JPH10225076A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH10225076A
JPH10225076A JP3979797A JP3979797A JPH10225076A JP H10225076 A JPH10225076 A JP H10225076A JP 3979797 A JP3979797 A JP 3979797A JP 3979797 A JP3979797 A JP 3979797A JP H10225076 A JPH10225076 A JP H10225076A
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JP
Japan
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cylindrical member
spindle motor
sleeve
hub
annular member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3979797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Shida
州弘 志田
Shozo Tagata
昌三 田形
Kozo Okura
浩三 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一対の玉軸受を保持するスリーブの変形を防止
してその両玉軸受に過剰な力が作用せず、高精度かつ円
滑な回転が図れるようにする。 【解決手段】中心軸5に一対の玉軸受6、7を介して枢
支されるスリーブ2と、このスリーブ2の外周側に配置
され少なくとも両玉軸受6、7間の部位で嵌着されるハ
ブ3を有するスピンドルモータである。スリーブ2の内
周と中心軸5の外周と両玉軸受6、7とで囲まれる空間
部11には、両玉軸受6、7間におけるスリーブ2の内
周に固定された環状部材1がある。両玉軸受6、7を保
持するスリーブ2は、環状部材1があることで内径寸法
の歪みが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクの
ようなデータ記録用ディスクを駆動するスピンドルモー
タに係り、特に、軸受手段に過剰な力が作用せず、高精
度かつ円滑な回転が図れるスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、3.5吋サイズのハードディス
クのようなデータ記録用ディスクを駆動するスピンドル
モータの一例であって中心軸が固定された軸固定型のス
ピンドルモータを示す。中心軸5は、回路基板11等を
有するブラケット8の中心に立設して嵌着されている。
中心軸5の外周には鉄材からなる上方玉軸受6及び下方
玉軸受7(軸受手段)を介してステンレス材からなるス
リーブ2が枢支されている。スリーブ2の外周にはアル
ミニウム材からなるハブ3が嵌着されている。ハブ3に
はデータ記録用ディスク(図略)が載置される。ハブ3
の下側内面にはバックヨーク9を介してロータマグネッ
ト10が固定されている。
【0003】一方、図略の装置側に固定されるブラケッ
ト8には積層コアに巻線が巻設されてなるステータ4が
嵌着されている。ステータ4はロータマグネット10と
相対向する位置に適宜間隔を介して配置されている。以
上の構成により、前記回路基板11に電力を供給する
と、ロータマグネット10とステータ4との間の磁気作
用によりハブ3は中心軸3のまわりを回転し、データ記
録用ディスクが回転駆動される。
【0004】上記スピンドルモータの組み立ては、次の
順序で行なわれる。まず、加熱により熱膨張させたハブ
3にスリーブ2をはめ込んだ(焼きばめした)後、ハブ
3にバックヨーク9及びロータマグネット10を固定す
る。以上のように組み立てられたスリーブ2の内周に上
方玉軸受6及び下方玉軸受7を嵌着して組立体Aを構成
する。一方、回路基板11等を取り付けたブラケット8
に中心軸5及びステータ4を嵌着して組立体Bを構成す
る。最後に、組立体Bの中心軸5の外周に組立体Aの上
方玉軸受6及び下方玉軸受7を嵌着して上記スピンドル
モータとなる。
【0005】なお、スリーブ2が、ハブ3と軸受手段と
の間に介在されているが、例えば、特開平6−3117
15号公報に開示されているように上記スリーブ2が介
在されないものもある。この種のスピンドルモータは、
材質の異なる部材同士(特開平6−311715号公報
では、ハブ部材3と軸受4、5)が嵌着されているた
め、高温下におかれると熱膨張しその部材間で膨張差の
違いから大きな歪みを生じる恐れがある。従って、この
スピンドルモータの使用形態として、高温下におかれな
いこと、即ち長時間にわたる回転、或いは周囲温度が比
較的低い環境での使用等の制約を受けることになる。こ
の熱膨張の問題を解消すること、即ちより使用形態を広
めるためには、図3のようにハブ3と上下方の玉軸受
6、7の間にこの軸受の熱膨張係数とほぼ同一の材質か
らなるスリーブ2を介在させ、ハブ3と上下玉軸受6、
7との熱膨張差の影響を軽減するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
