JPH10226656A - 新規な中間体 - Google Patents

新規な中間体

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JPH10226656A
JPH10226656A JP9349886A JP34988697A JPH10226656A JP H10226656 A JPH10226656 A JP H10226656A JP 9349886 A JP9349886 A JP 9349886A JP 34988697 A JP34988697 A JP 34988697A JP H10226656 A JPH10226656 A JP H10226656A
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JP
Japan
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compound
formula
ammonium
alkyl
tri
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Pending
Application number
JP9349886A
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English (en)
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Bernd Siebenhaar
ジーベンハール バーンド
Bruno Casagrande
カサグランデ ブルーノ
Victor Eliu
エリウ ヴィクター
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Novartis AG
BASF Schweiz AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG, Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH10226656A publication Critical patent/JPH10226656A/ja
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
    • C07C309/01Sulfonic acids
    • C07C309/28Sulfonic acids having sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C309/29Sulfonic acids having sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton of non-condensed six-membered aromatic rings
    • C07C309/32Sulfonic acids having sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton of non-condensed six-membered aromatic rings containing at least two non-condensed six-membered aromatic rings in the carbon skeleton
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    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • C07C1/24Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms by elimination of water
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    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/60Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by elimination of -OH groups, e.g. by dehydration
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C303/02Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】蛍光増白剤製造中間体として有用な新規化合物
とその製造方法を提供する。 【解決手段】一般式1の化合物、その製造方法ならびに
非対称または対称蛍光増白剤の製造中間体としてのその
使用法。 (Rは水素またはC−Cアルキル、Yは水素、C
−Cアルキル、C−Cアルコキシ、CF、ハロ
ゲン(F、Cl、BrまたはI)またはSOMであ
り、ここでMは水素、Na、K、Ca、Mg、アンモニ
ウム、モノ−、ジ−、トリ−またはテトラ−C−C
