JPH10227525A - 浴水循環装置 - Google Patents
浴水循環装置Info
- Publication number
- JPH10227525A JPH10227525A JP9047274A JP4727497A JPH10227525A JP H10227525 A JPH10227525 A JP H10227525A JP 9047274 A JP9047274 A JP 9047274A JP 4727497 A JP4727497 A JP 4727497A JP H10227525 A JPH10227525 A JP H10227525A
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- JP
- Japan
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- bath water
- bath
- flow path
- electrolysis
- circulation
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- Pending
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Control For Baths (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は浴水循環装置に関するものであり、更
に詳しくは、電気分解槽の位置を特定した浴水循環装置
にかかるものである。 【解決手段】浴槽中の浴水を吸水する吸水口、浴水浄化
装置、浴水保温装置、浴水を浴槽に戻す出水口を備え、
これらを連結する循環流路からなる浴水循環装置であっ
て、前記循環流路に分岐流路を形成し、この分岐流路に
浴水の電気分解槽を備えたことを特徴とする浴水循環装
置。 １‥浴槽、１０‥浴水循環装置、１１‥吸水口、
１２‥ポンプ、１３‥浴水浄化装置、１４‥保温装置、
１５‥出水口、１６‥循環流路、１７‥分岐流路、２１
‥電気分解槽。
に詳しくは、電気分解槽の位置を特定した浴水循環装置
にかかるものである。 【解決手段】浴槽中の浴水を吸水する吸水口、浴水浄化
装置、浴水保温装置、浴水を浴槽に戻す出水口を備え、
これらを連結する循環流路からなる浴水循環装置であっ
て、前記循環流路に分岐流路を形成し、この分岐流路に
浴水の電気分解槽を備えたことを特徴とする浴水循環装
置。 １‥浴槽、１０‥浴水循環装置、１１‥吸水口、
１２‥ポンプ、１３‥浴水浄化装置、１４‥保温装置、
１５‥出水口、１６‥循環流路、１７‥分岐流路、２１
‥電気分解槽。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は浴水循環装置に関す
るものであり、更に詳しくは、電気分解槽の位置を特定
した浴水循環装置にかかるものである。
るものであり、更に詳しくは、電気分解槽の位置を特定
した浴水循環装置にかかるものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、いわゆる２４時間風呂と称する浴
水循環装置が広く使用されるようになっており、浴槽中
の浴水を吸水し、これを浴水浄化装置内にて微生物をも
って浴水中の有機物等を分解し、そして殺菌、保温等の
処理を施して再度浴槽内に戻される循環装置である。
水循環装置が広く使用されるようになっており、浴槽中
の浴水を吸水し、これを浴水浄化装置内にて微生物をも
って浴水中の有機物等を分解し、そして殺菌、保温等の
処理を施して再度浴槽内に戻される循環装置である。
【０００３】このように浴水は長時間交換することなく
用いられることから、浴水の殺菌は十分に行われる必要
がある。このため、浴水浄化装置内に有効な微生物を繁
殖させることが必要なことは勿論ではあるが、浴水を電
気分解して生じる生成物を殺菌に使用とする提案があ
る。
用いられることから、浴水の殺菌は十分に行われる必要
がある。このため、浴水浄化装置内に有効な微生物を繁
殖させることが必要なことは勿論ではあるが、浴水を電
気分解して生じる生成物を殺菌に使用とする提案があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、浴水の電気
分解によって発生する生成物（次亜塩素酸や次亜塩素酸
イオン）にて浴水を殺菌されることとなるが、通常は電
