JPH10223739A - 直動機構 - Google Patents

直動機構

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JPH10223739A
JPH10223739A JP21782297A JP21782297A JPH10223739A JP H10223739 A JPH10223739 A JP H10223739A JP 21782297 A JP21782297 A JP 21782297A JP 21782297 A JP21782297 A JP 21782297A JP H10223739 A JPH10223739 A JP H10223739A
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linear motion
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一敬 原
Jiro Hisada
次郎 久田
Yoshiyuki Tomita
良幸 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理対象物の加熱による熱歪の影響を受けに
くく、処理容器内におけるごみの発生を抑制できる直動
機構を提供する。 【解決手段】 処理容器の内部空洞内に、両端が処理容
器の壁を貫通して外部まで導出された駆動用支軸が配置
されている。駆動用支軸が処理容器の壁を貫通する箇所
において、駆動用支軸がその軸方向に並進移動可能なよ
うに、かつ処理容器の内部空洞の気密性が保たれるよう
に、内部空洞と外部とを隔離する気密機構が設けられて
いる。駆動用支軸の一方の端部に駆動用支軸が処理容器
に対して軸方向に並進移動可能なように駆動用支軸を支
持するリニアガイド機構が取り付けられている。駆動用
支軸の他方の端部に、駆動用支軸を処理容器に対して軸
方向に並進移動させる駆動機構が取り付けられている。
処理容器の内部空洞内に処理対象物を保持する保持手段
が配置され、この保持手段が駆動用支軸により支持され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直動機構に関し、
特に処理容器内に配置された処理対象物を並進移動させ
る直動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザアニーリング装置に用いられてい
る直動機構を例に、従来の直動機構について説明する。
レーザアニールをおこなう際には、処理対象物を真空容
器内に配置し、石英窓を通して処理対象物表面にレーザ
光を照射する。真空容器内で処理対象物を移動させるこ
とにより、表面の広い領域に順次レーザ光を照射するこ
とができる。
【0003】処理対象物は、真空容器内に配置されたリ
ニアガイド機構により並進移動可能に支持された保持台
に保持される。保持台には、真空容器の外部まで導出さ
れた駆動軸が取り付けられている。駆動軸を軸方向に往
復駆動することにより、保持台を並進移動させることが
できる。なお、駆動軸と真空容器の壁との間には、ベロ
ーズが取り付けられ、気密性が保たれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レーザアニールの効果
を安定して得るために、処理対象物を加熱する場合があ
る。このため、保持台にはヒータが埋め込まれている。
保持台を加熱すると、熱歪により、リニアガイドの摺動
部に余分な力が加わる。この余分な力のために、保持台
が並進移動しにくくなり、極端な場合には移動不能にな
る。
【0005】また、真空容器内にリニアガイドの摺動部
が配置されるため、摺動部が、ごみの発生の原因とな
る。
【0006】本発明の目的は、処理対象物の加熱による
熱歪の影響を受けにくく、処理容器内におけるごみの発
生を抑制できる直動機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、内部空洞を有する処理容器と、前記処理容器の内部
空洞内に配置され、両端が処理容器の壁を貫通して外部
まで導出された駆動用支軸と、前記駆動用支軸が前記処
理容器の壁を貫通する箇所において、前記駆動用支軸が
