JPH10225132A - トランジスタインバータ制御方法 - Google Patents
トランジスタインバータ制御方法Info
- Publication number
- JPH10225132A JPH10225132A JP9053774A JP5377497A JPH10225132A JP H10225132 A JPH10225132 A JP H10225132A JP 9053774 A JP9053774 A JP 9053774A JP 5377497 A JP5377497 A JP 5377497A JP H10225132 A JPH10225132 A JP H10225132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- transistor
- carrier frequency
- operation speed
- motor
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、超低速度運転時に熱的原因
によりトランジスタを破損に至らすことがあったが、本
発明は、超低速度運転時にトランジスタインバータのキ
ャリヤ周波数を可変させ、トランジスタのスイッチング
ロスを軽減し、熱的原因によるトランジスタの破損を防
止することにある。 【解決手段】 本発明のトランジスタインバータ制御方
法は、トランジスタインバータによって制御される一般
産業用機器の運転速度を制御するものにおいて、トラン
ジスタインバータのキャリヤ周波数を運転速度に応じて
可変制御するよう構成されている。
によりトランジスタを破損に至らすことがあったが、本
発明は、超低速度運転時にトランジスタインバータのキ
ャリヤ周波数を可変させ、トランジスタのスイッチング
ロスを軽減し、熱的原因によるトランジスタの破損を防
止することにある。 【解決手段】 本発明のトランジスタインバータ制御方
法は、トランジスタインバータによって制御される一般
産業用機器の運転速度を制御するものにおいて、トラン
ジスタインバータのキャリヤ周波数を運転速度に応じて
可変制御するよう構成されている。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、一般産業用の機器に用
いられるトランジスタインバータの制御方法に関する。
いられるトランジスタインバータの制御方法に関する。
【従来の技術】従来のトランジスタインバータのキャリ
ヤ周波数制御回路では、トランジスタインバータの特性
として、運転速度が零速度近辺になると、ほぼ直流電流
を通電する形となることから、熱的原因によりトランジ
スタを破損に至らすことがあった。
ヤ周波数制御回路では、トランジスタインバータの特性
として、運転速度が零速度近辺になると、ほぼ直流電流
を通電する形となることから、熱的原因によりトランジ
スタを破損に至らすことがあった。
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
ると、超低速度運転時に熱的原因によりトランジスタを
破損に至らすことがあったが、本発明は、超低速度運転
時にトランジスタインバータのキャリヤ周波数を可変さ
せ、トランジスタのスイッチングロスを軽減し、熱的原
因によるトランジスタの破損を防止することを目的とす
る。
ると、超低速度運転時に熱的原因によりトランジスタを
破損に至らすことがあったが、本発明は、超低速度運転
時にトランジスタインバータのキャリヤ周波数を可変さ
せ、トランジスタのスイッチングロスを軽減し、熱的原
因によるトランジスタの破損を防止することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】本発明によるトランジス
タインバータ制御方法は、トランジスタインバータのキ
ャリヤ周波数を前記運転速度に応じて可変制御するよう
に構成されている。
タインバータ制御方法は、トランジスタインバータのキ
ャリヤ周波数を前記運転速度に応じて可変制御するよう
に構成されている。
【作用】本発明のトランジスタのキャリヤ周波数制御回
路は、運転速度に応じてトランジスタインバータのキャ
リヤ周波数を可変することによって、熱的原因によるト
ランジスタの破損を防止することが可能となる。
路は、運転速度に応じてトランジスタインバータのキャ
リヤ周波数を可変することによって、熱的原因によるト
ランジスタの破損を防止することが可能となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図１乃至図３は、本発明によるトラ
ンジスタインバータのキャリヤ周波数制御方法を説明す
る図である。本発明は、図１に示すように、電動機１の
回転軸に結合されている速度検出器２と、この速度検出
器２による速度信号を読込み、その電動機２の運転速度
（Ｆ）を検出するゲートアレイ３と、このゲートアレイ
３の出力信号によりトランジスタインバータのキャリヤ
周波数を可変するための信号を得るソフトウエア４と、
このソフトウエア４によって得られる信号を入力する三
角波発振器５と、この三角波発振器５が発生する三角波
によって動作するＰＷＭ回路７と、このＰＷＭ回路７で
制御される制御信号を分配器８で分配した信号を入力す
る制御用のトランジスタ９とで主に構成されている。な
お、このＰＷＭ制御トランジスタインバータ回路７は、
電流基準６の信号を基準に動作するように構成されてい
る。この本発明の動作は、電動機１の回転速度を速度検
出器２によって検出し、電動機２の運転速度（Ｆ）を検
出する。検出された運転速度（Ｆ１）の内、特に問題と
なる運転速度（Ｆ１）を検出すと、ゲートアレイ３より
出力信号を出しトランジスタインバータのキャリヤ周波
数を１．２ＫＨｚまで低下させる。このキャリヤ周波数
は、図２に示すように、波形１０をＦ１で１．２ＫＨｚ
まで低下させ、電動機１を低速にし停止させる。同様
に、電動機１が回転を始めるときの超低速のときから通
常の運転速度までに上昇させるときにも運転速度Ｆ１’
まで低キャリヤ周波数で制御し、運転速度Ｆ１’を超え
ると通常のキャリヤ周波数に戻る。この制御は、ソフト
ウエア４で行われる。この時の運転速度に応じたキャリ
ヤ周波数の可変カーブは、図３に示す曲線１１のよう
に、運転速度に応じたキャリヤ周波数の可変カーブを示
す。すなわち、運転速度Ｆ１になったら、キャリヤ周波
数を周波数Ｓ１から周波数Ｓ２に低下させる。運転速度
Ｆ１から運転速度Ｆ２の間は、高速でリニアに低下させ
る。速度上昇の場合は、速度Ｆ２’にて検出し、キャリ
ヤ周波数を周波数Ｓ２から周波数Ｓ１に上昇させる。速
度Ｆ２’から速度Ｆ１’の間は、高速でリニアに上昇さ
せる。
参照して説明する。図１乃至図３は、本発明によるトラ
ンジスタインバータのキャリヤ周波数制御方法を説明す
る図である。本発明は、図１に示すように、電動機１の
回転軸に結合されている速度検出器２と、この速度検出
器２による速度信号を読込み、その電動機２の運転速度
（Ｆ）を検出するゲートアレイ３と、このゲートアレイ
３の出力信号によりトランジスタインバータのキャリヤ
周波数を可変するための信号を得るソフトウエア４と、
このソフトウエア４によって得られる信号を入力する三
角波発振器５と、この三角波発振器５が発生する三角波
によって動作するＰＷＭ回路７と、このＰＷＭ回路７で
制御される制御信号を分配器８で分配した信号を入力す
る制御用のトランジスタ９とで主に構成されている。な
お、このＰＷＭ制御トランジスタインバータ回路７は、
電流基準６の信号を基準に動作するように構成されてい
る。この本発明の動作は、電動機１の回転速度を速度検
出器２によって検出し、電動機２の運転速度（Ｆ）を検
出する。検出された運転速度（Ｆ１）の内、特に問題と
なる運転速度（Ｆ１）を検出すと、ゲートアレイ３より
出力信号を出しトランジスタインバータのキャリヤ周波
数を１．２ＫＨｚまで低下させる。このキャリヤ周波数
は、図２に示すように、波形１０をＦ１で１．２ＫＨｚ
まで低下させ、電動機１を低速にし停止させる。同様
に、電動機１が回転を始めるときの超低速のときから通
常の運転速度までに上昇させるときにも運転速度Ｆ１’
まで低キャリヤ周波数で制御し、運転速度Ｆ１’を超え
ると通常のキャリヤ周波数に戻る。この制御は、ソフト
ウエア４で行われる。この時の運転速度に応じたキャリ
ヤ周波数の可変カーブは、図３に示す曲線１１のよう
に、運転速度に応じたキャリヤ周波数の可変カーブを示
す。すなわち、運転速度Ｆ１になったら、キャリヤ周波
数を周波数Ｓ１から周波数Ｓ２に低下させる。運転速度
Ｆ１から運転速度Ｆ２の間は、高速でリニアに低下させ
る。速度上昇の場合は、速度Ｆ２’にて検出し、キャリ
ヤ周波数を周波数Ｓ２から周波数Ｓ１に上昇させる。速
度Ｆ２’から速度Ｆ１’の間は、高速でリニアに上昇さ
せる。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャリヤ
周波数を速度により変化させるため、トランジスタのス
イッチングロスを低減し、熱的破損を防止することがで
き、さらに、電動機の応答より高速でかつリニアに可変
するため、トルク変動や電流変動などの心配がないなど
の優れたトランジスタのキャリヤ周波数制御方法を構成
できる。
周波数を速度により変化させるため、トランジスタのス
イッチングロスを低減し、熱的破損を防止することがで
き、さらに、電動機の応答より高速でかつリニアに可変
するため、トルク変動や電流変動などの心配がないなど
の優れたトランジスタのキャリヤ周波数制御方法を構成
できる。
【図１】本発明の実施例を説明するブロック図である。
【図２】本発明の実施例を説明する波形図である。
【図３】本発明の実施例を説明する波形図である。
１… 電動機、 ２… 速度検出器、 ３… ゲートアレイ、 ４… ソフトウエア、 ５… 三角波発振器、 ６… 電流基準、 ７… ＰＷＭ回路、 ８… 分配器 ９… トランジスタ。
Claims (1)
- 【請求項１】 トランジスタインバータによって運転
速度を制御する制御方法において、前記トランジスタイ
ンバータのキャリヤ周波数を前記運転速度に応じて可変
制御することを特徴とするトランジスタインバータ制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053774A JPH10225132A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トランジスタインバータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053774A JPH10225132A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トランジスタインバータ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10225132A true JPH10225132A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12952174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9053774A Pending JPH10225132A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トランジスタインバータ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10225132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057388A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | 電動機制御装置，電気自動車およびハイブリッド電気自動車 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9053774A patent/JPH10225132A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057388A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | 電動機制御装置，電気自動車およびハイブリッド電気自動車 |
| JP2009118544A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Aisin Aw Co Ltd | 電動機制御装置，電気自動車およびハイブリッド電気自動車 |
| US7928686B2 (en) | 2007-11-01 | 2011-04-19 | Aisin Aw Co., Ltd. | Electric motor control device, electric vehicle, and hybrid electric vehicle |
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