JPH10228332A - 医療用パソコン - Google Patents

医療用パソコン

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Publication number
JPH10228332A
JPH10228332A JP9032180A JP3218097A JPH10228332A JP H10228332 A JPH10228332 A JP H10228332A JP 9032180 A JP9032180 A JP 9032180A JP 3218097 A JP3218097 A JP 3218097A JP H10228332 A JPH10228332 A JP H10228332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
personal computer
keyboard
main body
insertion slot
medical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9032180A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Masahide Sugano
正秀 菅野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10228332A publication Critical patent/JPH10228332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MOのディスク挿入口を露出させることなく使
用できる医療用パソコンの提供を目的としている。 【解決手段】本発明の医療用パソコン1は、パソコン本
体2と、パソコン本体2を操作するためのキーボード4
と、パソコン本体2に内蔵され且つ外部に露出するディ
スク挿入口9を有する光磁気記録装置7とを備え、キー
ボード4が光磁気記録装置7のディスク挿入口9を覆う
カバーとしてパソコン本体2に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療現場で使用さ
れるパソコンに係わり、特に、MO(光磁気記憶装置)
を有する医療用パソコンに関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野において、患者の検査データを
管理するために、パソコンが使用されている。このパソ
コンには、検査終了後に、診断結果等が入力される。近
年、内視鏡検査等で観察画像を記録するため、前記パソ
コンにはMO(光磁気記憶装置)が増設されている。そ
して、このMOのディスク挿入口は、従来、外部に露出
した状態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡検査
室や外科的処置を施す処置室など水を多く使用する部屋
で、MOのディスク挿入口が露出したパソコンを使用す
ることは好ましくない。そのため、 MO内蔵のパソコ
ンは、通常、検査室とは別の部屋に設置されている。
【0004】しかしながら、 MO内蔵のパソコンが検
査室とは別の部屋に設置されていると、 検査者は、必
要なデータの検索を行なうため、時として検査・処置の
最中に、パソコンが設置された別の部屋へわざわざ行か
なければならない。これは、検査効率の悪化に繋がる。
したがって、本発明の目的は、MOのディスク挿入口を
露出させることなく使用できる医療用パソコンを提供
し、前述した問題を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の医療用パソコンは、パソコン本体と、パソ
コン本体を操作するためのキーボードと、パソコン本体
に内蔵され且つ外部に露出するディスク挿入口を有する
光磁気記録装置とを備え、前記キーボードが光磁気記録
装置のディスク挿入口を覆うカバーとしてパソコン本体
に取り付けられる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の
第1の実施形態を示している。図1および図2に示すよ
うに、本実施形態の医療用パソコン1は、パソコン本体
2と、 ディスプレイ3と、防水型のキーボード4とか
ら成る。パソコン本体2は、前面パネル5と、図示しな
いシャーシと、外装カバー6とを有している。パソコン
本体2には、図示しない電源と、メモリーと、CPU
と、ハードディスク等と、MO(光磁気記憶装置)7と
が、前記シャーシ上に位置して内蔵されている。また、
前面パネル5には、電源スイッチ8と、MO7の光ディ
スク挿入口9とが設けられている。
【0007】図1に示すように、キーボード4は、MO
7の前面を覆うように、すなわち、光ディスク挿入口9
を閉じるように、パソコン本体2側に収納される。ま
た、キーボード4は、ケース10と、図示しないスイッ
