JPH10227654A - 計装用信号変換器 - Google Patents
計装用信号変換器Info
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- JPH10227654A JPH10227654A JP9032503A JP3250397A JPH10227654A JP H10227654 A JPH10227654 A JP H10227654A JP 9032503 A JP9032503 A JP 9032503A JP 3250397 A JP3250397 A JP 3250397A JP H10227654 A JPH10227654 A JP H10227654A
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- Japan
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- signal
- output
- reference voltage
- switch circuit
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少数のスイッチ回路で多様なレンジ幅の出力
信号への変換が可能な計装用信号変換器を実現する。 【解決手段】 入力信号のレンジ幅を設定に基づき複数
種類のレンジ幅の信号に変換する計装用信号変換器にお
いて、第1のスイッチ回路の設定に基づき複数の基準電
圧を発生させる基準電圧発生手段と、この基準電圧発生
手段の出力と入力信号とを重畳させる重畳手段と、第2
のスイッチ回路の設定に基づき重畳手段の出力を分圧す
る縮小率設定手段と、第3のスイッチ回路の設定に基づ
き縮小率設定手段の出力を増幅して出力信号として出力
する拡大率設定手段とを設ける。
信号への変換が可能な計装用信号変換器を実現する。 【解決手段】 入力信号のレンジ幅を設定に基づき複数
種類のレンジ幅の信号に変換する計装用信号変換器にお
いて、第1のスイッチ回路の設定に基づき複数の基準電
圧を発生させる基準電圧発生手段と、この基準電圧発生
手段の出力と入力信号とを重畳させる重畳手段と、第2
のスイッチ回路の設定に基づき重畳手段の出力を分圧す
る縮小率設定手段と、第3のスイッチ回路の設定に基づ
き縮小率設定手段の出力を増幅して出力信号として出力
する拡大率設定手段とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス制御にお
ける計装用信号変換器に関し、特に入力信号のレンジ幅
を業界規格等に適した多様なレンジ幅の信号に変換する
計装用信号変換器に関する。
ける計装用信号変換器に関し、特に入力信号のレンジ幅
を業界規格等に適した多様なレンジ幅の信号に変換する
計装用信号変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロセス制御における出力信号の
レンジ幅については対象プロセスの地域性、業界規格、
企業内規格等によりいろいろな違いがある。これに対し
て国際的に使用されているいわゆる統一信号が存在し、
これらの信号間のインターフェースをするため計装用信
号変換器が用いられる。
レンジ幅については対象プロセスの地域性、業界規格、
企業内規格等によりいろいろな違いがある。これに対し
て国際的に使用されているいわゆる統一信号が存在し、
これらの信号間のインターフェースをするため計装用信
号変換器が用いられる。
【0003】図4はこのような従来の計装用信号変換器
の一例を示す回路図である。図4において1,3,4,
5,6,7,8,15,16,17,19,21,2
2,23,24,25,26及び27は抵抗、2,1
8,20及び34は演算増幅器、9,10,11,1
2,13,14,28,29,30,31,32及び3
3はスイッチ回路、100は入力信号、101は基準電
圧信号、102は出力信号である。
の一例を示す回路図である。図4において1,3,4,
5,6,7,8,15,16,17,19,21,2
2,23,24,25,26及び27は抵抗、2,1
8,20及び34は演算増幅器、9,10,11,1
2,13,14,28,29,30,31,32及び3
3はスイッチ回路、100は入力信号、101は基準電
圧信号、102は出力信号である。
【0004】また、1〜14は信号比率設定手段80
を、19〜34は基準電圧比率設定手段81をそれぞれ
構成している。
を、19〜34は基準電圧比率設定手段81をそれぞれ
構成している。
【0005】入力信号100は抵抗1の一端に入力さ
れ、抵抗1の他端は演算増幅器2の非反転入力端子に接
続される。演算増幅器2の出力は演算増幅器2の反転入
力端子、抵抗3の一端及びスイッチ回路9の一端にそれ
ぞれ接続される。
れ、抵抗1の他端は演算増幅器2の非反転入力端子に接
続される。演算増幅器2の出力は演算増幅器2の反転入
力端子、抵抗3の一端及びスイッチ回路9の一端にそれ
ぞれ接続される。
【0006】抵抗3の他端は抵抗4の一端及びスイッチ
