JP2001062458A - 殺菌水製造装置 - Google Patents
殺菌水製造装置Info
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- JP2001062458A JP2001062458A JP28583799A JP28583799A JP2001062458A JP 2001062458 A JP2001062458 A JP 2001062458A JP 28583799 A JP28583799 A JP 28583799A JP 28583799 A JP28583799 A JP 28583799A JP 2001062458 A JP2001062458 A JP 2001062458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水を殺菌して洗浄水、循環水などに殺菌作用
を付与するについて、人体および環境に害を及ぼさない
銀イオン水を効率よく生成することにより小型化を図
り、電解部と操作部を一体ユニット構成に形成して各種
の水施設への設置を容易にし、殺菌水により各種細菌、
ウイルスを効率よく死滅させることを目的とする。 【構成】 ケーシング１２内に、内部に銀イオンプレー
トを備えた電解タンク２の上方部に出水口５を、下方部
に給水口４を設けた電解配管部１と、電解配管部１への
水の流れを感知して銀イオンプレートへの通電をＯＮす
るフロースイッチ１１およびその電流値を調節する装置
９から成る操作部８とを互いに連動すべく一体に連係装
置した殺菌水製造装置。
を付与するについて、人体および環境に害を及ぼさない
銀イオン水を効率よく生成することにより小型化を図
り、電解部と操作部を一体ユニット構成に形成して各種
の水施設への設置を容易にし、殺菌水により各種細菌、
ウイルスを効率よく死滅させることを目的とする。 【構成】 ケーシング１２内に、内部に銀イオンプレー
トを備えた電解タンク２の上方部に出水口５を、下方部
に給水口４を設けた電解配管部１と、電解配管部１への
水の流れを感知して銀イオンプレートへの通電をＯＮす
るフロースイッチ１１およびその電流値を調節する装置
９から成る操作部８とを互いに連動すべく一体に連係装
置した殺菌水製造装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗浄水、排出
水、循環水、その他各種の水を銀イオン化することによ
り殺菌水を製造する装置の改良に関する。
水、循環水、その他各種の水を銀イオン化することによ
り殺菌水を製造する装置の改良に関する。
【０００２】これまで水を殺菌する方法として塩素など
薬剤によるものと、殺菌機器を用いて行うものとがあ
る。
薬剤によるものと、殺菌機器を用いて行うものとがあ
る。
【０００３】薬剤による殺菌では、例えば抗生物質を用
いて水を殺菌する場合、無害有効なバクテリアまでも殺
傷し、その上６〜７種のバクテリアに対してのみ有効で
あるに止まり、これも新種のバクテリア（ＭＤＲなど）
では抗生物質に対し耐性をもつようになることも明らか
になってきている。
いて水を殺菌する場合、無害有効なバクテリアまでも殺
傷し、その上６〜７種のバクテリアに対してのみ有効で
あるに止まり、これも新種のバクテリア（ＭＤＲなど）
では抗生物質に対し耐性をもつようになることも明らか
になってきている。
【０００４】さらに、薬剤では人体および他の動物に及
ぼす悪影響も問題となっており、また排水過程でも残留
薬剤による環境への影響も問題となっている。
ぼす悪影響も問題となっており、また排水過程でも残留
薬剤による環境への影響も問題となっている。
【０００５】次に、殺菌機器による水殺菌では、例えば
オゾンガスを発生させる装置を用いて水中でオゾンガス
を接触溶融させて水を殺菌するもので、オゾンガスは水
への溶解率や持続性が乏しいとされている。
オゾンガスを発生させる装置を用いて水中でオゾンガス
を接触溶融させて水を殺菌するもので、オゾンガスは水
への溶解率や持続性が乏しいとされている。
【０００６】また、殺菌機器による方法として、水に銀
粒子を電解させて水殺菌することが用いられているが、
流水過程の配管部に電解タンク自体を直結配設し、該電