アルキルアンモニウム、モノ−、ジ−またはトリ−ヒド
ロキシアルキルアンモニウムあるいはC−Cアルキ
ル基とC−Cヒドロキシアルキル基との混合物によ
りジ−またはトリ−置換されたアンモニウムである)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、蛍光増白剤製造のための中間体
として有用な新規化合物ならびにこの新規化合物の製造
方法に関する。
【0002】米国特許第2465486号明細書には、
4、4’−ジビニル−ビフェニルの製造方法が記述され
ている。この方法は、脱水剤の存在下における4、4’
−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニルの脱水を
含んでいる。この反応は、好ましくは不活性ガス雰囲気
下、低減された圧力下、かつ高められた温度において実
施される。これによって得られた気体状4、4’−ジビ
ニル−ビフェニルは、凍結されて固体状に変換される。
【0003】4、4’−ジビニル−ビフェニルのいま一
つの既知の製造方法が日本国特許第08003079号
明細書に記載されている。この製造方法においては、
4、4’−ジエチル−ビフェニルが、水蒸気の存在下に
おいて、脱水触媒と接触させられ;4、4’−ジビニル
−ビフェニルを含む気体状反応生成物に冷媒が急速に添
加され;そして4、4’−ジビニル−ビフェニルを含有
する溶液または分散物が形成される。
【0004】化合物4、4’−ジビニル−ビフェニル
は、スチレンのごとき他のモノマーとの共重合体の製造
のための出発物質として使用することが公知である。さ
らに、4、4’−ジビニル−ビフェニルはある種の蛍光
増白剤のための出発物質として使用することもできる。
すなわち、4、4’−ジビニル−ビフェニルを、パラジ
ウム化合物の存在下において、Heck反応に従ってジ
アゾ化合物と反応させてジスチリル−ジアリール蛍光増
白剤が得られる。しかし、このようにHeck反応に使
用された場合には、対応する対称形ジスチリル−ジアリ
ール蛍光増白剤のみが得られる。
【0005】本発明の第1の目的は、非対称形または対
称形ジスチリル−ジアリール蛍光増白剤の製造のために
有用な、新規なクラスのビニル−ビフェニル化合物を提
供することである。すなわち、本発明は下記式の化合物
を提供する:
【化10】 式中、Rは水素またはC1-C4 アルキル、好ましくは水
素であり、Yは水素、C1-C4 アルキル、C1-C4 アル
コキシ、CF3 、ハロゲン(F、Cl ,Br またはI)
またはSO3 Mであり、ここにおいてMは水素、Na ,
K,Ca ,Mg ,アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−
またはテトラ−C1-C4 アルキルアンモニウム、モノ
−、ジ−またはトリ−ヒドロキシアルキルアンモニウ
ム、あるいはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロキシ
アルキル基との混合物によってジ−置換またはトリ−置
換されたアンモニウムである。好ましくは、Yは水素で
ある。式(1)の好ましい化合物は、4−ビニル−4’
−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルである。
【0006】本発明は、上記式(1)の化合物の製造方
法をも提供するものであり、その製造方法は下記記式
(2)
【化11】 (式中、RとYとは前記の意味を有する)の化合物を、
高沸点溶剤中、140乃至260℃の範囲、好ましくは
180乃至220℃の範囲の温度において部分的に脱水
することを特徴とする。
【0007】使用される溶剤は、好ましくはポリアルキ
レングリコールまたはそのジアルキルエーテル、好まし
くはポリエチレングリコールまたはそのジメチルエーテ
ル、特にジエチレングリコールまたはトリエチレングリ
コール−ジメチルエーテルである。トリエチレングリコ
ール−ジメチルエーテルのごとき酸を含まない溶剤が使
用される場合には、好ましくは、本発明による部分的脱
水工程の間に、少量の酸性化合物、たとえばp−トルエ
ンスルホン酸、が存在する。
【0008】本発明の第2の対象である部分的脱水方法
は、好ましくは常圧下、かつスチレンモノマーの重合抑
制剤である化合物の有効量の存在下において行われる。
かかる重合抑制剤の例はキノン、立体障害フェノールま
たはアミンである。好ましい重合抑制剤は、tert−
ブチルピロカテコールである。
【0009】200℃以上の脱水温度においては、式
(1)の生成物が脱水を始めて4、4’−ジビニル−ビ
フェニルが生成する。したがって、本発明による部分的
脱水法において使用される反応温度は、180乃至22
0℃の範囲に保持し、そして反応混合物の内容物を監視
して、最適量の式(2)の生成物が反応混合物中に検出
されたなら、ただちに反応を停止するのが好ましい。
【0010】式(1)の生成物を製造するための本発明
による部分脱水法のほかに、いくつかの他のルートが式
(1)の化合物を得るために利用可能である。これら各
種ルートを次の図式にまとめて示す。
【化12】
【0011】本発明の第3の目的は、下記式の化合物の
