JPH1022643A - キャビティ付きプリント配線板と、その製造方法および製造装置 - Google Patents

キャビティ付きプリント配線板と、その製造方法および製造装置

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JPH1022643A
JPH1022643A JP8188063A JP18806396A JPH1022643A JP H1022643 A JPH1022643 A JP H1022643A JP 8188063 A JP8188063 A JP 8188063A JP 18806396 A JP18806396 A JP 18806396A JP H1022643 A JPH1022643 A JP H1022643A
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cavity
depth
printed wiring
circuit pattern
wiring board
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Shinichi Natori
信一 名取
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層積層板の一方の面からキャビティ部分を
NC加工機で座ぐり加工することにより、半導体素子を
実装するためのキャビティを形成する場合に、座ぐり加
工の深さを短時間で高精度に制御でき、作業効率を向上
させ、製品の信頼性と歩留まりとを向上させる。 【解決手段】a.互いに電気的に接続された前記内層回
路パターンの座標とスルーホールの座標とを予めメモリ
しておき、 b.最初にこのスルーホールと、座ぐり加工具との間の
電気接続の有無を監視しながら前記メモリした内層回路
パターンの座標で座ぐり加工を行い、 c.前記スルーホールと座ぐり加工具とが電気的に接続
した時点で座ぐり加工の深さを求めてメモリし、 d.キャビティの他の部分を同一深さに座ぐり加工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体素子を実装
するための上方へ開いたキャビティを有するキャビティ
付きプリント配線板と、その製造方法および製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICやLSIなどの半導体素子を収容す
るためのキャビティを一方の面(以下上面という)に持
ち、このキャビティに半導体素子を固着してからこの素
子をプリント配線板のパッドにワイヤボンディングでき
るようにしたプリント配線板が公知である。
【0003】図5はこのようなプリント配線板の断面構
造を示す図である。この図において符号10はプリント
配線板であり、その上面には上方へ開いた矩形の凹部す
なわちキャビティ12が形成されている。このキャビテ
ィ12の底面には、キャビティ12の四辺に近接し各辺
に沿って並んだ多数の電極すなわちパッド14が形成さ
れている。またプリント配線板10の上面には、キャビ
ティ12の四辺に近接し各辺に沿って並んだ多数のパッ
ド16が形成されている。
【0004】18は半導体素子であり、ICやLSIな
どのチップからなる。この半導体素子18はキャビティ
12の底面に接着固定され、その後この半導体素子18
の多数の電極はパッド14、16にワイヤボンディング
される。すなわちワイヤ20によって素子18とパッド
14、16とが接続される。
【0005】このようにパッド14と16とをキャビテ
ィ12の底面とプリント配線板10の上面とに2段に設
けるのは、次のような理由による。すなわち素子18の
外部接続電極数の増加に伴いプリント配線板側のパッド
数が増え、パッドピッチを狭くする必要が生じる。しか
しワイヤボンディングに使用する機器(ワイヤボンダ)
の加工精度には限界がある。そこでパッド14、16を
2段に分けてパッドピッチを拡大できるようにしたもの
である。
【0006】図6はこのキャビティ12を有するプリン
ト配線板10の従来の製造方法を示す図である。この図
は回路パターンを4層に形成したものである。図で30
は内層基板であり、その両面に貼られた銅箔をエッチン
グ処理することにより第2層および第3層の回路パター
ン2L、3Lが上面と下面にそれぞれ形成されている。
【0007】内層基板30の上下両面には外層基板3
2、34が積層され、これら外層基板32、34の外面
に第1層および第4層の回路パターン1L、4Lが形成
される。第2層の回路パターン2Lの一部は、前記キャ
ビティ12の底に表れるパッド14となる。また第1層
の回路パターン1Lの一部は、前記キャビティ12の周
辺に形成されるパッド16となる。
【0008】このようにして作られた多層積層板36
は、NCルータなどのNC(数値制御)加工機によって
キャビティ12(図5参照)が座ぐり加工される。この
NC加工機は、多層積層板36の上面(第1層のパター
ン1L側)から下降する座ぐり加工具38を水平面内で
移動させることによりキャビティ12を加工するもので
ある。加工具38を水平面内で移動させる代わりに、多
層積層板36を水平面内で2次元移動させてもよい。
【0009】例えば、工具であるフライス(座ぐり加工
具38)に回転運動と上下運動とを与えつつ水平方向の
2次元の送り運動を与えて切削加工する公知の立てフラ
イス盤あるいはエンドミルが使用できる。このように外
層基板32にキャビティ12を座ぐり加工することによ
り、多層積層板36は図5に示したプリント配線板10
となる。
【0010】
【従来技術の問題点】キャビティ12の底面に表れる接
続用パッド14は、厚さが35μm〜70μm程度の銅
箔またはこの銅箔の表面にめっきを付加した導体であ
り、第2層の内層回路パターン2Lの一部ともなるもの
である。
【0011】一方第1層の外層基板32側から座ぐり加
工する場合には、加工具38の先端の深さD(図5)を
高精度に制御してパッド14に対する切り込み量を最小
限にして導体厚を最大限に残すようにしなければならな
い。しかしこの深さDは材料、製造工程の許容差などの
累積により積層板36ごとに異なり、全ての積層板36
に対して一定にすることは不可能である。このためこの
深さDを一定にして多数の積層板36を座ぐり加工を行
うことはできない。
【0012】そこでこの深さは積層板36ごとに実際に
加工しながら設定する必要が生じる。この時パッド14
は外から目視することはできないので、工具38をゆっ
くりと下降させ、パッド14あるいは内層回路パターン
2Lが現れる深さになるまで、何回かに分けて深さ方向
(上下方向)の位置決めを行わねばならない。
【0013】この位置決めを高精度に行うためには、位
置決め回数を増やして、1回の下降量を小さくし、僅か
ずつ切込ませればよい。しかしこの場合には加工時間が
大幅に増え、作業効率も低下する。反対に作業効率を向
上させるために、1回の下降量を大きくすると、パッド
14への切込み量が増えるおそれがあり、製品の信頼性
低下や歩留まりの低下を招くという問題が生じる。
【0014】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、キャビティを座ぐり加工する場合に加工深
さを短時間で高精度に制御でき、作業効率が向上し、製
品の信頼性と歩留まりを向上させることができるキャビ
ティ付きプリント配線板の製造方法を提供することを第
1の目的とする。
【0015】またこの方法の実施に直接使用する製造装
置を提供することを第2の目的とする。さらにこの方法
により製造されるキャビティ付きプリント配線板を提供
することを第3の目的とする。
【0016】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、多層積層板
の一方の面からキャビティ部分をNC加工機で座ぐり加
工して半導体素子を実装するためのキャビティの底面に
内層回路パターンを露出させるキャビティ付きプリント
配線板の製造方法において、(a)互いに電気的に接続
された前記内層回路パターンの座標とスルーホールの座
標とを予めメモリしておき、(b)最初にこのスルーホ
ールと、座ぐり加工具との間の電気接続の有無を監視し
ながら前記メモリした内層回路パターンの座標で座ぐり
加工を行い、(c)前記スルーホールと座ぐり加工具と
が電気的に接続した時点で座ぐり加工の深さを求めてメ
モリし、(d)キャビティの他の部分を同一深さに座ぐ
り加工する、ことを特徴とするキャビティ付きプリント
配線板の製造方法、により達成される。
【0017】また第2の目的は、多層積層板の一方の面
から座ぐり加工して、半導体素子を実装するためのキャ
ビティを形成するキャビティ付きプリント配線板の製造
装置において、キャビティ内の底面に位置する内層回路
パターンの座標とこの内層回路パターンに電気接続され
たスルーホールの座標とを記憶するメモリと;座ぐり加
工具を3次元方向に移動させる移動手段と;前記座ぐり
加工具とスルーホールとの間の電気的接続を監視する監
視手段と;座ぐり加工具により前記内層回路パターンの
座標を座ぐり加工させる一方、前記監視手段が電気接続
を検出すると座ぐり加工具の下降を停止させてその時の
深さでキャビティの他の部分を座ぐり加工する主制御手
段と;を備えることを特徴とするキャビティ付きプリン
ト配線板の製造装置、により達成される。
【0018】さらに第3の目的は、半導体素子を実装す
るための上方へ開いたキャビティを有するキャビティ付
きプリント配線板において、キャビティの底面に臨む内
層回路パターンは、このキャビティに実装される半導体
素子の接続用パッドと別に、スルーホールに電気接続さ
れた深さ検出用パッドを有することを特徴とするキャビ
ティ付きプリント配線板、により達成される。
【0019】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様である製造装置
を示す図、図2はその動作説明図である。図1において
50は多層積層板であり、第2層の内層回路パターン2
Lには、キャビティ12内の底面に現れるパッド14
(図5参照)の中の一部のパッド14Aを、スルーホー
ル52に接続するための導体パターン54が形成されて
いる。
【0020】加工具38はNCルータからなる移動手段
によって3次元に位置制御される。この加工具38は、
水平移動台56に上下動自在に保持されている。すなわ
ち移動台50には送りねじ58が垂直に保持され、この
送りねじ58はモータ60により回転可能である。この
送りねじ58に螺合した移動ブロック62にはモータ6
4が固定され、このモータ64に加工具38が垂直に取
付けられている。この結果、モータ60の正逆転により
ブロック62およびモータ64は上下動し、加工具38
も上下動する。
【0021】モータ60は制御装置66によって位置決
め制御され、モータ64は制御装置68により回転制御
される。70はこれらモータ60、64の直流電源であ
る。なお水平移動台56も水平方向に2次元に移動する
から、2つのモータにより位置決め制御されるのは勿論
であるが、そのモータおよび制御装置は図1では省かれ
ている。
【0022】72はCPUを内蔵する主制御手段、74
はメモリ、76は操作盤となるキーボードである。メモ
リ74には主制御手段72の制御プログラムや種々のデ
ータが記憶されている。主制御手段74はこのプログラ
ムに従って後記する所定の動作を行う。
【0023】78は加工具38に電気的に接続された端
子、80はスルーホール52に接続された端子である。
加工具38は導電性の超硬金属で作られ、端子78はこ
の加工具38に電気的に接続されて一体に回転する円板
に接触するスリップリングなどで構成される。端子80
はスルーホール52に位置決めされて上方から押圧され
る針状のプローブで構成される。
【0024】これらの端子78、80の間の電気的接続
が次に説明する監視手段81によって監視される。端子
78はリレーコイル82を介して直流の低電圧電源84
の正電極に接続されている。端子80は抵抗器86を介
して電源84の負電極に接続されている。また端子78
と電源84の負極との間には、手動式の常閉接点88、
リレーの常開接点90および警告器92の直列回路が接
続されている。
【0025】従ってこのように構成された監視手段81
において、端子78、80間が電気的に接続されると、
電源84から、コイル82抵抗86を通して電流が流れ
る。抵抗86はこの電流を微少に制限する。コイル82
に電流が流れると常開接点90が閉路し、警告器92に
電流が流れる。この警告器92は発光ダイオード(LE
D)やブザーなどで形成される。そしてこの警告器92
が作動した時、その正電圧側の入力端電圧が下降停止信
号aとして主制御手段72に送られる。
【0026】次にこの装置の動作を説明する。まず主制
御手段72はモータ60により加工具38を上昇させ
る。この状態で多層積層板50をNCルータの固定台
(図示せず)上に固定し(図2のステップ100)、こ
の積層板50の種類、パッド14Aおよびスルーホール
52の座標、キャビティ12の位置などをキーボード7
6から入力すれば、CPU72はこれらのデータをメモ
リ74に記憶する(ステップ102)。なおパッド14
Aおよびスルーホール52の座標やキャビティ12の位
置は予めメモり74に記憶しておき、積層板50の種類
を指定することによりこれらのデータを直ちに読出せる
ようにしておいてもよい。
【0027】主制御手段72はキーボード76から入力
されたスタート信号に基づいて、移動台56を水平面上
でX−Y方向に移動させ、加工具38の下端を積層板5
0のパッド14Aの座標(X1、Y1)に位置決めする
(ステップ104)。そしてモータ64を駆動して加工
具38を回転させながらモータ58を駆動して加工具3
8を下降させる(ステップ106)。
【0028】加工具38の下端が積層板50の表面に接
触すれば切削加工が開始される。この加工は加工具38
をゆっくりと下降させながら続けられる。そして加工具
38の先端(下端)がパッド14Aに一度接触すると
(ステップ108)、下降停止信号aが主制御手段72
に送られる。主制御手段72はこの信号aを受けると加
工具38の下降を停止し(ステップ110)、この時の
加工具38の下端の深さすなわちモータ60の回転角度
位置をメモり74に記憶させる(ステップ112)。
【0029】なお加工具38の先端がパッド14Aに一
度接触すると、前記したようにコイル82が励磁されて
常開接点90が閉じ、警告器92が作動する。そしてこ
の状態はコイル82、接点90により自己保持される。
従って加工具38がパッド14Aから離れても警告器9
2は作動し続ける。警告器92の作動を止めるために
は、常閉接点88を手動で開路すればよい。
【0030】主制御手段72は、このメモリした加工深
さに加工具38の上下方向(Z方向)の位置を保持した
まま、水平面内で移動台56を移動させ、キャビティ1
2の全域を座ぐり加工する(ステップ114)。この結
果キャビティ12(図5参照)を加工したプリント配線
板10が得られる。
【0031】
【他の実施態様】前記の実施態様では、半導体素子18
にワイヤボンディングするための接続用パッド14の一
部のパッド14Aがスルーホール52に接続されている
ことを利用して、このパッド14Aとスルーホール52
との電気的接続の有無を監視していた。しかしキャビテ
ィの深さ測定用に専用のパッドやスルーホールを設ける
ことも可能である。
【0032】図3はそのような実施態様を示す平面図、
図4は図3におけるIV−IV線断面図である。この実施態
様ではキャビティ12内の底には、半導体素子18と重
ならない位置に深さ検出用のパッド14Bを第2層の内
層回路パターン2Lに設け、このパッド14Bをスルー
ホール52Aに接続した。
【0033】またこのパッド14Bに代えて、半導体素
子18の下に隠れる位置に深さ検出用のパッド14Cを
設け、これをビヤホールおよび第3層の回路パターン3
Lを介してスルーホール52Bに接続したものである。
これらのパッド14Bあるいは14Cを設けた場合に
は、深さ検出の際に加工具38の下降速度が速すぎてパ
ッド14B、14Cを傷めることがあっても、これらの
パッド14B、14Cにはワイヤボンディングする必要
がないので、何ら不都合が生じない。またこれらのパッ
ド14B、14Cやスルーホール52A、52Bなどは
他の回路パターンの形成工程で形成できるので、加工工
程が増えることもない。
【0034】パッド14Bや14Cは、キャビティ12
内に1つだけ設けてもよいが、複数設けておいてもよ
い。この場合には底面の傾きを求めて、この傾きに忠実
に沿った切削加工が可能になる。例えばキャビティ12
の対角位置の2つの隅や4隅にこの深さ検出用のパッド
14Bを設けるのがよい。この場合各パッド14Bは共
通1つのスルーホール52Aに接続しておけばよい。
【0035】以上の説明ではスルーホール52、52
A、52Bは積層板50を貫通するように描いている
が、一端が閉じたスルーホールあるいはビヤホールであ
ってもよい。すなわちこの発明におけるスルーホールは
ビヤホールを含む概念である。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、キャビ
ティの底面に位置するパッドの上から座ぐり加工具で加
工し、この加工具がパッドに接触したことをこのパッド
に接続されているスルーホールとこの加工具との間の電
気的接続により検出するものであるから、キャビティの
深さを短時間で正確に知ることができる。
【0037】このためキャビティの加工深さを高精度に
制御して能率良く加工できる。また底面のパッドに深い
切込みを発生させるおそれがなくなるから、製品の信頼
性と歩留まりとを向上させることができる。
【0038】請求項2の発明によればこの方法の実施に
直接使用する装置が得られる。請求項3の発明によれば
この方法の実施により作られるキャビティ付きプリント
配線板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である製造装置を示す図
【図2】その動作説明図
【図3】他の実施態様を示す平面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面図
【図5】プリント配線板の断面構造を示す図
【図6】従来の製造方法を示す図
【符号の説明】
10 キャビティ付きプリント配線板 12 キャビティ 14、14A 接続用パッド 14B、14C 深さ検出用パッド 16 パッド 18 半導体素子 30、50 多層積層板 38 座ぐり加工具 52、52A、52B スルーホール 56 移動台 58 送りねじ 2L 内層回路パターン 72 主制御手段 74 メモリ 76 キーボード 81 監視手段 92 警告器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層積層板の一方の面からキャビティ部
    分をNC加工機で座ぐり加工して半導体素子を実装する
    ためのキャビティの底面に内層回路パターンを露出させ
    るキャビティ付きプリント配線板の製造方法において、 (a)互いに電気的に接続された前記内層回路パターン
    の座標とスルーホールの座標とを予めメモリしておき、 (b)最初にこのスルーホールと、座ぐり加工具との間
    の電気接続の有無を監視しながら前記メモリした内層回
    路パターンの座標で座ぐり加工を行い、 (c)前記スルーホールと座ぐり加工具とが電気的に接
    続した時点で座ぐり加工の深さを求めてメモリし、 (d)キャビティの他の部分を同一深さに座ぐり加工す
    る、ことを特徴とするキャビティ付きプリント配線板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 多層積層板の一方の面から座ぐり加工し
    て、半導体素子を実装するためのキャビティを形成する
    キャビティ付きプリント配線板の製造装置において、 キャビティ内の底面に位置する内層回路パターンの座標
    とこの内層回路パターンに電気接続されたスルーホール
    の座標とを記憶するメモリと;座ぐり加工具を3次元方
    向に移動させる移動手段と;前記座ぐり加工具とスルー
    ホールとの間の電気的接続を監視する監視手段と;座ぐ
    り加工具により前記内層回路パターンの座標を座ぐり加
    工させる一方、前記監視手段が電気接続を検出すると座
    ぐり加工具の下降を停止させてその時の深さでキャビテ
    ィの他の部分を座ぐり加工する主制御手段と;を備える
    ことを特徴とするキャビティ付きプリント配線板の製造
    装置。
  3. 【請求項3】 半導体素子を実装するための上方へ開い
    たキャビティを有するキャビティ付きプリント配線板に
    おいて、キャビティの底面に臨む内層回路パターンは、
    このキャビティに実装される半導体素子の接続用パッド
    と別に、スルーホールに電気接続された深さ検出用パッ
    ドを有することを特徴とするキャビティ付きプリント配
    線板。
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