チを有する基板と、防水型のパネルスイッチシート11
とから成り、図示しないケーブルを介してパソコン本体
2と電気的に接続されている。
【0008】図3に示すように、ケース10の両側面の
上部には回転軸12が突設されている。この回転軸12
は、前面パネル5に設けられた軸受け13に回転自在に
取り付けられている。また、回転軸12には回転板15
が取り付けられている。この回転板15の外周面には多
数の切り欠き14が形成されている。
【0009】前面パネル5の両側面には開口部17が設
けられており、この開口部17内にはスライドボタン1
6が摺動自在に配置されている。スライドボタン16に
は、回転板15の切り欠き14と噛み合い可能な爪部1
8が設けられている。 そして、この爪部18は、通常
の状態では、コイルバネ19の付勢力によって、回転板
15の切り欠き14に噛み合っている。なお、コイルバ
ネ19の代わりにゴムや板バネ等が使用されても良い。
【0010】また、 ディスプレイ3の外枠の両側面の
下部には回転軸20が突設されている。この回転軸20
は、パソコン本体2の上面に設けられた軸受け21に回
動自在に取り付けられている。この場合、回転軸20の
回転力量は、キャップ22に保持されたコイルバネ23
によって押圧されるアジャスタ24により、調整される
ようになっている。
【0011】上記構成の医療用パソコン1では、キーボ
ード4を回転軸12を中心に回転させて上方に引き上げ
ると、回転板15の切り欠き14がスライドボタン16
の爪部18を乗り越えて回転する。そして、爪部18が
切り欠き14と再び噛み合うことで、キーボード4が所
定の角度に固定される。 なお、キーボード4の角度
は、光ディスク挿入口9に光ディスクを容易に挿入でき
且つ楽な姿勢でキーボード4を使用できるとともに、キ
ーボード4が光ディスク挿入口9を水分から保護する障
壁となるような角度に調整されることが望ましい。
【0012】また、スライドボタン16を下方にスライ
ドさせると、切り欠き14から爪部18が外れ、キーボ
ード4がその自重により元の収納位置まで回転する(図
1の状態)。
【0013】以上説明したように、本実施形態の医療用
パソコン1は、防水型キーボード4がMO7のディスク
挿入口9のカバーを兼ねているため、キーボード4の使
用時は勿論のこと、キーボード4の未使用時においても
MO7に水がかかることを防止できる。すなわち、MO
7のディスク挿入口9を露出させることなく使用でき
る。したがって、この医療用パソコン1は、水がかかる
可能性のある検査・処置室内に設置可能である。その結
果、検査者は、必要なデータの検索を行なうためにパソ
コンが設置された別の部屋へわざわざ行かないで済む。
つまり、必要に応じていつでも素早くデータを検索で
き、検査効率が向上する。
【0014】図4は本発明の第2の実施形態を示してい
る。なお、第1の実施形態と同一の構成部分については
同一符号を付してその説明を省略する。図示のように、
本実施形態の医療用パソコンは、キーボード4のケース
10の両側面に設けられた回転軸12に第1の歯車41
を有している。この第1の歯車41は、前面パネル5の
ホールド部42に固定されたモーター43によって回転
される第2の歯車44と噛み合っている。
【0015】また、前面パネル5には、 キーボード開
閉用のスイッチ46が設けられている。図示しないが、
モーター43の近傍には、モーター43に電源を供給す
る制御基板と電源供給装置とが設けられている。この構
成では、スイッチ46が開方向に押されると、前記制御
基板を通じて前記電源供給装置からモーター43に電源
が供給され、モーター43がキーボード4を開く方向に
回転駆動される。 また、スイッチ46が閉方向に押さ
れると、モーター43が逆方向に回転駆動される。
【0016】また、前面パネル5の上部と下部とにはそ
れぞれ、キーボード4と接触する所定の位置に、リミッ
トスイッチ47,48が設けられている。そして、これ
らのリミットスイッチ47,48にキーボード4が接触
すると、その検知信号が前記制御基板に送られ、モータ
ー43への電源供給が中止されるようになっている。
【0017】なお、それ以外の構成は第1の実施形態と
同一である。上記構成の医療用パソコンでは、スイッチ
46が開方向に押されると、前記制御基板を介して電源
供給装置からモーター43に電源が供給され、第2の歯
車44が回転される。これにより、第2の歯車44と噛
み合う第1の歯車41が回転し、キーボード4が回転軸
12を中心に回転して上方に引き上げられる(開かれ
る)。
【0018】そして、キーボード4が前面パネル5に設
けられたリミットスイッチ47、48に接触すると、モ
ーター43の駆動が停止され、キーボード4が所定の回
転角度位置に保持される。無論、この場合のキーボード
4の保持角(回転角)は、光ディスク挿入口9に光ディ
スクを容易に挿入でき且つ楽な姿勢でキーボード4を使
