JPH024347Y2 - - Google Patents

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JPH024347Y2
JPH024347Y2 JP16039184U JP16039184U JPH024347Y2 JP H024347 Y2 JPH024347 Y2 JP H024347Y2 JP 16039184 U JP16039184 U JP 16039184U JP 16039184 U JP16039184 U JP 16039184U JP H024347 Y2 JPH024347 Y2 JP H024347Y2
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JP
Japan
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outside air
outlet
inlet
outdoor unit
heat exchange
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JP16039184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は空気調和装置に係り、特に背面部から
外気を吸込む吸込口と、前面部から熱交換後の外
気を吹出す吹出口とを有する空冷式の室外ユニツ
トを互いにその背面部に前面部を位置させて近接
して多段に連結して配列することを可能にし、複
数段の室外ユニツトを熱交換後の排熱に干渉され
ることなくその配列及び配置の省スペース化をな
し得る空気調和装置に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
一般にスプリツト形の空気調和装置にあつては
室内に配置される室内ユニツトと室外に配置され
る室外ユニツトとを備えている。この室外ユニツ
トには、第3図に示す如く内部にフアン26及び
熱交換器27を設けると共にその前面部24に熱
交換後の外気を排気するための吹出口25と背面
部22に熱交換器27と対向して設けた外気を導
入するための吸込口23とが設けられている。
ところで、上記室外ユニツトは設置場所の制限
等から複数台を狭い場所に設置しなければならな
い要求があつた。
従来、空気調和装置の複教の室外ユニツトを比
較的狭い設置場所に据付けるには第3図に示す如
く配列設置されていた。図示するように背面部2
2に外気を吸込む吸込口23を有し、前面部24
に熱交換後の外気を吹き出す吹出口25を有する
室外ユニツト21をそれぞれその背面部22の後
方に前面部24を位置させて配置していた。
〔背景技術の問題点〕
上述した如く、比較的狭い据付スペース内に複
数の室外ユニツト21を据付ける場合に室外ユニ
ツト21の背面部22に他の室外ユニツト21の
前面部24を向い合せて配置すると、外気の吸込
口23に吹出口25が向い合うことになり吹出口
25から排気される熱交換後の昇温された外気が
吸込口23に導入されることになる。従つて、室
外ユニツト21の熱交換効率が低下する問題があ
つた。
また、各室外ユニツト21が吹出口25から排
気される熱交換後の外気によつて影響されないよ
うにするには各室外ユニツト21の間隔を大きく
設定することとなり、据付スペースを大きく採
り、狭い据付スペースには限られた少数の室外ユ
ニツト21しか据付けられない問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は従来の空気調和装置における問題点を
有効に解決するために創案されたものである。
本考案の目的は複数の室外ユニツトを熱交換後
に排気される外気により熱影響を受けることな
く、互いに近接させて据付けることができ、狭い
設置場所に多くの室外ユニツトを据付けることが
できる空気調和装置を提供するものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために本考案は背面部から
外気を吸込む吸込口と前面部から熱交換した外気
を吹き出す吹出口が設けられた室外ユニツトを複
数設置するようにした空気調和装置において、上
記室外ユニツトをそれぞれ吸込口側と吹出口側を
向い合わせて多段に配列すると共に吸込口側と吹
出口側との間を仕切つて連結すると共に上記吸込
口に側部から外気を導入する外気導入口と上記吹
出口から熱交換後の外気を上部に排出する外気排
出口を形成した連結部材を設けて構成し、吹出口
から排気される熱交換後の外気を上方に向けて排
気させると共に側部から吸込口に外気を導入させ
て吹出口からの排気と吸込口から吸込まれる外気
とが互いに干渉しないようにしたものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の一実施例を添付図面に従つて説明
する。
第1図に示すごとく室外ユニツト1は内部にフ
アン16及び熱交換器17を設けると共に背面部
2に熱交換器17と対向して外気を吸込む吸込口
3を有すると共に前面部4に熱交換後の外気を吹
き出す吹出口5を有して構成される。このように
構成された室外ユニツト1はそれぞれ吸込口3側
に吹出口5側を向い合わせて多段に配列される。
また、室外ユニツト1の吸込口3と吹出口5との
間にはこれらを仕切つて互いに連結すると共に側
部から上記吸込口3に外気を導入させる外気導入
口6を形成し且つ上記吹出口5からの熱交換後の
外気を上部に案内させる外気排出口7を形成する
連結部材8が設けられる。
この連結部材8は第2図に示すように一枚の仕
切板9から構成され、この仕切板9は室外ユニツ
ト1,1間に起立してこの起立壁12が吸込口3
側と吹出口5側と横断して仕切るに充分な断面積
を有するように構成されている。この仕切板9の
上下辺部10,11がそれぞれ吸込口3を有する
室外ユニツト1の上下端部に接合するように略直
角に折り返され、両側部に折り返された上下辺部
10,11と仕切板9の起立壁12とによつて区
画されて上記外気導入口6が形成されると共に仕
切板9の両側辺部13,14がそれぞれ吹出口5
を有する室外ユニツト1の両側縁部に接合するよ
うに略直角に折り返され、これら折り返された両
側辺部13,14と仕切板9の起立壁12とによ
つて区画されて、上部に開放された外気排出口7
