JPH10226305A - 側突用エアバッグ装置のセンサー取付構造 - Google Patents

側突用エアバッグ装置のセンサー取付構造

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JPH10226305A
JPH10226305A JP9029293A JP2929397A JPH10226305A JP H10226305 A JPH10226305 A JP H10226305A JP 9029293 A JP9029293 A JP 9029293A JP 2929397 A JP2929397 A JP 2929397A JP H10226305 A JPH10226305 A JP H10226305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサーを上方に取付けることができ、開口
部を利用した作業が行い易くなる側突用エアバッグ装置
のセンサー取付構造を提供する。 【解決手段】 センタピラー1内のピラーアウタ2側に
位置しているレインフォース4にエンボス部5を形成
し、該エンボス部5内に設けられた溶接ナット22に対
してエアバッグ装置のセンサー20をボルト25により
取付けると共に、エンボス部5に仮止め孔21を設け且
つセンサー20に該仮止め孔21内に挿入される突片2
4を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は側突用エアバッグ
装置のセンサー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】側方からの衝突に対してエアバッグを展
開して乗員を保護する側突用エアバッグ装置がある(類
似技術として、特開平4−50052号公報参照)。こ
の種の側突用エアバッグ装置は、エアバッグをドアと乗
員の間で展開させるべく、ドアやシートに備え付けられ
ている。そして、車体には側方衝突を検知して、エアバ
ッグ装置へ信号を伝達するためのセンサーが車体の側部
に複数設けられている。そのうちの1つは、センタピラ
ー内に設けられている。
【0003】また、センタピラーのピラーインナには開
口部が形成されており、該開口部からシートベルトのリ
トラクタが挿入され、センタピラー内に固定されてい
る。エアバッグ装置のセンサーは、このリトラクタを取
付ける前に、センタピラー内のレインフォースに形成し
たエンボス部に対して取付けられる。
【0004】エンボス部にはセンタピラー内に突出する
溶接ボルトが設けられており、該溶接ボルトにセンサー
の取付孔を挿通してぶら下げ状態で仮止めした後、溶接
ボルトにナットを締結してセンサーを固定する。溶接ボ
ルトは確実な仮止め状態を得るために長いものが使用さ
れ、その先端がセンタピラーの内部側へ大きく突出した
状態となっている。
【0005】そのため、この溶接ボルトの先端が、後か
ら開口部に取付けられるリトラクタと干渉しないよう
に、溶接ボルトはリトラクタよりも下側のオフセットし
た位置に取付けられている。従って、センサーの取付け
位置も低くなる。
【0006】また、ピラーインナに形成されている開口
部は、センサーやリトラクタを取付る場合に利用される
だけでなく、センタピラーの組立作業にも利用される。
例えば、開口部から溶接ガンを挿入して、ピラーインナ
の下端部と、その下方にあるシルインナの上端部との溶
接作業を行ったりする場合に利用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、センサーの位置が低いた
め、センサーの取付作業が行いにくい。また、溶接ボル
トの位置を下げたことにより、溶接ボルトとリトラクタ
との干渉は回避できるものの、溶接ボルトの先端がセン
タピラー内に突出していることに変わりないので、開口
部から溶接ガン等を挿入して作業を行う場合に、該溶接
ボルトが邪魔になり、作業性を阻害する。
【0008】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、センサーを上方に取付けること
ができ、開口部を利用した作業が行い易くなる側突用エ
アバッグ装置のセンサー取付構造を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
センタピラー内のピラーアウタ側に位置しているレイン
フォースにエンボス部を形成し、該エンボス部内に設け
