JPH10224543A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10224543A
JPH10224543A JP9034439A JP3443997A JPH10224543A JP H10224543 A JPH10224543 A JP H10224543A JP 9034439 A JP9034439 A JP 9034439A JP 3443997 A JP3443997 A JP 3443997A JP H10224543 A JPH10224543 A JP H10224543A
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JP9034439A
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Inventor
Yukinari Hirose
志成 廣瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はLANと公衆回線に接続され、LAN
端末からの転送要求に応じてファクシミリ受信した受信
ファイルを送信し、送信要求に応じてLAN端末からの
送信ファイルをファクシミリ送信するファクシミリ装置
を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、ファクシミリ受信
すると、受信画像データを画像メモリ7に受信ファイル
として蓄積し、LAN端末L1〜Lnからファイル転送
要求があると、画像メモリ7から受信ファイルを読み出
して当該LAN端末L1〜Lnに送信する。LAN端末
L1〜Lnは、送信されてきた受信ファイルの画像デー
タをディスプレイに表示させる。LAN端末L1〜Ln
から送信ファイルを電話番号とともにファクシミリ装置
1に転送してファクシミリ送信を依頼すると、ファクシ
ミリ装置1は、送信されてきた送信ファイルを一旦画像
メモリ7に記憶した後、受け取った送信先電話番号先に
発呼し、画像メモリ7内の送信ファイルを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、LANに接続れLAN端末とファイ
ルの授受を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットワークが一般化
し、LAN端末を個人単位で所有するオフィスの環境が
増えている。
【0003】このようなLAN(Local Area Network)
を利用したファクシミリ装置が従来から、各種提案され
ている。例えば、特開平4−72859号公報記載のフ
ァクシミリ装置は、送信原稿の情報を読み取る画像入力
部、受信した情報を記録紙に印刷する画像出力部及び公
衆電話回線に接続された画像情報送受信用のデータ処理
部を備え、前記公衆電話回線の通信先と情報をやりとり
するファクシミリ装置において、前記公衆電話回線と別
個のローカルエリアネットワークに接続され、モード設
定に基づき前記ネットワークからの情報を前記データ処
理部を介して前記通信先または前記画像出力部に伝送し
前記データ処理部を介した前記通信先からの情報、前記
画像入力部の情報を前記ネットワークに伝送するネット
ワーク結合部を備えたことを特徴としている。
【0004】また、特開平4−265040号公報記載
のファクシミリゲートウェイ装置は、ファクシミリの通
信ネットワークに対するインターフェイス部と、ファク
シミリの通信プロトコルによる受信情報を各要素の情報
に分け、あるいは各要素の情報をファクシミリの通信フ
ァイルにしたがって組み立てて送信情報を生成するファ
クシミリプロトコル解析部と、ファクシミリの送受信に
用いられるデータのフォーマットとローカルエリアネッ
トワークで用いられるデータのフォーマットとの間での
フォーマットの変換を行うフォーマット変換部と、ロー
カルエリアネットワーク上で用いられるアドレスと、フ
ァクシミリ通信ネットワークで用いられるアドレスとの
間でのアドレス変換を行うアドレス変換部と、ローカル
エリアネットワークの通信ファイルにしたがって組み立
ててローカルエリアネットワークへの送信情報を生成す
るローカルエリアネットワークプロトコル解釈部と、ロ
ーカルエリアネットワークに対するインターフェイス部
と、を備えたことを特徴としている。
【0005】さらに、特開平3−289756号公報記
載のファクシミリサーバは、電話回線を介してファクシ
ミリ受信をしたとき、個人識別番号の送信要求を該電話
回線に出力するとともに、該個人識別番号を受信したと
きに受信画像データをバスを介してメモリに送り、一方
該個人識別番号を受信しなかったときには該受信画像デ
ータを該バスを介してプリンタ制御装置に送る個人識別
情報判別装置と、前記バスを常に監視し、前記受信画像
データが該バスを介して該メモリに送られたときには、
個人識別情報−電子メール用アドレス変換テーブルから
電子メール用アドレスを求め、該受信画像データを電子
メール用フォーマットに変換してLANに送出する電子
メール発信装置を具備したことを特徴としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置等にあっては、ファクシミ
リ受信した画像データに宛先情報が含まれているか、そ
の後の要求に応じて宛先情報が送信されてくると、当該
宛先情報に基づいて、LANに接続されたLAN端末を
特定してファイル送信することができるが、宛先情報が
ないときには、ファクシミリ装置の記録手段により受信
画像データを記録出力するか、画像データを記憶する記
憶手段にいつまでも記憶されることになる。その結果、
宛先情報が取得できないときには、LAN端末のオペレ
ータは、自己宛の受信画像データがファクシミリ受信さ
れていることが分からず、ファクシミリ装置で記録出力
された受信画像データに対して速やかに対応できないだ
けでなく、記憶手段に記憶されるときには、記憶手段の
容量を圧迫するだけでなく、受信画像データが記憶手段
から紛失するおそれがあった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、公衆回線
を介してファクシミリ通信を行うとともに、LANに接
続されたLAN端末との間で画像データの授受を行い、
公衆回線から受信した受信画像データを受信ファイルと
してファイル記憶手段に蓄積するとともに、LAN端末
から送信依頼とともに送信されてきた画像データを送信
ファイルとしてファイル記憶手段に蓄積して、送信依頼
要求により指定された相手先にファクシミリ送信する
が、LAN端末からLAN用のコマンドによりファイル
転送要求があると、ファイル記憶手段に蓄積した受信フ
ァイルを当該ファイル転送要求をしてきたLAN端末に
転送することにより、LAN端末のオペレータは、LA
N端末がFTP等のLANのファイル転送コマンドを用
いて、ファクシミリ装置にファイル転送要求することに
より、わざわざファクシミリ装置の設置場所まで出向く
ことなく、受信画像データ画像をLAN端末で表示させ
ることができ、ファイル記憶手段を有効利用しつつ、フ
ァクシミリ受信に対して速やかに対応することができる
とともに、記録紙に画像データを記録することなく、受
信画像データの内容を確認することができ、資源の無駄
を省くことのできる利用性の良好なファクシミリ装置を
提供することを目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、LAN端末から送
信ファイルと送信先情報が送信依頼要求とともに送られ
てくると、送信ファイルをファイル記憶手段に一旦蓄積
させた後、送信先名称等の送信先情報と送信先電話番号
とを対応させて記憶する送信先変換情報記憶手段から当
