JPH10227515A - 室内換気システム用分岐チャンバ− - Google Patents
室内換気システム用分岐チャンバ−Info
- Publication number
- JPH10227515A JPH10227515A JP4459897A JP4459897A JPH10227515A JP H10227515 A JPH10227515 A JP H10227515A JP 4459897 A JP4459897 A JP 4459897A JP 4459897 A JP4459897 A JP 4459897A JP H10227515 A JPH10227515 A JP H10227515A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- connection port
- chamber
- main duct
- ventilation system
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各ダクトホ−ス接続口における吸引力にアン
バランスが生ずることを防止することができ、以て各ダ
クトホ−スにおいて片寄りがなくバランスのとれた吸引
を可能ならしめて、各室の換気を満遍なく十分に行うこ
とを可能ならしめる室内換気システム用分岐チャンバ−
を提供することを課題とする。 【解決手段】 各室から延びるダクトホ−スを接続する
複数の接続口３と、排気ファンから延びるメインダクト
を接続する１つの接続口５とを有するチャンバ−であっ
て、各ダクトホ−ス接続口３がメインダクト接続口５か
ら等距離に配置される。等距離に配置するためには、通
例分岐チャンバ−を平面半円形としてその曲側面にダク
トホ−ス接続口３を並設し、直側面中央部にメインダク
ト接続口５を形成する。
バランスが生ずることを防止することができ、以て各ダ
クトホ−スにおいて片寄りがなくバランスのとれた吸引
を可能ならしめて、各室の換気を満遍なく十分に行うこ
とを可能ならしめる室内換気システム用分岐チャンバ−
を提供することを課題とする。 【解決手段】 各室から延びるダクトホ−スを接続する
複数の接続口３と、排気ファンから延びるメインダクト
を接続する１つの接続口５とを有するチャンバ−であっ
て、各ダクトホ−ス接続口３がメインダクト接続口５か
ら等距離に配置される。等距離に配置するためには、通
例分岐チャンバ−を平面半円形としてその曲側面にダク
トホ−ス接続口３を並設し、直側面中央部にメインダク
ト接続口５を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は室内換気システム用
分岐チャンバ−、より詳細には、多室の換気を同時に行
うシステムにおいて用いられるチャンバ−であって、各
室から延びるダクトホ−スを集結してこれを排気ファン
から延びるメインダクトに連通させる室内換気システム
用分岐チャンバ−に関するものである。
分岐チャンバ−、より詳細には、多室の換気を同時に行
うシステムにおいて用いられるチャンバ−であって、各
室から延びるダクトホ−スを集結してこれを排気ファン
から延びるメインダクトに連通させる室内換気システム
用分岐チャンバ−に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】多室の同時換気シテスムにおいては、各
室に開口していてそこから延びるダクトホ−スが、天井
裏に配備される分岐チャンバ−に接続される。従来用い
られている分岐チャンバ−は平面円形等を呈していて、
その周側面あるいは上下面に複数のダクトホ−ス接続口
と１つのメインダクト接続口とを配設したものである。
室に開口していてそこから延びるダクトホ−スが、天井
裏に配備される分岐チャンバ−に接続される。従来用い
られている分岐チャンバ−は平面円形等を呈していて、
その周側面あるいは上下面に複数のダクトホ−ス接続口
と１つのメインダクト接続口とを配設したものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の分岐チャン
バ−の場合は、メインダクト接続口に近い位置に存する
ダクトホ−ス接続口とそこから離れた位置に存するダク
トホ−ス接続口とが存在することとなり、メインダクト
接続口に近いものの方が遠いものよりも排気ファンによ
る吸引力が強く及ぶ等の理由で各ダクトホ−スにおける
吸引力にアンバランスが生ずる。
バ−の場合は、メインダクト接続口に近い位置に存する
ダクトホ−ス接続口とそこから離れた位置に存するダク
トホ−ス接続口とが存在することとなり、メインダクト
接続口に近いものの方が遠いものよりも排気ファンによ
る吸引力が強く及ぶ等の理由で各ダクトホ−スにおける
吸引力にアンバランスが生ずる。
【０００４】そこで本発明は、各ダクトホ−ス接続口に
おける吸引力にアンバランスが生ずることを防止するこ
とができ、以て各ダクトホ−スにおいて片寄りがなくバ
ランスのとれた吸引を可能ならしめて、各室の換気を満
遍なく十分に行うことを可能ならしめる室内換気システ
ム用分岐チャンバ−を提供することを課題とする。