上記スピンドルモータには次のような問題があった。即
ち、ハブ3とスリーブ2とで応力Fが相互に作用し、ス
リーブ2に対して内向きに作用しているので軸受挿入部
の内径寸法に歪みが生じ、上方玉軸受6や下方玉軸受7
が円滑に挿入できないという問題点があった。特に、ス
リーブ2はモータの小型・軽量化のために比較的肉薄の
ものを使用する場合が多く、スリーブ2への変形、即ち
歪みが大きくなる傾向にある。上方玉軸受6や下方玉軸
受7の挿入が円滑に行なわれていないと、上方玉軸受6
及び下方玉軸受7が傾いて嵌着されたり、特定部位に過
剰な負荷が玉軸受自身に作用する。それ故に、モータが
正確な軌道を回転せず、ノイズ又は騒音の発生、或いは
データ記録用ディスクのデータの読み書きエラー等の不
具合を招くという問題があった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、スリーブの変形を防止して軸受手段に過剰な力が作
用せず、高精度かつ円滑な回転が図れるスピンドルモー
タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、中心軸に一対の軸受手段を介して枢支
される小円筒部材と、前記小円筒部材の外周側に配置さ
れ少なくとも前記小円筒部材の前記両軸受手段間の部位
で嵌着される大円筒部材を有するスピンドルモータにお
いて、前記小円筒部材の内周と前記中心軸の外周と前記
両軸受手段とで囲まれる空間部には、前記両軸受手段間
における前記小円筒部材の内周に固定された環状部材が
配設されている構成とする。前記小円筒部材の内周に
は、前記両軸受手段の位置決め用の中間部が径方向内方
に突出しており、前記環状部材が前記中間部の内面に固
定されるようにするとよい。また、前記大円筒部材が、
データ記録用ディスクを載置するハブであったり、或い
は磁気的作用を発生するステータであってもよい。更
に、前記環状部材は、前記空間部における中心軸の外周
又は両軸受手段の端面とで微少間隙を形成し、前記空間
部内の空気流を抑制するラビリンスシール構造を有する
ようにしてもよい。
【0009】上記構成のスピンドルモータでは、大円筒
部材と小円筒部材との嵌着部の径方向内方に環状部材が
設けられるので小円筒部材の剛性が高まり、外周に嵌着
される大円筒部材からの応力による小円筒部材の変形、
即ち内径寸法の歪みが抑制される。これにより、小円筒
部材の内周に嵌着される軸受手段が円滑に挿入され、軸
受手段に過剰な負荷が加わることがない。環状部材を前
記空間部内にてラビリンスシール構造となるようにする
ことで、この空間部内での空気流が抑制され軸受手段か
らモータ外部へダストの流出が低減できる
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスピンドルモ
ータの実施の形態について図面を参照して詳述する。図
1は本発明に係るスピンドルモータの一例であってその
全体構造を示す断面図である。なお、図1は、従来技術
の図3との相違点を中心に説明する。それ故に、両図面
における同一箇所は、同一符号を付して説明する。
【0011】図1に示すように、図略の装置側に固定さ
れたブラケット8の中心には中心軸5が嵌着されてい
る。図略のデータ記録用ディスクを載置する大円筒部材
としてアルミニウム材からなるハブ3の内周には、小円
筒部材としてステンレス材からなるスリーブ2が嵌着さ
れている。ハブ3はスリーブ2が位置する円筒部3aと
バックヨーク9及びロータマグネット10が位置する開
口部3bとからなり、円筒部3aの上端部には、ディス
ク固定用ネジが螺合されるネジ孔3dが周方向に複数個
設けられ、開口部3bの外側にはデータ記録用ディスク
が載置される鍔部3cが形成されている。スリーブ2
は、略円筒形で中間部に内方に突出した中間突部2aと
この上下方に一対の軸受手段が収容される収容部2b、
2cがそれぞれ形成されている。そして、スリーブ3
は、軸受手段として上下一対の玉軸受6、7を介して中
心軸5に枢支されている。スリーブ2の内周と中心軸5
の外周及び上下方の玉軸受6、7間に形成された空間部
11には、スリーブ3と同一材質のステンレス材からな
る環状部材1がスリーブ中間部2aに嵌着されている。
上方の玉軸受6の上側には、磁性流体シール装置15が
外輪側に固定され、下方の玉軸受7の下側には、キャッ
プ16が外輪側に固定されて、いずれも軸受内からのダ
ストがモータ外部へ流出するのを防止するために設けら
れている。
【0012】環状部材1は、図1に示すように、上記空
間部11内に介在する大きさの部材からなり、環状部材
1の内周と中心軸5の外周との間には微少間隙12が、
環状部材1の上面と上方玉軸受6の下面との間には微小
間隙13が、環状部材1の下面と下方玉軸受7の上面と
の間には微少間隙14がそれぞれ形成されている。
【0013】微少間隙12、13、14の寸法は、微少間
隙12が約0.01〜0.10mm、微少間隙13、14
が約0.05〜0.20mmに設定され空間部11におけ
る空気流を抑制するラビリンスシール構造を構成してい
る。これにより上下方の玉軸受6、7に有するオイル等
がかき乱されることがないのでモータ外部へダストが流
