JP3474535B2 - 電池状態判定装置 - Google Patents

電池状態判定装置

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JP3474535B2
JP3474535B2 JP2000387907A JP2000387907A JP3474535B2 JP 3474535 B2 JP3474535 B2 JP 3474535B2 JP 2000387907 A JP2000387907 A JP 2000387907A JP 2000387907 A JP2000387907 A JP 2000387907A JP 3474535 B2 JP3474535 B2 JP 3474535B2
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voltage
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陸紀 谷口
正美 小嶋
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ドコモモバイル東海株式会社
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電可能な電池の
寿命(例えば、充電及び放電可能な容量状態)を判定す
る電池状態判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、携帯端末、ビデオカメラ、パ
ソコン等の多種の製品の電源として、充電可能な電池が
使用されている。しかし、周知のように、この充電可能
な電池には寿命があり、何度も充電、放電を繰り返すこ
とで、徐々に充電及び放電可能な容量(以下、「容量」
という)が減少していく。電池の容量が減少すると、充
電を行っても放電可能な時間が短くなる。通常、この放
電可能な時間がある程度まで短くなると、電池の寿命に
達したと判断して新しい電池と交換している。この方法
では、電池の寿命に達した時点でしか電池の交換時期を
判断することができない。そこで、電池の容量を判定す
ることができる電池状態判定装置が開発されている。従
来の電池状態判定装置は、まず電池を満充電状態にし、
その後完全に放電状態になるまで放電させ、その放電時
間あるいは放電特性を検出するものである。また、他の
従来の電池状態判定装置は、電池を所定時間充電した後
放電させ、放電開始時の電池電圧と放電開始から所定時
間経過した時点における電池電圧(放電電圧)により放
電電圧特性を検出し、検出した放電電圧特性を放電開始
時の電池電圧で補正して、電池の容量を判定するもので
ある(特開平11−14719号公報)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−14719号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来の電池状態判定装置は、電池の容量を判定するため
に長時間を要するという問題点がある。また、後者の従
来の電池状態判定装置は、前者のものに比べて充電時間
及び放電時間を短縮することができるが、それでも電池
の容量を判定するための時間が長い。なお、放電電流を
増加させて放電電圧特性を検出するための時間を短縮す
ることも考えられるが、電池にストレスを与えるため、
電池の容量の減少を加速させる可能性がある。本発明者
は、電池状態を短時間で確実に判定することができる方
法を種々検討した結果、電池を所定時間の間放電させた
後充電した場合、初期の充電電圧特性によって電池状態
を判定できることを見出した。そこで、本発明は、短時
間で確実に電池状態を判定することができる電池状態判
定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、電池の充放電を制御する
制御手段と、記憶手段を備え、記憶手段は、放電終了時
電圧に対応する判定基準を記憶し、制御手段は、電池を
第1所定期間の間放電させて放電終了時における放電終
了時電圧を検出し、続いて第2所定期間の間電池を充電
して充電電圧特性を検出し、検出した充電電圧特性を放
電終了時電圧に対応する判定基準と比較して電池状態を
判定することを特徴とする、電池状態判定装置である。
請求項1に記載の電池状態判定装置によれば、短時間で
電池状態を判定することができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、電池の充
放電を制御する制御手段と、記憶手段を備え、記憶手段
は、放電終了時電圧に対応する判定基準を記憶し、制御
手段は、電池を第1所定期間の間放電させて放電終了時
における放電終了時電圧を検出し、続いて第2所定期間
の間電池を充電して充電電圧特性を検出し、充電電圧特
性に対応する演算値を求め、求めた演算値を放電終了時
電圧に対応する判定基準と比較して電池状態を判定する
ことを特徴とする、電池状態判定装置である。請求項2
に記載の電池状態判定装置によれば、短時間で電池状態
を判定することができるとともに、判定基準との比較処
