JPH10229650A - 充電装置および充電方法 - Google Patents

充電装置および充電方法

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JPH10229650A
JPH10229650A JP9283142A JP28314297A JPH10229650A JP H10229650 A JPH10229650 A JP H10229650A JP 9283142 A JP9283142 A JP 9283142A JP 28314297 A JP28314297 A JP 28314297A JP H10229650 A JPH10229650 A JP H10229650A
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voltage
charge
switch
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勉 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電電流を切り換えると充電装置への入力電
圧である太陽電池の出力電圧が変動して充電装置への入
力電圧を監視する機能が誤動作する問題、太陽電池の出
力電圧の減少により充電電流が減少すると二次電池が満
充電状態になったと誤って検出してしまう問題、充電電
流が減少した状態でタイマにより充電を終了した場合は
二次電池が満充電状態にならないという問題を解決す
る。 【解決手段】 入力電圧Vinと所定の電圧値V1とを
比較し、VinがV1より大きい状態(Vin>V1)
から小さい状態(Vin≦V1)になったときは小さな
充電電流の充電モードに移行させ、その後、その後、所
定のタイミングごとに短時間、充電電流を増加させ、そ
のときのVinとV1との比較結果に基づき以降の充電
モードを制御する。そして、充電電流を計ることで二次
電池の充電量を求め、得られた充電量から二次電池の満
充電状態を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電装置および充
電方法に関し、特に、太陽電池などの出力が変動する非
安定電力源を用いて、二次電池を充電するとともに、二
次電池の最適な満充電状態を適切に検出する充電装置お
よび充電方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非安定電力源、例えば太陽電池を用い
て、リチウムイオン電池などの二次電池の充電を行う充
電装置は、太陽電池の出力電圧が変動するため、太陽電
池の出力電圧を基準電圧と比較して、その比較結果に基
づき充電動作をオンまたはオフする。また、この充電装
置は、ACラインの電力を用いて定電圧および電流リミ
ット方式で二次電池を充電する充電装置と同様に、充電
電流の減少とタイマとによって満充電状態を検出してい
る。
【0003】しかしながら、上記の充電装置には次のよ
うな問題がある。つまり、上記の充電装置では、二次電
池を充電できる電圧範囲が限られているため、曇により
日射が遮られるなどにより太陽電池の出力電圧が基準電
圧より小さくなったときは二次電池を充電できない。ま
た、太陽電池の出力電圧の変動が速い時は、充電動作の
オンおよびオフにより、太陽電池の出力電圧が急激に変
動して、充電装置の入力電圧(太陽電池の出力電圧)を
監視する機能が誤動作する欠点がある。さらに、上記の
充電装置では、太陽電池の出力電圧の減少により充電電
流が減少した場合、満充電状態と誤って検出することが
ある。また、充電電流が減少した状態で、タイマにより
充電を終了した場合には、二次電池が満充電状態になら
ないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためのものであり、充電装置の入力電圧の変
動に応じて充電電流を切り換える時に入力電圧の監視機
能が誤動作するのを防止することを目的とする。また、
充電装置の入力電圧が変動しても、二次電池の充電状態
の判断を正しく行い、二次電池を満充電状態に充電する
ことを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的の下で、本発
明は、非安定電源を電力源として二次電池の充電を行う
充電装置において、前記非安定電源から供給される電圧
Vinと所定電圧V1とを比較する比較手段と、前記非
安定電源から供給される電力の電圧または電流を制御し
て前記二次電池へ供給するレギュレータであって、前記
二次電池へ大きな電流を供給できる第1の充電モードと
前記二次電池へ小さな電流を供給する第2の充電モード
とを有するものと、前記二次電池へ供給される電圧およ
び電流に基づき前記レギュレータの動作を制御する制御
手段とを備え、前記レギュレータは、前記比較手段の比
較結果がVin≦V1を示す場合、前記第2の充電モー
ドに切り換わり、その後、所定のタイミングごとに短時
間、前記第1の充電モードに相当する電流を前記二次電
池へ供給し、そのときの前記比較手段の比較結果がVi
n>V1を示す場合、前記第1の充電モードに切り換わ
ることを特徴とする充電装置を提供するものである。
【0006】また、本発明は、非安定電源を電力源とし
て二次電池の充電を行う充電装置において、該充電装置
は、前記非安定電源から供給される電圧Vinと所定電
圧V0とを比較する比較手段と、前記非安定電源から供
給される電力の電圧または電流を制御して前記二次電池
へ電力を供給するレギュレータと、前記レギュレータと
前記二次電池との間に直列に接続される第1のスイッチ
と、前記第1のスイッチに並列に接続され、前記比較手
段により開閉が制御される第2のスイッチと、前記二次
電池の充電状態を判断するとともに、前記比較手段の比
較結果および前記二次電池の充電状態に基づき前記第1
のスイッチの開閉を制御する制御手段とを備え、前記比
較手段の比較結果がVin≦V0を示す場合は、前記第
1のスイッチは開かれ、前記第2のスイッチは閉じら
れ、前記比較結果がVin>V0を示し、かつ、前記二
次電池の充電状態が満充電状態にはないと判断される場
合は、前記第1のスイッチは閉じられ、そして前記比較
結果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電池の充電
状態が満充電状態にあると判断される場合は、前記第1
および第2のスイッチは開かれることを特徴とする充電
装置を提供するものである。
【0007】さらに、本発明は、外部装置に備えられた
二次電池を、非安定電源を電力源として充電する充電装
置において、該充電装置は、前記非安定電源から供給さ
れる電圧Vinと所定電圧V0とを比較する比較手段
と、前記非安定電源から供給される電力の電圧または電
流を制御して前記二次電池へ電力を供給するレギュレー
タと、前記レギュレータと前記二次電池との間に直列に
接続される第1のスイッチと、前記第1のスイッチに並
列に接続され、前記比較手段により開閉が制御される第
2のスイッチとを備え、前記第1のスイッチの開閉は、
前記外部装置に備わる制御手段により、前記比較手段の
比較結果および前記二次電池の充電状態に基づき制御さ
れ、前記比較手段の比較結果がVin≦V0を示す場
合、前記第1のスイッチは開かれて前記第2のスイッチ
は閉じられ、前記比較結果がVin>V0を示し、か
つ、前記二次電池の充電状態が満充電状態にはないと判
断される場合は、前記第1のスイッチは閉じられ、そし