解タンクへの水の流れおよび電流値を調整する操作部を
配管部から離れた所に設置する煩雑な構成であった。
粒子を電解させて水殺菌することが用いられているが、
流水過程の配管部に電解タンク自体を直結配設し、該電
解タンクへの水の流れおよび電流値を調整する操作部を
配管部から離れた所に設置する煩雑な構成であった。
【０００７】そのため、既設配管部への設置では、大が
かりな取付工事を要すると共に、水の供給が全く遮断さ
れる配水口（蛇口）などへの設置では、水流の閉鎖時に
銀プレート（電極）が水から曝け出て、その分電解効率
を損ねるなど、これら既設配管部などへの設置までは考
慮されていない構成であった。
かりな取付工事を要すると共に、水の供給が全く遮断さ
れる配水口（蛇口）などへの設置では、水流の閉鎖時に
銀プレート（電極）が水から曝け出て、その分電解効率
を損ねるなど、これら既設配管部などへの設置までは考
慮されていない構成であった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、これら問
題を解決し、銀電解による水への溶解効率を向上させ、
水への殺菌作用を強力にすると共に、電解部と操作部を
嵩低くユニット化することにより設置を容易にし、水殺
菌時および殺菌水使用時の接触による人体などへの悪影
響を排除し、さらに排水による環境汚染にも配慮して水
利用を安全にすることを目的とする。
題を解決し、銀電解による水への溶解効率を向上させ、
水への殺菌作用を強力にすると共に、電解部と操作部を
嵩低くユニット化することにより設置を容易にし、水殺
菌時および殺菌水使用時の接触による人体などへの悪影
響を排除し、さらに排水による環境汚染にも配慮して水
利用を安全にすることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、ケーシング内に、内部に銀イオンプレート
を備えた電解タンクの上方部に出水口を、下方部に給水
口を設けた電解配管部と、電解配管部への水の流れを感
知して銀イオンプレートに電気を流す装置（フロースイ
ッチ）およびその電流値を調節する装置から成る操作部
とを互いに連係作動すべく一体に装置した殺菌水製造装
置を提案し、水の銀イオン化による殺菌作用と人体およ
び環境への安全性を確保し、殺菌効率を高めて電解配管
部を小型化して操作部との一体ユニット化を可能にし、
よって新設および既設の給水循環設備への殺菌水製造装
置の設置を容易にしたものである。
成するため、ケーシング内に、内部に銀イオンプレート
を備えた電解タンクの上方部に出水口を、下方部に給水
口を設けた電解配管部と、電解配管部への水の流れを感
知して銀イオンプレートに電気を流す装置（フロースイ
ッチ）およびその電流値を調節する装置から成る操作部
とを互いに連係作動すべく一体に装置した殺菌水製造装
置を提案し、水の銀イオン化による殺菌作用と人体およ
び環境への安全性を確保し、殺菌効率を高めて電解配管
部を小型化して操作部との一体ユニット化を可能にし、
よって新設および既設の給水循環設備への殺菌水製造装
置の設置を容易にしたものである。
【００１０】開閉による給水の有無に関係なく上方部出
水口により電解タンク内には絶えず水が充満して銀イオ
ンプレートが水から曝け出ることをなくすると共に、上
昇水流により銀イオンプレートへの接触抵抗を高めて電
解作用が効率よく働き、水への高い殺菌作用が得られ
る。
水口により電解タンク内には絶えず水が充満して銀イオ
ンプレートが水から曝け出ることをなくすると共に、上
昇水流により銀イオンプレートへの接触抵抗を高めて電
解作用が効率よく働き、水への高い殺菌作用が得られ
る。
【００１１】銀イオン化された水の殺菌作用は、バクテ
リアに対する不活性により、耐性菌が生じないため、す
べてのバクテリア、ビールス、菌類、寄生虫、カビなど
を死滅させる強力な殺菌力を有する反面、人体には無害
で、環境を汚染することもない。
リアに対する不活性により、耐性菌が生じないため、す
べてのバクテリア、ビールス、菌類、寄生虫、カビなど
を死滅させる強力な殺菌力を有する反面、人体には無害
で、環境を汚染することもない。
【００１２】
【発明の実施の形態】この発明の殺菌水製造装置は、内