その軸方向に並進移動可能なように、かつ前記処理容器
の内部空洞の気密性が保たれるように、内部空洞と外部
とを隔離する気密機構と、前記駆動用支軸の一方の端部
に取り付けられ、該駆動用支軸が前記処理容器に対して
軸方向に並進移動可能なように駆動用支軸を支持するリ
ニアガイド機構と、前記駆動用支軸の他方の端部に取り
付けられ、前記駆動用支軸を前記処理容器に対して軸方
向に並進移動させる駆動機構と、前記処理容器の内部空
洞内において、前記駆動用支軸に取り付けられ、処理対
象物を保持する保持手段とを有する直動機構が提供され
る。
【0008】駆動機構を駆動することにより、駆動用支
軸をその軸方向に並進移動させることができる。駆動用
支軸に固定された保持手段も並進移動する。処理容器内
に摺動部がないため、摺動部が原因となる処理容器内の
汚染を防止することができる。
【0009】前記保持手段に、処理対象物を加熱するた
めの加熱手段を設けてもよい。保持手段が加熱されて熱
歪を生じても、処理容器内に摺動部分がないため、摺動
部分が熱歪の影響を受けない。このため、保持手段を加
熱しても、保持手段をスムーズに並進移動させることが
できる。
【0010】本発明の他の観点によると、内部空洞を有
する処理容器と、前記処理容器の内部空洞内に配置さ
れ、処理対象物を保持する保持手段と、前記保持手段を
支持し、前記処理容器の壁を貫通して該処理容器の両側
に導出された駆動用支軸と、前記駆動用支軸が前記処理
容器の壁を貫通する箇所において、前記駆動用支軸がそ
の軸方向に並進移動可能なように、かつ前記処理容器の
内部空洞の気密性が保たれるように、内部空洞と外部と
を隔離する気密機構と、前記駆動用支軸の両端に取り付
けられ、前記駆動用支軸を前記処理容器に対して軸方向
に並進移動させる駆動機構とを有する直動機構が提供さ
れる。
【0011】処理容器の両側に導出された駆動用支軸の
双方に駆動機構を取り付けることにより、安定した駆動
が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(A)は、本発明の実施例に
よる直動機構の概略平断面図を示し、図1(B)は、図
1(A)の一点鎖線B1−B1における概略断面図を示
す。なお、図1(A)は、図1(B)の一点鎖線A1−
A1における断面に相当する。
【0013】内部を真空排気可能な処理容器1の内部空
洞内に、駆動用支軸2A及び2Bが相互に平行に配置さ
れている。駆動用支軸2A及び2Bの各々の両端は、処
理容器1の側壁を貫通して外部まで導出されている。
【0014】駆動用支軸2A及び2Bの対応する一方の
端部は、結合部材3により相互に結合されている。結合
部材3は、リニアガイド機構4により駆動用支軸2A及
び2Bの軸方向に移動可能に支持されている。
【0015】駆動用支軸2A及び2Bの他方の端部は、
結合部材5により相互に結合されている。結合部材5
は、リニアモータ6により駆動用支軸2A及び2Bの軸
方向に駆動される。リニアモータ6を駆動することによ
り、駆動用支軸2A及び2Bを、その軸方向に並進移動
させることができる。
【0016】駆動用支軸2A及び2Bの各々の処理容器
1の外に導出された部分には、真空ベローズ7が被せら
れている。真空ベローズ7の一端は処理容器1の側壁に
取り付けられ、他端は結合部材3または5に取り付けら
れている。真空ベローズ7により、処理容器1の気密性
が保たれている。
【0017】処理容器1内に保持台10が配置されてい
る。保持台10は、駆動用支軸2A及び2Bに固定され
ている。保持台10の上面に複数本のピン12が突出し
ており、アニール処理される基板13がピン12の上に
載置される。
【0018】保持台10の内部にヒータ11が埋め込ま
れており、保持台10を加熱することができる。保持台
10からの熱輻射等により基板13が加熱される。処理
容器1の上面に石英窓14が設けられており、石英窓1
4を通して処理容器1内にレーザ光が導入される。
【0019】リニアモータ6を駆動して駆動用支軸2A
及び2Bをその軸方向に移動させることにより、処理容
器1内で基板13を並進移動させることができる。
【0020】図2は、図1に示す直動機構を用いたレー
ザアニーリング装置全体の概略平面図を示す。レーザア
