JP2011114896A - スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法 - Google Patents

スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011114896A
JP2011114896A JP2009267255A JP2009267255A JP2011114896A JP 2011114896 A JP2011114896 A JP 2011114896A JP 2009267255 A JP2009267255 A JP 2009267255A JP 2009267255 A JP2009267255 A JP 2009267255A JP 2011114896 A JP2011114896 A JP 2011114896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
spindle motor
magnetic member
peripheral surface
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009267255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5532855B2 (ja
Inventor
Keita Hamakawa
恵太 浜川
Daisuke Adachi
大輔 安達
Takuro Kanbe
拓郎 神部
Noriyuki Iwase
敬之 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2009267255A priority Critical patent/JP5532855B2/ja
Priority to US12/748,620 priority patent/US8315010B2/en
Publication of JP2011114896A publication Critical patent/JP2011114896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5532855B2 publication Critical patent/JP5532855B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • H02K1/2787Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2789Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2791Surface mounted magnets; Inset magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • H02K1/30Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures using intermediate parts, e.g. spiders
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • Y10T29/49012Rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】ハブと磁性部材を背着座意で強固に固定できるスピンドルモータを提供する。
【解決手段】ハブ943は、磁性部材944の上部の内周面に対向する第1側面961と、磁性部材944の上部の外周面に対向する第2側面962と、第1側面961の上端部と第2側面962の上端部とを繋ぐ天面と、を有する。磁性部材944の上部の内周面とハブの第1側面961との間、及び、磁性部材944の上面とハブの天面との間に、接着剤971が介在する。磁性部材944の上部の内周面とハブの第1側面961との径方向の間隔、及び、磁性部材944の上面とハブの天面との軸方向の間隔は、磁性部材944の上部の外周面とハブの第2側面962との径方向の間隔よりも小さい。間隔が狭いので接着剤971が保持されやすく、ハブの第1側面961及び天面に、磁性部材944が強固に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法に関する。
ハードディスク装置や光ディスク装置には、ディスクをその中心軸を中心として回転させるためのスピンドルモータが搭載されている。スピンドルモータは、装置のハウジングに固定される静止部と、ディスクを支持しつつ回転する回転部とを有する。スピンドルモータは、静止部と回転部との間に発生する磁束により、中心軸を中心としたトルクを発生させ、これにより、静止部に対して回転部を回転させる。
例えば、米国特許第6,771,461号明細書には、ステータアッセンブリ、ハブ、バックアイアン、及びマグネットを有するスピンドルモータが記載されている。
米国特許第6,771,461号明細書
米国特許第6,771,461号明細書のスピンドルモータでは、バックアイアンの内周面の上部のみが、接着剤を介してハブに固定されている。しかしながら、このような構成では、接着面が狭小となるため、ハブに対してバックアイアンを強固に固定することが困難となる。
本発明の目的は、ハブと磁性部材とを接着剤で強固に固定できるスピンドルモータ及びスピンドルモータの製造方法を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、静止部と、前記静止部に対して回転自在に支持される回転部とを備え、前記回転部は、上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がり、その下面に上方へ窪む環状溝部を有する円板部と、前記円板部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有するハブと、前記ハブの前記環状溝部に、その上部が接着剤を介して固定された、略円筒形状の磁性部材と、を有し、前記ハブは、前記磁性部材の前記上部の内周面に対向する第1側面と、前記磁性部材の前記上部の外周面に対向する第2側面と、前記第1側面の上端部と前記第2側面の上端部とを繋ぐ天面と、を有し、前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との間、及び、前記磁性部材の上面と前記天面との間に、製造時に液体の状態で塗布された前記接着剤が介在し、前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との径方向の間隔、及び前記磁性部材の上面と前記天面との軸方向の間隔は、前記磁性部材の前記上部の外周面と前記第2側面との径方向の間隔よりも小さいスピンドルモータである。