部に銀イオンプレートを設置した上下方向に長い電解タ
ンクの上方部に出水口を、下方部に給水口を設けた電解
配管部と、この電解配管部に連係して水の流れを感知し
て銀イオンプレートに電気を流す装置およびその電流値
を加減調節する装置から成る操作部を、連係作動すべく
単一のケーシング内に一体装置して成るもので、該殺菌
装置は電解配管部の下方部給水口を配水施設の配管部、
循環部などの上流部に、上方部出水口を同配水施設の下
流に取付けて設置する。
部に銀イオンプレートを設置した上下方向に長い電解タ
ンクの上方部に出水口を、下方部に給水口を設けた電解
配管部と、この電解配管部に連係して水の流れを感知し
て銀イオンプレートに電気を流す装置およびその電流値
を加減調節する装置から成る操作部を、連係作動すべく
単一のケーシング内に一体装置して成るもので、該殺菌
装置は電解配管部の下方部給水口を配水施設の配管部、
循環部などの上流部に、上方部出水口を同配水施設の下
流に取付けて設置する。
【００１３】
【実施例】この発明の実施例を図面を用いて説明する
と、図１は殺菌水製造装置の内部を示す正面図、図２は
殺菌水製造装置の電解配管部における電解タンクの縦断
面図、図３は同電解タンクの横断面図、図４は殺菌水製
造装置の取付例を示す正面図で、殺菌水製造装置はケー
シング１２内に電解配管部１と操作部８とを一体に連係
装置して成る。
と、図１は殺菌水製造装置の内部を示す正面図、図２は
殺菌水製造装置の電解配管部における電解タンクの縦断
面図、図３は同電解タンクの横断面図、図４は殺菌水製
造装置の取付例を示す正面図で、殺菌水製造装置はケー
シング１２内に電解配管部１と操作部８とを一体に連係
装置して成る。
【００１４】殺菌水製造装置の電解配管部１は、図２，
３に示すように胴部２ａの上方側部に出口５ａを、下方
側部の同一方向に向けて入口４ａを設けた有底筒状の電
解タンク２の天井部に、内側に銀イオンプレート３を取
付けた天板２ｂを装着して成り、銀イオンプレート３は
筒状をなし、天板２ｂ中央に絶縁体６および絶縁板６ａ
を介して取付けたホルダー７の上端の（＋）の電極７ａ
を貫通して外側に出し、内側のホルダー７に前記銀イオ
ンプレート３の上口縁を嵌着結合して電解タンク２内に
装着し、電解タンク２に通じる天板２ｂの取付部を
（−）の電極２ｃとする。
３に示すように胴部２ａの上方側部に出口５ａを、下方
側部の同一方向に向けて入口４ａを設けた有底筒状の電
解タンク２の天井部に、内側に銀イオンプレート３を取
付けた天板２ｂを装着して成り、銀イオンプレート３は
筒状をなし、天板２ｂ中央に絶縁体６および絶縁板６ａ
を介して取付けたホルダー７の上端の（＋）の電極７ａ
を貫通して外側に出し、内側のホルダー７に前記銀イオ
ンプレート３の上口縁を嵌着結合して電解タンク２内に
装着し、電解タンク２に通じる天板２ｂの取付部を
（−）の電極２ｃとする。
【００１５】電解タンク２の入口４ａには給水管４ｂ
を、出口５ａには出水管５ｂをそれぞれ取付けて互いに
平行する給水口４、出水口５を形成してケーシング１２
の側面から出し、コ字形の電解配管部１を構成する。
を、出口５ａには出水管５ｂをそれぞれ取付けて互いに
平行する給水口４、出水口５を形成してケーシング１２
の側面から出し、コ字形の電解配管部１を構成する。
【００１６】操作部８は図１に示すように、電源１３に
繋がる電子基盤１０に、水流速度（量）に応じて電流値
のボリュームを変化させて電解濃度を調節する装置９を
接続し、該濃度調節装置９を電子基盤１０を介して電極
７ａ，２ｃにそれぞれ接続する。
繋がる電子基盤１０に、水流速度（量）に応じて電流値
のボリュームを変化させて電解濃度を調節する装置９を
接続し、該濃度調節装置９を電子基盤１０を介して電極
７ａ，２ｃにそれぞれ接続する。
【００１７】トランス、抵抗器、コンデンサーなど電流
を操作する各種の器材を備えた電子基盤１０は、電解配
管部１の給水管４ｂ上に設けた水の流れを感知して電流
を開閉するフロースイッチ１１に接続し、電解タンク２
の銀イオンプレート３への通電を制御するもので、この
フロースイッチ１１は上方の出水管５ｂ上に設置するこ
とも可能である。
を操作する各種の器材を備えた電子基盤１０は、電解配
