JPH10228495A - 印刷物素材のデータベース登録方法 - Google Patents

印刷物素材のデータベース登録方法

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JPH10228495A
JPH10228495A JP9031792A JP3179297A JPH10228495A JP H10228495 A JPH10228495 A JP H10228495A JP 9031792 A JP9031792 A JP 9031792A JP 3179297 A JP3179297 A JP 3179297A JP H10228495 A JPH10228495 A JP H10228495A
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JP
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JP9031792A
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Kazutaka Tasaka
和孝 田坂
Hideaki Kashiwabara
秀明 柏原
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業負担を増大させることなく簡便に素材の
データベース登録を行うことができる印刷物素材のデー
タベース登録方法を提供する。 【解決手段】 クライアントで収集された印刷物の素材
はデザイン工程で加工されて、そのレイアウトが決定さ
れる。その後、プリプレス工程では、校正刷りの後、最
終的な修正を行い、刷版を出力する。そして、出力前の
レイアウトを基にして素材のデータベース登録を行う。
データベース登録に際しては、プリプレス端末40に出
力前のレイアウトを表示し、マウスを使用して登録すべ
き画像と説明文とを選択する。その後、選択した画像と
説明文とを関連付けて磁気ディスク50に格納・登録す
る。このとき、選択した説明文は登録のキーワードとし
ても機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物の素材をデ
ータベースとして登録する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カタログ、パンフレット、チ
ラシなどの印刷物の製作は複数の工程を経ることによっ
て行われている。その複数の工程を簡単に説明すると、
まず、クライアントが印刷物の作成依頼を行い、その企
画を決定することにより一連の作成作業が開始される。
このときに、クライアントは、印刷物の企画とともに、
当該印刷物に使用する印刷物素材(例えば、文章、表、
グラフ、図、イラスト、写真などであり、以下単に「素
材」と称する)を収集する。クライアントは、企画の決
定後、その内容を表した企画書を作成し、収集した素材
とともに当該企画書をデザイン工程に送付する。
【0003】次に、デザイン工程においては、クライア
ントから受け取った企画書および素材を基にして、卓上
型コンピュータやワークステーションなどを使用しつつ
版下台紙を作成する。即ち、デザイン工程では、デザイ
ナーが企画書に基づいて、素材を加工するとともに、そ
の素材のレイアウトを決定し、決定されたレイアウトに
加工済みの素材を貼り込んで版下台紙を作成する。な
お、版下台紙は素材のレイアウトが判別できれば十分で
あるため、最終印刷物よりも色調の粗いものでよい。ま
た、デザイン工程においては、版下台紙の作成ととも
に、製版処理時に行うべき作業の一部を記載した製版指
示書も同時に作成される。そして、作成された版下台紙
および製版指示書は、次工程であるプリプレス工程に送
られる。
【0004】プリプレス工程は、いわゆる製版処理工程
であり、まず、版下台紙や製版指示書の内容に従って、
所定の作業を行った後、校正刷りを作成する。校正刷り
は、クライアントによってチェックされ、指摘された部
分について再度修正を行う。そして、修正済みデータに
対して集版(例えば、面付け処理やトンボの配置など)
を行った後、出力演算を行い、出力スキャナなどを使用
して印刷用の版(刷版)またはフィルムとして出力す
る。この後、作成された版(またはフィルム)は、プレ
ス工程に送られ、印刷処理が行われて、印刷物が製作さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印刷物の製
作においては、素材を再利用したい場合も多い。例え
ば、チラシに以前と同じ商品を掲載する場合や、他の印
刷物に使用した図と同じ図を新たなパンフレットに使用
