JPH10228620A - 垂直磁気記録媒体 - Google Patents

垂直磁気記録媒体

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Publication number
JPH10228620A
JPH10228620A JP3052397A JP3052397A JPH10228620A JP H10228620 A JPH10228620 A JP H10228620A JP 3052397 A JP3052397 A JP 3052397A JP 3052397 A JP3052397 A JP 3052397A JP H10228620 A JPH10228620 A JP H10228620A
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JP
Japan
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film
medium
soft magnetic
present
recording
Prior art date
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Application number
JP3052397A
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English (en)
Inventor
Shinzo Tsuboi
眞三 坪井
Hirotaka Norihashi
宏高 法橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生時のノイズ特性及びエンベロープ特
性、並びに高記録密度での記録再生特性を向上させる。 【解決手段】 本発明の垂直磁気記録媒体10は、1〜
100Oeの保磁力を有する第一の軟磁性膜12と、セ
ンダスト膜からなる第二の軟磁性膜14と、垂直磁化膜
16とがこの順に基板18上に形成されたものである。
基板18と第二の軟磁性膜14との間に、保磁力が1〜
100Oe程度の軟磁性膜12を挟むことにより、軟磁
性膜14の磁区が動きづらくなるので、ノイズ特性が向
上する。また、軟磁性膜14の上下に酸化膜20,22
を形成することにより、FeSiAlの組成変動又は組
成分布を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープや磁気
ディスク等として用いられる垂直磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションの進歩に伴うハードディスクドライブの大
容量化及び小型化により、磁気ディスクは更なる高面密
度化が望まれている。しかし、現在広く普及している長
手記録方式で高密度化を実現しようとすると、記録ビッ
トの微細化に伴う記録磁化の熱揺らぎの問題や、記録ヘ
ッドの記録能力を超えかねない高保磁力化の問題が発生
する。そこで、これらの問題を解決しつつ面記録密度を
大幅に向上できる手段として、垂直記録方式が検討され
ている。これを実現する垂直磁気記録媒体の一つとし
て、高透磁率の軟磁性膜と高い垂直異方性の垂直磁化膜
とからなる垂直2層媒体がある。
【0003】図21は、このような垂直磁気記録媒体の
従来例を示す概略断面図である。
【0004】この垂直磁気記録媒体50は、軟磁性膜
(裏打ち層)52及び垂直磁化膜54がこの順に基板5
6上に形成されたものである。例えば、軟磁性膜52と
してはNiFe膜、垂直磁化膜54としてはCoCr系
合金膜が用いられる(日本応用磁気学会誌、Vol.
8,No1,1984,p17)。
【0005】しかし、NiFeからなる軟磁性膜52と
CoCrからなる垂直磁化膜54とを形成したときに、
垂直磁化膜54の結晶配向度の低下が発生する。そこ
で、これを防ぐために、軟磁性膜52としてセンダスト
膜(FeSiAl合金)を用いたものが報告されている
(特開昭57−36435号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなセンダスト膜を用いた場合は、新たに以下の問題が
生ずる。
【0007】第1の問題は、記録再生の際のノイズ特性
が悪い点である。その理由は、センダスト軟磁性膜の磁
区ができやすく、かつ、その磁区が動きやすいためであ
る。
【0008】第2の問題は、記録再生の際のエンベロー
プ特性が悪い点である。その理由は、センダスト膜の組