ニール装置は、処理チャンバ1、搬送チャンバ52、搬
入チャンバ53、搬出チャンバ54、ホモジナイザ4
2、CCDカメラ58、及びビデオモニタ59を含んで
構成される。処理チャンバ1には、図1と同様に、ベロ
ーズ7、結合部材3、5、リニアガイド機構4及びリニ
アモータ6が取り付けられている。
【0021】処理チャンバ1と搬送チャンバ52がゲー
トバルブ55を介して結合され、搬送チャンバ52と搬
入チャンバ53、及び搬送チャンバ52と搬出チャンバ
54が、それぞれゲートバルブ56及び57を介して結
合されている。処理チャンバ1、搬入チャンバ53及び
搬出チャンバ54には、それぞれ真空ポンプ61、62
及び63が取り付けられ、各チャンバの内部を真空排気
することができる。
【0022】搬送チャンバ52内には、搬送用ロボット
64が収容されている。搬送用ロボット64は、処理チ
ャンバ1、搬入チャンバ53及び搬出チャンバ54の相
互間で処理基板を移送する。
【0023】処理チャンバ1の上面に、レーザ光透過用
の石英窓14が設けられている。パルス発振したエキシ
マレーザ装置41から出力されたレーザビームがアッテ
ネータ46を通ってホモジナイザ42に入力する。ホモ
ジナイザ42は、レーザビームの断面形状を細長い形状
にする。ホモジナイザ42を通過したレーザビームは、
レーザ光の断面形状に対応した細長い石英窓14を透過
して処理チャンバ1内の基板を照射する。基板の表面が
ホモジナイズ面に一致するように、ホモジナイザ42と
基板との相対位置が調節されている。
【0024】基板は、図1で説明した直動機構により石
英窓14の長軸方向に直交する向きに並進移動する。1
ショット分の照射領域の一部が前回のショットにおける
照射領域の一部と重なるような速さで基板を移動するこ
とにより、基板表面の広い領域を照射することができ
る。基板表面はCCDカメラ58により撮影され、処理
中の基板表面をビデオモニタ59で観察することができ
る。
【0025】エキシマレーザ装置41、ホモジナイザ4
2、搬送用ロボット64、ゲートバルブ55〜57、及
びリニアモータ6の動作は、制御装置65によって制御
される。
【0026】図1に戻って、基板13の移動方向に対し
て直交する方向に長い断面形状を有するレーザ光を照射
しながら、基板13を並進移動させることにより、基板
13の表面の広い領域をアニールすることができる。基
板13を加熱しておくことにより、レーザアニールの効
果を安定させることができる。
【0027】上記実施例による直動機構では、処理容器
1内に摺動部がない。このため、摺動部が原因となる処
理容器1内の汚染を防止することができる。また、保持
台10が加熱されて熱歪が生じたとしても、リニアガイ
ド4及びリニアモータ6は熱歪の影響を受けない。この
ため、保持台10を加熱した状態でも安定して並進移動
させることができる。
【0028】また、駆動用支軸2A、2Bを、その両端
で支持しているため、片持ち状態の場合に比べて、基板
13をより安定して保持することができ、基板13の位
置決め精度を向上させることが可能になる。また、長ス
トロークを容易に実現することができる。
【0029】次に、図3〜図5を参照して、レーザアニ
ール装置に使用される直動機構の他の構成例について説
明する。
【0030】図3は、他の構成例による直動機構の一部
破断斜視図を示す。基台70の上に真空排気可能な処理
容器71が取り付けられている。処理容器71内に、基
板保持台72が収納されている。基板保持台72は、相
互に平行に配置された2本の駆動用支軸73により支持
されている。
【0031】各駆動用支軸73の両端は、処理容器71
の側壁に設けられた貫通孔を通して外部まで導出されて
いる。この貫通孔部分は、処理容器71の外側に配置さ
れた真空ベローズ74により気密に保たれている。2本
の駆動用支軸73の対応する先端同士が、結合部材75
により結合されている。
【0032】各駆動用支軸73の処理容器71から導出
された部分に対応して、その軸方向に平行な駆動方向を
有するリニアモータ80が1つずつ配置されている。各
結合部材75は、対応する2つのリニアモータ80の可
動子に連結されている。4つのリニアモータ80のうち
の1つに、駆動方向に関する結合部材75の位置を検出