本願の例示的な第2発明は、上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がり、その下面に上方へ窪む環状溝部を有する円板部と、前記円板部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有するハブと、前記ハブの前記環状溝部に、その上部が接着剤を介して固定された、略円筒形状の磁性部材と、を備え、前記ハブが、前記磁性部材の前記上部の内周面に対向する第1側面と、前記磁性部材の前記上部の外周面に対向する第2側面と、前記第1側面の上端部と前記第2側面の上端部とを繋ぐ天面と、を有するスピンドルモータの製造方法であって、a)前記ハブの前記円筒部の内周面に、前記第2側面の下方に位置し、その内径が前記第2側面の内径より大きい第3側面を、形成する工程と、b)前記工程a)の後に、バイトを用いた切削により、前記第1側面、前記第2側面、及び前記天面を、同時に仕上げ加工する工程と、c)前記工程b)の後に、前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との径方向の間隔、及び前記磁性部材の上面と前記天面との軸方向の間隔が、前記磁性部材の前記上部の外周面と前記第2側面との径方向の間隔よりも小さくなるように、前記磁性部材を配置し、前記第1側面及び前記天面に、接着剤を介して前記磁性部材の前記上部を固定する工程と、を備えるスピンドルモータの製造方法である。
本願の例示的な第1発明によれば、接着剤の硬化前において、磁性部材の上部の内周面とハブの第1側面との間、及び、磁性部材の上面とハブの天面との間に作用する毛細管力は、磁性部材の上部の外周面とハブの第2側面との間に作用する毛細管力よりも、大きい。したがって、硬化前の接着剤は、磁性部材の上部の内周面とハブの第1側面との間、及び、磁性部材の上面とハブの天面との間に、保持されやすい。これにより、ハブの第1側面及び天面に、磁性部材が強固に固定される。
本願の例示的な第2発明によれば、工程b)では、第3側面を切削することなく、第2側面を切削できる。これにより、バイトの摩耗が抑制される。また、工程c)では、磁性部材の上部の内周面とハブの第1側面との間、及び、磁性部材の上面とハブの天面との間に作用する毛細管力は、磁性部材の上部の外周面とハブの第2側面との間に作用する毛細管力よりも、大きい。したがって、接着剤は、磁性部材の上部の内周面とハブの第1側面との間、及び、磁性部材の上面とハブの天面との間に、保持されやすい。これにより、ハブの第1側面及び天面に、磁性部材が強固に固定される。
図1は、スピンドルモータの部分縦断面図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、スピンドルモータの縦断面図である。 図4は、ヨーク及びその近傍部位の拡大縦断面図である。 図5は、ハブの切削及びヨークの固定の手順を示したフローチャートである。 図6は、第3側面及び第4側面の仕上げ加工の様子を示した図である。 図7は、第1側面、第2側面、及び天面の仕上げ加工の様子を示した図である。 図8は、ハブとヨークとの固定の様子を示した図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、中心軸9に沿う方向を上下方向とし、ハブの円板部の外縁部から円筒部が延びる向きを下として、各部材の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明に係る軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置の、使用状態における姿勢を限定するものではない。
<1.一実施形態に係るスピンドルモータ>
図1は、本発明の一実施形態に係るスピンドルモータ902の部分縦断面図である。図1に示すように、スピンドルモータ902は、静止部903と回転部904とを備えている。回転部904は、静止部903に対して、回転自在に支持されている。
回転部904は、ハブ943と、磁性部材944とを有する。ハブ943は、円板部943a及び円筒部943bを有する。円板部943aは、上下方向に延びる中心軸に対して、径方向に広がる部分である。円板部943aの下面には、上方へ窪む環状溝部951が、形成されている。また、円筒部943bは、円板部943aの外縁部から下方へ延びる部分である。
磁性部材944は、略円筒形状の部材である。磁性部材944の上部944aは、ハブ943の環状溝部951に、接着剤971を介して固定されている。
ハブ943は、磁性部材944の上部944aに対向する第1側面961、第2側面962、及び天面965を、有している。第1側面961は、磁性部材944の上部944aの内周面に、対向する。第2側面962は、磁性部材944の上部944aの外周面に、対向する。天面965は、第1側面961の上端部と第2側面962の上端部とを繋ぐ面である。
接着剤971は、製造時に液体の状態で塗布される。接着剤971は、磁性部材944の上部944aの内周面とハブ943の第1側面961との間、及び、磁性部材944の上面とハブ943の天面965との間に、介在する。また、磁性部材944の上部944aの内周面とハブ943の第1側面961との径方向の間隔D1、及び、磁性部材944の上面とハブ943の天面965の軸方向の間隔H1は、磁性部材944の上部の外周面とハブ943の第2側面962との径方向の間隔D2よりも、小さい。
このため、接着剤971の硬化前において、磁性部材944の上部944aの内周面とハブ943の第1側面961との間、及び、磁性部材944の上面とハブ943の天面965との間に作用する毛細管力は、磁性部材944の上部944aの外周面とハブ943の第2側面962との間に作用する毛細管力よりも、大きい。したがって、硬化前の接着剤971は、磁性部材944の上部944aの内周面とハブ943の第1側面961との間、及び、磁性部材944の上面とハブ943の天面965との間に、保持されやすい。これにより、ハブ943の第1側面961及び天面965に、磁性部材944が強固に固定される。
スピンドルモータ902の製造工程においては、まず、ハブ943の円筒部943bの内周面に、第2側面962の下方に位置する第3側面963が、形成される。第3側面963の内径は、第2側面962の内径より、大きく形成される。