理が容易である。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の電池状態判定装置であって、演算値は、充電電
圧特性の面積であることを特徴とする、電池状態判定装
置である。請求項3に記載の電池状態判定装置によれ
ば、充電電圧特性に対応する演算値を容易に求めること
ができる。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、電池の充
放電を制御する制御手段と、記憶手段を備え、記憶手段
は、放電終了時電圧に対応する判定基準を記憶し、制御
手段は、電池を第1所定期間の間放電させて放電終了時
における放電終了時電圧を検出し、続いて電池を充電
し、充電開始から第3の所定時間経過した時点における
充電電圧を検出し、検出した充電電圧を放電終了時電圧
に対応した判定基準と比較して電池状態を判定すること
を特徴とする、電池状態判定装置である。請求項4に記
載の電池状態判定装置によれば、短時間に電池状態を判
定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。本実施の形態はリチウムイオン2次
電池の電池状態判定装置に本発明を適用した例である。
【0010】図1に本発明で利用する充電電圧特性の概
略図を示す。図において、横軸は時間[min]を示
し、縦軸は電圧[V]を示す。まず、判定対象の電池を
第1所定期間(例えば、2分)の間、第1所定電流(例
えば、定格が350mAhの電池の場合、350mA)
で放電させる。そして、第1所定期間経過時の電池の端
子電圧を計測し、放電終了時電圧Vstとする。続いて
第2所定期間(例えば、1分)の間、第2所定電流(例
えば、定格が350mAhの電池の場合、350mA)
で充電する。この充電中の電池の端子の電圧特性が充電
電圧特性である。
【0011】なお、充電開始直後の充電電圧特性は不安
定であり、正確に電池容量を判定するには適さないの
で、充電電圧特性が安定し且つ電池容量毎に特性の違い
が顕著に表れる時期の充電電圧特性を用いるのが好まし
い。例えば、充電を開始してから第1所定時間経過した
時点T1から第2所定時間経過した時点T2までの間の
充電電圧特性を用いる。第1所定時間及び第2所定時間
としては、例えば、それぞれ1秒及び60秒が用いられ
る。さらに、時間に応じて変化する充電電圧特性を判定
基準と比較するのは困難であるため、充電電圧特性に対
応した値と判定基準とを比較するのが好ましい。
【0012】まず、充電電圧特性に対応した値として充
電電圧特性の面積を用いる第1の実施の形態について説
明する。図2、図3、図4を用いて、充電電圧特性の面
積を求める方法を説明する。勿論、以下に説明する方法
以外の方法で充電電圧特性の面積を求めてもよい。図2
は、第1所定時間経過した時点T1の充電電圧がV1、
第2所定時間経過した時点T2の充電電圧がV2である
場合、(時間,電圧)が(T1,V1)の点と(T2,
V2)の点を直線で結び、(T1,0)、(T2,
0)、(T2,V2)、(T1,V1)で囲まれる台形
の面積を求める例である。
【0013】図3は、第1所定時間経過した時点T1か
ら第2所定時間経過した時点T2の間を、微小時間Δt
でn等分し、Δt毎に充電電圧(V11,V12,V1
3・・・V1n)を計測する。そして、Δt毎に長方形
の面積(S11,S12,S13・・・S1n)を演算
し、合計して面積を求める例である。
【0014】図4は、第1所定時間経過した時点T1か
ら第2所定時間経過した時点T2の間の充電電圧特性を
関数に変換し、変換した関数を積分して面積を求める例
である。この場合の関数f(t)は、
【数1】 で代用する。この関数の積分式は、
【数2】 となる。時点T1からT2の間で、任意の3点にて計測
した充電電圧を用いて、a、n、cの値を求め、f(t)
を決定し、積分式から、時点T1とT2を用いて演算値
を算出する。
【0015】次に、図5、図6、図7を用いて、第1所
定時間経過した時点T1から第2所定時間経過した時点
T2までの間の充電電圧特性の面積の判定基準について
説明する。図5は、所定の容量(例えば、容量50%)
であることが確認されている基準電池Aの、各放電終了
時電圧(Vst0,Vst1,Vst2,Vst3)に
おける充電電圧特性を示す。図5において、x軸は時間
[min]を示し、y軸は充電電圧[V]を示し、z軸
は放電終了時電圧[V]を示す。判定基準A(Vst
0)は放電終了時電圧がVst0の場合の充電電圧特性
であり、判定基準A(Vst1)は放電終了時電圧がV
st1の場合の充電電圧特性であり、判定基準A(Vs
t2)は放電終了時電圧がVst2の場合の充電電圧特
性であり、判定基準A(Vst3)は放電終了時電圧が
Vst3の場合の充電電圧特性である。この4つの充電
電圧特性の時点T1からT2の間の面積はそれぞれS
(Vst0)、S(Vst1)、S(Vst2)、S
(Vst3)である。
【0016】図6は、図5の特性図から得られる。図6
において、横軸は放電終了時電圧[V]を示し、縦軸は
