JPH102235A - ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ - Google Patents

ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ

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JPH102235A
JPH102235A JP15400896A JP15400896A JPH102235A JP H102235 A JPH102235 A JP H102235A JP 15400896 A JP15400896 A JP 15400896A JP 15400896 A JP15400896 A JP 15400896A JP H102235 A JPH102235 A JP H102235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のトルクアップ装置や油圧回路を利用し
つつ、簡素な構成で安価に実施できる遠心式ガバナを提
供する。 【解決手段】 燃料噴射ポンプのラックピン5を、ガバ
ナレバー1に係止したガバナスプリング8により当該ガ
バナレバー1を介して燃料増量側Rに弾圧するのに対し
て、ガバナレバー1に作用するガバナ力Fで燃料減量側
Lへ押圧するように構成する。エンジンの始動操作時に
は、ガバナスプリング8により2本式ガバナレバー1を
介してラックピン5を始動増量位置Stに弾圧し、エン
ジン始動回転速度からアイドリング回転速度に至るまで
は、ガバナスプリング8の張力に対してガバナ力Fとエ
ンジンの立ち上がり時の潤滑油圧Pによる燃料制限装置
10の揺動規制力とを対抗させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンの遠心式ガバナに関し、特に2本式ガバナレバーに
おいて、エンジン始動時の立ち上がりを速めることがで
きる遠心式ガバナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遠心式ガバナの従来技術として
は、本出願人の提案によるもので、例えば特開平5−1
41273号に開示されたものが知られている。この遠
心式ガバナは図4(A)に示すように、ガバナレバー1
01の燃料制限具112をアクチュエータ113で進退
調節駆動可能に構成するとともに、エンジンの回転速度
Nを速度センサ115で検出可能に構成し、速度センサ
115からの回転速度信号nに基づき、制御回路116
と駆動回路117とを介してアクチュエータ113で燃
料制限具112を進退駆動することによりガバナレバー
101を介して燃料噴射ポンプのラックピン105の位
置を調量移動するように構成されている。
【0003】即ち、図4(A)(B)に示すように、エ
ンジンの回転速度Nが、定格出力に対応する回転速度N
4 であれば制限具112を突出させてガバナレバー1を
全負荷相当位置4/4に揺動規制し、最大トルクに対応
する回転速度N3 であればトルクアップ位置Tuに後退
させ、エンジン始動時には、さらに始動増量位置Stま
で後退させるように構成されている。なお、図4(A)
中の符号119はオルタネータを示し、上記速度センサ
115はオルタネータ119に付設されて、発電周波数
からエンジンの回転速度Nを検出するように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、始動増量のために2本式ガバナレバーを使用しなく
て済みむが、上記制御回路116は、速度センサ115
からの回転速度信号nに基づき、所定の各回転速度N0
〜N5 に対応させて制限具112の進退駆動位置を算定
するための演算回路や記憶回路から成るマイクロコンピ
ュータを必要とするため、既存のトルクアップ装置や油
圧回路を利用することができず、コスト高につく。本発
明はこのような事情を考慮してなされたもので、既存の
トルクアップ装置や油圧回路を利用しつつ、簡素な構成
で安価に実施できる遠心式ガバナを提供することを技術
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものとして、以下のように構成される。請求項1に
記載した発明は、燃料噴射ポンプのラックピン5を、ガ
バナレバー1に係止したガバナスプリング8により当該
ガバナレバー1を介して燃料増量側Rに弾圧するのに対
して、上記ガバナレバー1に作用するガバナ力Fで燃料
減量側Lへ押圧するように構成したディーゼルエンジン
の遠心式ガバナにおいて、エンジンの過負荷運転状態で
は、エンジンの潤滑油圧Pで作動する燃料制限装置10
により2本式ガバナレバー1の第2レバー1Bを全負荷
相当位置4/4に揺動規制するとともに、トルクアップ