回路10の一端に接続され、抵抗4の他端は抵抗5の一
端及びスイッチ回路11の一端に接続される。
回路10の一端に接続され、抵抗4の他端は抵抗5の一
端及びスイッチ回路11の一端に接続される。
【0007】また、抵抗5の他端は抵抗6の一端及びス
イッチ回路12の一端に接続され、抵抗6の他端は抵抗
7の一端及びスイッチ回路13の一端に接続される。
イッチ回路12の一端に接続され、抵抗6の他端は抵抗
7の一端及びスイッチ回路13の一端に接続される。
【0008】さらに、抵抗7の他端は抵抗8の一端及び
スイッチ回路14の一端に接続される。スイッチ回路9
の他端はスイッチ回路10〜14の他端及び演算増幅器
18の非反転入力端子に接続される。
スイッチ回路14の一端に接続される。スイッチ回路9
の他端はスイッチ回路10〜14の他端及び演算増幅器
18の非反転入力端子に接続される。
【0009】一方、基準電圧信号101は抵抗19の一
端に入力され、抵抗19の他端は演算増幅器20の非反
転入力端子に接続される。
端に入力され、抵抗19の他端は演算増幅器20の非反
転入力端子に接続される。
【0010】演算増幅器20の出力は抵抗22及び23
の一端とスイッチ回路28の一端に接続され、抵抗22
の他端は演算増幅器20の反転入力端子及び抵抗21の
一端に接続される。
の一端とスイッチ回路28の一端に接続され、抵抗22
の他端は演算増幅器20の反転入力端子及び抵抗21の
一端に接続される。
【0011】抵抗23の他端は抵抗24の一端及びスイ
ッチ回路29の一端に接続され、抵抗24の他端は抵抗
25の一端及びスイッチ回路30の一端に接続される。
ッチ回路29の一端に接続され、抵抗24の他端は抵抗
25の一端及びスイッチ回路30の一端に接続される。
【0012】また、抵抗25の他端は抵抗26の一端及
びスイッチ回路31の一端に接続され、抵抗26の他端
は抵抗27の一端及びスイッチ回路32の一端に接続さ
れる。
びスイッチ回路31の一端に接続され、抵抗26の他端
は抵抗27の一端及びスイッチ回路32の一端に接続さ
れる。
【0013】さらに、スイッチ回路33の一端はスイッ
チ回路28〜32の他端及び演算増幅器34の非反転入
力端子に接続される。
チ回路28〜32の他端及び演算増幅器34の非反転入
力端子に接続される。
【0014】演算増幅器34の出力は演算増幅器34の
反転入力端子及び抵抗15の一端に接続され、抵抗15
の他端は抵抗16及び17の一端と演算増幅器18の反
転入力端子に接続される。
反転入力端子及び抵抗15の一端に接続され、抵抗15
の他端は抵抗16及び17の一端と演算増幅器18の反
転入力端子に接続される。
【0015】演算増幅器18の出力は出力信号102を
出力すると共に抵抗17の他端に接続される。また、抵
抗8,16,21及び27の他端とスイッチ回路33の
他端は接地される。
出力すると共に抵抗17の他端に接続される。また、抵
抗8,16,21及び27の他端とスイッチ回路33の
他端は接地される。
【0016】ここで、図4に示す従来例の動作を図5及
び図6を用いて説明する。図4中の抵抗値は、例えば、
抵抗3及び23は”6kΩ”、抵抗4は”1.2k
Ω”、抵抗5及び7は”1.8kΩ”、抵抗6及び8
は”600Ω”、抵抗24は”4kΩ”、抵抗25は”
1kΩ”、抵抗26は”800Ω”、抵抗27は”20
0Ω”としている。
び図6を用いて説明する。図4中の抵抗値は、例えば、
抵抗3及び23は”6kΩ”、抵抗4は”1.2k
Ω”、抵抗5及び7は”1.8kΩ”、抵抗6及び8
は”600Ω”、抵抗24は”4kΩ”、抵抗25は”
1kΩ”、抵抗26は”800Ω”、抵抗27は”20
0Ω”としている。
【0017】また、抵抗1,15,16,19及び21
は”10kΩ”、抵抗17及び22は”20kΩ”とし
ている。
は”10kΩ”、抵抗17及び22は”20kΩ”とし
ている。
【0018】図5は演算増幅器2,20,34及び18
の利得及び係数を示す表であり、表記の簡単のために演
算増幅器は”Amp”、スイッチ回路は”SW”と表記
する。
の利得及び係数を示す表であり、表記の簡単のために演
算増幅器は”Amp”、スイッチ回路は”SW”と表記
する。
【0019】図5における係数”a1”〜”a6”はス
イッチ回路9〜14が”on”の場合の信号比率設定手
段80の利得の係数を示し、また、係数”b1”〜”b
6”はスイッチ回路28〜33が”on”の場合の基準
電圧比率設定手段81の利得の係数を示している。
イッチ回路9〜14が”on”の場合の信号比率設定手
段80の利得の係数を示し、また、係数”b1”〜”b
6”はスイッチ回路28〜33が”on”の場合の基準
電圧比率設定手段81の利得の係数を示している。
【0020】また、図6は各点における電圧値を示す表
であり、表記の簡単のためスイッチ回路は”SW”と表
記する。
であり、表記の簡単のためスイッチ回路は”SW”と表
記する。
【0021】図6では入力信号100及び出力信号10
2の電圧値と、スイッチ回路9〜14及びスイッチ回路