時点T1からT2の間の充電電圧特性の面積を示す。図
6は、判定対象と同一種類の基準電池Aの所定容量時に
おける、放電終了時電圧と、時点T1からT2までの間
の充電電圧特性の面積との関係を示している。このよう
な、放電終了時電圧と時点T1からT2までの間の充電
電圧特性の面積との関係を、基準電池Aの種々の容量に
ついて求めると、図7に示すような特性図が得られる。
図7には、容量が100%、50%、20%である基準
電池Aの、放電終了時電圧と時点T1からT2の間の面
積との関係を表す特性図を示している。
【0017】図7に示す特性図を判定基準として用いる
ことにより、判定対象の電池状態(容量)を判定するこ
とができる。すなわち、判定対象の電池を第1所定期間
第1所定電流で放電させて放電終了時電圧を検出する。
続いて、第2所定電流で充電し、充電を開始してから第
1所定時間経過した時点T1から第2所定時間経過した
時点T2までの充電電圧特性を検出する。さらに、検出
した時点T1からT2までの間の充電電圧特性の面積を
求める。そして、求めた面積と、各容量における基準電
池の放電終了時電圧に対応する面積とを比較して判定対
象の電池の容量を判定する。例えば、放電終了時電圧が
Vst2であり、求めた面積Sが、容量が50%の基準
電池の放電終了時電圧Vst2に対応する面積より大き
く、容量が20%の基準電池の放電終了時電圧Vst2
に対応する面積より小さい場合には、判定対象の電池の
容量が減少しており、交換時期に近づいていると判定す
る。
【0018】なお、充電電圧特性の面積は、充電開始時
から第3所定時間経過するまでの間の充電電圧特性の面
積を求めるようにしてもよい。
【0019】次に、充電電圧特性に対応した値として充
電電圧特性の所定時点における充電電圧を用いる第2の
実施の形態について説明する。本実施例では、判定対象
の電池を第1所定期間、第1所定電流で放電させて放電
終了時電圧を検出した後、第2所定電流で充電する。さ
らに、充電開始後、第3所定時間経過した時点T3で充
電電圧を検出する。そして、検出した充電電圧と、放電
終了時電圧に対応する判定基準とを比較して判定対象の
電池状態(容量)を判定する。
【0020】次に、図8、図9、図10を用いて、第3
所定時間経過した時点T3の充電電圧の判定基準につい
て説明する。図8は、所定の容量(例えば、容量50
%)であることが確認されている基準電池Aの、各放電
終了時電圧(Vst0,Vst1,Vst2,Vst
3)における充電電圧特性を示す。図8において、x軸
は時間[min]を示し、y軸は充電電圧[V]を示
し、z軸は放電終了時電圧[V]を示す。判定基準A
(Vst0)は放電終了時電圧がVst0の場合の充電
電圧特性であり、判定基準A(Vst1)は放電終了時
電圧がVst1の場合の充電電圧特性であり、判定基準
A(Vst2)は放電終了時電圧がVst2の場合の充
電電圧特性であり、判定基準A(Vst3)は放電終了
時電圧がVst3の場合の充電電圧特性である。この4
つの充電電圧特性の時点T3の電圧はそれぞれV0、V
1、V2、V3である。
【0021】図9は、図8の特性図から得られる。図9
において、横軸は放電終了時電圧[V]を示し、縦軸は
時点T3の充電電圧を示す。図9は、判定対象と同一種
類の基準電池Aの所定容量時における、放電終了時電圧
と、時点T3の充電電圧との関係を示している。このよ
うな、放電終了時電圧と時点T3の充電電圧との関係
を、基準電池Aの種々の容量について求めると、図10
に示すような特性図が得られる。図10には、容量が1
00%、50%、20%である基準電池Aの、放電終了
時電圧と時点T3の充電電圧との関係を表す特性図を示
している。
【0022】図10に示す特性図を判定基準として用い
ることにより、判定対象の電池状態(容量)を判定する
ことができる。すなわち、判定対象の電池を第1所定期
間第1所定電流で放電させて放電終了時電圧を検出す
る。続いて、第2所定電流で充電し、充電を開始してか
ら第3所定時間経過した時点T3での充電電圧を検出す
る。そして、求めた充電電圧と、各容量における基準電
池の放電終了時電圧に対応する充電電圧とを比較して判
定対象の電池の容量を判定する。例えば、放電終了時電
圧がVst2であり、検出した充電電圧が、容量が50
%の基準電池の放電終了時電圧Vst2に対応する充電
電圧より大きく、容量が20%の基準電池の放電終了時
電圧Vst2に対応する充電電圧より小さい場合には、
判定対象の電池の容量が減少しており、交換時期に近づ
いていると判定する。
【0023】充電電圧特性は電池の種類毎に異なってい
るため、複数種類の電池の電池状態を判定するために
は、判定基準を電池種類毎に予め検出しておく必要があ
る。また、第1所定期間、第2所定期間、第1所定時
間、第2所定時間、第3所定時間、第1所定電流、第2
所定電流等について異なる値に対して判定基準を検出し
ておけば、より多くの電池の種類に対して電池状態を判
定することができる。また、これらの予め検出した判定
基準は、記憶装置に記憶し、判定対象の電池の検出結果
と比較する。
【0024】次に、本発明の電池状態判定装置の一実施
