JP3223377B2 - 対称的な2,2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェノール類の製造方法 - Google Patents

対称的な2,2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェノール類の製造方法

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JP3223377B2 JP34992991A JP34992991A JP3223377B2 JP 3223377 B2 JP3223377 B2 JP 3223377B2 JP 34992991 A JP34992991 A JP 34992991A JP 34992991 A JP34992991 A JP 34992991A JP 3223377 B2 JP3223377 B2 JP 3223377B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/16Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D249/18Benzotriazoles
    • C07D249/20Benzotriazoles with aryl radicals directly attached in position 2

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2,2’−メチレンビ
スベンゾトリアゾリルフェノール類の製造の新規な方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような化合物の製造方法は欧州特許
公開第180993号に開示されている。この方法にお
いて、ベンゾトリアゾリルフェノール第一段階で、ア
ミンとホルムアルデヒド有機溶媒中で反応させて、相
当するマンニッヒ塩基を得る。第二段階で、単離された
マンニッヒ塩基をさらにベンゾトリアゾリルフェノール
と他の有機溶媒中で反応させて、望ましい2,2’−メ
チレンビスベンゾトリアゾリルフェノールを得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】対称的な2,2’−メ
チレンビスベンゾトリアゾリルフェノール類は、有機溶
媒の存在なしでベンゾトリアゾリルフェノール、アミン
及びホルムアルデヒドを反応させることにより従来の反
応よりも、より単純に、より早く得られるということが
見い出された。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は次式
(1)
【化4】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし12のア
ルキル基またはアルコキシ基、フェニル基、アルキル基
部分に1ないし4個の炭素原子を含むフェニルアルキル
基、またはハロゲン原子を表わし、Rは炭素原子数1
ないし12のアルキル基、COH基により置換された
炭素原子数1ないし12のアルキル基、フェニル基、ア
ルキル基部分に1ないし4個の炭素原子を含むフェニル
アルキル基、または炭素原子数5ないし8のシクロアル
キル基を表わす)で表わされる対称的な2,2’−メチ
レンビスベンゾトリアゾリル フェノールの製造方法に
おいて、次式(2)
【化5】 (式中、R及びRは与えられた意味を表わす)で表
わされる化合物を次式(3)
【化6】 (式中、R及びRはそれぞれ独立して他の炭素原子
数1ないし4のアルキル基を表わす)で表わされる化合
物及び、次式(4)CHOで表わされる化合物、また
はそのポリマーと反応させて、相当するマンニッヒ塩基
を得て、そして該マンニッヒ塩基を塩基で処理すること
からなり、両反応は中間体を分離することなく、同じ反
応容器中で連続的に行われる方法に関する。
【0005】式(1)の化合物は例えば、上記で引用さ
れた欧州特許公開第180993号で公知である。式
(2)の出発化合物もまた、その製造方法と共に、米国
特許第4642350号明細書及び欧州特許公開第31
302号で公知であり、開示されている。式(1)の
2,2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェノー
ルは、有機ポリマーにおいて光安定剤として使用されう
る。
【0006】本発明の方法により製造された式(1)の
化合物における置換基R1 は、水素原子に加えて、炭素
原子数1ないし12のアルキル基、代表的にはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ノニル基、デシル基、及びドデシル基、並び
に相当する分枝状異性体である。適当なアルコキシ官能