するためのリニアエンコーダ90が取り付けられてい
る。
【0033】図4は、リニアエンコーダ90の取り付け
られたリニアモータ80の駆動方向に直交する断面図を
示す。駆動方向に長い内部空洞を有する支持枠81の上
面に長さ方向のスリット81aが設けられている。支持
枠81のスリット81aに対応する底面上に、リニアガ
イド84が固定されており、リニアガイド84の可動部
分にリニアモータ80の可動子89が取り付けられてい
る。
【0034】支持枠81の上側及び下側の内壁上に、永
久磁石82が固定されている。可動子89に取り付けら
れたコイル83が、永久磁石82による磁束と鎖交す
る。コイル83に電流を流すことにより駆動力が発生
し、可動子89を駆動方向に移動させることができる。
【0035】支持枠81の外側の側面上に、リニアエン
コーダ90の固定部91が取り付けられている。リニア
エンコーダ90の可動部92が可動子89に取り付けら
れ、固定部91に対向する位置に配置されている。可動
子89が移動すると、リニアエンコーダ90の可動部9
2が可動子89と共に固定部91に沿って移動し、可動
子89の位置を検出することができる。
【0036】また、支持枠81の上面上にフォトセンサ
88が取り付けられている。フォトセンサ88は、スト
ロークの限界を検出する。
【0037】図5は、図3に示す直動機構の制御系のブ
ロック図を示す。リニアエンコーダ90が結合部材75
の位置を検出し、位置検出信号sig3 を出力する。駆
動方向の位置指令信号sig1 から位置検出信号sig
3 を減算した結果が、位置制御器93に入力される。位
置制御器93は、比例積分微分(PID)演算機能を有
する。
【0038】位置制御器93は、生成した信号を外乱補
償器94に与える。外乱補償器94は、4つのリニアモ
ータアンプ95に対して電流指令信号sig2 を送出す
る。外乱補償器94において、外乱検出器94aが、位
置検出信号sig3 と電流指令信号sig2 とに基づい
て、負帰還制御を行う。
【0039】各リニアモータアンプ95は、与えられた
電流指令信号sig2 に基づいて、対応するリニアモー
タ80に対して駆動信号sig4 を送出する。リニアモ
ータ80は、与えられた駆動信号sig4 に基づいて結
合部材75を駆動する。結合部材75が駆動されること
により、図3に示す基板保持台72の位置制御が行われ
る。
【0040】図3〜図5に示す直動機構では、4つのリ
ニアモータ80を並列駆動することにより基板保持台7
2を平行移動させる。このため、より安定して基板保持
台72を移動させることができる。また、リニアエンコ
ーダ90により現在の位置を検出し帰還制御を行ってい
るため、高精度な位置制御が可能となる。
【0041】上記実施例では、図1及び図3において駆
動用支軸の両端が処理容器の外部まで導出されている場
合を示したが、両側から基板保持台を保持し得る構成で
あればその他の構成としてもよい。例えば、一端が処理
容器の内部に挿入され、他端が処理容器の外部に導出さ
れた2本の駆動用支軸を、基板保持台の相互に対向する
縁に、1本の仮想直線に沿うように取り付けてもよい。
【0042】また、上記実施例では、駆動源としてリニ
アモータを使用したが、その他の直動駆動源を用いても
よい。例えば、回転モータとボールねじの組み合わせを
用いてもよい。
【0043】また、上記実施例では、レーザアニール装
置を例にとって説明したが、実施例の直動機構をその他
の装置に適用することも可能である。例えば、特殊な薬
品を使用する場合のように、外界と遮断する必要のある
環境下において直動機構が必要な場合にも有効である。
【0044】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理容器内に摺動部分のない直動機構が得られるため、
処理容器内の汚染を抑制することができる。また、処理
対象物を保持する保持手段を加熱することにより熱歪が
発生しても、摺動部分が熱歪の影響を受けにくいため、
安定した並進移動を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による直動機構の概略断面図で
ある。
【図2】図1に示す直動機構を用いたレーザアニーリン