の形態の構成を図11〜図13に示す。図11は、判定
装置400の外観図で、図12は、電池アタッチメント
200を上から見た図で、図13は、電池アタッチメン
ト200の側面図である。本実施の形態では、判定装置
400と電池アタッチメント200の2個のユニットで
電池状態判定装置を構成したが、電池アタッチメントを
判定装置に組み込んだ1個のユニットで構成したり、あ
るいは、判定装置から表示部分を分離して、電池アタッ
チメント、判定装置、表示装置の3個のユニットで構成
しても良く、ユニットの構成は図11〜図13に限定さ
れない。
【0025】判定装置400は、入力手段として、運用
開始キー151と入力キー152を備えている。作業者
は、これらのキーを操作することで、電池状態判定前の
設定を入力したり、判定開始指令を入力することができ
る。また、表示手段として、LED182とLCD192を備
えており、作業者は、入力設定状態、動作状態、判定結
果等を視覚で確認できる。また、図示しないが、ブザー
も備え、作業者が聴覚でも確認できるようにしても良
い。また、図示しないが、判定装置400は、電池アタ
ッチメント200とワイヤで接続するための電池電極用
端子、温度センサ用端子と、外部装置300と接続する
ための端子、電源スィッチ、電源ワイヤ等も備える。さ
らに、判定装置400の内部には、制御基板100が備
えられ、運用開始キー等と接続されている。なお、判定
装置の構造は図11に限定されない。
【0026】図12、図13に示した電池アタッチメン
ト200は、判定対象の電池210を固定し、電池21
0の+端子、−端子に、電極230を接触させ、電池2
10と判定装置400を接続するために使用する。多種
の電池210の端子位置に電極230を接触させるため
に、電池210は、水平方向及び垂直方向どちらにも固
定でき、電極230の位置に一致するようスライド可能
な構造としている。電極230にワイヤの一方を接続
し、そのワイヤの他方を判定装置400に接続する。ま
た、電池アタッチメント200は、電池210の接する
位置に温度センサ220も備え、判定装置400とワイ
ヤで接続される。この温度センサ220は、電池210
が異常時及び制御基板100の充電・放電回路異常時に
異常加熱したことを検出して制御を中止することを可能
にしている。電池210がリチウムイオン2次電池の場
合は、温度センサ220が45℃以上を検出したら、充
電を停止させる。なお、電池アタッチメントの構造は図
12、図13に限定されない。
【0027】図14は、本実施の形態の電池状態判定装
置の概略構成図である。制御基板100は、CPU11
0を中心に構成され、バス112にて、各回路及び素子
と接続されている。記憶手段は、ROM114及びRA
M116で構成され、CPU110とバス112で接続
されている。このROM114には、制御手段であるプ
ログラム及び判定基準が記憶されている。このROM1
14の種類は、EPROM、EEPROM、Flash
ROM等、種類を限定するものではない。RAM116
は、CPU110とバス112で接続され、CPU11
0の処理結果を一時的に記憶する。このRAM116の
種類は、DRAM、SRAM等、種類を限定するもので
はない。制御用電源120は、制御基板100内の、各
制御回路及び素子に電源を供給する。
【0028】極性切替制御回路130は、電池アタッチ
メント200と接続されているワイヤの接続を切り替え
るものであり、極性切替器131を切り替える。この極
性切替により、電池の装着状態に応じて自動的に正しい
極性に設定される。
【0029】充放電切替制御回路140は、CPU11
0とバス112で接続され、充放電切替器141を「オ
ープン位置」、「定電流放電位置」、「定電流充電位
置」、「定電圧充電位置」の4つの位置のいずれかに切
り替える。リチウムイオン2次電池は、定電流充電中に
所定電圧を超えた場合、定電圧充電に切り替える必要が
あるため、本実施の形態では定電圧で充電する手段も備
えている。
【0030】充放電切替器141が「オープン位置」に
設定されている場合は、電圧検出回路142のみが電池
210に接続される。電圧検出回路142は、バス11
2を介してCPU110に接続されている。この「オー
プン位置」は、充電及び放電を実行しない場合(例え
ば、初期化処理、入力設定処理、極性切替制御、判定処
理等)に使用される。
【0031】充放電切替器141が「定電流放電位置」
に設定されている場合は、電圧検出回路142及び入力
電流制御回路144及び電流検出回路145が電池21
0に接続される。入力電流制御回路144及び電流検出
回路145は、バス112を介してCPU110に接続
されている。この「定電流放電位置」は、電池の容量判
定をする前に極性切替を設定して判定前の電池電圧を確
認することと、第1所定期間の間の放電制御で使用す
る。
【0032】まず、極性切替の設定及び判定前の電池電
圧の確認では、CPU110は、電池210に微小電流
(例えば、放電制御時の1/10の電流)を流した軽負
荷状態で極性切替器131を正しい極性に設定し、その
時の電圧を、電圧検出回路142からバス112を介し