該送信先情報に対応する送信先電話番号を検索して、当
該送信先電話番号先にファイル記憶手段に蓄積した送信
ファイルを送信することにより、わざわざファクシミリ
装置の設置場所まで出向くことなく、また、記録紙に一
旦画像データを記録出力することなく、LAN端末から
送信要求を行うことができ、資源の浪費を防止しつつ、
利用性を向上させることができるとともに、送信先を送
信先名称等としてメールにして通知し、LAN端末が送
信ファイルをファクシミリ用ファイルを意識することな
く、通常のメールと同様に送信することができ、より一
層利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、公衆回線から画像
データを受信すると、受信ファイルとしてファイル記憶
手段に蓄積させた後、ファクシミリ受信した旨を当該受
信ファイルの送信先のLAN端末に電子メールにより通
知することにより、ファクシミリ受信があったことを速
やかに認識させ、急ぎのファクシミリ受信に対しても速
やかに対応することができ、より一層利用性の良好なフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、公衆回線から送信
相手先としての相手先識別情報とともに画像データを受
信すると、当該受信画像データを受信ファイルとしてフ
ァイル記憶手段に蓄積させた後、相手先識別情報と端末
アドレスとを対応させて記憶する転送先変換情報記憶手
段から当該相手先識別情報に対応する端末アドレスを検
索して、当該端末アドレスのLAN端末にファクシミリ
受信した旨を電子メールで通知することにより、LAN
端末のオペレータが、ファクシミリ受信があったことを
速やかに、かつ、確実に認識して、急ぎのファクシミリ
受信に対しても速やかに、かつ、確実に対応することが
でき、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0011】請求項5記載の発明は、公衆回線から画像
データを受信すると、当該受信画像データを当該受信画
像データの送信相手先毎に分類して、受信ファイルとし
てファイル記憶手段に蓄積することにより、受信ファイ
ルを効率的に検索でき、より一層利用性の良好なファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項6記載の発明は、LAN端末から画
像インデックス情報の転送要求を受け取ると、ファイル
記憶手段に記憶されている複数の受信ファイルの1ペー
ジ目の所定行分の画像データをそれぞれ抽出して、全て
の受信ファイルの当該抽出した画像データを連結して画
像インデックス情報として作成し、当該作成した画像イ
ンデックス情報を当該画像インデックス情報の転送要求
をしてきたLAN端末に送信することにより、LAN端
末のオペレータが画像インデックス情報により自己宛の
受信ファイルを速やかに、かつ、効率的に認識でき、よ
り一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0013】請求項7記載の発明は、LAN端末から発
信元インデックス情報の転送要求を受け取ると、ファイ
ル記憶手段に記憶されている複数の受信ファイルの発信
元名称あるいは発信元電話番号等の発信元情報をそれぞ
れ抽出して、全ての受信ファイルの発信元情報を集めて
発信元インデックス情報として作成し、当該作成した発
信元インデックス情報を当該発信元インデックス情報の
転送要求をしてきたLAN端末に送信することにより、
LAN端末のオペレータが発信元インデックス情報によ
り自己宛の受信ファイルを速やかに、かつ、効率的に認
識でき、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0014】請求項8記載の発明は、ファクシミリ装置
自体あるいはLAN端末からファイルを指定した記録出
力の要求があると、当該指定されたファイルの画像デー
タをファイル記憶手段から読み出してファクシミリ装置
の記録手段で記録紙に記録出力することにより、LAN
端末からの要求によっても、必要なファイルの画像デー
タを記録出力して、利用することができるとともに、フ
ァクシミリ装置をLAN端末のネットワークプリンタと
して利用でき、より一層利用性の良好なファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0015】請求項9記載の発明は、LAN端末から画
像データと送信依頼要求を受け取ると、当該送信依頼さ
れた送信ファイルの少なくとも送信履歴情報を取得し、
当該取得した送信履歴情報を各LAN端末毎に分類して
送信履歴記憶手段に記憶させることにより、送信履歴情
報に基づいて各端末のファクシミリ装置の利用状況や通
信費用を適切に管理することができ、管理性の良好なフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、LANに接続されるとともに、公衆
回線に接続され、前記公衆回線用の電話番号とともに前
記LANの端末アドレスを有して、ファクシミリ通信部
により前記公衆回線を介してファクシミリ通信を行うと
ともに、前記LANに接続されたLAN端末との間で画
像データの授受を行い、前記ファクシミリ通信部を介し
て前記公衆回線から受信した受信画像データを受信ファ
イルとしてファイル記憶手段に蓄積するとともに、前記
LAN端末から送信依頼とともに送信されてきた画像デ
ータを送信ファイルとして前記ファイル記憶手段に蓄積
して、前記送信依頼要求により指定された相手先に前記
ファクシミリ通信部を介してファクシミリ送信するファ
クシミリ装置であって、前記LAN端末から前記LAN
用のコマンドによりファイル転送要求があると、前記フ
ァイル記憶手段に蓄積した前記受信ファイルを当該ファ
イル転送要求をしてきたLAN端末に転送する制御手段
を備えたことにより、上記目的を達成している。
【0017】上記構成によれば、公衆回線を介してファ
クシミリ通信を行うとともに、LANに接続されたLA
N端末との間で画像データの授受を行い、公衆回線から
受信した受信画像データを受信ファイルとしてファイル
記憶手段に蓄積するとともに、LAN端末から送信依頼
とともに送信されてきた画像データを送信ファイルとし
てファイル記憶手段に蓄積して、送信依頼要求により指
定された相手先にファクシミリ送信するが、LAN端末
からLAN用のコマンドによりファイル転送要求がある
と、ファイル記憶手段に蓄積した受信ファイルを当該フ
ァイル転送要求をしてきたLAN端末に転送するので、
LAN端末のオペレータは、LAN端末がFTP等のL
ANのファイル転送コマンドを用いて、ファクシミリ装
置にファイル転送要求することにより、わざわざファク
シミリ装置の設置場所まで出向くことなく、受信画像デ
ータ画像をLAN端末で表示させることができ、ファイ
ル記憶手段を有効利用しつつ、ファクシミリ受信に対し
て速やかに対応することができるとともに、記録紙に画
像データを記録することなく、受信画像データの内容を
確認することができる。したがって、資源の無駄を省く
ことができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向
上させることができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、送信先名称等の送信先
情報と送信先電話番号とを対応させて記憶する送信先変
換情報記憶手段を、さらに備え、前記制御手段は、前記
LAN端末から送信ファイルと送信先情報が送信依頼要
求とともに送られてくると、前記送信ファイルを前記フ
ァイル記憶手段に一旦蓄積させた後、前記送信先変換情
報記憶手段から当該送信先情報に対応する前記送信先電
話番号を検索して、当該送信先電話番号先に前記ファク