装置2により第1レバー1Aを介してラックピン5を全
負荷相当位置4/4からトルクアップ位置Tuまで調量
可能に構成し、エンジンの始動操作時には、上記ガバナ
スプリング8により2本式ガバナレバー1を介してラッ
クピン5を始動増量位置Stに弾圧し、エンジン始動回
転速度N0 からアイドリング回転速度N2 に至るまで
は、上記ガバナスプリング8の張力に対してガバナ力F
とエンジン立ち上がり時の燃料制限装置10の揺動規制
力とを対抗させるように構成した、ことを特徴とするも
のである。
【0006】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載したディーゼルエンジンの遠心式ガバナにおいて、前
記燃料制限装置10が、ガバナ機壁20を貫通し進退調
節自在に固定された油路形成ロッド11と、この油路形
成ロッド11に進退自在に外嵌されて第2レバー1Bを
揺動規制する袋筒状燃料制限具12aと、この袋筒状燃
料制限具12a内でその基端側鍔部14と油路形成ロッ
ド11に固設された先端側鍔部13との間に介装され、
当該袋筒状燃料制限具12aを後退側へ弾発付勢する弾
発バネ15とから構成した、ことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明に係る遠心式ガバナでは、
エンジンの始動操作時には、ガバナスプリング8により
2本式ガバナレバー1を介してラックピン5を始動増量
位置Stに弾圧する。そしてエンジンの始動回転速度N
0 からアイドリング回転速度N2 に至るまでは、ガバナ
力Fもエンジン立ち上がり時の潤滑油圧Pも弱い。つま
り、ガバナスプリング8の張力に対してガバナ力Fもエ
ンジンの潤滑油圧Pで作動する燃料制限装置10の揺動
規制力も弱い。このためラックピン5は、エンジンの始
動回転速度N0 からアイドリング回転速度N2 よりも低
い所定回転速度N1 になるまでは始動増量位置Stに止
まり、アイドリング回転速度N2 に至る間に始動増量位
置Stからトルクアップ位置Tuまで移動する。
【0008】上記のように、ラックピン5はエンジンの
始動回転速度N0 から所定回転速度N1 になるまで始動
増量位置Stに止まり、アイドリング回転速度N2 に至
る間に始動増量位置Stからトルクアップ位置Tuまで
移動するので、この超低速回転域(N0〜N2)では、よ
り多くの燃料が燃料噴射ポンプに供給されて、エンジン
の立ち上がり時間を短縮し、迅速にエンジンを立ち上げ
ることができる。加えて、図2(B)に示すように、上
記超低速回転域での軸トルクがアップするので、この超
低速回転域で作業機等を作動させる場合においても、エ
ンストしにくくなるという利点がある。また、本発明に
係る遠心式ガバナでは、燃料制限装置10をエンジンの
潤滑油圧Pで作動するように構成したことから、既存の
トルクアップ装置2や油圧回路を利用しつつ、簡素な構
成で安価に実施できる。
【0009】特に、請求項2に記載した遠心式ガバナで
は、第2レバー1Bを揺動規制する燃料制限具12を油
路形成ロッド11に進退自在に外嵌した袋筒状燃料制限
具12aで構成したことから、袋筒状燃料制限具12a
が油路形成ロッド11に対して進退する際に、こじれ等
による摺動抵抗が少なく、円滑に進退するので潤滑油圧
Pに対して応答感度が良くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいてさらに詳しく説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係る遠心式ガバナを模式的に示す概要図で
ある。この遠心式ガバナは、ディーゼルエンジンの燃料
噴射ポンプのラックピン5に2本式ガハナレバー1の第
1レバー1Aを連動連結するとともに、この第1レバー
1Aにガバナウエイトのガハナ力Fを作用させ、2本式
ガハナレバー1の第2レバー1Bにガバナスプリング8
を介して調速レバー7を連結し、ガバナスプリング8の
張力を調速レバー7で調節操作可能に構成されている。
【0011】つまり、エンジンの定格負荷運転時におい
ては、ガバナスプリング8によりラックピン5を燃料増
量側Rへ弾圧するのに対して、ガバナウエイトのガバナ
力Fにより第1レバー1Aを介してラックピン5を燃料
減量側Lへ押圧するように構成されている。また、燃料
制限装置10はエンジンの潤滑油圧Pで作動するように
構成され、この燃料制限装置10により第2レバー1B
を全負荷相当位置4/4に揺動規制するように構成し、
トルクアップ装置2は上記第1レバー1Aと第2レバー
1Bとの間に介在されている。
【0012】上記燃料制限装置10は、図1に示すよう
に、ガバナ機壁20を貫通し進退調節自在に固定された
油路形成ロッド11と、この油路形成ロッド11に進退
自在に外嵌された袋筒状燃料制限具12aと、この袋筒
状燃料制限具12a内でその基端側鍔部14と油路形成