て取り込む。この時、CPU110は、電流検出回路1
45が検出した電流が所定電流を保つように入力電流制
御回路144を制御する。また、第1所定期間の間の放
電制御では、CPU110は、電流検出回路145が検
出した電流が第1所定電流(例えば、350mA)を保
つように入力電流制御回路144を制御する。そして、
CPU110は、第1所定期間の放電が終了した時、電
圧検出回路142が検出した電圧を放電終了時電圧とし
て取り込み、RAM116に記憶する。
【0033】充放電切替器141が「定電流充電位置」
に設定されている場合は、電圧検出回路142及び電流
検出回路145及び充電用定電流電源146が電池21
0に接続される。充電用定電流電源146は、バス11
2を介してCPU110に接続されている。この「定電
流充電位置」は、第2所定期間の間の充電制御で使用す
る。この時、CPU110は、電流検出回路145が検
出した充電電流が第2所定電流(例えば、350mA)
を保つように充電用定電流電源146を制御し、充電期
間中、電圧検出回路142が検出した電圧を充電電圧と
して取り込み、電流検出回路145が検出した電流とと
もにRAM116に記憶する。また、電池210がリチ
ウムイオン2次電池の場合、CPU110は、定電流で
の充電中に所定電圧を超えたことを検出すると、充放電
切替器141を「定電圧充電位置」に切り替える。
【0034】充放電切替器141が「定電圧充電位置」
に設定されている場合は、電圧検出回路142及び電流
検出回路145及び充電用定電圧電源148が電池21
0に接続される。充電用定電圧電源148は、バス11
2を介してCPU110に接続されている。この「定電
圧充電位置」は、上記に記載したように、電池210が
リチウムイオン2次電池で且つ定電流での充電中に所定
電圧を超えた場合に設定される。この時、CPU110
は、充電電圧が所定電圧を保つように充電用定電圧電源
148を制御し、充電期間中、電圧検出回路142が検
出した電圧を充電電圧として取り込み、電流検出回路1
45が検出した電流とともにRAM116に記憶する。
【0035】入力処理回路150は、温度センサ220
及び運用開始キー151及び入力キー152に接続さ
れ、バス112を介してCPU110と接続されてい
る。この接続により、CPU110は、電池210の電
池温度状態、運用開始キー151の操作状態、入力キー
152の操作状態を判断する。
【0036】通信制御回路160は、外部装置300に
接続され、バス112を介してCPU110と接続され
ている。外部装置300と通信制御回路160は、例え
ば、RS232Cケーブル等で接続される。外部装置3
00は、例えば、パソコン等を使用し、運用開始キー1
51及び入力キー152の代わりに外部装置300から
入力を設定したり、CPU110が取り込んだ電圧等の
データを読み出し、詳細に解析することに利用したり、
制御プログラム及び判定基準の変更要求に対応するため
にROM114の内容の書き換え等に使用する。
【0037】音声出力回路170は、ブザー172に接
続され、バス112を介してCPU110と接続されて
いる。LED出力回路180は、LED182に接続さ
れ、バス112を介してCPU110と接続されてい
る。LCD出力回路190は、LCD192に接続さ
れ、バス112を介してCPU110と接続されてい
る。これらの出力手段により、設定状態、動作状態、判
定結果等を視覚及び聴覚で確認可能とする。
【0038】次に、判定装置400の処理について、図
15〜図19に示すフローチャートを参照しながら説明
する。これらの図に示す手続きは、いずれも図14に示
す制御基板100においてCPU110が、ROM11
4に格納されている制御プログラムを実行することで実
現される。
【0039】まず、図15に動作全体の概略を示す。動
作は3つのモード(自動モード、判定モード、充電モー
ド)に分かれる。
【0040】ステップS10で、判定装置400の内部
の初期化処理後、判定用の初期設定をする。まず、上記
3つのモードから、どのモードで動作させるかを選択
し、続いて電池種類を入力する。電池種類の入力は、L
CD192を確認しながら入力キーで選択したり、定格
(3.6V,500mAh等)を入力したり、電池に固
有の型式を入力キーから入力したり、電池に添付されて
いるバーコードをバーコードリーダーから読み取って入
力しても良く、入力方法について限定しない。設定が完
了したら、設定状態をLCD192で確認した後、運用
開始キー151を押すと、判定装置400のLED18
2の「運用モード」表示部分に、設定したモード(自動
モードあるいは判定モードあるいは充電モード)に対応
したLEDが点灯し、まずステップS20で、極性切替
器131を正しい極性に設定した後、設定したモードで
の動作が開始される。
【0041】ステップS20では、充放電切替器141
を「オープン位置」とし、極性切替器131を一方の位
置に設定し、その極性切替の位置で、電圧検出回路14
2からの電圧を検出する。検出した電圧が正の値であれ
ば、現在の極性を保持し、負の値であれば、+−が逆で
