JPH10228697A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
- Publication number
- JPH10228697A JPH10228697A JP3201397A JP3201397A JPH10228697A JP H10228697 A JPH10228697 A JP H10228697A JP 3201397 A JP3201397 A JP 3201397A JP 3201397 A JP3201397 A JP 3201397A JP H10228697 A JPH10228697 A JP H10228697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- parts
- mounting table
- guiding plates
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 反ったカードが挿入された場合でも必ず排出
可能な装置の提供。 【解決手段】 カード状記録媒体を搬送する搬送機構
と、前記媒体を保持する載置台と、前記載置台と相対運
動をすることにより情報の記録、再生の少なくとも一つ
を実行する光学ヘッドとを備える情報記録再生装置にお
いて、搬送機構は、搬送ローラと前記媒体の案内方向を
規定する搬送経路の上下に設けられた案内板とを含むと
共に前記載置台には、前記媒体を保持するための溝部が
設けられ、前記搬送経路の上下に設けられた案内板の間
隔は、前記溝部の内部空間の高さより広く設定されてい
る。これにより載置台から搬送経路への排出が容易とな
る。
可能な装置の提供。 【解決手段】 カード状記録媒体を搬送する搬送機構
と、前記媒体を保持する載置台と、前記載置台と相対運
動をすることにより情報の記録、再生の少なくとも一つ
を実行する光学ヘッドとを備える情報記録再生装置にお
いて、搬送機構は、搬送ローラと前記媒体の案内方向を
規定する搬送経路の上下に設けられた案内板とを含むと
共に前記載置台には、前記媒体を保持するための溝部が
設けられ、前記搬送経路の上下に設けられた案内板の間
隔は、前記溝部の内部空間の高さより広く設定されてい
る。これにより載置台から搬送経路への排出が容易とな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード搬送機構を
備える情報記録再生装置に関するものである。
備える情報記録再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、医療カード等の大容量カードとし
て光カードが注目されている。この光カードに情報の記
録、再生を行うドライブ装置は、通常、図１に示される
ようにカードを装置内で搬送する、複数の搬送ローラ４
と搬送経路の上下に配置された案内板５とからなる搬送
機構と、搬送されたカードが載置される載置台３と、光
学ヘッド２とを備え、載置台３と光学ヘッド２とを相対
的に往復運動させることにより情報の記録、再生を行っ
ている。
て光カードが注目されている。この光カードに情報の記
録、再生を行うドライブ装置は、通常、図１に示される
ようにカードを装置内で搬送する、複数の搬送ローラ４
と搬送経路の上下に配置された案内板５とからなる搬送
機構と、搬送されたカードが載置される載置台３と、光
学ヘッド２とを備え、載置台３と光学ヘッド２とを相対
的に往復運動させることにより情報の記録、再生を行っ
ている。
【０００３】また、図２に示されるように載置台３には
カードを保持するための、内部空間の高さがｈ１（＞カ
ードの厚さ）の溝部３ａが両側部に設けられている。搬
送機構により搬送されたカードの両側部はこの溝部３ａ
内に挿入され、この溝部内で不図示の板ばね等により押
圧保持される。
カードを保持するための、内部空間の高さがｈ１（＞カ
ードの厚さ）の溝部３ａが両側部に設けられている。搬
送機構により搬送されたカードの両側部はこの溝部３ａ
内に挿入され、この溝部内で不図示の板ばね等により押
圧保持される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドラ
イブ装置においては、搬送機構と載置台３との位置関係
は、図３で示されるような配置となっていた。この場
合、上下の案内板５の間隔が実質的に載置台３の溝部の
内部空間と同じに設定されていたため、カード挿入時、
カードの前端部が反っている場合には、載置台３の側面
にカード端部が衝突し、カードが載置台３上に搬送でき
ないことがあった。そのため、図１に示されるように搬
送経路上に発光素子６と受光素子７を配置し、一定時間
以上発光素子６と受光素子７間をカードが遮光したら搬
送ローラを逆回転させてカードを排出するようにしてい
た。しかし、カードの後端部に反りを持ったカードのば
あいは、載置台３の溝部に挿入されてしまい、載置台３
からの排出時にカード端部が案内板５の端部に衝突し、
