JPH10228259A - プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法Info
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- JPH10228259A JPH10228259A JP8354891A JP35489196A JPH10228259A JP H10228259 A JPH10228259 A JP H10228259A JP 8354891 A JP8354891 A JP 8354891A JP 35489196 A JP35489196 A JP 35489196A JP H10228259 A JPH10228259 A JP H10228259A
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Abstract
電力の削減を効果的に行うことのできるプラズマディス
プレイパネル表示装置の駆動方法を提供する。 【解決手段】 1フィールドを複数のサブフィールドに
分割して画像信号の中間調表示を行うようにし、サブフ
ィールドをリセット期間とアドレス期間と維持放電期間
とで構成する。画像領域内で、1フィールド中の画像ビ
ット情報を判定し、画像ビット情報が全く存在しない
か、あるいは、予め設定した設定値以下であると判定し
たフィールドに対しては、リセット期間におけるリセッ
ト放電(補助放電)を減衰もしくは停止させる。
Description
レイパネル表示装置に画像表示するためのプラズマディ
スプレイパネル表示装置の駆動方法に係り、特に、表示
放電(表示書き込み放電及び維持放電)を行う以外に、
補助放電(表示放電に直接関係のない補助的な放電)も
行うプラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法に
関する。
(DC)方式と交流(AC)方式の2種類の駆動方式の
違いにより、それぞれパネル構造が異なっている。一般
的に、DC方式は電極が放電空間上に露出しているが、
AC方式は電極が誘電体層で覆われているのが特徴であ
る。AC方式は、誘電体の作用により、放電セル自体に
メモリ機能を有している。これについては、各種の文献
(例えば、日経エレクトロニクス1995年10−23
(no.647)号特集「壁掛けテレビが2000年に
普及へ」等)に記載されているので、ここでは詳細な説
明は省略する。
スプレイパネルの中で、3電極方式の面放電型プラズマ
ディスプレイパネルを簡略的に示した平面図である。図
10において、プラズマディスプレイパネル1は、A1
〜Amで示すアドレス電極2,X電極3,Y1〜Ynで
示すY電極4,放電セル部5,障壁6で構成されてい
る。なお、ここでは簡略化のため、Y電極4の本数nに
対してX電極3の本数を1としているが、X電極3の駆
動条件によっては、Y電極4の本数nに対してX電極3
の本数を複数としても構わない。また、1つの放電セル
部5に斜線を付して図示している。
レイパネル1の断面の一例を示す部分斜視図である。図
11において、放電セル部5は、前面ガラス基板7,X
電極3,Y電極4,誘電体層8,MgO(酸化マグネシ
ウム)保護層9,障壁6,R(赤)蛍光体10(または
G(緑)蛍光体11,B(青)蛍光体12),アドレス
電極2,背面ガラス基板13で囲まれている放電空間で
ある。この放電空間内に、He(ヘリウム),Ne(ネ
オン),Xe(キセノン)等の混合ガスを封入して、ア
ドレス電極2,X電極3,Y電極4との間で放電を起こ
し、この放電によって生じた紫外線で蛍光体10〜12
を励起してR,G,B3原色の発光を得る。
レイパネル1を備えたプラズマディスプレイパネル表示
装置による表示動作を説明するための駆動波形の一例を
示す図である。図12には、A1〜Amなるアドレス電
極2と、XなるX電極3と、Y1〜YnなるY電極4に
供給する駆動波形を示している。この図12に示すよう
に、1サブフィールドは、リセット期間,アドレス期
間,維持放電期間の3種類の期間によって構成されてい
る。なお、サブフィールドとはフィールドの一部を構成
するものであり、これについては後に詳述する。
番に説明する。この例におけるリセット期間では、全
画面一括消去,全画面一括書き込み,全画面一括消
去の3段階の放電が順になされる。このリセット期間に
おける放電はリセット放電と称され、表示放電とは直接
的に関係ない補助放電である。このように、リセット期
間が3段階の動作によって構成されている主な理由は、
リセット期間の次のアドレス期間における表示書き込み
放電を安定化させるためと、駆動ドライバICの消費電
力を抑え、低いアドレス電圧で高速に表示書き込み放電
させるためである。
ールドでの維持放電期間における表示状態、即ち、全画
面に対する放電している放電セル部5の割合等による壁
電荷の影響を受けないようにするために、X電極3に、
壁電荷の残留分のみを消去する電圧Veなるイレーズパ
ルスを印加し、全ての放電セル部5に対して消去放電を
行う。なお、このイレーズパルスは、壁電荷の残留分の
みを消去することが目的であるので、例えば、図12に
示すイレーズパルスよりも高い電圧で幅の細いパルス等
でも同様の効果がある。
Y1〜Ynの全てのY電極4に、その電圧のみで放電が
開始する電圧Vwなるライトパルスを印加し、全ての放
電セル部5のX電極3とY電極4との間で強制的に書き
込み放電を行う。このとき、アドレス電極2がX電極3
と同電位(0V)になっているため、アドレス電極2と
X電極3とにイオンが2分され、イオンはそれぞれの電
極の表面に蓄積する。一方、Y電極4には、アドレス電
極2上のイオン数とX電極3上のイオン数との合計数の