が形成される。従つて、第1図に示すように連結
部材8を各室外ユニツト1の吸込口3側と吹出口
5側との間に設けることにより、その起立壁12
と折り返された上下辺部10,11と両側辺部1
3,14とが上記吸込口3と吹出口5とを仕切る
と共に、吸込口3の側部には外気導入口6が形成
され且つ吹出口5にはその上部に排気させるため
の外気排出口7が形成されることになる。また、
折り返された上下辺部10,11を室外ユニツト
1の上下端縁部に接合させると共に両側辺部1
3,14を同様に室外ユニツト1の両側部に接合
させることにより、各室外ユニツト1は一体的に
連結されることになる。
また、連結部材8は各室外ユニツト1,1間に
設けられ、各室外ユニツト1をそれぞれ近接させ
て連結させることになるが、各室外ユニツト1,
1間の距離tは外気導入口6及び排出口7を形成
する仕切板9の各折り返した上下辺部10,11
及び両側辺部13,14の大きさにより決定され
ることになる。
次に本考案の作用について述べる。
第1図に示すように、各室外ユニツト1はそれ
ぞれ連結部材8によつてその背面部2に前面部4
を向い合わせて近接されて配設されることにな
る。従つて、背面部2に向いた前面部4に形成さ
れた吹出口5から熱交換後の昇温された外気は仕
切板9の起立壁12と折り返された両側辺部1
3,14とによつて遮られて吸込口3に流れるこ
となく排出口7から上方に排気されることにな
る。
他方、吸込口3には仕切板9の起立壁12と折
り返された上下辺部10,11とによつて区画さ
れ、室外ユニツト1の両側部に形成された外気導
入口6が設けられ、これにより冷却用の外気が案
内されて吸込まれることになる。従つて、各室外
ユニツト1の吹出口5から排気される熱交換後の
外気は吸込口3とは完全に遮断されて上部に吹出
されると共に冷却用の外気は室外ユニツトの側部
から吸込口3に案内されることになり、排気され
る外気が吸込まれる冷却用の外気に干渉乃至混流
されることがない。
このように連結部材8により排気される熱交換
後の外気と吸込まれる外気とがそれぞれ方向を異
にし且つ互いに干渉しないために室外ユニツト1
を互いに近接させて連結させることができ、狭い
据付スペースに多数の室外ユニツト1を多段に配
設することができる。また、排気される熱交換後
の外気が吸込口3から冷却用外気に一切干渉乃至
混流することがないので、各室外ユニツト1を近
接させてもその熱交換効率を低下させることがな
い。
上記連結部材8は一枚の仕切板9の上下辺部と
両側辺部とを折り返すことによつて成型すること
ができ、構造が簡単になし得る。
尚、上記実施例にあつては室外ユニツト1の3
台を連結した例を示したが各室外ユニツト1間に
連結部材8を介設することにより、多数の室外ユ
ニツト1を近接させて配設することができること
は勿論である。
更に、第1図中15は各室外ユニツト1を載置
する支持台乃至脚である。
また、上記実施例においては連結部材8が一枚
の仕切板9を各側辺部を折り返して成型したが、
これに限らず室外ユニツト1の前面部,背面部と
略等しい断面積を有する仕切板を形成し、この仕
切板の上下端部及び両側端部にそれぞれ外気導入
口及び排出口を形成するため板材を溶接等により
接合させて連結部材を構成しても、また合成樹脂
等で一体成形しても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上の構成により、本考案は以下のごとき優れ
た効果を発揮する。
(1) 吹出口と吸込口とを互いに向い合せて室外ユ
ニツトを配列しても、吹出口から排気される熱
交換後の昇温された外気が吸込口から吸込まれ
る冷却用の外気に干渉させることがないので、
多数の室外ユニツトを近接させて多段に配置す
ることができ、狭い据付スペースに多数の室外
ユニツトを配置することができる。
(2) また、連結部材も簡単に製作できる。
(3) 連結部材を各室外ユニツト間に介設させるこ
とで、多数の室外ユニツトを互いに近接させて
据付けることができ、既設の室外ユニツトに簡
単に採用することができ汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略斜視図、
第2図は要部の拡大斜視図、第3図は従来例を示
す概略斜視図である。 図中、1は室外ユニツト、3は吸込口、5は吹
出口、6は外気導入口、7は外気排出口、9は仕
切板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 背面部に外気を吸込む吸込口を有すると共に
    前面部に熱交換後の外気を吹き出す吹出口を有
    する室外ユニツトを複数設置するようにした空
    気調和装置において、上記室外ユニツトをそれ
    ぞれ吸込口側に吹出口側を向い合わせて多段に
    配列すると共に吸込口側と吹出口側との間にこ
    れらを仕切つて互いに連結すると共に側部から
    上記吸込口に外気を導入させる外気導入口を形
    成し且つ上記吹出口からの熱交換後の外気を上
    部に案内させる外気排出口を形成する連結部材
    を設けたことを特徴とする空気調和装置。 (2) 上記連結部材が上下辺部が互いに吸込口を有
    する室外ユニツト側に折り返されて上記外気導
    入口を形成すると共に両側辺部が互いに吹出口
    を有する室外ユニツト側に折り返されて上記外
    気排出口を形成する仕切板から構成された上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記記載の空気調
    和装置。
JP16039184U 1984-10-25 1984-10-25 Expired JPH024347Y2 (ja)

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JP16039184U JPH024347Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6176269U JPS6176269U (ja) 1986-05-22
JPH024347Y2 true JPH024347Y2 (ja) 1990-02-01

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