出することが防止できる。
【0014】次に、上記スピンドルモータの組み立て
は、次の順序で行なわれる。同一の材質からなるスリー
ブ2と環状部材1とを圧入により嵌着する。この組立体
を加熱して膨張させたハブ3に焼きばめにより嵌着す
る。そして、バックヨーク9及びロータマグネット1
0、更には上下方の玉軸受6、7を装着する。これに図
3の従来技術での組立体Bと同じ構成の組立体を組み合
わせて完成する。
【0015】なお、スリーブ2の外周とハブ3の内周
は、スリーブ2の挿入中のかじりによる不具合を回避す
るために、スリーブ2の収容部2b、2cの外周及びハ
ブ3の円筒部3aの上下端の内周をそれぞれ幾分削除し
てスリーブ2の中間部2aとハブ3の円筒部3aの中間
部のみが当接するようにしている。スリーブ2の中間部
2aは径方向内方に突出しており両玉軸受6、7が当接
することで位置決めとなる。また、スリーブ2の収容部
2bの外周が大幅に削除されているのは、データ記録用
ディスクの固定時に使われる取付用治具が挿入される挿
入孔である。
【0016】以上の構成をなすスピンドルモータにおい
て、以下の特徴を有する。即ち、ハブ3の内周に装着さ
れたスリーブ2には、ハブ3とスリーブ2の嵌着部の内
周に環状部材1が備えられているため、ハブ3、スリー
ブ2、及び環状部材1は径方向に三重構造をなす。ハブ
3とスリーブ2は、当接する中間部(嵌着部)で互いに
応力Fを及ぼし合い、同様にスリーブ2と環状部材1
も、その当接部で互いに応力fを及ぼし合ってそれぞれ
強固に固定されている。これは、ハブ3には応力Fが外
向きに作用し、スリーブ2には応力Fと応力fの差(F
−f)が外向き((F−f)が負のとき)又は内向き
((F−f)が正のとき)に作用し、環状部材1には応
力fが内向きに作用することを意味する。これらの応力
を従来と場合と比較すると、従来は図3のようにスリー
ブ2に対して応力Fが内向きの一方向にのみ作用するの
に対して、本発明の場合は図1のようにスリーブ2に対
して応力(F−f)が内向きと外向きの両側に作用す
る。それ故に、本発明のスリーブ2は、従来より応力
(F−f)(<F)が小さいことと、応力の方向が互い
に相反して相殺されることとから、従来よりも格段に歪
みが縮小することとなる。
【0017】従って、上下方の玉軸受6、7は、スリー
ブ2の歪みが極小であるため、ハブ3、スリーブ2、及
び環状部材1の組立体に円滑に挿入される。同様に上下
方の玉軸受6、7を嵌着した前記組立体はブラケット8
に固定された中心軸5に傾くことなく正確に挿入され
る。また、挿入後にディスク固定のためにハブ3のネジ
孔3dにネジを螺合する等してもハブ3、スリーブ2、
及び環状部材1の組立体は高剛性なので上下方の玉軸受
6、7へ過剰な負荷が加わることはなく、上記スピンド
ルモータは高精度かつ円滑な回転が図れる。しかも、環
状部材1は、スリーブ2の肉厚のある中間部2aに設け
ることでより上記効果が実現されやすい。
【0018】更に、上述の空間部11でのラビリンスシ
ール構造によって、寸法歪み等の不具合だけでなくモー
タ外へのダストの発生量の低減も合わせて実現できるた
め、極めて高性能なスピンドルモータが達成される。
【0019】なお、環状部材1は空間部11でラビリン
スシール構造を構成するように3つの微少間隙12、1
3、14が設定されているが、ラビリンスシール構造は
必須ではない。組立方法或いは加工精度等の関係からい
ずれか1つ又は2つであったり、特にダストの発生を空
間部11においてまで考慮する必要がない場合は、環状
部材1をラビリンスシール構造を構成しない寸法、或い
は形状であっても構わない。また、本例では、環状部材
1はスリーブ2と同一材質としたが、温度変化によって
塑性変形しないようにその材質及び寸法を決定すること
が好ましい。
【0020】本発明に係るスピンドルモータの他の実施
の形態として、例えば、図3に示すスピンドルモータに
も適用可能である。即ち、これは、中心軸21がハブ2
2と一体化されて共に回転する軸回転型のスピンドルモ
ータであって、図示しない装置側に固定されアルミニウ
ム材からなるブラケット23に軸受手段保持用の円筒部
材23aが嵌着されている。円筒部材23aの外周には
ステータ24が嵌着されており、ハブ22に備えられた
ロータマグネット25に対向している。円筒部材23a
の内周には軸受手段として一対の玉軸受26、27を介
して中心軸21が枢支されている。上方の玉軸受26の
上側は、ハブ22の内面を接近させてラビリンスシール
構造を形成し、この軸受側からのダストの発生を防止し
ている。この場合、円筒部材23aが小円筒部材に相当
し、ステータ24が大円筒部材に相当する。そして、円
筒部材23aの内周と中心軸21の外周及び上下方の玉
軸受26、27間に形成された空間部28には、円筒部
材23aと同一材質のアルミニウム材からなる環状部材
30が円筒部材23aの中間部に嵌着されている。
【0021】本例においても、ステータ24を円筒部材
23aの外周に嵌着すると円筒部材23aの内径寸法に
歪みを生じる恐れがあるが、予め円筒部材23aに環状
部材30を装着しておくことでステータ24からの応力
の影響を抑制することができる。この場合も、上記例と