28〜33が”on”の場合の図4中”イ”及び”ロ”
に示す点の電圧”V1”及び”V2”を示している。
2の電圧値と、スイッチ回路9〜14及びスイッチ回路
28〜33が”on”の場合の図4中”イ”及び”ロ”
に示す点の電圧”V1”及び”V2”を示している。
【0022】例えば、入力信号100としてレンジ幅”
1〜5V”の信号が入力され、基準電圧を”2.5V”
とし、スイッチ回路9及び28を”on”にした場合を
考える。
1〜5V”の信号が入力され、基準電圧を”2.5V”
とし、スイッチ回路9及び28を”on”にした場合を
考える。
【0023】スイッチ回路9が”on”になったことに
より信号比率設定手段80及び基準電圧比率設定手段8
1の利得”A1”及び”A2”は図5から演算増幅器2
及び20の利得に係数”a1”及び”b1”を掛けたも
のなので、 A1=1×a1=1×1=1 (1) A2=3×b1=3×1=3 (2) となる。
より信号比率設定手段80及び基準電圧比率設定手段8
1の利得”A1”及び”A2”は図5から演算増幅器2
及び20の利得に係数”a1”及び”b1”を掛けたも
のなので、 A1=1×a1=1×1=1 (1) A2=3×b1=3×1=3 (2) となる。
【0024】このため、図4中”イ”点の電圧”V1”
はレンジ幅が”1〜5V”となり、一方、図4中”ロ”
点の電圧”V2”は”2.5×3=7.5V”となる。
はレンジ幅が”1〜5V”となり、一方、図4中”ロ”
点の電圧”V2”は”2.5×3=7.5V”となる。
【0025】これらの電圧は演算増幅器18において重
畳され、演算増幅器18の出力”Vout”は、 Vout=5×V1−2×V2 (3) で計算されるので、出力信号102のレンジ幅は”−1
0〜+10V”になる。
畳され、演算増幅器18の出力”Vout”は、 Vout=5×V1−2×V2 (3) で計算されるので、出力信号102のレンジ幅は”−1
0〜+10V”になる。
【0026】この結果、図5及び図6から分かるように
スイッチ回路9〜14及びスイッチ回路28〜33の選
択により、レンジ幅”1〜5V”の入力信号100をレ
ンジ幅がそれぞれ”−10〜+10V”、”−5〜+5
V”、”0〜10V”、”2〜10V”、”0〜5
V”、”1〜5V”及び”0〜1V”の信号値に変換す
ることができる。
スイッチ回路9〜14及びスイッチ回路28〜33の選
択により、レンジ幅”1〜5V”の入力信号100をレ
ンジ幅がそれぞれ”−10〜+10V”、”−5〜+5
V”、”0〜10V”、”2〜10V”、”0〜5
V”、”1〜5V”及び”0〜1V”の信号値に変換す
ることができる。
【0027】すなわち、国際的に使用されているレンジ
幅”1〜5V”の入力信号100をレンジ幅が”0〜1
V”や”−10〜+10V”等の業界規格等において多
用されている計装信号値に変換することが可能になる。
幅”1〜5V”の入力信号100をレンジ幅が”0〜1
V”や”−10〜+10V”等の業界規格等において多
用されている計装信号値に変換することが可能になる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示す従
来例ではスイッチ回路の使用効率が悪く、多数のスイッ
チ回路やこれと同数の精密抵抗が必要になり、コスト面
及び実装スペースの面で問題となる。
来例ではスイッチ回路の使用効率が悪く、多数のスイッ
チ回路やこれと同数の精密抵抗が必要になり、コスト面
及び実装スペースの面で問題となる。
【0029】また、信号比率設定手段80や基準電圧比
率設定手段81に用いられている抵抗値の相対的分布が
不規則であるので回路構成を単純化するのが困難である
と言った問題点があった。従って本発明が解決しようと
する課題は、少数のスイッチ回路で多様なレンジ幅の出
力信号への変換が可能な計装用信号変換器を実現するこ
とにある。
率設定手段81に用いられている抵抗値の相対的分布が
不規則であるので回路構成を単純化するのが困難である
と言った問題点があった。従って本発明が解決しようと
する課題は、少数のスイッチ回路で多様なレンジ幅の出
力信号への変換が可能な計装用信号変換器を実現するこ
とにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明の第1では、入力信号のレンジ幅を設
定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換する計装用
信号変換器において、第1のスイッチ回路の設定に基づ
き複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、こ
の基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを重畳させ
る重畳手段と、第2のスイッチ回路の設定に基づき前記
重畳手段の出力を分圧する縮小率設定手段と、第3のス
イッチ回路の設定に基づき前記縮小率設定手段の出力を
増幅して出力信号として出力する拡大率設定手段とを備
えたことを特徴とするものである。