成変動又は組成分布が大きいため、円周方向での磁気特
性のバラツキが非常に大きくなるためである。
【0009】第3の問題は、高記録密度での記録再生特
性が悪い点である。その理由は、センダスト膜の軟磁気
特性は十分とはいえない上に、センダスト膜上に成膜し
た垂直磁化膜は配向性が悪いためである。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、記録再生時のノイズ特
性及びエンベロープ特性、並びに高記録密度での記録再
生特性を向上させた、垂直磁気記録媒体を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の垂直磁気
記録媒体は、1〜100Oeの保磁力を有する第一の軟
磁性膜と、センダスト膜(FeSiAl膜)からなる第
二の軟磁性膜と、垂直磁化膜とがこの順に基板上に形成
されたものである。この第一の軟磁性膜により、第二の
軟磁性膜の磁区が動きにくくなる。
【0012】請求項2記載の垂直磁気記録媒体は、請求
項1記載の垂直磁気記録媒体において、前記基板がAl
(アルミニウム)合金基板であり、前記第一の軟磁性膜
が前記Al合金基板上に形成されたNiP(ニッケル・
リン)膜であるものである。以下、これを「NiP/A
l合金基板」と示す。このNiP/Al合金基板を加熱
処理し帯磁させることにより、NiP膜に1〜100O
eの保磁力を付与できる。
【0013】請求項3記載の垂直磁気記録媒体は、請求
項1又は2記載の垂直磁気記録媒体において、前記第一
の軟磁性膜と前記第二の軟磁性膜との間にCr(クロ
ム)膜が介挿されたものである。このCr膜により、第
一の軟磁性膜と第二の軟磁性膜との付着力が増す。
【0014】請求項4記載の垂直磁気記録媒体は、請求
項1,2又は3記載の垂直磁気記録媒体において、前記
第二の軟磁性膜の上下にそれぞれ酸化膜が介挿されたも
のである。この酸化膜により、第二の軟磁性膜の組成変
動又は組成分布が抑制される。
【0015】請求項5記載の垂直磁気記録媒体は、請求
項1,2,3又は4記載の垂直磁気記録媒体において、
前記垂直磁化膜の直下にCo1-x Crx 膜(0.25≦
x≦0.60)からなる垂直下地膜が介挿されたもので
ある。この垂直下地膜により、垂直磁化膜の垂直配向性
が向上する。
【0016】請求項6記載の垂直磁気記録媒体は、請求
項1,2,3又は4記載の垂直磁気記録媒体において、
前記垂直磁化膜の直下に85at%以上のCoCrを含
む垂直下地膜が介挿されたものである。この垂直下地膜
により、垂直磁化膜の垂直配向性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る垂直磁気記
録媒体の一実施形態を示す概略断面図である。
【0018】本実施形態に係る垂直磁気記録媒体10
は、1〜100Oeの保磁力を有する第一の軟磁性膜1
2と、センダスト膜からなる第二の軟磁性膜14と、垂
直磁化膜16とがこの順に基板18上に形成されたもの
である。基板18と第二の軟磁性膜14との間に、保磁
力が1〜100Oe程度の軟磁性膜12を挟むことによ
り、軟磁性膜14の磁区が動きづらくなるので、ノイズ
特性が向上する。
【0019】また、軟磁性膜14の上下に酸化膜20,
22を形成することにより、FeSiAlの組成変動又
は組成分布を抑制することができる。
【0020】更に、垂直磁化膜16の直下に、高Cr濃
度のCo1-x Crx 膜(0.25≦x≦0.60)から
なる垂直下地膜24を形成することにより、垂直磁化膜
16の垂直配向性を著しく向上させることができる。
【0021】以下に、本発明の実施例を示す。以下、垂
直磁気記録媒体を単に「媒体」、本発明に係る垂直磁気
記録媒体を「本発明媒体」、従来の垂直磁気記録媒体を
「従来媒体」と呼ぶことにする。
【0022】
【実施例1】2.5インチのガラス基板上に保磁力20
OeのNiP軟磁性膜をメッキ法により5μm作製し
た。次に、スパッタ法により、6インチφのFe83Si
11.6Al5.4 (at%)ターゲットを用いて、センダス
ト膜を0.1〜5.0μm成膜した。成膜条件は、初期
真空度5×10-7mTorrにおいて、投入電力0.5
kW、アルゴンガス圧4mTorr、成膜速度3nm/
secとした。続いて、この媒体を400℃で1時間ア
ニールした。
【0023】アニール後のセンダスト膜の保磁力のセン
ダスト膜厚依存性を図2に示す。比較のために、2.5
インチのガラス基板上にセンダスト膜を直接形成し、ア