同様に環状部材30は、空間部28においてラビリンス
リール構造を構成すると、より高性能なスピンドルモー
タが実現される。
【0022】以上本発明の実施の形態について詳述した
が、本発明の実施の形態はこれに限るものではなく種々
の変更が可能である。例えば、小円筒部材(上記例で
は、スリーブ2及び円筒部材23a)に環状部材1、3
0を別部材としたが、勿論その小円筒部材の内周を空間
部11、28を形成する面と微少間隙、好ましくはラビ
リンスシール構造となる程にその中間部を延ばし環状部
材1、30の場合と同じ肉厚となるようにしても構わな
い。或いは軸受手段として玉軸受以外に含油性のすべり
軸受、或いは動圧軸受等であっても適用可能である。
【0023】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載のスピンドルモータによれ
ば、小円筒部材の剛性が高まり、外周に嵌着される大円
筒部材からの応力による小円筒部材の変形、即ち内径寸
法の歪みが抑制されるので、この内周に嵌着される軸受
手段が円滑に挿入されるのに伴って、軸受手段に過剰な
負荷が加わることがない。そのため、本発明のスピンド
ルモータは高精度かつ円滑な回転が図れる。 2)本発明の請求項2に記載のスピンドルモータによれ
ば、小円筒部材の両軸受手段の位置決め用の中間部に環
状部材を設けることは、小円筒部材の肉厚のある部位に
相当するので、より剛性を高めることができる。 3)本発明の請求項3に記載のスピンドルモータによれ
ば、データ記録用ディスクを回転させる各種タイプのス
ピンドルモータに本発明を適用することができる。 4)本発明の請求項4に記載のスピンドルモータによれ
ば、大円筒部材がステータである各種タイプのスピンド
ルモータに本発明を適用することができる。 5)本発明の請求項5に記載のスピンドルモータによれ
ば、環状部材のまわりの微少間隙がラビリンスシール構
造として機能するため、モータ内部から外部へ流出する
ダストの発生が防止され、モータの構成部材の歪みが低
いと共にダストの発生も少ないという極めて高性能なス
ピンドルモータが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの軸断面図。
【図2】本発明の環状部材が適用される他のタイプのス
ピンドルモータの軸断面図。
【図3】従来のスピンドルモータの軸断面図。
【符号の説明】
1 環状部材 2 スリーブ 3 ハブ 4 ステータ 5 中心軸 6 上方玉軸受 7 下方玉軸受 8 ブラケット 9 バックヨーク 10 ロータマグネット 11 空間部 12、13、14 微少間隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸に一対の軸受手段を介して枢支され
    る小円筒部材と、 前記小円筒部材の外周側に配置され少なくとも前記小円
    筒部材の前記両軸受手段間の部位で嵌着される大円筒部
    材を有するスピンドルモータにおいて、 前記小円筒部材の内周と前記中心軸の外周と前記両軸受
    手段とで囲まれる空間部には、前記両軸受手段間におけ
    る前記小円筒部材の内周に固定された環状部材が配設さ
    れている、ことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】前記小円筒部材の内周には、前記両軸受手
    段の位置決め用の中間部が径方向内方に突出しており、
    前記環状部材が前記中間部の内面に固定されている請求
    項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】前記大円筒部材が、データ記録用ディスク
    を載置するハブである請求項1又は2に記載のスピンド
    ルモータ。
  4. 【請求項4】前記大円筒部材が、磁気的作用を発生する
    ステータである請求項1又は2に記載のスピンドルモー
    タ。
  5. 【請求項5】前記環状部材は、前記空間部における中心
    軸の外周又は軸受手段の端面とで微少間隙を形成し、前
    記空間部内の空気流を抑制するラビリンスシール構造を
    有する請求項1乃至4に記載のスピンドルモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114896A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Nippon Densan Corp スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法

Cited By (2)

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US8315010B2 (en) 2009-11-25 2012-11-20 Nidec Corporation Spindle motor for disk drive with magnetic member and yoke fixed by adhesive agent

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