に加算することで、IP制御部10の
出力VIPはトルク電圧指令Vq * とトルク電圧推定値Vq
**の偏差分をより正確に反映したものとなる。
【0039】
【数5】
【0040】上述の如き知見に基づく本発明の第2の実
施の形態に係るブロック線図を図2に示す。同図に示す
ように、本形態に係るVx テーブル18にはトルク指令
*に対応する電圧降下補正分Vx を記憶してあり、ト
ルク指令T* に応じた電圧降下補正分Vx を出力して出
力VIPに加算するように構成してある。他の構成は図1
と同じであるため同一部分には同一番号を付し重複する
説明は省略する。
【0041】かかる本形態によれば、Id =0制御にお
いて精度よく磁束の推定ができ、トルク制御精度も向上
する。
【0042】さらに、電力変換素子のスイッチング時間
の影響により、デットタイムを設ける必要があり、この
ためトルク電圧指令Vq * と実際の出力電圧とに誤差が
生じてくる。これは、電気角周波数に依存して変化す
る。したがって、図2に示す制御装置の電圧降下補正分
x もIP制御部10の出力VIPに含まれてくることに
なる。
【0043】ここで第2の実施の形態と同様に、トルク
指令T* のみならず電気角周波数ωに対してIP制御部
10の出力VIPを測定し、トルク指令T* 及び電気角周
波数ωに対する3次元のテーブルを形成し、このテーブ
ルに基づく電圧降下補正分V x を式(10)に代入すれ
ばIP制御部10の出力VIPはトルク電圧指令Vq *
トルク電圧推定値Vq **との偏差分となる。そして、こ
のときの電圧降下補正分Vx は電力変換素子の電圧降下
分とデットタイムの影響による補正分を表わすことにな
る。
【0044】上述の如き知見に基づく本発明の第3の実
施の形態に係るブロック線図を図3に示す。同図に示す
ように、本形態に係るVx テーブル18にはトルク指令
*及び電気角周波数ωに対応する電圧降下補正分Vx
を記憶してあり、トルク指令T* 及び電気角周波数ωに
応じた電圧降下補正分Vx を出力して出力VIPに加算す
るように構成してある。他の構成は図1と同じであるた
め同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略す
る。
【0045】かかる本形態によれば、Id =0制御にお
いて精度よく磁束の推定ができ、トルク制御精度も向上
する。このとき第2の実施の形態よりも磁束推定及びト
ルク制御の精度がさらに向上する。
【0046】
【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
ように、本発明によれば磁束推定手段はトルク電流指令
系の出力を用いているので、永久磁石の温度による減磁
分を補償して指令値に対応する正確な制御を実現するこ
とができるばかりでなく、磁束推定のための演算時間も
短縮することができる。さらに、Id =0制御において
トルク電流指令の制御部に電力変換素子の電圧降下、又
は電圧降下とデッドタイムの影響とによる補正分を予め
加算しておくことにより磁束推定及びトルク制御精度を
さらに改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック線
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック線
図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すブロック線
図。
【図4】従来技術に係る制御装置を示すブロック線図。
【図5】永久磁石の温度特性を示す特性図。
【図6】磁束推定の原理を説明するための制御装置を示
すブロック線図。
【符号の説明】
2 PMモータ 10 IP制御部 13 磁化電流指令テーブル 14 トルク電流指令演算部 16 磁束推定器 17 トルク電圧供給部 18 Vx テーブル λ** 磁束推定値 T* トルク指令 Id * 磁化電流指令 Iq * トルク電流指令 Vd * 磁化電圧指令 Vq * トルク電圧指令 ω 電気角周波数 Vq ** トルク電圧推定値 VIP 出力 Vx 電圧降下補正分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界磁として永久磁石を有する回転電機の
    制御装置において、 トルク指令及び電気角周波数により一意に決定される磁
    化電流指令を出力する磁化電流指令テーブルと、 トルク電流指令とフィードバックしたトルク電流検出値
    との偏差に基づいて現在の永久磁石による鎖交磁束の推
    定値である磁束推定値を演算する磁束推定手段と、 トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値に基づく演算
    によりトルク電流指令を出力するトルク電流指令演算手
    段とを有することを特徴とする回転電機の制御装置。
  2. 【請求項2】 界磁として永久磁石を有するとともに磁
    化電流指令を零とする制御を行う回転電機の制御装置に
    おいて、 トルク指令及び電気角周波数により一意に決定される磁
    化電流指令を出力する磁化電流指令テーブルと、 トルク電流指令とフィードバックしたトルク電流検出値
    との偏差に基づいて現在の永久磁石による鎖交磁束の推
    定値である磁束推定値を演算する磁束推定手段と、 トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値に基づく演算
    によりトルク電流指令を出力するトルク電流指令演算手
    段と、 トルク指令に対応させて形成した電力変換素子による電
    圧降下分のテーブルを記憶しており、このテーブルに基
    づき電力変換素子による電圧降下分を補償する補償手段
    とを有することを特徴とする回転電機の制御装置。
  3. 【請求項3】 界磁として永久磁石を有するとともに磁
    化電流指令を零とする制御を行う回転電機の制御装置に
    おいて、 トルク指令及び電気角周波数により一意に決定される磁
    化電流指令を出力する磁化電流指令テーブルと、 トルク電流指令とフィードバックしたトルク電流検出値
    との偏差に基づいて現在の永久磁石による鎖交磁束の推
    定値である磁束推定値を演算する磁束推定手段と、 トルク指令、電気角周波数及び磁束推定値に基づく演算
    によりトルク電流指令を出力するトルク電流指令演算手
    段と、 トルク指令及び電気角周波数に対応させて形成した電力
    変換素子による電圧降下分のテーブルを記憶しており、
    このテーブルに基づき電力変換素子による電圧降下分を
    補償する補償手段とを有することを特徴とする回転電機
    の制御装置。
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