あるので極性切替器131を他方の位置に切り替え、再
度、電圧を検出する。また、この時検出した電圧が0V
であった場合は、充放電切替器141を一旦「定電流充
電位置」とし、所定時間充電してから再度、充放電切替
器141を「オープン位置」として電圧検出回路142
からの電圧を検出し、極性切替制御を行う。これは、正
常な電池でも、軽負荷時は0Vを出力することも有り得
るからである。極性切替器131を正しい極性に設定し
た後は、充放電切替器141を「オープン位置」に設定
する。
【0042】次に、ステップS30に進み、自動モード
に設定されているか否かを判定する。自動モードに設定
されている(Yes)場合は、ステップS52の自動モ
ードに進み、自動モードに設定されていない(No)場
合は、ステップS40に進む。ステップS40では、判
定モードに設定されているか否かを判定する。判定モー
ドに設定されている(Yes)場合は、ステップS54
の判定モードに進み、判定モードに設定されていない
(No)場合は、ステップS56の充電モードに進む。
以下、自動モードを設定時の動作を例にして説明する。
【0043】ステップS100では、電池の受け入れ状
態での電圧表示を実行する。まず、ステップS110
で、充放電切替器141を「定電流放電位置」に設定す
る。続いてステップS115で、電流検出回路145が
検出する電流が、微小電流(例えば、放電制御時の1/
10の電流)を流した軽負荷状態になるように入力電流
制御回路144を制御する。次に、ステップS120
で、端子電圧を計測する。続いて、計測した電圧を設定
値と比較する。ステップS130では、3.8V以上か
否かを判定し、3.8V以上であれば(Yes)、ステ
ップS162に進み、過充電ランプONを実行して終了す
る。3.8V以上でない(No)場合は、ステップS1
40に進み3.2V以上か否かを判定し、3.2V以上で
あれば(Yes)、ステップS164に進み、正常電圧
ランプONを実行して終了する。3.2V以上でない(N
o)場合は、ステップS150に進み0V(オープン)
か否かを判定し、0V(オープン)であれば(Ye
s)、ステップS168に進み、無電圧ランプONを実
行して終了する。0V(オープン)でない(No)場合
は、ステップS166に進み、過放電ランプONを実行
して終了する。ここで判定に用いた基準値は、電池の種
類等に応じて設定される。そして、ステップS180
で、充放電切替器141を「オープン位置」に設定す
る。
【0044】次のステップS200では、第1所定期間
の放電制御と、放電終了時電圧の計測を実施する。ま
ず、ステップS210で、充放電切替器141を「定電
流放電位置」とする。続いて、ステップS220で、第
1所定期間が経過したか否かを判定し、第1所定期間内
の場合(No)、ステップS230に進み、電流検出回
路145が検出した電流が第1所定電流(例えば、35
0mA)を保つように入力電流制御回路144を制御
し、ステップS220に戻る。第1所定期間を経過した
場合(Yes)、ステップS240に進み、端子電圧を
計測し、この端子電圧を放電終了時電圧としてRAM1
16に記憶する。そして、ステップS250で、充放電
切替器141を「オープン位置」とし、定電流放電制御
用の回路を切り離す。
【0045】次のステップS300では、所定期間の充
電制御と、充電中の端子電圧の計測を実施する。まず、
ステップS310で、充放電切替器141を「定電流充
電位置」とする。続いて、ステップS320で、充電開
始から第1所定時間経過したか否か(第2所定期間内の
第1時点T1)を判定し、第1所定時間経過していない
場合(No)、ステップS320に戻る。第1所定時間
経過した場合(Yes)、ステップS330に進み、微
小時間Δtが経過したか否かを判定し、Δt時間経過し
ている場合(Yes)、ステップS340に進み電圧を
計測し、この電圧を充電電圧として記憶する。Δt時間
経過してない場合(No)、ステップS350に進む。
【0046】ステップS350では、充電開始から第2
所定時間経過したか否か(第2所定期間内の第2時点T
2)を判定し、第2所定時間経過していない場合(N
o)、ステップS330に戻り、Δt時間毎の電圧及び
電流を計測し、記憶する。ここで、記憶した電圧及び電
流は全て記憶しておく。第2所定時間経過した場合(Y
es)、ステップS360に進む。そして、ステップS
360で、充放電切替器141を「オープン位置」と
し、定電流充電制御用の回路を切り離す。ここで、微小
時間Δtは、電圧をサンプリングするインターバルであ
り、第1所定時間と第2所定時間の間をn等分しても、
所定の時間(例えば、1sec)であっても良く、Δt
の設定方法について限定しない。
【0047】また、このフローチャートは、第1所定時
間と第2所定時間の間の電圧を計測するためのものであ
るが、第3所定時間経過時点の端子電圧を判定基準と比
較する場合は、ステップS330とステップS350を
削除し、ステップS320で、第3所定時間経過したこ
とを判定し、ステップS340で電圧及び電流を計測
し、ステップS360で定電流充電制御回路を切り離せ