るために、本発明の第1では、入力信号のレンジ幅を設
定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換する計装用
信号変換器において、第1のスイッチ回路の設定に基づ
き複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、こ
の基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを重畳させ
る重畳手段と、第2のスイッチ回路の設定に基づき前記
重畳手段の出力を分圧する縮小率設定手段と、第3のス
イッチ回路の設定に基づき前記縮小率設定手段の出力を
増幅して出力信号として出力する拡大率設定手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0031】また、本発明の第2では、入力信号のレン
ジ幅を設定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換す
る計装用信号変換器において、第1のスイッチ回路の設
定に基づき複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手
段と、この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを
重畳させて出力信号として出力する重畳手段と、第2の
スイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力を分圧
し出力信号としれ出力する縮小率設定手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
ジ幅を設定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換す
る計装用信号変換器において、第1のスイッチ回路の設
定に基づき複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手
段と、この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを
重畳させて出力信号として出力する重畳手段と、第2の
スイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力を分圧
し出力信号としれ出力する縮小率設定手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0032】また、本発明の第3では、入力信号のレン
ジ幅を設定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換す
る計装用信号変換器において、第1のスイッチ回路の設
定に基づき複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手
段と、この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを
重畳させて出力信号として出力する重畳手段と、第3の
スイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力を増幅
して出力信号として出力する拡大率設定手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
ジ幅を設定に基づき複数種類のレンジ幅の信号に変換す
る計装用信号変換器において、第1のスイッチ回路の設
定に基づき複数の基準電圧を発生させる基準電圧発生手
段と、この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを
重畳させて出力信号として出力する重畳手段と、第3の
スイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力を増幅
して出力信号として出力する拡大率設定手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る計装用信号変換器の一実
施例を示す構成回路図である。
説明する。図1は本発明に係る計装用信号変換器の一実
施例を示す構成回路図である。
【0034】図1において100及び101は図4と同
一符号を付してあり、35,37,38,40,41,
43,44,49,50,52,55及び56は抵抗、
36,39,42,及び51は演算増幅器、45,4
6,47,48,53及び54はスイッチ回路,102
aは出力信号である。
一符号を付してあり、35,37,38,40,41,
43,44,49,50,52,55及び56は抵抗、
36,39,42,及び51は演算増幅器、45,4
6,47,48,53及び54はスイッチ回路,102
aは出力信号である。
【0035】また、37〜39は重畳手段82を、41
〜46は基準電圧発生手段83を、47〜50を縮小率
設定手段84を、51〜56を拡大率設定手段85をそ
れぞれ構成している。