られた溶接ナットに対してエアバッグ装置のセンサーを
ボルトにより取付けると共に、エンボス部に仮止め孔を
設け且つセンサーに該仮止め孔内に挿入される突片を形
成したものである。
【0010】請求項2記載の発明は、ピラーアウタとピ
ラーインナとを接合して形成したセンタピラー内に、ア
ウタピラー側に位置するレインフォースを設けると共
に、該レインフォースにセンタピラーの内部側へ凸のエ
ンボス部を形成し、且つピラーインナの下端部付近に形
成された開口部に、該開口部からセンタピラー内に挿入
されるリトラクタが固定されたベースプレートを取付
け、エアバッグ装置のセンサーがレインフォースのエン
ボス部に対して取付けられている側突用エアバッグ装置
のセンサー取付構造であって、前記レインフォースのエ
ンボス部内に溶接ナットを設け、該溶接ナットに対して
センサーをボルトにより取付けると共に、エンボス部に
仮止め孔を設け且つセンサーに該仮止め孔内に挿入され
る突片を形成したものである。
【0011】請求項1記載及び請求項2記載の発明によ
れば、エンボス部内に設けられているのが溶接ナット
で、その溶接ナットに対してセンサーをボルトにより取
付ける構造のため、センサーの取付部からセンタピラー
内に突出するのはボルトの頭部だけとなる。従って、溶
接ナット(センサー)の位置を上方にしてもリトラクタ
と干渉することがなく、そして開口部から溶接ガン等を
挿入して行う作業の邪魔にもならない。また、センサー
の取付位置が上方になれば、従来のようにセンサーの位
置が低すぎる場合に比べて、センサーを取付ける作業も
行い易い。
【0012】更に、エンボス部の内部に溶接ナットを設
けたものでありながら、エンボス部の仮止め孔内にセン
サーの突片を挿入することにより、センサーをエンボス
部に対して仮止めすることができる。従って、センサー
の取付作業性が低下することはない。
【0013】加えて、センサーを取付けているボルトや
突片の先端が、エンボス部よりもピラーアウタ側に位置
するため、障害物がセンタピラーの側方から衝突したよ
うな場合において、前記ボルトや突片を介して、その衝
撃を早期に検知することができる。従って、エアバッグ
の展開タイミングを早めることができ、エアバッグによ
る乗員の保護性能が向上する。
【0014】請求項3記載の発明は、突片がボルトの先
端よりもピラーアウタ側へ突出している。
【0015】請求項3記載の発明によれば、突片がボル
トの先端よりもピラーアウタ側へ突出しているため、該
突片によりエアバッグの展開タイミングを更に早めるこ
とができる。
【0016】請求項4記載の発明は、突片がセンサーの
上部に形成されている。
【0017】請求項4記載の発明によれば、突片がセン
サーの上部に形成されているため、該突片を仮止め孔内
に挿入することにより、センサーをぶら下げ状態で仮止
めすることができる。
【0018】請求項5記載の発明は、突片の先端に仮止
め孔の上下寸法よりも若干長い上向きの曲折部を形成し
たものである。
【0019】請求項5記載の発明によれば、突片の先端
に仮止め孔の上下寸法よりも若干長い上向きの曲折部を
形成したため、該曲折部を斜めして仮止め孔内に挿入し
た後、その斜め状態を元に戻すと、該曲折部がストッパ
となり、突片の仮止め孔からの抜けが防止される。
【0020】請求項6記載の発明は、突片がセンサーの
上部両端にそれぞれ形成されている。
【0021】請求項6記載の発明によれば、突片がセン
サーの上部両端にそれぞれ形成されているため、仮止め
状態におけるセンサーの傾きが防止され、センサーと溶
接ナットとの位置が合い易い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0023】図1〜図3はこの発明の第1実施形態を示
す図である。尚、図1はセンサーの全体形状を表すた
め、センサー以外を想像線等で図示し、図2はその他の
構造も付加してその断面構造を実線で図示したものであ
る。
【0024】センタピラー1はピラーアウタ2とピラー
インナ3とを接合して形成した中空構造をしている。セ
ンタピラー1内にはピラーアウタ2側にレインフォース
4が接合されている。このレインフォース4にはセンタ
ピラー1の内部側に凸のエンボス部5が形成されてい
る。ピラーインナ3の下方には、断面ハット形状のシル
インナ本体7と、平板状のクロージングプレート8から
成るシルインナ9が前後方向に沿って配されており、前
記レインフォース4及びピラーアウタ2の下端部はこの
シルインナ9の下端部に接合されている。
【0025】また、ピラーインナ3の下端部はこのシル
インナ9の上端部に接合され、該ピラーインナ3の下端
部付近には開口部10が形成されている。更に、シルイ
ンナ本体7の上部には裏側に溶接ナット11も設けられ
ている。尚、ピラーインナ3の開口部10の左右両側に
も図示せぬ溶接ナットが設けられている。
【0026】12はリトラクタで、シートベルト13を
巻取る装置である。このリトラクタ12はカバー14に
覆われた状態で、ベースプレート15に取付けられてい
る。ベースプレート15はリトラクタ12を開口部10
内に挿入する状態で、開口部10に対して取付けられる
もので、その下端部と左右両側がボルト16により前記
溶接ナット11に対して締結される(尚、左右両側のボ
ルトは図示省略)。また、ベースプレート15の上部に
は部分的に曲折した爪15aが設けられており、この爪
15aをピラーインナ3の対応位置に形成されたスリッ
ト3a内へ係合している。この爪15aとスリット3a
の係合はベースプレート15をピラーインナ3に対して
仮止めするための構造である。
【0027】リトラクタ12内に巻取られるシートベル
ト13はカバー14の挿通孔14aから上方へ出て、ピ
ラーインナ3の上部に形成された図示せぬ取出口から車
室内Rに導かれる。センタピラー1の車室内R側には樹
脂製のガーニッシュ17が設けられており、その下端部
内には、シートベルトアンカ18が設けられていて、前
記車室内R側に取り出されたシートベルト13の端末は
挿通孔17aから内部に入り前記シートベルトアンカ1
8に固定される。シートベルトアンカ18はシルインナ
9に接合されたフロア19に取付けられており、シート
ベルトアンカ18自体がシルインナ9に近接した位置に
ある。
【0028】センタピラー1内のエンボス部5には、リ
トラクタ12と同じ高さ位置に横長の仮止め孔21が形
成されている。またこの仮止め孔21の若干下方にはエ
ンボス部5の裏側から2つの溶接ナット22が設けられ
ている。
【0029】そして、この仮止め孔21及び溶接ナット
22が設けられた部分のエンボス部5に対して、側突用
エアバッグ装置のセンサー20が取付けられている。セ
ンサー20は、前記リトラクタ12を取付ける前に、エ
ンボス部5に対して取付けられる。このセンサー20
は、加速度検知部を内蔵した本体部20aと、その上部
に形成された取付部20bとから成っており、全体がア
ルミダイキャストで形成されている。取付部20bには
前記溶接ナット22に対応する2つの取付孔23が形成
されており、取付部23の上端からは突片24が水平に
形成され、その突片24の先端には上向きの曲折部24
aが形成されている。この曲折部24aの上下長さは前
記仮止め孔21の上下寸法よりも若干長い程度である。
【0030】次に、センサー20の取付け方について説
明する。まず、センサー20を開口部10からセンタピ
ラー1内に入れ、若干斜めにしながら突片24の曲折部
24aを仮止め孔21内に挿入する。突片24を仮止め
孔21内に挿入した後、センサー20全体を垂直状態に
戻し、エンボス部5の表面に対して当接させる。
【0031】突片24が仮止め孔21の下縁上に載った
状態となるため、センサー20はエンボス部5に対して
仮止めされた状態となる。また、いったん仮止めした状
態にすると、突片24の先端の曲折部24aの上下長さ
が仮止め孔21の上下寸法よりも若干長いため、突片2
4が仮止め孔21から抜けることはない。
【0032】このようにして仮止めされたセンサー20
の取付孔23に対してボルト25を挿入し、エンボス部
5内の溶接ナット22に締結する。これにより、センサ
ー20の取付けが完了する。この実施形態ではセンサー
20が仮止めされた状態となっており、且つセンサー2
0の位置が比較的上方のため、ボルト25による取付作
業が行い易い。
【0033】センサー20を取付けた後に、開口部10
からリトラクタ12が取付けられる。リトラクタ12と
センサー20とは同じ高さ位置となるが、センサー20
からセンタピラー1内に突出するのはボルト25の頭部
だけなので、リトラクタ12と干渉問題を起こすことは
ない。また、センタピラー1を組み立てる段階におい
て、エンボス部5に設けられているのは溶接ナット22
だけなので、開口部10から溶接ガン等を挿入してピラ
ーインナ3の下端部とシルインナ9の上端部とを溶接し