製造方法を提供することである。
【化13】 (式中、RとYとは前記の意味を有する)。この方法
は、式(1)の化合物を、高沸点不活性溶剤中におい
て、140乃至260℃の範囲、好ましくは180乃至
220℃の範囲の温度において脱水することを特徴とす
る。
【0012】使用される溶剤は、好ましくはポリアルキ
レングリコールまたはそのジアルキルエーテル、好まし
くはポリエチレングリコールまたはそのジメチルエーテ
ル、特にジエチレングリコールまたはトリエチレングリ
コール−ジメチルエーテルである。トリエチレングリコ
ール−ジメチルエーテルのごとき酸を含まない溶剤が使
用される場合には、好ましくは、本発明による部分的脱
水工程の間に、少量の酸性化合物、たとえばp−トルエ
ンスルホン酸、が存在する。
【0013】本発明の第3の対象である部分的脱水法
は、好ましくは、常圧下、かつスチレンモノマーの重合
抑制剤である化合物の有効量の存在下において実施され
る。かかる重合抑制剤の例はキノン、立体障害フェノー
ルまたはアミンである。好ましい重合抑制剤はtert
−ブチルピロカテコールである。式(2)の好ましい出
発物質は、4−ビニル−4’−α−ヒドロキシエチル−
ビフェニルであり、これが本発明の第3の対象である方
法によって脱水されて4、4’−ジビニル−ビフェニル
が製造される。
【0014】本発明の第4の目的は、下記式の非対称ま
たは対称化合物の製造方法である。
【化14】 [式中、Yは前記の意味を有し、R1とR2とは互いに同種
または異種であり、それぞれが、場合によっては1個ま
たはそれ以上の式SO3 M(式中、Mは前記の意味を有
する)の基によって置換されたフェニル基である]。こ
の本発明の方法は (a)式(1)の化合物を、パラジウム化合物の存在下
において、式R1-N2- (式中、X- は陰イオンであ
る)のジアゾニウム化合物と反応させて、式
【化15】 (式中、Y、RおよびR1は前記の意味を有する)の化合
物を生成させ; (b)式(5)の化合物を、140乃至260℃の範
囲、好ましくは180乃至220℃の範囲の温度におい
て、高沸点不活性溶剤中で脱水して、式
【化16】 (式中、Y、RおよびR1は前記の意味を有する)の化合
物を生成させ;そして (c)式(6)の化合物を、Heck反応の条件下にお
いて、式R2-N2- (式中、R2およびX- は前記の意
味を有する)のジアゾニウム化合物と反応させて、式
(4)の化合物を生成させることを特徴とする。
【0015】式(5)の化合物を式(6)の化合物へ脱
水する工程(b)は、式(1)の化合物の脱水による式
(3)の化合物の製造方法に関して述べた脱水方法に従
って、都合よく行われる。
【0016】式(1)の化合物と式R1-N2- のジア
ゾニウム化合物との反応、ならびに式(6)の化合物と
式R2-N2- のジアゾニウム化合物との反応、すなわ
ち本製造方法の工程(a)および(c)は、いずれもH
eck反応の条件下において、すなわち触媒としてのパ
ラジウム化合物の存在下において、実施される。この反
応は水、脂肪族アルコールまたは脂肪族酸のごとき有機
溶剤中において行われる。
【0017】パラジウム化合物触媒の例は、無機パラジ
ウム塩たとえば塩化物、臭化物、ヨウ化物、硝酸塩、硫
酸塩、酢酸塩またはプロピオン酸塩、あるいはこれらの
混合物である。またパラジウム化合物は錯塩の形で使用
することもできる。適当な錯形成化合物の例は、アルキ
ルニトリルたとえばC1-C4 アルキルニトリル、アリー
ルニトリルたとえばベンゾニトリル、亜リン酸塩たとえ
ば亜リン酸トリフェニル、トリアリールホスファンたと
えばトリフェニルホスファン、またはその一、二または
三ナトリウム塩、ビス(ジアリールホスファン)−アル
カンたとえばビス(ジアリールホスファン)−メタン、
−エタン、−プロパンまたは−ブタン、トリヘタリール
ホスファンたとえばトリフリルフォスファンおよびビス
(ジベンザルアセトン)である。これら有機錯生成化合
物は、1個またはそれ以上の水溶性化基、たとえばスル
ホ基またはカルボキシル基によって置換されることもで
きる。好ましいパラジウム化合物触媒は、パラジウム
[ビス(ジベンザルアセトン)]2 である。
【0018】Heck反応が、水を溶剤として実施され
る場合には、使用されるパラジウム化合物触媒が1個ま
たはそれ以上の水溶性化基たとえばスルホ基またはカル
ボキシル基を含有しているのが好ましい。
【0019】しかし、好ましくは反応工程(a)および
(c)は有機溶剤中において、特にC1-C12アルコール
またはC1-C4 アルカン酸中において行うのが好まし
い。C1-C12アルこーるの例はメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、t−ブチル
アルコール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n
−オクタノール、n−デカノール、n−ドデカノールな
どである。適当なC1-C4アルカン酸の例はギ酸、酢
酸、プロピオン酸、n−酪酸などである。
【0020】パラジウム化合物触媒は、好ましくは式
(1)または(6)の反応体を基準にして、それぞれ
0.001乃至5モルパーセント、より好ましくは0.