ロッド11に固設された先端側鍔部13との間に介装さ
れ、当該袋筒状燃料制限具12aを後退側へ弾発付勢す
る弾発バネ15と、袋筒状燃料制限具12aの突出スト
ロークを規制するためにガバナ機壁20に対して進退調
節可能に設けられ筒状ストッパ16とから構成されてい
る。
【0013】上記油路形成ロッド11には油路18が形
成され、この油路18はガバナ機壁20内の潤滑油路2
1と連通孔17を介して連通している。また、袋筒状燃
料制限具12aの基端寄り及び先端寄りの適当箇所に
は、潤滑油のリーク孔22があけられている。この構成
によれば、袋筒状燃料制限具12aが油路形成ロッド1
1に対して進退する際に、後述する燃料制限ピン12b
と比較して、こじれ等による摺動抵抗が少なく、円滑に
進退するので潤滑油圧Pに対して応答感度が良くなる。
なお、図1中の符号25はガバナ機壁20を貫通する油
路形成ロッド11の基端部を進退調節自在に固定するナ
ット、26は袋ナット、27はエンジンの潤滑ポンプを
示す。
【0014】上記構成により、本遠心式ガバナは、図2
(A)〜(D)に示すように作用する。ここで、図2
(A)はエンジンの回転速度Nと燃料噴射ポンプのラッ
クピン位置との関係を、(B)は回転速度Nとクランク
軸トルクとの関係を、(C)は回転速度Nと袋筒状燃料
制限具12aの突出量との関係を、(D)は回転速度N
と潤滑油圧Pによる袋筒状燃料制限具12aの押圧力と
の関係を、それぞれ示している。
【0015】エンジンの始動操作前では、潤滑油路21
の潤滑油圧Pはゼロであるため、袋筒状燃料制限具12
aは弾発バネ15により後方へ付勢されて、第1レバー
1Aが始動増量可能となる位置まで後退している。この
とき調速レバー7をアイドリング位置にセットすると、
ガバナスプリング8の張力で2本式ガバナレバー1を介
して燃料噴射ポンプのラックピン5を始動増量位置St
に弾圧する。これによりエンジンの始動が容易になる。
【0016】エンジンの始動操作時点であるセルモータ
等による始動回転速度N0 (略300rpm)からアイド
リング回転速度N2 よりも低い所定の回転速度N1(略
700rpm)に至るまでは、図2(D)に示すように、
エンジンの立ち上がり潤滑油圧Pも弱いので、図2
(C)に示すように、袋筒状燃料制限具12aの突出量
はゼロになっている。つまり、前記ラックピン5は始動
回転速度N0 から所定回転速度N1 になるまで始動増量
位置Stに止まり、この間により多くの燃料が燃料噴射
ポンプに供給されて、エンジンの立ち上がり時間を短縮
し、迅速にエンジンを立ち上げることができる。
【0017】上記所定回転速度N1 からアイドリング回
転速度N2 に至る間に潤滑油圧Pも上昇して規定油圧P
0 になり、これに比例して袋筒状燃料制限具12aも規
定突出量aになる。そしてこの間に第2レバー1Bは始
動増量相当位置から全負荷相当位置4/4まで押し戻さ
れ、第1レバー1Aはガバナ力Fに押圧されて始動増量
位置Stからトルクアップ位置Tuまで移動する。
【0018】調速レバー7をアイドリング位置から高速
位置に引くと、定格負荷回転域では、第1レバー1Aと
第2レバー1Bとがトルクアップ装置2を介して密接し
た状態で、ガバナスプリング8の張力とこれに対抗する
ガバナ力Fとの釣り合いにより、第1レバー1Aを介し
てラックピン5を無負荷相当位置0/4と全負荷相当位
置4/4との間に位置させてエンジンを所定回転速度に
維持する。
【0019】また、過負荷回転域では、トルクアップ装
置2のトルクピン3が突出することにより、第1レバー
1Aは燃料増量側Rに移動し、ラックピン5を全負荷相
当位置4/4とトルクアップ位置TU との調量域内に調
量し、エンジンは粘り強さを発揮する。しかも、図2
(B)に示すように、アイドリング回転速度N2 以下の
超低速回転域において軸トルクがアップする。これによ
り、この超低速回転域で作業機等を作動させる場合で
も、エンストしにくくなる。
【0020】図3は本発明の第2の実施の形態に係る遠
心式ガバナの概要図である。図3に示すように、この遠
心式ガバナは燃料制限装置の構成を変更した点が先のも
のと異なり、その他の点は先のものと同様に構成されて
いる。この燃料制限装置10は、ガバナ機壁20を貫通
し進退調節自在に固定された油圧室本体11bと、この
油圧室本体11b内に進退自在に内嵌された燃料制限ピ
ン12bと、この油圧室本体11b内でその先端側内壁
と燃料制限ピン12bの内端鍔部13bとの間に介装さ
れ、当該燃料制限ピン12bを後退側へ弾発付勢する弾
発バネ15とから成り、図1のものと同様に作用するよ
うに構成されている。
【0021】上記のように、本発明による遠心式ガバナ
では、燃料制限具12を構成する袋筒状燃料制限具12
aや燃料制限ピン12bをエンジンの潤滑油圧Pで作動
させ、エンジン始動時の弱い潤滑油圧Pでガバナレバー