たりする作業も容易に行える。
【0034】すなわち、図2に示したように、従来のよ
うなセンサー26の場合は、エンボス部5に設けた溶接
ボルト27により取付けられるため、この溶接ボルト2
7の先端がセンタピラー1の内部側へ大きく突出するこ
ととなり(仮止め機能を発揮するため突出量を大きくし
ている)、溶接ボルト27の先端が溶接ガン等に当たり
作業性を阻害すると共に、上方のリトラクタ12とも干
渉問題を起こすため、センサー20の取付位置を高める
こともできないが、本願発明ではそのようなことはな
い。
【0035】また、センサー20を取付けたボルト25
の先端は、エンボス部5内において溶接ナット22より
もピラーアウタ2側へ突出する。更に、仮止め孔21か
らエンボス部5内に挿入された突片24はボルト25よ
りも更にdだけピラーアウタ2側に突出する。
【0036】従って、障害物Gがセンタピラー1の側方
から衝突したような場合において、前記突片24がセン
サー20の本体部20aやボルト25よりも先に障害物
Gと当たる。このため、障害物Gの衝撃を早期に検知す
ることができるようになり、エアバッグの展開タイミン
グを早めることができ、エアバッグによる乗員の保護性
能が向上する。尚、本発明のような溶接ナット22とボ
ルト25による取付構造にすれば、仮に突片24の突出
量がボルト25の先端よりも小さいにしても、従来のよ
うにエンボス部5の裏側に溶接ボルト27の頭部だけが
位置するような場合に比べて、該ボルト25の先端が従
来の溶接ボルト27の頭部よりはピラーアウタ2側に位
置するため、該ボルト25の先端が障害物Gに先当たり
して、その衝撃をセンサー20に伝達し、衝撃の早期検
知を可能にする。
【0037】図4はこの発明の第2実施形態を示す図で
ある。この実施形態では、センサー28の上部両端にそ
れぞれ突片29を形成したものである。このようにする
ことにより、仮止め状態におけるセンサー28の傾きが
防止され、センサー28の取付23と溶接ナットとの位
置が合い易い。尚、その他の構成及び作用効果は先の実
施形態と同様である。
【0038】図5はこの発明の第3実施形態を示す図で
ある。この実施形態では、センサー30の下端部に突片
31を形成したものである。突片31をセンサー30の
下部に取付ける場合は、先に実施形態のように、ぶら下
げ状態での安定した仮止めは行えないが、エンボス部に
対する仮止めは一応可能である。本発明における「突
片」はこの第3実施形態のように「センサー」における
取付位置を選ばず、「エンボス部」に対して仮止めでき
る位置であれば、「センサー」のどの部分に「突片」を
設けても良い。尚、その他の構成及び作用効果は先の実
施形態と同様である。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載及び請求項2記載の発明に
よれば、エンボス部内に設けられているのが溶接ナット
で、その溶接ナットに対してセンサーをボルトにより取
付ける構造のため、センサーの取付部からセンタピラー
内に突出するのはボルトの頭部だけとなる。従って、溶
接ナット(センサー)の位置を上方にしてもリトラクタ
と干渉することがなく、そして開口部から溶接ガン等を
挿入して行う作業の邪魔にもならない。また、センサー
の取付位置が上方になれば、従来のようにセンサーの位
置が低すぎる場合に比べて、センサーを取付ける作業も
行い易い。
【0040】更に、エンボス部の内部に溶接ナットを設
けたものでありながら、エンボス部の仮止め孔内にセン
サーの突片を挿入することにより、センサーをエンボス
部に対して仮止めすることができる。従って、センサー
の取付作業性が低下することはない。
【0041】加えて、センサーを取付けているボルトや
突片の先端が、エンボス部よりもピラーアウタ側に位置
するため、障害物がセンタピラーの側方から衝突したよ
うな場合において、前記ボルトや突片を介して、その衝
撃を早期に検知することができる。従って、エアバッグ
の展開タイミングを早めることができ、エアバッグによ
る乗員の保護性能が向上する。
【0042】請求項3記載の発明によれば、突片がボル
トの先端よりもピラーアウタ側へ突出しているため、該
突片によりエアバッグの展開タイミングを更に早めるこ
とができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、突片がセン
サーの上部に形成されているため、該突片を仮止め孔内