用できるとともに、キーボード4が光ディスク挿入口9
を水分から保護する障壁となるような角度に設定されて
いる。一方、スイッチ46が閉方向に押されると、モー
ター43が逆方向に回転し、キーボード4が元の収納位
置に戻される(閉じられる)。
【0019】以上説明したように、本実施形態の医療用
パソコンは、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する
ことができるとともに、 キーボード4が電動で開閉す
るため、キーボード4の開閉作業が容易となる。
【0020】図5は本発明の第3の実施形態を示してい
る。なお、第1の実施形態と同一の構成部分については
同一符号を付してその説明を省略する。図示のように、
本実施形態の医療用パソコンは、キーボード4の裏面に
円弧状のレール部材29が固定されている。レール部材
29は、複数の爪26を有しており、前面パネル5に形
成された開口28を通じてパソコン本体2内に挿入され
ている。パソコン本体2内に位置するレール部材29の
終端部には、開口28からのレール部材29の抜けを防
止するために、 ストッパー30が設けられている。
【0021】前面パネル5の両側面には図示しない開口
部が設けられており、この開口部内にはスライドボタン
31が摺動自在に配置されている。 スライドボタン3
1には、レール部材29の爪26と噛み合い可能な爪部
32が設けられている。そして、この爪部32は、通常
の状態では、コイルバネ33の付勢力によって、レール
部材29の爪26に噛み合っている。無論、コイルバネ
33の代わりにゴムや板バネ等が使用されても良い。な
お、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0022】上記構成の医療用パソコンでは、キーボー
ド4を回転軸12を中心に回転させて上方に引き上げる
と、レール部材29の爪26がスライドボタン31の爪
部32を乗り越えて移動する。そして、爪部26が爪部
32と再び噛み合うことで、キーボード4が所定の角度
に固定される。なお、キーボード4の角度は、光ディス
ク挿入口9に光ディスクを容易に挿入でき且つ楽な姿勢
でキーボード4を使用できるとともに、キーボード4が
光ディスク挿入口9を水分から保護する障壁となるよう
な角度に調整されることが望ましい。
【0023】また、スライドボタン31を上方にスライ
ドさせると、爪部26から爪部32が外れ、キーボード
4がその自重により元の収納位置まで回転する。以上説
明したように、本実施形態の医療用パソコンによれば、
第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0024】図6は本発明の第4の実施形態を示してい
る。なお、第1の実施形態と同一の構成部分については
同一符号を付してその説明を省略する。図示のように、
本実施形態の医療用パソコンは、キーボード4の裏面に
円弧状のラックレール53が固定されている。このラッ
クレール53は、前面パネル5に形成された開口28を
通じてパソコン本体2内に挿入されている。パソコン本
体2内に位置するラックレール53の終端部には、開口
28からのラックレール53の抜けを防止するために、
ストッパー30が設けられている。
【0025】また、ラックレール53は、パソコン本体
2内に設置されたガイドブロック54に摺動自在に接続
されている。ガイドブロック54には、モーター55
と、このモーター55によって回転され且つラックレー
ル53のラックと噛み合う歯車56とが設けられてい
る。 なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一で
ある。
【0026】上記構成の医療用パソコンでは、モーター
55の駆動によって歯車56が回転すると、ラックレー
ル53がガイドブロック54に対して進退し、キーボー
ド40が開閉される。
【0027】以上説明したように、本実施形態の医療用
パソコンによれば、第1の実施形態と同様の作用効果を
奏することができる。図7は本発明の第5の実施形態を
示している。なお、第1の実施形態と同一の構成部分に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】図示のように、 本実施形態の医療用パソ
コンのキーボード4の上下両側面には、その長手方向に
沿って長溝34が設けられている。なお、この長溝34
の長手方向に沿う一端は閉じられている。また、前面パ
ネル5の上下の内面には、溝34と噛み合い可能なガイ
ドレール36が設けられている。したがって、前面パネ
ル5のガイドレール36にキーボード4の長溝34を噛
み合わせれば、キーボード4を前面パネル5に沿ってス
ライドさせて取り付けることができる。なお、前面パネ
ル5に沿うキーボード4のスライドは、ガイドレール3
6が長溝34の閉じられた終端部に突き当たることによ
って規制される。これにより、前面パネル5に対するキ