電子が表面に蓄積する。
びX電極3にイレーズパルスを印加し、リセット期間の
次のアドレス期間における表示書き込み放電に不要な分
だけの壁電荷を消去する消去放電を全ての放電セル部5
に対して行う。この消去放電後も、アドレス電極2上の
蛍光体表面にはイオンが残留し、Y電極4上にはアドレ
ス電極2上のイオンと同数の電子が残留している状態が
持続される。
レス期間の表示動作について説明する。まず、アドレス
電極2では、表示ライン数にあたるn行分の画像ビット
情報を、Y1行から1行ずつシリアルデータとして順に
出力する。このとき、各アドレス電極A1〜Amでは、
表示させる放電セル部5のみにアドレスパルスを選択的
に印加する。一方、X電極3には、アドレス期間中、ア
ドレス期間の次の維持放電期間で印加するサステインパ
ルス(維持パルス)と同電位のVsなる電圧で固定させ
るサステイン電圧ホールドパルスが印加される。なお、
サステインパルスの電圧値は、リセット期間後に残留し
ている壁電荷と電圧Vsの合計電圧では放電が開始しな
い電圧値に設定する。
どでは、アドレスパルスと同電位のVaなる電圧で固定
されているが、アドレス電極に印加されるシリアルデー
タに対応して、Y電極4における電極Y1から電極Yn
に向かって1行ずつ順番に、アドレスパルスと同位相
で、0Vの電圧にするスキャンパルスが印加される。こ
れにより、アドレス電極2にアドレスパルスが印加され
ると共に、Y電極4にスキャンパルスが印加されている
場合にのみ、電圧Vaが、リセット期間後に残留してい
る壁電荷に重畳されて放電開始電圧以上になるため表示
書き込み放電が起こり、画像ビット情報が書き込まれ
る。また、このときにリセット期間における上記の全
画面一括書き込み時と同様に放電セル部5内に壁電荷が
残留する。
電極3に放電を維持させるためのサステインパルスを交
互に印加する。このとき、アドレス電極2は0Vに固定
しているが、アドレス期間において画像ビット情報が書
き込まれた放電セル部5に残留している壁電荷の量とサ
ステインパルスのみで再放電(維持放電)する。従っ
て、維持放電期間では、アドレス期間で画像ビット情報
が書き込まれた放電セル部5のみ、サステインパルスを
印加した回数だけ放電が持続する。このように、AC方
式プラズマディスプレイパネルには、セル自体に壁電荷
を残留させることにより、パネルにメモリ機能を持たせ
ることができる。
ィールド分割による中間調表示をする場合の動作の一例
を示す図である。図13における縦軸Y1〜Ynは表示
ライン数を示しており、横軸は時間軸を表している。図
13では、256階調(8ビット)を得るために、1フ
ィールド(16.6ms)を輝度の相対比が異なる8個
のサブフィールド(SF1〜SF8)に分割し、画像ビ
ット情報のLSB(最下位ビット)からMSB(最上位
ビット)まで順番にサブフィールドを構成している。こ
のように、1フィールドをM個のサブフィールドに分割
して、画像ビット情報に基づいたビットの重み付けによ
る視覚的な積分効果を利用して、2のM乗の階調をプラ
ズマディスプレイパネル1に画像表現している。
に、リセット期間,アドレス期間,維持放電期間で構成
される。サブフィールド毎に維持放電期間の長さが異な
っているのは、ビットの重み付けに相当した維持パルス
(サステインパルス)数を印加しているためである。実
際に印加される維持パルス数は、LSBより、1,2,
4,…,128であり、発光輝度を稼ぐためにさらにそ
のN倍(Nは正の整数)のパルス数を印加している。
プレイパネル表示装置の駆動方法を体系的に示す図であ
る。図14は、図12に示す従来の駆動方法で図13に
示すサブフィールド分割による中間調表示を行う際、プ
ラズマディスプレイパネル表示装置で表示する全ての有
効画像領域内において、1フィールド全ての画像ビット
情報が全く存在しない場合の、各電極2〜4に供給する
パルスの供給状況を簡略的に示している。また、図15
は、1フィールド中のある特定のサブフィールドの画像
ビット情報が全く存在しない場合の一例である。
リセット期間、ADRはアドレス期間、SUSは維持放
電期間である。A1〜Amで示されるアドレス電極2に
おいては、アドレスパルスの有無を“有”,“無”で表
し、Xで示されるX電極3及びY1〜Ynで示されるY
電極4においては、駆動パルス(イレーズパルス,ライ
トパルス,サステイン電圧ホールドパルス,スキャンパ
ルス,サステインパルス)の有を“○”で表している。
画像ビット情報が全く存在しない場合には、アドレス期
間においてアドレス電極2に供給されるべきアドレスパ
ルスは全く印加されない。そのため、X電極3やY電極
4にサステイン電圧ホールドパルスやスキャンパルスが
供給されても、表示書き込み放電は起こらない。また、
表示書き込み放電が起こらないため、維持放電期間にお
いてX電極3やY電極4にサステインパルスが供給され
ても、維持放電(再放電)は起こらない。
ドSF1のみ画像ビット情報が全く存在しない場合に
は、サブフィールドSF1では、アドレス期間において
アドレス電極2に供給されるべきアドレスパルスは全く
印加されない。そのため、X電極3やY電極4にサステ
イン電圧ホールドパルスやスキャンパルスが供給されて
も、表示書き込み放電は起こらない。また、表示書き込
み放電が起こらないため、維持放電期間においてX電極
3やY電極4にサステインパルスが供給されても、維持
放電(再放電)は起こらない。
分かるように、AC方式プラズマディスプレイパネルの
中で3電極方式の面放電型プラズマディスプレイパネル
1を駆動する場合には、放電セル部5内で表示書き込み
放電及び維持放電以外にも、各サブフィールドのリセッ
ト期間において、全画面書き込み放電及び全画面消去放