する場合などが該当する。
【0006】しかしながら、素材に対しては、上述の如
く複数回にわたって修正が加えられる。即ち、まずデザ
イン工程において加工され、次に校正後に修正され、さ
らには集版時に修正が加えられることもある。そして、
それぞれの修正においては素材の再利用を意識した作業
を行っていないため、同じ素材を使用するときには、各
工程において再び加工・修正作業を行う必要がある。
【0007】そこで、一度使用した素材をデータベース
として登録しておくことが考えられるが、各作業工程に
おいて素材に様々な加工・修正が行われているため、そ
れら加工・修正内容を整理してデータベースとして登録
する作業は煩雑であり、多くの時間と労力とを要するこ
とになる。
【0008】また、素材をデータベースとして登録する
際には、登録する素材と関連するキーワードを選定・入
力する必要があるが、この作業にも時間と労力とを要す
る。そして、以上のような作業負担の重さに起因して、
素材のデータベース構築が困難なものとなっている。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、作業負担を増大させることなく簡便に素材のデ
ータベース登録を行うことができる印刷物素材のデータ
ベース登録方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、印刷物の素材をデータベースと
して登録する方法であって、(a) 複数の種類の素材によ
って構成される印刷物のレイアウトを表示する表示工程
と、(b) 表示された前記複数の種類の素材のうちの任意
の複数素材を選択する選択工程と、(c) 選択された前記
複数素材を相互に関連付けてデータベースとして登録す
るデータベース登録工程と、を備えている。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
データベース登録方法であって、前記選択工程に、(b-
1) 前記印刷物に含まれる素材の種類に基づいてデータ
ベース格納構造を決定する格納構造決定工程と、(b-2)
前記素材の種類ごとに、選択すべき前記複数素材の指定
を行う指定工程と、を含ませ、前記データベース登録工
程に、(c-1) 前記データベース格納構造に従って、選択
された前記複数素材をその種類ごとに相互に関連付けて
データベースとして登録する工程を含ませている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明するが、それに先立って
本明細書中で使用する用語である素材の「種類」につい
て定義しておく。素材の「種類」とは、素材を分類する
のに使用する区分である。そして、本明細書中では、素
材の種類に「物理的な種類」(文章、表、グラフ、図、
イラスト、写真)と「データ形式の種類」(テキストデ
ータ、線画データ、表データ、画像データ)との両方を
含ませている。
【0013】
【第1実施形態】 A.印刷物製作システムの全体概要:図1は、本発明に
係る印刷物素材のデータベース登録方法を適用した印刷
物製作システムの模式図である。既に述べたように、印
刷物の製作工程は複数の工程に分割されており、図1に
は、これらのうちクライアントからプリプレスまでを示
すとともに、それらの主たる作業内容も示している。な
お、これら以外にも印刷を行うプレスや製本などを行う
ポストプレス(いずれも図示省略)が印刷物製作システ
ムには組み込まれている。
【0014】図示のように、本実施形態では、クライア
ント端末20とデザイン端末30とプリプレス端末40
とがデータライン5によって接続されている。各端末
は、卓上型コンピューターであり、画像等を表示可能な
表示手段(ディスプレイ)とコマンド等を入力する入力
手段(キーボードおよびマウス)とを備えている。ま
た、データライン5には、デザイン工程で加工した素材
をコンテンツファイルとして保存するための磁気ディス
ク35が接続されている。
【0015】さらに、上記各端末はデータライン5を介
して共有の磁気ディスク50を有しており、いずれの端
末からも当該磁気ディスク50にアクセス可能とされて
いる。そして、この磁気ディスク50内に素材のデータ
ベースが構築されることになるが、これについては後述
する。
【0016】B.印刷物作成手順:図2は、上記印刷物
製作システムにおける印刷物作成手順を示すフローチャ
ートである。ここでの印刷物作成手順は、クライアント
の企画工程と、デザイン工程と、プリプレス工程とで構
成されており、以下順に説明する。
【0017】図示の如く、まず、クライアントが印刷物
の企画を行う(ステップS1)。印刷物には、種々の種
