JP2001054051A - 記録媒体装填機構 - Google Patents

記録媒体装填機構

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JP2001054051A
JP2001054051A JP11228681A JP22868199A JP2001054051A JP 2001054051 A JP2001054051 A JP 2001054051A JP 11228681 A JP11228681 A JP 11228681A JP 22868199 A JP22868199 A JP 22868199A JP 2001054051 A JP2001054051 A JP 2001054051A
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JP11228681A
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English (en)
Inventor
Hisaki Furuyama
久樹 古山
Takayuki Uchiyama
貴之 内山
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体装填後の操作性を向上し、かつイジ
ェクトボタンの破損防止を図る。 【解決手段】 画像記録媒体20が着脱可能に装填され
る装填部と、装填部を覆う閉位置と露出させる開位置と
の間で回動式に開閉可能な蓋部材30と、装填部に装填
されている画像記録媒体20を取り出すために押圧操作
され、非操作時に回動式に折り畳むことが可能なイジェ
クトボタン14とを備えた記録媒体装填機構において、
蓋部材30が閉位置に向けて移動する際にイジェクトボ
タン14と当接してイジェクトボタン14を折り畳む当
接部33を蓋部材30に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録媒体が装
填される装填部、および装填された記録媒体を取り出す
ために操作されるイジェクトボタンを有する記録媒体装
填機構に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラでは、撮像素子であるC
CDに蓄積されたデータを読み出して画像データを形成
し、その画像データをコンパクトフラッシュカード等の
着脱式画像記録媒体に記録し保存する。データが記録さ
れた記録媒体をカメラから取り出し、例えばパソコンに
接続されたカードリーダーに装填することで、画像デー
タが読み込まれ、ディスプレイ画面に画像を表示させる
ことができる。記録媒体のカメラからの取り出しは、ま
ず記録媒体の装填部を覆う蓋を回動させて開き、次いで
装填部の近傍に配置されたイジェクトボタンを押圧操作
することによって行う。イジェクトボタンは、記録媒体
が装填されているときには突出状態を保持し、押圧操作
によってイジェクト動作が行われるとその押圧状態のま
ま保持され、記録媒体を装填するのに伴って突出する。
記録媒体の取り出し時の操作性を考えると、イジェクト
ボタンの突出量は大きい方がよいが、突出量が大きいと
カメラ使用時に邪魔になるという欠点がある。そこで、
イジェクトボタンを折り畳み式とし、記録媒体が装填さ
れている間はこれを折り畳んで収納するようにしたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の折り畳み式イ
ジェクトボタンを有するデジタルカメラでは、記録媒体
の装填操作を行うたびにイジェクトボタンを折り畳み、
しかる後に蓋を閉じるという手順を踏むことになるが、
従来はイジェクトボタンの折り畳み方向が蓋の開閉方向
(回動方向)と一致していないため、操作性が悪いとい
う問題がある。
【0004】本発明の目的は、記録媒体装填後の操作性
の向上を図った記録媒体装填機構を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2に対応づけて説明すると、画像記録媒体20
が着脱可能に装填される装填部11と、装填部11を覆
う閉位置と露出させる開位置との間で回動式に開閉可能
な蓋部材30と、装填部11に装填されている画像記録
媒体20を取り出すために押圧操作され、非操作時に回
動式に折り畳むことが可能なイジェクトボタン14とを
備えた記録媒体装填機構に適用される。そして、イジェ
クトボタン14の折り畳み方向を蓋部材30の閉じ方向
と一致させ、これにより上記問題点を解決する。請求項
2の発明は、画像記録媒体20が着脱可能に装填される
装填部11と、装填部11を覆う閉位置と露出させる開
位置との間で開閉可能な蓋部材30と、装填部11に装
填されている画像記録媒体20を取り出すために押圧操
作され、非操作時に折り畳むことが可能なイジェクトボ
タン14とを備えた記録媒体装填機構に適用される。そ
して、蓋部材30が閉位置に向けて移動する際にイジェ
クトボタン14と当接してイジェクトボタン14を折り
畳む当接部33を蓋部材30に設け、これにより上記問
題点を解決する。請求項3の発明は、蓋部材30の当接