て前記比較結果がVin>V0を示し、かつ、前記二次
電池の充電状態が満充電状態にあると判断される場合、
前記第1および第2のスイッチは開かれることを特徴と
する充電装置を提供するものである。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、二次電池へ供給するレギ
ュレータにおける充電モードを、入力電圧Vinが所定
電圧V1以下の時は直ちに前記二次電池へ小さな電流を
供給する第2の充電モードに切り換えるが、電圧Vin
が電圧V1を超えた場合には、直ちに前記二次電池へ大
きな電流を供給できる第1の充電モードに切り換えるこ
とはしない。レギュレータが第2の充電モードに切り換
わった後は所定のタイミングごとに短時間、レギュレー
タを第1の充電モードで動作させ、その第1の充電モー
ドで動作したときの電圧Vinも電圧V1を超えている
ことが確認されて初めて第1の充電モードを維持するよ
うにしている。これにより、充電装置が入力電圧の変動
に応じて充電電流を切り換える際の入力電圧監視機能の
誤動作を防止することができる。
【0009】また、本発明の他の局面では充電装置の入
力電圧Vinが所定電圧V0以下になると、充電電流を
小さくする。また、満充電状態による充電終了はVin
>V0の状態でのみ行なう。これにより、充電装置の入
力電圧が変動しても、二次電池の充電状態の判断を正し
く行い、二次電池を満充電状態に充電することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る充電装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は電力源であるところの太陽電池である。2は太
陽電池1に接続される、制御系を含む充電装置であり、
入力電圧Vinを基準電圧V1と比較する電圧比較部
3、充電動作を制御する充電制御部4、充電制御部4に
よりオン/オフが制御されるスイッチングデバイス5、
充電電圧Voutおよび充電電流Ioutを制御するレ
ギュレータ6、および、充電電流Ioutを検知するた
めの抵抗器7を有する。8は負荷であり、充電装置2に
より充電される二次電池である。
【0011】上記構成において、太陽電池1の出力電力
は、充電装置2へ入力され、レギュレータ6およびスイ
ッチングデバイス5を介して、二次電池8を充電する。
充電装置2の入力電圧Vinは電圧比較部3で基準電圧
V1と比較され、その比較結果を示す信号がレギュレー
タ6および充電制御部4へ入力されるようになってい
る。
【0012】太陽電池1から電力が供給され、二次電池
8が接続されると、充電制御部4はスイッチングデバイ
ス5をオンにして、充電動作が開始される。なお、太陽
電池1の発電電力が低く、入力電圧Vinが充電動作を
維持できる電圧に達しない場合、スイッチングデバイス
5はオフになる。
【0013】充電制御部4は、入力電圧Vin、電圧比
較部3の比較結果を示す信号、充電電圧Voutおよび
充電電流Ioutを監視し、それらの状態に応じてレギ
ュレータ6の動作およびスイッチングデバイス5のオン
/オフを制御する。
【0014】入力電圧Vinが基準電圧V1以下になっ
た(Vin≦V1)時、電圧比較部3はレギュレータ6
および充電制御部4に信号を送る。この信号により、レ
ギュレータ6は充電電流Ioutを小さくするように動
作する。一方、充電制御部4は、電圧比較部3から入力
電圧Vinが基準電圧V1以下になった(Vin≦V
1)旨の信号を受けると、その後、一定の時間間隔でレ
ギュレータ6に信号を送り、短い時間、試験的に充電電
流Ioutを大きくさせて入力電圧Vinの変化を監視
する。充電制御部4は、この試験期間に入力電圧Vin
が基準電圧V1より高い(Vin>V1)ことを示す信
号を電圧比較部3から受信すると、大きい充電電流Io
utを流すようにレギュレータ6へ信号を送る。
【0015】レギュレータ6は、負荷が軽い場合は定電
圧電源として動作し、負荷が重い場合は定電流電源とし
て動作する。つまり、レギュレータ6には、二次電池8
の定電圧充電に対応する出力電圧値および電流制限値が
セットされている。さらに、レギュレータ6の電流制限
値には2つの値がセットされていて、充電開始時などは
大きな電流制限値を用いて充電電流Ioutが大きい充
電動作(以下、第1の充電モードと呼ぶ)を行う。電圧
比較部3からVin≦V1を示す信号が入力されると充
電電流Ioutが小さい充電動作(以下、第2の充電モ
ードと呼ぶ)、つまり小さい電流制限値による充電動作
に移行する。以降、レギュレータ6は、充電制御部4か
ら第1の充電モードへの移行を示す信号が入力されるま
で、第2の充電モードを維持する。
【0016】図2は入力電圧Vinの時間に対する変動
を示すグラフである。入力電圧Vinを示す電圧曲線9
は時間により変動している。
【0017】図3は入力電圧Vinの電圧曲線の一部を
拡大したグラフである。図3に示す電圧曲線10は、二
次電池8の充電モードが切り換わる時、入力電圧Vin
が変動することを示している。つまり、入力電圧Vin
が低下して基準電圧V1以下になるとレギュレータ6が
第2の充電モードに切り換わるため、太陽電池1の負荷
が小さくなり、入力電圧Vinが一瞬上昇する。
【0018】図3に示す時間t1は、電圧比較部3から
充電制御部4にVin≦V1を示す信号が送られた時で
ある。そして時間T後の時間t2において、充電制御部
4は、短い時間、充電電流Ioutを大きくさせ、入力
電圧Vinを監視する。時間t2においてはVin≦V
1であるから、第2の充電モードが維持される。次の時
間t3において、充電制御部4は、再び、短い時間、充
電電流Ioutを大きくさせ、入力電圧Vinを監視す
る。時間t3では入力電圧Vinが基準電圧V1より高
い(Vin>V1)ため、充電制御部4は、第1の充電
モードへ移行させる信号をレギュレータ6へ送る。
【0019】図4は二次電池8を充電する充電電圧Vo
utと充電電流Ioutの時間に対する変化の例を示し
た図である。充電電圧曲線12および充電電流曲線11
が第1の充電モードに対応し、充電電圧曲線13および
充電電流曲線14が第2の充電モードに対応する。第1
および第2の充電モードにおいて、二次電池8の充電量
が小さく二次電池8の端子電圧が低い場合は充電電流I
outが大きくなるので、レギュレータ6は定電流電源
として動作する。二次電池8の充電量が増加して二次電
池8の端子電圧が上昇すると、充電電流Ioutが電流
制限値以下になり、レギュレータ6は定電圧電源として
動作する。
【0020】充電電圧曲線12および充電電流曲線11
で示される第1の充電モードでの動作は、図3の時間t
1以前と時間t3以降に行われ、充電電圧曲線13と充
電電流曲線14とで示される第2の充電モードの動作
は、時間t1〜t3間で行なわれる。
【0021】図4に示すように、充電終了時における充
電電圧Voutは、第1および第2の充電モードでほと
んど等しく、充電終了時の電圧Vendになる。また、
第2の充電モードにおける充電終了時の充電電流Iou
tも、第1の充電モードにおける充電終了時の充電電流
Ioutと同じ程度に小さくなっている。したがって、
2つの充電モードを切り換えたとしても、所定の時間間
隔で充電電流Ioutと充電電圧Voutの両方を検知
し、検知した充電電流値と充電電圧値を記憶し、例えば
連続する2回以上の検知タイミングにおいて検知した充
電電流値と充電電圧値、あるいはそれらの変化を調べる