電を毎回必ず行うため、これがコントラストを著しく低
下させてしまうという問題点があった。この問題点に対
して、リセット期間における全画面書き込み放電あるい
は全画面消去放電の回数を減少する等してコントラスト
を改善しているものや、白ピーク輝度を上げることによ
って見かけ上コントラスト比を上げる等の提案がされて
いるが、根本的な解決方法ではない。
は、シーンチェンジのときや同期信号のみが入力されて
画像信号が無信号のとき等では、特に黒浮きが目立つた
め、著しく表示品質を低下させてしまうという問題点も
ある。また、この問題点は上記AC方式のパネルに限ら
ず、同一放電セル部内で表示書き込み放電や維持放電を
行う以外に表示放電に直接関係のない補助的な放電も行
うプラズマディスプレイパネルでは例外なく全ての場合
に共通して全く同様に存在する。
ネルの中で、表示書き込み放電及び維持放電を行う表示
セル以外に、表示放電に直接関係のない補助的な放電を
行う補助セルを設けているプラズマディスプレイパネル
では、補助セルをブラックマトリクスすることによって
黒レベルを真っ黒にすることができる。このように、コ
ントラストの改善、特に、黒レベルを改善することが、
補助セルを設けていないプラズマディスプレイパネルに
とって必須の課題である。
ものであり、表示放電(表示書き込み放電及び維持放
電)を行う以外に、補助放電(表示放電に直接関係のな
い補助的な放電)も行うプラズマディスプレイパネルに
おいて、黒レベルを下げると共に、コントラストの向上
や消費電力の削減を効果的に行うことのできるプラズマ
ディスプレイパネル表示装置の駆動方法を提供すること
を目的とする。
の技術の課題を解決するため、(1)1フィールドを複
数のサブフィールドに分割して画像信号の中間調表示を
行うようにし、前記サブフィールドを前記中間調表示に
は直接関わらない放電を行う第1の期間と前記中間調表
示に関わる放電を行う第2の期間とで構成するプラズマ
ディスプレイパネル表示装置の駆動方法において、前記
プラズマディスプレイパネル表示装置で表示する画像領
域内で、1フィールド中の画像ビット情報を判定すると
共に、前記画像ビット情報が全く存在しないか、あるい
は、予め設定した設定値以下であると判定したフィール
ドに対しては、前記第1の期間における放電を減衰もし
くは停止させることを特徴とするプラズマディスプレイ
パネル表示装置の駆動方法を提供し、(2)1フィール
ドを複数のサブフィールドに分割して画像信号の中間調
表示を行うようにし、前記サブフィールドを前記中間調
表示には直接関わらない放電を行う第1の期間と前記中
間調表示に関わる放電を行う第2の期間とで構成するプ
ラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法におい
て、前記プラズマディスプレイパネル表示装置で表示す
る画像領域内で、1サブフィールド中の画像ビット情報
を判定すると共に、前記画像ビット情報が全く存在しな
いと判定したサブフィールドに対しては、前記第1の期
間における放電を減衰もしくは停止させることを特徴と
するプラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法を
提供するものである。
レイパネル表示装置の駆動方法について、添付図面を参
照して説明する。図1は本発明の駆動方法による表示動
作を説明するための駆動波形の一例を示す図、図2は本
発明の駆動方法の第1実施例を体系的に示す図、図3は
本発明の駆動方法の第1実施例でサブフィールド分割に
よる中間調表示をする場合の動作の一例を示す図、図4
は本発明の駆動方法の第1実施例を実現するためのプラ
ズマディスプレイパネル表示装置の一構成例を示すブロ
ック図、図5は図4のさらに詳細な構成を示すブロック
図、図6は本発明の駆動方法の第2実施例を体系的に示
す図、図7は本発明の駆動方法の第2実施例でサブフィ
ールド分割による中間調表示をする場合の動作の一例を
示す図、図8は本発明の駆動方法の第2実施例を実現す
るためのプラズマディスプレイパネル表示装置の一構成
例を示すブロック図、図9は図8のさらに詳細な構成を
示すブロック図である。
ィスプレイパネル表示装置の駆動方法の第1実施例につ
いて説明する。本発明の第1実施例の駆動方法を実現す
るプラズマディスプレイパネルは図10,図11と同様
である。
放電に関わる表示書き込み放電や維持放電が起こらなく
ても、各サブフィールドのリセット期間において、X電
極3とY電極4との間で全画面消去や全画面書き込みを
毎回必ず行うため、表示放電の有無に関わらず各サブフ
ィールド毎に放電セル部5においてリセット放電(全画
面消去や全画面書き込み)による発光が起きることにな
る。そこで、1フィールド全ての画像ビット情報が全く
存在しない入力画像内容、即ち、シーンチェンジ時や同
期信号のみが入力されて画像信号が無信号時等の状態を
検出して、この状態に該当する場合にはリセット期間に
おけるリセット放電を減衰もしくは停止させるようにす
る。
1実施例について体系的に説明する。図2において、R
STはリセット期間、ADRはアドレス期間、SUSは
維持放電期間である。A1〜Amで示されるアドレス電
極2においては、アドレスパルスの有無を“有”,
“無”で表し、Xで示されるX電極3及びY1〜Ynで
示されるY電極4においては、駆動パルス(イレーズパ
ルス,ライトパルス,サステイン電圧ホールドパルス,
スキャンパルス,サステインパルス)の有無を“○”,
“×”で表している。この図2より分かるように、1フ
ィールド全ての画像ビット情報が全く存在しない状態を
検出したときには、リセット期間において、一例として
X電極3及びY電極4への駆動パルス(イレーズパル