シミリ通信部を介して前記ファイル記憶手段に蓄積した
前記送信ファイルを送信するものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、LAN端末から送信フ
ァイルと送信先情報が送信依頼要求とともに送られてく
ると、送信ファイルをファイル記憶手段に一旦蓄積させ
た後、送信先名称等の送信先情報と送信先電話番号とを
対応させて記憶する送信先変換情報記憶手段から当該送
信先情報に対応する送信先電話番号を検索して、当該送
信先電話番号先にファイル記憶手段に蓄積した送信ファ
イルを送信するので、わざわざファクシミリ装置の設置
場所まで出向くことなく、また、記録紙に一旦画像デー
タを記録出力することなく、LAN端末から送信要求を
行うことができ、資源の浪費を防止しつつ、ファクシミ
リ装置の利用性を向上させることができるとともに、送
信先を送信先名称等としてメールにして通知し、LAN
端末が送信ファイルをファクシミリ用ファイルを意識す
ることなく、通常のメールと同様に送信することができ
る。
【0020】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記制御手段は、前記ファクシミリ通信部を介して
前記公衆回線から画像データを受信すると、前記受信フ
ァイルとして前記ファイル記憶手段に蓄積させた後、フ
ァクシミリ受信した旨を当該受信ファイルの送信先の前
記LAN端末に電子メールにより通知するものであって
もよい。
【0021】上記構成によれば、公衆回線から画像デー
タを受信すると、受信ファイルとしてファイル記憶手段
に蓄積させた後、ファクシミリ受信した旨を当該受信フ
ァイルの送信先のLAN端末に電子メールにより通知す
るので、ファクシミリ受信があったことを速やかに認識
させることができ、急ぎのファクシミリ受信に対しても
速やかに対応することができる。その結果、ファクシミ
リ装置の利用性ををより一層向上させることができる。
【0022】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、相手先識別情報と前記端
末アドレスとを対応させて記憶する転送先変換情報記憶
手段を、さらに備え、前記制御手段は、前記ファクシミ
リ通信部を介して前記公衆回線から送信相手先としての
相手先識別情報とともに画像データを受信すると、当該
受信画像データを前記受信ファイルとして前記ファイル
記憶手段に蓄積させた後、前記転送先変換情報記憶手段
から当該相手先識別情報に対応する前記端末アドレスを
検索して、当該端末アドレスの前記LAN端末にファク
シミリ受信した旨を電子メールにより通知するものであ
ってもよい。
【0023】上記構成によれば、公衆回線から送信相手
先としての相手先識別情報とともに画像データを受信す
ると、当該受信画像データを受信ファイルとしてファイ
ル記憶手段に蓄積させた後、相手先識別情報と端末アド
レスとを対応させて記憶する転送先変換情報記憶手段か
ら当該相手先識別情報に対応する端末アドレスを検索し
て、当該端末アドレスのLAN端末にファクシミリ受信
した旨を電子メールで通知するので、LAN端末のオペ
レータが、ファクシミリ受信があったことを速やかに、
かつ、確実に認識することができ、急ぎのファクシミリ
受信に対しても速やかに、かつ、確実に対応することが
できる。その結果、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0024】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記制御手段は、前記ファクシミリ通信部を介して
前記公衆回線から画像データを受信すると、当該受信画
像データを当該受信画像データの送信相手先毎に分類し
て、前記受信ファイルとして前記ファイル記憶手段に蓄
積させるものであってもよい。
【0025】上記構成によれば、公衆回線から画像デー
タを受信すると、当該受信画像データを当該受信画像デ
ータの送信相手先毎に分類して、受信ファイルとしてフ
ァイル記憶手段に蓄積するので、受信ファイルを効率的
に検索することができ、ファクシミリ装置の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0026】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記制御手段は、前記LAN端末から画像インデッ
クス情報の転送要求を受け取ると、前記ファイル記憶手
段に記憶されている複数の前記受信ファイルの1ページ
目の所定行分の画像データをそれぞれ抽出して、全ての
前記受信ファイルの当該抽出した画像データを連結して
画像インデックス情報として作成し、当該作成した画像
インデックス情報を当該画像インデックス情報の転送要
求をしてきたLAN端末に送信するものであってもよ
い。
【0027】上記構成によれば、LAN端末から画像イ
ンデックス情報の転送要求を受け取ると、ファイル記憶
手段に記憶されている複数の受信ファイルの1ページ目
の所定行分の画像データをそれぞれ抽出して、全ての受
信ファイルの当該抽出した画像データを連結して画像イ
ンデックス情報として作成し、当該作成した画像インデ
ックス情報を当該画像インデックス情報の転送要求をし
てきたLAN端末に送信するので、LAN端末のオペレ
ータが画像インデックス情報により自己宛の受信ファイ
ルを速やかに、かつ、効率的に認識することができ、フ
ァクシミリ装置の利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0028】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記制御手段は、前記LAN端末から発信元インデ
ックス情報の転送要求を受け取ると、前記ファイル記憶
手段に記憶されている複数の前記受信ファイルの発信元
名称あるいは発信元電話番号等の発信元情報をそれぞれ
抽出して、全ての前記受信ファイルの前記発信元情報を
集めて発信元インデックス情報として作成し、当該作成
した発信元インデックス情報を当該発信元インデックス
情報の転送要求をしてきたLAN端末に送信するもので
あってもよい。
【0029】上記構成によれば、LAN端末から発信元
インデックス情報の転送要求を受け取ると、ファイル記
憶手段に記憶されている複数の受信ファイルの発信元名
称あるいは発信元電話番号等の発信元情報をそれぞれ抽
出して、全ての受信ファイルの発信元情報を集めて発信
元インデックス情報として作成し、当該作成した発信元
インデックス情報を当該発信元インデックス情報の転送
要求をしてきたLAN端末に送信するので、LAN端末
のオペレータが発信元インデックス情報により自己宛の
受信ファイルを速やかに、かつ、効率的に認識すること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0030】さらに、例えば、請求項8に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、当該ファクシミリ装置に
各種命令を入力する操作手段と、画像データを記録紙に
記録出力する記録手段と、をさらに備え、前記制御手段
は、前記操作手段から前記ファイル記憶手段に記憶され
ている前記受信ファイル及び前記送信ファイルの当該フ
ァイルを指定した記録出力命令が入力されるか、前記L
AN端末から前記ファイル記憶手段に記憶されている前
記受信ファイル及び前記送信ファイルの当該ファイルを
指定した記録出力要求を受け取ると、当該指定された受
信ファイルあるいは送信ファイルの画像データを前記フ
ァイル記憶手段から読み出して前記記録手段により前記
記録紙に記録出力させるものであってもよい。
【0031】上記構成によれば、ファクシミリ装置自体
あるいはLAN端末からファイルを指定した記録出力の
要求があると、当該指定されたファイルの画像データを
ファイル記憶手段から読み出してファクシミリ装置の記
録手段で記録紙に記録出力するので、LAN端末からの
要求によっても、必要なファイルの画像データを記録出
力して、利用することができるとともに、ファクシミリ
装置をLAN端末のネットワークプリンタとして利用す
ることができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向
上させることができる。
【0032】また、請求項9に記載するように、前記フ
ァクシミリ装置は、前記送信ファイルの送信結果に関す
る送信履歴情報を記憶する送信履歴記憶手段を、さらに
備え、前記制御手段は、前記LAN端末から前記画像デ
ータと送信依頼要求を受け取ると、当該送信依頼された
前記送信ファイルの少なくとも送信履歴情報を取得し、
当該取得した送信履歴情報を各LAN端末毎に分類して
前記送信履歴記憶手段に記憶させるものであってもよ
い。
【0033】上記構成によれば、LAN端末から画像デ
ータと送信依頼要求を受け取ると、当該送信依頼された
送信ファイルの少なくとも送信履歴情報を取得し、当該
取得した送信履歴情報を各LAN端末毎に分類して送信
履歴記憶手段に記憶させるので、送信履歴情報に基づい
て各端末のファクシミリ装置の利用状況や通信費用を適
切に管理することができ、ファクシミリ装置の管理性を
向上させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0035】図1は、本発明のファクシミリ装置の一実
施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロック
図である。
【0036】図1において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、原稿センサ3、プロッタ4、用紙センサ5、
操作表示部6、画像メモリ7、パラメータメモリ8、バ
ッテリ9、時計回路部10、LANファイル管理部1
1、通信制御部12、モデム13、網制御部14、符号
化・復号化部15、CPU(Central Processing Uni
t)16、ROM(Read Only Memory)17及びRAM
(Random Access Memory)18、キャラクタジェネレー
タ19及びLAN制御部20等を備えており、各部は、
バス21により接続されている。
【0037】スキャナ2は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device )を利用したラインイメージスキャナ等
が用いられており、原稿の画像を所定の解像度で読み取
って画像データとして出力する。
【0038】原稿センサ3は、スキャナ2への原稿のセ
ットの有無及び原稿のジャム等を検出して、検出結果を
CPU16に出力する。
【0039】プロッタ(記録手段)4は、例えば、サー
マル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真
式記録装置等が用いられており、受信画像データやスキ
ャナ2で読み取った画像、LAN端末L1〜Lnから受
信した画像データ及びその他の情報を記録紙に記録出力
する。
【0040】用紙センサ5は、プロッタ4にセットされ
ている用紙(記録紙)の有無やプロッタ4の記録紙の経
路のうちどの位置に記録紙があるかを検出し、検出結果
をCPU16に出力する。
【0041】操作表示部(操作手段)6は、テンキーや
スタートキー及びファンクションキー等の各種操作キー
を備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディス
プレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命
令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力さ
れた命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに通
知する各種情報が表示される。特に、操作表示部6から
は、画像メモリ7に記憶されている受信ファイルや送信
ファイルのファイル名を指定した印刷指示操作等が行わ
れる。
【0042】画像メモリ(ファイル記憶手段)7は、大
容量のハードディスク装置等の読み/書き可能なメモリ
で構成され、主に送信用の画像データや受信した画像デ
ータをファイル単位で蓄積する。画像メモリ7内の画像
データは、CPU16の管理下で管理され、所定時期に
読み出されて、送信処理やプロッタ4による記録処理等
が行われる。
【0043】パラメータメモリ(送信先変換情報記憶手
段、転送先変換情報記憶手段)8は、RAM等の読み/
書き可能なメモリで構成され、画像メモリ7に蓄積され
ている画像データの管理情報や送信先電話番号や名称及
び自己の電話番号や名称等の通常の管理情報を記憶する
とともに、発呼先名称(送信先情報)−発呼先電話番号
(送信先電話番号)変換テーブル及びユーザ名称(相手
先識別情報)−端末識別情報(端末アドレス)変換テー
ブル等の宛先管理情報を記憶している。すなわち、発呼
先名称−発呼先電話番号変換テーブルは、発呼先名称と
対応させて発呼先電話番号をテーブル形式で記憶するも
ので、後述するLAN制御部20を介してLAN22に
接続されたLAN端末L1〜Lnから送信ファイルとと
もに当該送信ファイルの送信先を発呼先名称で指定され
たときに、当該発呼先名称を発呼先電話番号に変換する
のに使用され、ユーザ名称−端末識別情報変換テーブル
は、LAN端末L1〜Lnのユーザ名称とLAN端末L
1〜Lnの端末識別情報をテーブル形式で記憶するもの
で、回線Lを介して受信した受信ファイルに送信先がユ
ーザ名称で指定されているときに、当該ユーザ名称をL
AN端末L1〜Lnの端末識別情報に変換するのに使用
される。
【0044】バッテリ9は、停電やファクシミリ装置1
の電源がオフされているときにも、パラメータメモリ8
内の管理情報や変換テーブル等の宛先管理情報が保持さ
れるように、パラメータメモリ8をバックアップするた
めのものであり、通常のバックアップ用電池等が使用さ
れている。
【0045】時計回路部10は、発振器や分周器等を備
え、現在時刻を計時する。時計回路部10の計時結果
は、時刻を利用した各種処理、例えば、時刻指定送信フ
ァイルの送信時刻の管理等に使用される。
【0046】LANファイル管理部(送信履歴記憶手
段)11は、LAN端末L1〜LnからLAN22を介
して送信されてきた送信ファイルの管理に必要な各種管
理情報を記憶し、特に、送信ファイルの送信履歴情報、
例えば、送信依頼要求受付日時、ファイルページ数、送
信結果、送信日時、送信に要した時間等を記憶する。
【0047】通信制御部12は、CPU16の制御下で
動作して、モデム13及び網制御部14を介して相手フ
ァクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換
し、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0048】モデム13は、網制御部14に接続されて
おり、CPU16の制御下で動作して、送信信号の変調
及び受信信号の復調を行う。
【0049】網制御部14は、回線L、例えば、公衆電
話回線に接続されており、CPU16の制御下で動作し
て、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、また、回線
Lへの自動発呼処理を行う。上記通信制御部12、モデ
ム13及び網制御部14は、全体としてファクシミリ通
信部として機能する。
【0050】符号化・復号化部15は、画像データの画
像メモリ7への蓄積の効率化や伝送時間の短縮化を図る
ためのものであり、所定の符号化方式に従って画像デー
タを符号化し、また、符号化された画像データを復号化
する。
【0051】ROM17は、ファクシミリ装置1の基本
処理プログラム、後述するLAN管理処理プログラム等
の各種プログラムを格納しているとともに、これらのL
AN管理処理プログラム及び基本処理プログラム等を実
行するために必要な各種データやシステムデータ等が格
納されている。
【0052】CPU(制御手段)16は、ROM17内
のプログラムに基づいてRAM18をワークメモリとし
て利用して、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファ
クシミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、
後述するLAN管理処理を実行する。
【0053】キャラクタジェネレータ19は、英字、数
字、カナ字、記号、かな字及び漢字等の各文字フォント
データを記憶し、送信時には、通常のミクストモード通
信ではキャラクタデータブロックをCCITT(国際電
信電話諮問委員会)の勧告に従うキャラクタコードによ
りデータ変換し、また、受信時には、G4ファクシミリ
通信等で受信するキャラクタコードを所定のキャラクタ
データ(文字データ)に変換する。また、キャラクタジ
ェネレータ19は、操作表示部6への文字データの表示
や各種情報の文字情報への変換に使用される。
【0054】LAN制御部20は、LAN(Local Area
Network)22に接続され、ファクシミリ装置1をLA
N22の端末としても動作させる。すなわち、ファクシ
ミリ装置1は、回線Lに接続されて回線Lに対する電話
番号を有しているとともに、LAN11のIP(Intern
et Protocol )アドレス(端末識別情報)を有してLA
N22の端末としても動作する。LAN制御部20は、
LAN22に接続されたパーソナルコンピュータやワー
クステーション等のLAN端末L1〜Ln(図示略)と
の間で信号を交換して所定の通信手順を実行して、LA
N端末L1〜Lnからのファクシミリ送信要求や取消要
求、受信ファイルの転送要求等の各種要求を受け付け、
また、メールの交換を行う。
【0055】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、回線Lに接続された相手ファクシ
ミリ装置から発呼があると、着呼して、ファクシミリ受
信を行って、画像データを受信し、受信した画像データ
を受信ファイルとして画像メモリ7に記憶する。
【0056】LAN端末L1〜Lnのオペレータは、適
時、ファクシミリ装置1のIPアドレスにアクセスし、
例えば、LAN22の転送コマンドであるFTP(File
Transfer Protocol)を用いてファクシミリ装置1にフ
ァイル転送を要求する。
【0057】ファクシミリ装置1は、LAN端末L1〜
Lnからファイル転送要求があると、画像メモリ7から
受信ファイルを読み出して、LAN制御部20を介して
当該ファイル転送を要求してきたLAN端末L1〜Ln
に送信する。
【0058】ファイル転送要求を行ったLAN端末L1
〜Lnは、ファクシミリ装置1から送信されてきた受信
ファイルを一旦LAN端末L1〜Ln内のメモリに記憶
し、当該メモリから受信ファイルを読み出して、ディス
プレイに受信ファイルの画像を表示させる。
【0059】したがって、LAN端末L1〜Lnのオペ
レータは、わざわざファクシミリ装置1の設置されてい
る場所まで出向くことなく、LAN端末L1〜Lnから
ファクシミリ装置1の受信した受信ファイルの転送要求
を行うことにより、当該受信ファイルの転送を受けて、
記録紙に受信ファイルの画像データを記録させることな
く、その内容をLAN端末L1〜Lnのディスプレイに
より確認することができ、ファクシミリ受信に対して速
やかに対応することができる。したがって、ファクシミ
リ装置1の利用性を向上させることができるとともに、
記録紙を節減させて、資源の浪費を防止することができ
る。
【0060】また、LAN端末L1〜Lnのオペレータ
は、LAN端末L1〜Lnからファクシミリ装置1にア
クセスして、ファクシミリ装置1にファイルの削除要求
を行うことにより、不要となった受信ファイルや後述す
る送信ファイルを画像メモリ7から削除することができ
る。
【0061】さらに、LAN端末L1〜Lnのオペレー
タは、LAN端末L1〜Ln上で作成した送信ファイル
を電話番号とともにファクシミリ装置1に転送すること
によりファクシミリ装置1にファクシミリ送信依頼要求
を行うことができる。すなわち、ファクシミリ装置1
は、LAN端末L1〜Lnから送信ファイルとともに、
送信先電話番号が送信されてくると、送信されてきた送
信ファイルを一旦画像メモリ7に記憶し、受け取った送
信先電話番号先に発呼して、相手先ファクシミリ装置が
着呼すると、画像メモリ7内の送信ファイルを読み出し
て、送信する。
【0062】したがって、LAN端末L1〜Lnのオペ
レータは、送信ファイルをいちいち記録紙に出力して、
ファクシミリ装置1の設置されている場所まで出向い
て、ファクシミリ装置1のスキャナ2で当該送信ファイ
ルを記録した記録紙を読み取らせて送信操作することな
く、LAN端末L1〜Lnからファクシミリ装置1に送
信ファイルとともに送信依頼要求を行うことにより、フ
ァクシミリ送信を行うことができ、ファクシミリ装置1
の利用性を向上させることができるとともに、送信ファ
イルを記録紙に出力しないため、記録紙を節減して、資
源の浪費を防止することができる。
【0063】また、LAN端末L1〜Lnは、ファクシ
ミリ装置1に送信要求を行う場合、送信ファイルととも
に、発呼先名称(送信先名称)を送信することによって
も、送信依頼を行うことができる。この場合、ファクシ
ミリ装置1は、送信ファイルとともに、発呼先名称(送
信先情報)が送信されてくると、送信されてきた送信フ
ァイルを一旦画像メモリ7に記憶し、パラメータメモリ
8の発呼先名称−発呼先電話番号変換テーブルを検索し
て、当該発呼先名称の発呼先電話番号を取得する。ファ
クシミリ装置1は、発呼先電話番号を取得すると、当該
発呼先電話番号に発呼し、相手先ファクシミリ装置が着
呼すると、送信ファイルを画像メモリ7から読み出し
て、送信する。
【0064】したがって、LAN端末L1〜Lnは、送
信ファイルの送信先を送信先名称としてファクシミリ装
置1に通知するので、ファクシミリ送信をファクシミリ
装置1に依頼する場合においても、ファクシミリ送信用
のファイルであることを意識せず、通常のメールとして
取り扱うことができ、ファクシミリ装置1の利用性を向
上させることができる。
【0065】さらに、ファクシミリ装置1は、回線Lに
接続された相手ファクシミリ装置から画像データを受信
すると、上述のように、受信した画像データを、CPU
16の制御下で、受信ファイルとして画像メモリ7に記
憶するが、受信ファイルの画像メモリ7への蓄積を完了
すると、受信ファイルがある旨を当該受信ファイルの送
信先に指定されているLAN端末L1〜Lnに電子メー
ルにより通知する。
【0066】したがって、LAN端末L1〜Lnのオペ
レータは、当該受信ファイルがある旨の電子メールによ
り、自己宛の受信ファイルがあることを知ることがで
き、速やかに受信ファイルの転送要求を行って、当該受
信ファイルの内容を知ることができる。その結果、ファ
クシミリ装置1の利用性をより一層向上させることがで
きる。なお、このとき、受信ファイルに送信先情報が含
まれていないときには、全てのLAN端末L1〜Lnに