気分解槽は浴水循環装置の循環流路に配置され、循環流
路中の浴水が全量電気分解槽中に流れ込む構造となって
いることから、電気分解槽中の浴水の流速が早くこのた
め十分な電気分解ができにくく、殺菌のための生成物の
発生は十分ではない。又、電解電圧が高くなってしまう
等の欠点もあった。
分解によって発生する生成物（次亜塩素酸や次亜塩素酸
イオン）にて浴水を殺菌されることとなるが、通常は電
気分解槽は浴水循環装置の循環流路に配置され、循環流
路中の浴水が全量電気分解槽中に流れ込む構造となって
いることから、電気分解槽中の浴水の流速が早くこのた
め十分な電気分解ができにくく、殺菌のための生成物の
発生は十分ではない。又、電解電圧が高くなってしまう
等の欠点もあった。
【０００５】本発明はこれらの課題を解決し、電気分解
槽内での浴水の電解は十分に達成され、かつ電解電圧も
低く抑えられるという特徴ある浴水循環装置を提供する
ことを目的とするものである。
槽内での浴水の電解は十分に達成され、かつ電解電圧も
低く抑えられるという特徴ある浴水循環装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、浴槽
中の浴水を吸水する吸水口、浴水浄化装置、浴水保温装
置、浴水を浴槽に戻す出水口を備え、これらを連結する
循環流路からなる浴水循環装置であって、前記循環流路
に分岐流路を形成し、この分岐流路に浴水の電気分解槽
を備えたことを特徴とする浴水循環装置にかかるもので
ある。
決するためになされたものであって、その要旨は、浴槽
中の浴水を吸水する吸水口、浴水浄化装置、浴水保温装
置、浴水を浴槽に戻す出水口を備え、これらを連結する
循環流路からなる浴水循環装置であって、前記循環流路
に分岐流路を形成し、この分岐流路に浴水の電気分解槽
を備えたことを特徴とする浴水循環装置にかかるもので
ある。
【０００７】そして、好ましくは、分岐流路の口径は、
循環流路の口径よりも小さくするのがよく、特に言え
ば、前記分岐流路は、浴水浄化装置の下流側に形成され
たものがよい。
循環流路の口径よりも小さくするのがよく、特に言え
ば、前記分岐流路は、浴水浄化装置の下流側に形成され
たものがよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は以上の構成を有するもの
であって、浴水循環装置に組み込まれた電気分解槽に
は、浴水の循環流量の一部が流れ込む構造として従来の
課題を解決したものであり、電気分解槽内での浴水の流
速が遅くできるため電気分解は十分行われ、次亜塩素酸
や次亜塩素酸イオン等の生成が十分となり浴水が十分に
殺菌されることになる。又、電解電圧も低く設定できる
というメリットもあり、このために電気回路や配線が簡
素化され、小型化が可能となる。
であって、浴水循環装置に組み込まれた電気分解槽に
は、浴水の循環流量の一部が流れ込む構造として従来の
課題を解決したものであり、電気分解槽内での浴水の流
速が遅くできるため電気分解は十分行われ、次亜塩素酸
や次亜塩素酸イオン等の生成が十分となり浴水が十分に
殺菌されることになる。又、電解電圧も低く設定できる
というメリットもあり、このために電気回路や配線が簡
素化され、小型化が可能となる。
【０００９】そして、分岐流路は主流路である循環流路
よりも口径が小さくされているのがよく、こうすること
によって電気分解槽中の浴水の流速をそれだけ遅くする
ことができ、浴水の電気分解をより効果的にできること
になる。
よりも口径が小さくされているのがよく、こうすること
によって電気分解槽中の浴水の流速をそれだけ遅くする
ことができ、浴水の電気分解をより効果的にできること
になる。
【００１０】又、分岐流路は浴水浄化装置の下流に備え
るのが好ましく、これは浴水が電気分解されて得た生成
物による殺菌能が浴水浄化装置内の浄化菌をも殺菌させ
るのを防ぐこととするのがよい。
るのが好ましく、これは浴水が電気分解されて得た生成
物による殺菌能が浴水浄化装置内の浄化菌をも殺菌させ
るのを防ぐこととするのがよい。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の浴水循環装置を実施例をもっ
て更に詳細に説明する。図１は、本発明の浴水循環装置
を示す全体図である。図中、符号１は浴槽であり、１０
は浴水循環装置を示す。この浴水循環装置１０は浴槽中
の浴水を吸水する吸水口１１と、ポンプ１２と、浴水浄
化装置１３と、保温装置１４と、出水口１５とが循環流