ーボード4の抜け落ちが防止される。なお、それ以外の
構成は第1の実施形態と同一である。
【0029】上記構成の医療用パソコンでは、キーボー
ド4が前面パネル5にスライド自在に取り付けられるこ
とによって、キーボード4が、それ自身使用可能な状態
で、光ディスク挿入口9を水分から保護する障壁とな
る。また、キーボード4を僅かにスライドさせれば、光
ディスク挿入口9に光ディスクを容易に挿入することが
できる。 なお、本実施形態では、長溝34の両端が共
に開放されてあっても良い。
【0030】図8は本発明の第6の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態は第5の実施形態の変形例であ
り、第5の実施形態と同一の構成部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0031】図示のように、本実施形態の医療用パソコ
ンは、キーボード4の裏面にラック61が設けられてい
る。このラック61は、前面パネル5に固定され且つモ
ータ62によって回転される歯車63と噛み合ってい
る。
【0032】上記構成では、モーター62の駆動によっ
て歯車63が回転されると、歯車63と噛み合うラック
61が移動され、これに伴ってキーボード4が前面パネ
ル5に沿ってスライドされる。
【0033】以上説明したように、本実施形態の医療用
パソコンによれば、第5の実施形態と同様の作用効果を
奏することができるとともに、自動でキーボード4をス
ライドさせることができる。
【0034】図9は本発明の第7の実施形態を示してい
る。なお、第1の実施形態と同一の構成部分については
同一符号を付してその説明を省略する。図示のように、
本実施形態の医療用パソコンのキーボード4は、キーボ
ード本体65とベース66とから成る。ベース66に
は、樹脂材料からなるキャッチ部67が設けられてい
る。また、キーボード本体65の裏面には、キャッチ部
67に着脱自在にクリック装着される取付けバー68が
設けられている。キャッチ部67は、樹脂材料に限ら
ず、例えばゴム部材やステンレス等の金属板バネであっ
ても良い。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同
一である。
【0035】したがって、上記構成の医療用パソコン
は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することがで
きるとともに、キーボード本体65をベース66から引
き抜くことで、キーボード4をパソコン本体2から離れ
た所で使用することができる。
【0036】図10は本発明の第8の実施形態を示して
いる。なお、第1の実施形態と同一の構成部分について
は同一符号を付してその説明を省略する。図示のよう
に、本実施形態の医療用パソコンのキーボード4は、キ
ーボード本体70とベース71とから成る。キーボード
本体70の下部側面には、フック73を有するボタン7
2が設けられている。このボタン72は、樹脂製のバネ
部74によって、内側に押し込まれるように変形可能で
ある。この場合、バネ部74は、樹脂に限らず、例えば
ゴムやステンレス等の金属板バネであっても良い。ま
た、形状も板バネ状以外のコイルバネ形状であっても良
い。一方、ベース71には、フック73が侵入可能な開
口75が形成されている。なお、それ以外の構成は第1
の実施形態と同一である。
【0037】上記構成では、キーボード本体70のボタ
ン72を内側に押し込んでバネ部74を変形させた状態
で、 フック73をベース71の開口75に挿入すると
ともに、この挿入した状態で、ボタン72から手を離せ
ば、バネ部74が元の状態に復元してフック73がベー
ス71の端部100に引掛かり、キーボード本体70が
ベース71に取り付け固定される。また、これと逆の操
作によってキーボード本体70をベース71から取り外
せば、パソコン本体2から離れた所でキーボード4を使
用することができる。したがって、上記構成の医療用パ
ソコンは、第7の実施形態と同様の作用効果を奏するこ
とができる 図11は本発明の第9の実施形態を示している。なお、
第1の実施形態と同一の構成部分については同一符号を
付してその説明を省略する。
【0038】図示のように、本実施形態の医療用パソコ
ンは、キーボード4のケース10の両側面に設けられた
回転軸12に第1の歯車78を有している。また、前面
パネル5には第1のプーリ81が回転自在に設けられて
いる。この第1のプーリ81は、その外周に、第1の歯
車78と噛み合う第2の歯車80を有している。
【0039】また、ディスプレイ3の外枠の両側面の下
部に設けられた回転軸20には、第2のプーリ85が取
り付けられている。そして、ベルト86が第1のプーリ
81と第2のプーリ85とに掛け渡されている。なお、
それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0040】上記構成の医療用パソコンでは、キーボー