ファクシミリ受信がある旨の電子メールを送るようにし
てもよい。
【0067】また、ファクシミリ装置1は、上述のよう
に、画像データを受信すると、受信した画像データを受
信ファイルとして画像メモリ7に記憶し、受信ファイル
がある旨を当該受信ファイルの送信先に指定されている
LAN端末L1〜Lnに電子メールにより通知するが、
このとき、送信ファイルにTID等の相手先識別情報が
含まれていると、当該相手先情報、すなわち、LAN端
末L1〜Lnのユーザ名称に基づいてパラメータメモリ
8のユーザ名称−端末識別情報変換テーブルを検索し、
相手先情報を端末識別情報に変換する。ファクシミリ装
置1は、端末情報を取得すると、当該端末情報のLAN
端末L1〜Lnに受信ファイルがある旨の電子メールを
送信する。
【0068】したがって、LAN端末L1〜Lnのオペ
レータは、電子メールにより自己宛の受信ファイルがあ
ることを知ることができ、速やかに受信ファイルの転送
要求を行って、当該受信ファイルの内容を知ることがで
きる。その結果、ファクシミリ装置1の利用性をより一
層向上させることができる。
【0069】さらに、ファクシミリ装置1は、画像デー
タを受信すると、上述のように、CPU16の制御下
で、受信した画像データを受信ファイルとして画像メモ
リ7に蓄積するが、このとき、当該受信ファイルの相手
先情報に基づいて、各受信ファイルを相手先情報毎に分
類して、画像メモリ7に蓄積する。
【0070】したがって、LAN22に接続された各L
AN端末L1〜Lnは、受信ファイルが相手先情報毎に
分類されているため、この分類に基づいて自己宛の受信
ファイルを容易に検索して、取得することができ、ファ
クシミリ装置1の利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0071】また、ファクシミリ装置1は、画像データ
を受信すると、上述のように、受信した画像データを受
信ファイルとして画像メモリ7に順次蓄積するが、各L
AN端末L1〜Lnは、この複数の受信ファイルの画像
インデックス情報をファクシミリ装置1に要求すること
ができる。ファクシミリ装置1のCPU16は、LAN
端末L1〜Lnから画像インデックス情報の要求がある
と、画像メモリ7に蓄積されている複数の受信ファイル
の各受信ファイルの1ページ目の先頭から数行分の画像
データをそれぞれ連結して、画像インデックスファイル
を作成し、当該作成した画像インデックスファイルを画
像インデックス情報の要求を行ってきたLAN端末L1
〜Lnに送信する。
【0072】画像インデックス情報の要求を行ったLA
N端末L1〜Lnのオペレータは、ファクシミリ装置1
から送信されてくる画像インデックスファイルをLAN
端末L1〜Lnのディスプレイに表示させ、ファクシミ
リ装置1に受信されている各受信ファイルの1ページの
画像データを順次見ることができる。したがって、必要
な受信ファイルのみを速やかに見つけることができ、フ
ァクシミリ装置1の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0073】さらに、ファクシミリ装置1は、画像デー
タを受信すると、上述のように、受信した画像データを
受信ファイルとして画像メモリ7に順次蓄積するが、各
LAN端末L1〜Lnは、この複数の受信ファイルの発
信元インデックス情報をファクシミリ装置1に要求する
ことができる。ファクシミリ装置1のCPU16は、L
AN端末L1〜Lnから発信元インデックス情報の要求
があると、画像メモリ7に蓄積されている複数の受信フ
ァイルの各発信元情報をそれぞれ集めて、発信元インデ
ックスファイルを作成し、当該作成した発信元インデッ
クスファイルを発信元インデックス情報の要求を行って
きたLAN端末L1〜Lnに送信する。
【0074】発信元インデックス情報の要求を行ったL
AN端末L1〜Lnのオペレータは、ファクシミリ装置
1から送信されてくる発信元インデックスファイルをL
AN端末L1〜Lnのディスプレイに表示させ、ファク
シミリ装置1に受信されている各受信ファイルの発信元
情報の一覧を見ることができる。したがって、必要な受
信ファイルのみを速やかに見つけることができ、ファク
シミリ装置1の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0075】また、ファクシミリ装置1は、回線Lから
受信した画像データを画像メモリ8に受信ファイルとし
て蓄積するとともに、LAN端末L1〜Lnから送信依
頼された画像データを送信ファイルとして画像メモリ8
に蓄積するが、これらの受信ファイル及び送信ファイル
の画像データの印刷要求を当該受信ファイルや送信ファ
イルのファイル名を指定して、ファクシミリ装置1の操
作表示部6のキー操作により、また、LAN端末L1〜
Lnからの印刷要求コマンドにより行うことができる。
【0076】ファクシミリ装置1は、ファイル名を指定
した印刷要求があると、当該印刷要求のあった受信ファ
イルあるいは送信ファイルの画像データを画像メモリ8
から読み出して、プロッタ4に転送し、プロッタ4で記
録紙に当該画像データを記録出力する。
【0077】したがって、受信ファイルや送信ファイル
が記録文書としてファイリングすべき重要な内容である
場合、ファイル名を指定してファクシミリ装置1の操作
表示部6あるいはLAN端末L1〜Lnから印刷要求を
行うことにより、当該ファイルの画像データを記録出力
させることができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上
させることができる。特に、LAN端末L1〜Lnから
印刷要求を行うことができ、ファクシミリ装置1をLA
N22に接続されたネットワークプリンタとして利用す
ることができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一層
向上させることができる。
【0078】さらに、ファクシミリ装置1のCPU16
は、LAN端末L1〜Lnから送信依頼された画像デー
タを送信ファイルとして画像メモリ8に蓄積するが、こ
れらの送信ファイルの送信履歴を管理して、送信履歴情
報、例えば、例えば、送信依頼要求受付日時、ファイル
ページ数、送信結果、送信日時、送信に要した時間等を
取得する。CPU16は、当該送信履歴情報をLAN端
末L1〜Lnのユーザ毎に分類管理し、当該分類した送
信履歴情報をLANファイル管理部11に記憶する。フ
ァクシミリ装置1は、操作表示部6やLAN端末L1〜
Lnからの送信履歴情報の出力要求を受け付け、当該送
信履歴情報の出力要求があると、LANファイル管理部
11に記憶されている分類された送信履歴情報を読み出
して、出力する。このとき、ファクシミリ装置1は、送
信履歴情報の出力要求が、操作表示部6から行われたと
きには、LANファイル管理部11から読み出した送信
履歴情報を操作表示部6のディスプレイに表示し、ま
た、記録出力要求があると、当該送信履歴情報をプロッ
タ4に転送して、プロッタ4により記録紙に記録出力す
る。また、ファクシミリ装置1は、送信履歴情報の出力
要求が、LAN端末L1〜Lnからあると、LANファ
イル管理部11から読み出した送信履歴情報を当該出力
要求を行ってきたLAN端末L1〜Lnに送信する。な
お、このとき、LAN端末L1〜Lnから送信履歴情報
の記録出力要求があると、送信履歴情報をプロッタ4に
転送して、プロッタ4で記録紙に記録出力させる。
【0079】したがって、LAN端末L1〜Lnのユー
ザ毎に分類された送信履歴情報より各LAN端末L1〜
Lnのファクシミリ装置1を利用したファクシミリ送信
の利用状況を知ることができ、通信料金の管理を適切に