グ装置の概略平面図である。
【図3】レーザアニーリング装置用直動機構の他の構成
例を示す一部破断斜視図である。
【図4】図4に示すリニアモータの断面図である。
【図5】図4に示す直動機構の制御系のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 処理容器 2A、2B 駆動用支軸 3、5 結合部材 4 リニアガイド機構 6 リニアモータ 7 真空ベローズ 10 保持台 11 ヒータ 12 ピン 13 基板 14 石英窓 41 エキシマレーザ装置 42 ホモジナイザ 46 アッテネータ 52 搬送チャンバ 53、54 搬出入チャンバ 55〜57 ゲートバルブ 58 CCDカメラ 59 ビデオモニタ 61、62、63 真空ポンプ 64 搬送ロボット 65 制御装置 70 基台 71 処理容器 72 基板保持台 73 駆動用支軸 74 真空ベローズ 75 結合部材 80 リニアモータ 81 支持枠 82 永久磁石 83 コイル 84 リニアガイド 88 フォトセンサ 89 可動子 90 リニアエンコーダ 91 固定部 92 可動部 93 位置制御器 94 外乱補償器 95 リニアモータアンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空洞を有する処理容器と、 前記処理容器の内部空洞内に配置され、両端が処理容器
    の壁を貫通して外部まで導出された駆動用支軸と、 前記駆動用支軸が前記処理容器の壁を貫通する箇所にお
    いて、前記駆動用支軸がその軸方向に並進移動可能なよ
    うに、かつ前記処理容器の内部空洞の気密性が保たれる
    ように、内部空洞と外部とを隔離する気密機構と、 前記駆動用支軸の一方の端部に取り付けられ、該駆動用
    支軸が前記処理容器に対して軸方向に並進移動可能なよ
    うに駆動用支軸を支持するリニアガイド機構と、 前記駆動用支軸の他方の端部に取り付けられ、前記駆動
    用支軸を前記処理容器に対して軸方向に並進移動させる
    駆動機構と、 前記処理容器の内部空洞内において、前記駆動用支軸に
    取り付けられ、処理対象物を保持する保持手段とを有す
    る直動機構。
  2. 【請求項2】 前記保持手段が、処理対象物を加熱する
    ための加熱手段を有する請求項1に記載の直動機構。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記駆動用支軸の駆動方向に関する位置を検出する位置
    検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置情報に基づき、
    前記駆動機構に対して帰還制御を行う制御手段とを有す
    る請求項1または2に記載の直動機構。
  4. 【請求項4】 内部空洞を有する処理容器と、 前記処理容器の内部空洞内に配置され、処理対象物を保
    持する保持手段と、 前記保持手段を支持し、前記処理容器の壁を貫通して該
    処理容器の両側に導出された駆動用支軸と、 前記駆動用支軸が前記処理容器の壁を貫通する箇所にお
    いて、前記駆動用支軸がその軸方向に並進移動可能なよ
    うに、かつ前記処理容器の内部空洞の気密性が保たれる
    ように、内部空洞と外部とを隔離する気密機構と、 前記駆動用支軸の両端に取り付けられ、前記駆動用支軸
    を前記処理容器に対して軸方向に並進移動させる駆動機
    構とを有する直動機構。
  5. 【請求項5】 前記駆動用支軸の中央部が前記処理容器
    内に配置され、その両端が処理容器の壁を貫通して外部
    まで導出されており、 前記保持手段が前記駆動用支軸の中央部に固定されてい
    る請求項4に記載の直動機構。
  6. 【請求項6】 さらに、 前記駆動用支軸の駆動方向に関する位置を検出する位置
    検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置情報に基づき、
    前記駆動機構に対して帰還制御を行う制御手段とを有す
    る請求項4または5に記載の直動機構。
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