ことにより、二次電池8が満充電状態になっているか否
かを判断することができる。すなわち、充電制御部4
は、充電電圧Voutおよび充電電流Ioutの値が所
定値に達したか、またはそれらの変化が所定値以下にな
った場合、二次電池8が満充電状態となったと判断し、
スイッチングデバイス5をオフすることで、確実に充電
を終了させることができる。なお、基準電圧V1の値
は、第1の充電モードにおける大きな充電電流Iout
を二次電池8に供給することができる最低の入力電圧V
inの値に設定する。また、電圧比較部3のコンパレー
ト特性には若干のヒステリシスをもたせるのが好まし
い。つまり、入力電圧Vinが基準電圧V1に向かって
降下する際はVinとV1を比較し、VinがV1に向
かって上昇する際はV1より若干高い電圧値V1+Δv
1とVinとを比較するようにする。
【0022】さらに、電圧比較部3とレギュレータ6は
アナログ回路として構成することができ、充電制御部4
はデジタル回路として構成することができる。また、レ
ギュレータ6で充電電流Ioutを制御するので、入力
電圧Vinの変動に合わせた充電電流Ioutを設定し
用意することが容易にできる。
【0023】図5は充電制御部4の充電動作を説明する
フローチャートである。ステップS1で電圧比較部3の
比較結果を判定し、比較結果がVin>V1であればス
テップS1を繰り返す。また、比較結果がVin≦V1
を示すとステップS2へ進んで、レギュレータ6に試験
的に大きな充電電流Ioutを流させるタイミングを計
るためのタイマをスタートさせる。なお、タイマは充電
制御部4を構成するワンチップマイクロコンピュータに
内蔵されている。
【0024】ステップS3で、試験的に大きな充電電流
Ioutを流すタイミングに達すると、ステップS4で
大きな充電電流Ioutを短時間流す指示をレギュレー
タ6へ送る。そして、ステップS5で電圧比較部3の比
較結果を判定し、比較結果がVin≦V1であればステ
ップS3へ戻り、ステップS3からS5を繰り返す。ま
た、比較結果がVin>V1を示すとステップS6へ進
んで、第1の充電モードへの移行をレギュレータ6に指
示した後、ステップS1へ戻る。
【0025】(第2の実施形態)図6は第2の実施形態
に係る充電装置2の構成を示すブロック図である。図6
に示す充電装置2は、第1の実施形態の構成に加え、抵
抗器15とスイッチングデバイス16によりレギュレー
タ6をバイパスして、二次電池8を充電することができ
るように構成されている。スイッチングデバイス16は
電圧比較部3により制御されている。電圧比較部3は、
入力電圧Vinと第2の基準電圧V2(<V1)を比較
して、入力電圧Vinが基準電圧V2以下である(Vi
n≦V2)時、スイッチングデバイス16をオンさせる
信号を出力する。また、入力電圧Vinが基準電圧V2
より高い(Vin>V2)時、電圧比較部3はスイッチ
ングデバイス16をオフにさせる信号を出力する。充電
制御部4は、Vin≦V2を示す信号が電圧比較部3か
ら入力されるとスイッチングデバイスングデバイス5を
オフにするので、その場合には太陽電池1、抵抗器1
5、スイッチングデバイス16および二次電池8からな
る回路により二次電池8が充電される。電圧比較部3の
コンパレート特性には若干のヒステリシスをもたせるこ
とが好ましい。つまり、入力電圧Vinが基準電圧V2
に向かって上昇する際はV2より若干高い電圧値V2+
Δv2とVinとを比較するようにする。
【0026】なお、Vin>V2の場合の充電動作は第
1の実施形態と同様であるから、詳細な説明は省略す
る。また、抵抗器15は充電電流Ioutを制限するた
めのもので、その値は概略次のようにして決定される。
【0027】
【数1】 V2は、例えば二次電池8の最大充電電圧(充電終了時
の電圧Vend)と同じに設定する。
【0028】本実施形態によれば、入力電圧Vinがレ
ギュレータ6および充電制御部4が動作しない電圧まで
下がった場合でも、電圧比較部3によりスイッチングデ
バイス16をオンにするので、Vinが二次電池8の端
子電圧より高ければ、二次電池8を充電することができ
る。
【0029】特に、本実施形態において電力源として用
いる太陽電池1は負荷が軽くなると出力電圧が上昇する
特性を持つので、比較的小さな電流であれば二次電池8
を充電できる場合が多い。リチウムイオン電池は、電池
自体が充電量に応じて充電量に応じて充電電流および充
電電力を低減する充電特性をもつので、本実施形態の充
電装置2に接続されて充電される二次電池8としては最
適である。
【0030】以上説明した第1および第2の実施形態に
よれば、太陽電池1の出力電圧が、天候、時間、および
太陽と太陽電池1との向きにより影響を受け変動した時
も、負荷である二次電池8を太陽電池1の出力電圧の変
動に応じた充電動作で充電することができる。さらに、
充電動作の切り換えも、太陽電池1の出力電圧の急変に
よる影響で誤動作することなしに行うことができ、二次
電池8を常に適切な充電動作で充電することができる。
【0031】また、入力電圧Vinが変動し、充電電流
Ioutが充電制御部4の制御により変動するときで
も、二次電池8の充電電圧Voutおよび充電電流Io
utの値またはそれらの変化を検出することで、二次電
池8の満充電状態を正しく検出して充電動作を終了する
ことができる。
【0032】(第3の実施形態)図7は本発明の第3の
実施形態および後述する第4の実施形態に係る充電シス
テムの構成を示すブロック図である。図8は、第3の実
施形態の充電システムの動作を説明するためのフローチ
ャートである。また、図9は充電に影響を及ぼさない入
力電圧の変動例、および入力電圧の変動に対する充電出
力の変動を示すグラフである。図10は、充電に影響を
及ぼす入力電圧の変動例、および入力電圧の変動に対す
る充電出力の変動を示すグラフである。なお、第1およ
び第2の実施形態と同様の構成については、同一符号を
付してその詳細な説明を省略する。
【0033】図7において、21は電圧比較部3からの
信号により充電動作を切り換えるためのスイッチングデ
バイス、23は入力電圧Vinが基準電圧V3よりも低
いときに、小さい充電電流Ioutを二次電池8へ供給
するためのスイッチングデバイス、22は充電電流Io
utを制限するための抵抗器である。24および25は
二次電池8の容量および/または種類を識別するための
電池識別部で、例えば機械的、光学的、電子的または磁
気的な方法により二次電池8の容量や種類を識別し、そ
の識別結果を充電制御部4に入力する。
【0034】充電装置2に太陽電池1が装着されると充
電装置2に電力が供給される。二次電池8が充電装置2
に接続された状態で、充電装置2に供給される電力は、
レギュレータ6により電圧および電流が制御され、スイ
ッチングデバイス5、または、抵抗器22とスイッチン
グデバイス23を通り、二次電池8を充電する。充電装
置2の入力電圧Vinは、電圧比較部3で基準電圧V3
およびV4(V3<V4)と比較される。電圧比較部3
は、その比較結果に応じてスイッチングデバイス21を
切り換える。電圧比較部3の比較結果を示す信号(以
下、比較結果信号と呼ぶ)は、スイッチングデバイス2
1を介して充電制御部4へ入力される。充電制御部4
は、入力される比較結果信号に基づきスイッチングデバ
イス5をオン/オフする。また、比較結果信号は、スイ
ッチングデバイス21を介してスイッチングデバイス2
3をオン/オフする。なお、スイッチングデバイス21