基の例は、この詳細から推論できる。さらに、R1 はフ
ェニル基、またはアルキル基部分に1ないし4個の炭素
原子を含むフェニルアルキル基である。実例はフェニル
エチル基、フェニルプロピル基、α−メチルベンジル
基、α,α−ジメチルベンジル基、及び好ましくはベン
ジル基である。R1 はハロゲン原子、例えば、塩素原子
または臭素原子でありうる。好ましくは、R1 は水素原
子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、または塩素原
子である。
【0007】適当なアルキル置換基R2 は、R1 で引用
されたものと同じである。これらのアルキル置換基はC
2 H基により置換されて、−CH2 CH2 CO2 Hの
ような基を形成する。フェニル基、及びアルキル基部分
に1ないし4個の炭素原子を含むフェニルアルキル基
(R1 のときの例)に加えて、R2 は炭素原子数5ない
し8のシクロアルキル基、代表的にはシクロペンチル
基、シクロヘキシル基、及びシクロオクチル基でありう
る。
【0008】式(3)の化合物におけるR3 及びR
4 は、それぞれ独立して他の炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、例えば、メチル基、プロピル基、及びブチル
基、並びに相当する分枝状異性体である。
【0009】R1 が水素原子、炭素原子数1ないし4の
アルキル基、またはハロゲン原子、好ましくは塩素原子
を表わし、R2 が炭素原子数1ないし12のアルキル基
を表わし、さらに好ましくはR1 が水素原子を表わし、
2 が炭素原子数6ないし12のアルキル基を表わす式
(2)の化合物を使用することは好ましい。特に好まし
いアルキル官能基R2 は第三オクチル基である。
【0010】式(3)の化合物におけるR3 及びR4
好ましくは、同じ意味を表わし、好ましくはメチル基ま
たはブチル基を表わす。
【0011】ホルムアルデヒドに加えて、式(4)の化
合物として、ホルムアルデヒドのポリマー、例えば、パ
ラホルムアルデヒド〔(CH2 O)n ,n=12〜3
0〕またはトリオキサンを使用することができる。
【0012】本発明の方法は例えば、ベンゾトリアゾリ
ルフェノール及びホルムアルデヒドを反応器に好都合に
は圧力下、代表的には1ないし50mbarで置き、こ
の混合物を溶融物に転換することにより行われる。ジア
ルキルアミンをこの溶融物中に通し、次いで反応混合物
を多少高めな温度、代表的には120ないし150℃で
反応させ続ける。反応器中の圧力はこの状態で約170
0〜1900mbarに高められうる。通常、反応は2
ないし4時間後中断することができる
【0013】マンニッヒ塩基及び未反応ベンゾトリアゾ
リルベンゼンを含んでいる溶融物を冷却させ、反応水お
よび過剰のアミンを減圧することにより除去する。マン
ニッヒ塩基は単離されず、さらに同じ反応器中で反応す
る。脱アミン反応のため、塩基、例えば、ナトリウム
メタノレートまたはナトリウム エタノレートのような
アルカリ金属アルコレート、または水酸化ナトリウム若
しくは水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物
が、反応混合物に添加され、そしてバッチは圧力下、代
表的には150ないし200mbarで、約280ない
し220℃に加熱される。
【0014】通常、脱アミン反応は2ないし4時間後に
停止される。塩基を中和するため、溶融物はより高温の
沸点をもつ溶媒、例えば、キシレンに溶解され、カルボ
ン酸、好ましくはギ酸または酢酸で処理される。ろ過に
より不純物を除去した後、慣用の方法、例えば、結晶
化、蒸留または抽出により反応生成物が生じる。析出に
よる溶融物の結晶化、または精製段階は、カルボン酸で
の中和後、引続き直接起こる。この場合、有機溶媒の添
加は不要である。
【0015】未反応ベンゾトリアゾリルフェノールは、
より高温の沸点をもつ有機溶媒から蒸留により、例え
ば、薄いフィルムエバポレータにより回収され、消費さ
れたベンゾトリアゾリルフェノールに基づいた収量は、
通常4ないし10%まで増加する。溶媒は再利用されう
る。
【0016】本発明の方法の特徴は、有機溶媒の存在な
しでワン ポット方法(one-pot process)として行われ
ることである。
【0017】純粋な生成物の収量を増加することに加え
て、この方法は欧州特許公開第180993号に開示さ
れた先行技術の方法よりさらに意味のある有利な点を提
供する。この先行技術と比較して、本発明の方法は34
時間の全反応時間(第一段階で24時間、第二段階で1
0時間)を4ないし8時間に短縮する。これは、本発明
の方法が生成物の純度を損なうことなく、欧州特許公開
第180993号の第一反応段階必要とされた時間の
6ないし8分の1だけで、生成物の収量をより高めるこ
とを意味する。空時収量は少なくとも因子5により本発
明の実施において、改善された。
【0018】本発明の実施において、中間体(次式
【化7】 で表わされるマンニッヒ塩基)の単離、またはこの中間
体の精製でさえ、また必要ない。
【0019】欧州特許公開第180993号において、
種々の有機溶媒は第一及び第二反応段階に使用される。
その方法に関連した問題、すなわち、溶媒の精製または
処理の問題が本発明の方法において生じない。これらの
利点は、本発明の方法が単純で、非常に実利的な2,
2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェノール類
の製造方法であることを明確にした。
【0020】60ないし300℃、好ましくは130な
いし220℃の温度範囲で本発明の方法が行われるのが
好ましい。マンニッヒ塩基を製造するまでの第一段階は
60ないし150℃、好ましくは120ないし150℃
の温度範囲で行われ、そして最終生成物を形成するまで
の第二段階は180ないし300℃、好ましくは180
ないし220℃の温度範囲で行われる。塩基、例えば、
アルカリ金属アルコレートまたはアルカリ金属水酸化物
の存在下に第二段階が行われる必要がある。式(2),
(3)及び(4)の化合物のモル比は好ましくは2:
1:1ないし2:3:3、特に2:2.5:1.5であ
る。
【0021】本発明の方法は、式(2){R1 が水素原
子を表わし、R2 が第三オクチル基を表わす}で表わさ
れる化合物を、式(3){R3 及びR4 が同時にメチル
基またはブチル基を表わす}で表わされる化合物および
ホルムアルデヒドとを反応させ、これらの化合物をモル
比2:2:1ないし2:2.2:1.1で使用し、そし
て反応温度が130ないし220℃の範囲である、2,
2’−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメ
チルブチル)−6−ベンゾトリアゾリルフェノール〕の
製造に特に適する。
【0022】本発明は以下の実施例により、さらに詳細
に説明され、パーセントは重量による。
【0023】
【実施例】実施例1:1.5bar過圧で試験され、気
体吸入チューブ、受け用フラスコをもつ降下冷却器及び
真空ポンプへの冷却トラップをもつ真空接続チューブを
備え付けた0.75lの二重ジャケットフラスコ(doub
le-jacket flask)に、323.2g(1.0モル)の4
−(1,1,3,3−テトラメチル)ブチル−6−ベン
ゾトリアゾール−2−イルフェノールおよび16.5g
(0.55モル)のパラホルムアルデヒドを入れる。
【0024】20mbarにフラスコを排気し、封じた
後、混合物を120℃のジャケット温度で溶融し、その
結果、圧力は約270mbarに上がる。その後、2
4.8g(0.55モル)の気体状ジメチルアミンを容
易に攪拌できる溶融物に100〜105℃、30分かけ
て混入する。最終圧力は900〜1000mbarに上
がる。反応混合物を135℃に加熱し、この温度で2な
いし4時間、1800mbarに高められた圧力で攪拌
する。90℃に冷却後、未反応アミンと一緒に反応水
を、減圧し及び、130℃に加熱することにより除去す
る。圧力は窒素でゆるめ、次いで2.2g(0.04モ
ル)のナトリウムメチレートを触媒として反応塊に添加
し、200mbarの減圧にした後、素早く200℃に
加熱する。
【0025】約145〜155℃からジメチルアミンの
分離が観察される。200℃及び約200mbarで2
ないし4時間攪拌した後、脱アミン反応は終り、反応が
完了する。200gのキシレン混合物に溶融物を溶解し
た後、アルカリ触媒を3.2mlのギ酸(85%)で中
和し、溶液を130℃でろ過することにより不純物を除
去し、ろ液を75gのキシレン混合物で洗浄する。約0
℃に冷却することにより結晶化する。
【0026】粘性懸濁液を吸引ろ過し、100gのキシ
レン混合物で洗浄し、生成物を120℃の真空乾燥オー
ブン中で乾燥する。 収量:黄色粉末の形態で294gの生成物(消費された
ベンゾトリアゾリルフェノールに基づいて理論値の8
9.3%)、融点197.6℃、 450nmで透過(クロロホルム中5%):96.4% 500nmで透過:97.7%。
【0027】洗浄された液体は、蒸発により完全に濃縮
され、残渣は、未反応ベンゾトリアゾリルフェノールが
量的収量で回収されるように薄いフィルムエバポレータ
で蒸留される。この方法で、未反応ベンゾトリアゾリル
フェノールの4ないし10%は回収され、次のバッチで
使用される。消費されたベンゾトリアゾリルフェノール
に基づいた収量は、理論値の90〜92%である。
【0028】実施例2:固定攪拌器、還流コンデンサ
ー、窒素吸入チューブ及び油浴を備え付けた0.75l
のスルホン化フラスコに、323.2g(1.0モル)
の4−(1,1,3,3−テトラメチル)ブチル−6−
ベンゾトリアゾール−2−イルフェノールおよび16.
5g(0.55モル)のパラホルムアルデヒドを14
2.2g(1.1モル)のジブチルアミンと一緒に入れ
る。
【0029】懸濁液を約100℃に加熱し、100〜1
02℃で6時間攪拌する。過剰のジブチルアミン及び反
応水は5mbar及び120℃での蒸留により除去され
る。引続き、析出は、5mbarの圧力下および反応時
間がたった1ないし2時間であること以外は、実施例1
に記載されたように行われる。 収量:黄色粉末の形態で277〜290gの生成物(消
費されたベンゾトリアゾリルフェノールに基づいて理論
値の84〜88%)、融点197℃、 450nmで透過(クロロホルム中5%):97.0% 500nmで透過:98.8%。 母液は実施例1のように調製される。収量は理論値の8
8〜92%まで高まる。
【0030】実施例3:実施例1の0.75lの二重ジ
ャケット圧力反応器に、323.2g(1.0モル)の
4−(1,1,3,3−テトラメチル)ブチル−6−ベ
ンゾトリアゾール−2−イルフェノール、15.6g
(0.52モル)のパラホルムアルデヒドおよび13
4.4g(1.04モル)のジブチルアミンを入れる。
【0031】反応器を100nbarで排気し、封じ
る。懸濁液を135℃に加熱し、この温度で1時間、約
1.7barに高められた圧力で攪拌する。他の段階
は、触媒量が0.54gまたは1モル%に相当する0.
01モルに減少されること以外、実施例1で記載された
一般手順に従って行われる。
【0032】収量:黄色粉末の形態で277〜290g
の生成物(使用されたベンゾトリアゾリルフェノールに
基づいて理論値の84〜88%、または消費されたベン
ゾトリアゾリルフェノールに基づいて理論値の88〜9
2%)、融点197.5℃、 450nmで透過(クロロホルム中5%):97.9% 500nmで透過:99.4%。
【化4】
【化4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー ステークマン スイス国,4410 リースタル,ウンター デァゾンハルテ 9 (56)参考文献 特開 昭61−115073(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子、炭素原子数1ないし12のア
    ルキル基またはアルコキシ基、フェニル基、アルキル基
    部分に1ないし4個の炭素原子を含むフェニルアルキル
    基、またはハロゲン原子を表わし、 R2 は炭素原子数1ないし12のアルキル基、CO2
    基により置換された炭素原子数1ないし12のアルキル
    基、フェニル基、アルキル基部分に1ないし4個の炭素
    原子を含むフェニルアルキル基、または炭素原子数5な
    いし8のシクロアルキル基を表わす)で表わされる対称
    的な2,2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェ
    ノールの製造方法において、 次式(2) 【化2】 (式中、R1 及びR2 は与えられた意味を表わす)で表
    わされる化合物を次式(3) 【化3】 (式中、R3 及びR4 はそれぞれ独立して他の炭素原子
    数1ないし4のアルキル基を表わす)で表わされる化合
    物及び、次式(4)CH2 Oで表わされる化合物、また
    はそのポリマーと反応させて、相当するマンニッヒ塩基
    を得て、そして該マンニッヒ塩基を塩基で処理すること
    からなり、両反応は中間体を分離することなく、有機溶
    媒の不存在下で同じ反応容器中で連続的に行われる方
    法。
  2. 【請求項2】 R1 が水素原子、炭素原子数1ないし4
    のアルキル基またはハロゲン原子を表わし、R2 が炭素
    原子数1ないし12のアルキル基を表わす請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 R1 が水素原子を表わし、R2 が炭素原
    子数6ないし12のアルキル基を表わす請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 R2 が第三オクチル基を表わす請求項3
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 R3 及びR4 がメチル基またはブチル基
    を表わす請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 反応が60ないし300℃、好ましくは
    130ないし220℃の温度範囲で行われる請求項1記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 式(2),(3)及び(4)の化合物が
    モル比2:1:1ないし2:3:3、好ましくは2:
    2.5:1.5で反応する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(2){R1 が水素原子を表わし、R
    2 が4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)を表
    わす}で表わされる化合物を、式(3){R3及びR4
    がメチル基またはブチル基を表わす}で表わされる化合
    物およびホルムアルデヒドと、モル比2:2:1ないし
    2:2.2:1.1及び130ないし220℃の温度範
    囲で反応させることにより、請求項1記載の2,2’−
    メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブ
    チル)−6−ベンゾトリアゾリルフェノール〕を製造す
    る方法。
JP34992991A 1990-12-11 1991-12-10 対称的な2,2’−メチレンビスベンゾトリアゾリル フェノール類の製造方法 Expired - Lifetime JP3223377B2 (ja)

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