次に、バイトを用いた切削により、ハブ943の第1側面961、第2側面962、及び天面965が、同時に仕上げ加工される。ここでは、第3側面963が切削されることなく、第2側面962が切削される。これにより、バイトの摩耗が抑制される。
その後、磁性部材944の上部944aの内周面とハブ943の第1側面961との径方向の間隔D1、及び、磁性部材944の上面とハブ943の天面の軸方向の間隔H1が、磁性部材944の上部の外周面とハブ943の第2側面962との径方向の間隔D2より、小さくなるように、磁性部材944が配置される。そして、ハブ943の第1側面961及び天面965に、接着剤71を介して磁性部材944の上部944aが固定される。
<2.より具体的な実施形態>
<2−1.ディスク駆動装置の構成>
続いて、本発明のより具体的な実施形態について説明する。
図2は、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、磁気ディスク12(以下、単に「ディスク12」という)を回転させつつ、ディスク12に対する情報の読み出し及び書き込みを行う装置である。図2に示すように、ディスク駆動装置1は、装置ハウジング11、2枚のディスク12、アクセス部13、及びスピンドルモータ2を備えている。
装置ハウジング11は、2枚のディスク12、アクセス部13、及びスピンドルモータ2を内部に収容する筐体である。アクセス部13は、スピンドルモータ2に支持されたディスク12の記録面に沿ってヘッド13aを移動させて、ディスク12に対する情報の読み出し及び書き込みを行う。なお、アクセス部13は、ディスク12に対して情報の読み出し及び書き込みのいずれか一方のみを行うものであってもよい。
<2−2.スピンドルモータの構成>
続いて、スピンドルモータ2の構成について説明する。図3は、スピンドルモータ2の縦断面図である。図3に示すように、スピンドルモータ2は、静止部3と回転部4とを備えている。
静止部3は、ベース部材31、ステータユニット32、及び静止軸受ユニット33を有する。
ベース部材31は、ディスク駆動装置1の装置ハウジング11(図2参照)の一部であり、装置ハウジング11の他の部位と一体に形成されている。ただし、ベース部材31と装置ハウジング11とは、互いに固定された別体の部材であってもよい。ベース部材31は、径方向(中心軸9に直交する方向。以下同じ)に広がる平板部31aと、平板部31aの内縁部から上方へ向けて突出した略円筒形状のホルダ部31bとを有する。ベース部材31は、例えば、アルミニウム合金等の金属により形成される。
ステータユニット32は、ステータコア34とコイル35とを有する。ステータユニット32は、コイル35に与えられた駆動電流に応じて、磁束を発生させる機能を有する。ステータコア34は、円環形状のコアバック34aと、コアバック34aから径方向外側に向けて突出した複数本のティース部34bと、を有する。コアバック34aは、ベース部材31のホルダ部31bの外周面に固定されている。ステータコア34は、例えば、電磁鋼板を軸方向(中心軸9に沿う方向。以下同じ)に積層させた積層鋼板により形成されている。また、コイル35は、ステータコア34の各ティース部34bの周囲に巻回された導線により構成されている。
静止軸受ユニット33は、回転部4側のシャフト41を回転自在に支持するための機構である。静止軸受ユニット33は、スリーブ36とキャップ37とを有する。スリーブ36は、ベース部材31のホルダ部31bの内周面に固定された略円筒形状の部材である。キャップ37は、スリーブ36の下部の開口を閉塞する部材である。スリーブ36の内周面とシャフト41の外周面とは、径方向に対向する。そして、スリーブ36の内周面とシャフト41の外周面との間隙には、潤滑オイルが充填されている。
回転部4は、シャフト41、ブッシュ42、ハブ43、ヨーク44、及びロータマグネット45を有している。
シャフト41は、中心軸9に沿って上下方向に延びる略円柱形状の部材である。シャフト41は、スリーブ36の内側に挿入された状態で、静止軸受ユニット33に対して回転可能に支持されている。シャフト41の下端部には、円環状の鍔部41aが形成されている。鍔部41aは、スリーブ36の下面とキャップ37の上面との間に位置している。鍔部41aは、スリーブ36からシャフト41が抜け出すことを防止する役割を果たす。
ブッシュ42は、シャフト41の上端部に固定されている。本実施形態のブッシュ42は、硬度の高いステンレスにより形成されている。このため、ブッシュ42は、シャフト41に対して強固に固定される。
ハブ43は、ブッシュ42に固定されて、シャフト41及びブッシュ42とともに回転する回転部材である。ハブ43は、円板部43a、円筒部43b、及びフランジ部43cを有する。円板部43aは、ブッシュ42に固定されて径方向外側に向けて広がる部分である。円筒部43bは、円板部43aの外縁部から下方へ向けて延びる部分である。また、フランジ部43cは、円筒部43bの下端部から径方向外側へ向けて突出した部分である。
円筒部43bの外周面は、2枚のディスク12の内周部に当接する当接面となる。また、フランジ部43cの上面は、下段のディスク12を載置する載置面となる。下段のディスク12は、フランジ部43cの上面に載置され、その上部に、スペーサ14を介して上段のディスク12が載置される。このように、円筒部43b及びフランジ部43cは、2枚のディスク12を保持する保持部となっている。
本実施形態のディスク12は、アルミニウム合金により形成されており、また、ハブ43も、アルミニウム合金により形成されている。このため、ディスク12の線膨張係数とハブ43の線膨張係数とは、同一又は近似している。これにより、温度の変化時にディスク12とハブ43との間に発生する応力は、抑制される。
ヨーク44及びロータマグネット45は、回転部4側に設けられた磁性部材である。ヨーク44は、接着剤を介してハブ43に固定されている。ロータマグネット45は、接着剤を介してヨーク44に固定されている。ヨーク44及びロータマグネット45は、いずれも、中心軸9を中心とする略円筒形状をなしている。ロータマグネット45の内周面は、ステータコア34の複数のティース部34bの外周面と径方向に対向する。また、ロータマグネット45の内周面は、N極とS極とが交互に配列された磁極面となっている。
本実施形態のハブ43は、上述の通り、アルミニウム合金により形成されている。このため、ステンレスを使用する場合に比べて、ハブ43を安価に得ることができる。しかしながら、アルミニウム合金自体は、ヨークとしての機能を殆ど果たさない。そのため、本実施形態では、ハブ43に、磁性体のヨーク44を介して、ロータマグネット45を取り付けている。これにより、ロータマグネット45から発生する磁束の指向性を向上させている。このように、本実施形態では、ハブ43の円筒部43b、ヨーク44、及びロータマグネット45が、径方向に重なる構造となっている。