を介してラックピン5を始動増量位置に止まらせるよう
に構成したことから、より多くの燃料が燃料噴射ポンプ
に供給されて、エンジンの立ち上がり時間を短縮し、迅
速にエンジンを立ち上げることができる。しかも、超低
速回転域で作業機等を作動させる場合でも、エンストし
にくくなる。また、本発明によれば既存のトルクアップ
装置や油圧回路を利用できるので、簡素な構成で安価に
実施できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遠心式ガバナを
模式的に示す概要図である。
【図2】本発明に係る遠心式ガバナの作用説明図で、図
2(A)はエンジンの回転速度Nと燃料噴射ポンプのラ
ックピン位置との関係を、(B)は回転速度Nとクラン
ク軸トルクとの関係を、(C)は回転速度Nと袋筒状燃
料制限具12aの突出量との関係を、(D)は回転速度N
と潤滑油圧Pによる押圧力との関係を、それぞれ示すグ
ラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る遠心式ガバナ
の概要図である。
【図4】従来例に係る遠心式ガバナを示し、図4(A)
はその遠心式ガバナの図1相当図、図4(B)はその遠
心式ガバナによる図2(A)相当図である。
【符号の説明】
1…2本式ガバナレバー、1A…第1レバー、1B…第
2レバー、2…トルクアップ装置、5…ラックピン、7
…調速レバー、8…ガバナスプリング、10…燃料制限
装置、11…油路形成ロッド、12(12a・12b)
…燃料制限具(筒状燃料制限具、燃料制限ピン)、13
…油路形成ロッドの先端側鍔部、14…筒状燃料制限具
の基端側鍔部、15…弾発バネ、20…ガバナ機壁、4
/4…全負荷相当位置、F…ガバナ力、N0 …始動回転
速度、N2 …アイドリング回転速度、P…連携ロッドの
揺動支点、P…潤滑油圧、R…燃料増量側、L…燃料増
量側、ST …始動増量位置、TU …トルクアップ位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射ポンプのラックピン(5)を、
    ガバナレバー(1)に係止したガバナスプリング(8)
    により当該ガバナレバー(1)を介して燃料増量側
    (R)に弾圧するのに対して、上記ガバナレバー(1)
    に作用するガバナ力(F)で燃料減量側(L)へ押圧す
    るように構成したディーゼルエンジンの遠心式ガバナに
    おいて、 エンジンの過負荷運転状態では、エンジンの潤滑油圧
    (P)で作動する燃料制限装置(10)により2本式ガ
    バナレバー(1)の第2レバー(1B)を全負荷相当位
    置(4/4)に揺動規制するとともに、トルクアップ装
    置(2)により第1レバー(1A)を介してラックピン
    (5)を全負荷相当位置(4/4)からトルクアップ位
    置(Tu)まで調量可能に構成し、 エンジンの始動操作時には、上記ガバナスプリング
    (8)により2本式ガバナレバー(1)を介してラック
    ピン(5)を始動増量位置(St)に弾圧し、 エンジンの始動回転速度(N0)からアイドリング回転
    速度(N2)に至るまでは、上記ガバナスプリング
    (8)の張力に対してガバナ力(F)とエンジン立ち上
    がり時の燃料制限装置(10)の揺動規制力とを対抗さ
    せるように構成した、ことを特徴とするディーゼルエン
    ジンの遠心式ガバナ。
  2. 【請求項2】 前記燃料制限装置(10)は、ガバナ機
    壁(20)を貫通し進退調節自在に固定された油路形成
    ロッド(11)と、この油路形成ロッド(11)に進退
    自在に外嵌され、第2レバー(1B)を揺動規制する袋
    筒状燃料制限具(12a)と、この袋筒状燃料制限具
    (12a)内でその基端側鍔部(14)と油路形成ロッ
    ド(11)に固設された先端側鍔部(13)との間に介
    装され、当該袋筒状燃料制限具(12a)を後退側へ弾
    発付勢する弾発バネ(15)とから構成した、請求項1
    に記載したディーゼルエンジンの遠心式ガバナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100573294B1 (ko) * 2000-09-19 2006-04-24 가부시끼 가이샤 구보다 과급기가 장착된 엔진의 연료제한장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100573294B1 (ko) * 2000-09-19 2006-04-24 가부시끼 가이샤 구보다 과급기가 장착된 엔진의 연료제한장치

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