管部１の給水管４ｂ上に設けた水の流れを感知して電流
を開閉するフロースイッチ１１に接続し、電解タンク２
の銀イオンプレート３への通電を制御するもので、この
フロースイッチ１１は上方の出水管５ｂ上に設置するこ
とも可能である。
【００１８】操作部８内部に設けた電流計としての電解
濃度をコントロールする調節装置９を、装置正面のパネ
ル上に設けた点灯および指針などによる運転表示と銀イ
オンプレート３の寿命表示に連係させて利用すること
で、水への殺菌状況を外部正面から確認することができ
るものである。
濃度をコントロールする調節装置９を、装置正面のパネ
ル上に設けた点灯および指針などによる運転表示と銀イ
オンプレート３の寿命表示に連係させて利用すること
で、水への殺菌状況を外部正面から確認することができ
るものである。
【００１９】その作動は、電解配管部１の電解タンク２
への給水口４からの給水により、その流れを感知して電
源１３からの電流を自動的に開閉するフロースイッチ１
１を作動させて、電解タンク２内の銀イオンプレート３
に通電し、その流速（量）に応じて水の銀イオン化濃度
をコントロールすべく操作部８の濃度調節装置９の電流
値を設定操作して所定濃度に殺菌された水を出水口５よ
り供給するもので、水の銀イオンプレート３への水の接
触率を高めてイオン化効率を良くし、これにより各部
１，８を嵩低くして、電解配管部１と操作部８の一体ユ
ニット化を実現し、プール、浴場、洗浄処理槽、排水槽
などの配管部または循環部に容易に設置することができ
るものである。
への給水口４からの給水により、その流れを感知して電
源１３からの電流を自動的に開閉するフロースイッチ１
１を作動させて、電解タンク２内の銀イオンプレート３
に通電し、その流速（量）に応じて水の銀イオン化濃度
をコントロールすべく操作部８の濃度調節装置９の電流
値を設定操作して所定濃度に殺菌された水を出水口５よ
り供給するもので、水の銀イオンプレート３への水の接
触率を高めてイオン化効率を良くし、これにより各部
１，８を嵩低くして、電解配管部１と操作部８の一体ユ
ニット化を実現し、プール、浴場、洗浄処理槽、排水槽
などの配管部または循環部に容易に設置することができ
るものである。
【００２０】また、図４に示すように、電解タンク２に
おける入口４ａおよび出口５ａを互いに反対方向に向け
て設けたＳ字形またはＺ字形の電解配管部１では、銀イ
オンプレート３への水流による接触抵抗を増大させて銀
イオン化を促進する効果があり、さらに、銀イオンプレ
ート３の取付場所によっては出口５ａを天板２ｂまたは
胴部２ａの側部に、入口４ｂを底板または胴部２ａの側
部に設けることによっても同様の作用効果は得られる。
おける入口４ａおよび出口５ａを互いに反対方向に向け
て設けたＳ字形またはＺ字形の電解配管部１では、銀イ
オンプレート３への水流による接触抵抗を増大させて銀
イオン化を促進する効果があり、さらに、銀イオンプレ
ート３の取付場所によっては出口５ａを天板２ｂまたは
胴部２ａの側部に、入口４ｂを底板または胴部２ａの側
部に設けることによっても同様の作用効果は得られる。
【００２１】この殺菌水製造装置は、電解タンク２内の
流水中で銀イオンプレート３に通電し、銀（Ａｇ）をイ
オン化（Ａｇ＋）し水中に溶融させて殺菌力を有する水
を生成するもので、実施例による実験結果は１０ｌ／ｍ
ｉｎで電流値３００ｍＡに設定すれば２．０ｐｐｍ濃度
の殺菌水が得られ、１４ｌ／ｍｉｎの２００ｍＡでは
１．０ｐｐｍ、１５ｌ／ｍｉｎの１００ｍＡでは０．５
ｐｐｍの濃度殺菌が得られている。
流水中で銀イオンプレート３に通電し、銀（Ａｇ）をイ
オン化（Ａｇ＋）し水中に溶融させて殺菌力を有する水
を生成するもので、実施例による実験結果は１０ｌ／ｍ
ｉｎで電流値３００ｍＡに設定すれば２．０ｐｐｍ濃度
の殺菌水が得られ、１４ｌ／ｍｉｎの２００ｍＡでは
１．０ｐｐｍ、１５ｌ／ｍｉｎの１００ｍＡでは０．５
ｐｐｍの濃度殺菌が得られている。
【００２２】この装置で殺菌した水による殺菌メカニズ
ムは、水中の銀イオン表面に吸収されていた活性酸素Ｏ
−はバクテリア、ビールスの表面を形成するサルフィド
ル基（ＳＨ基）と容易に反応し水素原子を取り除くこと
により、イオウ原子（Ｓ）はジサルフィドル基（Ｒ−Ｓ