ニールした従来媒体についても合わせて示す。これよ
り、センダスト膜の下層にあるNiP軟磁性膜の影響に
より、本発明媒体は従来媒体よりも軟磁気特性が優れて
いることがわかる。
【0024】また、保磁力20OeのNiPとセンダス
ト膜厚5μmとを成膜した上に、Co80Cr17Ta
3 (at%)垂直磁化膜をスパッタ法により100nm
成膜した。成膜条件は、初期真空度5×10-7mTor
rにおいて、投入電力0.5kW、アルゴンガス圧4m
Torr、成膜速度3nm/secとした。このように
して作製した本発明媒体を媒体Aとする。比較のため
に、基板上にセンダスト膜を直接成膜し、媒体Aと同様
にして垂直磁化膜を作製した従来媒体を媒体Bとする。
【0025】媒体A及び媒体BをID/MR複合ヘッド
で記録再生の実験を行った。ここで、記録トラック幅は
4μm、再生トラック幅は3μm、記録ギャップ長は
0.4μm、再生ギャップ長は0.32μmである。評
価は、記録電流10mAop、センス電流12mA、周
速度12.7m/s、浮上量45nm、ノイズのバンド
帯域45MHzの条件下で行った。
【0026】図3に媒体ノイズの記録密度依存性を示
す。従来媒体Bに比べて、本発明媒体Aの媒体ノイズが
小さく、ノイズ特性が非常に優れていることがわかる。
つまり、保磁力20OeのNiP軟磁性層の存在によ
り、センダスト膜の磁区の不安定性が抑制され、低ノイ
ズ化された。
【0027】図4に再生出力信号の記録密度依存性を示
す。本発明媒体Aと従来媒体Bは同等の特性を示す。
【0028】図5に媒体S/Nの記録密度依存性を示
す。これより、本発明媒体は、従来媒体に比較して全記
録密度において媒体S/Nが2〜3dB良好であり、高
密度対応の磁気ディスク媒体として優れていることがわ
かる。したがって、本発明媒体を用いることにより、高
記録密度の実現が容易となる。
【0029】なお、図2に示したセンダスト膜厚0.1
〜3μmの媒体についても、上記のセンダスト膜厚5μ
mの場合と同様の結果が得られた。つまり、本発明媒体
によれば、従来媒体に比べての媒体ノイズが小さく、媒
体S/Nが優れているので、高密度記録の実現が容易と
なった。
【0030】
【実施例2】2.5インチのガラス基板上に、保磁力1
00OeのNiP軟磁性膜をメッキ法により2μm作製
した。続いて、実施例1と同様にして、センダスト膜2
μmを成膜及びアニールした後、Co80Cr20(at
%)垂直磁化膜を50nm成膜した。なお、NiP膜の
膜厚、センダスト膜の膜厚、垂直磁化膜の組成及び膜厚
以外は、全て実施例1と同じである。このようにして得
られた本発明媒体C及び従来媒体Dのセンダスト膜の保
磁力を測定すると、どちらも2Oeであった。本発明媒
体C及び従来媒体Dを実施例1と同様にして、記録再生
の評価を行った。
【0031】図6に媒体ノイズの記録密度依存性を示
す。本発明媒体Cは、従来媒体Dに比べて、媒体ノイズ
が小さく、ノイズ特性が非常に優れていることがわか
る。つまり、保磁力100OeのNiP軟磁性層の存在
により、センダスト膜の磁区の不安定性が抑制され、低
ノイズ化されたことがわかる。
【0032】なお、両媒体の出力の記録密度依存性は、
実施例1と同様に全く差がなかった。このことから、保
磁力100OeのNiP軟磁性膜を有する本発明媒体
は、再生出力を維持したままで媒体ノイズを抑制できる
働きを持ち、高密度対応の磁気ディスクとして非常に優
れていることがわかった。
【0033】
【実施例3】3.5インチのNiP/Al合金基板を3
50℃でアニールして帯磁させたところ、保磁力は40
Oeとなった。この基板上に、実施例2と全く同様にし
てセンダスト膜及び垂直磁化膜を成膜した。このように
して得られた本発明媒体を媒体Eとする。比較例とし
て、3.5インチのNiP/Al合金基板上に、媒体E
を作製したのと同じ条件で、センダスト膜、垂直磁化膜
を順次成膜した。このようにして得られた従来媒体を媒
体Fとする。
【0034】媒体E及び媒体Fを実施例1と同様にし
て、記録再生特性を評価した。図7に媒体ノイズの記録
密度依存性を示す。記録密度100kFRPI以上で従
来の媒体Fの媒体ノイズが急激に大きくなる。これに対
し、本発明の媒体Eの媒体ノイズは、媒体Fに比べて低
減されていることがわかる。
【0035】本実施例ではNiP/Al合金基板を35
0℃でアニールして保磁力40Oeの軟磁性膜として利
用したが、250〜500℃の間でアニール温度を変化
させても同様の結果が得られた。
【0036】