による比較結果信号の送り先(充電制御部4またはスイ
ッチングデバイス23)に応じて、スイッチングデバイ
ス5とスイッチングデバイス23のどちらかのみがオン
されるように働く。
【0035】充電制御部4に含まれるワンチップマイク
ロコンピュータは、比較結果信号により入力電圧Vin
がどの電圧範囲にあるか検知する。また、ワンチップマ
イクロコンピュータは、内蔵するA/Dコンバータによ
り、二次電池8に供給されている充電電圧Voutおよ
び充電電流Ioutを検出する。
【0036】次に、図9および図10を用いて入力電圧
Vinと充電出力の関係について説明する。図9におい
て、電圧曲線123は充電状態に影響を及ぼさない入力
電圧Vinの変動例を示す。入力電圧Vinの変動に対
して充電電圧Voutは電圧曲線124に示すように時
間に対して滑らかに上昇し、かつ充電電流Ioutの電
流曲線125も滑らかに変化している。
【0037】図10において、電圧曲線126は充電状
態に影響を及ぼす入力電圧Vinの変動例を示す。入力
電圧Vinの変動に対して電圧曲線127で示す充電電
圧Voutは、電圧曲線128で示す充電電流Iout
の変動に応じて変動している。
【0038】入力電圧Vinが基準電圧V3より低い
(Vin<V3)時、レギュレータ6は出力電圧を安定
化できない状態にある。また、入力電圧Vinが基準電
圧V3以上V4以下(V3≦Vin≦V4)の時、レギ
ュレータ6は出力電圧をVmaxに安定化する。Vin
≦V4においては、比較結果信号はスイッチングデバイ
ス21を経てスイッチングデバイス23に供給され、ス
イッチングデバイス23はオン状態にある。したがっ
て、抵抗器22により小さな電流に制限された充電電流
Ioutが二次電池8へ供給される。
【0039】一方、入力電圧Vinが基準電圧V4より
高い(Vin>V4)時、レギュレータ6は出力電圧と
出力電流の両方を制御することができる。また、比較結
果信号はスイッチングデバイス21を経て充電制御部4
に供給され、スイッチングデバイス5がオン状態にあ
る。したがって、二次電池8はその充電状態に応じて、
レギュレータ6によりImaxに制限された充電電流
(出力電流)Iout、またはレギュレータ6によりV
maxに安定化された充電電圧(出力電圧)Voutに
より充電される。
【0040】充電制御部4は、充電電流Ioutを検出
し、この充電電流Ioutを時間積分することにより充
電電流Ioutの積算量、つまり充電量を算出する。そ
して、算出した充電量が二次電池8の充電容量に達した
とき充電完了と判断し、スイッチングデバイス5がオフ
にすることで充電を終了させる。
【0041】さらに、充電制御部4は、充電開始時の二
次電池8の充電状態(以下、初期充電状態と呼ぶ)に応
じて充電容量の変更を行う。その方法として、充電開始
時の入力電圧Vin、二次電池8の端子電圧、および充
電電流Ioutの関係を総合的に判断し、二次電池の初
期充電状態を判定することで行う。この判定は、充電電
圧Voutに対して入力電圧Vinが充分に大きい(V
in>V3)場合に行われる。
【0042】二次電池8としては、リチウムイオン電
池、鉛電池などがある。本実施形態の充電方式は、リチ
ウムイオン電池などの充電に代表的ないわゆる定電圧/
電流リミッタ方式である。その充電動作は、図9に示し
たように、充電を開始すると電流リミッタ方式による定
電流充電が行われ、充電電圧Voutは徐々に上昇し
て、電圧値Vmaxに達して定電圧充電になる。さらに
充電を続けると、二次電池8の充電状態に応じて充電電
流Ioutが滑らかに減少する。
【0043】以上の特性を利用して、充電制御部4は、
充電電圧VoutがVmaxに達していない場合は二次
電池8の初期充電状態を充電電圧Voutにより判定
し、充電電圧VoutがVmaxに達している場合は二
次電池8の初期充電状態を充電電流Ioutにより判定
する。
【0044】次に、充電制御部4が行う充電電流Iou
tの検出および充電量の積算の具体的な処理について述
べる。二次電池8が接続され充電電流Ioutが流れる
と、抵抗器7の両端に充電電流Ioutに比例した電位
差が生じるが、この電位差を充電制御部4に入力する。
図10に示すように、定電圧充電を行っている期間、日
照状態の悪化により入力電力が低下すると充電電流Io
utが低下する。この充電電流Ioutの変化がなけれ
ば充電電圧VoutがVmaxに達した後、タイマで時
間を計り充電を終了すれば二次電池8を満充電状態にす
ることができる。しかし、この充電電流Ioutの変動
があるので、充電電流Ioutを時間積分して充電量を
求め、得られた充電量により二次電池8の満充電状態を
判定し、充電を終了する必要がある。
【0045】以下、充電量の一般的な求め方を図9を用
いて説明する。図9においては、充電開始時刻をT1、
充電終了時刻をT2とし、充電電流Ioutが時間tに
対してf(t)の曲線を描くとすれば、充電電流Iou
t積分値Sは、次式で表される。
【0046】
【数2】 二次電池8の初期充電状態の検出によって決定された充
電容量をSaとすれば、Sa=SとなるT2に達したと
き、充電を終了する。
【0047】次に、図8を用いて、充電制御部4が行う
充電制御について述べる。なお、図8に示す充電制御を
実現するプログラムは充電制御部4に含まれるワンチッ
プマイクロコンピュータの内蔵ROMに予め格納されて
いる。
【0048】ステップS15で二次電池8が接続される
と、ステップS16で充電が開始され、ステップS17
で二次電池8の初期充電状態の検出が行われる。検知さ
れた初期充電状態に応じて、ステップS18で充電容量
の決定が行われる。
【0049】ステップS19では充電電流Ioutの検
出が行われる。検知された充電電流Ioutのデータを
もとに、ステップS20で充電量Sの積算が行われ、ス
テップS21で充電容量Saと充電量Sとの比較が行わ
れる。充電容量Saに対して充電量Sが等しくなるまで
充電は継続され、Sa=Sとなった時にステップS22
で充電を終了する。
【0050】(第4の実施形態)以下、第4の実施形態
を説明する。図6の構成において、二次電池8が充電装
置2に装着されると、二次電池8の容量や種類を示す識
別信号が電池識別部24および25から充電制御部4へ
送られる。充電制御部4は、入力された識別信号により
二次電池8の判別を行い、判別された二次電池8の容量
に応じて充電容量Saの決定基準を変更する。
【0051】図11は本実施形態の動作を説明するため
のフローチャートである。図11を用いて、充電制御部
4が行う二次電池8の種類および/または容量に応じた
充電制御について述べる。なお、ここでは二次電池8の
容量がA[mAh]およびB[mAh]の2種類の場合
について説明する。図11に示す充電制御を実現するプ
ログラムは充電制御部4に含まれるワンチップマイクロ
コンピュータの内蔵ROMに予め格納されている。
【0052】ステップS30で二次電池8が接続される
と、ステップS31で二次電池8の形状の違い若しくは
二次電池8に内蔵されている電子回路などの電池識別部
25からの信号により二次電池8の容量を判別し、判別
した容量に応じて充電容量Saの基準を変える。例え
ば、A[mAh]の二次電池8が装着された場合、処理
はステップS32へ移行する。ステップS32で充電が
開始されると、ステップS33で二次電池8の初期充電
状態の検出が行われる。ステップS34では、検知され
た初期充電状態に応じて、A[mAh]を基準として充