−Ｓ−Ｒ）を形成して表面を変質させ、これによってこ
れらバクテリア等は呼吸作用ができなくなり死滅し、溶
菌する触媒作用の酸化によるものである。
ムは、水中の銀イオン表面に吸収されていた活性酸素Ｏ
−はバクテリア、ビールスの表面を形成するサルフィド
ル基（ＳＨ基）と容易に反応し水素原子を取り除くこと
により、イオウ原子（Ｓ）はジサルフィドル基（Ｒ−Ｓ
−Ｓ−Ｒ）を形成して表面を変質させ、これによってこ
れらバクテリア等は呼吸作用ができなくなり死滅し、溶
菌する触媒作用の酸化によるものである。
【００２３】また、銀イオンはバクテリア膜表面基に取
り付き、細胞呼吸を弱め、エネルギーの運搬システムを
ブロックし、一方で活動するために必要な酵素はその分
子行列の中にある特定の金属原子をもっており、この金
属原子と銀イオンが置き換わり、酵素本来の働きができ
なくなるバクテリア細胞膜への反応により、その活動を
止めさせる。
り付き、細胞呼吸を弱め、エネルギーの運搬システムを
ブロックし、一方で活動するために必要な酵素はその分
子行列の中にある特定の金属原子をもっており、この金
属原子と銀イオンが置き換わり、酵素本来の働きができ
なくなるバクテリア細胞膜への反応により、その活動を
止めさせる。
【００２４】この装置で製造された殺菌水（銀イオン
水）の細菌およびウイルスに対するテスト結果は、殆ど
の病原菌に対して殺菌効果のあることが証明され、その
代表的なものとしてブドウ球菌、サルモネラ菌、赤痢
菌、クレブシェラ菌、レジオネラ属菌、シュードモナ
ス、ポリオウイルス、ロタウイルス、ヘルペスウイルス
などに効果が認められ、それ以外の多くの細菌、ウイル
スに効果あることも既に認められており、加えて、この
殺菌水（銀イオン水）は薬剤による方法と異なり、耐性
菌の生じる虞れがなく細菌などへの殺菌効果が低下する
ことがないと共に、人体および環境を害することがな
い。
水）の細菌およびウイルスに対するテスト結果は、殆ど
の病原菌に対して殺菌効果のあることが証明され、その
代表的なものとしてブドウ球菌、サルモネラ菌、赤痢
菌、クレブシェラ菌、レジオネラ属菌、シュードモナ
ス、ポリオウイルス、ロタウイルス、ヘルペスウイルス
などに効果が認められ、それ以外の多くの細菌、ウイル
スに効果あることも既に認められており、加えて、この
殺菌水（銀イオン水）は薬剤による方法と異なり、耐性
菌の生じる虞れがなく細菌などへの殺菌効果が低下する
ことがないと共に、人体および環境を害することがな
い。
【００２５】この殺菌水製造装置は工場の排水処理過程
の滅菌、プール水、水族館水、養殖場用水などの殺菌お
よび殺藻、浴場などの循環水の殺菌、清鮮野菜および魚
貝類の殺菌洗浄、豆腐およびこんにゃく等の食料品用水
殺菌、各種クリーニングタワーなどの殺藻、その他タオ
ル、ふきんなどの殺菌および防臭等に用いるものであ
る。
の滅菌、プール水、水族館水、養殖場用水などの殺菌お
よび殺藻、浴場などの循環水の殺菌、清鮮野菜および魚
貝類の殺菌洗浄、豆腐およびこんにゃく等の食料品用水
殺菌、各種クリーニングタワーなどの殺藻、その他タオ
ル、ふきんなどの殺菌および防臭等に用いるものであ
る。
【００２６】
【発明の効果】この発明の殺菌水製造装置は、上記で説
明した構成から成り、電解配管部の電解タンクでの出水
口を上方部に、給水口を下方部に配することで、上昇水
流により銀イオンプレートへの接触率を高めて電解配管
部を嵩低く形成することを可能にし、操作部との嵩低い
一体ユニット化を実現したものである。
明した構成から成り、電解配管部の電解タンクでの出水
口を上方部に、給水口を下方部に配することで、上昇水
流により銀イオンプレートへの接触率を高めて電解配管
部を嵩低く形成することを可能にし、操作部との嵩低い
一体ユニット化を実現したものである。
【００２７】これにより、各種の水利用施設の配管部、
循環部に容易に設置することができ、ことに、小規模の
水道の蛇口にも接続して、殺菌作用の強い水を生成し、
安全に効率よく使用し、排水することができる。
循環部に容易に設置することができ、ことに、小規模の
水道の蛇口にも接続して、殺菌作用の強い水を生成し、
安全に効率よく使用し、排水することができる。