【実施例4】2.5インチのガラス基板上に、保磁力5
OeのFe軟磁性膜をスパッタ法により1μm作製し
た。このFe軟磁性膜上に、Cr膜を0.1μm成膜し
た後、センダスト膜0.5μmを実施例1と同様に作製
した。このようにして作製した本発明媒体を媒体Gとし
た。比較用としてCr膜を付けずに、ガラス基板上に直
接センダスト膜0.・5μmを成膜した後、同様にして
従来媒体Hを作製した。
【0037】本発明媒体G及び従来媒体Hの付着力を測
定した。その結果、媒体Gの付着力は110MPaであ
り、媒体Hの付着力は40MPaであった。つまり、C
r密着層により、付着力が極めて向上していることがわ
かる。したがって、本発明媒体のセンダスト膜と軟磁性
膜(この場合、Fe膜)との間に、Cr密着層を設ける
構造により、垂直磁気記録媒体の機械的耐久性が大きく
向上した。
【0038】また、これらの媒体を実施例1と同様にし
て、記録再生特性を測定した結果を図8に示す。本発明
媒体Gの媒体ノイズは、全記録密度において、従来媒体
Hに比べて小さくなっていることがわかる。したがっ
て、本発明媒体は機械的耐久性が上がるとともに優れた
記録再生特性を示した。
【0039】
【実施例5】3.5インチのNiP/Al合金基板上
に、保磁力70OeのFeCo軟磁性膜をスパッタ法に
より1μm作製した。このNi軟磁性膜上に、Cr膜を
0.2μm成膜した後、センダスト膜1μmを実施例1
と同様に作製した。このようにして作製した本発明媒体
を媒体Iとした。また、比較用として、Cr膜をつけず
に、NiP/Al合金基板上に直接センダスト膜1μm
を成膜した後、同様にして従来媒体Jを作製した。
【0040】本発明媒体I及び従来媒体Jの付着力を測
定した。その結果、媒体Iの付着力は105MPaであ
り、媒体Jの付着力は25MPaであった。つまり、C
r密着層により、付着力が大きく向上していることがわ
かる。したがって、本発明のセンダスト膜と軟磁性膜
(この場合、FeCo膜)の間に、Cr密着層をもうけ
る構造により、媒体の機械的耐久性が大きく向上するこ
とが明らかになった。
【0041】また、これらの媒体を実施例1と同様にし
て、記録再生特性を測定した結果を図9に示す。本発明
媒体Iの媒体ノイズは、全記録密度において、従来媒体
Jに比べて小さくなっていることがわかる。したがっ
て、本発明媒体は、機械的耐久性が上がるとともに優れ
た記録再生特性を示す。
【0042】本実施例では1μmのFeCo軟磁性膜を
用いた結果を示したが、Cr密着層を用いれば、NiP
軟磁性膜等やアニールしたNiP基板でも同様に、密着
力が向上するとともに記録再生特性が向上する。
【0043】
【実施例6】3.5インチのNiP/Al合金基板上
に、保磁力1OeのFeSi軟磁性膜をスパッタ法によ
り0.5μm作製した。このFeSi軟磁性膜上に、C
r膜を0.1μm、Al2 3 膜を0.2μm、センダ
スト膜を0.5μm、Al2 3 膜を0.2μmを順次
成膜して作製した本発明媒体を媒体Kとした。比較用と
して、同じ条件で基板上に直接センダスト膜を0.5μ
m成膜した従来媒体を媒体Lとした。なお、媒体K及び
媒体Lはセンダスト膜の軟磁気特性を出すために、40
0℃で1時間アニールした。さらに、同様にして300
℃、1時間アニールして本発明媒体M及び従来媒体Nを
作製した。
【0044】得られた媒体のセンダスト膜の組成分析を
行った結果を図10及び図11に示す。本発明媒体の媒
体K及び媒体Mはターゲット組成からのずれが小さいの
に対し、従来媒体の媒体L及び媒体Nはターゲット組成
からのずれが非常に大きい。これは、酸化膜(この場合
Al2 3 膜)がないと、アニール中に原子の移動が活
発になり、基板側へ又は基板側から移動することによ
り、組成が変わっていくためと考えられる。本発明媒体
では、センダスト膜の上下に安定な酸化膜があるので、
組成変動がほとんど起こらない。したがって、センダス
ト膜の上下に酸化膜を成膜した後、垂直磁化膜を積層し
た本発明媒体は安定した記録再生特性を示す。
【0045】
【実施例7】3.5インチのガラス基板上に、保磁力1
0OeのFeCo軟磁性膜をスパッタ法により2μm作
製した。このFeCo軟磁性膜上に、Cr膜を0.2μ
m、SiO2 膜を0.1μm、センダスト膜を1μm、
SiO2 膜を0.1μmを順次成膜して作製した本発明
媒体を媒体Oとした。比較用として、同じ条件で基板上
に直接センダスト膜を1μm成膜した従来媒体を媒体P
とした。なお、媒体O及び媒体Pはセンダスト膜の軟磁