ば良い。
【0048】次のステップS400では、計測した端子
電圧と、終了時電圧に対応する判定基準を比較して電池
容量を判定し、判定結果を表示する。計測した端子電圧
とは、放電終了時電圧と、充電電圧のことである。ここ
では、面積を用いて判定する方法を例にして説明する。
この場合に使用する判定基準は、図7に示すものであ
る。まず、ステップS410で、ステップS300で記
憶した充電電圧のサンプルデータから、面積を算出す
る。面積の算出方法は、既に述べた通りである。続い
て、放電終了時電圧及び算出面積を、判定基準と順次比
較する。
【0049】まず、ステップS420で、算出面積が0
か否かを判定する。0を使用する理由は、図7に示すよ
うに、面積が小さい程、容量が大きいと判定されるが、
出力電圧が0Vの異常電池であった場合、面積は0にな
るので、明らかな異常を判定するために実施する。算出
面積が0であった場合(Yes)、ステップS422に
進む。算出面積が0でない場合(No)、ステップS4
30に進む。ステップS422では、ステップS300
で記憶した電流のデータが0mAか否かを判定する。電
流が0mAであった場合(Yes)、ステップS462
に進み、オープンランプONを実行して終了する。電流
が0mAでなかった場合(No)、ステップS424で
ショート判定した後、ステップS464に進み、不良ラ
ンプONを実行して終了する。
【0050】次に、ステップS430で、算出面積が不
良面積未満か否かを判定する。不良面積とは、図7に示
すように、面積が0ではないが、100%容量より下に
相当する面積のことで、通常あり得ない面積である。出
力電圧が0ではないが、ほとんど上昇しなかった異常電
池であった場合が、これに相当する。この不良面積の決
め方については限定しない。図7において、判定基準
(100%)以下の位置にあれば良く、判定基準(10
0%)を縦軸に沿って所定面積分、下方にスライドさせ
た判定基準としても良いし、所定面積で横軸に平行な直
線とした判定基準としても良い。算出面積が不良面積未
満であった場合(Yes)、ステップS464に進み、
不良ランプONを実行して終了する。算出面積が不良面
積以上である場合(No)、ステップS440に進む。
【0051】次に、ステップS440で、算出面積が基
準A面積未満か否かを判定する。ここでは、基準A面積
を、図7の判定基準(50%)とした。算出面積が基準
A面積未満の場合(Yes)、ステップS468に進
み、劣化小ランプONを実行して終了する。この電池は
50%以上の容量が残っている(容量が大きい)という
判定がなされた電池である。算出面積が基準A面積以上
の場合(No)、ステップS450に進む。
【0052】次に、ステップS450で、算出面積が基
準B面積未満か否かを判定する。ここでは、基準B面積
を、図7の判定基準(20%)とした。算出面積が基準
B面積未満の場合(Yes)、ステップS466に進
み、劣化大ランプONを実行して終了する。この電池は
20%より大きく、且つ50%以下の容量が残っている
(容量が小さい)という判定がなされた電池である。算
出面積が基準B面積以上の場合(No)、ステップS4
64に進み、不良ランプONを実行して終了する。この
電池は20%以下の容量が残っている(容量がさらに小
さい)という判定がなされた電池である。ここで、図1
9のフローチャートでは、複数の判定基準と比較した
が、単数の判定基準を使用しても良いし、さらに多くの
判定基準を使用しても良い。
【0053】また、このフローチャートは、第1所定時
間と第2所定時間の間の電圧を計測し、面積に変換して
判定するためのものであるが、第3所定時間経過時点の
電圧を判定基準と比較する場合は、ステップS410を
削除し、ステップS420で計測電圧と0Vを比較し、
ステップS430で計測電圧と不良電圧を比較し、ステ
ップS440で計測電圧を基準特性50%電圧と比較
し、ステップS450で計測電圧を基準特性20%電圧
と比較し、各ランプをONさせるステップS462、S
464、S466、S468に進めば良い。なお、この
場合の判定基準は、図10に示したものを使用する。
【0054】次のステップS500では、判定対象の電
池を継続して充電する。まず、充放電切替器141を
「定電流充電位置」に設定し、所定期間、定電流充電を
継続させる。リチウムイオン2次電池の場合は、所定電
圧を超えたら、定電圧充電に切り替えて充電を継続す
る。自動モードから、このステップS500を実行した
場合は、前のステップS400で電池状態を判定してい
るので、判定結果が劣化小(容量が大きい)と判定され
た時のみ、充電を継続するようにしても良い。
【0055】以上に説明した判定方法を用いれば、電池
の残り容量を確実に判定できる。そのため、利用者の頻
繁な使用等により短時間に多くの電力を消費した場合
に、正常な電池(容量が充分残っている電池)であるに
もかかわらず寿命に達したと誤って判断されることを回
避することができる。
【0056】本発明の電池状態判定装置の動作は、本実
施の形態で示すフローチャート図に限定されるものでは