路（パイプ）１６にて連結したものである。そして、浴
水浄化装置１３と保温装置１４との間に循環流路１６よ
り口径の小さい分岐流路１７を備え、ここで電気分解槽
２１を経由して出水口１５の前で循環流路１６と合流す
るものである。
て更に詳細に説明する。図１は、本発明の浴水循環装置
を示す全体図である。図中、符号１は浴槽であり、１０
は浴水循環装置を示す。この浴水循環装置１０は浴槽中
の浴水を吸水する吸水口１１と、ポンプ１２と、浴水浄
化装置１３と、保温装置１４と、出水口１５とが循環流
路（パイプ）１６にて連結したものである。そして、浴
水浄化装置１３と保温装置１４との間に循環流路１６よ
り口径の小さい分岐流路１７を備え、ここで電気分解槽
２１を経由して出水口１５の前で循環流路１６と合流す
るものである。
【００１２】この電気分解槽２１内にあっては陽極板と
陰極板とを交互に配列したものであって、これに直流或
いは交流電圧を印加させて浴水を電気分解するものであ
る。ここで殺菌力を有する次亜塩素酸やこのイオン等が
発生する。そして、電気分解槽２１内の浴水の流速が遅
いため、十分に電気分解されることとなり、このため、
浴水は殺菌作用のある次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンが
多く含まれることになる。
陰極板とを交互に配列したものであって、これに直流或
いは交流電圧を印加させて浴水を電気分解するものであ
る。ここで殺菌力を有する次亜塩素酸やこのイオン等が
発生する。そして、電気分解槽２１内の浴水の流速が遅
いため、十分に電気分解されることとなり、このため、
浴水は殺菌作用のある次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンが
多く含まれることになる。
【００１３】ここで改めて浴水の流れを中心にして説明
すると、浴槽１内の浴水を吸水口１１よりポンプ１２に
て循環流路１６中に吸引するものであって、一般にはこ
の吸水口１１に備えた図示しないトップフィルタ−にて
大きめのゴミ等を取り除く。そして、浴水浄化装置１３
内に浴水を導き、浴水浄化装置１３内の例えばセラミッ
ク粒に着床した微生物に接触させて浴水中の有機物等を
分解させ、次いでヒ−タ−を内蔵した保温装置１４に導
かれて浴水が加温され、出水口１５より再度浴槽１中に
戻ることとなる。
すると、浴槽１内の浴水を吸水口１１よりポンプ１２に
て循環流路１６中に吸引するものであって、一般にはこ
の吸水口１１に備えた図示しないトップフィルタ−にて
大きめのゴミ等を取り除く。そして、浴水浄化装置１３
内に浴水を導き、浴水浄化装置１３内の例えばセラミッ
ク粒に着床した微生物に接触させて浴水中の有機物等を
分解させ、次いでヒ−タ−を内蔵した保温装置１４に導
かれて浴水が加温され、出水口１５より再度浴槽１中に
戻ることとなる。
【００１４】本発明は、浴水浄化装置１３の直後の分岐
流路１６に浴水の電気分解槽２１を配置し、ここで浴水
を電気分解して殺菌機能が付与され、次いで循環流路１
６へ合流することによって浴水を殺菌するものである。
流路１６に浴水の電気分解槽２１を配置し、ここで浴水
を電気分解して殺菌機能が付与され、次いで循環流路１
６へ合流することによって浴水を殺菌するものである。
【００１５】図２は、本発明の浴水循環装置の別例を示
す全体図である。この例の浴水循環装置は全体的には図
１の場合と同様ではあるが、分岐流路１７中に分岐して
流れる浴水の流量の調整弁１８を備えたものであって、
この調整弁１８を調整することによって電気分解される
浴水の流量が更に調整され、例えば電気分解に供される
浴水の流れを更に遅くして十分に電気分解できることと
なったものである。即ち、浴水の流速が遅い分だけ浴水
が電極面に長時間接触することになり、低電力で電気分
解が可能となる。従って、浴水中の殺菌力をもたらす生
成物含量が多くなり、浴水循環装置内の循環流路内での
殺菌時間が十分に取れることになる。
す全体図である。この例の浴水循環装置は全体的には図
１の場合と同様ではあるが、分岐流路１７中に分岐して
流れる浴水の流量の調整弁１８を備えたものであって、
この調整弁１８を調整することによって電気分解される
浴水の流量が更に調整され、例えば電気分解に供される
浴水の流れを更に遅くして十分に電気分解できることと
なったものである。即ち、浴水の流速が遅い分だけ浴水
が電極面に長時間接触することになり、低電力で電気分