カードが取り出せないという問題を生じていた。この場
合、装置を分解しなければ装置内部に残されたカードを
取り出すことができず、装置の信頼性を著しく低下させ
る原因となっていた。
イブ装置においては、搬送機構と載置台３との位置関係
は、図３で示されるような配置となっていた。この場
合、上下の案内板５の間隔が実質的に載置台３の溝部の
内部空間と同じに設定されていたため、カード挿入時、
カードの前端部が反っている場合には、載置台３の側面
にカード端部が衝突し、カードが載置台３上に搬送でき
ないことがあった。そのため、図１に示されるように搬
送経路上に発光素子６と受光素子７を配置し、一定時間
以上発光素子６と受光素子７間をカードが遮光したら搬
送ローラを逆回転させてカードを排出するようにしてい
た。しかし、カードの後端部に反りを持ったカードのば
あいは、載置台３の溝部に挿入されてしまい、載置台３
からの排出時にカード端部が案内板５の端部に衝突し、
カードが取り出せないという問題を生じていた。この場
合、装置を分解しなければ装置内部に残されたカードを
取り出すことができず、装置の信頼性を著しく低下させ
る原因となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑み
なされたものであり、反ったカードが挿入された場合で
も必ずカードを排出可能な、信頼性の高い情報記録再生
装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、反ったカードが挿入された場合で
も必ずカードを排出可能な、信頼性の高い情報記録再生
装置を提供することを目的とする。
【０００６】そして、上記目的は、カード状記録媒体を
搬送する搬送機構と、前記媒体を保持する載置台と、前
記載置台と相対運動をすることにより情報の記録、再生
の少なくとも一つを実行する光学ヘッドとを備える情報
記録再生装置において、前記搬送機構は、搬送ローラと
前記媒体の案内方向を規定する搬送経路の上下に設けら
れた案内板とを含むと共に前記載置台には、前記媒体を
保持するための溝部が設けられ、前記搬送経路の上下に
設けられた案内板の間隔は、前記溝部の内部空間の高さ
より広いことによって達成される。更には、案内板の間
隔の中心位置と載置台に設けられた溝部の内部空間の中
心位置とが略一致させることによって達成される。又更
には、案内板の端部にテーパ部が設けられていることに
よって達成される。
搬送する搬送機構と、前記媒体を保持する載置台と、前
記載置台と相対運動をすることにより情報の記録、再生
の少なくとも一つを実行する光学ヘッドとを備える情報
記録再生装置において、前記搬送機構は、搬送ローラと
前記媒体の案内方向を規定する搬送経路の上下に設けら
れた案内板とを含むと共に前記載置台には、前記媒体を
保持するための溝部が設けられ、前記搬送経路の上下に
設けられた案内板の間隔は、前記溝部の内部空間の高さ
より広いことによって達成される。更には、案内板の間
隔の中心位置と載置台に設けられた溝部の内部空間の中
心位置とが略一致させることによって達成される。又更
には、案内板の端部にテーパ部が設けられていることに
よって達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の情報記録再生装置の一実
施例を図４に示す。図１と同一の図番を付してあるもの
は同一の構成を示し、説明を省略する。
施例を図４に示す。図１と同一の図番を付してあるもの
は同一の構成を示し、説明を省略する。
【０００８】図４において、搬送経路の途中に設けられ
た上下の案内板５の間隔ｈ３、載置台３の溝部の内部空
間の高さｈ１、カードの厚みｈ２は以下の条件を満足し
ている。
た上下の案内板５の間隔ｈ３、載置台３の溝部の内部空
間の高さｈ１、カードの厚みｈ２は以下の条件を満足し
ている。
【０００９】ｈ２＜ｈ１＜ｈ３
【００１０】更に、図４の構成においては、案内板５の
載置台３側の端部はテーパ部８ｃ、８ｄが設けられてい
る。また、載置台３の案内板５側にもテーパ部８ａ、８
ｂが設けられている。
載置台３側の端部はテーパ部８ｃ、８ｄが設けられてい
る。また、載置台３の案内板５側にもテーパ部８ａ、８
ｂが設けられている。
【００１１】又、案内板５の間隔の中心位置と溝部３ａ
の内部空間の中心位置が略一致するように構成されてい
る。
の内部空間の中心位置が略一致するように構成されてい
る。
【００１２】この構成において、前端部が反ったカード
が挿入され、図３で示されるようにカード端部が載置台
３の側面と衝突して載置台３上に搬送できない時には、
従来の構成と同様に発光素子３と受光素子７とにより搬
送不可であることを検知し、搬送ローラ４を逆回転させ
てカードを排出させる。後端部が反ったカードが載置台
３に搬送されてしまった場合でも、案内板５の間隔は載
置台３の溝部の内部空間の高さより大きく設定され、更
に案内板５の端部にはテーパ８ｃ、８ｄが形成されてい
るため、カードを載置台３から排出する際にカードの端