ス,ライトパルス)の供給を停止することにより、X電
極3とY電極4との間で放電させるリセット放電を全て
停止させる。
期間において各電極3,4に供給されるべき全てのパル
スを停止させて、強制的にパルスを何も印加しない状態
にする。この図1に示す駆動方法によると、図13と同
様に、256階調(8ビット)を得るために、1フィー
ルド(16.6ms)を輝度の相対比が異なる8個のサ
ブフィールド(SF1〜SF8)に分割し、画像ビット
情報のLSB(最下位ビット)からMSB(最上位ビッ
ト)まで順番にサブフィールドを構成すると、図3に示
すように、各サブフィールドにおけるリセット期間は全
て休止期間となる。なお、図3においては、サブフィー
ルドSF7のリセット期間について休止期間と示してい
るが、他のサブフィールドSF1〜SF6,SF8のリ
セット期間も休止期間である。
プラズマディスプレイパネル表示装置の構成について、
図4及び図5を用いて説明する。図4において、フレー
ムメモリ14には例えば8ビットのデジタル信号に変換
された画像信号(R,G,B信号)が入力される。フレ
ームメモリ14は2つのフィールドメモリで構成されて
おり、1フィールド毎に書き込みと読み出しが交互に切
り替わる。なお、画像信号の信号形態がR,G,B信号
別々の3系統となっている場合には、フレームメモリ1
4は3つ必要であり、R,G,B信号が複合されて1系
統となっている場合には、フレームメモリ14は1つで
構成される。メモリ書き込み制御回路15は、フレーム
メモリ14に書き込み制御信号を入力して画像信号のフ
レームメモリ14への書き込みを制御する。メモリ読み
出し制御回路16は、フレームメモリ14に読み出し制
御信号を入力してフレームメモリ14からのサブフィー
ルド画像ビット信号の読み出しを制御する。
データ信号であるサブフィールド画像ビット信号は、ア
ドレス電極駆動回路18に入力される。駆動パルス発生
回路17は、プラズマディスプレイパネル1を駆動する
ために、各電極2〜4へ供給する各種駆動パルスを発生
する。即ち、駆動パルス発生回路17は、アドレス電極
駆動回路18にアドレス電極駆動パルスを供給し、X電
極駆動回路19にX電極駆動パルスを供給し、Y電極駆
動回路20にY電極駆動パルスを供給する。アドレス電
極駆動回路18,X電極駆動回路19,Y電極駆動回路
20は、それぞれの駆動パルスを高圧パルスに変換して
各電極2〜4に供給する。これによって、プラズマディ
スプレイパネル1は駆動される。
像信号は、フィールド画像情報判定回路21にも入力さ
れる。フィールド画像情報判定回路21は、フレームメ
モリ14に入力される画像信号のプラズマディスプレイ
パネル1で表示する全ての有効画像領域において、予め
設定された階調(例えば、階調1)以上の画像レベルの
信号があるかないかを判定し、そのフィールド画像情報
をリセット期間駆動パルス一括停止回路22及び駆動パ
ルス発生回路17に入力する。
は、フィールド画像情報判定回路21によりフィールド
画像情報が予め設定された階調に達しないと判定してい
る間は、リセット期間で各電極3,4に供給される全て
の駆動パルスを強制的に停止させるリセット期間駆動パ
ルス一括停止信号を駆動パルス発生回路17に供給す
る。これによって、1フィールド中の画像ビット情報が
全く存在しないと判定したフィールドに対しては、リセ
ット期間におけるリセット放電が停止させられる。
フィールド中の画像ビット情報が全く存在しないと判定
したフィールドに対しては、リセット期間におけるリセ
ット放電を停止するよう構成しているが、1フィールド
中の画像ビット情報が予め設定した設定値以下であると
判定したフィールドに対して、リセット期間におけるリ
セット放電を停止するよう構成してもよい。即ち、リセ
ット期間におけるリセット放電時の輝度よりも暗い画像
や、リセット放電時の輝度より若干明るい程度の暗い画
像の場合には、リセット期間におけるリセット放電を停
止してもよい。少なくとも、1フィールド中の画像ビッ
ト情報が全く存在しないフィールド及びリセット期間に
おけるリセット放電時の輝度よりも暗い画像であるフィ
ールドに対しては、リセット期間におけるリセット放電
を停止する。
は、一例として図5に示すように、比較回路211,J
Kフリップフロップ212,Dフリップフロップ213
を備えて構成される。比較回路211の端子Aにはフレ
ームメモリ14に入力される画像信号が入力され、端子
Bには基準値が入力される。この基準値は、1フィール
ド中の画像ビット情報が存在するかしないかを判定する
のであれば01H(Hは16進数を表す)であり、予め
設定した設定値以下であるか否かを判定するのであれ
ば、その設定値に応じた値となる。
タが端子Bに入力された基準値よりも大きければ端子Y
よりハイの信号を出力する。JKフリップフロップ21
2の端子Jには比較回路211の出力が入力され、端子
Kには垂直同期パルスVDが入力され、また、クロック
端子には書き込みクロックCKWが入力される。なお、
ここでは図示を省略しているが、この書き込みクロック
CKWはフレームメモリ14にも供給され、フレームメ
モリ14に入力される画像信号の書き込み用クロックと
して使用される。JKフリップフロップ212は、1フ
ィールドの期間において、一旦、端子Jにハイの信号が
入力されると、そのフィールドの期間は端子Qからの出
力をハイに保持する。
リップフロップ213の端子Dに入力される。Dフリッ
プフロップ213のクロック端子には垂直同期パルスV
Dが入力される。このDフリップフロップ213はディ
レイ素子として動作するものであり、JKフリップフロ
ップ212の出力を1フィールド遅延して出力する。即
ち、Dフリップフロップ213の端子Qからの出力は、
1フィールド中の画像ビット情報が存在するか、もしく
は、予め設定した設定値を越えればハイであり、1フィ
ールド中の画像ビット情報が全く存在しないか、もしく
は、予め設定した設定値以下であれば、ローとなる。な
お、画像信号はフレームメモリ14によって1フィール
ド遅延され、フィールド画像情報判定回路21によって
判定されたフィールド画像情報もDフリップフロップ2
13によって1フィールド遅延されることになるので、
画像信号とフィールド画像情報とが同期している。
のようにリセット期間駆動パルス一括停止回路22に入
力されるので、1フィールド中の画像ビット情報が全く
存在しないか、あるいは、予め設定した設定値以下であ
ると判定したフィールドに対しては、リセット期間にお
けるリセット放電を停止することができる。
セット期間駆動パルス一括停止回路22によって、リセ
ット期間の駆動パルス(イレーズパルス,ライトパル
ス)を一括して停止させてリセット期間の放電を停止さ
せるように構成しているが、黒レベルを下げてコントラ
ストを向上させることが目的であるので、リセット期間
の放電を減衰させるだけでも、その目的を達成すること
ができる。
因は、リセット期間に全画面書き込み放電を起こすため
の電圧値の大きいライトパルスであるので、このライト
パルスだけを停止させても黒レベルを十分下げることが
できる。上記のように、フィールド画像情報判定回路2
1の出力であるフィールド画像情報は、駆動パルス発生
回路17にも入力されているので、リセット期間の駆動
パルスの一部のみを停止させてリセット期間の放電を減
衰させる場合には、駆動パルス発生回路17がその停止
させる対象となっているパルスを発生しないようにすれ
ばよい。
期間駆動パルス一括停止回路22によってリセット期間
の駆動パルスを停止させることなく実現することもでき
る。即ち、フィールド画像情報判定回路21より出力さ
れるフィールド画像情報をX電極駆動回路19やY電極
駆動回路20に入力し、X電極駆動回路19やY電極駆
動回路20において高圧パルスの電圧値を下げたり、あ
るいは完全に0とすることによって、リセット期間の放
電を停止もしくは減衰させることができる。これによっ
て、本発明の目的を達成することができる。
(あるいは所定レベル以下)の状態のときに発生してい
た放電セル部5の表示放電に直接関係しない補助的な放
電(リセット放電)を全てなくすか、減衰させることが
できる。よって、黒浮きが抑えられ、コントラスト感も
高まり、その分、表示品位が向上する。また、表示放電
に直接寄与しない無駄な消費電力も減少させることがで
きる。
ィスプレイパネル表示装置の駆動方法の第2実施例につ
いて説明する。本発明の第2実施例の駆動方法を実現す
るプラズマディスプレイパネルは図10,図11と同様
である。本発明の第2実施例では、ある特定の試験信
号、パソコン入力信号やアニメーションの画像等のよう
に、1フィールド中のある特定のサブフィールド画像の
ビット情報が全く存在しない場合には、そのサブフィー
ルドのリセット期間におけるリセット放電を減衰もしく
は停止させるようにする。
2実施例について体系的に説明する。図6において、R
STはリセット期間、ADRはアドレス期間、SUSは
維持放電期間である。A1〜Amで示されるアドレス電
極2においては、アドレスパルスの有無を“有”,
“無”で表し、Xで示されるX電極3及びY1〜Ynで
示されるY電極4においては、駆動パルス(イレーズパ
ルス,ライトパルス,サステイン電圧ホールドパルス,
スキャンパルス,サステインパルス)の有無を“○”,
“×”で表している。図6は、プラズマディスプレイパ
ネル表示装置で表示する全ての有効画像領域内におい
て、サブフィールドSF1のみ画像ビット情報が全く存
在しない場合を示している。
ドにおける画像ビット情報が全く存在しない状態を検出
したときには、リセット期間において、一例としてX電
極3及びY電極4への駆動パルス(イレーズパルス,ラ
イトパルス)の供給を停止することにより、X電極3と
Y電極4との間で放電させるリセット放電を全て停止さ
せる。
ないサブフィールドSF1においては、図1に示すよう
に、リセット期間において各電極3,4に供給されるべ
き全てのパルスを停止させて、強制的にパルスを何も印
加しない状態にする。画像ビット情報が存在する他のサ
ブフィールドSF2〜SF8においては、従来と同様、
図12に示すように、リセット期間においても各電極
3,4にパルスを供給する。
3と同様に、256階調(8ビット)を得るために、1
フィールド(16.6ms)を輝度の相対比が異なる8
個のサブフィールド(SF1〜SF8)に分割し、画像
ビット情報のLSB(最下位ビット)からMSB(最上
位ビット)まで順番にサブフィールドを構成すると、図
7に示すように、各サブフィールドにおけるリセット期
間は、画像ビット情報が全く存在しないサブフィールド
SF1では休止期間となり、他のサブフィールドSF2
〜SF8では従来通りのリセット期間となる。
プラズマディスプレイパネル表示装置の構成について、
図8及び図9を用いて説明する。図8において、フレー
ムメモリ14には例えば8ビットのデジタル信号に変換
された画像信号(R,G,B信号)が入力される。フレ
ームメモリ14は2つのフィールドメモリで構成されて
おり、1フィールド毎に書き込みと読み出しが交互に切
り替わる。なお、画像信号の信号形態がR,G,B信号
別々の3系統となっている場合には、フレームメモリ1
4は3つ必要であり、R,G,B信号が複合されて1系
統となっている場合には、フレームメモリ14は1つで
構成される。メモリ書き込み制御回路15は、フレーム
メモリ14に書き込み制御信号を入力して画像信号のフ
レームメモリ14への書き込みを制御する。メモリ読み
出し制御回路16は、フレームメモリ14に読み出し制
御信号を入力してフレームメモリ14からのサブフィー
ルド画像ビット信号の読み出しを制御する。
データ信号であるサブフィールド画像ビット信号は、ア
ドレス電極駆動回路18に入力される。駆動パルス発生
回路17は、プラズマディスプレイパネル1を駆動する
ために、各電極2〜4へ供給する各種駆動パルスを発生
する。即ち、駆動パルス発生回路17は、アドレス電極
駆動回路18にアドレス電極駆動パルスを供給し、X電
極駆動回路19にX電極駆動パルスを供給し、Y電極駆
動回路20にY電極駆動パルスを供給する。アドレス電
極駆動回路18,X電極駆動回路19,Y電極駆動回路
20は、それぞれの駆動パルスを高圧パルスに変換して
各電極2〜4に供給する。これによって、プラズマディ
スプレイパネル1は駆動される。
像信号は、サブフィールド画像ビット情報判定回路23
にも入力される。サブフィールド画像ビット情報判定回
路23は、フレームメモリ14に入力される画像信号の
プラズマディスプレイパネル1で表示する全ての有効画
像領域において、それぞれのサブフィールド毎に、画像
ビット情報があるかないかを判定し、そのサブフィール
ド画像ビット情報をリセット期間駆動パルス一括停止回
路22及び駆動パルス発生回路17に入力する。
は、サブフィールド画像ビット情報判定回路23により
画像ビット情報がないと判定したサブフィールドに対し
ては、リセット期間で各電極3,4に供給される全ての
駆動パルスを強制的に停止させるリセット期間駆動パル
ス一括停止信号を駆動パルス発生回路17に供給する。
これによって、画像ビット情報が全く存在しないと判定
したサブフィールドに対しては、リセット期間における
リセット放電が停止させられる。
定回路23は、一例として図9に示すように、8個のJ
Kフリップフロップ231,Dフリップフロップ23
2,セレクタ233を備えて構成される。なお、JKフ
リップフロップ231は、本実施例では1フィールドを
8サブフィールドに分割しているので8個であり、1フ
ィールドにおけるサブフィールドの数に応じた個数とな
る。JKフリップフロップ231の端子Jには、MSB
からLSBのそれぞれのビットのデータが入力され、端
子Kには垂直同期パルスVDが入力され、また、クロッ
ク端子には書き込みクロックCKWが入力される。な
お、ここでは図示を省略しているが、この書き込みクロ
ックCKWはフレームメモリ14にも供給され、フレー
ムメモリ14に入力される画像信号の書き込み用クロッ
クとして使用される。
ルドの期間において、一旦、端子Jにハイの信号が入力
されると、そのフィールドの期間は端子Qからの出力を
ハイに保持する。8個のJKフリップフロップ231の
それぞれの出力はDフリップフロップ232の端子D1
〜D8に入力される。Dフリップフロップ232のクロ
ック端子には垂直同期パルスVDが入力される。このD
フリップフロップ232はディレイ素子として動作する
ものであり、JKフリップフロップ231の出力を1フ
ィールド遅延して出力する。即ち、Dフリップフロップ
232の端子Q1〜Q8からの出力は、サブフィールド
の画像ビット情報が存在すればハイであり、サブフィー
ルドの画像ビット情報が全く存在しなければ、ローとな
る。
タ233の端子SF1〜SF8に入力される。セレクタ
233には、メモリ読み出し制御回路16よりメモリ読
み出し制御信号が入力される。このメモリ読み出し制御
信号によって、セレクタ233より、フレームメモリ1
4より出力されるサブフィールド画像ビット信号に合わ
せたサブフィールドの画像ビット情報が選択的に出力さ
れる。なお、画像信号はフレームメモリ14によって1
フィールド遅延され、サブフィールド画像ビット情報判
定回路23によって判定されたサブフィールドの画像ビ
ット情報もDフリップフロップ232によって1フィー
ルド遅延されることになるので、画像信号とサブフィー
ルドの画像ビット情報とが同期している。
セット期間駆動パルス一括停止回路22に入力されるの
で、画像ビット情報が全く存在しないサブフィールドに
対しては、リセット期間におけるリセット放電を停止す
ることができる。
セット期間駆動パルス一括停止回路22によって、リセ
ット期間の駆動パルス(イレーズパルス,ライトパル
ス)を一括して停止させてリセット期間の放電を停止さ
せるように構成しているが、黒レベルを下げてコントラ
ストを向上させることが目的であるので、リセット期間
の放電を減衰させるだけでも、その目的を達成すること
ができる。
因は、リセット期間に全画面書き込み放電を起こすため
の電圧値の大きいライトパルスであるので、このライト
パルスだけを停止させても黒レベルを十分下げることが
できる。上記のように、サブフィールド画像ビット情報
判定回路23の出力であるサブフィールドの画像ビット
情報は、駆動パルス発生回路17にも入力されているの
で、リセット期間の駆動パルスの一部のみを停止させて
リセット期間の放電を減衰させる場合には、駆動パルス
発生回路17がその停止させる対象となっているパルス
を発生しないようにすればよい。
期間駆動パルス一括停止回路22によってリセット期間
の駆動パルスを停止させることなく実現することもでき
る。即ち、サブフィールド画像ビット情報判定回路23
より出力されるサブフィールド画像情報をX電極駆動回
路19やY電極駆動回路20に入力し、X電極駆動回路
19やY電極駆動回路20において高圧パルスの電圧値
を下げたり、あるいは完全に0とすることによって、リ
セット期間の放電を停止もしくは減衰させることができ
る。これによって、本発明の目的を達成することができ
る。
において、入力画像ビット情報が全く存在しないときに
発生していた放電セル部5の表示放電に直接関係しない
補助的な放電(リセット放電)を全てなくすか、減衰さ
せることができる。よって、黒浮きが抑えれ、コントラ
スト感も高まり、その分、表示品位が向上する。また、
表示放電に直接寄与しない無駄な消費電力も減少させる
ことができる。
ィスプレイパネル1を備えたプラズマディスプレイパネ
ル表示装置について説明したが、本発明の駆動方法は、
DC方式プラズマディスプレイパネルを備えたプラズマ
ディスプレイパネル表示装置を含め、表示放電(表示書
き込み放電及び維持放電)を行う以外に、補助放電(表
示放電に直接関係のない補助的な放電)も行うプラズマ
ディスプレイパネル表示装置の全てに対して適用するこ
とができる。
ドに分割して画像信号の中間調表示を行うようにし、そ
のサブフィールドを中間調表示には直接関わらない放電
を行う第1の期間と中間調表示に関わる表示放電を行う
第2の期間とで構成するプラズマディスプレイパネル表
示装置に対しては、本発明の駆動方法を適用することが
できる。なお、本実施例では、リセット期間が中間調表
示には直接関わらない放電を行う第1の期間に相当し、
アドレス期間及び維持放電期間が中間調表示に関わる表
示放電を行う第2の期間に相当する。さらに、この第1
の期間と第2の期間とが、それらの一部で重なっていた
り、あるいは、第1の期間と第2の期間とが交互となっ
たり、もしくは、第1の期間と第2の期間とが混在する
ように駆動するプラズマディスプレイパネル表示装置に
対しても、本発明の駆動方法を適用することができる。
ラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法は、プラ
ズマディスプレイパネル表示装置で表示する画像領域内
で、1フィールド中の画像ビット情報を判定すると共
に、画像ビット情報が全く存在しないか、あるいは、予
め設定した設定値以下であると判定したフィールドに対
しては、中間調表示には直接関わらない放電を行う期間
における放電を減衰もしくは停止させるようにしたり、
1サブフィールド中の画像ビット情報を判定すると共
に、画像ビット情報が全く存在しないと判定したサブフ
ィールドに対しては、中間調表示には直接関わらない放
電を行う期間における放電を減衰もしくは停止させるよ
う構成したので、シーンチェンジのときや同期信号のみ
が入力されて画像信号が無信号の場合や、全体的に非常
に暗い画像信号の場合には、黒レベルを下げることがで
き、コントラストが向上して表示画像品位を向上させる
ことができる。また、消費電力を効果的に削減すること
ができる。
形の一例を示す図である。
る中間調表示をする場合の動作の一例を示す図である。
ディスプレイパネル表示装置の一構成例を示すブロック
図である。
る。
る中間調表示をする場合の動作の一例を示す図である。
ディスプレイパネル表示装置の一構成例を示すブロック
図である。
る。
パネルを簡略的に示す平面図である。
パネルの断面の一例を示す部分斜視図である。
波形の一例を示す図である。
示をする場合の動作の一例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】1フィールドを複数のサブフィールドに分
割して画像信号の中間調表示を行うようにし、前記サブ
フィールドを前記中間調表示には直接関わらない放電を
行う第1の期間と前記中間調表示に関わる放電を行う第
2の期間とで構成するプラズマディスプレイパネル表示
装置の駆動方法において、 前記プラズマディスプレイパネル表示装置で表示する画
像領域内で、1フィールド中の画像ビット情報を判定す
ると共に、前記画像ビット情報が全く存在しないか、あ
るいは、予め設定した設定値以下であると判定したフィ
ールドに対しては、前記第1の期間における放電を減衰
もしくは停止させることを特徴とするプラズマディスプ
レイパネル表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】1フィールドを複数のサブフィールドに分
割して画像信号の中間調表示を行うようにし、前記サブ
フィールドを前記中間調表示には直接関わらない放電を
行う第1の期間と前記中間調表示に関わる放電を行う第
2の期間とで構成するプラズマディスプレイパネル表示
装置の駆動方法において、 前記プラズマディスプレイパネル表示装置で表示する画
像領域内で、1サブフィールド中の画像ビット情報を判
定すると共に、前記画像ビット情報が全く存在しないと
判定したサブフィールドに対しては、前記第1の期間に
おける放電を減衰もしくは停止させることを特徴とする
プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法。 - 【請求項3】前記第1の期間における前記放電を行うた
めのパルスの少なくとも一部を停止させることによっ
て、前記放電を減衰もしくは停止させることを特徴とす
る請求項1もしくは2のいずれかに記載のプラズマディ
スプレイパネル表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8354891A JPH10228259A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-20 | プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34677996 | 1996-12-10 | ||
JP8-346779 | 1996-12-10 | ||
JP8354891A JPH10228259A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-20 | プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228259A true JPH10228259A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=26578346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8354891A Pending JPH10228259A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-20 | プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10228259A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2373913A (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-02 | Samsung Sdi Co Ltd | Method for driving plasma display panel in which reset discharge is selectively performed |
JP2002328648A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Nec Corp | Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法および駆動装置 |
US7023406B1 (en) | 1999-05-14 | 2006-04-04 | Nec Corporation | Method and apparatus for enhancing peak luminance on plasma display panel |
US7391390B2 (en) | 2003-10-16 | 2008-06-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display panel driving method and device |
US20090267974A1 (en) * | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Pioneer Corporation | Method for driving plasma display panel |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8354891A patent/JPH10228259A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023406B1 (en) | 1999-05-14 | 2006-04-04 | Nec Corporation | Method and apparatus for enhancing peak luminance on plasma display panel |
GB2373913A (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-02 | Samsung Sdi Co Ltd | Method for driving plasma display panel in which reset discharge is selectively performed |
GB2373913B (en) * | 2001-03-23 | 2005-10-12 | Samsung Sdi Co Ltd | Method and apparatus for driving plasma dispaly panel in which reset discharge is selectively performed |
US7173578B2 (en) | 2001-03-23 | 2007-02-06 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Method and apparatus for driving a plasma display panel in which reset discharge is selectively performed |
CN1326101C (zh) * | 2001-03-23 | 2007-07-11 | 三星Sdi株式会社 | 驱动选择性执行复位放电的等离子体显示面板方法和装置 |
JP2002328648A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Nec Corp | Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法および駆動装置 |
US7391390B2 (en) | 2003-10-16 | 2008-06-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display panel driving method and device |
US20090267974A1 (en) * | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Pioneer Corporation | Method for driving plasma display panel |
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