行うことができる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、公衆回線を介してファクシミリ通信を行うと
ともに、LANに接続されたLAN端末との間で画像デ
ータの授受を行い、公衆回線から受信した受信画像デー
タを受信ファイルとしてファイル記憶手段に蓄積すると
ともに、LAN端末から送信依頼とともに送信されてき
た画像データを送信ファイルとしてファイル記憶手段に
蓄積して、送信依頼要求により指定された相手先にファ
クシミリ送信するが、LAN端末からLAN用のコマン
ドによりファイル転送要求があると、ファイル記憶手段
に蓄積した受信ファイルを当該ファイル転送要求をして
きたLAN端末に転送するので、LAN端末のオペレー
タは、LAN端末がFTP等のLANのファイル転送コ
マンドを用いて、ファクシミリ装置にファイル転送要求
することにより、わざわざファクシミリ装置の設置場所
まで出向くことなく、受信画像データ画像をLAN端末
で表示させることができ、ファイル記憶手段を有効利用
しつつ、ファクシミリ受信に対して速やかに対応するこ
とができるとともに、記録紙に画像データを記録するこ
となく、受信画像データの内容を確認することができ
る。したがって、資源の無駄を省くことができるととも
に、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができ
る。
【0082】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、LAN端末から送信ファイルと送信先情報が送
信依頼要求とともに送られてくると、送信ファイルをフ
ァイル記憶手段に一旦蓄積させた後、送信先名称等の送
信先情報と送信先電話番号とを対応させて記憶する送信
先変換情報記憶手段から当該送信先情報に対応する送信
先電話番号を検索して、当該送信先電話番号先にファイ
ル記憶手段に蓄積した送信ファイルを送信するので、わ
ざわざファクシミリ装置の設置場所まで出向くことな
く、また、記録紙に一旦画像データを記録出力すること
なく、LAN端末から送信要求を行うことができ、資源
の浪費を防止しつつ、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができるとともに、送信先を送信先名称等と
してメールにして通知し、LAN端末が送信ファイルを
ファクシミリ用ファイルを意識することなく、通常のメ
ールと同様に送信することができる。
【0083】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、公衆回線から画像データを受信すると、受信フ
ァイルとしてファイル記憶手段に蓄積させた後、ファク
シミリ受信した旨を当該受信ファイルの送信先のLAN
端末に電子メールにより通知するので、ファクシミリ受
信があったことを速やかに認識させることができ、急ぎ
のファクシミリ受信に対しても速やかに対応することが
できる。その結果、ファクシミリ装置の利用性ををより
一層向上させることができる。
【0084】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、公衆回線から送信相手先としての相手先識別情
報とともに画像データを受信すると、当該受信画像デー
タを受信ファイルとしてファイル記憶手段に蓄積させた
後、相手先識別情報と端末アドレスとを対応させて記憶
する転送先変換情報記憶手段から当該相手先識別情報に
対応する端末アドレスを検索して、当該端末アドレスの
LAN端末にファクシミリ受信した旨を電子メールで通
知するので、LAN端末のオペレータが、ファクシミリ
受信があったことを速やかに、かつ、確実に認識するこ
とができ、急ぎのファクシミリ受信に対しても速やか
に、かつ、確実に対応することができる。その結果、フ
ァクシミリ装置の利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0085】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、公衆回線から画像データを受信すると、当該受
信画像データを当該受信画像データの送信相手先毎に分
類して、受信ファイルとしてファイル記憶手段に蓄積す
るので、受信ファイルを効率的に検索することができ、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0086】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、LAN端末から画像インデックス情報の転送要
求を受け取ると、ファイル記憶手段に記憶されている複
数の受信ファイルの1ページ目の所定行分の画像データ
をそれぞれ抽出して、全ての受信ファイルの当該抽出し
た画像データを連結して画像インデックス情報として作
成し、当該作成した画像インデックス情報を当該画像イ
ンデックス情報の転送要求をしてきたLAN端末に送信
するので、LAN端末のオペレータが画像インデックス
情報により自己宛の受信ファイルを速やかに、かつ、効
率的に認識することができ、ファクシミリ装置の利用性
をより一層向上させることができる。
【0087】請求項7記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、LAN端末から発信元インデックス情報の転送
要求を受け取ると、ファイル記憶手段に記憶されている
複数の受信ファイルの発信元名称あるいは発信元電話番
号等の発信元情報をそれぞれ抽出して、全ての受信ファ
イルの発信元情報を集めて発信元インデックス情報とし
て作成し、当該作成した発信元インデックス情報を当該
発信元インデックス情報の転送要求をしてきたLAN端
末に送信するので、LAN端末のオペレータが発信元イ
ンデックス情報により自己宛の受信ファイルを速やか
に、かつ、効率的に認識することができ、ファクシミリ
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0088】請求項8記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ装置自体あるいはLAN端末から
ファイルを指定した記録出力の要求があると、当該指定
されたファイルの画像データをファイル記憶手段から読
み出してファクシミリ装置の記録手段で記録紙に記録出
力するので、LAN端末からの要求によっても、必要な
ファイルの画像データを記録出力して、利用することが
できるとともに、ファクシミリ装置をLAN端末のネッ
トワークプリンタとして利用することができ、ファクシ
ミリ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0089】請求項9記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、LAN端末から画像データと送信依頼要求を受
け取ると、当該送信依頼された送信ファイルの少なくと
も送信履歴情報を取得し、当該取得した送信履歴情報を
各LAN端末毎に分類して送信履歴記憶手段に記憶させ
るので、送信履歴情報に基づいて各端末のファクシミリ
装置の利用状況や通信費用を適切に管理することがで
き、ファクシミリ装置の管理性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置のブロック構成図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 原稿センサ 4 プロッタ 5 用紙センサ 6 操作表示部 7 画像メモリ 8 パラメータメモリ 9 バッテリ 10 時計回路部 11 LANファイル管理部 12 通信制御部 13 モデム 14 網制御部 15 符号化・復号化部 16 CPU 17 ROM 18 RAM 19 キャラクタジェネレータ 20 LAN制御部 21 バス 22 LAN L1〜Ln LAN端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04L 11/20 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANに接続されるとともに、公衆回線に