電容量Saの決定が行われる。次いで、ステップS35
へ進み、充電電流Ioutの検出が行われる。検知され
た充電電流Ioutのデータをもとに、ステップS36
で充電量Sの積算が行われ、ステップS37で充電容量
Saと充電量Sの比較が行われる。充電容量Saに対し
て充電量Sが等しくなるまで充電は継続され、Sa=S
となったときにステップS38で充電を終了する。
【0053】一方、ステップS30でB[mAh]の二
次電池8が装着されると、処理はステップS39へ移行
する。ステップS39で充電が開始されると、ステップ
S40で二次電池8の初期充電状態の検出が行われる。
ステップS41では、検知された初期充電状態に応じ
て、B[mAh]を基準として充電容量Saの決定が行
われる。次いで、ステップS35へ進み、A[mAh]
の二次電池8が装着された場合と同様の充電制御が行わ
れる。
【0054】(第5の実施形態)以下、第5の実施形態
を説明する。本実施形態では、二次電池8が充電装置2
に固定されている。図12は、本実施形態に係る充電シ
ステムの構成を示すブロック図であり、図13は、図1
2の充電システムの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0055】図12において、46は負荷電流IL を検
出するための抵抗器、47は充電を開始させるためのス
イッチ、48は負荷である。なお、第1および第3の実
施形態と同様の構成については、同一符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。
【0056】充電装置2に負荷48が接続されると負荷
電流IL が流れ、抵抗器46の両端に負荷電流IL に応
じた電位差が生じる。この電圧は充電制御部4に入力さ
れ、これにより負荷電流IL が検出される。充電制御部
4は、検出した負荷電流(放電電流)IL を時間積分す
ることで、二次電池8の放電量を算出する。充電開始ス
イッチ47が押されるか、負荷48が外されるか、また
は放電により二次電池8の電圧が低下したとき、算出し
た放電量に応じて充電容量Saを決定し充電の終了検出
に用いる。
【0057】次に、図13を用いて、充電制御部4が行
う、放電量に応じた充電制御について述べる。なお、図
13に示す充電制御を実現するプログラムは充電制御部
4に含まれるワンチップマイクロコンピュータの内蔵R
OMに予め格納されている。
【0058】先ず、ステップS50で負荷が接続される
と、ステップS51で放電が開始される。ステップS5
2で抵抗器46の両端の電位差から放電電流IL を検出
する。ステップS53では、放電量の積算が行われる。
ステップS54で充電開始スイッチ47が押されるか、
負荷48が外されるか、または放電により二次電池8の
電圧が低下したとき、ステップS55で放電が終了さ
れ、ステップS56で放電量が確定される。この確定さ
れた放電量のデータをもとにステップS57で充電容量
Saの決定が行われ、ステップS58で充電が開始され
る。続くステップS19からステップS22までは第3
の実施形態と共通の動作を行う。
【0059】(第6の実施形態)以下、第6の実施形態
を説明する。本実施形態では、充電を行う二次電池8を
収納している電池パックに放電量を検出するワンチップ
マイクロコンピュータが内蔵してある。
【0060】図14は、本実施形態に係る充電システム
の構成を示すブロック図であり、図15は、図14の充
電システムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。図14において、63は電池パックである。46は
負荷電流IL を検出するための抵抗器、65は放電量検
出用のワンチップマイクロコンピュータである。なお、
第1、第3および第5の実施形態と同様の構成について
は、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0061】電池パック63に負荷48が接続される
と、抵抗器46を通って負荷電流ILが流れる。この
時、抵抗器46の両端に負荷電流IL に応じた電位差が
発生する。放電量検出用のワンチップマイクロコンピュ
ータ65は、抵抗器46の両端の電圧と時間とにより二
次電池8の放電量を算出し、負荷48が外された時に二
次電池8の総放電量を決定する。この後、電池パック6
3が充電装置2に接続されると、ワンチップマイクロコ
ンピュータ65と充電制御部4の間で二次電池8の総放
電量のデータが通信され、このデータをもとに充電制御
部4は充電容量Saを決定する。以降の制御は第3の実
施形態と共通である。
【0062】次に、図15を用いて、ワンチップマイク
ロコンピュータ65が行う総放電量の検出処理と、充電
制御部4が行う総放電量に応じた充電制御について述べ
る。なお、総放電量の検出処理を実現するプログラムは
電池パック63が内蔵するワンチップマイクロコンピュ
ータ65の内蔵ROMに、充電制御を実現するプログラ
ムは充電制御部4に含まれるワンチップマイクロコンピ
ュータの内蔵ROMに、それぞれ予め格納されている。
【0063】ステップS68で電池パック63に負荷4
8が接続されると、ステップS69で抵抗器46を通り
負荷電流IL が流れる。その後、ステップS70でワン
チップマイクロコンピュータ65は負荷電流IL の検出
を行い、ステップS71で放電量の積算を行う。
【0064】ステップS72で負荷48が外されると、
ステップS73で放電が終了し、ステップS74でワン
チップマイクロコンピュータ65は総放電量の決定を行
う。充電装置2に電池パック63が接続されると、ステ
ップS75で総放電量のデータがワンチップマイクロコ
ンピュータ65から充電制御部4へ送られる。充電制御
部4は、受信した総放電量のデータに基づき、ステップ
S76で充電容量Saの決定を行い、ステップS77で
充電を開始する。続くステップS19からステップS2
2までは第3の実施形態と共通の動作を行う。
【0065】(第7の実施形態)以下、第7の実施形態
を説明する。本実施形態は、二次電池8とその放電量を
検出するワンチップマイクロコンピュータ65とを内蔵
する装置(負荷)が充電装置2に接続されるものであ
る。
【0066】図16は、本実施形態に係る充電システム
の構成を示すブロック図であり、図17は、図16の充
電システムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、第1、第3、第5および第6の実施形態と同
様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0067】図16において、81は二次電池8とその
放電量を検出するワンチップマイクロコンピュータ65
とを内蔵する装置(負荷)である。装置81を動作させ
ると、抵抗器46を通して負荷電流IL が流れる。この
時、抵抗器46の両端に負荷電流IL に応じた電位差が
発生する。放電量検出用のワンチップマイクロコンピュ
ータ65はこの電圧と時間により二次電池8の放電量を
算出する。
【0068】装置81の動作が停止されると、ワンチッ
プマイクロコンピュータ65は二次電池8の総放電量を
決定する。この後、装置81が充電装置2に接続される
と、ワンチップマイクロコンピュータ65と充電制御部
4の間で総放電量のデータが通信され、充電制御部4は
このデータをもとに充電容量Saを決定する。以降の制
御は第3の実施形態と共通である。
【0069】次に、図17を用いて、ワンチップマイク