気特性を出すために、400℃で1時間アニールした。
【0046】得られた媒体のセンダスト膜の組成分析の
分布を測定した。図12は本発明媒体Oの円周方向、図
13は従来媒体Pの円周方向、図14は本発明媒体Oの
半径方向、図15は従来媒体Pの半径方向における組成
分布を示す。円周方向は90度おきに4点、半径方向に
4点測定した結果である。本発明媒体の媒体Oは組成分
布が小さいのに対し、従来媒体Pは組成分布が非常に大
きい。これは酸化膜(この場合SiO2 膜)がないと、
アニール中に原子の移動が活発になり、基板側に又は基
板側から原子が移動するためと考えられる。(センダス
ト膜上に垂直磁化膜がある場合は垂直磁化膜の方向にも
移動する。)また、その移動もランダムであるため部分
的な組成変動が大きい。これに対して、センダスト膜の
上下に安定な酸化膜がある本発明媒体では組成変動がほ
とんど起こらない。したがって、センダスト膜の上下に
酸化膜を成膜した後、垂直磁化膜を積層した本発明媒体
は安定した記録再生特性を示す。
【0047】本実施例ではCr密着層がある場合の結果
を示したが、Cr密着層がなくても同様の効果が得られ
る。
【0048】
【実施例8】2.5インチのガラス基板上に、保磁力1
5OeのFeCo軟磁性膜をスパッタ法により0.5μ
m作製した。このFeCo軟磁性膜上に、Al2 3
を0.2μm、センダスト膜を0.5μm、Al2 3
膜を0.2μmを順次成膜して作製した本発明媒体を媒
体Qとした。比較用として、同じ条件で基板上に直接セ
ンダスト膜を0.5μm成膜した従来媒体を媒体Rとし
た。なお、媒体Q及び媒体Rは450℃で15時間アニ
ールした後、実施例1と同様にして垂直磁化膜を100
nm成膜した。
【0049】これらの媒体を実施例1と同様にして、記
録再生特性の評価を行った。図16に、媒体Q及び媒体
Rのエンベロープ特性を示す。従来媒体Rのエンベロー
プ特性が悪いのに対し、本発明媒体Qはエンベロープ特
性が非常によいことがわかる。従来媒体Rはセンダスト
膜の組成変動及び組成分布が大きいため、エンベロープ
特性が悪いのに対し、本発明媒体Qは酸化膜(この場合
はAl2 3 膜)の存在により、センダスト膜の組成変
動及び組成分布が抑制されるため、エンベロープ特性が
大きく向上した。
【0050】
【実施例9】2.5インチのガラス基板上に、保磁力3
OeのFeCo軟磁性膜をスパッタ法により0.5μm
作製した。このFeCo軟磁性膜上に、Al2 3 膜を
1μm、センダスト膜を0.1μm、Al2 3 膜を1
μmを順次成膜して作製した本発明媒体を媒体Sとし
た。比較用として、同じ条件で基板上に直接センダスト
膜を1μm成膜した従来媒体を媒体Tとした。なお、媒
体S及び媒体Tは軟磁気特性を向上させるために、35
0℃で1時間アニールした。同様にして、450℃1時
間のアニールをすることにより、本発明媒体U及び従来
媒体Vを作製した。
【0051】これらの媒体の円周方向の磁気特性の変化
をディスク半径25mm位置で、円周方向に1度ずつ変
化させながら測定した。図17に、本発明媒体S及び従
来媒体Tについて円周方向の保磁力の変化を示す。図1
8に、本発明媒体U及び従来媒体Vについて円周方向の
保磁力の変化を示す。
【0052】従来媒体T及び媒体Vは組成変動及び組成
分布が大きいため、円周方向の保磁力の変化が非常に激
しいのに対し、本発明媒体S及び媒体Uは組成変動及び
組成分布が抑制されるために、円周方向の保磁力の変化
が非常に小さくなっている。つまり、磁気特性のばらつ
きの少ないセンダスト膜を用いて本発明媒体を作製する
ことにより、再生出力や媒体ノイズなどの特性ばらつき
を低減することができる。
【0053】
【実施例10】3.5インチのNiP/Al合金基板を
ランプ加熱することにより、NiPを保磁力35Oeに
帯磁させた。この基板上にSiO2 膜2μm、センダス
ト膜0.5μm、SiO2 膜2μm、Co65Cr35(a
t%)50nm、Co76Cr19Ta5 (at%)100
nmを順次成膜した。このようにして作製した本発明媒
体を媒体Wとした。比較のために、3.5インチのNi
P/Al合金基板上にセンダスト膜を0.5μm、Co
76Cr19Ta5 (at%)100nmを順次成膜した。
このようにして作製した従来媒体を媒体Xとした。
【0054】これらの媒体の結晶配向性を調べるため
に、X線回折を用いて、hcp(002)ピークのロッ
キングカーブの半値幅(△θ50)を求めた。その結果、
従来媒体Xは7度であるのに対し、本発明媒体は2度で