このようなスピンドルモータ2において、静止部3のコイル35に駆動電流を与えると、ステータコア34の複数のティース部34bに径方向の磁束が発生する。そして、ティース部34bとロータマグネット45との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生し、静止部3に対して回転部4が、中心軸9を中心として回転する。ハブ43に保持されたディスク12は、回転部4とともに、中心軸9を中心として回転する。
<2−3.ヨーク及びその近傍部位の構造について>
続いて、ヨーク44及びその近傍部位の構造について、さらに説明する。図4は、ヨーク44及びその近傍部位の拡大縦断面図である。
図4に示すように、円板部43aの下面には、環状溝部51と、環状突出部52とが、形成されている。環状溝部51は、円板部43aの下面の外周部分に形成された、円環状の溝である。環状溝部51は、円板部43aの他の部位の下面より上方へ、窪んでいる。環状突出部52は、環状溝部51の径方向内側に形成された、円環状の突出部である。環状突出部52は、円板部43aの他の部位より下方へ、突出している。環状溝部51と環状突出部52とは、径方向に隣接している。このため、環状溝部51の径方向内側の側面と、環状突出部52の外周面とは、共通の第1側面61を構成している。
ハブ43の円筒部43bの内周面は、第2側面62、第3側面63、及び第4側面64を含んでいる。第2側面62は、環状溝部51の径方向外側の側面を構成する。第3側面63は、第2側面62の下方に位置する。第3側面63の内径は、第2側面62の内径より大きい。また、第4側面64は、第3側面63の下方に位置する。第4側面64の内径は、第3側面63の内径より大きい。すなわち、ハブ43の円筒部43bは、下方へ向けて段階的に内径が拡大する内周面を、有している。
また、ハブ43は、第1側面61の上端部と、第2側面62の上端部とを繋ぐ天面65を有している。第1側面61、第2側面62、及び天面65により、環状溝部51が構成されている。
ヨーク44の上部44aは、環状溝部51内に収容されている。このため、ヨーク44の上部44aの内周面、外周面、及び上面は、ハブ43の第1側面61、第2側面62、及び天面65に、それぞれ対向する。そして、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に、接着剤71が介在する。すなわち、ハブ43の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、ヨーク44の上部44aが固定されている。接着剤71は、製造時に液体の状態で塗布され、硬化したものである。
このように、ヨーク44は、ハブ43の第1側面61及び天面65の2面に対して、接着剤71を介して固定される。このため、ヨーク44は、ハブ43に対して強固に固定される。また、ヨーク44の径方向及び軸方向の位置は、ハブ43の第1側面61及び天面65をそれぞれ基準として、位置決めされる。これにより、ハブ43に対するヨーク44の位置が、径方向及び軸方向の2方向について、高精度に位置決めされる。
本実施形態では、ヨーク44の上部44aの外周面と、ハブ43の第2側面62とは、隙間を介して対向している。図4に示すように、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との径方向の間隔d1、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との軸方向の間隔h1は、ヨーク44の上部44aの外周面とハブ43の第2側面62との径方向の間隔d2よりも、小さい。
このため、接着剤71の硬化前において、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に作用する毛細管力は、ヨーク44の上部の外周面とハブ43の第2側面62との間に作用する毛細管力よりも、大きい。したがって、硬化前の接着剤71は、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に、保持されやすい。よって、ヨーク44は、ハブ43の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、強固に固定される。
また、硬化前の接着剤71は、毛細管現象により、ヨーク44の上部44aの外周面とハブ43の第2側面62との間へ、流れ込みにくい。このため、円筒部43bの精度が維持できる。したがって、円筒部43bの歪みが、抑制される。
また、本実施形態では、第2側面62の下方に、第2側面62より内径の大きい第3側面63が、形成されている。ヨーク44の外周面とハブ43の第3側面63との径方向の間隔d3は、ヨーク44の上部44aの外周面とハブ43の第2側面62との径方向の間隔d2より、大きい。このため、仮に、硬化前の接着剤71が、ヨーク44の上部44aと第2側面62との隙間へ侵入し、第2側面62と第3側面63との境界付近にまで及んだとしても、毛細管現象により、接着剤71は、ヨーク44の上部44aの外周面と第2側面62との間に、とどまろうとする。したがって、ヨーク44の外周面とハブ43の第3側面63との間へ、接着剤71が流れ込むことが、抑制される。
また、本実施形態では、第2側面62と、第3側面63との間に、段差部66が設けられている。段差部66においては、硬化前の接着剤71に作用する毛細管力が、急激に変化する。このため、ヨーク44の外周面とハブ43の第3側面63との間へ、接着剤71が流れ込むことが、さらに抑制される。
また、本実施形態では、第3側面63の面粗度は、第2側面62の面粗度より、大きい。これにより、ヨーク44の外周面とハブ43の第2側面62との間からヨーク44の外周面とハブ43の第3側面63との間への、接着剤71の流れ込みが、さらに抑制されている。
面粗度については、第2側面62及び第3側面62の双方について、JIS B0601:2001(対応国際規格ISO 4287:1997)に規定された算術平均粗さRaを採用するものとする。また、面粗度の測定には、JIS B0651:2001(対応国際規格ISO 3274:1996)に規定された触針式表面粗さ測定機を使用するものとする。測定方向は、切削痕と直交する方向とする。これ以外の方法で測定して得られた面粗度は、本願発明の構成を特定する目的に用いることはできない。なお、触針式表面粗さ測定機は、JIS B0659−1に規定された標準片を用いて校正されるとよい。
ハブ43の円筒部43bは、その上端部において、円板部43aと繋がっている。このため、ハブ43の円筒部43bは、自由端である下端部に近い部位ほど、歪みやすい。したがって、上端部に近い第2側面62の高さ位置では、円筒部43bは、相対的に歪みにくい。また、本実施形態では、第2側面62の高さ位置における円筒部43bの径方向の厚みは、第3側面63の高さ位置における円筒部43bの径方向の厚みより、厚くなっている。
このため、ヨーク44の上部44aの外周面とハブ43の第2側面62との間に、仮に接着剤71が侵入したとしても、円筒部43bには、歪みが発生しにくい。また、このように、本実施形態のハブ43は、円筒部43bの上部において、径方向の厚みが確保されている。これにより、接着剤71に起因する円筒部43bの歪みだけではなく、ハブ43にディスク12を取り付ける際の応力に起因する円筒部43bの歪みも、抑制し得るものとなっている。
また、図4に示すように、本実施形態では、第2側面62の軸方向の長さは、第1側面61の軸方向の長さより、長くなっている。すなわち、第2側面62の下端部は、第1側面61の下端部より、下方に位置している。これにより、円筒部43bの上部のより広い範囲において、径方向の厚みが確保されている。
本実施形態のヨーク44は、プレス成形により作製されたものである。プレス成形を利用すれば、ヨーク44を安価に作製できる。ただし、図4に示すように、ヨーク44の下端部に、プレス成型時の破断跡が、径方向外側へ向けて突出する凸部44bとして、形成される場合がある。この点について、本実施形態のハブ43は、第3側面63の下方に、第3側面63より内径の大きい第4側面64を有している。そして、凸部44bの外周面と、ハブ43の第4側面64とが、間隙を介して対向配置されている。これにより、ヨーク44の凸部44bが、ハブ43の円筒部43bに接触してしまうことが、抑制されている。
<2−4.ハブの切削及びヨークの固定について>
続いて、ハブ43を切削し、切削後のハブ43にヨーク44を固定する手順について、図5のフローチャート及び図6〜図8を参照しつつ、説明する。なお、以下に説明する一連の工程は、スピンドルモータ2の製造工程の一部として、実行される工程である。
ハブ43を切削するときには、まず、ハブ43の全体を粗加工する(ステップS1)。これにより、ハブ43の全体のおよその形状を形成する。
次に、ハブ43の第3側面63及び第4側面64を、仕上げ加工する(ステップS2,図6)。ここでは、中心軸9を中心としてハブ43を回転させつつ、円筒部43bの内側で第1バイト81を移動させることにより、第3側面63及び第4側面64を切削する。第1バイト81には、後述する第2バイト82より加工精度の低いバイトが、使用される。このため、第3側面63及び第4側面64の仕上げ加工に掛かるコストが、低減される。
続いて、ハブ43の第1側面61、第2側面62、及び天面65を、仕上げ加工する(ステップS3,図7)。ここでは、中心軸9を中心としてハブ43を回転させつつ、突切りバイトである第2バイト82を、環状溝部51へ進入させる。第1側面61、第2側面62、及び天面65は、第2バイト82の1回の進退により、同時に切削される。第2バイト82には、第1バイト81より加工精度の高いバイトが、使用される。
本実施形態では、第2側面62と第3側面63との間に、段差部66が設けられている。このため、ステップS3では、第3側面63及び第4側面64を切削することなく、第2側面62を切削できる。これにより、第2バイト82の径方向外側のエッジ部82bの摩耗が、抑制される。この結果、第2バイト82の径方向内側のエッジ部82aと、径方向外側のエッジ部82bとの間で、摩耗の進度に差が生じることを、抑制できる。
ハブ43の第1側面61及び天面65は、それぞれ、ヨーク44の径方向及び軸方向の位置決めの基準とされる面である。このため、第1側面61及び天面65には、特に高い寸法精度が要求される。また、ハブ43の第2側面61は、円筒部43bのうち、径方向の厚みを確保すべき上部の径方向内側の端面となる。このため、第2側面62にも、特に高い寸法精度が要求される。ステップS3では、これらの第1側面61、第2側面62、及び天面65の仕上げ加工に、加工精度の高い第2バイト82が使用される。このため、これらの面が、精度よく加工される。
その後、ヨーク44の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、ヨーク44を固定する(ステップS4,図8)。ここでは、まず、ハブ43の第1側面61及び天面65に、硬化前の接着剤71を塗布する。続いて、ハブ43の環状溝部51にヨーク44の上部44aを挿入する。そして、接着剤71を硬化させることにより、ハブ43の第1側面61及び天面65に、ヨーク44を固定する。
ステップS4では、ヨーク44の上部44aの内周面と、ハブ43の第1側面61との径方向の間隔d1、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との軸方向の間隔h1が、ヨーク44の上部44aの外周面と、ハブ43の第2側面62との径方向の間隔d2より、小さくなるように、ヨーク44が配置される。このため、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に作用する毛細管力は、ヨーク44の上部の外周面とハブ43の第2側面62との間に作用する毛細管力よりも、大きくなる。したがって、接着剤71は、ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に、保持されやすい。よって、ヨーク44は、ハブ43の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、強固に固定される。
また、毛細管現象により、硬化前の接着剤71は、ヨーク44の上部44aの外周面とハブ43の第2側面62との間へ、流れ込みにくい。このため、円筒部43bの精度が維持できる。したがって、円筒部43bの歪みが、抑制される。
特に、本実施形態のハブ43は、アルミニウム合金により形成されている。このため、剛性の高いステンレスを使用する場合に比べて、ハブ43に歪みが発生しやすい。また、ハブ43の円筒部43b、ヨーク44、及びロータマグネット45が、径方向に重なっているため、相対的に円筒部43bの径方向の厚みが制限される。それゆえ、このような構造において、ハブ43の歪みを抑制できるようにしたことは、特に高い技術的意義を有する。