ロコンピュータ65が行う総放電量の検出処理と、充電
制御部4が行う総放電量に応じた充電制御について述べ
る。ステップS86で装置81が動作されると、ステッ
プS87で抵抗器46を通り負荷電流IL が流れる。そ
の後、ワンチップマイクロコンピュータ65は、ステッ
プS88で負荷電流IL の検出を行い、ステップS89
で二次電池8の放電量の積算を行う。ステップS90で
装置の動作が停止されると、ステップS91で放電が終
了し、ステップS92でワンチップマイクロコンピュー
タ65は二次電池8の総放電量の決定を行う。
【0070】充電装置2に装置81が接続されると、ス
テップS93で総放電量のデータがワンチップマイクロ
コンピュータ65から充電制御部4へ送られる。充電制
御部4は、受信した総放電量のデータに基づき、ステッ
プS94で充電容量Saの決定を行い、ステップS95
で充電を開始する。続くステップS19からステップS
22までは第3の実施形態と共通の動作を行う。
【0071】(第8の実施形態)以下、第8の実施形態
を説明する。本実施形態は、電池パック63に二次電池
8と充電制御部4を内蔵している。図18は、本実施形
態に係る充電システムの構成を示すブロック図であり、
図19は、図18の充電システムの動作を説明するため
のフローチャートである。なお、第1、第3、第5、第
6および第7の実施形態と同様の構成については、同一
符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0072】電池パック63に負荷48を接続すると、
抵抗器46を通して負荷電流IL が流れる。このとき、
抵抗器46の両端に負荷電流IL に応じた電位差が発生
する。充電制御部4はこの電圧と時間により放電量を算
出する。
【0073】負荷48が外されたとき、若しくは、二次
電池8の電圧低下や不図示の充電開始スイッチがオンさ
れた等、充電制御部4が充電開始信号を受けた時は、充
電制御部4により総放電量が決定される。この後、電池
パック63が充電装置2に接続されると充電制御部4は
充電装置2の制御を行い充電を開始する。以降の制御は
第3の実施形態と共通である。
【0074】次に、図19を用いて充電制御部4が行
う、総放電量に応じた充電制御について述べる。電池パ
ック63と負荷48が接続され、ステップS105で負
荷48を動作させると、ステップS106で二次電池8
から抵抗器46を通り負荷電流IL が流れる。その後、
ステップS107で充電制御部4は負荷電流IL の検出
を行い、ステップS108で放電量の積算を行う。ステ
ップS109で負荷48が外されるか、或いは充電開始
信号を受けると、ステップS110で放電が終了し、ス
テップS111で総放電量の決定を行い、ステップS1
12で充電容量Saの決定を行う。
【0075】充電装置2に電池パック63が接続される
と、ステップS113で電池パック63の充電制御部4
の制御により二次電池8への充電が開始される。続くス
テップS19からステップS22までは第3の実施形態
と共通の動作を行う。
【0076】(第9の実施形態)以下、第9の実施形態
を説明する。本実施形態は、二次電池8と充電制御部4
を内蔵する装置(負荷)81が、充電装置2に接続され
るものである。図20は、本実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図であり、図21は、図20の
充電システムの動作を説明するためのフローチャートで
ある。なお、第1、第3、第5、第6、第7および第8
の実施形態と同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0077】負荷装置81を動作させると、抵抗器46
を通して負荷電流IL が流れる。このとき、抵抗器46
の両端に負荷電流IL に応じた電位差が発生する。充電
制御部4はこの電圧と時間により放電量を算出する。装
置81が停止されると、充電制御部4は総放電量を決定
する。この後、装置81が充電装置2に接続されると、
充電制御部4は充電装置2の制御を行い充電を開始す
る。以降の制御は第3の実施形態と共通である。
【0078】次に、図21を用いて充電制御部4が行
う、総放電量に応じた充電制御について述べる。ステッ
プS124で装置が動作されると、ステップS125で
抵抗器46を通り、負荷電流IL が流れる。その後、ス
テップS126で、充電制御部4は負荷電流IL の検出
を行い、ステップS127で放電量の積算を行う。ステ
ップS128で装置が停止されると、ステップS129
で放電が終了され、ステップS130で総放電量の決定
が行われ、ステップS131で充電容量が決定される。
【0079】装置81が充電装置2に接続されると、ス
テップS132で装置81の充電制御部4の制御により
充電が開始される。続くステップS19からステップS
22までは第3の実施形態と共通の動作を行う。
【0080】以上説明したように、第3〜第9の各実施
形態によれば、太陽電池などの出力が安定しない電力源
を用いて充電を行う場合でも、二次電池に対して安定し
た充電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る充電装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1の充電装置における入力電圧の時間に対
する変動の例を示すグラフである。
【図3】 図2の入力電圧曲線の一部を拡大したグラフ
である。
【図4】 図1の充電装置における充電電圧と充電電流
の時間に対する変化の例を示すグラフである。
【図5】 図1における充電制御部の充電動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施例形態に係る充電装置の
構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態および第4の実施形
態に係る充電システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態に係る充電システム
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】 充電状態に影響を及ぼさない入力電圧の変動
例を示すグラフである。
【図10】 充電状態に影響を及ぼす入力電圧の変動例
を示すグラフである。
【図11】 本発明の第4の実施形態に係る充電システ
ムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】 本発明の第5の実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図13】 図12の充電システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】 本発明の第6の実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図15】 図14の充電システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図16】 本発明の第7の実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の充電システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図18】 本発明の第8の実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図19】 図18の充電システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図20】 本発明の第9の実施形態に係る充電システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図21】 図20の充電システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1:太陽電池、2:充電装置、3:電圧比較部、4:充