〜46は基準電圧発生手段83を、47〜50を縮小率
設定手段84を、51〜56を拡大率設定手段85をそ
れぞれ構成している。
【0036】入力信号100は抵抗35の一端に入力さ
れ、抵抗35の他端は演算増幅器36の非反転入力端子
に接続される。また、演算増幅器36の出力は演算増幅
器36の反転入力端子及び抵抗37の一端に接続され
る。
れ、抵抗35の他端は演算増幅器36の非反転入力端子
に接続される。また、演算増幅器36の出力は演算増幅
器36の反転入力端子及び抵抗37の一端に接続され
る。
【0037】一方、基準電圧信号101は抵抗41の一
端に入力され、抵抗41の他端は演算増幅器42の反転
入力端子、抵抗43の一端及びスイッチ回路46の一端
にそれぞれ接続される。
端に入力され、抵抗41の他端は演算増幅器42の反転
入力端子、抵抗43の一端及びスイッチ回路46の一端
にそれぞれ接続される。
【0038】演算増幅器42の出力は抵抗43の他端、
抵抗44の一端及びスイッチ回路45の一端にそれぞれ
接続され、抵抗44の他端はスイッチ回路46の他端に
接続される。
抵抗44の一端及びスイッチ回路45の一端にそれぞれ
接続され、抵抗44の他端はスイッチ回路46の他端に
接続される。
【0039】また、スイッチ回路45の他端は抵抗38
の一端に接続され、抵抗38の他端は抵抗37の他端及
び演算増幅器39の非反転入力端子に接続される。
の一端に接続され、抵抗38の他端は抵抗37の他端及
び演算増幅器39の非反転入力端子に接続される。
【0040】演算増幅器39の出力は演算増幅器39の
反転入力端子及び抵抗40の一端に接続され、抵抗40
の他端はスイッチ回路47及び48の一端と演算増幅器
51の非反転入力端子に接続される。また、スイッチ回
路47及び48の他端は抵抗49及び50の一端に接続
される。
反転入力端子及び抵抗40の一端に接続され、抵抗40
の他端はスイッチ回路47及び48の一端と演算増幅器
51の非反転入力端子に接続される。また、スイッチ回
路47及び48の他端は抵抗49及び50の一端に接続
される。
【0041】演算増幅器51の出力は出力信号102a
を出力すると共に抵抗52の一端に接続され、抵抗52
の他端は演算増幅器51の反転入力端子とスイッチ回路
53及び54の一端に接続される。また、スイッチ回路
53及び54の他端は抵抗55及び56の一端に接続さ
れる。
を出力すると共に抵抗52の一端に接続され、抵抗52
の他端は演算増幅器51の反転入力端子とスイッチ回路
53及び54の一端に接続される。また、スイッチ回路
53及び54の他端は抵抗55及び56の一端に接続さ
れる。
【0042】さらに、演算増幅器42の非反転入力端
子、抵抗49,50,55及び56の他端は接地され
る。
子、抵抗49,50,55及び56の他端は接地され
る。
【0043】ここで、図1に示す実施例の動作を図2及
び図3を用いて説明する。図1中の抵抗値は、例えば、
抵抗35,37,38,50及び55は”10kΩ”、
抵抗40及び49は”20kΩ”、抵抗41は”25k
Ω”、抵抗43及び52は”30kΩ”、抵抗44は”
15kΩ”、抵抗56は”5kΩ”としている。
び図3を用いて説明する。図1中の抵抗値は、例えば、
抵抗35,37,38,50及び55は”10kΩ”、
抵抗40及び49は”20kΩ”、抵抗41は”25k
Ω”、抵抗43及び52は”30kΩ”、抵抗44は”
15kΩ”、抵抗56は”5kΩ”としている。
【0044】図2は演算増幅器36,42,39及び5
1の利得及び縮小率設定手段83での分圧比を示す表で
あり、表記の簡単のために演算増幅器は”Amp”、ス
イッチ回路は”SW”と表記する。
1の利得及び縮小率設定手段83での分圧比を示す表で
あり、表記の簡単のために演算増幅器は”Amp”、ス
イッチ回路は”SW”と表記する。
【0045】図2ではスイッチ回路45,46,47,
48,53及び54の”on/off”の組み合わせに
よる各演算増幅器の利得を示している。
48,53及び54の”on/off”の組み合わせに
よる各演算増幅器の利得を示している。
【0046】また、図3は各点における電圧値を示す表
であり、表記の簡単のためにスイッチ回路は”SW”と
表記する。
であり、表記の簡単のためにスイッチ回路は”SW”と
表記する。
【0047】図3では入力信号100及び出力信号10
2aの電圧値と、スイッチ回路45,46,47,4
8,53及び54の”on/off”の組み合わせによ
る図1中”イ”,”ロ”及び”ハ”に示す点の電圧を示
している。
2aの電圧値と、スイッチ回路45,46,47,4
8,53及び54の”on/off”の組み合わせによ
る図1中”イ”,”ロ”及び”ハ”に示す点の電圧を示
している。
【0048】例えば、入力信号100としてレンジ幅
が”1〜5V”の信号が入力され、基準電圧を”2.5
V”とし、スイッチ回路45,53及び54を”o
n”、スイッチ回路46,47及び48を”off”に
した場合を考える。
が”1〜5V”の信号が入力され、基準電圧を”2.5