部が案内板５の端部に衝突して移動不能に陥ってしまう
ことを妨げる。更には、案内板５の間隔の中心位置と溝
部３ａの内部空間の中心位置が略一致するように構成さ
れているため、上方向に反ったカードと下方向に反った
カードのどちらに対しても、更には情報記録再生装置を
天地逆にして使用する場合においても、カードの排出が
可能である。
が挿入され、図３で示されるようにカード端部が載置台
３の側面と衝突して載置台３上に搬送できない時には、
従来の構成と同様に発光素子３と受光素子７とにより搬
送不可であることを検知し、搬送ローラ４を逆回転させ
てカードを排出させる。後端部が反ったカードが載置台
３に搬送されてしまった場合でも、案内板５の間隔は載
置台３の溝部の内部空間の高さより大きく設定され、更
に案内板５の端部にはテーパ８ｃ、８ｄが形成されてい
るため、カードを載置台３から排出する際にカードの端
部が案内板５の端部に衝突して移動不能に陥ってしまう
ことを妨げる。更には、案内板５の間隔の中心位置と溝
部３ａの内部空間の中心位置が略一致するように構成さ
れているため、上方向に反ったカードと下方向に反った
カードのどちらに対しても、更には情報記録再生装置を
天地逆にして使用する場合においても、カードの排出が
可能である。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、案内
板の間隔を、載置台の溝部の内部空間の高さより大きく
設定しているために、更には案内板にはテーパ部を設け
たため、又更には案内板５の間隔の中心位置と溝部３ａ
の内部空間の中心位置が略一致するように構成されてい
るため、反ったカードが挿入された場合でも必ずカード
を排出可能であり、信頼性の高い情報記録再生装置を提
供できる。
板の間隔を、載置台の溝部の内部空間の高さより大きく
設定しているために、更には案内板にはテーパ部を設け
たため、又更には案内板５の間隔の中心位置と溝部３ａ
の内部空間の中心位置が略一致するように構成されてい
るため、反ったカードが挿入された場合でも必ずカード
を排出可能であり、信頼性の高い情報記録再生装置を提
供できる。
【図１】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示す図
である。
である。
【図２】図１図示の載置台の詳細を示す図である。
【図３】従来の搬送機構を説明するための図である。
【図４】図１図示の搬送機構の詳細を示す図である。
１ 情報記録再生装置 ２ 光学ヘッド ３ 載置台 ３ａ 溝部 ４ 搬送ローラ ５ 案内板 ６ 発光素子 ７ 受光素子 ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ テーパ部
Claims (3)
- 【請求項１】 カード状記録媒体を搬送する搬送機構
と、前記媒体を保持する載置台と、前記載置台と相対運
動をすることにより情報の記録、再生の少なくとも一つ
を実行する光学ヘッドとを備える情報記録再生装置にお
いて、 前記搬送機構は、搬送ローラと前記媒体の案内方向を規
定する搬送経路の上下に設けられた案内板とを含むと共
に前記載置台には、前記媒体を保持するための溝部が設
けられ、前記搬送経路の上下に設けられた案内板の間隔
は、前記溝部の内部空間の高さより広いことを特徴とす
る情報記録再生装置。 - 【請求項２】 請求項１において、搬送経路の上下に設
けられた案内板の間隔の中心位置と載置台に設けられた
溝部の内部空間の中心位置とが略一致することを特徴と
する情報記録再生装置。 - 【請求項３】 請求項１において、案内板の端部にはテ
ーパが設けられていることを特徴とする情報記録再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201397A JPH10228697A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201397A JPH10228697A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10228697A true JPH10228697A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12346989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201397A Withdrawn JPH10228697A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10228697A (ja) |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP3201397A patent/JPH10228697A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |