JPH10226262A - ダンプトラックのダンプヒンジ構造 - Google Patents

ダンプトラックのダンプヒンジ構造

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JPH10226262A
JPH10226262A JP3209497A JP3209497A JPH10226262A JP H10226262 A JPH10226262 A JP H10226262A JP 3209497 A JP3209497 A JP 3209497A JP 3209497 A JP3209497 A JP 3209497A JP H10226262 A JPH10226262 A JP H10226262A
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JP
Japan
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hinge
dump
chassis frame
packing box
bracket
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Application number
JP3209497A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nishiyama
博行 西山
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サブフレームレスタイプのダンプトラックにお
いて、ダンプヒンジのヒンジブラケットの突出量を小さ
くし、荷箱傾動時、ヒンジブラケットの変形によるダン
プトラックの横転を確実に防止するとともに、荷箱後端
の地上高を確保して積載物の排出をスムーズに行い、か
つヒンジブラケットの補強による製作コストアップ並び
にシャーシフレーム後端での補強および加工精度の要求
による製作コストアップを防止する。 【解決手段】左右一対のシャーシフレーム上にダンプヒ
ンジ10を介して荷箱2 を後方に傾倒可能に支持する。ダ
ンプヒンジに、シャーシフレームより荷箱側に突出する
第1ヒンジブラケット21と、主桁6 よりシャーシフレー
ム側に突出する第2ヒンジブラケット22と、両ヒンジブ
ラケットをシャーシフレームと主桁との間で回動可能に
連結するヒンジ軸24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンプトラックの
シャーシフレーム上に直に搭載される荷箱を傾倒可能に
支持するダンプヒンジ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダンプトラックは、そのシャー
シフレーム上にサブフレームが設けられ、このサブフレ
ーム上に荷箱が傾動可能に搭載されるようになってい
る。
【0003】また、ダンプトラックのシャーシフレーム
上にサブフレームなどを設けることなく、荷箱がシャー
シフレーム上に傾動可能に直に搭載されるようにした,
いわゆるサブフレームレスタイプのダンプトラックもあ
る。このサブフレームレスタイプのダンプトラックで
は、サブフレームのあるダンプトラックに比してサブフ
レームがない分だけ重量の軽量化が図れる上、荷箱床面
地上高が低くなって荷役作業が楽になるなどの特徴があ
る。
【0004】そして、上記サブフレームレスタイプのダ
ンプトラックは、荷箱を傾倒させる関係上、シャーシフ
レームにダンプヒンジのヒンジ軸を設けている。具体的
には、荷箱よりシャーシフレーム側にヒンジブラケット
を突出し、その突出端とシャーシフレームとをヒンジ軸
で回動可能に連結し、このヒンジ軸回りに荷箱を後方に
傾倒させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
サブフレームレスタイプのダンプトラックのダンプヒン
ジ構造では、荷箱から突出するヒンジブラケットの突出
端がシャーシフレームまで延び、このシャーシフレーム
にダンプヒンジが設けられているので、ヒンジブラケッ
トの突出量が自ずと大きなものとなる。そのため、荷箱
の積載物を降す傾動時などには、ヒンジブラケットに積
載物の滑降移動に伴う捩じりモーメントが作用し易く、
ヒンジブラケットが変形してダンプトラックが横転する
恐れがある。この場合、ヒンジブラケットの板厚を増大
させるなど補強して剛性強度を高めることも考えられる
が、ヒンジブラケットの製作コストが高くなるという欠
点を保有している。
【0006】しかも、シャーシフレームにヒンジ軸が設
けられていると、荷箱の積載物を降す傾動時には、サブ
フレームのあるダンプトラックに比して荷箱の後端の地
上高さがかなり低くなり、荷箱より排出されて山積み状
態となる積載物の頂上が荷箱の後端に接触してしまうた
め、積載物の排出がスムーズに行えないという欠点もあ
る。
【0007】さらに、シャーシフレームの後端には、荷
箱傾動時に荷箱の下面が当接するので、このシャーシフ
レームの後端は、荷箱がそれ以上傾動しないようなスト
ッパとして機能することになる。その場合、シャーシフ
レームの後端にダンプヒンジのヒンジ軸が設けられてい
ると、該シャーシフレームの後端では、荷箱傾動時に荷
箱の当接による大きな衝撃力が作用することを考慮して
補強などにより剛性強度を高めておく必要がある一方、
荷箱当接時の大きな衝撃力のヒンジ軸への影響を考慮し
てシャーシフレーム後端(ストッパ)の加工精度を高め
る必要もあり、その結果、補強費および加工費が嵩さん
でシャーシフレームの製作コストがアップする。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、サブフレームレスタイプ
のダンプトラックにおいて、ダンプヒンジのヒンジ軸の
位置をシャーシフレームと荷箱との間に変更すること
で、荷箱傾動時にヒンジブラケットの変形によるダンプ
トラックの横転を確実に防止し、ヒンジブラケットの補
強並びにシャーシフレームの補強および加工精度の要求
による製作コストアップを防止するとともに、荷箱傾動
時における荷箱後端の地上高を確保して積載物の排出を
スムーズに行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が講じた解決手段は、車体の左右両側で車体
前後方向に延びる一対のシャーシフレーム上に荷箱が直
に搭載され、該荷箱がダンプヒンジにより少なくとも後
方に傾倒可能に支持されるようにしたダンプトラックの
ダンプヒンジ構造を前提とする。そして、上記ダンプヒ
ンジに、シャーシフレームより荷箱側に突出する第1ヒ
ンジブラケットと、荷箱よりシャーシフレーム側に突出
する第2ヒンジブラケットと、上記第1ヒンジブラケッ
トおよび第2ヒンジブラケットを上記シャーシフレーム
と荷箱との間で回動可能に連結するヒンジ軸とを設ける
構成としたものである。
【0010】これにより、本発明では、シャーシフレー
ムおよび荷箱の双方から突出する各ヒンジブラケット
は、シャーシフレームと荷箱との間にそれぞれの突出端
が位置するように突出しているので、荷箱側から突出す
るヒンジブラケットをシャーシフレームに連結する場合
に比して、各ヒンジブラケットの突出量が小さなものと
なる。そのため、各ヒンジブラケットには、荷箱の積載
物を降す傾動時における積載物の滑降移動に伴う捩じり
モーメントが作用し難くなり、該各ヒンジブラケットの
変形が防止される。また、ヒンジブラケットを板厚の増
大により補強するなどしてヒンジブラケットの剛性強度
を高める必要がなく、ヒンジブラケットの製作コストが
低く抑えられる。
【0011】しかも、ダンプヒンジのヒンジ軸は、第1
および第2ヒンジブラケットをシャーシフレームと荷箱
との間で回動可能に連結しているので、サブフレームレ
スタイプのダンプトラックであるにも拘らず、荷箱の傾
動時に荷箱後端の地上高が充分に確保され、山積み状態
に排出される積載物の頂上が荷箱の後端に接触すること
なく積載物の排出がスムーズに行える。
【0012】さらに、ダンプヒンジのヒンジ軸は、第1
ヒンジブラケットにより、シャーシフレームと荷箱との
間、つまりシャーシフレームよりも上方に変更されてい
るので、シャーシフレームの後端にダンプヒンジのヒン
ジ軸が設けられている場合のように、荷箱傾動時の荷箱
の当接による大きな衝撃力を考慮してシャーシフレーム
後端を補強する必要がない上、荷箱当接時の大きな衝撃
力のヒンジ軸への影響を考慮してシャーシフレーム後端
でのストッパとしての加工精度を高める必要もなく、シ
ャーシフレーム後端の補強費および加工費を抑えること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図4は本発明の実施の形態に係るダンプヒ
ンジ構造を備えたダンプトラックの後部を示し、1はダ
ンプトラックVの左右両側部を車体前後方向へ延びる左
右一対のシャーシフレーム(図では一方のみ示す)、2
は該シャーシフレーム1上に搭載された傾倒自在な荷箱
である。このダンプトラックVは、シャーシフレーム1
上にサブフレームなどを介在させることなく、荷箱2が
シャーシフレーム1上に傾動可能に直に搭載されるよう
にしたサブフレームレスタイプのものである。
【0015】図1に示すように、上記シャーシフレーム
1は、車体外側方側に配された断面略コ字状のアウタフ
レーム部材3と、車体内側方側に配された断面略コ字状
のインナフレーム部材4とを備えている。このアウタフ
レーム部材3およびインナフレーム部材4は、互いの上
下両端同士が接合されて車体前後方向へ延びる閉断面を
構成している。また、図3に示すように、左右のシャー
シフレーム1間には断面略環状のクロスメンバ5(図で
は最後端のもののみ示す)が設けられ、該両シャーシフ
レーム1間を車体前後方向所定位置で連結している。
尚、図4中Wは後輪である。
【0016】また、図3にも示すように、上記荷箱2の
下面2aには車体前後方向に延びる左右一対の主桁6
(左右同一構成となるので一方のみ説明する)が設けら
れ、該主桁6は、上記両シャーシフレーム1の上方に対
応して配されている。上記主桁6は、車体外側方側に配
された断面略コ字状のアウタ部材7と、車体内側方側に
配された断面略L字状のインナ部材8とを備えている。
このアウタ部材7およびインナ部材8は、互いの下端同
士が接合され、主桁6(アウタ部材7およびインナ部材
8)の上面に接合された荷箱2の下面2aと共に車体前
後方向へ延びる閉断面を構成している。そして、上記荷
箱2は左右一対のダンプヒンジ10(図では一方のみ示
す)により後方へ傾倒可能に支持されるようになってい
る。また、上記荷箱2の後端には、図示しないヒンジを
介して荷箱2の傾動時に開放するテールゲート2bが設
けられ、該テールゲート2bは、荷箱2の傾動に伴い鉛
直状態を保ちながら下開きするようになっている。
【0017】さらに、図5に示すように、上記両主桁6
の前端部間には、車幅方向へ延びる断面縦長矩形状のメ
ンバ11が設けられている。該メンバ11には、車体側
方より視て略三角形状の左右一対のリフトアーム13の
前端が、車幅方向に延びる第1水平軸受部材12を介し
て揺動自在に支持されている。また、上記両シャーシフ
レーム1の前端部間には、該両シャーシフレーム1間を
連結する断面矩形枠状のメンバブラケット15が設けら
れ、該メンバブラケット15には、左右一対のテンショ
ンリンク17の前端が、車幅方向に延びる第2水平軸受
部材16を介して揺動自在に支持されている。さらに、
上記テンションリンク17の後端には、車幅方向へ延び
る第3水平軸受部材18を介して上記リフトアーム13
の後端が枢支されている。そして、上記リフトアーム1
3とテンションリンク17との間には油圧シリンダ19
が連携され、図示しない油圧給排装置からの圧油の給排
により油圧シリンダ19を伸縮させるようにしている。
この場合、油圧シリンダ19への圧油の供給により、上
記第3水平軸受部材18を上方へ移動させるようにリフ
トアーム13およびテンションリンク17を起立させな
がら油圧シリンダ19が伸長し、荷箱2をダンプヒンジ
10のヒンジ軸24(後述する)回りに傾動させるよう
にしている。
【0018】そして、本発明の特徴部分として、図2に
も示すように、上記各ダンプヒンジ10は、各シャーシ
フレーム1に設けた左右一対の第1ヒンジブラケット2
1と、荷箱2の左右両位置に設けた左右一対の第2ヒン
ジブラケット22と、上記第1ヒンジブラケット21お
よび第2ヒンジブラケット22を上記シャーシフレーム
1と主桁6との間で回動可能に連結する断面略T型のヒ