V”とし、スイッチ回路45,53及び54を”o
n”、スイッチ回路46,47及び48を”off”に
した場合を考える。
【0049】スイッチ回路45及び46が”on”及
び”off”になったことにより基準電圧発生手段83
の利得は”−1.2”になる。
び”off”になったことにより基準電圧発生手段83
の利得は”−1.2”になる。
【0050】従って、図1中”イ”に示す基準電圧発生
手段83の出力電圧”V2”は図3に示すように、 V2=2.5V×(−1.2)=−3V (4) となる。
手段83の出力電圧”V2”は図3に示すように、 V2=2.5V×(−1.2)=−3V (4) となる。
【0051】この電圧が重畳手段82で入力信号10
0”Vin”と重畳され、図1中”ロ”に示す重畳手段
82の出力電圧”V3”は、 V3=(Vin+V2)/2 (5) で計算されるので、”V3”のレンジ幅は”−1〜1
V”となる。
0”Vin”と重畳され、図1中”ロ”に示す重畳手段
82の出力電圧”V3”は、 V3=(Vin+V2)/2 (5) で計算されるので、”V3”のレンジ幅は”−1〜1
V”となる。
【0052】また、スイッチ回路47及び48が共に”
off”なので縮小率設定手段84の分圧比は図2か
ら”1”となるので、図1中”ハ”に示す縮小率設定手
段84の出力電圧”V4”のレンジ幅は”−1〜1V”
となる。
off”なので縮小率設定手段84の分圧比は図2か
ら”1”となるので、図1中”ハ”に示す縮小率設定手
段84の出力電圧”V4”のレンジ幅は”−1〜1V”
となる。
【0053】さらに、スイッチ回路53及び54が共
に”on”であるので拡大率設定手段85の利得は図2
から”10”となるので、最終的な出力信号102aの
レンジ幅は”−10〜10V”となる。
に”on”であるので拡大率設定手段85の利得は図2
から”10”となるので、最終的な出力信号102aの
レンジ幅は”−10〜10V”となる。
【0054】このようにして、図2及び図3から分かる
ように、6個のスイッチ回路により従来例と同一の信号
変換をすることができる。
ように、6個のスイッチ回路により従来例と同一の信号
変換をすることができる。
【0055】また、図4に示す従来例では12個のスイ
ッチ回路を用いているのに対し、図1に示す実施例では
スイッチ回路が6個であるのでスイッチ回路数を半減し
ていることが分かる。
ッチ回路を用いているのに対し、図1に示す実施例では
スイッチ回路が6個であるのでスイッチ回路数を半減し
ていることが分かる。
【0056】この結果、基準電圧発生手段83で基準電
圧を設定して入力信号100と重畳し、縮小率設定手段
84及び拡大率設定手段85で前記重畳された信号の利
得を調整することにより、少数のスイッチ回路で多様な
レンジ幅の出力信号への変換が可能になる。
圧を設定して入力信号100と重畳し、縮小率設定手段
84及び拡大率設定手段85で前記重畳された信号の利
得を調整することにより、少数のスイッチ回路で多様な
レンジ幅の出力信号への変換が可能になる。
【0057】なお、従来例との対比のために基準電圧発
生手段83、縮小率設定手段84及び拡大率設定手段8
5を構成するスイッチ回路として各々2個のスイッチ回
路を例示しているが、スイッチ回路の個数は1個であっ
ても3個以上であっても構わない。
生手段83、縮小率設定手段84及び拡大率設定手段8
5を構成するスイッチ回路として各々2個のスイッチ回
路を例示しているが、スイッチ回路の個数は1個であっ
ても3個以上であっても構わない。
【0058】また、図1に示すように基準電圧発生手段
83、縮小率設定手段84及び拡大率設定手段85を全
て用いるだけではなく、変換する出力レンジ幅の数に応
じて基準電圧発生手段83、縮小率設定手段84及び拡
大率設定手段85をそれぞれ適宜組み合わせて構成して
も構わない。
83、縮小率設定手段84及び拡大率設定手段85を全
て用いるだけではなく、変換する出力レンジ幅の数に応
じて基準電圧発生手段83、縮小率設定手段84及び拡
大率設定手段85をそれぞれ適宜組み合わせて構成して
も構わない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。基準電圧発生手
段で基準電圧を設定して入力信号と重畳し、縮小率設定
手段及び拡大率設定手段で前記重畳された信号の利得を
調整することにより、少数のスイッチ回路で多様なレン
ジ幅の出力信号への変換が可能な計装用信号変換器が実
現できる。
本発明によれば次のような効果がある。基準電圧発生手
段で基準電圧を設定して入力信号と重畳し、縮小率設定
手段及び拡大率設定手段で前記重畳された信号の利得を
調整することにより、少数のスイッチ回路で多様なレン
ジ幅の出力信号への変換が可能な計装用信号変換器が実
現できる。
【図1】本発明に係る計装用信号変換器の一実施例を示
す構成回路図である。
す構成回路図である。
【図2】演算増幅器の利得及び縮小率設定手段での分圧
比を示す表である。
比を示す表である。
【図3】各点における電圧値を示す表である。