おける吸引力にアンバランスが生ずることを防止するこ
とができ、以て各ダクトホ−スにおいて片寄りがなくバ
ランスのとれた吸引を可能ならしめて、各室の換気を満
遍なく十分に行うことを可能ならしめる室内換気システ
ム用分岐チャンバ−を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、各室から延び
るダクトホ−スを接続する複数の接続口と、排気ファン
から延びるメインダクトを接続する１つの接続口とを有
するチャンバ−であって、前記各ダクトホ−ス接続口が
前記メインダクト接続口から等距離に配置されているこ
とを特徴とする室内換気システム用分岐チャンバ−、を
以て上記課題を解決した。
るダクトホ−スを接続する複数の接続口と、排気ファン
から延びるメインダクトを接続する１つの接続口とを有
するチャンバ−であって、前記各ダクトホ−ス接続口が
前記メインダクト接続口から等距離に配置されているこ
とを特徴とする室内換気システム用分岐チャンバ−、を
以て上記課題を解決した。
【０００６】各ダクトホ−スをメインダクト接続口から
等距離（本発明においては、完全な同一だけでなくほぼ
同一の場合も含む。）に配置するためには、通例分岐チ
ャンバ−を平面半円形としてその曲側面にダクトホ−ス
接続口を並設し、直側面中央部にメインダクト接続口を
形成するか、分岐チャンバ−を平面半正多角形とし、そ
の各短尺側面にダクトホ−ス接続口を設けると共に、長
尺側面中央部にメインダクト接続口を設ける。
等距離（本発明においては、完全な同一だけでなくほぼ
同一の場合も含む。）に配置するためには、通例分岐チ
ャンバ−を平面半円形としてその曲側面にダクトホ−ス
接続口を並設し、直側面中央部にメインダクト接続口を
形成するか、分岐チャンバ−を平面半正多角形とし、そ
の各短尺側面にダクトホ−ス接続口を設けると共に、長
尺側面中央部にメインダクト接続口を設ける。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明するに、図中１は、金属製、合成樹脂製等
の分岐チャンバ−で、図１乃至図３に示す分岐チャンバ
−１は平面半円形を呈している。分岐チャンバ−１の曲
側面２には複数（図示した例では６個）の接続口３が、
曲側面２の半径方向に向けて突設される。各接続口に
は、各室から延びるダクトホ−スが接続される。また、
分岐チャンバ−１の後側の直側面４の中央部に、通例室
外に配置される排気ファンから延びるメインダクトを接
続するための接続口５が突設される。
依拠して説明するに、図中１は、金属製、合成樹脂製等
の分岐チャンバ−で、図１乃至図３に示す分岐チャンバ
−１は平面半円形を呈している。分岐チャンバ−１の曲
側面２には複数（図示した例では６個）の接続口３が、
曲側面２の半径方向に向けて突設される。各接続口に
は、各室から延びるダクトホ−スが接続される。また、
分岐チャンバ−１の後側の直側面４の中央部に、通例室
外に配置される排気ファンから延びるメインダクトを接
続するための接続口５が突設される。
【０００８】図４に示す分岐チャンバ−１ａは、その形
状を平面視半正多角形（図では正12角形）としたもの
で、その６個の短尺側面８にそれぞれダクトホ−ス接続
口３を配備すると共に、その長尺側面９の中央部にメイ
ンダクト接続口５を配備してある。
状を平面視半正多角形（図では正12角形）としたもの
で、その６個の短尺側面８にそれぞれダクトホ−ス接続
口３を配備すると共に、その長尺側面９の中央部にメイ
ンダクト接続口５を配備してある。
【０００９】上記いずれの構成においても、メインダク
ト接続口５に対して各ダクトホ−ス接続口３が等距離に
配置されているため、排気ファンを始動させると、室内
の汚れた空気はダクトホ−スから等圧にてバランスよく
吸引され、その後ダクトホ−スを通ってダクトホ−ス接
続口３から分岐チャンバ−１、１ａ内に流入した後、メ
インダクト接続口５からメインダクトに流れ、室外に排
出される。
ト接続口５に対して各ダクトホ−ス接続口３が等距離に
配置されているため、排気ファンを始動させると、室内
の汚れた空気はダクトホ−スから等圧にてバランスよく
吸引され、その後ダクトホ−スを通ってダクトホ−ス接
続口３から分岐チャンバ−１、１ａ内に流入した後、メ
インダクト接続口５からメインダクトに流れ、室外に排
出される。
【００１０】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、複数の
ダクトホ−ス接続口がメインダクト接続口に対し等距離
に配置されているため、各ダクトホ−ス接続口における
吸引圧が均等化され、以て各室における換気を満遍なく
十分に行わしめる効果がある。
ダクトホ−ス接続口がメインダクト接続口に対し等距離
に配置されているため、各ダクトホ−ス接続口における
吸引圧が均等化され、以て各室における換気を満遍なく
十分に行わしめる効果がある。
【図１】 本発明の一実施例の正面図である。
【図２】 本発明の一実施例の部分断面平面図である。
【図３】 本発明の一実施例の背面図である。
【図４】 本発明の他の実施形態の平面図である。