ンジ軸24とを備えている。上記各第1ヒンジブラケッ
ト21は、シャーシフレーム1の後端より荷箱2側(上
方)に向かって突出している一方、上記各第2ヒンジブ
ラケット22は、主桁6(荷箱2)の下部後端よりシャ
ーシフレーム1側(下方)に向かって突出している。上
記各第1ヒンジブラケット21の上端部(突出端)と各
第2ヒンジブラケット22の下端部(突出端)とは、シ
ャーシフレーム1の上面と荷箱2の下面との間において
車体側面視で互いにオーバラップしており、そのオーバ
ラップ部分の略中央位置に、上記ヒンジ軸24(ダンプ
ヒンジ10)の軸芯mが位置している。
【0019】上記各第2ヒンジブラケット22の下端同
士の間には、スリーブ23が設けられている。該スリー
ブ23は、上記ヒンジ軸24に相対回転可能に外嵌さ
れ、各第2ヒンジブラケット22の下端同士の間におい
て軸芯m回りに回動可能となっている。このスリーブ2
3の内外両端部には、上記各第1ヒンジブラケット21
の上端が回転一体に設けられている。また、上記ヒンジ
軸24の内外両端部には、上記各第2ヒンジブラケット
22の下端が回転一体に取り付けられている。具体的に
は、ヒンジ軸24外端の鍔部24aとスリーブ23の外
端面との間に外側の第2ヒンジブラケット22の下端部
が挾持されている一方、上記スリーブ23の内端面と、
ヒンジ軸24内端に圧入される抜止め部材26との間
に、内側の第2ヒンジブラケット22の下端部が挾持さ
れている。さらに、上記ヒンジ軸24外端の鍔部24a
と外側の第2ヒンジブラケット22との間にはワッシャ
29が設けられている。
【0020】そして、上記各シャーシフレーム1の後端
には、下端に行くに従い車体後方に位置する傾斜板27
が取り付けられている。該傾斜板27は、図4に仮想線
(二点鎖線)で示すように、荷箱傾動時に荷箱2の下面
2aが傾斜板27に当接することで、荷箱2がそれ以上
傾動しないようストッパとしての機能を有している。ま
た、図1中、25はスペーサ部材であって、このスペー
サ部材25を介して外側の第2ヒンジブラケット22の
上端部がアウタ部材7に取り付けられている。
【0021】したがって、上記実施の形態では、シャー
シフレーム1および主桁6の双方から突出する各ヒンジ
ブラケット21,22は、シャーシフレーム1と主桁6
との略中央位置にそれぞれの突出端(上端および下端)
が位置するように突出しているので、荷箱側(主桁)か
ら突出するヒンジブラケットをシャーシフレームに連結
する場合に比して、各ヒンジブラケット21,22の突
出量が小さなものとなる。そのため、各ヒンジブラケッ
ト21,22には、荷箱2の積載物を降す傾動時におけ
る積載物の滑降移動に伴う捩じりモーメントが作用し難
くなり、該各ヒンジブラケット21,22の変形が防止
され、よってダンプトラックVの横転を確実に防止する
ことができる。また、各ヒンジブラケット21,22を
板厚の増大により補強するなどして該各ヒンジブラケッ
ト21,22の剛性強度を高める必要がなく、各ヒンジ
ブラケット21,22の製作コストの低廉化を図ること
ができる。
【0022】しかも、ダンプヒンジ10のヒンジ軸24
は、第1および第2ヒンジブラケット21,22をシャ
ーシフレーム1と主桁6との間で回動可能に連結してい
るので、サブフレームレスタイプのダンプトラックVで
あるにも拘らず、荷箱2の傾動時に荷箱2後端の地上高
が充分に確保され、山積み状態に排出される積載物の頂
上が荷箱2の後端に接触することなく積載物の排出をス
ムーズに行うことができる。
【0023】さらに、ダンプヒンジ10のヒンジ軸24
は、第1ヒンジブラケット21により、シャーシフレー
ム1と主桁6との間、つまりシャーシフレーム1よりも
上方に配されて位置が変更されているので、シャーシフ
レームの後端にダンプヒンジのヒンジ軸が設けられてい
る場合のように、荷箱傾動時の荷箱2の当接による大き
な衝撃力を考慮してシャーシフレーム1後端を補強する
必要がない上、荷箱当接時の大きな衝撃力のヒンジ軸2
4への影響を考慮してシャーシフレーム1後端の傾斜板
27の加工精度を高める必要もなく、シャーシフレーム
1後端での補強費および加工費を抑えて、シャーシフレ
