JPH10226227A - 自動車用ウインドモールのコーナー部の構造とその成形方法と成形装置 - Google Patents

自動車用ウインドモールのコーナー部の構造とその成形方法と成形装置

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JPH10226227A
JPH10226227A JP4729697A JP4729697A JPH10226227A JP H10226227 A JPH10226227 A JP H10226227A JP 4729697 A JP4729697 A JP 4729697A JP 4729697 A JP4729697 A JP 4729697A JP H10226227 A JPH10226227 A JP H10226227A
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Masanori Nagura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠面の幅の異なるモール部材を接合するに
際し、簡単な構造で意匠面の接合線とガラス嵌着溝の接
合線とを一致させることができ、ガラス嵌着溝内のバリ
の発生を防ぐ。 【解決手段】 一定深さのガラス嵌着溝12a,12b
を内側に有し、外面を意匠面13a,13bとすると共
に該意匠面の幅が互いに異なるモール部材11a,11
bを接合した自動車用ウインドモールであって、前記二
つのモール部材の意匠面端部の角度Qa,Qbを互いに
異ならせて前記意匠面端部の接合線同士を一致させると
共に、前記意匠面端部の角度と嵌着溝端部の角度Q3,
Q4とを互いに異ならせて嵌着溝端部の接合線16a,
16b同士を一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ウイン
ドモールのコーナー部の構造とその成形方法とその成形
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、自動車のウインド
ガラスGはウインドモールMを介して車体Bに取り付け
られる。このウインドモールMは合成樹脂の押出成形品
から形成され、そのコーナー部Cを示す図14のよう
に、内側の側面に一定深さのガラス嵌着溝Nを有し、前
記側面に隣接する外面が意匠面Dとされる。このウイン
ドモールMは、四本のモール部材をその端面がコーナー
部を構成するように前記ガラス嵌着溝Nを内側にして略
四角形の枠状に接合して用いられたり、また、ウインド
ガラスの形状によっては、そのガラスの両側縁および上
縁を囲むモール部材と下縁を囲むモール部材との二本の
モール部材を略環状に接合して用いられたりする。
【0003】前記モール部材の接合方法としては、次の
方法がある。図15に示すように、まず、二つのモール
部材M1,M2の端部m1,m2を、図14に示したウ
インドガラスGのコーナー部Cの角度に略合わせて斜め
に切断し、前記モール部材M1,M2の端部m1,m2
をそれぞれ保持型P1,P2に保持する。そして、前記
モール部材M1,M2の端面を加熱などによって軟化溶
融した後、図16のように保持型P1,P2を閉じるこ
とによって前記モール部材M1,M2の溶融端面を圧着
し接合する。なお、前記コーナー部Cの角度は、通常ウ
インドガラスGの下側コーナー部よりも上側コーナー部
で大(少ない曲げ)にされる。
【0004】また、従来、前記ウインドモールMは、ウ
インドガラスGの側部に取り付けられるモール部材M1
も、上部または下部に取り付けられるモール部材M2
も、図14に示すように、ガラス嵌着溝Nの深さ(奥行
き)nが同一とされ、また、車体外面に露出する意匠面
D,Dの幅dも同一とされていた。そのため、前記モー
ル部材M1,M2の切断角度θを互いに同一とすれば、
両モール部材M1,M2における意匠面Dの接合線同士
のみならずガラス嵌着溝N,Nの接合線同士も一致させ
ることができ、得られるウインドモールMは前記接合部
(コーナー部C)でウインドガラスGへの取り付けが損
なわれたり、意匠面の接合線のずれにより外観が損なわ
れたりすることがなかった。
【0005】ところで、デザイン上などの点から、特に
リアウインドガラスに取り付けられるバックウインドモ
ールについては、図17に示すように、ウインドガラス
の側縁に取り付けられるモール部材Maと、上縁または
下縁に取り付けられるモール部材Mbとで、車体外面に
露出する意匠面Da,Dbの幅da,dbを異ならせた
い場合がある。そのような場合、両モール部材Ma,M
bを前記の方法で接合するには、両モール部材Ma,M
bにおける意匠面Da,Dbの接合線の長さを互いに一
致させるため、両モール部材Ma,Mbの端部の切断角
度θa,θbを、互いに異ならせる必要がある。
【0006】しかしながら、前記両モール部材Ma,M
bは、そのガラス嵌着溝N,Nの深さn,nが同じた
め、前記切断角度θa,θbを互いに異ならせると、両
モール部材Ma,Mbの切断端面、すなわち接合部の端
面に現れるガラス嵌着溝Na,Nbの深さ(奥行き)n
a,nbが互いに異なってしまい、図18のように、接
合の際にガラス嵌着溝N,Nの奥Na,Nbがずれてそ
の接合線が一致せず、接合されない部分が発生して溶着
強度が充分でなくなる問題がある。
【0007】しかも、従来においては、前記モール部材
M1,M2の溶着接合の際に、その接合面に現れるバリ
を、前記保持型P1,P2の閉型によって型の接合側端
面同士で挟んで食い切るようにしているが、このモール
部材Ma,Mbのようにガラス嵌着溝N,Nの接合線同
士に一致しない部分があると、その部分では、保持型P
a,Pbの接合側端面形状も一致しなくなって、ガラス
嵌着溝N,Nの接合部で生じるバリを保持型Pa,Pb
が完全に挟んで食いきることができなくなる。その結
果、接合部(コーナー部)のガラス嵌着溝内にバリが残
るようになるため、前記接合後に、接合部のガラス嵌着
溝内に残ったバリをナイフ等で取り除いて、ウインドガ
ラスへのウインドモールの取り付け不良を生じないよう
にしなければならず、作業が面倒になるのみならず、そ
の際にモール部材を傷つける恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
問題点を解決するために提案されたものであって、意匠
面の幅が異なるモール部材の接合によってコーナー部が
形成される自動車用ウインドモールについて、簡単な構
造で両モール部材の意匠面の接合線同士およびガラス嵌
着溝の接合線同士を一致させることができ、また接合に
よって形成されたコーナー部のガラス嵌着溝内にバリが
残らないウインドモールのコーナー部の構造とその成形
方法および成形装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動車用ウインドモールのコーナー部の構造は、一定深さ
のガラス嵌着溝を内側の側面に有し、前記側面に隣接す
る外面を意匠面とすると共に該意匠面の幅が互いに異な
る少なくとも二つのモール部材を、その端面で接合する
ことによって前記接合部がコーナー部とされた略四角形
枠状の自動車用ウインドモールにおいて、前記接合部に
おける二つのモール部材の意匠面端部の角度を互いに異
ならせて前記意匠面の接合線同士を一致させると共に、
前記意匠面端部の角度とそれと対応するガラス嵌着溝端
部の角度とを互いに異ならせて前記二つのモール部材の
嵌着溝の接合線同士を一致させたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明に係る自動車ウイン
ドモールのコーナー部の成形方法は、一定深さのガラス
嵌着溝を内側の側面に有し、前記側面に隣接する外面を
意匠面とすると共に該意匠面の幅が互いに異なる二つの
モール部材を、斜めに切断して意匠面の切断線の長さが
互いに等しい接合予定端部を形成する切断工程と、前記
二つのモール部材の接合予定端部をそれぞれ収容するキ
ャビティが形成された二つのキャビティ型と、前記二つ
のモール部材の接合予定端部のガラス嵌着溝への挿入凸
部がそれぞれ形成されて該挿入凸部のモール部材接合側
端面にその外周の食い切り部および該食い切り部内側の
バリ収容凹部が形成された二つのコア型との間で、前記
二つのモール部材の接合予定端部それぞれを挟持し、該
接合予定端部をキャビティ型のモール部材接合側端面か
ら所定長突出させて保持する保持工程と、前記接合予定
端部の突出部を溶融した後に、前記キャビティ型同士の
モール部材接合側端面間およびコア型同士の食い切り部
間を閉じることにより前記突出部の端面同士を圧着して
接合し、その際生じる前記接合部のガラス嵌着溝周縁の
バリをコア型のバリ収容凹部に収容すると共に前記バリ
の基部を食い切り部で挟む溶融接合工程と、前記バリの
基部を食い切り部で挟むコア型の挿入凸部をモール部材
のガラス嵌着溝から前記バリと共に抜き取るバリ除去工
程とにより、前記接合部を自動車用ウインドモールのコ
ーナー部とするに際し、前記切断工程時に二つのモール
部材の接合予定端部をその意匠面の切断線が略同じ長さ
となるように異なる角度とし、また、前記溶融接合工程
で用いる一方のコア型の食い切り部を同方のキャビティ
型のモール部材接合側端面に対し所定角度で突出させる
と共に、他方のコア型の食い切り部を同方のキャビティ
型のモール部材接合側端面から前記一方の食い切り部の
角度に合わせて内側へ窪んだ構造とし、前記溶融接合工
程における圧着時に、前記突出側の食い切り部と窪み側
の食い切り部とをずれなく一致させることを特徴とす
る。
【0011】さらに請求項3の発明に係る自動車用ウイ
ンドモールのコーナー部の成形装置は、一定深さのガラ
ス嵌着溝を内側の側面に有し、前記側面に隣接する外面
を意匠面とすると共に該意匠面の幅が互いに異なる二つ
のモール部材を、その端面に形成された斜めの接合予定
端部がそれぞれ所定長突出するように保持し、前記二つ
のモール部材の接合予定端部の端面同士を溶融状態で圧
着して溶着接合するための成形装置において、前記二つ
のモール部材の接合予定端部を所定長突出させて保持す
るキャビティが形成された二つのキャビティ型と、前記
接合予定端部のガラス嵌着溝内面と略等しい外面形状か
らなって前記ガラス嵌着溝への挿入および該ガラス嵌着
溝からの抜き取りが可能な挿入凸部、および前記挿入凸
部のモール部材接合側端面の外周に形成された食い切り
部と前記食い切り部内側に形成されたバリ収容凹部を有
する二つのコア型とを備え、前記コア型同士およびキャ
ビティ型同士がモール部材接合側端面で互いに開閉可能
とされ、かつ前記一方のコア型では食い切り部が同方の
キャビティ型のモール部材接合側端面から所定角度で突
出し、前記他方のコア型では食い切り部が同方のキャビ
ティ型のモール部材接合側端面から前記一方のコア型の
食い切り部の突出角度に合わせて内方へ窪み、閉型時に
前記両食い切り部がずれなく一致することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の自動車用ウインド
モールのコーナー部の一例を示す平面図、図2はそのコ
ーナー部を構成するモール部材の接合前を示す平面図で
ある。また、図3はこの発明の自動車用ウインドモール
のコーナー部を成形する装置の一例を示すもので保持型
のモール部材接合側を示す斜視図、図4はそのコア型を
示す斜視図である。さらに図5ないし図12はこの発明
の成形方法を段階的に示すもので、図5はモール部材を
保持する工程を示す断面図、図6は溶融接合工程におけ
るモール部材の端面を溶融する際を示す断面図、図7は
前記端面の圧着状態を示す断面図、図8は前記圧着直前
の拡大断面図、図9は前記圧着初期を示す拡大断面図、
図10は圧着終了時点を示す拡大断面図、図11はバリ
除去工程を示す断面図、図12は型開き状態を示す断面
図である。
【0013】図1に示す自動車用ウインドモール10
は、リアウインドガラスに取り付けられるもので、この
発明の構造からなるコーナー部Kを有している。前記、
自動車用ウインドモール10は、少なくとも二つのモー
ル部材11a,11bの端部14a,14bを接合して
コーナー部Kを形成することによって略四角形枠状とさ
れたもので、その内側側面に一定深さからなるガラス嵌
着溝12a,12bを有している。そのガラス嵌着溝1
2a,12bは、ウインドガラスへの取付けを容易かつ
確実とするため同じ深さ(奥行き)とされている。ま
た、前記接合は溶着によってなされている。
【0014】前記モール部材11a,11bは合成樹脂
の押出成形品よりなり、前記ガラス嵌着溝12a,12
bの形成された内側側面に隣接する上方の外面が意匠面
13a,13bを構成している。この意匠面13a,1
3bは、接合されるモール部材11a,11b同士で異
なった幅Wa,Wbになっている。
【0015】また、前記モール部材11a,11bは、
その接合される端部14a,14bが、モール部材11
a,11bの長手方向に対して斜めに切断され、意匠面
13a,13bの端部の角度Qa,Qbが、互いに異な
るようにされている。すなわち、前記接合されるモール
部材11a,11b同士は、互いに異なる幅の意匠面1
3a,13bを有しているため、接合される意匠面13
a,13aの端部それぞれの角度Qa,Qbを、コーナ
ー部Kの角度Qの1/2として互いに等しくすると、両
方の意匠面13a,13bの端部における接合線15
a,15bの長さ(奥行き方向の長さ)が同じになら
ず、外観良好に接合することができない。そのため、意
匠面13aが幅狭のモール部材11aと意匠面13bが
幅広のモール部材11bとで意匠面13a,13bの端
部の角度Qa,Qbを互いに異ならせることにより、接
合線15a,1bbの長さを等しくして、意匠面13
a,13bの接合線15a,15b同士が一致するよう
にしている。具体的には、意匠面13aが幅狭のモール
部材11aについては、意匠面13aの端部の角度Qa
をコーナー部Kの角度Qの1/2より小とすると共に、
意匠面13bが幅広のモール部材11bについては、意
匠面13bの端部の角度Qbをコーナー部Kの角度Qの
1/2よりも大にし、両意匠面13a,13bの端部に
おける接合線15a,15bの長さが一致する角度に前
記Qa,Qbを設定する。当然、この角度Qa,Qb
は、両モール部材11a,11bの意匠面13a,13
bの幅Wa,Wbと、求められるコーナー部Kの角度に
よって定まり、ウインドモールによって異なる。
【0016】さらに、前記両モール部材11a,11b
の接合部(コーナー部K)においては、前記ガラス嵌着
溝12a,12bの端部の角度Qc,Qdそれぞれを、
対応する前記意匠面13a,13bの端部の角度Qa,
Qbと異ならせている。すなわち、Qa≠Qc、Qb≠
Qdとしている。これは、前記のように両モール部材1
1a,11bのガラス嵌着溝12a,12bが、意匠面
13a,13bの幅に係わらず一定の深さで同一にされ
ているため、接合するモール部材11a,11bの端部
14a,14b全体を、前記意匠面13a,13bの幅
Wa,Wbを考慮した角度Qa,Qb(Qa<Qb)に
すると、前記切断面において意匠面13aが幅狭のモー
ル部材11aではガラス嵌着溝12aの端部の深さ(奥
行き)が大となるのに対し、意匠面13bが幅広のモー
ル部材11bではガラス嵌着溝12bの端部の深さ(奥
行き)が小になって、両ガラス嵌着溝12a,12bの
端部の接合線16a,16bが一致せず、確実かつ強固
な接合ができにくくなるからである。
【0017】従って、前記接合部において、前記ガラス
嵌着溝12a,12aの端部の角度Qc,Qdを、それ
ぞれ対応する意匠面13a,13bの端部の角度Qa,
Qbと異ならせ、両方のモール部材11a,11bのガ
ラス嵌着溝12a,12bの端部の接合線同士16a,
16bを合致させている。具体的には、ガラス嵌着溝1
2a,12bの深さは一定であるので、前記Qc,Qd
のいずれも、前記コーナー部Kの角度Qの1/2にすれ
ばよい。
【0018】前記のように意匠面13a,13bの端部
の角度Qa,Qbと,ガラス嵌着溝12a,12bの端
部の角度Qc,Qdを設定したため、意匠面13a,1
3bの幅が異なるモール部材11a,11bの接合によ
り形成されたコーナー部Kにおいて、両モール部材11
a,11bの意匠面13a,13b端部の接合線15
a,15b同士のみならずガラス嵌着溝12a,12b
端部の接合線16a,16b同士も一致させることがで
きたのである。それによって、前記コーナー部Kにおけ
る両モール部材11a,11bの接合が極めて強固にで
きたのみならず、意匠面の接合線にずれのない優れた外
観となったのである。なお、前記コーナー部Kの形成
は、次に示す成形方法によってなされる。
【0019】自動車用ウインドモールのコーナー部の成
形方法は、モール部材の切断工程と保持工程と溶融接合
工程とバリ除去工程とからなる。モール部材の切断工程
では、図2に示すように、所定長に形成された少なくと
も二つのモール部材11a,11bが、所定角度で斜め
に切断されて接合予定端部17a,17bが形成され
る。この実施例において、一方のモール部材11bには
その側部にひれ片18が形成されるとともに幅広の意匠
面13bを有し、他方のモール部材11aは前記ひれ片
18がなく、幅狭の意匠面13aを有している。このよ
うに、これらモール部材11a,11bには互いに異な
った幅の意匠面13a,13bが形成されているので、
意匠面13a,13bの端部をずれなく一致させて接合
させるため、両モール部材11a,11bの意匠面13
a,13aの切断線の長さが互いに略等しくなるよう
に、前記接合予定端部17a,17bの角度Qa,Qb
を互いに異ならせている。図2では、二つのモール部材
11a,11bの接合角度(図1におけるコーナー部K
の角度Q)を107.5°に設定し、幅狭の意匠面13
aを有するモール部材11aの接合予定端部17aの角
度Qaを50°とする一方、幅広の意匠面13bを有す
るモール部材11bの接合予定端部17bの角度Qbを
57.5°とした。
【0020】次の保持工程では、前記モール部材11
a,11bの接合予定端部17a,17bを、図5に示
す請求項3の発明に係る成形装置20を用いて保持し、
そのキャビティ型22A,22Bのモール部材接合側端
面23A,23Bから所定長突出させる。
【0021】ここで、自動車用ウインドモールのコーナ
ー部の成形装置20について説明する。その成形装置2
0は図示しないシリンダ装置等によって開閉する台20
A,20Bの上に保持型21を有する。前記保持型21
は、前記モール部材11a,11bの接合予定端部17
a,17bを対向させて保持し、圧着させて所定の接合
角度Qで接合するためのもので、前記意匠面13aが幅
狭のモール部材11aを保持する幅狭側保持型21A
と、前記意匠面13bが幅広のモール部材11bを保持
する幅広側保持型21Bとよりなり、それぞれのモール
部材接合側端を対向させて配置され、前記台20A,2
0Bの開閉によって開閉可能にされている。
【0022】また、前記幅狭側保持型21Aと幅広側保
持型21Bは、図3に示すように、キャビティ型22
A,22Bとコア型25A,25Bとで構成される。キ
ャビティ型22A,22Bは、それぞれ対応する前記モ
ール部材11a,11bの意匠面13a,13bを含む
外側表面の形状に合ったキャビティ26A,26Bが形
成されていて、そのキャビティ26A,26Bにモール
部材11a,11bの外面側を保持するようになってい
る。また、前記キャビティ型22A,22Bのモール部
材接合側端面23A,23Bは、キャビティ26A,2
6Bの長手方向に対する角度Fa,Fb(図5に示す)
が、それぞれ前記モール部材11a,11bの意匠面1
3a,13bの端部の角度Qa,Qbと等しくされてい
る。なお、このキャビティ型22A,22Bそれぞれ
は、モール部材11a,11bの収容および取り外しを
可能とするため、それぞれ分割型で構成されている。
【0023】コア型25A,25Bは、前記モール部材
11a,11bの接合予定端部17a,1bbを圧着さ
せて接合する際に、それぞれ対応するモール部材11
a,11bの内側を保持し、ガラス嵌着溝12a,12
bの接合線を一致させて賦形すると共に、その接合時に
ガラス嵌着溝12a,12a内に生じるバリを食い切っ
て除去するためのもので、図3およびコア型25A,2
5Bのモール部材接合側を示す図4のように、挿入凸部
27A,27Bと食い切り部28A,28Bとバリ収容
凹部29A,29Bがそれぞれ形成されている。そし
て、図5のようにシリンダ装置31A,31Bにより、
前記キャビティ型22A,22Bに対して前進後退する
ようになっている。
【0024】挿入凸部27A,27Bは、前記モール部
材11a,11bのガラス嵌着溝12a,12b内に挿
入されて、その開口形状を保持すると共に、ガラス嵌着
溝12a,12aの接合をずれなく行うためのもので、
前記ガラス嵌着溝12a,12bに収まる突出形状に形
成されている。また、前記挿入凸部27A,27Bは、
そのモール部材接合側端面(食い切り部28A,28B
と一致する)30A,30Bの外周線が互いに一致する
ように、意匠面13bが幅広のモール部材11bに対す
るコア型25Bの挿入凸部27Bが、前記キャビティ型
22Bのモール部材接合側端面23Bから所定角度Hで
相手側コア型25A側へ突出し、他方意匠面13aが幅
狭のモール部材11aに対するコア型25Aにおける挿
入凸部27Aが、前記角度Hでキャビティ型21Aのモ
ール部材接合側端面23Aから窪んでいる。これによっ
て、挿入凸部27A,27Bの先端側(ガラス嵌着溝の
奥側となる部分)の角度が、それぞれ前記コーナー部K
におけるガラス嵌着溝12a,12bの接合側端部の角
度Qc,Qd(Qc=Qd)と一致したものとなる。
【0025】食い切り部28A,28Bは、前記保持型
21A,21Bの閉型によりモール部材11a,11b
の接合予定端部17A,17Bを圧着して接合する際
に、ガラス嵌着溝12a,12aの接合部に生じるバリ
を挟んで食い切り、接合部(コーナー部)に所定深さの
ガラス嵌着溝を精度良く形成するためのもので、前記挿
入凸部27A,27Bのモール部材接合側端面30A,
30Bの外周に、前記ガラス嵌着溝12a,12bの内
面形状に沿って形成されている。
【0026】バリ収容凹部29A,29Bは、前記食い
切り部28A,28Bの内側に形成されている。そのた
め、前記食い切り部28A,28Bが略コの字形状の刃
のような形となり、前記保持型21A,21Bの閉型に
より一層効果的にバリを食い切ることができるようにな
る。しかも、食い切られたバリは、バリ収容凹部29
A,29B内に収容されて効率よくモール部材11a,
11bの接合部(コーナー部)から引き離され、除去さ
れる。
【0027】前記キャビティ型22A,22Bのモール
部材接合側端面23A,23Bから突出したモール部材
11a,11bの部分は、後で述べる溶融接合工程にお
いて加熱されて軟化溶融され、互いの圧着により接合を
果たすためのもので、その突出長さは適当とすることが
できるが、余り長くすると溶融に時間がかかるととも
に、接合時に余分なバリを生成し材料の無駄となる。そ
のため、確実に溶着可能な最小長さの一定長を突出させ
ることが、かかる接合作業を効率的かつ精度よく行なう
ために好ましい。この例では、図5に示すように、所定
距離離れて対向する前記保持型21A,21Bの間に平
板状のモール位置決めストッパS1を配置し、前記キャ
ビティ型22A,22Bとコア型25A,25B間にモ
ール部材11a,11bを挟持する際に、モール部材1
1a,11bの接合予定端部17a,17bの先端面を
モール位置決めストッパS1に当接させて、前記突出量
を正しくし、その状態でコア型25A,25Bをキャビ
ティ型22A,22Bに対して前進させて、モール部材
11a,11bをコア型25A,25Bとキャビティ型
22A,22Bで確実に挟持する。
【0028】続く溶融接合工程では、前記したように、
モール部材11a,11bの接合予定端部17a,17
bが所定角度で接合される。まず、前記モール位置決め
ストッパS1が型外へ移動し、次に図6に示すように、
代わりに電気や蒸気などを熱源とする適当なヒーターH
が保持型21A,21B間に配置される。そして、前記
キャビティ型22A,22Bのモール部材接合側端面2
3A,23Bから所定長突出しているモール部材11
a,11bの接合予定端部17a,17bを所定の温度
まで加熱し、接合作業に有効な柔らかさまで溶融する。
その後、前記ヒーターHを保持型21A,21B間から
後退させて、図7に示すように直ちに保持型21A,2
1Bを閉じる。
【0029】その際、前記保持型21A,21Bのモー
ル部材接合側を拡大して示す図8および図9のように、
まず、前記モール部材11a,11bの接合予定端部1
7a,17bの端面同士が当接する。このとき、キャビ
ティ型22A,22B同士は僅かに離れており、また、
キャビティ型22Bから突出している挿入凸部25Bの
食い切り部28Bが、対向するキャビティ型22Aの窪
んでいる挿入凸部25A側へ入り込む。すなわち、前記
意匠面13bの幅が狭いモール部材11aのガラス嵌着
溝12a内へ入り込む。
【0030】その後、図10のように、キャビティ型2
2A,22Bのモール部材接合側端面23A,23Bが
当接して完全に閉型する。この間に、前記モール部材1
1a,11bの接合予定端部17a,17bは、互いの
当接面が圧着されて溶着する。そして接合されたモール
部材11a,11bの意匠面13a,13bの端部は、
前記接合予定端部17a,17bの切断角度の設定Q
a,QBにより、接合線が一致したものとなる。
【0031】また、前記ガラス嵌着溝12a,12bの
部分では、前記閉型初期に意匠面13aの幅が狭いモー
ル部材11aのガラス嵌着溝12a内面へ入り込んだ、
前記挿入凸部27bの食い切り部28bは、前記完全な
閉型によって、さらに相手側の食い切り部28a側へ入
り込んで、最終的にその食い切り部28aと当接する。
その際、前記ガラス嵌着溝12a,12bは、モール部
材11a,11bの接合予定端部17a,17bの切断
角度Qa,Qbが異なっているため、図10の破線32
で示すように、その当接面が一致せず、挿入凸部28b
の外面とガラス嵌着溝12aの内面間に隙間33を生じ
ることとなる。しかしながら、その隙間は、前記接合予
定端部17a,17bの圧着時に挿入凸部27a,27
bの外周付近でガラス嵌着溝12a,12bが圧縮さ
れ、それにより生じた余剰の樹脂によって埋められる。
そのため、ガラス嵌着溝12a,12bは、挿入凸部2
7a,27bの外面に沿った形状、すなわち接合線が一
致した状態に接合される。また、そのガラス嵌着溝12
a,12bの接合時に発生したバリ34は、その基部が
前記食い切り部28a,28b間に挟まれてバリ収容凹
部29a,29bに収容される。
【0032】次に、バリ除去工程を行う。この工程で
は、図11に示すように、前記キャビティ型22A,2
2Bにモール部材11a,11bを保持したまま、かつ
コア型25a,25bを閉じた状態でキャビティ型22
A,22Bから後退させ、挿入凸部27A,27Bをモ
ール部材11a,11bのガラス嵌着溝12a,12b
から抜き取る。それによって、前記食い切り部28A,
28B間に挟まれていたバリ30がモール部材12a,
12bの接合部から確実に引き千切られ、バリ除去が簡
単かつ確実になされる。なお、この実施例では、対向す
るコア型25A,25Bのモール部材接合側端面に結合
ピン35とその結合ピン35と対応するピン穴36とを
設けて、型閉めの際の位置決めと、前記コア型25A,
25Bの抜き取り時にコア型25A,25B間が開いて
バリの食い切りが不完全にならないようにしている。さ
らに、図示は省略するが、前記食い切り部およびバリ収
容凹部をキャビティ型のキャビティ外周に設けることも
好ましい。
【0033】その後、図12に示すように、閉型してい
たキャビティ型22A,22Bを開いて製品を脱型すれ
ば、所望のウィンドモールのコーナー部Kが得られる。
【0034】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
自動車用ウインドモールのコーナー部の構造によれば、
意匠面の幅が異なり、かつ一定深さのガラス嵌着溝を有
する二つのモール部材の接合によって形成されるコーナ
ー部が、それぞれのモール部材の意匠面端部の角度とガ
ラス嵌着溝端部の角度とを互いに異ならせることによっ
て、意匠面の接合線のみなずガラス嵌着溝の接合線まで
も一致させた構造からなるため、意匠面の接合線にずれ
がない良好な外観が得られ、しかもガラス嵌着溝の部分
においても隙間なく接合され、コーナー部の強度が高い
ものとなる。
【0035】また、この発明の自動車用ウインドモール
のコーナー部の成形方法によれば、前記意匠面の幅が異
なる二つのモール部材を、それぞれの意匠面の端部の接
合線をずれなく一致させることができるのみならず、ガ
ラス嵌着溝の端部の接合線もずれなく一致させることが
でき、外観が良好で接合強度の高いコーナー部が得られ
る。しかも、接合部のガラス嵌着溝内に生じるバリも、
コーナー部の成形時に確実に食い切ることができるの
で、バリ除去の煩わしさが軽減される。
【0036】さらに、この発明の自動車用ウインドモー
ルのコーナー部の成形装置によれば、前記コーナー部の
成形を容易かつ確実にすることができる。しかも、装置
の構造も簡単で、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ウインドモールのコーナー部
の一例を示す平面図である。
【図2】そのコーナー部を構成するモール部材の接合前
を示す平面図である。
【図3】本発明の自動車用ウインドモールのコーナー部
を成形する装置の一例を示す斜視図である。
【図4】そのコア型を示す斜視図である。
【図5】モール部材を保持する工程を示す断面図であ
る。
【図6】溶融接合工程を示す断面図である。
【図7】モール部材の端面の圧着状態を示す断面図であ
る。
【図8】前記圧着直前の拡大断面図である。
【図9】前記圧着初期を示す拡大断面図である。
【図10】圧着終了時点を示す拡大断面図である。
【図11】バリ除去工程を示す断面図である。
【図12】型開き状態を示す断面図である。
【図13】一般的な自動車のバックウインドを示す斜視
図である。
【図14】そのウィンドモールのコーナー部をモール部
材の断面とともに示す平面図である。
【図15】従来のモール部材の接合方法に用いる保持型
の平面図である。
【図16】その接合時を示す平面図である。
【図17】意匠面の幅が異なるモール部材の接合によっ
て形成されたウィンドモールのコーナー部を、モール部
材の断面とともに示す平面図である。
【図18】そのモール部材の接合時を示す保持型の平面
図である。
【符号の説明】
10 ウインドモール 11a,11b モール部材 12a,12b ガラス嵌着溝 13a,13b 意匠面 20 成形装置 21A 幅狭側保持型 21B 幅広側保持型 22A,22B キャビティ型 25A,25B コア型 27A,27B 挿入凸部 28A,28B 食い切り部 29A,29B バリ収容凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定深さのガラス嵌着溝を内側の側面に
    有し、前記側面に隣接する外面を意匠面とすると共に該
    意匠面の幅が互いに異なる少なくとも二つのモール部材
    を、その端面で接合することによって前記接合部がコー
    ナー部とされた略四角形枠状の自動車用ウインドモール
    において、 前記接合部における二つのモール部材の意匠面端部の角
    度を互いに異ならせて前記意匠面の接合線同士を一致さ
    せると共に、前記意匠面端部の角度とそれと対応するガ
    ラス嵌着溝端部の角度とを互いに異ならせて前記二つの
    モール部材の嵌着溝の接合線同士を一致させたことを特
    徴とする自動車用ウインドモールのコーナー部の構造。
  2. 【請求項2】 一定深さのガラス嵌着溝を内側の側面に
    有し、前記側面に隣接する外面を意匠面とすると共に該
    意匠面の幅が互いに異なる二つのモール部材を、斜めに
    切断して意匠面の切断線の長さが互いに等しい接合予定
    端部を形成する切断工程と、 前記二つのモール部材の接合予定端部をそれぞれ収容す
    るキャビティが形成された二つのキャビティ型と、前記
    二つのモール部材の接合予定端部のガラス嵌着溝への挿
    入凸部がそれぞれ形成されて該挿入凸部のモール部材接
    合側端面にその外周の食い切り部および該食い切り部内
    側のバリ収容凹部が形成された二つのコア型との間で、
    前記二つのモール部材の接合予定端部それぞれを挟持
    し、該接合予定端部をキャビティ型のモール部材接合側
    端面から所定長突出させて保持する保持工程と、 前記接合予定端部の突出部を溶融した後に、前記キャビ
    ティ型同士のモール部材接合側端面間およびコア型同士
    の食い切り部間を閉じることにより前記突出部の端面同
    士を圧着して接合し、その際生じる前記接合部のガラス
    嵌着溝周縁のバリをコア型のバリ収容凹部に収容すると
    共に前記バリの基部を食い切り部で挟む溶融接合工程
    と、 前記バリの基部を食い切り部で挟むコア型の挿入凸部を
    モール部材のガラス嵌着溝から前記バリと共に抜き取る
    バリ除去工程とにより、 前記接合部を自動車用ウインドモールのコーナー部とす
    るに際し、 前記切断工程時に二つのモール部材の接合予定端部をそ
    の意匠面の切断線が同じ長さとなるように異なる角度と
    し、 また、前記溶融接合工程で用いる一方のコア型の食い切
    り部を同方のキャビティ型のモール部材接合側端面に対
    し所定角度で突出させると共に、他方のコア型の食い切
    り部を同方のキャビティ型のモール部材接合側端面から
    前記一方の食い切り部の角度に合わせて内側へ窪んだ構
    造とし、前記溶融接合工程における圧着時に、前記突出
    側の食い切り部と窪み側の食い切り部とをずれなく一致
    させることを特徴とする自動車用ウインドモールのコー
    ナー部の成形方法。
  3. 【請求項3】 一定深さのガラス嵌着溝を内側の側面に
    有し、前記側面に隣接する外面を意匠面とすると共に該
    意匠面の幅が互いに異なる二つのモール部材を、その端
    面に形成された斜めの接合予定端部がそれぞれ所定長突
    出するように保持し、前記二つのモール部材の接合予定
    端部の端面同士を溶融状態で圧着して溶着接合するため
    の成形装置において、 前記二つのモール部材の接合予定端部を所定長突出させ
    て保持するキャビティが形成された二つのキャビティ型
    と、 前記接合予定端部のガラス嵌着溝内面と略等しい外面形
    状からなって前記ガラス嵌着溝への挿入および該ガラス
    嵌着溝からの抜き取りが可能な挿入凸部、および前記挿
    入凸部のモール部材接合側端面の外周に形成された食い
    切り部と前記食い切り部内側に形成されたバリ収容凹部
    を有する二つのコア型とを備え、 前記コア型同士およびキャビティ型同士がモール部材接
    合側端面で互いに開閉可能とされ、かつ前記一方のコア
    型では食い切り部が同方のキャビティ型のモール部材接
    合側端面から所定角度で突出し、前記他方のコア型では
    食い切り部が同方のキャビティ型のモール部材接合側端
    面から前記一方のコア型の食い切り部の突出角度に合わ
    せて内方へ窪み、閉型時に前記両食い切り部がずれなく
    一致することを特徴とする自動車用ウインドモールのコ
    ーナー部の成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103085277A (zh) * 2011-11-02 2013-05-08 贵州贵航汽车零部件股份有限公司 一种密封条的转角接头方法及模具

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