部を弾性体33にて構成したものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図4により本発明をデジタ
ルカメラの記録媒体装填機構に適用した場合の一実施形
態を説明する。図1は本実施形態におけるデジタルカメ
ラの背面図である。カメラ背面には、画像表示用の液晶
モニタ1やファインダ接眼部2などが設けられるととも
に、一端側に記録媒体装填孔(装填部)11が設けられ
ている。装填孔11は、カード状の画像記録媒体20が
装填される縦長の孔部であり、その内部にコネクタ12
が配設されている。コネクタ12は、カメラ内に設けら
れたインターフェース基板13上に実装され、記録媒体
20と電気的導通を図るための接点を有している。
【0008】装填孔11の上方には、装填された記録媒
体20を取り出す際に操作されるイジェクトボタン14
が設けられている。イジェクトボタン14は、図2に示
すようにカメラ内に収納される基部14aと、カメラ背
面から突出する操作部14bとから成り、操作部14b
は基部14aに対して軸X(カメラ上下方向に延在す
る)回りに回動可能とされる。操作部14bを基部14
aと平行になる位置に回動させると、操作部14bの一
端面が基部14aの先端面と当接し、それ以上の回動が
阻止される。これがイジェクトボタン14の操作時の姿
勢である。この姿勢から操作部14bをA方向に約90
度回転させると(折り畳むと)、係合部14cが基部1
4aの係合部14dに係合してそれ以上の回動が阻止さ
れる。これがイジェクトボタン14の収納時の姿勢であ
る。なお図1に示すように、装填孔11の側方には記録
媒体20へのアクセス状態を表示するLED15が設け
られている。
【0009】上述した装填孔11,コネクタ12,イジ
ェクトボタン14およびLED15は、記録媒体20の
着脱を行わないときは蓋30によって覆われる。蓋30
は、カメラ一端にヒンジ31を介して取り付けられ、図
3に示すように上記部材11〜15を覆う閉位置と、図
1に示すようにこれらを露出させる開位置との間で回動
式に開閉可能とされる。蓋30の閉位置への回動方向
は、イジェクトボタン14の折り畳み方向と一致してお
り、閉位置に回動させると、蓋30は不図示のロック機
構によりその位置でロックされる。蓋30には、上述し
たLED15の点灯状態を外部から確認するための確認
窓32が設けられるとともに、内面には板ばね(当接
部)33が取り付けられている。蓋30を閉位置に向け
て回動すると、板ばね33が上記イジェクトボタン14
の操作部14bに当接し、これを折り畳むよう構成され
ている。
【0010】以上のように構成されたデジタルカメラの
記録媒体着脱時の動作を説明する。記録媒体20の装填
にあたり、不図示のロック解除機構により蓋30のロッ
クを解除し、蓋30を開ける。記録媒体非装填時は、イ
ジェクトボタン14は操作時の状態、つまり折り畳まれ
ていない状態でカメラ内に退避している。装填孔11に
記録媒体20を挿入すると、記録媒体20の電気接点が
コネクタ12の接点に係合され、記録媒体20へのデー
タの記録および読み出しが可能となる。また装填動作に
連動して、不図示の機構によりイジェクトボタン14が
突出する。
【0011】その後に蓋30を閉じると、図2に示すよ
うに蓋30の内面に取り付けられた板ばね33がイジェ
クトボタン14の操作部14bの角部に当接し、操作部
14bにA方向の力を与える。ここで、操作部14bを
折り畳むのに必要な力量は、イジェクト操作のためにボ
タン14を押し込むのに必要な力量と比べて遙かに小さ
いので、上記板ばね33の当接によりイジェクト操作が
行われることなく操作部14bがA方向に回動する。操
作部14bは、板ばね33の斜面部33aを摺動しなが
ら同方向に回動を続け、蓋30が閉じ切る前に図示二点
鎖線の状態、つまり折り畳まれた状態になる。それ以降
は板ばね33が蓋30と操作部14bとの間で押しつぶ
され、蓋30が完全に閉じると、板ばね33は押しつぶ
された状態で操作部14bをA方向に押圧する。
【0012】このようにイジェクトボタン14の折り畳
みを蓋30の閉動作によって行うようにしたので、蓋3
0を閉じるのに先立ってイジェクトボタン14を折り畳
む必要がなく、操作性の向上が図れる。さらに板ばね3
3は、当初は蓋30の内面から十分突出しているので操
作部14bを確実に折り畳むことができ、折り畳んだ後
は蓋30と操作部14bとの間で押しつぶされるので、
それ以降の蓋30の閉動作に何ら支障を来すことがな
い。また蓋30が閉じている間は操作部14bは板ばね
33で常にA方向に押圧されているので、振動等によっ
て操作部14bがガタつくことがなく、不快音の発生を
防止できる。また、折り畳まれたイジェクトボタン14
の突出端の位置が記録媒体20の装填孔11からの突出
端位置とほぼ同一となるようにすれば、スペースの有効
利用が図れる。因みに、両突出端位置に著しい差がある
と、突出量の大きい方に合わせて蓋の形状を決定する
か、あるいは蓋の外面を部分的に突出させて突出端の収
納スペースを形成しなければならず、スペース効率が悪
い。
【0013】記録媒体20を取り出す際には、上述と同
様にして蓋30を開け、折り畳まれた状態にあるイジェ
クトボタン14の操作部14bを基部14aと平行にな