ーム1の製作コストの低廉化を図ることができる。
【0024】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記実施の形態では、荷箱2を左右一対の
ダンプヒンジ10により後方へ傾倒可能に支持したが、
荷箱の前後左右4箇所に、シャーシフレームに対する荷
箱の傾倒中心を構成するダンプヒンジが設けられるよう
にしても良い。具体的には、各ダンプヒンジには、ヒン
ジ中心を構成するロックレバーが抜き取り自在に嵌挿さ
れ、各ダンプヒンジのうち、ロックレバーを抜き取った
ダンプヒンジが開放される一方、ロックレバーを嵌挿し
たダンプヒンジがヒンジ中心となり得るように構成され
ていて、荷箱は、ロックレバーを嵌挿したダンプヒンジ
を軸芯としてシャーシフレームに対する傾動が左右方向
にも行われて、3方向への傾倒を可能とする,いわゆる
三転ダンプ方式のものに構成されている。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明におけるダンプトラ
ックのダンプヒンジ構造によれば、各ヒンジブラケット
をヒンジ軸によりシャーシフレームと荷箱との間で回動
可能に連結したので、シャーシフレームおよび荷箱の双
方からの各ヒンジブラケットの突出量を小さくし、荷箱
傾動時の各ヒンジブラケットの変形を防止してダンプト
ラックの横転を確実に防止することができるとともに、
荷箱傾動時の荷箱後端の地上高を充分確保して積載物の
排出をスムーズに行うことができる。しかも、ヒンジブ
ラケットの補強を廃止して各ヒンジブラケットの製作コ
ストの低廉化を図ることができる。さらに、ダンプヒン
ジのヒンジ軸を第1ヒンジブラケットによってシャーシ
フレームよりも上方に変更したことにより、シャーシフ
レーム後端での補強および加工精度の要求を廃止してシ
ャーシフレームの製作コストの低廉化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るダンプヒンジをヒン
ジ軸付近で切断した縦断背面図である。
【図2】ダンプヒンジの側面図である。
【図3】ダンプヒンジを斜め後方から視た斜視図であ
る。
【図4】ダンプトラックの後端部付近の側面図である。
【図5】ダンプトラックの後部付近の側面図である。
【符号の説明】
1 シャーシフレーム 2 荷箱 10 ダンプヒンジ 21 第1ヒンジブラケット 22 第2ヒンジブラケット 24 ヒンジ軸 V ダンプトラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の左右両側で車体前後方向に延びる
    一対のシャーシフレーム上に荷箱が直に搭載され、該荷
    箱がダンプヒンジにより少なくとも後方に傾倒可能に支
    持されるようにしたダンプトラックのダンプヒンジ構造
    であって、 上記ダンプヒンジは、シャーシフレームより荷箱側に突
    出する第1ヒンジブラケットと、荷箱よりシャーシフレ
    ーム側に突出する第2ヒンジブラケットと、上記第1ヒ
    ンジブラケットおよび第2ヒンジブラケットを上記シャ
    ーシフレームと荷箱との間で回動可能に連結するヒンジ
    軸とを備えていることを特徴とするダンプトラックのダ
    ンプヒンジ構造。
JP3209497A 1997-02-17 1997-02-17 ダンプトラックのダンプヒンジ構造 Pending JPH10226262A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035405A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Hitachi Constr Mach Co Ltd ベッセル枢支用ヒンジ装置
JP2014205488A (ja) * 2014-07-04 2014-10-30 日立建機株式会社 ベッセル枢支用ヒンジ装置
CN107628133A (zh) * 2017-10-12 2018-01-26 徐州徐工矿山机械有限公司 一种矿用自卸车货厢减震系统

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