電制御部、5,16,21,23:スイッチングデバイ
ス、6:レギュレータ、7,15,22,46:抵抗
器、8:二次電池、24,25:電池識別部、47:放
電開始スイッチ、48:負荷、63:電池パック、6
5:ワンチップマイクロコンピュータ、81:負荷装
置。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非安定電源を電力源として二次電池の充
    電を行う充電装置において、 前記非安定電源から供給される電圧Vinと第1の所定
    電圧V1とを比較する第1の比較手段と、 前記非安定電源から供給される電力の電圧または電流を
    制御して前記二次電池へ供給するレギュレータであっ
    て、前記二次電池へ大きな電流を供給できる第1の充電
    モードと前記二次電池へ小さな電流を供給する第2の充
    電モードとを有するものと、 前記二次電池へ供給される電圧および電流に基づき前記
    レギュレータの動作を制御する制御手段とを備え、 前記レギュレータは、前記第1の比較手段の比較結果が
    Vin≦V1を示す場合、前記第2の充電モードに切り
    換わり、その後、所定のタイミングごとに短時間、前記
    第1の充電モードに相当する電流を前記二次電池へ供給
    し、そのときの前記第1の比較手段の比較結果がVin
    >V1を示す場合、前記第1の充電モードに切り換わる
    ことを特徴とする充電装置。
  2. 【請求項2】 前記レギュレータは、前記第1の比較手
    段からの比較結果がVin≦V1を示す比較結果信号に
    応じて前記第2の充電モードに切り換わり、前記制御手
    段から所定のタイミングごとに短時間、送信されるトリ
    ガ信号に応じて第1の充電モードへ切り換わるものであ
    り、第1の充電モードへ切り換わったときの前記比較手
    段の比較結果がVin≦V1を示す場合は前記第2の充
    電モードに戻り、Vin>V1を示す場合はそのまま第
    1の充電モードを維持することを特徴とする請求項1記
    載の充電装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記二次電池の満充電
    状態を前記二次電池へ供給される電圧および電流に基づ
    き検知することを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  4. 【請求項4】 前記レギュレータと前記二次電池との間
    に直列に接続され、前記制御手段により開閉が制御され
    る第1のスイッチと、 前記非安定電源と前記二次電池の間で前記レギュレータ
    および前記第1のスイッチをバイパスするように接続さ
    れ、前記比較手段により開閉が制御される第2のスイッ
    チと、 前記電圧Vinと第2の所定電圧V2(V2<V1)と
    を比較する第2の比較手段とをさらに備え、 前記第2の比較手段の比較結果がVin>V2を示す場
    合は、前記第1のスイッチは閉じられ、前記第2のスイ
    ッチは開かれ、そして前記比較結果がVin≦V2を示
    す場合は、前記第1のスイッチは開かれ、前記第2のス
    イッチは閉じられることを特徴とする請求項1記載の充
    電装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のスイッチには、前記二次電池
    へ供給される電流を制限する抵抗が直列に接続されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の充電装置。
  6. 【請求項6】 電力源から供給される電圧Vinと所定
    電圧V1とを比較する比較手段と、 前記電力源から供給される電力の電圧または電流を制御
    して二次電池へ電力を供給するレギュレータであって、
    前記二次電池へ大きな電流を供給できる第1の充電モー
    ドと前記二次電池へ小さな電流を供給する第2の充電モ
    ードとを有するものとを備えた充電装置を用い、非安定
    電源を電力源として前記二次電池を充電する充電方法に
    おいて、 前記比較手段の比較結果がVin≦V1を示したとき
    は、前記レギュレータの動作を前記第2の充電モードに
    切り換え、 前記レギュレータの動作が前記第2の充電モードに切り
    換わった後は、所定のタイミングごとに短時間、前記レ
    ギュレータを前記第1の充電モードで動作させ、 そのときの前記比較手段の比較結果を判定し、 前記比較結果がVin>V1を示したとき、前記レギュ
    レータの動作を前記第1の充電モードに切り換えること
    を特徴とする充電方法。
  7. 【請求項7】 電力源から供給される電圧Vinと所定
    電圧V1とを比較する比較手段と、 前記電力源から供給される電力の電圧または電流を制御
    して二次電池へ電力を供給するレギュレータであって、
    前記二次電池へ大きな電流を供給する第1の充電モード
    と前記二次電池へ小さな電流を供給する第2の充電モー
    ドとを有し、前記比較手段の比較結果がVin≦V1を
    示したときは、該第2の充電モードに切り換わるものと
    を備えた充電装置を用い、非安定電源を電力源として前
    記二次電池を充電する充電方法において、 少なくとも前記レギュレータが前記第2の充電モードに
    切り換わった後は、所定のタイミングごとに短時間、該
    レギュレータを前記第1の充電モードに切り換えること
    を特徴とする充電方法。
  8. 【請求項8】 非安定電源を電力源として二次電池の充
    電を行う充電装置において、 該充電装置は、 前記非安定電源から供給される電圧Vinと所定電圧V
    0とを比較する比較手段と、 前記非安定電源から供給される電力の電圧または電流を
    制御して前記二次電池へ電力を供給するレギュレータ
    と、 前記レギュレータと前記二次電池との間に直列に接続さ
    れる第1のスイッチと、 前記第1のスイッチに並列に接続され、前記比較手段に
    より開閉が制御される第2のスイッチと、 前記二次電池の充電状態を判断するとともに、前記比較
    手段の比較結果および前記二次電池の充電状態に基づき
    前記第1のスイッチの開閉を制御する制御手段とを備
    え、 前記比較手段の比較結果がVin≦V0を示す場合は、
    前記第1のスイッチは開かれ、前記第2のスイッチは閉
    じられ、 前記比較結果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電
    池の充電状態が満充電状態にはないと判断される場合
    は、前記第1のスイッチは閉じられ、そして前記比較結