あり、結晶配向性が優れていることがわかった。
【0055】従来媒体では、センダスト膜に接している
Co76Cr19Ta5 膜が完全な垂直磁化膜でなく、膜形
成の初期段階における10nmから20nm程度の初期
層が存在する。一方、本発明媒体では、Co65Cr35
の結晶構造とCo76Cr19Ta5 膜の結晶構造が非常に
近いために、垂直磁化膜が膜形成の初期段階から垂直異
方性の強い結晶配向性に優れた構造が形成される。
【0056】これらの媒体を実施例1と同様にして記録
再生特性の評価を行った。図19にこれらの媒体の媒体
S/Nの記録密度依存性を示す。本発明媒体Wは、全記
録密度において、従来媒体Xに比べて媒体S/Nが優れ
ている。この傾向は記録密度が高くなるとより強くな
る。
【0057】400KFRPIという高い記録密度にお
いても、従来媒体Xに比べて本発明媒体Wは約8dB特
性がよい。したがって、本発明媒体を用いることによ
り、高密度記録を実現することが容易となることがわか
った。
【0058】
【実施例11】3.5インチのガラス基板上に、80O
eのNiP軟磁性膜をスパッタ法により5μm作製し
た。このNiP軟磁性膜上に、Cr膜0.1μm、Al
2 3 膜0.2μm、センダスト膜0.5μm、Al2
3 膜0.2μm、Co1-x Crx 50nm、Co82
15Ta3 (at%)100nmを順次成膜した。ここ
で、Xを0.2、0.25、0.4、0.5、0.6、
0.7と変化させた。このようにして作製した本発明媒
体を媒体Y1〜Y6とした。比較のために、3.5イン
チのガラス基板上にセンダスト膜を0.5μm、Co82
Cr15Ta3 (at%)100nmを順次成膜した。こ
のようにして作製した従来媒体を媒体Zとした。
【0059】これらの媒体の結晶配向性を調べるため
に、実施例10と同様にしてhcp(002)ピークの
ロッキングカーブの半値幅(△θ50)を求めた。その結
果を図20に示す。図20には、これらの媒体を実施例
1と同様にして記録再生特性の評価を行い、得られた記
録密度250kFRPIでの媒体S/Nの結果も合わせ
て示した。
【0060】従来媒体Zは△θ50が8度であるのに対
し、Cr含量の少ない本発明媒体Y1(x=0.2)で
は8度あり、改善効果が見られない。本発明媒体Y2
(x=0.25)から媒体Y5(x=0.6)では、従
来媒体よりも小さな2から5度となり、配向性が向上し
ていることがわかった。しかし、Cr含量の多い本発明
媒体Y6(x=0.7)では、通常のCr下地面内記録
媒体と同じようにCoCrTa膜が面内にねやすくなる
ため、配向度が急激に悪くなる。これらの結晶配向性が
反映された結果、記録密度250kFPIの媒体S/N
についても本発明媒体Y2(x=0.25)から媒体Y
5(x=0.6)の方が従来媒体よりも3から5dB改
善することがわかった。したがって、本発明媒体を用い
ることにより、高密度記録を実現することが容易となる
ことがわかった。
【0061】
【発明の効果】請求項1乃至6記載の垂直磁気記録媒体
によれば、1〜100Oeの保磁力を有する第一の軟磁
性膜と、センダスト膜からなる第二の軟磁性膜と、垂直
磁化膜とがこの順に基板上に形成されたものとしたの
で、第二の軟磁性膜の磁区の不安定性を第一の軟磁性膜
によって改善できる。したがって、高記録密度における
ノイズ特性を向上できる。
【0062】請求項2記載の垂直磁気記録媒体によれ
ば、基板がAl合金基板であり、第一の軟磁性膜がAl
合金基板上に形成されたNiP膜であることにより、加
熱処理し帯磁させる方法で、NiP膜に1〜100Oe
の保磁力を簡単に付与できる。
【0063】請求項3記載の垂直磁気記録媒体によれ
ば、第一の軟磁性膜と第二の軟磁性膜との間にCr膜が
介挿されたものとしたので、第一の軟磁性膜と第二の軟
磁性膜との付着力をCr膜によって増大できる。したが
って、機械的耐久性を向上できる。
【0064】請求項4記載の垂直磁気記録媒体によれ
ば、第二の軟磁性膜の上下にそれぞれ酸化膜が介挿され
たものとしたので、第二の軟磁性膜の組成変動又は組成
分布を酸化膜により抑制できる。したがって、高記録密
度におけるノイズ特性をより向上できるとともに、エン
ベロープ特性を向上できる。
【0065】請求項5又は6記載の垂直磁気記録媒体に
よれば、垂直磁化膜の直下にCoCrを含む垂直下地膜
が介挿されていることにより、垂直磁化膜の垂直配向性
が向上するので、高記録密度におけるノイズ特性をより
