JPH10222650A - 柄編集装置 - Google Patents
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- JPH10222650A JPH10222650A JP9028703A JP2870397A JPH10222650A JP H10222650 A JPH10222650 A JP H10222650A JP 9028703 A JP9028703 A JP 9028703A JP 2870397 A JP2870397 A JP 2870397A JP H10222650 A JPH10222650 A JP H10222650A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一の単位柄が繰り返されて表された歪みの
ある生地の画像から、歪みのない単位柄の画像を容易に
取り出すことができる柄編集装置を提供すること。 【解決手段】 同一の単位柄が繰り返し表された布地等
から取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を柄
抽出処理により抽出し（Ｓ１０３）、その抽出処理によ
り抽出された１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配
置して連続柄画像をディスプレイ５に表示し（Ｓ１０
４）、ディスプレイ５に表示された連続柄画像中の単位
柄の歪みを歪み修正処理により修正する（Ｓ１０６）。
ある生地の画像から、歪みのない単位柄の画像を容易に
取り出すことができる柄編集装置を提供すること。 【解決手段】 同一の単位柄が繰り返し表された布地等
から取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を柄
抽出処理により抽出し（Ｓ１０３）、その抽出処理によ
り抽出された１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配
置して連続柄画像をディスプレイ５に表示し（Ｓ１０
４）、ディスプレイ５に表示された連続柄画像中の単位
柄の歪みを歪み修正処理により修正する（Ｓ１０６）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地等の柄を画像
表示させて柄の編集を行うようにした柄編集装置に関す
るものである。
表示させて柄の編集を行うようにした柄編集装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、衣服を実際に作らずに、コンピュ
ータを用いて衣服のできあがり状態を表示する試みが行
われており、その方法の１つに次のようなものがある。
ータを用いて衣服のできあがり状態を表示する試みが行
われており、その方法の１つに次のようなものがある。
【０００３】まず、無地の生地を用いて衣服を作成し、
その衣服をカメラ等で撮影して得られる画像をコンピュ
ータ上に記憶しておく。同様に、柄が表された何種類か
の生地をカメラ等で撮影して得られた画像をコンピュー
タ上に記憶しておく。次に、これらの生地の画像から１
つを選択して、前記衣服の画像と合成し、得られた合成
画像を画面に表示するというものである。
その衣服をカメラ等で撮影して得られる画像をコンピュ
ータ上に記憶しておく。同様に、柄が表された何種類か
の生地をカメラ等で撮影して得られた画像をコンピュー
タ上に記憶しておく。次に、これらの生地の画像から１
つを選択して、前記衣服の画像と合成し、得られた合成
画像を画面に表示するというものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法において、合成に用いられる生地の画像が小さ
い場合には、生地の画像を繰り返し用いて衣服の画像と
合成しなければならないが、この合成処理において、生
地の画像の繋ぎ目のところで生地の柄がずれてしまうこ
とがあった。
来の方法において、合成に用いられる生地の画像が小さ
い場合には、生地の画像を繰り返し用いて衣服の画像と
合成しなければならないが、この合成処理において、生
地の画像の繋ぎ目のところで生地の柄がずれてしまうこ
とがあった。
【０００５】一方、同じ柄が繰り返されて出来ている生
地を用いた場合、理論的には、その１柄分の画像をいく
つか繋ぎ合わせることにより、繋ぎ目において柄のずれ
がない画像を得ることができる筈である。しかしなが
ら、実際の生地を撮影した画像には歪みがあるため、１
柄分を長方形として取り出すことが難しく、また取り出
したとしても、歪みのために繋ぎ目で柄のずれができて
しまうことがあった。このため、柄がずれないようにす
るには、衣服の画像より大きな生地の画像を用いなけれ
ばならず、そのため大きな記憶容量が必要となるという
問題があった。さらに、大きな画像を得るための生地の
撮影が困難であるという問題もあった。
地を用いた場合、理論的には、その１柄分の画像をいく
つか繋ぎ合わせることにより、繋ぎ目において柄のずれ
がない画像を得ることができる筈である。しかしなが
ら、実際の生地を撮影した画像には歪みがあるため、１
柄分を長方形として取り出すことが難しく、また取り出
したとしても、歪みのために繋ぎ目で柄のずれができて
しまうことがあった。このため、柄がずれないようにす
るには、衣服の画像より大きな生地の画像を用いなけれ
ばならず、そのため大きな記憶容量が必要となるという
問題があった。さらに、大きな画像を得るための生地の
撮影が困難であるという問題もあった。
【０００６】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、同一の単位柄が繰り返されて表
された歪みのある生地の画像から、歪みのない単位柄の
画像を容易に取り出すことができる柄編集装置を提供す
ることを目的とする。
になされたものであり、同一の単位柄が繰り返されて表
された歪みのある生地の画像から、歪みのない単位柄の
画像を容易に取り出すことができる柄編集装置を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の柄編集装置は、布地等の
柄を画像表示させて柄の編集を行うようにしたものを対
象として、特に、同一の単位柄が繰り返し表された布地
等から取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を