    接続され、前記公衆回線用の電話番号とともに前記LA
    Nの端末アドレスを有して、ファクシミリ通信部により
    前記公衆回線を介してファクシミリ通信を行うととも
    に、前記LANに接続されたLAN端末との間で画像デ
    ータの授受を行い、前記ファクシミリ通信部を介して前
    記公衆回線から受信した受信画像データを受信ファイル
    としてファイル記憶手段に蓄積するとともに、前記LA
    N端末から送信依頼とともに送信されてきた画像データ
    を送信ファイルとして前記ファイル記憶手段に蓄積し
    て、前記送信依頼要求により指定された相手先に前記フ
    ァクシミリ通信部を介してファクシミリ送信するファク
    シミリ装置であって、前記LAN端末から前記LAN用
    のコマンドによりファイル転送要求があると、前記ファ
    イル記憶手段に蓄積した前記受信ファイルを当該ファイ
    ル転送要求をしてきたLAN端末に転送する制御手段を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、送信先名称等の
    送信先情報と送信先電話番号とを対応させて記憶する送
    信先変換情報記憶手段を、さらに備え、前記制御手段
    は、前記LAN端末から送信ファイルと送信先情報が送
    信依頼要求とともに送られてくると、前記送信ファイル
    を前記ファイル記憶手段に一旦蓄積させた後、前記送信
    先変換情報記憶手段から当該送信先情報に対応する前記
    送信先電話番号を検索して、当該送信先電話番号先に前
    記ファクシミリ通信部を介して前記ファイル記憶手段に
    蓄積した前記送信ファイルを送信することを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記ファクシミリ通信部
    を介して前記公衆回線から画像データを受信すると、前
    記受信ファイルとして前記ファイル記憶手段に蓄積させ
    た後、ファクシミリ受信した旨を当該受信ファイルの送
    信先の前記LAN端末に電子メールにより通知すること
    を特徴する請求項1または請求項2記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、相手先識別情報
    と前記端末アドレスとを対応させて記憶する転送先変換
    情報記憶手段を、さらに備え、前記制御手段は、前記フ
    ァクシミリ通信部を介して前記公衆回線から送信相手先
    としての相手先識別情報とともに画像データを受信する
    と、当該受信画像データを前記受信ファイルとして前記
    ファイル記憶手段に蓄積させた後、前記転送先変換情報
    記憶手段から当該相手先識別情報に対応する前記端末ア
    ドレスを検索して、当該端末アドレスの前記LAN端末
    にファクシミリ受信した旨を電子メールにより通知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記ファクシミリ通信部
    を介して前記公衆回線から画像データを受信すると、当
    該受信画像データを当該受信画像データの送信相手先毎
    に分類して、前記受信ファイルとして前記ファイル記憶
    手段に蓄積させることを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記LAN端末から画像
    インデックス情報の転送要求を受け取ると、前記ファイ
    ル記憶手段に記憶されている複数の前記受信ファイルの
    1ページ目の所定行分の画像データをそれぞれ抽出し
    て、全ての前記受信ファイルの当該抽出した画像データ
    を連結して画像インデックス情報として作成し、当該作
    成した画像インデックス情報を当該画像インデックス情
    報の転送要求をしてきたLAN端末に送信することを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のファ
    クシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記LAN端末から発信
    元インデックス情報の転送要求を受け取ると、前記ファ
    イル記憶手段に記憶されている複数の前記受信ファイル
    の発信元名称あるいは発信元電話番号等の発信元情報を
    それぞれ抽出して、全ての前記受信ファイルの前記発信
    元情報を集めて発信元インデックス情報として作成し、
    当該作成した発信元インデックス情報を当該発信元イン
    デックス情報の転送要求をしてきたLAN端末に送信す
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに
    記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】前記ファクシミリ装置は、当該ファクシミ
    リ装置に各種命令を入力する操作手段と、画像データを
    記録紙に記録出力する記録手段と、をさらに備え、前記
    制御手段は、前記操作手段から前記ファイル記憶手段に
    記憶されている前記受信ファイル及び前記送信ファイル
    の当該ファイルを指定した記録出力命令が入力される
    か、前記LAN端末から前記ファイル記憶手段に記憶さ
    れている前記受信ファイル及び前記送信ファイルの当該
    ファイルを指定した記録出力要求を受け取ると、当該指
    定された受信ファイルあるいは送信ファイルの画像デー
    タを前記ファイル記憶手段から読み出して前記記録手段
    により前記記録紙に記録出力させることを特徴とする請
    求項1から請求項7のいずれかに記載のファクシミリ装
    置。
  9. 【請求項9】前記ファクシミリ装置は、前記送信ファイ
    ルの送信結果に関する送信履歴情報を記憶する送信履歴
    記憶手段を、さらに備え、前記制御手段は、前記LAN
    端末から前記画像データと送信依頼要求を受け取ると、
    当該送信依頼された前記送信ファイルの少なくとも送信
    履歴情報を取得し、当該取得した送信履歴情報を各LA
    N端末毎に分類して前記送信履歴記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
JP9034439A 1997-02-03 1997-02-03 ファクシミリ装置 Pending JPH10224543A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160286A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Canon Inc 画像通信装置、及びその制御方法

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JP2008160286A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Canon Inc 画像通信装置、及びその制御方法

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