るまで起こし、これを図4に示すように押し込む。これ
に連動して不図示の機構により記録媒体20の接点とコ
ネクタ12の接点との係合が解除され、記録媒体20は
カメラ背面から若干突出し、指で容易に取り出し可能な
状態となる。イジェクトボタン14は押し込まれた状態
を保持されるので、その後に蓋30を閉じても蓋30が
イジェクトボタン14に干渉することはない。
【0014】以上では、蓋30がイジェクトボタン14
を折り畳む例を示したが、イジェクトボタン14の折り
畳み方向と蓋30の閉位置への回動方向とが一致すると
いう条件さえ満たせば、イジェクトボタン14を蓋30
とは無関係に折り畳む構成でもよい。この場合は、イジ
ェクトボタン14を折り畳んだ後に蓋30を閉じるとい
う手順を踏むことになるが、連続して2つの部材を回動
操作する場合、互いに異なる方向に操作するよりも同一
方向に操作する構成の方が操作性はよい。また、例えば
図1においてイジェクトボタン14をカメラ上方に回動
させて折り畳むよう構成した場合、折り畳まれた操作部
14bを収納するためのスペースをボタン14の上方に
確保せねばなず、蓋30の上下方向の長さも長くしなけ
ればならない。一方、蓋30の回動方向と同一の方向
(この場合はカメラ横方向)にはスペースに余裕がある
ので、この方向に折り畳むようにすれば蓋30を大型化
する必要はない。
【0015】なお以上では、イジェクトボタン14を折
り畳むための弾性体として板ばねを用いたが、これに代
えて例えばスポンジやその他の弾性体を用いても同様の
作用効果が得られる。また、例えば図5に示すように弾
性体を用いず、蓋30’の内面を直接イジェクトボタン
14の操作部14bに当接させ、これを折り畳むように
構成してもよい。この場合は、蓋30の内面に形成した
斜面30aにより操作部14bを確実に折り畳み位置ま
で回動させるようにすればよい。また以上では、デジタ
ルカメラの記録媒体装填機構について説明したが、画像
記録媒体が着脱可能なものであればそれ以外の装置、例
えばPDAやノートパソコン、あるいはデジタルVTR
等の記録媒体装填機構にも本発明を適用できる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、イジェクトボ
タンの折り畳み方向を蓋部材の閉じ方向と一致させたの
で、イジェクトボタンを操作してから蓋部材を閉じる際
の操作性の向上が図れる。請求項2の発明によれば、蓋
部材が閉位置(記録媒体装填部を覆う位置)に向けて移
動する際に、蓋部材に設けた当接部がイジェクトボタン
に当接してこれを折り畳むようにしたので、蓋部材の閉
操作に先だってイジェクトボタンを折り畳む動作を省略
でき、操作性の向上が図れるとともに、折り畳み忘れに
よるイジェクトボタンの破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体装填機構を備えたデジタ
ルカメラの一実施形態を示す背面図。
【図2】図1のII−II線から見た図。
【図3】蓋30を閉じた状態を示すデジタルカメラの背
面図。
【図4】記録媒体の取り出し操作をカメラ側方から見た
図。
【図5】図2に相当する図であり、蓋の背面に弾性体を
設けない例を示す。
【符号の説明】
11 装填孔 12 コネクタ 14 イジェクトボタン 15 LED 20 画像記録媒体 30 蓋 32 確認窓 33 板ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録媒体が着脱可能に装填される装
    填部と、該装填部を覆う閉位置と露出させる開位置との
    間で回動式に開閉可能な蓋部材と、前記装填部に装填さ
    れている画像記録媒体を取り出すために押圧操作され、
    非操作時に回動式に折り畳むことが可能なイジェクトボ
    タンとを備えた記録媒体装填機構において、 前記イジェクトボタンの折り畳み方向を前記蓋部材の閉
    じ方向と一致させたことを特徴とする記録媒体装填機
    構。
  2. 【請求項2】 画像記録媒体が着脱可能に装填される装
    填部と、該装填部を覆う閉位置と露出させる開位置との
    間で開閉可能な蓋部材と、前記装填部に装填されている
    画像記録媒体を取り出すために押圧操作され、非操作時
    に折り畳むことが可能なイジェクトボタンとを備えた記
    録媒体装填機構において、 前記蓋部材には、前記閉位置に向けて移動する際に前記
    イジェクトボタンと当接して該イジェクトボタンを折り
    畳む当接部が設けられていることを特徴とする記録媒体
    装填機構。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材の当接部が弾性体にて構成さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体装
    填機構。
JP11228681A 1999-08-12 1999-08-12 記録媒体装填機構 Pending JP2001054051A (ja)

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