なお、接着剤71には、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、又はこれらを混合した熱硬化性樹脂が使用される。ただし、接着剤71は、必ずしも、熱硬化性樹脂でなくてもよい。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61とは、接触していてもよい。また、ヨーク44の上面とハブ43の天面65とは、接触していてもよい。ヨーク44の上部44aの内周面とハブ43の第1側面61との間、及び、ヨーク44の上面とハブ43の天面65との間に、少なくとも部分的に、接着剤71が介在していればよい。
また、ハブ43の第2側面62の軸方向の長さは、第1側面61の軸方向の長さより、短くてもよい。すなわち、第2側面62の下端部が、第1側面61の下端部より、上方に位置していてもよい。
また、ハブ43は、環状突出部52を有していなくてもよい。例えば、ハブ43の下面のうち、環状溝部51より径方向内側の部分が、平面状となっていてもよい。
また、ハブ43とブッシュ42とが、単一の部材で構成されていてもよい。例えば、ハブ43とブッシュ42とが、ステンレス製の単一の部材であってもよい。また、ディスク12は、ガラス等の他の材料により形成されていてもよい。
また、ハブ43の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、磁性部材であるロータマグネット45が、直接的に固定されていてもよい。すなわち、ロータマグネット45の径方向外側に、ヨーク44が配置されていなくてもよい。ハブ43の第1側面61及び天面65に、接着剤71を介して、磁性部材であるヨーク33又はロータマグネット45が、固定されていればよい。
また、本発明は、磁気ディスク以外のディスク、例えば、光ディスクを回転させるスピンドルモータや、当該スピンドルモータを有するディスク駆動装置に、適用されてもよい。
本発明は、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2,902 スピンドルモータ
3,903 静止部
4,904 回転部
9 中心軸
11 装置ハウジング
12 ディスク
13 アクセス部
31 ベース部材
32 ステータユニット
33 静止軸受ユニット
41 シャフト
42 ブッシュ
43,943 ハブ
43a,943a 円板部
43b,943b 円筒部
43c フランジ部
44 ヨーク
44a 上部
44b 凸部
45 ロータマグネット
51,951 環状溝部
52 環状突出部
61,961 第1側面
62,962 第2側面
63,963 第3側面
64 第4側面
65,965 天面
66 段差部
71,971 接着剤
81 第1バイト
82 第2バイト
82a,82b エッジ部
944 磁性部材
944a 上部

Claims (13)

  1. 静止部と、
    前記静止部に対して回転自在に支持される回転部と
    を備え、
    前記回転部は、
    上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がり、その下面に上方へ窪む環状溝部を有する円板部と、前記円板部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有するハブと、
    前記ハブの前記環状溝部に、その上部が接着剤を介して固定された、略円筒形状の磁性部材と、
    を有し、
    前記ハブは、
    前記磁性部材の前記上部の内周面に対向する第1側面と、
    前記磁性部材の前記上部の外周面に対向する第2側面と、
    前記第1側面の上端部と前記第2側面の上端部とを繋ぐ天面と、
    を有し、
    前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との間、及び、前記磁性部材の上面と前記天面との間に、製造時に液体の状態で塗布された前記接着剤が介在し、
    前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との径方向の間隔、及び前記磁性部材の上面と前記天面との軸方向の間隔は、前記磁性部材の前記上部の外周面と前記第2側面との径方向の間隔よりも小さいスピンドルモータ。
  2. 請求項1に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記磁性部材の上面と、前記ハブの前記天面とが、接触し、
    前記磁性部材の前記上部の外周面と、前記ハブの前記第2側面とが、隙間を介して対向しているスピンドルモータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記円筒部の内周面は、前記第2側面の下方に位置し、その内径が前記第2側面の内径より大きい第3側面を含み、
    前記磁性部材の外周面と前記第3側面との径方向の間隔は、前記磁性部材の前記上部の外周面と前記第2側面との径方向の間隔より、大きいスピンドルモータ。
  4. 請求項3に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第2側面と、前記第3側面との間に、段差が設けられているスピンドルモータ。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第3側面の面粗度は、前記第2側面の面粗度より、高いスピンドルモータ。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第2側面の軸方向の長さは、前記第1側面の軸方向の長さよりも、長いスピンドルモータ。
  7. 請求項3から請求項5までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第2側面の軸方向の長さは、前記第1側面の軸方向の長さよりも、短いスピンドルモータ。
  8. 請求項3から請求項7までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記磁性部材は、その下端部に径方向外側へ向けて突出した凸部を有し、
    前記円筒部の内周面は、前記第3側面の下方に位置し、その内径が前記第3側面の内径より大きい第4側面をさらに含み、
    前記凸部の外周面と前記第4側面とが、間隙を介して径方向に対向するスピンドルモータ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記回転部は、前記磁性部材の内周面に固定されたマグネットをさらに有するスピンドルモータ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記ハブは、アルミニウム合金により形成されているスピンドルモータ。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの前記回転部に支持されたディスクに対し、情報の読み出し及び書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記スピンドルモータ及び前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備えたディスク駆動装置。
  12. 上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がり、その下面に上方へ窪む環状溝部を有する円板部と、前記円板部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有するハブと、前記ハブの前記環状溝部に、その上部が接着剤を介して固定された、略円筒形状の磁性部材と、を備え、前記ハブが、前記磁性部材の前記上部の内周面に対向する第1側面と、前記磁性部材の前記上部の外周面に対向する第2側面と、前記第1側面の上端部と前記第2側面の上端部とを繋ぐ天面と、を有するスピンドルモータの製造方法であって、
    a)前記ハブの前記円筒部の内周面に、前記第2側面の下方に位置し、その内径が前記第2側面の内径より大きい第3側面を、形成する工程と、
    b)前記工程a)の後に、バイトを用いた切削により、前記第1側面、前記第2側面、及び前記天面を、同時に仕上げ加工する工程と、
    c)前記工程b)の後に、前記磁性部材の前記上部の内周面と前記第1側面との径方向の間隔、及び前記磁性部材の上面と前記天面との軸方向の間隔が、前記磁性部材の前記上部の外周面と前記第2側面との径方向の間隔よりも小さくなるように、前記磁性部材を配置し、前記第1側面及び前記天面に、接着剤を介して前記磁性部材の前記上部を固定する工程と、
    を備えるスピンドルモータの製造方法。
  13. 請求項12に記載のスピンドルモータの製造方法において、
    前記工程a)では、前記バイトより精度の低い他のバイトを用いた切削により、前記第3側面を仕上げ加工するスピンドルモータの製造方法。
JP2009267255A 2009-11-25 2009-11-25 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法 Active JP5532855B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009267255A JP5532855B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法
US12/748,620 US8315010B2 (en) 2009-11-25 2010-03-29 Spindle motor for disk drive with magnetic member and yoke fixed by adhesive agent

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009267255A JP5532855B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011114896A true JP2011114896A (ja) 2011-06-09
JP5532855B2 JP5532855B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=44061914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009267255A Active JP5532855B2 (ja) 2009-11-25 2009-11-25 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8315010B2 (ja)
JP (1) JP5532855B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9065315B1 (en) 2014-01-24 2015-06-23 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
JP2016163510A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 日本電産株式会社 モータおよびディスク駆動装置
JP2019185832A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101101681B1 (ko) * 2010-06-15 2011-12-30 삼성전기주식회사 모터 및 기록 디스크 구동장치
KR101101638B1 (ko) * 2010-07-13 2012-01-02 삼성전기주식회사 모터 및 기록 디스크 구동장치
TWI584905B (zh) * 2012-07-27 2017-06-01 鴻準精密工業股份有限公司 風扇輪轂之製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898450A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Victor Co Of Japan Ltd スピンドルモータ
JPH10225076A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Nippon Densan Corp スピンドルモータ
JP2007073164A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータおよびその製造方法
JP2009131082A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Nippon Densan Corp スピンドルモータの製造方法およびスピンドルモータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07147050A (ja) 1993-11-24 1995-06-06 Nippon Densan Corp スピンドルモータ
JPH0884459A (ja) 1994-09-09 1996-03-26 Nippon Densan Corp スピンドルモータ
US6771461B2 (en) 2002-06-21 2004-08-03 Seagate Technology Llc Spindle hub having a back iron mountingly coupled to only a hub separating member
