JPH10225151A - 超音波駆動モータ - Google Patents
超音波駆動モータInfo
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- JPH10225151A JPH10225151A JP9027635A JP2763597A JPH10225151A JP H10225151 A JPH10225151 A JP H10225151A JP 9027635 A JP9027635 A JP 9027635A JP 2763597 A JP2763597 A JP 2763597A JP H10225151 A JPH10225151 A JP H10225151A
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- ultrasonic
- vibrator
- drive motor
- vibrators
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Abstract
(57)【要約】
【課題】移動体を正逆方向に移動可能でかつ従来の正逆
切り替え操作レバーを不要つまりそれのアクチュエータ
を不要として正逆切り替え操作が簡易で移動効率が高く
かつ全体の形状が簡易でコスト的にも安くそのうえ薄型
化、小型化を容易には図れるようにする。 【解決手段】電気信号の印加により第1共振周波数f1
で振動するものでかつこの振動による伸縮方向側端部に
振動片を備えた第1超音波振動子2と、電気信号の印加
により前記第1共振周波数f1と異なる第2共振周波数
f2で振動するものでかつ振動による伸縮方向側端部に
振動片を備えた第2超音波振動子4とを有し、両超音波
振動子2,4は互いに対して所定角度を有して配置され
かつそれぞれの振動片6,8が接続されている構成。
切り替え操作レバーを不要つまりそれのアクチュエータ
を不要として正逆切り替え操作が簡易で移動効率が高く
かつ全体の形状が簡易でコスト的にも安くそのうえ薄型
化、小型化を容易には図れるようにする。 【解決手段】電気信号の印加により第1共振周波数f1
で振動するものでかつこの振動による伸縮方向側端部に
振動片を備えた第1超音波振動子2と、電気信号の印加
により前記第1共振周波数f1と異なる第2共振周波数
f2で振動するものでかつ振動による伸縮方向側端部に
振動片を備えた第2超音波振動子4とを有し、両超音波
振動子2,4は互いに対して所定角度を有して配置され
かつそれぞれの振動片6,8が接続されている構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波駆動モータに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】超音波駆動モータはそれが備える超音波
振動子の伸縮往復運動を利用して移動体を移動させるも
のであるが、その1つの方式としては超音波振動子の長
手方向における伸縮振動を利用するものがある。このよ
うな超音波駆動モータは例えば特公昭59ー37672
号公報にも記述されているが、例えば図7を参照して説
明するように超音波振動子100を振動子部材102の
両面に圧電部材104を設けて構成し、超音波振動子1
00の矢印106で示される伸縮方向の一方端部の振動
片106を移動体108に対して傾斜させて取り付けて
なり、超音波振動子100の矢印方向の伸縮による振動
運動を移動体110の矢印112で示される移動方向に
変換できるようになっている。
振動子の伸縮往復運動を利用して移動体を移動させるも
のであるが、その1つの方式としては超音波振動子の長
手方向における伸縮振動を利用するものがある。このよ
うな超音波駆動モータは例えば特公昭59ー37672
号公報にも記述されているが、例えば図7を参照して説
明するように超音波振動子100を振動子部材102の
両面に圧電部材104を設けて構成し、超音波振動子1
00の矢印106で示される伸縮方向の一方端部の振動
片106を移動体108に対して傾斜させて取り付けて
なり、超音波振動子100の矢印方向の伸縮による振動
運動を移動体110の矢印112で示される移動方向に
変換できるようになっている。
【0003】また、こうした方式の超音波駆動モータを
1組以上用いて移動体の正逆方向に直線運動できるよう
にした超音波駆動モータも特開昭59ー194678号
公報などにも提案されている。この超音波駆動モータに
ついて図8を参照して説明すると、まず、図8aで示す
ように前記と同じ構成の超音波振動子114,116を
備え、図示していない切り替えレバーでもって矢印11
8方向に伸縮する一方の超音波振動子114を矢印12
0方向に切り替え、その振動片121を移動体122に
接触させたうえで振動させて移動体122を正方向12
4に移動させ、この際、切り替えレバーでは矢印126
方向に振動する他方の超音波振動子116を矢印128
方向に移動させてその振動片130を移動体122から
離間させておく。そして逆に図8bで示すように切り替
えレバーで一方の超音波振動子114を矢印131方向
に移動させてその振動片121を移動体122から離間
させておき、他方の超音波振動子116を矢印132方
向に切り替えてその振動片130を移動体122に接触
させておいてその超音波振動子116を振動させること
で移動体122を矢印134方向に移動させるようにし
たものである。
1組以上用いて移動体の正逆方向に直線運動できるよう
にした超音波駆動モータも特開昭59ー194678号
公報などにも提案されている。この超音波駆動モータに
ついて図8を参照して説明すると、まず、図8aで示す
ように前記と同じ構成の超音波振動子114,116を
備え、図示していない切り替えレバーでもって矢印11
8方向に伸縮する一方の超音波振動子114を矢印12
0方向に切り替え、その振動片121を移動体122に
接触させたうえで振動させて移動体122を正方向12
4に移動させ、この際、切り替えレバーでは矢印126
方向に振動する他方の超音波振動子116を矢印128
方向に移動させてその振動片130を移動体122から
離間させておく。そして逆に図8bで示すように切り替
えレバーで一方の超音波振動子114を矢印131方向
に移動させてその振動片121を移動体122から離間
させておき、他方の超音波振動子116を矢印132方
向に切り替えてその振動片130を移動体122に接触
させておいてその超音波振動子116を振動させること
で移動体122を矢印134方向に移動させるようにし
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示されている超音波駆動モータにおいては移動体を正逆
方向に移動させることができない。また、図8に示され
ている超音波駆動モータにおいては移動体を正逆方向に
移動させられるものの、切り替えレバーを切り替え動作
させるのにアクチュエータが別途に必要となるうえその
レバーを高速に切り替えることも困難であるから切り替
えレバーで切り替えるのは効率的にも好ましくない。さ
らに切り替えレバーとかアクチュエータなどが必要であ
るから全体の形状が複雑化してコスト的にも高くつくも
のとなるうえその薄型化とか小型化を容易には図れない
という課題があった。
示されている超音波駆動モータにおいては移動体を正逆
方向に移動させることができない。また、図8に示され
ている超音波駆動モータにおいては移動体を正逆方向に
移動させられるものの、切り替えレバーを切り替え動作
させるのにアクチュエータが別途に必要となるうえその
レバーを高速に切り替えることも困難であるから切り替
えレバーで切り替えるのは効率的にも好ましくない。さ
らに切り替えレバーとかアクチュエータなどが必要であ
るから全体の形状が複雑化してコスト的にも高くつくも
のとなるうえその薄型化とか小型化を容易には図れない
という課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波駆動モー
タにおいては、電気信号の印加により第1共振周波数で
振動するものでかつこの振動による伸縮方向側端部に振
動片を備えた第1超音波振動子と、電気信号の印加によ
り前記第1共振周波数と異なる第2共振周波数で振動す
るものでかつ振動による伸縮方向側端部に振動片を備え
た第2超音波振動子とを有し、前記両超音波振動子は互
いに対して所定角度を有して配置されかつそれぞれの振
動片が接続されていることを主たる特徴としたことによ
って、前記両超音波振動子に電気信号を印加してもそれ
ぞれの共振周波数が異なるために前記両超音波振動子が
同時に共振振動しそれぞれの共振振動が合成されて移動
体に接する振動片端部の振動軌跡が変化しないようなこ
とがなく、したがって、切り替えレバーなしで移動体を
電気信号の印加だけで正逆方向に切り替えて移動させら
れることになり、これにより上述の課題を解決できるよ
うにしている。
タにおいては、電気信号の印加により第1共振周波数で
振動するものでかつこの振動による伸縮方向側端部に振
動片を備えた第1超音波振動子と、電気信号の印加によ
り前記第1共振周波数と異なる第2共振周波数で振動す
るものでかつ振動による伸縮方向側端部に振動片を備え
た第2超音波振動子とを有し、前記両超音波振動子は互
いに対して所定角度を有して配置されかつそれぞれの振
動片が接続されていることを主たる特徴としたことによ
って、前記両超音波振動子に電気信号を印加してもそれ
ぞれの共振周波数が異なるために前記両超音波振動子が
同時に共振振動しそれぞれの共振振動が合成されて移動
体に接する振動片端部の振動軌跡が変化しないようなこ
とがなく、したがって、切り替えレバーなしで移動体を
電気信号の印加だけで正逆方向に切り替えて移動させら
れることになり、これにより上述の課題を解決できるよ
うにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
超音波駆動モータについて説明する。図1は本実施の形
態の超音波駆動モータの斜視図であり、同図を参照し
て、本実施の形態の超音波駆動モータは、電気信号の印
加により第1共振周波数f1で振動する第1超音波振動
子2と、前記第1共振周波数f1とは異なる第2共振周
波数f2で振動する第2超音波振動子4とを備えてい
る。各超音波振動子2,4それぞれは平面視長方形のも
のでその長手方向つまりそれの伸縮方向側端部中央部に
その振動による伸縮方向に延びた振動片6,8を備えて
おり、かつ互いに対して所定角度、本実施の形態では直
角、を有して配置されている。そして互いの振動片6,
8それぞれの先端部は互いに接合または一体などで接続
されている。
超音波駆動モータについて説明する。図1は本実施の形
態の超音波駆動モータの斜視図であり、同図を参照し
て、本実施の形態の超音波駆動モータは、電気信号の印
加により第1共振周波数f1で振動する第1超音波振動
子2と、前記第1共振周波数f1とは異なる第2共振周
波数f2で振動する第2超音波振動子4とを備えてい
る。各超音波振動子2,4それぞれは平面視長方形のも
のでその長手方向つまりそれの伸縮方向側端部中央部に
その振動による伸縮方向に延びた振動片6,8を備えて
おり、かつ互いに対して所定角度、本実施の形態では直
角、を有して配置されている。そして互いの振動片6,
8それぞれの先端部は互いに接合または一体などで接続
されている。
【0007】第1超音波振動子2は第1振動子部材10
とこれの両面の電極膜付きの第1、第2圧電部材12,
14とからなり、また第2超音波振動子4は第2振動子
部材16とこれの両面の電極膜付きの第3、第4圧電部
材16,18とからなっている。
とこれの両面の電極膜付きの第1、第2圧電部材12,
14とからなり、また第2超音波振動子4は第2振動子
部材16とこれの両面の電極膜付きの第3、第4圧電部
材16,18とからなっている。
【0008】上記した構成の各超音波振動子2,4はそ
れぞれの長手方向中間でそれの短手方向に平行な線上の
両側でそれぞれ平面視T型の第1〜第4固定部材22〜
28それぞれで固定されている。各固定部材22〜28
は各超音波振動子2,4それぞれの振動子部材10,1
6と電気的機械的に接続されているとともに、それぞ
れ、適宜のモータ壁体に固定するためのビス挿通用の穴
30を有している。ここで、第2固定部材24と第3固
定部材26はそれぞれ接続部材32で一体に接続されて
いる。そして、第1超音波振動子2の振動子部材10両
面の第1、第2圧電部材12,14と第2超音波振動子
4の振動子部材16両面の第3、第4圧電部材18,2
0それぞれの長手方向中央部における短手方向に平行な
線上がその振動モードの節となっており、その長手方向
と短手方向それぞれの中間の一点が通電点34,36と
されている。ただし、第2圧電部材14と第4圧電部材
20とについては図面にその通電点があらわれない。ま
た前記接続部材32の中央部にも通電点38が構成され
ている。
れぞれの長手方向中間でそれの短手方向に平行な線上の
両側でそれぞれ平面視T型の第1〜第4固定部材22〜
28それぞれで固定されている。各固定部材22〜28
は各超音波振動子2,4それぞれの振動子部材10,1
6と電気的機械的に接続されているとともに、それぞ
れ、適宜のモータ壁体に固定するためのビス挿通用の穴
30を有している。ここで、第2固定部材24と第3固
定部材26はそれぞれ接続部材32で一体に接続されて
いる。そして、第1超音波振動子2の振動子部材10両
面の第1、第2圧電部材12,14と第2超音波振動子
4の振動子部材16両面の第3、第4圧電部材18,2
0それぞれの長手方向中央部における短手方向に平行な
線上がその振動モードの節となっており、その長手方向
と短手方向それぞれの中間の一点が通電点34,36と
されている。ただし、第2圧電部材14と第4圧電部材
20とについては図面にその通電点があらわれない。ま
た前記接続部材32の中央部にも通電点38が構成され
ている。
【0009】この超音波駆動モータの駆動回路40は電
気信号出力部42〜46を有し、第1電気信号出力部4
2は2本の通電線48,50それぞれを介して第1、第
2圧電部材12,14それぞれの通電点に接続され、第
2電気信号出力部46は2本の通電線52,54それぞ
れを介して第3、第4圧電部材18,20それぞれの通
電点に接続されている。また、電気信号出力部44は通
電線56を介して接続部材32の通電点38に接続され
ている。
気信号出力部42〜46を有し、第1電気信号出力部4
2は2本の通電線48,50それぞれを介して第1、第
2圧電部材12,14それぞれの通電点に接続され、第
2電気信号出力部46は2本の通電線52,54それぞ
れを介して第3、第4圧電部材18,20それぞれの通
電点に接続されている。また、電気信号出力部44は通
電線56を介して接続部材32の通電点38に接続され
ている。
【0010】ここで、各超音波振動子2,4それぞれの
振動子部材10,16と固定部材22〜28と、接続部
材32とは、それぞれ図2を参照するように、1枚の板
状の導電性例えばステンレスのような金属体で作られた
弾性部材58でもって一体に構成されたものである。
振動子部材10,16と固定部材22〜28と、接続部
材32とは、それぞれ図2を参照するように、1枚の板
状の導電性例えばステンレスのような金属体で作られた
弾性部材58でもって一体に構成されたものである。
【0011】次に動作を説明すると、第1超音波振動子
2が第1振動子部材10と第1、第2圧電部材12,1
4それぞれの間に駆動回路40の電気信号出力部42,
44から各通電線48,50,56を介して交流の電気
信号が与えられかつこの交流電気信号の周波数が連続的
に変化させられて第1共振周波数f1になると第1、第
2圧電部材12,14はそのインピーダンスが急激に低
下するピークを呈し、これにより第1、第2圧電部材1
2,14それぞれに流れる電流が増大して第1超音波振
動子2は共振状態となる。同様に、第2超音波振動子4
が第2振動子部材16と第3、第4圧電部材18,20
それぞれの間に駆動回路40の電気信号出力部44,4
6から各通電線52〜56を介して交流の電気信号が与
えられかつこの交流電気信号の周波数が連続的に変化さ
せられて第2共振周波数f2になると第3、第4圧電部
材18,20のインピーダンスが急激に低下するピーク
を呈し、これにより第3、第4圧電部材18,20に流
れる電流が増大して第2超音波振動子4は共振状態とな
る。
2が第1振動子部材10と第1、第2圧電部材12,1
4それぞれの間に駆動回路40の電気信号出力部42,
44から各通電線48,50,56を介して交流の電気
信号が与えられかつこの交流電気信号の周波数が連続的
に変化させられて第1共振周波数f1になると第1、第
2圧電部材12,14はそのインピーダンスが急激に低
下するピークを呈し、これにより第1、第2圧電部材1
2,14それぞれに流れる電流が増大して第1超音波振
動子2は共振状態となる。同様に、第2超音波振動子4
が第2振動子部材16と第3、第4圧電部材18,20
それぞれの間に駆動回路40の電気信号出力部44,4
6から各通電線52〜56を介して交流の電気信号が与
えられかつこの交流電気信号の周波数が連続的に変化さ
せられて第2共振周波数f2になると第3、第4圧電部
材18,20のインピーダンスが急激に低下するピーク
を呈し、これにより第3、第4圧電部材18,20に流
れる電流が増大して第2超音波振動子4は共振状態とな
る。
【0012】そして、これら第1、第2超音波振動子
2,4における各共振モードのうち、ある共振モードそ
れぞれにおいては第1超音波振動子2と第2超音波振動
子4とはそれぞれの長手方向に伸縮するようにして振動
する。この場合の振動の振幅は印加電圧の大きさに応じ
て変化するが、通常は各超音波振動子2,4それぞれの
振動片6,8の互いの接続先端部が数μm程度の振幅で
振動する。このとき第1超音波振動子2の長手方向に伸
縮する共振モードの周波数f1と第2超音波振動子4が
長手方向に伸縮する共振モードの周波数f2とは異なっ
ているので、第1超音波振動子2が長手方向に伸縮する
ように振動しているときは第2超音波振動子4は振動し
ないし、その逆に第2超音波振動子4がそれの長手方向
に伸縮するように振動しているときは第1超音波振動子
2は振動しない。こうした第1超音波振動子2の振動片
6の移動軌跡は図3a〜cに、第2超音波振動子4の振
動片8の移動軌跡は図4a〜cにそれぞれ示されてい
る。この移動軌跡は第1超音波振動子2については図3
a→図3b→図3c→図3b→図3aと繰り返され、第
2超音波振動子4については図4a→図4b→図4c→
図4b→図4aと繰り返される。
2,4における各共振モードのうち、ある共振モードそ
れぞれにおいては第1超音波振動子2と第2超音波振動
子4とはそれぞれの長手方向に伸縮するようにして振動
する。この場合の振動の振幅は印加電圧の大きさに応じ
て変化するが、通常は各超音波振動子2,4それぞれの
振動片6,8の互いの接続先端部が数μm程度の振幅で
振動する。このとき第1超音波振動子2の長手方向に伸
縮する共振モードの周波数f1と第2超音波振動子4が
長手方向に伸縮する共振モードの周波数f2とは異なっ
ているので、第1超音波振動子2が長手方向に伸縮する
ように振動しているときは第2超音波振動子4は振動し
ないし、その逆に第2超音波振動子4がそれの長手方向
に伸縮するように振動しているときは第1超音波振動子
2は振動しない。こうした第1超音波振動子2の振動片
6の移動軌跡は図3a〜cに、第2超音波振動子4の振
動片8の移動軌跡は図4a〜cにそれぞれ示されてい
る。この移動軌跡は第1超音波振動子2については図3
a→図3b→図3c→図3b→図3aと繰り返され、第
2超音波振動子4については図4a→図4b→図4c→
図4b→図4aと繰り返される。
【0013】このようにして各超音波振動子2,4それ
ぞれの振動片6,8の移動軌跡を変化させることで両振
動片6,8の接合先端部に接触している移動体60は図
中の矢印a,b方向に移動させられる。
ぞれの振動片6,8の移動軌跡を変化させることで両振
動片6,8の接合先端部に接触している移動体60は図
中の矢印a,b方向に移動させられる。
【0014】なお、各超音波振動子2,4それぞれの共
振周波数f1,f2が同一であればそれぞれの振動片
6,8の移動軌跡は図5a〜cで示すようになり、移動
体60は移動しない。
振周波数f1,f2が同一であればそれぞれの振動片
6,8の移動軌跡は図5a〜cで示すようになり、移動
体60は移動しない。
【0015】なお、上述の実施の形態においては、第1
超音波振動子2の振動モードの節の位置つまりその長手
方向中央部でその短手方向に平行な線上で第1超音波振
動子2の第1振動子部材10両側部をT型の第1、第2
固定部材22,24で固定し、また、同様に、第2超音
波振動子4の振動モードの節の位置つまりその長手方向
中央部でその短手方向に平行な線上で第2超音波振動子
4の両側部をT型の第3、第4固定部材26,28で固
定しているので、本実施の形態の超音波駆動モータを各
超音波振動子2,4それぞれに圧電部材を設けるととも
に通電線で接続するだけの構成となるから超音波駆動モ
ータとしては構成が簡単でその薄型化を図れる。
超音波振動子2の振動モードの節の位置つまりその長手
方向中央部でその短手方向に平行な線上で第1超音波振
動子2の第1振動子部材10両側部をT型の第1、第2
固定部材22,24で固定し、また、同様に、第2超音
波振動子4の振動モードの節の位置つまりその長手方向
中央部でその短手方向に平行な線上で第2超音波振動子
4の両側部をT型の第3、第4固定部材26,28で固
定しているので、本実施の形態の超音波駆動モータを各
超音波振動子2,4それぞれに圧電部材を設けるととも
に通電線で接続するだけの構成となるから超音波駆動モ
ータとしては構成が簡単でその薄型化を図れる。
【0016】なお、上述の実施の形態においては第1、
第2超音波振動子2,4それぞれの形状を互いに異なっ
たものとしてそれぞれの共振周波数f1,f2を異なっ
たものにしてもよく、例えばそれぞれの長手方向つまり
伸縮方向の長さを異なったものとすることによって、そ
れぞれの共振周波数f1,f2を異なったものにしても
よい。
第2超音波振動子2,4それぞれの形状を互いに異なっ
たものとしてそれぞれの共振周波数f1,f2を異なっ
たものにしてもよく、例えばそれぞれの長手方向つまり
伸縮方向の長さを異なったものとすることによって、そ
れぞれの共振周波数f1,f2を異なったものにしても
よい。
【0017】なお、上述の実施の形態においては、第
1、第2超音波振動子2,4それぞれの圧電部材の弾性
定数を異なったものとしてそれぞれの共振周波数f1,
f2を異なったものにしてもよい。
1、第2超音波振動子2,4それぞれの圧電部材の弾性
定数を異なったものとしてそれぞれの共振周波数f1,
f2を異なったものにしてもよい。
【0018】上述の実施の形態においては、第1、第2
超音波振動子2,4それぞれは第1〜第4固定部材22
〜28でそれぞれの両側部を固定しているので、超音波
駆動モータの剛性を上げられる結果、超音波駆動モータ
の推力の向上と異音の発生防止とが可能となるが、例え
ば図6で示すように前記各固定部材22〜28のうち、
第1、第4固定部材22,28を省略し、第2、第3固
定部材24,26でもって第1、第2超音波振動子2,
4それぞれの片側部で固定した場合では、超音波駆動モ
ータの投影面積を小さくできるから全体のサイズを小型
化にできる。
超音波振動子2,4それぞれは第1〜第4固定部材22
〜28でそれぞれの両側部を固定しているので、超音波
駆動モータの剛性を上げられる結果、超音波駆動モータ
の推力の向上と異音の発生防止とが可能となるが、例え
ば図6で示すように前記各固定部材22〜28のうち、
第1、第4固定部材22,28を省略し、第2、第3固
定部材24,26でもって第1、第2超音波振動子2,
4それぞれの片側部で固定した場合では、超音波駆動モ
ータの投影面積を小さくできるから全体のサイズを小型
化にできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果を
得られる。
得られる。
【0020】請求項1の発明によれば、電気信号の印加
により第1共振周波数で振動するものでかつこの振動に
よる伸縮方向側端部に振動片を備えた第1超音波振動子
と、電気信号の印加により前記第1共振周波数と異なる
第2共振周波数で振動するものでかつ振動による伸縮方
向側端部に振動片を備えた第2超音波振動子とを有し、
前記両超音波振動子は互いに対して所定角度を有して配
置されかつそれぞれの振動片が互いに接続されているこ
とから、両超音波振動子に電気信号を印加してもそれぞ
れの共振周波数が異なるために前記両超音波振動子が同
時に共振振動しそれぞれの共振振動が合成されて移動体
に接する振動片端部の振動軌跡が変化しないようなこと
がなく、したがって、切り替えレバーなしで移動体を電
気信号の印加だけで正逆方向に切り替えて移動させられ
ることになるとともに、切り替えレバーが不要であるか
らそれのアクチュエータも不要となり正逆移動について
動作上の効率化を図れるうえ、全体の形状が簡易となり
コスト的にも安くできるものとなるとともにその薄型化
とか小型化をも容易には図れる。
により第1共振周波数で振動するものでかつこの振動に
よる伸縮方向側端部に振動片を備えた第1超音波振動子
と、電気信号の印加により前記第1共振周波数と異なる
第2共振周波数で振動するものでかつ振動による伸縮方
向側端部に振動片を備えた第2超音波振動子とを有し、
前記両超音波振動子は互いに対して所定角度を有して配
置されかつそれぞれの振動片が互いに接続されているこ
とから、両超音波振動子に電気信号を印加してもそれぞ
れの共振周波数が異なるために前記両超音波振動子が同
時に共振振動しそれぞれの共振振動が合成されて移動体
に接する振動片端部の振動軌跡が変化しないようなこと
がなく、したがって、切り替えレバーなしで移動体を電
気信号の印加だけで正逆方向に切り替えて移動させられ
ることになるとともに、切り替えレバーが不要であるか
らそれのアクチュエータも不要となり正逆移動について
動作上の効率化を図れるうえ、全体の形状が簡易となり
コスト的にも安くできるものとなるとともにその薄型化
とか小型化をも容易には図れる。
【0021】請求項2の発明によれば、前記各超音波振
動子それぞれが、振動子部材とこれの両面それぞれに設
けられた圧電部材とで構成されかつ前記振動子部材の長
手方向端部に前記振動片が設けられているから、全体の
形状がより簡易となる。
動子それぞれが、振動子部材とこれの両面それぞれに設
けられた圧電部材とで構成されかつ前記振動子部材の長
手方向端部に前記振動片が設けられているから、全体の
形状がより簡易となる。
【0022】請求項3の発明によれば、導電性弾性部材
でもって前記両超音波振動子それぞれの振動子部材と前
記両超音波振動子それぞれを固定するための固定部材と
が共通に形成され、かつその固定部材が前記両超音波振
動子それぞれの伸縮方向振動モードの節に対応する位置
に設けられていることから、超音波駆動モータとしての
構成がより簡易かつ薄型化、小型化が可能となる。
でもって前記両超音波振動子それぞれの振動子部材と前
記両超音波振動子それぞれを固定するための固定部材と
が共通に形成され、かつその固定部材が前記両超音波振
動子それぞれの伸縮方向振動モードの節に対応する位置
に設けられていることから、超音波駆動モータとしての
構成がより簡易かつ薄型化、小型化が可能となる。
【0023】請求項4の発明によれば、両超音波振動子
それぞれの長手方向の長さが異なることで前記共振周波
数が互いに異なっていることから、共振周波数を異なる
ようにするのが全体構成の一層の薄型化が可能となる。
それぞれの長手方向の長さが異なることで前記共振周波
数が互いに異なっていることから、共振周波数を異なる
ようにするのが全体構成の一層の薄型化が可能となる。
【0024】請求項5の発明によれば、前記両超音波振
動子それぞれの圧電部材は互いに弾性定数が異なってい
ることから、圧電部材の材料選定のみでよく、超音波振
動子としての形状が共振周波数を変えることにより大き
くならずに済み、これによ全体構成の一層の小型化が可
能となる。
動子それぞれの圧電部材は互いに弾性定数が異なってい
ることから、圧電部材の材料選定のみでよく、超音波振
動子としての形状が共振周波数を変えることにより大き
くならずに済み、これによ全体構成の一層の小型化が可
能となる。
【0025】請求項6の発明によれば、前記両超音波振
動子それぞれに対する固定部材が伸縮方向の振動モード
の節の両側位置に設けられていることから、超音波駆動
モータの剛性があがり、超音波駆動モータの推力の向上
と異音の発生を有効に防止できるものとなる。
動子それぞれに対する固定部材が伸縮方向の振動モード
の節の両側位置に設けられていることから、超音波駆動
モータの剛性があがり、超音波駆動モータの推力の向上
と異音の発生を有効に防止できるものとなる。
【0026】請求項7の発明によれば、前記両振動体そ
れぞれに対する固定部材が伸縮方向振動モードの節の片
側位置に設けられていることから、超音波駆動モータの
投影面積が小さくなり、それだけ全体構成の一層の小型
化を図れる。
れぞれに対する固定部材が伸縮方向振動モードの節の片
側位置に設けられていることから、超音波駆動モータの
投影面積が小さくなり、それだけ全体構成の一層の小型
化を図れる。
【図1】本発明の実施の形態に係る超音波駆動モータの
斜視図
斜視図
【図2】図1の振動子部材、固定部材などを構成する弾
性部材の斜視図
性部材の斜視図
【図3】第1超音波振動子の振動片の移動軌跡を示す図
【図4】第2超音波振動子の振動片の移動軌跡を示す図
【図5】両超音波振動子の共振周波数が一致した場合の
前記両振動片の移動軌跡を示す図
前記両振動片の移動軌跡を示す図
【図6】固定部材の他の変形例を示すための平面図
【図7】従来の超音波駆動モータの平面図
【図8】他の従来の超音波駆動モータの平面図
2 第1超音波振動子 4 第2超音波振動子 6,8 振動片 10 第1振動子部材 12,14 圧電部材 16 第2振動子部材 18,20 圧電部材 22〜28 固定部材 34,36 振動モードの節 40 駆動回路 42〜46 電気信号出力部 48〜56 通電線
Claims (7)
- 【請求項1】電気信号の印加により第1共振周波数で振
動するものでかつこの振動による伸縮方向側端部に振動
片を備えた第1超音波振動子と、電気信号の印加により
前記第1共振周波数と異なる第2共振周波数で振動する
ものでかつ振動による伸縮方向側端部に振動片を備えた
第2超音波振動子とを有し、前記両超音波振動子は互い
に対して所定角度を有して配置されかつそれぞれの振動
片が互いに接続されていることを特徴とする超音波駆動
モータ。 - 【請求項2】前記各超音波振動子それぞれが、振動子部
材とこれの両面それぞれに設けられた圧電部材とで構成
されかつ前記振動子部材の長手方向端部に前記振動片が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音
波駆動モータ。 - 【請求項3】導電性弾性部材でもって前記両超音波振動
子それぞれの振動子部材と前記両超音波振動子それぞれ
を固定するための固定部材とが共通に形成され、かつそ
の固定部材が前記両超音波振動子それぞれの伸縮方向振
動モードの節に対応する位置に設けられていることを特
徴とする請求項1または2記載の超音波駆動モータ。 - 【請求項4】前記両超音波振動子それぞれの長手方向の
長さが異なることで前記共振周波数が互いに異なってい
ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の超
音波駆動モータ。 - 【請求項5】前記両振動体それぞれの圧電部材は互いに
弾性定数が異なっていることを特徴とする請求項1ない
し3いずれか記載の超音波駆動モータ。 - 【請求項6】前記両振動体それぞれに対する固定部材が
伸縮方向の振動モードの節の両側位置に設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の超音
波駆動モータ。 - 【請求項7】前記両振動体それぞれに対する固定部材が
伸縮方向振動モードの節の片側位置に設けられているこ
とを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の超音波
駆動モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02763597A JP3265461B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 超音波駆動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02763597A JP3265461B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 超音波駆動モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225151A true JPH10225151A (ja) | 1998-08-21 |
JP3265461B2 JP3265461B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=12226414
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02763597A Expired - Fee Related JP3265461B2 (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 超音波駆動モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3265461B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028652A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Japan Science And Technology Corporation | Ultrasonic motor |
US6266296B1 (en) | 1997-08-04 | 2001-07-24 | Seiko Epson Corporation | Actuator, and timepiece and notification device using the same |
US6469417B2 (en) | 2000-03-15 | 2002-10-22 | Minolta Co., Ltd. | Truss actuator |
US6525996B1 (en) | 1998-12-22 | 2003-02-25 | Seiko Epson Corporation | Power feeding apparatus, power receiving apparatus, power transfer system, power transfer method, portable apparatus, and timepiece |
US6657362B2 (en) | 2000-09-29 | 2003-12-02 | Minolta Co., Ltd. | Driving apparatus and method for driving a driven member |
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US6885615B1 (en) | 1998-12-21 | 2005-04-26 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric actuator, time piece, and portable device |
US6927527B2 (en) | 2003-03-10 | 2005-08-09 | Minolta Co., Ltd. | Actuator |
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WO2012056620A1 (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | スミダコーポレーション株式会社 | 超音波モータ |
JP2012174995A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Fujifilm Corp | 共振振動子およびこの共振振動子を有する超音波処置具 |
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JP2016152705A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電駆動装置、ロボット、及び、それらの駆動方法 |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP02763597A patent/JP3265461B2/ja not_active Expired - Fee Related
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