    果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電池の充電状
    態が満充電状態にあると判断される場合は、前記第1お
    よび第2のスイッチは開かれることを特徴とする充電装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記二次電池へ供給さ
    れる電流を計測することにより前記二次電池の充電量を
    求め、得られた充電量に基づき前記二次電池の充電状態
    を判断することを特徴とする請求項8記載の充電装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段による前記充電状態の判
    断は、前記充電量と前記二次電池の充電容量とを比較す
    ることにより行われ、前記充電容量は前記二次電池の充
    電開始時に、前記非安定電源から供給される電圧Vi
    n、ならびに、前記二次電池の端子電圧および充電電流
    に基づき前記制御手段が算定することを特徴とする請求
    項9記載の充電装置。
  11. 【請求項11】 前記二次電池の種類を検知する検知手
    段をさらに備え、 前記制御手段による前記充電状態の判断は、前記充電量
    と前記二次電池の充電容量とを比較することにより行わ
    れ、前記充電容量は前記二次電池の充電開始時に、前記
    非安定電源から供給される電圧Vin、前記二次電池の
    端子電圧および充電電流、ならびに、前記検知手段によ
    り検知された二次電池の種類に基づき前記制御手段が算
    定することを特徴とする請求項9記載の充電装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記二次電池から放
    出される電流を計測することにより前記二次電池の放電
    量を求め、得られた放電量に基づき前記二次電池の充電
    状態を判断することを特徴とする請求項8記載の充電装
    置。
  13. 【請求項13】 前記二次電池は、該二次電池から放出
    される電流を計測することによりその放電量を求める検
    出手段を備え、 前記制御手段は、前記二次電池の検出手段から受信した
    放電量に基づき前記二次電池の充電状態を判断すること
    を特徴とする請求項8記載の充電装置。
  14. 【請求項14】 前記二次電池は、外部機器に備えられ
    たものであり、 該外部機器は、該二次電池から放出される電流を計測す
    ることにより該二次電池の放電量を求める検出手段を備
    え、 前記制御手段は、前記外部機器の検出手段から受信した
    放電量に基づき前記二次電池の充電状態を判断すること
    を特徴とする請求項8記載の充電装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記二次電池の放電
    量に基づき前記二次電池の充電容量を算定し、前記二次
    電池へ供給される電流を計測することにより前記二次電
    池の充電量を求め、前記充電量と前記充電容量とを比較
    することにより前記充電状態を判断することを特徴とす
    る請求項12〜14のいずれか1つに記載の充電装置。
  16. 【請求項16】 前記二次電池は、放出される電流を計
    測することにより放電量を求める検出手段および制御手
    段を備え、該二次電池の制御手段は、該二次電池の検出
    手段から検出した放電量に基づいて、該二次電池の充電
    状態を判断することを特徴とする請求項8記載の充電装
    置。
  17. 【請求項17】 前記二次電池の制御手段は、前記二次
    電池の放電量に基づき前記二次電池の充電容量を算定
    し、前記二次電池に供給される電流を計測して求めた該
    二次電池の充電量と前記二次電池の充電容量とを比較す
    ることにより前記充電状態を判断することを特徴とする
    請求項16記載の充電装置。
  18. 【請求項18】 電力源から供給される電圧Vinと所
    定電圧V0とを比較する比較手段と、 前記電力源から供給される電力の電圧または電流を制御
    して二次電池へ電力を供給するレギュレータと、 前記レギュレータと前記二次電池との間に直列に接続さ
    れる第1のスイッチと、 前記第1のスイッチに並列に接続され、前記比較手段に
    より開閉が制御される第2のスイッチとを備えた充電装
    置を用い、非安定電源を電力源として前記二次電池を充
    電する充電方法において、 前記比較手段の比較結果がVin≦V0を示す場合は、
    前記第1のスイッチは開かれ、前記第2のスイッチは閉
    じられ、 前記比較結果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電
    池の充電状態が満充電状態にはないと判断される場合
    は、前記第1のスイッチは閉じられ、そして前記比較結
    果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電池の充電状
    態が満充電状態にあると判断される場合は、前記第1お
    よび第2のスイッチは開かれることを特徴とする充電方
    法。
  19. 【請求項19】 外部装置に備えられた二次電池を、非
    安定電源を電力源として充電する充電装置において、 該充電装置は、 前記非安定電源から供給される電圧Vinと所定電圧V
    0とを比較する比較手段と、 前記非安定電源から供給される電力の電圧または電流を
    制御して前記二次電池へ電力を供給するレギュレータ
    と、 前記レギュレータと前記二次電池との間に直列に接続さ
    れる第1のスイッチと、 前記第1のスイッチに並列に接続され、前記比較手段に
    より開閉が制御される第2のスイッチとを備え、 前記第1のスイッチの開閉は、前記外部装置に備わる制
    御手段により、前記比較手段の比較結果および前記二次
    電池の充電状態に基づき制御され、 前記比較手段の比較結果がVin≦V0を示す場合、前
    記第1のスイッチは開かれて前記第2のスイッチは閉じ
    られ、 前記比較結果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電
    池の充電状態が満充電状態にはないと判断される場合
    は、前記第1のスイッチは閉じられ、そして前記比較結
    果がVin>V0を示し、かつ、前記二次電池の充電状
    態が満充電状態にあると判断される場合、前記第1およ
    び第2のスイッチは開かれることを特徴とする充電装
    置。
  20. 【請求項20】 前記第2のスイッチには、前記二次電
    池へ供給される電流を制限する抵抗が直列に接続される
    ことを特徴とする請求項8〜17および19のいずれか
    1つに記載の充電装置。
  21. 【請求項21】 前記非安定電源が太陽電池であること
    を特徴とする請求項1〜5、8〜17および19のいず
    れか1つに記載の充電装置。
  22. 【請求項22】 前記二次電池がリチウムイオン電池で
    あることを特徴とする請求項1〜5、8〜17および1
    9のいずれか1つに記載の充電装置。
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