005乃至0.5モルパーセントの量で使用される。工
程(a)および(c)における反応温度は、好ましくは
0乃至100℃、特に10乃至80℃の範囲である。
【0021】工程(a)または(c)の完了後、好まし
くは、パラジウム触媒は公知の方法によって再使用のた
めに回収される。
【0022】工程(a)および(c)において、それぞ
れ反応体として使用される式R1- N2- またはR2- N
2- (式中、R1、R2およびX- は前記の意味を有す
る)の化合物は公知化合物でありそしてそれ自体公知の
方法で製造することができる。たとえば、該ジアゾニウ
ム化合物は式R1- NH2 またはR2- NH2 に対応するア
ミンを、水溶液または有機溶液中において、酸の存在下
においてアルカリ金属亜硝酸塩または亜硝酸アルキルと
反応させることによって製造することができる。ジアゾ
化が有機溶液中において実施される場合には、ジアゾ化
反応の副生成物として生じる水を、その生成時に除去す
るのが好ましい。このような水の除去は、無水酢酸、硫
酸ナトリウム、塩化カルシウムまたは分子ふるいのごと
き水結合物質の存在下においてジアゾ化を実施すること
によって都合よく行うことができる。
【0023】式(5)の化合物は、それ自体が新規化合
物であり、したがって本発明のいま1つの対象である。
【0024】以下の実施例によって本発明を説明する。
実施例中および部とパーセントは、特に別途記載のない
限り、重量ベースである。
【0025】実施例1 500ml容の三つ口フラスコに下記材料を装填する。 4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニル 15g, トリエチレングリコール−トリメチルエーテル 135g, tert−ブチルピロカテコール 0.3g, トルエン−4−スルホン酸一水和物 27mg。 フラスコ内容物を、アルゴン雰囲気下において、撹拌し
ながら加熱する。反応温度が90℃に達すると、出発物
質4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニ
ルが溶解し、そして反応溶液が透明となる。4−ビニル
−4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルの4、4’
−ジビニル−ビフェニルへの転化は、反応温度が180
℃に到達すると始まり、転化はトリエチレングリコール
−ジメチルエーテルの沸点(224乃至227℃)に達
するまで続く。白濁が反応混合物中に生じるまで(約5
0分後)、反応混合物を還流温度に保持する。この時点
において、塩基を添加しかつ急冷することによって反応
を止める。この反応混合物は下記組成を有する: 4、4’−ジビニル−ビフェニル 50−55%、 4−ビニル−4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニル 40−45%、 4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニル 2−5%, 副生成物 0−5%。 冷却した反応溶液を、tert−ブチルピロカテコール
の100mgを含有している脱イオン水2リットル中に、
撹拌しながらゆっくりと注入する。反応生成物が沈殿す
るのでこれを濾別する。分離された沈殿物を、tert
−ブチルピロカテコールの100mgを含有する脱イオン
水2リットルで洗い、再度濾過する。濡れている濾過ケ
ーキを、三日間20℃において真空乾燥する。2つの主
生成物、4、4’−ジビニル−ビフェニルと4−ビニル
−4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルとを、弱塩
基性溶剤を使用してシリカカラムで相互に分離する。
【0026】実施例2 500ml容の三つ口フラスコに下記材料を装填する。 4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニル 15g, トリエチレングリコール−トリメチルエーテル 135g, tert−ブチルピロカテコール 0.3g, トルエン−4−スルホン酸一水和物 27mg。 フラスコ内容物を、アルゴン雰囲気下において、撹拌し
ながら加熱する。反応温度が90℃に達すると、出発物
質4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニ
ルが溶解し、そして反応溶液が透明となる。4−ビニル
−4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルの4、4’
−ジビニル−ビフェニルへの転化は、反応温度が180
℃に到達すると始まり、転化はトリエチレングリコール
−ジメチルエーテルの沸点(224乃至227℃)に達
するまで続く。反応混合物を還流温度に保持し、そして
約30分後に、塩基を添加しかつ急冷することによっ
て、反応を止める。この反応混合物は下記組成を有す
る: 4、4’−ジビニル−ビフェニル 10−17%、 4−ビニル−4’−α−ヒドロキシエチル)−ビフェニル 35−40%、 4、4’−ジ−(α−ヒドロキシエチル)−ビフェニル 18−20%、 副生成物 0−5%。 このあと、冷却した反応溶液を、実施例1に記載したよ
うにして仕上げする。
【0027】実施例3 非対称蛍光増白剤の製造 (A)第一ジアゾニウム化合物の合成 無水酢酸150gの中に、撹拌しながら、3−アミノベ
ンゼン−スルホン酸(100%)38gと濃硫酸(96
%)13.8gとを入れ、そしてこの混合物を5乃至1
0℃まで外部冷却する。この温度において、亜硝酸ナト
リウムの50%水溶液31.7gを、1時間にわたり、
滴下添加する。この全体を温度を、10℃以下に保持し
ながら、さらに1時間撹拌する。最後に亜硝酸塩の過剰
量を測定し、そして必要量の3−アミノベンゼンスルホ
ン酸を添加してその過剰分を除去する。
【0028】(B)第一ジアゾニウム化合物と4−ビニ