解が可能となる。従って、浴水中の殺菌力をもたらす生
成物含量が多くなり、浴水循環装置内の循環流路内での
殺菌時間が十分に取れることになる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は浴水の循環装置にあって、浴水
の電気分解効率を向上させたものであり、殺菌機能を向
上させることができたものである。
の電気分解効率を向上させたものであり、殺菌機能を向
上させることができたものである。
【図１】図１は本発明の浴水循環装置を示す全体図であ
る。
る。
【図２】図２は本発明の浴水循環装置の別例を示す全体
図である。
図である。
１‥‥浴槽、 １０‥‥浴水循環装置、 １１‥‥吸水口、 １２‥‥ポンプ、 １３‥‥浴水浄化装置、 １４‥‥保温装置、 １５‥‥出水口、 １６‥‥循環流路（パイプ）、 １７‥‥分岐流路（パイプ）、 １８‥‥流量調整弁、 ２１‥‥電気分解槽。
Claims (3)
- 【請求項１】 浴槽中の浴水を吸水する吸水口、浴水浄
化装置、浴水保温装置、浴水を浴槽に戻す出水口を備
え、これらを連結する循環流路からなる浴水循環装置で
あって、前記循環流路に分岐流路を形成し、この分岐流
路に浴水の電気分解槽を備えたことを特徴とする浴水循
環装置。 - 【請求項２】 前記分岐流路の口径は、循環流路の口径
よりも小さくした請求項第１項記載の浴水循環装置。 - 【請求項３】 前記分岐流路は、浴水浄化装置の下流側
に形成された請求項第１項記載の浴水循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047274A JPH10227525A (ja) | 1997-02-15 | 1997-02-15 | 浴水循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047274A JPH10227525A (ja) | 1997-02-15 | 1997-02-15 | 浴水循環装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227525A true JPH10227525A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12770723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047274A Pending JPH10227525A (ja) | 1997-02-15 | 1997-02-15 | 浴水循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10227525A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699381B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-03-02 | Omega Co., Ltd. | Water purification/sterilization method and device therefor |
| KR100437308B1 (ko) * | 2001-04-27 | 2004-06-25 | 산요덴키가부시키가이샤 | 수처리장치 |
| JP2006326569A (ja) * | 2005-10-18 | 2006-12-07 | Toto Ltd | 銀電解水吐水装置 |
-
1997
- 1997-02-15 JP JP9047274A patent/JPH10227525A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699381B2 (en) | 2000-10-27 | 2004-03-02 | Omega Co., Ltd. | Water purification/sterilization method and device therefor |
| KR100437308B1 (ko) * | 2001-04-27 | 2004-06-25 | 산요덴키가부시키가이샤 | 수처리장치 |
| JP2006326569A (ja) * | 2005-10-18 | 2006-12-07 | Toto Ltd | 銀電解水吐水装置 |
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