に挿入することにより、センサーをぶら下げ状態で仮止
めすることができる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、突片の先端
に仮止め孔の上下寸法よりも若干長い上向きの曲折部を
形成したため、該曲折部を斜めして仮止め孔内に挿入し
た後、その斜め状態を元に戻すと、該曲折部がストッパ
となり、突片の仮止め孔からの抜けが防止される。
【0045】請求項6記載の発明によれば、突片がセン
サーの上部両端にそれぞれ形成されているため、仮止め
状態におけるセンサーの傾きが防止され、センサーと溶
接ナットとの位置が合い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るセンサー取付構
造を示すセンタピラー部分の斜視図。
【図2】センタピラーの構造を示す断面図。
【図3】センサーを示す斜視図。
【図4】この発明の第2実施形態に係るセンサーを示す
斜視図。
【図5】この発明の第3実施形態に係るセンサーを示す
斜視図。
【符号の説明】
1 センタピラー 2 ピラーアウタ 3 ピラーインナ 4 レインフォース 5 エンボス部 10 開口部 12 リトラクタ 20、28、30 センサー 21 仮止め孔 22 溶接ナット 24、29、31 突片 24a 曲折部 25 ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタピラー内のピラーアウタ側に位置
    しているレインフォースにエンボス部を形成し、該エン
    ボス部内に設けられた溶接ナットに対してエアバッグ装
    置のセンサーをボルトにより取付けると共に、エンボス
    部に仮止め孔を設け且つセンサーに該仮止め孔内に挿入
    される突片を形成したことを特徴とする側突用エアバッ
    グ装置のセンサー取付構造。
  2. 【請求項2】 ピラーアウタとピラーインナとを接合し
    て形成したセンタピラー内に、アウタピラー側に位置す
    るレインフォースを設けると共に、該レインフォースに
    センタピラーの内部側へ凸のエンボス部を形成し、且つ
    ピラーインナの下端部付近に形成された開口部に、該開
    口部からセンタピラー内に挿入されるリトラクタが固定
    されたベースプレートを取付け、エアバッグ装置のセン
    サーがレインフォースのエンボス部に対して取付けられ
    ている側突用エアバッグ装置のセンサー取付構造であっ
    て、 前記レインフォースのエンボス部内に溶接ナットを設
    け、該溶接ナットに対してセンサーをボルトにより取付
    けると共に、エンボス部に仮止め孔を設け且つセンサー
    に該仮止め孔内に挿入される突片を形成したことを特徴
    とする側突用エアバッグ装置のセンサー取付構造。
  3. 【請求項3】 突片がボルトの先端よりもピラーアウタ
    側へ突出している請求項1又は請求項2記載の側突用エ
    アバッグ装置のセンサー取付構造。
  4. 【請求項4】 突片がセンサーの上部に形成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の側突用エアバッグ
    装置のセンサー取付構造。
  5. 【請求項5】 突片の先端に仮止め孔の上下寸法よりも
    若干長い上向きの曲折部を形成した請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の側突用エアバッグ装置のセンサー取付
    構造。
  6. 【請求項6】 突片がセンサーの上部両端にそれぞれ形
    成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の側突
    用エアバッグ装置のセンサー取付構造。
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WO2016038861A1 (ja) * 2014-09-12 2016-03-17 株式会社デンソー 取付構造体
US10576923B2 (en) 2017-02-27 2020-03-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle side portion structure

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