１ 分岐チャンバ− １ａ 分岐チャンバ− ２ 曲側面 ３ ダクトホ−ス接続口 ４ 直側面 ５ メインダクト接続口 ８ 短尺側面 ９ 長尺側面
Claims (3)
- 【請求項１】 各室から延びるダクトホ−スを接続する
複数の接続口と、排気ファンから延びるメインダクトを
接続する１つの接続口とを有するチャンバ−であって、
前記各ダクトホ−ス接続口が前記メインダクト接続口か
ら等距離に配置されていることを特徴とする室内換気シ
ステム用分岐チャンバ−。 - 【請求項２】 前記チャンバ−が平面視半円形を呈して
いて、その曲側面に前記ダクトホ−ス接続口を設けると
共に、その直側面の中央部に前記メインダクト接続口を
設けた請求項１記載の室内換気システム用分岐チャンバ
−。 - 【請求項３】 前記チャンバ−が平面視半正多角形を呈
していて、その短尺側面に前記ダクトホ−ス接続口を設
けると共に、その長尺側面の中央部に前記メインダクト
接続口を設けた請求項１記載の室内換気システム用分岐
チャンバ−。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04459897A JP3276300B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 室内換気システム用分岐チャンバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04459897A JP3276300B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 室内換気システム用分岐チャンバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227515A true JPH10227515A (ja) | 1998-08-25 |
| JP3276300B2 JP3276300B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=12695902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04459897A Expired - Fee Related JP3276300B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 室内換気システム用分岐チャンバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3276300B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006137644A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Taiheiyo Cement Corp | セメント製造工程からの抽気ガスの合流装置及び分岐装置 |
| KR100662654B1 (ko) | 2005-04-12 | 2006-12-28 | 인천도시가스주식회사 | 가스 배관용 설치구 |
| JP2007003087A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分岐チャンバーおよび換気装置 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP04459897A patent/JP3276300B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006137644A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Taiheiyo Cement Corp | セメント製造工程からの抽気ガスの合流装置及び分岐装置 |
| JP4512473B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2010-07-28 | 太平洋セメント株式会社 | セメント製造工程からの抽気ガスの合流装置及び分岐装置 |
| KR100662654B1 (ko) | 2005-04-12 | 2006-12-28 | 인천도시가스주식회사 | 가스 배관용 설치구 |
| JP2007003087A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分岐チャンバーおよび換気装置 |
| JP4600176B2 (ja) * | 2005-06-23 | 2010-12-15 | パナソニック株式会社 | 分岐チャンバーおよび換気装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3276300B2 (ja) | 2002-04-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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