類があるが、第1実施形態においてはチラシを作成する
こととする。即ち、ステップS1においては、クライア
ントがチラシの物理的仕様(サイズ、紙質など)、掲載
内容(掲載する商品内容)、デザインなどについて案出
する。
【0018】次に、クライアントは、上記企画内容に基
づいて企画書を作成するとともに(ステップS2)、印
刷物に必要な素材を収集する(ステップS3)。素材と
は既述したように、印刷物に掲載すべき文章、表、グラ
フ、図、イラスト、写真などであり、原稿などの物理デ
ータやディジタル信号に変換された電子データとして表
現されているものである。ここでは、チラシに掲載する
商品の写真や商品説明文などを収集する。この際に、ク
ライアントは磁気ディスク50内部に構築されているデ
ータベースから素材を選択することも可能である。例え
ば、チラシに掲載する商品が、それ以前に掲載した商品
と同一品である場合などにおいては、磁気ディスク50
内のデータベースから以前の商品の素材を読み出し、そ
れを新たな素材としても良い。
【0019】クライアントにおける作業が終了すると、
次に、デザイン工程に移る(ステップS4〜ステップS
7)。デザイン工程における主たる作業内容は、デザイ
ナーがデザイン端末30を使用しつつ印刷物のレイアウ
トを決定するレイアウト作業とクライアントから渡され
た素材の加工を行う素材加工作業である。
【0020】まず、クライアントによって収集された素
材の加工が行われる(ステップS4)。即ち、電子デー
タとして表現された素材は所定のフォーマットに変更さ
れ、また、原稿などの物理データは所定のフォーマット
に従った電子データに変換される。ここで、加工された
素材はそのデータ形式により、 文字コードで表現したテキストデータ(文章)、 表作成ソフトウェアによって作成した表データ(表、
グラフ)、 ランレングスデータによって表現した線画データ
(図、白黒イラスト) 濃度情報を多値信号によって表現した画像データ(写
真、カラーイラスト)、の4種類に分類される。そし
て、加工が施された素材のデータは、コンテンツファイ
ルとして所定のファイル名が付与された後、磁気ディス
ク35内に格納される。
【0021】素材の加工作業と並行して、全体レイアウ
ト作業が行われる(ステップS5)。ここでのレイアウ
ト作業の内容は、クライアントからの企画書に基づい
て、素材の大まかな配置を決定する作業である。この全
体レイアウト作業と上記の素材加工作業は、同一の作業
者が行う場合もあり、また複数の作業者が行う場合もあ
る。いずれにしても、これらの両作業は、その内容を相
互に反映させつつ行う作業である。即ち、全体レイアウ
トによって決定される各素材のサイズに応じて加工作業
を行い、また逆に素材の加工状態を考慮しつつ全体レイ
アウトを調整する必要がある。そして、両作業の内容を
相互に反映させるべく、加工された素材の修正または全
体レイアウトの修正を行う(ステップS6)。
【0022】その後、最終レイアウト作業として、加工
済みの素材を全体レイアウトに流し込む(ステップS
7)。素材を流し込むとは、全体レイアウトに対して素
材のデータを電子的に貼り込むことである。この際に
も、素材の微妙な配置調整など、デザイン工程における
最終的な修正が行われる。
【0023】以上のようにしてデザイン工程における作
業が終了すると、プリプレス工程(ステップS8〜ステ
ップS11)に移行する。そして、まず、ステップS8
において校正刷りが行われ、クライアントのチェックを
受ける。
【0024】次に、クライアントの指摘に基づいて、レ
イアウトや素材に対して修正・校正を行う(ステップS
9)。そして、この修正・校正が終了した時点において
最終的な出力レイアウトが作成されたことになる。
【0025】次に、ステップS10に進み、上記出力レ
イアウトを基にして素材のデータベース登録が行われ
る。このデータベース登録については、さらに後述す
る。
【0026】素材のデータベース登録が終了すると、出
力レイアウトのデータに対して出力演算を行い、出力ス
キャナなどを使用して印刷用の版(刷版)またはフィル
ムとして出力し(ステップS11)、図1の印刷物製作
システムにおける一連の作業が終了する。なお、この
後、作成された版(またはフィルム)は、プレス工程に
送られ、最終的な印刷物として印刷処理が実行される。
【0027】C.データベース登録:次に、図2のステ
ップS10のデータベース登録について説明する。図7
は、第1実施形態におけるデータベース登録の手順を示
すフローチャートである。まず、ステップS21におい
て、出力レイアウトである最終修正済データをプリプレ
ス端末40のディスプレイ上に表示する。
【0028】図3は、表示された出力レイアウトを示す