ル−4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルとの反応 上記工程(A)で得られたジアゾ懸濁物に、3時間かけ
て無水酢酸200gを滴下添加する。この時、弱い発熱
反応が起こる。この反応混合物を1時間撹拌し、無水酢
酸ナトリウム32.8gを添加し、全体をよく撹拌し、
パラジウム[ビス(ジベンザルアセトン)]2 の1gで
処理し、そして5分後に、4−ビニル−4’−α−ヒド
ロキシ−ビフェニルの45gとtert−ブチル−ピロ
カテコールの0.05gとを添加する。この反応混合物
を、18乃至20℃において、10時間撹拌し、40℃
まで加熱し、そしてさらに5時間この温度に保持する。
酢酸を真空蒸留によって除去し、得られた溶融物を、水
を加えて体積400mlに調整し、そして90℃まで加熱
する。この溶液から反応生成物を結晶析出させるため勾
配を使用して溶液を15℃に冷却する。最後に、晶析し
た生成物を濾過によって分離し、洗滌し、真空乾燥す
る。しかして、式
【化17】 の化合物83gを得る。これは、使用した4−ビニル−
4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルの量を基準に
して、83%の収率に相当する。
【0029】(C)脱水工程 上記工程(B)からの乾燥生成物を、トリエチレングリ
コールジメチルエーテルの750g中で撹拌混合し、そ
してtert−ブチル−ピロカテコールの1gとトルエ
ン−4−スルホン酸の0.2gとを添加する。ついで、
この反応混合物を、撹拌しながら加熱する。反応混合物
の温度が180℃以上になると脱水が始まり、そして反
応混合物の温度がトリエチレングリコールジメチルエー
テルの沸点(224−227℃)に到達するまで続く。
反応混合物を還流温度に2時間保持した後、冷却し、塩
基の添加によって中和して、下記生成物を得る。
【化18】
【0030】(D)第二ジアゾニウム化合物の合成 無水酢酸150gの中に、撹拌しながら、2−アミノベ
ンゼンスルホン酸29.4g(100%;工業品位生成
物32.6g)と水7gとを入れ、そしてこの混合物を
5乃至10℃まで外部冷却する。この温度において、亜
硝酸アミルの21.0gを1時間にわたって滴下添加す
る。この反応混合物を、さらに2時間撹拌する。最後に
亜硝酸塩の過剰量を測定し、そして必要量の2−アミノ
ベンゼンスルホン酸を添加してその過剰分を除去する。
【0031】(E)第二ジアゾニウム化合物と4−ビニ
ル−4’(β−スチリル−3−スルホン酸ビフェニルと
の反応 上記工程(D)において得られたジアゾ懸濁物に、無水
酢酸20gを、2時間かけて滴下添加する。この時、弱
い発熱反応が起こる。この反応混合物を1時間撹拌し、
無水酢酸ナトリウム32.8gを添加し、全体をよく撹
拌し、パラジウム[ビス(ジベンザルアセトン)]2
1gで処理し、そして5分後に、この反応混合物を工程
(C)からの反応混合物と一緒にする。この反応混合物
を、18乃至20℃において、10時間撹拌し、40℃
に加熱し、そしてさらに5時間この温度に保持する。揮
発性成分すなわちアミルアルコール、酢酸およびトリエ
チレングリコールジメチルエーテルを真空蒸留によって
除去する。得られた溶融物を、水を加えて体積300ml
に調整し、そして90℃に加熱する。不溶物を清澄濾過
によって分離する。この溶液から反応生成物を結晶析出
させるため勾配を使用して溶液を15℃に冷却する。最
後に、晶析した生成物を濾過によって分離し、洗滌し、
真空乾燥する。しかして、式
【化19】 の化合物75gを得る。これは、使用したビニル化合物
の重量を基準にして、総収率66%に相当する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 25/24 C07C 25/24 29/60 29/60 33/28 33/28 33/48 33/48 41/18 41/18 43/205 43/205 D 43/23 43/23 A 303/22 303/22 303/32 303/32 309/32 309/32 309/42 309/42 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ブルーノ カサグランデ スイス国,4142 ミュンヘンスタイン,ブ ルーメンシュトラーセ 14 (72)発明者 ヴィクター エリウ ドイツ国,79539 レーラッハ,イム レ ーゲルハルト 2

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式の化合物 【化1】 (式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり、Yは
    水素、C1-C4 アルキル、C1-C4 アルコキシ、CF
    3 、ハロゲン(F、Cl,Br またはI)またはSO3
    Mであり、ここにおいてMは水素、Na ,K, Ca ,
    Mg ,アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−またはテト
    ラ−C1-C4アルキルアンモニウム、モノ−、ジ−また
    はトリ−ヒドロキシアルキルアンモニウムあるいはC1-
    4 アルキル基とC1-C4 ヒドロキシアルキル基との混
    合物によってジ−置換またはトリ−置換されたアンモニ
    ウムである)。
  2. 【請求項2】 4−ビニル−4’−α−ヒドロキシエチ
    ル−ビフェニルである請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の式(1)の化合物の製造
    方法において、下記式(2) 【化2】 (式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり、Yは
    水素またはSO3 Mであり、ここにおいてMは水素、N
    a ,K,Ca ,Mg,アンモニウム、モノ−、ジ−、ト
    リ−またはテトラ−C−C4 アルキルアンモニウム、
    モノ−、ジ−またはトリ−ヒドロキシアルキルアンモニ
    ウムあるいはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロキシ
    アルキル基との混合物によってジ−置換またはトリ−置
    換されたアンモニウムである)の化合物を、高沸点不活
    性溶剤中、140乃至260℃の範囲の温度において部
    分的に脱水することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 部分的脱水が180乃至220℃の範囲
    の温度において行われる請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 溶剤がポリアルキレングリコールまたは
    そのジアルキルエーテルである請求項3または4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 ポリアルキレングリコールまたはそのジ
    アルキルエーテルが、ポリエチレングリコールまたはそ
    のジメチルエーテルである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 ポリエチレングリコールまたはそのジメ
    チルエーテルが、ジエチレングリコールまたはトリエチ
    レングリコール−ジメチルエーテルである請求項6記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 酸を含まない溶剤を使用し、そして部分
    的脱水工程中に少量の酸性化合物が存在する請求項3乃
    至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 酸を含まない溶剤がトリエチレングリコ
    ール−ジメチルエーテルであり、そして該酸性化合物が
    p−トルエンスルホン酸である請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 部分的脱水が、常圧下、かつスチレン
    モノマーの重合抑制剤である化合物の有効量の存在下に
    おいて行われる請求項3乃至9のいずれか1項に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 該重合抑制剤がキノン、立体障害フェ
    ノールまたはアミンである請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 該重合抑制剤がtert−ブチルピロ
    カテコールである請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 温度が180乃至220℃の範囲であ
    り、反応混合物の内容物が監視され、そして反応混合物
    中に最適量の式(2)の生成物が検出されたなら、ただ
    ちに反応が停止される請求項3乃至12のいずれか1項
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 下記式 【化3】 (式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり、Yは
    水素またはSO3 Mであって、ここにおいてMは水素、
    Na ,K,Ca ,Mg ,アンモニウム、モノ−、ジ−、
    トリ−またはテトラ−C1-C4 アルキルアンモニウム、
    モノ−、ジ−またはトリ−ヒドロキシアルキルアンモニ
    ウムあるいはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロキシ
    アルキル基との混合物によってジ−置換またはトリ−置
    換されたアンモニウムである)の化合物の製造方法にお
    いて、式 【化4】 (式中、RおよびYは前記の意味を有する)の化合物
    を、高沸点不活性溶剤中、140乃至260℃の範囲の
    温度において脱水することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 脱水が180乃至220℃の範囲の温
    度において行われる請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 溶剤がポリアルキレングリコールまた
    はそのジアルキルエーテルである請求項14または15
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 ポリアルキレングリコールまたはその
    ジアルキルエーテルが、ポリエチレングリコールまたは
    そのジメチルエーテルである請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 ポリエチレングリコールまたはそのジ
    メチルエーテルが、ジエチレングリコールまたはトリエ
    チレングリコール−ジメチルエーテルである請求項17
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 酸を含まない溶剤が使用され、そして
    部分的脱水工程中に少量の酸性化合物が存在する請求項
    14乃至18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 酸を含まない溶剤がトリエチレングリ
    コール−ジメチルエーテルであり、そして該酸性化合物
    がp−トルエンスルホン酸である請求項19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 部分的脱水が、常圧下、かつスチレン
    モノマーの重合抑制剤である化合物の有効量の存在下に
    おいて行われる請求項14乃至20のいずれか1項に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 該重合抑制剤がキノン、立体障害フェ
    ノールまたはアミンである請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 該重合抑制剤がtert−ブチルピロ
    カテコールである請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 式(2)の出発物質が4−ビニル−
    4’−α−ヒドロキシエチル−ビフェニルであり、これ
    が脱水されて4、4’−ジビニル−ビフェニルが製造さ
    れる請求項14乃至23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 下記式 【化5】 [式中、Yは水素またはSO3 Mであり、ここにおいて
    Mは水素、Na ,K,Ca ,Mg,アンモニウム、モノ
    −、ジ−、トリ−またはテトラ−C−C4 アルキルア
    ンモニウム、モノ−、ジ−またはトリ−ヒドロキシアル
    キルアンモニウム、あるいはC1-C4 アルキル基とC1-
    4 ヒドロキシアルキル基との混合物によってジ−置換
    またはトリ−置換されたアンモニウムである、R1とR2
    は互いに同種または異種であり、それぞれが場合によっ
    ては1個またはそれ以上の式SO3 M(式中、Mは前記
    の意味を有する)の基によって置換されたフェニル基で
    ある]の化合物の製造方法において、 (a)請求項1記載の式(1)の化合物を、パラジウム
    化合物の存在下において、式R1-N2- (式中、X-
    は陰イオンである)のジアゾニウム化合物と反応させ
    て、式 【化6】 (式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり、R1
    よびYは前記の意味を有する)の化合物を生成させ; (b)式(5)の化合物を、140乃至260℃の範囲
    の温度において、高沸点不活性溶剤中で脱水して、式 【化7】 (式中、Y、RおよびR1は前記の意味を有する)の化合
    物を生成させ;そして (c)式(6)の化合物をパラジウム化合物の存在下に
    おいて、式R2-N2-(式中、R2およびX- は前記の
    意味を有する)のジアゾニウム化合物と反応させて、式
    (4)の化合物を生成させることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 パラジウム化合物が無機パラジウム塩
    またはパラジウム錯塩である請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 該無機パラジウム塩が塩化物、臭化
    物、ヨウ化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩またはプロピオ
    ン酸塩、あるいはこれらの混合物である請求項26記載
    の方法。
  28. 【請求項28】 該パラジウム錯塩が、アルキルニトリ
    ル、アリールニトリル、亜リン酸塩、トリアリールホス
    ファン、ビス(ジアリールホスファン)−アルカン、ト
    リヘタリールホスファンおよびビス(ジベンザルアセト
    ン)から選択された錯生成物質より生成される請求項2
    6記載の方法。
  29. 【請求項29】 該パラジウム化合物触媒がパラジウム
    [ビス(ジベンザルアセトン)]2 である請求項28記
    載の方法。
  30. 【請求項30】 反応工程(a)および(c)が、有機
    溶剤中において行われる請求項25乃至29のいずれか
    1項に記載の方法。
  31. 【請求項31】 該有機溶剤がC1-C12アルコールまた
    はC1-C4 アルカン酸である請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 該パラジウム化合物が、式(1)また
    は(6)の反応体を基準にして、それぞれ0.001乃
    至5モルパーセントの量で使用される請求項25記載の
    方法。
  33. 【請求項33】 該パラジウム化合物が、式(1)また
    は(6)の反応体を基準にして、それぞれ0.005乃
    至0.5モルパーセントの量で使用される請求項32記
    載の方法。
  34. 【請求項34】 工程(a)および(c)における反応
    温度が0乃至100℃の範囲である請求項25乃至33
    のいずれか1項に記載の方法。
  35. 【請求項35】 工程(a)または(c)の完了後、パ
    ラジウム触媒が再使用のため回収される請求項25乃至
    34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 【請求項36】 下記式の化合物 【化8】 [式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり、Yは
    水素またはSO3 Mであって、ここにおいてMは水素、
    Na ,K,Ca ,Mg ,アンモニウム、モノ−、ジ−、
    トリ−またはテトラ−C1-C4 アルキルアンモニウム、
    モノ−、ジ−またはトリ−ヒドロキシアルキルアンモニ
    ウムあるいはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロキシ
    アルキル基との混合物によってジ−置換またはトリ−置
    換されたアンモニウムを意味する,R1は、場合によって
    は1個またはそれ以上の式SO3 M(式中、Mは前記の
    意味を有する)の基によって置換されたフェニル基であ
    る]。
  37. 【請求項37】 下記式の化合物。 【化9】
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