【図１】この発明を実施せる殺菌水製造装置の内部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】殺菌水製造装置の電解配管部における電解タン
クの縦断面図である。
クの縦断面図である。
【図３】図２の電解タンクの横断面図である。
【図４】殺菌水製造装置の取付例を示す正面図である。
１ 電解配管部 ２ 電解タンク ３ 銀イオンプレート ４ 給水口 ５ 出水口 ８ 操作部 ９ 濃度調節装置 １１ フロースイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｄ ５６０ ５６０Ｆ
Claims (3)
- 【請求項１】 内部に銀イオンプレートを備えた電解タ
ンクの上方部に出水口を、下方部に給水口を設けた電解
配管部と、該電解配管部への水の流れを感知して銀イオ
ンプレートに電気を流す装置およびその電流値を調節す
る装置から成る操作部を連動すべく一体に連係装置して
成る殺菌水製造装置。 - 【請求項２】 前記電解配管部は、出水口と給水口を同
一方向に向けて設けたコ字形に形成して成る請求項１の
殺菌水製造装置。 - 【請求項３】 前記電解配管部は、出水口と給水口を互
いに反対方向に向け設けて成る請求項１の殺菌水製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28583799A JP2001062458A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 殺菌水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28583799A JP2001062458A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 殺菌水製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001062458A true JP2001062458A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17696734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28583799A Pending JP2001062458A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 殺菌水製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001062458A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020075483A (ko) * | 2001-03-24 | 2002-10-05 | 안정오 | 은을 함유시키는 세탁방법과 그 세탁기 |
| WO2004005195A1 (en) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Si-Young Park | Method and device for instantaneously producing silver ion (ag+) water |
| WO2005007583A1 (de) * | 2003-07-16 | 2005-01-27 | Kresimir Strlek | Entkeimungsgerät zum abtöten von legionellen |
| KR100556168B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2006-03-06 | 샤프 가부시키가이샤 | 이온 용출 유닛 및 이를 탑재한 기기 |
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| KR100761043B1 (ko) | 2006-09-04 | 2007-10-04 | 김영갑 | 은 이온 생성장치 |
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