図である。本第1実施形態においては、印刷物としてチ
ラシの作成を行っており、図3はチラシの出力レイアウ
トである。このチラシには、「ミニコンポ」(図中左
上)と「ビデオデッキ」(図中右上)と「テレビ」(図
中左下)の3種類の商品が掲載されている。ここで、商
品「テレビ」については色調が変えられて(図中では網
掛けされて)表示されているが、これは既にデータベー
スとして登録済みの画像であることを示している。
【0029】以下、商品「ミニコンポ」についてデータ
ベース登録する場合について説明する。まず、図7のス
テップS22において、登録画像の選択を行う。登録画
像とは、画像データで表された素材のうち登録対象とな
るものをいう。具体的には、プリプレス端末40のマウ
スを使用して商品「ミニコンポ」の写真を選択する。
【0030】次に、ステップS23に進み、登録キーワ
ードの選択を行う。登録キーワードとは、登録する素材
と関連するキーワードである。そして、本実施形態では
登録キーワードを商品「ミニコンポ」についての商品説
明文(図中において商品名「ミニコンポ」、「特徴○○
○」、「サイズXXX」および「定価□□□」)の中か
ら選択する。具体的には、プリプレス端末40のマウス
を使用して商品「ミニコンポ」の商品説明文を選択す
る。ここでは、商品説明文のうち商品名「ミニコンポ」
と「特徴○○○」と「サイズXXX」とを選択する。な
お、図3には、「特徴○○○」がマウスによって選択さ
れ、その色調が変化した時点の様子を示している。
【0031】次に、ステップS24に進み、選択された
登録画像と登録キーワードとを関連付けて登録を実行す
る。図5は、選択された登録画像と登録キーワードとを
関連付けて磁気ディスク50内に登録した様子を概念的
に示す図である。関連付けの方法としては、登録画像の
ファイル名と登録キーワードのファイル名に共通の識別
子を含ませるなどの公知の手段が適用可能である。な
お、商品名の代わりに商品に付与されている商品コード
を設定入力により登録するようにしてもよい。
【0032】ところで、プリプレス端末40に表示され
ている出力レイアウトのうち画像データについては、当
該プリプレス端末40の画像処理負担を軽減するため、
画素を間引いた画像データ(以下、「粗画像データ」と
する)としている。これはプリプレス端末40において
は、「どこに何が配置されているか」という配置情報が
確認できればよいからである。一方、最終的に版として
出力される画像データは、当然画素を間引いていない画
像データ(以下、「実画像データ」とする)である。そ
して、上記ステップS24において、登録を実行したと
きには、プリプレス端末40が扱っている粗画像データ
に相当する(その粗画像データの画素を間引く前の)実
画像データを磁気ディスク35(図1参照)内に格納さ
れているコンテンツファイルから読み出して、磁気ディ
スク50内に登録している。言い換えると、粗画像を実
画像にすり替えて、データベースとして磁気ディスク5
0内に登録している。
【0033】図7に戻り、次にステップS25に進ん
で、さらに登録を行うか否かを判断する。例えば、図3
において、さらに商品「ビデオデッキ」についても登録
を行う場合には、ステップS22に戻り、また、登録が
必要ない場合には、データベース登録処理を終了する。
【0034】以上においてはチラシに掲載した商品に関
する素材をデータベースとして登録する例について説明
したが、その内容を総括すると、相互に関係のある素材
(上記の例では、ある商品についての写真と文章)を選
択し、それら選択された素材を互いに関連付けてデータ
ベースとして登録することである。従って、チラシに限
らず、カタログやパンフレットに使用されている素材の
うち相互に関係のある素材を選択し、それら選択された
素材を互いに関連付けてデータベースとして登録するよ
うにしてもよい。なお、選択する素材には、登録のため
のキーワードとして使用する文章の素材が含まれている
ことが好ましい。
【0035】以上のようにすれば、出力レイアウトを表
示し、その表示された素材のうち相互に関係のある素材
を選択し、それら選択された素材を互いに関連付けてデ
ータベースとして登録しているため、作業負担を増大さ
せることなく簡便に素材のデータベース登録を行うこと
ができる。
【0036】また、選択する素材に登録のためのキーワ
ードとして使用する文章の素材を含ませておけば、改め
てキーワードを選定・入力する必要がなくなるため、デ
ータベース登録に際しての作業負担を軽減することがで
きる。
【0037】そして、一旦、素材をデータベース登録し
ておけば、以降はその素材を容易に再利用でき、印刷物
作成の納期短縮・コスト削減を図ることが可能となる。