ない。また、電池状態判定装置の構成、判定装置の表示
方法及び表示内容、判定基準の面積への換算、判定基準
容量の選定等は、本実施の形態に限定されるものではな
い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の電池状態判定装置によれば、数分
程度の短時間で電池容量を確実に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電及び充電の電圧特性図である。
【図2】充電電圧特性から、演算値に変換する例の説明
図である。
【図3】充電電圧特性から、演算値に変換する例の説明
図である。
【図4】充電電圧特性から、演算値に変換する例の説明
図である。
【図5】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図6】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図7】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図8】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図9】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図10】判定基準の求め方の例の説明図である。
【図11】判定装置の一実施の形態の概略図である。
【図12】電池アタッチメントの一実施の形態の概略図
である。
【図13】電池アタッチメントの一実施の形態の概略図
である。
【図14】電池状態判定装置の構成の概略図である。
【図15】本実施の形態の動作を示すフローチャート図
である。
【図16】本実施の形態の動作を示すフローチャート図
である。
【図17】本実施の形態の動作を示すフローチャート図
である。
【図18】本実施の形態の動作を示すフローチャート図
である。
【図19】本実施の形態の動作を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
100 制御基板(制御手段、記憶手段、表示手
段) 200 電池アタッチメント 210 電池 400 判定装置
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 正美 愛知県稲沢市天池光田町100−3 東名 通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−124876(JP,A) 特開 平11−326471(JP,A) 特開 平11−52033(JP,A) 特開 平7−22073(JP,A) 特開2000−329834(JP,A) 特開 昭53−76866(JP,A) 実開 昭58−178276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/36 H01M 10/42 - 10/48 H02J 7/00 - 7/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の充放電を制御する制御手段と、
    記憶手段を備え、 記憶手段は、放電終了時電圧に対応する判定基準を記憶
    し、 制御手段は、電池を第1所定期間の間放電させて放電終
    了時における放電終了時電圧を検出し、続いて第2所定
    期間の間電池を充電して充電電圧特性を検出し、検出し
    た充電電圧特性を放電終了時電圧に対応する判定基準と
    比較して電池状態を判定することを特徴とする、電池状
    態判定装置。
  2. 【請求項2】 電池の充放電を制御する制御手段と、
    記憶手段を備え、 記憶手段は、放電終了時電圧に対応する判定基準を記憶
    し、 制御手段は、電池を第1所定期間の間放電させて放電終
    了時における放電終了時電圧を検出し、続いて第2所定
    期間の間電池を充電して充電電圧特性を検出し、充電電
    圧特性に対応する演算値を求め、求めた演算値を放電終
    了時電圧に対応する判定基準と比較して電池状態を判定
    することを特徴とする、電池状態判定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電池状態判定装置で
    あって、 演算値は、充電電圧特性の面積であることを特徴とす
    る、電池状態判定装置。
  4. 【請求項4】 電池の充放電を制御する制御手段と、
    記憶手段を備え、 記憶手段は、放電終了時電圧に対応する判定基準を記憶
    し、 制御手段は、電池を第1所定期間の間放電させて放電終
    了時における放電終了時電圧を検出し、続いて電池を充
    電し、充電開始から第3の所定時間経過した時点におけ
    る充電電圧を検出し、検出した充電電圧を放電終了時電
    圧に対応する判定基準と比較して電池状態を判定するこ
    とを特徴とする、電池状態判定装置。
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