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る垂直磁気記録媒体の一実施形態を
示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例1における、センダスト膜の保
磁力のセンダスト膜厚依存性を示す図表である。
【図3】本発明の実施例1における、媒体ノイズの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例1における、再生出力信号の記
録密度依存性を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例1における、媒体S/Nの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図6】本発明の実施例2における、媒体ノイズの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図7】本発明の実施例3における、媒体ノイズの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図8】本発明の実施例4における、媒体ノイズの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図9】本発明の実施例5における、媒体ノイズの記録
密度依存性を示すグラフである。
【図10】本発明の実施例6における、センダスト膜の
組成分布を示す図表である。
【図11】本発明の実施例6における、センダスト膜の
組成分布を示す図表である。
【図12】本発明の実施例7における、センダスト膜の
円周方向の組成分布を示す図表である。
【図13】本発明の実施例7における、センダスト膜の
円周方向の組成分布を示す図表である。
【図14】本発明の実施例7における、センダスト膜の
半径方向の組成分布を示す図表である。
【図15】本発明の実施例7における、センダスト膜の
半径方向の組成分布を示す図表である。
【図16】本発明の実施例8における、エンベロープ特
性を示すグラフである。
【図17】本発明の実施例9における、保磁力の円周方
向での変化を示すグラフである。
【図18】本発明の実施例9における、保磁力の円周方
向での変化を示すグラフである。
【図19】本発明の実施例10における、媒体S/Nの
記録密度依存性を示すグラフである。
【図20】本発明の実施例11における、結晶配向性を
示す図表である。
【図21】従来の垂直磁気記録媒体を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 垂直磁気記録媒体 12 第一の軟磁性膜 14 第二の軟磁性膜 16 垂直磁化膜 18 基板 20,22 酸化膜 24 垂直下地膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1〜100Oeの保磁力を有する第一の
    軟磁性膜と、センダスト膜からなる第二の軟磁性膜と、
    垂直磁化膜とがこの順に基板上に形成された、垂直磁気
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記基板がAl合金基板であり、前記第
    一の軟磁性膜が前記Al合金基板上に形成されたNiP
    膜である、請求項1記載の垂直磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第一の軟磁性膜と前記第二の軟磁性
    膜との間にCr膜が介挿された、請求項1又は2記載の
    垂直磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第二の軟磁性膜の上下にそれぞれ酸
    化膜が介挿された、請求項1,2又は3記載の垂直磁気
    記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記垂直磁化膜の直下にCo1-x Crx
    膜(0.25≦x≦0.60)からなる垂直下地膜が介
    挿された、請求項1,2,3又は4記載の垂直磁気記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 前記垂直磁化膜の直下に85at%以上
    のCoCrを含む垂直下地膜が介挿された、請求項5記
    載の垂直磁気記録媒体。
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