ド4を回転軸12を中心に回転させて上方に引き上げる
と、回転軸12の回転に伴って第1の歯車78が回転す
る。これにより、第1の歯車78と噛み合う第2の歯車
80を介して第1のプーリ80が回転し、第1のプーリ
80に掛け渡されたベルト86を介して第2のプーリ8
5が回転する。したがって、第2のプーリ85の回転に
よって、回転軸20が回転し、ディスプレイ3が立ち上
げられる。また、これと逆の動作を行なうことにより、
キーボード4とディスプレイ3とが元の収納位置に回転
される(図1参照)。
【0041】以上説明したように、本実施形態の医療用
パソコンは、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する
とともに、キーボード4とディスプレイ3とが連動して
使用状態にセットされ、また、収納状態にセットされ
る。したがって、パソコンの操作性が向上する。
【0042】図12は本発明の第10の実施形態を示し
ている。なお、本実施形態は第9の実施形態の変形例で
あり、第9の実施形態と同一の構成部分については同一
符号を付してその説明を省略する。
【0043】図示のように、本実施形態の医療用パソコ
ンの前面パネル5には、モーター98によって回転され
る第3の歯車99が回転可能に設けられている。そし
て、第3の歯車99は、第2の歯車80と噛み合ってい
る。
【0044】この構成によれば、 モーター98を駆動
させて第3の歯車99を回転させれば、キーボード4と
ディスプレイ3とを自動的に動かすことができる。な
お、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示すよ
うな各種の構成が得られる。
【0045】1.パソコン本体と、ディスプレイと、キ
ーボードと、 MO(光磁気記憶装置)とを有し、前記
キーボードがMOの蓋を兼ねている医療用パソコン。 2.前記キーボードの開閉機構を有し、MOの使用に際
してキーボードを開閉できる第1項に記載の医療用パソ
コン。 3.前記キーボードの開閉角度の位置決め機構を有する
第2項に記載の医療用パソコン。
【0046】4.前記位置決め機構は、前記キーボード
に付属した切り欠きを有する回転板と、前記切り欠きに
噛み合い且つ前記回転板の回転を規制するフック部材と
から成る第3項に記載の医療用パソコン。 5.前記位置決め機構は、前記キーボードに付属した突
起を有するレール部材と、前記突起に噛み合い且つ前記
レール部材の進退を規制するフック部材とから成る第3
項に記載の医療用パソコン。
【0047】6.前記開閉機構がスライド機構から成る
第2項に記載の医療用パソコン。 7.前記スライド機構は、キーボードとパソコン本体と
に設けられた溝とレール部材とから成る第6項に記載の
医療用パソコン。 8.前記キーボードがパソコン本体に着脱できる第2項
に記載の医療用パソコン。
【0048】9.前記着脱がキーボードとパソコン本体
とに設けられたキャッチ機構によって達成される第8項
に記載の医療用パソコン。 10.前記着脱は、キーボードに設けられた出没自在な
ボタンと、パソコン本体に設けられ前記ボタンを収納す
る収納部とから成る第8項に記載の医療用パソコン。
【0049】11.前記ディスプレイがパソコン本体に
対し折り畳み収納できる第2項に記載の医療用パソコ
ン。 12.前記キーボードの開閉が電動により行なわれる第
2項に記載の医療用パソコン。 13.前記キーボードとディスプレイとが連動して使用
状態および収納状態にセットされる第11項に記載の医
療用パソコン。 14.前記連動が電動で行なわれる第13項に記載の医
療用パソコン。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療用パ
ソコンは、キーボードがMOのディスク挿入口のカバー
を兼ねているため、キーボードの使用時は勿論のこと、
キーボードの未使用時においてもMOに水がかかること
を防止できる。すなわち、MOのディスク挿入口を露出
させることなく使用できる。したがって、水がかかる可
能性のある検査・処置室内に設置可能である。その結
果、検査者は、必要なデータの検索を行なうためにパソ
コンが設置された別の部屋へわざわざ行かないで済む。
つまり、必要に応じていつでも素早くデータを検索で
き、検査効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る医療用パソコン
の収納状態の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る医療用パソコン
の使用状態の一例を示す斜視図である。
【図3】(a)は図1の医療用パソコンの一部断面を有
する平面図、(b)は図1の医療用パソコンの正面図、
(c)は図1の医療用パソコンの一部断面を有する側面
図である。