【図4】従来の計装用信号変換器の一例を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】演算増幅器の利得を示す表である。
【図6】各点における電圧値を示す表である。
1,3,4,5,6,7,8,15,16,17,1
9,21,22,23,24,25,26,27,3
5,37,38,40,41,43,44,49,5
0,52,55,56 抵抗 2,18,20,34,36,39,42,51 演算
増幅器 9,10,11,12,13,14,28,29,3
0,31,32,33,45,46,47,48,5
3,54 スイッチ回路 80 信号比率設定手段 81 基準電圧比率設定手段 82 重畳手段 83 基準電圧発生手段 84 縮小率設定手段 85 拡大率設定手段 100 入力信号 101 基準電圧信号 102,102a 出力信号
9,21,22,23,24,25,26,27,3
5,37,38,40,41,43,44,49,5
0,52,55,56 抵抗 2,18,20,34,36,39,42,51 演算
増幅器 9,10,11,12,13,14,28,29,3
0,31,32,33,45,46,47,48,5
3,54 スイッチ回路 80 信号比率設定手段 81 基準電圧比率設定手段 82 重畳手段 83 基準電圧発生手段 84 縮小率設定手段 85 拡大率設定手段 100 入力信号 101 基準電圧信号 102,102a 出力信号
Claims (3)
- 【請求項1】入力信号のレンジ幅を設定に基づき複数種
類のレンジ幅の信号に変換する計装用信号変換器におい
て、 第1のスイッチ回路の設定に基づき複数の基準電圧を発
生させる基準電圧発生手段と、 この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを重畳さ
せる重畳手段と、 第2のスイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力
を分圧する縮小率設定手段と、 第3のスイッチ回路の設定に基づき前記縮小率設定手段
の出力を増幅して出力信号として出力する拡大率設定手
段とを備えたことを特徴とする計装用信号変換器。 - 【請求項2】入力信号のレンジ幅を設定に基づき複数種
類のレンジ幅の信号に変換する計装用信号変換器におい
て、 第1のスイッチ回路の設定に基づき複数の基準電圧を発
生させる基準電圧発生手段と、 この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを重畳さ
せて出力信号として出力する重畳手段と、 第2のスイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力
を分圧し出力信号としれ出力する縮小率設定手段とを備
えたことを特徴とする計装用信号変換器。 - 【請求項3】入力信号のレンジ幅を設定に基づき複数種
類のレンジ幅の信号に変換する計装用信号変換器におい
て、 第1のスイッチ回路の設定に基づき複数の基準電圧を発
生させる基準電圧発生手段と、 この基準電圧発生手段の出力と前記入力信号とを重畳さ
せて出力信号として出力する重畳手段と、 第3のスイッチ回路の設定に基づき前記重畳手段の出力
を増幅して出力信号として出力する拡大率設定手段とを
備えたことを特徴とする計装用信号変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032503A JPH10227654A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 計装用信号変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032503A JPH10227654A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 計装用信号変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10227654A true JPH10227654A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12360802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9032503A Withdrawn JPH10227654A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 計装用信号変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10227654A (ja) |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP9032503A patent/JPH10227654A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |