JPH1022577A - 発光半導体装置 - Google Patents

発光半導体装置

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JPH1022577A
JPH1022577A JP17145596A JP17145596A JPH1022577A JP H1022577 A JPH1022577 A JP H1022577A JP 17145596 A JP17145596 A JP 17145596A JP 17145596 A JP17145596 A JP 17145596A JP H1022577 A JPH1022577 A JP H1022577A
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剛之 山本
Hirohiko Kobayashi
宏彦 小林
Shoichi Ogita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポットサイズ変換構造を備えたレーザダイ
オードにおいて、スポットサイズ変換領域においてコア
から漏れだした光が、レーザダイオードの利得領域に戻
るのを阻止することを目的とする。 【解決手段】 スポットサイズ変換構造と利得領域との
境界近傍に、コアから漏れだして利得領域に戻ろうとす
る散乱光を反射する反射構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に光半導体装置
に関し、特に光ファイバ等の光導波路に対する光結合効
率を向上させた半導体発光素子に関する。近年、インタ
ーネットに代表される情報通信の普及に伴って、従来の
幹線系の通信網だけでなく、一般家庭を含む加入者系通
信網をも光ファイバにより構築した、大容量光ファイバ
通信システムの導入が具体化しつつある。
【0002】加入者系通信網を光ファイバで構築する場
合、個々の加入者がそのコストを負担することになるた
め、このような大容量光ファイバ通信システムが普及す
るには、特にこのような加入者系の光ファイバ通信網を
できるだけ安価に構築する必要がある。このため、かか
る加入者系の端末において用いられる光モジュールにお
いても、その費用を従来の半分から1/10くらいまで
低下させることが要求されている。
【0003】
【従来の技術】レーザダイオード等の光源を含んだ光モ
ジュールを有する端末において、光ファイバとの光結合
を達成するためには、光源を構成するレーザダイオード
から出射する光ビームを高い効率で光ファイバのコアに
注入する必要がある。しかし、レーザダイオードから出
射する出力光ビームのビーム径はおおよそ1μm程度で
あるためその放射各は30°以上となり、径が10μm
程度の単一モード光ファイバのコアに、そのままで正し
く注入することは困難である。
【0004】このため、従来の光モジュールでは、レン
ズを使って出射光ビームの径を拡げ、光ファイバへの結
合を容易にしていた。しかし、かかる従来の構成では、
高精度のレンズが必要になる上、レーザダイオードに対
するレンズあるいは光ファイバの位置がわずかにでもず
れると、光結合効率が大きく低下してしまう。このた
め、従来は、レーザダイオードを発振させ、その出力光
を光ファイバ他端で観測しながらレーザダイオードに対
するレンズおよび光ファイバの位置を熟練工が微調整し
ていたが、このような方法では、光モジュールの費用は
必然的に非常に高いものになってしまう。
【0005】これに対して、従来より、レーザダイオー
ドの出射端面側に、光閉じ込めを弱め出射光ビームのサ
イズを拡げるスポットサイズ変換構造を、レーザダイオ
ードに対して一体的に集積・形成した構成が公知である
(H. Kobayashi et al., IEEE Photon. Tech. Lett.,
vol.60, pp.1080 - 1081, 1994)。
【0006】図10(A),(B)は従来の、スポット
サイズ変換構造を備えたレーザダイオードの例を示す
(Fukano, H., et al., Electron Lett. vol.31, pp.14
39 - 1440, 1995 )。図10(A)を参照するに、第1
の導電型、例えばn型の基板1上には、バッファ層を兼
用するn型の下側クラッド層2を含むメサ構造3が形成
され、メサ構造3の上部には導波層およびこれに隣接し
た活性層を含むコア層4が形成される。前記コア層4を
含むメサ構造3の左右には一対の埋め込み層5A,5B
がp型半導体層により形成され、さらにかかる構造の上
には、前記コア層4および埋め込み層5A,5Bを覆う
ように、p型の上側クラッド層6が形成される。さら
に、基板1の下面には第1の電極(図示せず)が、さら
に上側クラッド層6の上面には、p+ 型のコンタクト層
を介して第2の電極(図示せず)が形成される。また、
前記p型埋め込み層5A,5B中には、n型の電流狭搾
層(図示せず)が周知のように形成される。
【0007】図10(A)のレーザダイオードでは、図
10(B)に詳細に示すように、コア層4が、幅が一定
な利得領域1Bと、コア層4の幅が光出射端面に向かっ
て徐々に減少するテーパ導波路領域1Aとにより構成さ
れ、前記利得領域1Bでは、光強度分布1で示すよう
に、コア層4への強い光閉じ込めが生じている。これに
対し、前記テーパ導波路領域1Aでは、コア層4の幅が
減少するため、光強度分布2で示すように光の閉じ込め
が弱くなり、光は隣接する電流狭搾層5A,5B中に拡
がる。
【0008】すなわち、前記テーパ導波路領域1Aで
は、コア層4を導波する光ビームのビーム径は利得領域
1Bにおけるコア層4の幅よりも拡がって、光ファイバ
のコアに匹敵する径の大きい光ビームが前記レーザダイ
オードの出射端面より出射する。かかる径の大きな光ビ
ームは回折による拡がりが小さく、丁度従来の、テーパ
導波路領域1Aを欠いたレーザダイオードにおいて、出
射端面側にレンズを設けたのと同様な効果が得られる。
その結果、例えば前記テーパ導波路領域1Aの幅を、レ
ーザダイオードの出射端において0.5μmまで減少さ
せることにより、レーザダイオードのビーム放射角を、
通常のレーザダイオードの1/3以下の10°程度まで
狭めることができる。しかも、かかるテーパ導波路領域
1Aでは、かかるビーム径の拡がりが実質的に損失なく
実現される。また、テーパ導波路領域1Aは、利得領域
1Bと一体的に共通の基板上に形成され、光集積回路を
構成するものであり、レンズの場合のような微調整を必
要としない。
【0009】図11は、別のテーパ導波路領域を備えた
レーザダイオードの構成を示す図である(Kobayashi,
H., et al 前出,Tohmori, Y., et al., Electron. Le
tt. vol.31, pp.1838 - 1840, 1995 )。図11の構成
では、テーパ導波路領域において、コア層4の幅を変化
させるかわりに厚さを出射端側に向かって徐々に減少さ
せる。かかる構成においても、レーザダイオードの出射
端側で光閉じ込めが弱まり、その結果、レーザダイオー
ドは、出射端側にレンズを設けずとも、径の大きな光ビ
ームを出力することが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10
(A),(B)のレーザダイオードでは、テーパ導波路
領域1Aにおいて埋め込み層5A,5B中に侵入した光
が、層5A,5B中での軸方向での構造の不完全さ、よ
り具体的には凹凸、がたつきにより散乱されることがあ
るのが見出された。埋め込み層5A,5Bはメサ構造3
をエッチングにより形成した後、これを埋め込むように
形成されるため、多くの凹凸、がたつきなどが生じる可
能性がある。このような、散乱光のうちの一部は前記コ
ア層4に戻り、外部戻り光と同様にキャリア密度の変調
等の作用を生じ、レーザダイオードの動作を不安定にす
る。
【0011】そこで、本発明は、上記の課題を解決した
発光半導体装置を提供することを概括的目的とする。本
発明のより具体的な課題は、軸方向に延在するコア層中
に、光閉じ込めが強い第1の領域と、前記軸方向上で前
記第1の領域と隣接した、光閉じ込めの弱い第2の領域
とを形成された発光半導体装置において、前記第2の領
域においてコア層から外側に拡散した光が、前記コア層
の前記第1の領域に戻るのを抑止した発光半導体装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、請求項1に記載したように、出射端を構成する一端
から他端まで軸方向に延在するコア層を有し、前記コア
層への光閉じ込めが強い第1の領域と、前記軸方向上
で、前記第1の領域に対して出射端側において隣接し
た、前記コア層への光閉じ込めの弱い第2の領域とが形
成された発光半導体装置において、前記第2の領域にお
いて前記コア層から外側に拡散した光が、前記第1の領
域において前記コア層に戻るのを抑止する、戻り光抑止
構造を形成したことを特徴とする発光半導体装置によ
り、または請求項2に記載したように、出射端を構成す
る一端から他端まで軸方向に延在するコア層を有し、前
記コア層への光閉じ込めが強い第1の領域と、前記軸方
向上で、前記第1の領域に対して出射端側において隣接
した、前記コア層への光閉じ込めの弱い第2の領域とが
形成された発光半導体装置において、前記コア層への光
閉じ込めの弱い第2の領域においては、前記コア層への
光閉じ込めが出射端に向けて連続的に低減しており、前
記発光半導体装置は、前記コア層の外側に、前記コア層
を両側から挟持するように形成された埋め込み層を有
し、前記埋め込み層中に、前記コア層から外側に拡散し
た光を反射する反射面で画成された切り込みを形成した
ことを特徴とする発光半導体装置により、または請求項
3に記載したように、前記反射面は、前記軸方向に対し
て略直交する平面よりなることを特徴とする請求項2記
載の発光半導体装置により、または請求項4に記載した
ように、前記反射面は、前記軸方向に対して斜交する平
面よりなることを特徴とする請求項2記載の発光半導体
装置により、または請求項5に記載したように、前記反
射面は、結晶面よりなることを特徴とする請求項4記載
の発光半導体装置により、または請求項6に記載したよ
うに、前記切り込みは、前記反射面とこれに対向する対
向面とより画成され、前記反射面が前記軸方向となす角
度は、前記対向面が前記軸方向となす角度とは異なるこ
とを特徴とする請求項2記載の発光半導体装置により、
または請求項7に記載したように、前記反射面を金属で
覆ったことを特長とする請求項2記載の発光半導体装置
により、または請求項8に記載したように、出射端を構
成する一端から他端まで軸方向に延在するコア層を有
し、前記コア層への光閉じ込めが強い第1の領域と、前
記軸方向上で、前記第1の領域に対して出射端側におい
て隣接した、前記コア層への光閉じ込めの弱い第2の領
域とが形成された発光半導体装置において、前記コア層
への光閉じ込めの弱い第2の領域においては、前記コア
層への光閉じ込めが出射端に向けて連続的に低減してお
り、前記第1の領域には、前記発光半導体装置が形成す
る出力光ビームを吸収しうるバンドギャップを有する半
導体層を形成したことを特徴とする発光半導体装置によ
り、または請求項9に記載したように、前記発光半導体
装置は、前記コア層上に、導電型を有する半導体層より
なり前記コア層に至る電流路を構成するクラッド層と、
前記電流路を左右から狭搾する、前記クラッド層とは逆
の導電型を有する一対の電流狭搾層とを含み、前記半導
体層は、前記第1の領域において、一対の前記電流狭搾
層の各々の上に形成されることを特徴とする請求項8記
載の発光半導体装置により、解決する。
【0013】図1は、本発明の原理を説明する。図1を
参照するに、本発明では、テーパ導波路領域1Aにおい
て埋め込み層5A中で散乱された光のうち、利得領域1
Bにフィードバックされる成分を、テーパ導波路領域1
Aと利得領域1Bの境界近傍に形成された溝7A,7B
等の戻り光遮断構造7A,7Bにより遮断し、戻り光が
利得領域にフィードバックされるのを阻止する。図1の
構成では、戻り光は溝7A,7Bを画成する平面で反射
され、利得領域1Bに到達することがない。あるいは、
利得領域1Bに、コア4から離間して、かかる戻り光を
吸収するようなバンドギャップを有する半導体層を形成
してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図2(A),(B)および図3
(C)は本発明の第1実施例を示す。ただし、図2
(A)は本発明第1実施例によるレーザダイオード10
の平面図、図2(B)はその斜視図、また図3(C)は
透視側面図である。
【0015】図2(A),(B)あるいは図3(C)よ
りわかるように、レーザダイオード10は、1.3μm
帯でレーザ発振を行なう利得領域10Bと、領域10B
に軸方向上で隣接するテーパ導波路領域10Aとよりな
り、前記テーパ導波路領域10Aは、前記利得領域10
Bで形成された光ビームのビーム径を拡大するスポット
サイズ変換構造として作用する。
【0016】図2(A),(B)を参照するに、レーザ
ダイオード10は、キャリア密度が0.5〜1×1018
cm-3のn型InPよりなる下側クラッド層12を担持
するn型InP基板11上に形成され、前記クラッド層
12上には、波長に換算したバンドギャップをあらわす
バンドギャップ波長λgが1.1μmになるような組成
のInGaAsPよりなる、厚さが100nmの光ガイ
ド層と、バンドギャップ波長λgが1.1μmのInG
aAsPよりなる厚さが10〜15nmのバリア層と、
バンドギャップ波長λgが1.35μmのInGaAs
Pよりなる厚さが6nmの量子井戸層とよりなるコア層
13とが形成される。ただし、コア層13中において、
前記バリア層と前記量子井戸層とは前記光ガイド層上に
交互に5〜7回堆積され、MQW構造の活性層を形成
し、活性層の最上部にはバリア層が形成される。さら
に、前記コア層13の最上部、従って前記活性層の上部
には、バンドギャップ波長が1.1μmのInGaAs
Pよりなる光ガイド層が、100nmの厚さに形成され
る。
【0017】前記バッファ層12とコア層13を形成す
るにあたり、前記基板11上には、前記利得領域10A
に、前記バッファ層12が堆積される領域を両側から挟
むようにSiO2 マスクを形成し、バッファ層12ある
いはコア層13を構成する各々の層の厚さが、テーパ導
波路領域10Aにおけるよりも厚くなるようにする。化
合物半導体をMOCVD法あるいはMBE法により気相
成長する場合、SiO 2 等の非晶質マスクを堆積領域に
隣接して形成した場合、かかるマスク上に供給した原料
はマスク上を輸送され、堆積領域に到達して堆積層の厚
さを増大させる現象が周知であり、本実施例において
も、この現象を使ってバッファ層12とコア層13の厚
さを、テーパ導波路領域10Aおよび利得領域10Bで
変化させている。
【0018】その結果、図3(C)の透視側面図に示す
ように、利得領域10Bにおけるコア層13の厚さは、
テーパ導波路領域10Aにおけるコア層13の厚さより
も大きくなり、またテーパ導波路領域10Aでは、コア
層13の厚さは光ビームの出射側端面に向かって徐々に
減少する。
【0019】次に、前記基板11上のSiO2 マスクを
除去し、さらに前記コア層13上に、レーザダイオード
の軸方向に延在するストライプ状のSiO2 パターンを
形成する。さらに、かかるSiO2 パターンをマスク
に、前記SiO2 パターン直下の領域を除き、前記コア
層13およびクラッド層12、さらに基板11の上部に
至るまでの部分をBr等を使ったエッチャントによりエ
ッチング・除去し、クラッド層12およびコア層13を
含むメサ構造を形成する。
【0020】さらに、前記SiO2 ストライプを残した
まま、キャリア密度が5×1017cm-3のp型InP層
を約1μmの厚さに堆積し、メサ領域の両側に埋め込み
層16A,16Bを形成する。さらにかかる構造上に、
厚さ0.5μm、キャリア密度が2×1018cm-3のn
型InP層を堆積し、電流狭搾構造17A,17Bを形
成する。
【0021】電流狭搾構造17A,17Bが形成された
後、コア層13上のSiO2 ストライプパターンを除去
し、コア層13およびその両側の電流狭搾構造17A,
17Bを覆うように、厚さが4.0μm、キャリア密度
が2×1018cm-3のp型InPよりなる上側クラッド
層14を形成する。さらに、前記クラッド層14上に、
厚さが0.1μm、キャリア密度が1×1019cm-3
バンドギャップ波長λgが1.3μmのp型InGaA
sP層からなるキャップ層15を形成する。
【0022】次に、得られた構造上に、前記キャップ層
15を覆うようにレジストを形成し、通常のフォトリソ
グラフィによりパターニングを行なった後、得られたレ
ジストパターンをマスクにエタン系のエッチングガスを
使ったドライエッチングを行い、前記テーパ導波路領域
10Aと前記利得領域10Bとの境界近傍に、図3
(C)に示すように下側クラッド層12にまで達する垂
直な溝18A,18Bを、コア層13を両側から挟持す
るように形成する。図示の例では、溝18A,18B
は、コア層13に対して側方に実質的に直角に延在す
る。
【0023】さらに、前記溝18A,18Bが形成され
た後、前記キャップ層15からレジストパターンを除去
し、さらにキャップ層15のうち、前記利得領域10B
を形成する部分にTi/Pt/Au構造を有する第1の
電極19Aを、また前記基板11の裏面全体に、AuG
e/Au構造の第2の電極19Bを形成する。ただし、
電極19A,19Bは図2(A)および図3(C)では
省略してある。
【0024】典型的な例では、レーザダイオード10
は、出力光ビームの出射側端面から反対側の端面までの
共振器長が500μm、またコア層13の厚さが一定で
ある前記利得領域10Bの長さが300μm、コア層1
3の幅が前記利得領域10Bおよび前記テーパ型導波路
領域10Aを通じて1.2μmになるように形成され、
さらにテーパ導波路領域10Aの長さは200μmに設
定される。また、前記溝18A.18Bは、前記レーザ
ダイオード10の出射側端面から軸方向上190μmの
位置に、前記軸方向に測った幅tが10μmになるよう
に形成される。その際、溝18A,18Bは、前記コア
層13を中心に、相互に5μm離間して形成され、基板
11に対して垂直方向に5μmの深さを有する。
【0025】かかる構成のレーザダイオードでは、前記
テーパ導波路領域10Aにおいて光閉じ込め作用が弱く
なった結果コア層13から外部に漏れだした光は、周囲
の埋め込み層16A,16B、あるいは電流狭搾構造1
7A,17B等におけるがたつき等により利得領域10
Bに向かって散乱されたとしても、前記溝18A,18
Bで反射され、利得領域10Bに戻ることはない。ま
た、利得領域10Bでは、光ビームは前記コア層13中
を1μm程度のビーム径で伝搬するため、このような溝
18A,18Bを形成しても、コア層13中の光ビーム
に対する影響は現れない。
【0026】溝18A,18Bを形成する位置は前記テ
ーパ導波路領域領域10Aと利得領域10Bの境界近傍
に限定されるものではないが、溝18A,18Bによる
反射光の除去効果は、溝18A,18Bをこのようなコ
ア層13中の光ビーム径が増大しはじめる位置に形成す
ることにより最も効果的になる。溝18A,18Bを出
射側端面により近い位置に形成すると、ビーム径の増大
に伴って、溝18Aと溝18Bの間隔を拡げる必要が出
てくるが、このような構成では、溝18Aと溝18Bの
間の間隙を通って利得領域10Bに戻る光を遮断しきれ
ない。また、逆に溝18A,18Bを前記出射側端面か
らより遠い、利得領域10B内の位置に形成すると、利
得領域10Bのうち、前記溝18A,18Bよりもテー
パ導波路領域10Aに近い部分では、戻り光を遮断する
ことができない。
【0027】図4は、本発明の第2実施例によるレーザ
ダイオード20の構成を示す。ただし、図4中、先に説
明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略す
る。図4の実施例では、ドライエッチングで形成された
前記溝18A,18Bのかわりに、溝28A,28Bが
ウェットエッチングにより形成される。ウェットエッチ
ングは、例えばHCl系のエッチング液を使って行なわ
れ、先の実施例と同様に、領域10Aと10Bの境界近
傍に、前記コア層13よりも深く侵入するように敬せさ
れる。
【0028】ウェットエッチング法により形成された溝
28A,28Bは結晶面により画成されており、理想的
な反射面を形成する。さらに、溝28A,28Bを形成
する結晶面は、一般に基板11主面に対して傾斜してお
り、その結果領域10Aにおいてコア層13から漏れだ
し、散乱されて戻ってきた光は溝28A,28Bで反射
され、下方に、すなわち基板11の方向に進み、その結
果、利得領域10Bに戻る光がさらに減少する。
【0029】図4の構成において、その他の特徴は先に
説明した第1実施例のものと同じであり、説明を省略す
る。図5は、本発明の第3実施例によるレーザダイオー
ド30の構成を示す。ただし、図5中、先に説明した部
分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0030】本実施例では、図2(A)に示した、コア
層13から横方向に実質的に直角に延在する溝18A,
18Bのかわりに、コア層13に対して斜めに延在する
溝38A,38Bを形成する。ただし、溝38A,38
Bは、いずれも基板11に対しては、溝18A,18B
と同様に垂直に延在する。かかる構成の溝38A,38
Bを形成することにより、テーパ導波路領域10Aにお
いてコア層13から外側に漏れだし散乱された光は、溝
38A,38Bにより外側に反射され、利得領域10B
に戻ることがない。
【0031】以上の各実施例において、溝18A,18
B,28A,28B,38A,38B、あるいは48
A,48Bの反射面を金属層で覆うことにより、さらに
反射面の反射率が向上し、戻り光を減少させることが可
能になる。図6は、本発明の第4実施例によるレーザダ
イオード40の構成を示す。ただし、図6中、先に説明
した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0032】図6を参照するに、本実施例では、先に説
明した一対の平行な面で画成される溝18A,18Bの
代わりに、前記コア層13に対して斜交する第1の面4
8aあるいは48bと、前記コア層13に対して直交す
る第2の面48a’あるいは48b’とにより画成され
た溝48A,48Bが、マスクを使ったドライエッチン
グにより形成される。図6の構成では、例えば溝48A
において、面48aと面48a’とが平行でないため、
入射角の関係で面48aでは反射されず溝48Aに侵入
した戻り光が、面48aとは異なった角度を有する面4
8a’で確実に反射されるため、面48a’を通って利
得領域10Bに到達する戻り光はほとんどなくなる。同
様な効果は溝48Bにおいても生じる。
【0033】図7は、本発明の第5実施例によるレーザ
ダイオード50の構成を示す。ただし、図7中、先に説
明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略す
る。また、図7中、説明の都合のため一部の構造は省略
してある。図7を参照するに、本実施例では、前記利得
領域10Bに、前記テーパ導波路領域10Aにおいてコ
ア層13から漏れだし、散乱されて利得領域10Bに戻
った光を吸収する半導体戻り光吸収パターン51A,5
1Bを、前記コア層13の両側に、コア層13から離間
して形成する。すなわち、半導体戻り光吸収パターン5
1A、51Bは、前記コア層13中を導波される光ビー
ムの波長よりも長波長側にバンドギャップ波長を有する
半導体材料により形成される。
【0034】図8は、図7の構造をテーパ導波路領域1
0Aで切った横断面図である。図8を参照するに、テー
パ導波路領域10Aは図2(B)に示したような通常の
レーザダイオードの構成を有し、基板11および下側ク
ラッド層12を含むメサ構造の上部にコア層13が形成
され、さらにメサ構造の左右に埋め込み層16A,16
Bが形成される。また、電流狭搾層17A,17Bがコ
ア層13の上方に、それぞれ埋め込み層16A,16B
の一部を覆うように形成されている。また、上側クラッ
ド層14が、前記コア層13上に、前記電流狭搾層17
A,17Bの間隙を埋めるように堆積され、クラッド層
14上には上側電極19Aが、キャップ層15を介して
堆積される。コア層13は、先にも説明したように、I
nGaAsPよりなる下側ガイド層と、前記下側ガイド
層上に形成されたInGaAsPよりなるMQW構造の
活性層と、前記活性層上に形成されたやはりInGaA
sPよりなる上側ガイド層とにより構成される。
【0035】先にも説明したように、コア層13の厚さ
はかかるテーパ導波路領域10Aにおいて減少してお
り、コア層13中を導波する光ビーム径は、かかる光閉
じ込めの減少に伴って領域10Aにおいて拡大し、コア
層13の光が外部に漏れだす。図9は、図7のレーザダ
イオード50の、利得領域10Bにおける横断面図を示
す。
【0036】図9を参照するに、利得領域10Bでは、
前記コア層13の厚さがテーパ導波路領域10Aにおけ
るよりも厚いこと以外に、半導体パターン51A,51
Bを、前記電流狭搾層17A,17B上にそれぞれ形成
することが特徴である。半導体吸収パターン51A,5
1Bは、例えばバンドギャップ波長が、レーザダイオー
ドの発振波長である1.3μm以上になるような組成
で、厚さが典型的には0.3μmの非ドープInGaA
sP層より構成される。かかる半導体パターン51A,
51Bは、前記コア層13がSiO2 ストライプパター
ンで保護された状態で、前記電流狭搾層17A,17B
を構成するn型InP層を堆積した後、これに引き続い
て前記非ドープInGaAsP層を堆積し、さらに前記
コア層13に対応する光導波路領域から前記InP層お
よび前記非ドープInGaAsP層をエッチングにより
選択的に除去することにより得られる。
【0037】本実施例において、前記半導体吸収パター
ン51A,51Bは非ドープ半導体に限定されるもので
はなく、p型あるいはn型にドープされた半導体であっ
てもよい。以上の各実施例の説明では、基板11をn型
の半導体としたが、本発明は、勿論各半導体層の導電型
を逆にしても成立する。
【0038】また、以上の説明では、前記テーパ導波路
領域10Aではコア層13の厚さが減少するような構成
を考えたが、図1に説明したような、コア層13の幅が
減少するような構成のレーザダイオードでも本発明は同
様に成立する。さらに、本発明は、原理上は、上に説明
した埋め込み型のレーザダイオード以外に、SAS型
等、その他の導波構造のレーザダイオードにおいても全
く同様に適用することができる。
【0039】また、本発明は、埋め込み型のレーザダイ
オードでも、埋め込み構造を高抵抗半導体層により形成
した装置に対しても適用可能である。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の特徴によれば、
出射端を構成する一端から他端まで軸方向に延在するコ
ア層中に、光閉じ込めが強い第1の領域と、前記軸方向
上で、前記第1の領域に対して出射端側において隣接し
た、光閉じ込めの弱い第2の領域とを形成された発光半
導体装置において、前記第2の領域において前記コア層
から外側に拡散した光が、前記第1の領域において前記
コア層に戻るのを抑止する戻り光抑止構造を形成するこ
とにより、戻り光が前記第1の領域に対応する発光半導
体装置の利得領域に侵入することによる、発光半導体装
置の活性領域内でのキャリア密度の変調等の問題が解決
され、発光半導体装置の動作が安定する。
【0041】請求項2,3記載の本発明の特徴によれ
ば、出射端を構成する一端から他端まで軸方向に延在す
るコア層中に、光閉じ込めが強い第1の領域と、前記軸
方向上で、前記第1の領域に対して出射端側において隣
接した、光閉じ込めの弱い第2の領域とを形成された埋
め込み型発光半導体装置において、埋め込み層中に切り
込みを形成することにより、前記コア層から外側に拡散
した光を、前記切り込み面において反射することがで
き、戻り光が発光半導体装置の利得領域に侵入するのを
阻止することができる。
【0042】請求項4,5記載の本発明の特徴によれ
ば、前記反射面を前記軸方向に対して斜交する平面より
形成することにより、前記戻り光を、発光半導体装置の
コア層から外れた方向に逃がすことが可能になる。請求
項6記載の本発明の特徴によれば、前記切り込みを、前
記切り込みを画成画成する第1の面が発光半導体装置の
軸方向に対してなす角度が、前記第1の面に対向する第
2の面が前記軸方向に対してなす角度と異なるように形
成することにより、仮りに戻り光の一部が前記第1の面
で反射されずに前記切り込み内に侵入しても、かかる戻
り光を前記第2の面により、確実に反射することがで
き、発光半導体装置の利得領域への戻り光の侵入を殆ど
完全に阻止することが可能になる。
【0043】請求項7記載の本発明の特長によれば、前
記反射面を金属層で覆うことにより、戻り光を効率的に
反射させることができる。請求項8,9記載の本発明の
特徴によれば、出射端を構成する一端から他端まで軸方
向に延在するコア層中に、光閉じ込めが強い第1の領域
と、前記軸方向上で、前記第1の領域に対して出射端側
において隣接した、光閉じ込めの弱い第2の領域とを形
成された発光半導体装置において、前記第1の領域に、
前記発光半導体装置が形成する出力光ビームを吸収しう
るバンドギャップを有する半導体層を形成することによ
り、発光半導体装置を構成する積層半導体構造の形成工
程の一部として、戻り光抑止構造を形成することがで
き、戻り光抑止構造を備えた発光半導体装置を簡単に製
造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】(A),(B)は本発明の第1実施例によるレ
ーザダイオードの構成を示す図(その一)である。
【図3】本発明の第1実施例によるレーザダイオードの
構成を示す図(その二)である。
【図4】本発明の第2実施例によるレーザダイオードの
構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例によるレーザダイオードの
構成を示す図である。
【図6】本発明の第4実施例によるレーザダイオードの
構成を示す図である。
【図7】本発明の第5実施例によるレーザダイオードの
構成を示す図である。
【図8】図7のレーザダイオードのテーパ導波路領域に
おける横断面図である。
【図9】図7のレーザダイオードの利得領域における横
断面図である。
【図10】(A),(B)は、従来のスポットサイズ変
換構造を備えた埋め込み型レーザダイオードの構成、お
よびその問題点を説明する図である。
【図11】従来の、別のスポットサイズ変換構造を備え
た埋め込み型レーザダイオードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,10 基板 1A,10A テーパ導波路領域 1B,10B 利得領域 2,12,14 クラッド層 3 メサ構造 4,13 コア層 15 キャップ層 5A,5B,16A,16B 埋め込み領域 7A,7B,18A,18B,28A,28B,38
A,38B,48A,48B 戻り光抑止構造 48a,48a’,48b,48b’ 反射面 17A,17B 電流狭搾構造 19A,19B 電極 51A,51B 戻り光吸収パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出射端を構成する一端から他端まで軸方
    向に延在するコア層を有し、前記コア層への光閉じ込め
    が強い第1の領域と、前記軸方向上で、前記第1の領域
    に対して出射端側において隣接した、前記コア層への光
    閉じ込めの弱い第2の領域とが形成された発光半導体装
    置において、 前記第2の領域において前記コア層から外側に拡散した
    光が、前記第1の領域において前記コア層に戻るのを抑
    止する、戻り光抑止構造を形成したことを特徴とする発
    光半導体装置。
  2. 【請求項2】 出射端を構成する一端から他端まで軸方
    向に延在するコア層を有し、前記コア層への光閉じ込め
    が強い第1の領域と、前記軸方向上で、前記第1の領域
    に対して出射端側において隣接した、前記コア層への光
    閉じ込めの弱い第2の領域とが形成された発光半導体装
    置において、 前記コア層への光閉じ込めの弱い第2の領域において
    は、前記コア層への光閉じ込めが出射端に向けて連続的
    に低減しており、 前記発光半導体装置は、前記コア層の外側に、前記コア
    層を両側から挟持するように形成された埋め込み層を有
    し、前記埋め込み層中に、前記コア層から外側に拡散し
    た光を反射する反射面で画成された切り込みを形成した
    ことを特徴とする発光半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記反射面は、前記軸方向に対して略直
    交する平面よりなることを特徴とする請求項2記載の発
    光半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記反射面は、前記軸方向に対して斜交
    する平面よりなることを特徴とする請求項2記載の発光
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記反射面は、結晶面よりなることを特
    徴とする請求項4記載の発光半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記切り込みは、前記反射面とこれに対
    向する対向面とより画成され、前記反射面が前記軸方向
    となす角度は、前記対向面が前記軸方向となす角度とは
    異なることを特徴とする請求項2記載の発光半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記反射面を金属で覆ったことを特長と
    する請求項2記載の発光半導体装置。
  8. 【請求項8】 出射端を構成する一端から他端まで軸方
    向に延在するコア層を有し、前記コア層への光閉じ込め
    が強い第1の領域と、前記軸方向上で、前記第1の領域
    に対して出射端側において隣接した、前記コア層への光
    閉じ込めの弱い第2の領域とが形成された発光半導体装
    置において、 前記コア層への光閉じ込めの弱い第2の領域において
    は、前記コア層への光閉じ込めが出射端に向けて連続的
    に低減しており、 前記第1の領域には、前記発光半導体装置が形成する出
    力光ビームを吸収しうるバンドギャップを有する半導体
    層を形成したことを特徴とする発光半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記発光半導体装置は、前記コア層上
    に、導電型を有する半導体層よりなり前記コア層に至る
    電流路を構成するクラッド層と、前記電流路を左右から
    狭搾する、前記クラッド層とは逆の導電型を有する一対
    の電流狭搾層とを含み、前記半導体層は、前記第1の領
    域において、一対の前記電流狭搾層の各々の上に形成さ
    れることを特徴とする請求項8記載の発光半導体装置。
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