【図4】(a)は本発明の第2の実施形態に係る医療用
パソコンの一部断面を有する平面図、(b)は(a)の
医療用パソコンの正面図、(c)は(a)の医療用パソ
コンの一部断面を有する側面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る医療用パソコン
の一部断面を有する側面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る医療用パソコン
の一部断面を有する側面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る医療用パソコン
の一部断面を有する側面図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係る医療用パソコン
の一部断面を有する側面図である。
【図9】本発明の第7の実施形態に係る医療用パソコン
の一部断面を有する側面図である。
【図10】本発明の第8の実施形態に係る医療用パソコ
ンの一部断面を有する側面図である。
【図11】本発明の第9の実施形態に係る医療用パソコ
ンの一部断面を有する側面図である。
【図12】本発明の第10の実施形態に係る医療用パソ
コンの一部断面を有する側面図である。
【符号の説明】
1…医療用パソコン 2…パソコン本体 3…ディスプレイ 4…キーボード 7…光磁気記録装置 9…ディスク挿入口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】医療分野において、患者の検査データを
管理するために、パソコンが使用されている。このパソ
コンには、検査終了後に、診断結果等が入力される。近
年、内視鏡検査等で観察画像を記録するため、前記パソ
コンにはMO(光磁気記録装置)が増設されている。そ
して、このMOのディスク挿入口は、従来、外部に露出
した状態となっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の
第1の実施形態を示している。図1および図2に示すよ
うに、本実施形態の医療用パソコン1は、パソコン本体
2と、 ディスプレイ3と、防水型のキーボード4とか
ら成る。パソコン本体2は、前面パネル5と、図示しな
いシャーシと、外装カバー6とを有している。パソコン
本体2には、図示しない電源と、メモリーと、CPU
と、ハードディスク等と、MO(光磁気記録装置)7と
が、前記シャーシ上に位置して内蔵されている。また、
前面パネル5には、電源スイッチ8と、MO7の光ディ
スク挿入口9とが設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】上記構成の医療用パソコンでは、モーター
55の駆動によって歯車56が回転すると、ラックレー
ル53がガイドブロック54に対して進退し、キーボー
ド4が開閉される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】1.パソコン本体と、ディスプレイと、キ
ーボードと、 MO(光磁気記録装置)とを有し、前記
キーボードがMOの蓋を兼ねている医療用パソコン。 2.前記キーボードの開閉機構を有し、MOの使用に際
してキーボードを開閉できる第1項に記載の医療用パソ
コン。 3.前記キーボードの開閉角度の位置決め機構を有する
第2項に記載の医療用パソコン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン本体と、パソコン本体を操作す
    るためのキーボードと、パソコン本体に内蔵され且つ外
    部に露出するディスク挿入口を有する光磁気記録装置と
    を備え、前記キーボードが光磁気記録装置のディスク挿
    入口を覆うカバーとしてパソコン本体に取り付けられる
    ことを特徴とする医療用パソコン。
JP9032180A 1997-02-17 1997-02-17 医療用パソコン Withdrawn JPH10228332A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088039A (ko) * 2001-05-16 2002-11-25 (주)소노스 개인용 컴퓨터의 주변기기형 재택 의료기기
JP2011005241A (ja) * 2009-05-29 2011-01-13 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像表示装置、画像表示方法、表示方法

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KR20020088039A (ko) * 2001-05-16 2002-11-25 (주)소노스 개인용 컴퓨터의 주변기기형 재택 의료기기
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