JP2006331558A (ja) 2005-05-27 2006-12-07 Nippon Densan Corp スピンドルモータ、記録ディスク駆動装置および、スピンドルモータのハブの製造方法及び記録ディスク駆動装置とその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898450A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Victor Co Of Japan Ltd スピンドルモータ
JPH10225076A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Nippon Densan Corp スピンドルモータ
JP2007073164A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータおよびその製造方法
JP2009131082A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Nippon Densan Corp スピンドルモータの製造方法およびスピンドルモータ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9065315B1 (en) 2014-01-24 2015-06-23 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
JP2016163510A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 日本電産株式会社 モータおよびディスク駆動装置
CN106208444A (zh) * 2015-03-05 2016-12-07 日本电产株式会社 马达以及盘片驱动装置
US9698637B2 (en) 2015-03-05 2017-07-04 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
CN106208444B (zh) * 2015-03-05 2018-10-09 日本电产株式会社 马达以及盘片驱动装置
JP2019185832A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5532855B2 (ja) 2014-06-25
US20110122529A1 (en) 2011-05-26
US8315010B2 (en) 2012-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5532855B2 (ja) スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法
JP5343543B2 (ja) スピンドルモータ及びそれを用いたディスク駆動装置
JP2015139329A (ja) モータおよびディスク駆動装置
US8792204B2 (en) Base plate of motor including flange portion and plastic deforming portion and disk drive apparatus
JP4876733B2 (ja) モータおよび記録ディスク駆動装置
JP2007282374A (ja) ロータ部品、モータおよび記録ディスク駆動装置
JP2011099518A (ja) 流体動圧軸受、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置
JP2007073164A (ja) スピンドルモータおよびその製造方法
JP2016123230A (ja) スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
JP5309837B2 (ja) スピンドルモータ及びディスク駆動装置
US8773813B2 (en) Manufacturing method of disk drive device capable of reducing amount of unbalance, disk drive device and subassembly thereof
JP2009268264A (ja) スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP2014216040A (ja) スピンドルモータおよびディスク駆動装置
US9047910B2 (en) Spindle motor and hard disk drive including the same
JP5845715B2 (ja) スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法
JP2011024351A (ja) スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法
JP2015050788A (ja) 回転機器
US9739312B2 (en) Bearing mechanism, spindle motor including the bearing mechanism and electronic equipment including the spindle motor
JP2016163510A (ja) モータおよびディスク駆動装置
JP2010144778A (ja) 軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置
JP2016123209A (ja) モータ
US20150340057A1 (en) Disk drive unit and method of manufacturing the same
JP2008099368A (ja) モータ
JP2008305471A (ja) ディスク駆動用スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP2016089919A (ja) 流体軸受装置の製造方法およびスピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5532855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140414

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250