【0038】なお、データベース登録は、プリプレス工
程において行うことに限定されるものではなく、デザイ
ン工程(図2のステップS7の直後)において行うこと
も可能である。この場合は、デザイン端末30を使用し
てデータベース登録を行う以外は上記と同じである。
【0039】
【第2実施形態】次に、本発明の第2実施形態について
説明する。本第2実施形態は、印刷物としてカタログを
作成する場合の例であるが、印刷物製作システムの全体
概要および印刷物作成手順については、上記第1実施形
態と同様であるためその説明を省略する。そして、デー
タベース登録方法が第2実施形態と上記第1実施形態と
で相違している。
【0040】図8は、第2実施形態におけるデータベー
ス登録の手順を示すフローチャートである。また、図4
は、カタログの出力レイアウトを示す図である。さら
に、図6は、指定された素材を相互に関連付けて磁気デ
ィスク50内に登録した様子を概念的に示す図である。
【0041】まず、ステップS31において、データベ
ース格納構造を決定する。データベース格納構造とは、
データベースとして登録すべき素材の種類の関連付けで
あり、対象となる印刷物に含まれる素材の種類に基づい
て決定する。例えば、印刷物に素材のデータ形式上の分
類であるテキストデータ、線画データ、表データおよび
画像データの4種類が含まれる場合には、図6に示すよ
うに、カタログ名をキーワードにして当該4種類を関連
付けるようにデータベース格納構造を決定している。こ
のデータベース格納構造は、登録する印刷物ごとに決定
してもよいし、また、デフォルトとして例えば図6のよ
うな構造を定義しておいてもよい。さらに、データベー
ス格納構造は図6に示すような素材のデータ形式に分類
し関連付ける構造に限定されるものではなく、例えば、
物理的な種類(文章、表、グラフ、図、イラスト、写
真)に細分化し関連付ける構造としてもよい。
【0042】次に、出力レイアウトである最終修正済デ
ータをプリプレス端末40のディスプレイ上に表示する
(ステップS32)。第2実施形態においては、印刷物
としてカタログの作成を行っており、図4に示すような
カタログの出力レイアウトが表示される。図4におい
て、(X)は素材がテキストデータであることを、ま
た、(L)は線画データ、(T)は表データ、(I)は
画像データであることをそれぞれ示している。なお、機
能箇条書とフローチャートとは、デザイン工程において
一つの素材として加工されたものであるがデータ形式と
しては2つの素材を含んでいるものであるため、データ
ベース登録時には2つに分離して別の素材として認識し
ている。
【0043】次に、ステップS33に進み、カタログ名
の登録を行う。上述のように、各素材はカタログ名に関
連付けられて登録されるため、当該カタログ名はデータ
ベースのキーとなるものである。なお、カタログ名の代
わりにカタログに付与されている管理コードを登録して
もよい。
【0044】カタログ名の登録が終了すると、以降はス
テップS34〜ステップS37において、それぞれテキ
ストデータ、線画データ、表データおよび画像データに
ついての指定・登録を行う。例えば、ステップS34に
おいてテキストデータの指定・登録を行うときには、図
4に示されている出力レイアウト中の商品名、キャッチ
コピー、説明文および機能箇条書をプリプレス端末40
のマウスによって指定し、それらを磁気ディスク50に
格納する。同様に、線画データの指定・登録時(ステッ
プS35)にはフローチャートおよび構成図を、表デー
タの指定・登録時(ステップS36)にはスペック表
を、画像データの指定・登録時(ステップS37)には
商品の写真をそれぞれ指定して磁気ディスク50に格納
する。
【0045】上記各素材を磁気ディスク50にデータベ
ースとして登録する際には、データベース格納構造に従
って格納する。即ち、各素材をその種類ごとに相互に関
連付けてデータベースとして登録している。
【0046】以上のようにすれば、印刷物に含まれる素
材の種類に基づいてデータベース格納構造を決定し、そ
のデータベース格納構造に従って素材を指定・登録して
いるため、作業負担を増大させることなく簡便に素材の
データベース登録を行うことができる。
【0047】また、第2実施形態においては、印刷物に
含まれる素材の種類に基づいてデータベース登録できる
ため、印刷物をキーにして再利用したい素材を選択する
場合に都合がよい。
【0048】そして、素材をデータベース登録しておく
ことにより、以降はその素材を容易に再利用でき、印刷
物作成の納期短縮・コスト削減を図ることが可能とな
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の種類の素材によって構成される印刷物の
レイアウトを表示する表示工程と、表示された複数の種
類の素材のうちの任意の複数素材を選択する選択工程
と、選択された複数素材を相互に関連付けてデータベー
スとして登録するデータベース登録工程と、を備えてい
るため、作業負担を増大させることなく簡便に素材のデ
ータベース登録を行うことができる。そして、その結
果、データベース登録以降はその素材を容易に再利用で
き、印刷物作成の納期短縮・コスト削減を図ることが可
能となる。
【0050】また、請求項2の発明によれば、印刷物に
含まれる素材の種類に基づいてデータベース格納構造を
決定する格納構造決定工程と、素材の種類ごとに選択す
べき複数素材の指定を行う指定工程と、データベース格
納構造に従って、選択された複数素材をその種類ごとに
相互に関連付けてデータベースとして登録する工程、と
を含んでいるため、請求項1の発明と同様の効果に加え
て、印刷物に含まれる素材の種類に基づいてデータベー
ス登録することとなり、印刷物をキーにして再利用した
い素材を選択する場合に都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷物素材のデータベース登録方
法を適用した印刷物製作システムの模式図である。
【図2】図1の印刷物製作システムにおける印刷物作成
手順を示すフローチャートである。
【図3】表示された出力レイアウトの一例を示す図であ
る。
【図4】表示された出力レイアウトの他の例を示す図で
ある。
【図5】選択された登録画像と登録キーワードとを関連
付けて磁気ディスク内に登録した様子を概念的に示す図
である。
【図6】指定された素材を相互に関連付けて磁気ディス
ク内に登録した様子を概念的に示す図である。
【図7】データベース登録の手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】データベース登録の手順の他の例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
5 データライン 20 クライアント端末 30 デザイン端末 40 プリプレス端末 35、50 磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/60 604G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の素材をデータベースとして登録
    する方法であって、 (a) 複数の種類の素材によって構成される印刷物のレイ
    アウトを表示する表示工程と、 (b) 表示された前記複数の種類の素材のうちの任意の複
    数素材を選択する選択工程と、 (c) 選択された前記複数素材を相互に関連付けてデータ
    ベースとして登録するデータベース登録工程と、を備え
    ることを特徴とする印刷物素材のデータベース登録方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータベース登録方法で
    あって、 前記選択工程は、 (b-1) 前記印刷物に含まれる素材の種類に基づいてデー
    タベース格納構造を決定する格納構造決定工程と、 (b-2) 前記素材の種類ごとに、選択すべき前記複数素材
    の指定を行う指定工程と、を含み、 前記データベース登録工程は、 (c-1) 前記データベース格納構造に従って、選択された
    前記複数素材をその種類ごとに相互に関連付けてデータ
    ベースとして登録する工程、を含むことを特徴とする印
    刷物素材のデータベース登録方法。
JP9031792A 1997-02-17 1997-02-17 印刷物素材のデータベース登録方法 Pending JPH10228495A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063173A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Toppan Forms Co Ltd 冊子印刷処理システム及びこれにより作製される冊子

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JP2001063173A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Toppan Forms Co Ltd 冊子印刷処理システム及びこれにより作製される冊子

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