抽出するための抽出手段と、その抽出手段により抽出さ
れた１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配置して連
続柄画像を表示するための表示手段と、その表示手段に
表示された連続柄画像中の単位柄の歪みを修正するため
の修正手段とを備えている。
に、本発明の請求項１に記載の柄編集装置は、布地等の
柄を画像表示させて柄の編集を行うようにしたものを対
象として、特に、同一の単位柄が繰り返し表された布地
等から取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を
抽出するための抽出手段と、その抽出手段により抽出さ
れた１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配置して連
続柄画像を表示するための表示手段と、その表示手段に
表示された連続柄画像中の単位柄の歪みを修正するため
の修正手段とを備えている。
【０００８】従って、前記抽出手段は、同一の単位柄が
繰り返し表された布地等から取り込んだ元の画像から、
１つの単位柄の画像を抽出し、前記表示手段は、その抽
出手段により抽出された１つの単位柄の画像を同一平面
上で連続配置して連続柄画像を表示し、前記修正手段
は、その表示手段に表示された連続柄画像中の単位柄の
歪みを修正する。
繰り返し表された布地等から取り込んだ元の画像から、
１つの単位柄の画像を抽出し、前記表示手段は、その抽
出手段により抽出された１つの単位柄の画像を同一平面
上で連続配置して連続柄画像を表示し、前記修正手段
は、その表示手段に表示された連続柄画像中の単位柄の
歪みを修正する。
【０００９】また、請求項２に記載の柄編集装置は、前
記抽出手段が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を
含む四角形を指定するための指定部と、その指定部によ
り指定された四角形を長方形に変換するための変換部と
から構成され、前記修正手段が、前記表示手段に表示さ
れた連続柄画像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割
するための分割部と、その分割部により分割された各四
角形内の画像を変形するための変形部とから構成されて
いる。
記抽出手段が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を
含む四角形を指定するための指定部と、その指定部によ
り指定された四角形を長方形に変換するための変換部と
から構成され、前記修正手段が、前記表示手段に表示さ
れた連続柄画像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割
するための分割部と、その分割部により分割された各四
角形内の画像を変形するための変形部とから構成されて
いる。
【００１０】従って、前記抽出手段において、前記指定
部が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を含む四角
形を指定し、前記変換部が、その指定部により指定され
た四角形を長方形に変換する。また、前記修正手段にお
いて、前記分割部が前記表示手段に表示された連続柄画
像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割し、前記変形
部がその分割部により分割された各四角形内の画像を変
形する。
部が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を含む四角
形を指定し、前記変換部が、その指定部により指定され
た四角形を長方形に変換する。また、前記修正手段にお
いて、前記分割部が前記表示手段に表示された連続柄画
像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割し、前記変形
部がその分割部により分割された各四角形内の画像を変
形する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面を参照して説明する。
の形態を図面を参照して説明する。
【００１２】図１に示すように、本実施の形態の柄編集
装置は、ＣＰＵ１にＲＯＭ２、ＲＡＭ３、マウス４、デ
ィスプレイ５、が接続されている。尚、ＣＰＵ１が本発
明の抽出手段及び修正手段を、ＣＰＵ１とディスプレイ
５とが表示手段をそれぞれ構成するものである。
装置は、ＣＰＵ１にＲＯＭ２、ＲＡＭ３、マウス４、デ
ィスプレイ５、が接続されている。尚、ＣＰＵ１が本発
明の抽出手段及び修正手段を、ＣＰＵ１とディスプレイ
５とが表示手段をそれぞれ構成するものである。
【００１３】ＣＰＵ１は、中央演算処理装置であり、各
種の演算を行うものである。ＲＯＭ２は、本画像処理装
置の動作を制御するためのプログラムを記憶する読み取
り専用のメモリである。ＲＡＭ３は、各種のデータを記
憶したり、ＣＰＵ１の処理に必要なワークエリアが設け
られる読み書き可能なメモリである。マウス４は、ＣＰ
Ｕ１に対して各種の指示を行うために用いられる入力装
置である。ディスプレイ５は、表示装置であり、ＣＰＵ
１によりＲＯＭ２に記憶されているプログラムに基づい
て各種の編集メニューを表示したり、編集中の画像デー
タを逐次表示するための装置である。ユーザは、前記デ
ィスプレイ５に表示された編集メニューよりマウス４を
用いて各種のコマンドを選択することができる。
種の演算を行うものである。ＲＯＭ２は、本画像処理装
置の動作を制御するためのプログラムを記憶する読み取
り専用のメモリである。ＲＡＭ３は、各種のデータを記
憶したり、ＣＰＵ１の処理に必要なワークエリアが設け
られる読み書き可能なメモリである。マウス４は、ＣＰ
Ｕ１に対して各種の指示を行うために用いられる入力装
置である。ディスプレイ５は、表示装置であり、ＣＰＵ
１によりＲＯＭ２に記憶されているプログラムに基づい
て各種の編集メニューを表示したり、編集中の画像デー
タを逐次表示するための装置である。ユーザは、前記デ
ィスプレイ５に表示された編集メニューよりマウス４を
用いて各種のコマンドを選択することができる。
【００１４】次に、図２に示すフローチャートに従っ
て、柄編集装置の編集処理を説明する。
て、柄編集装置の編集処理を説明する。
【００１５】予め、これから１つの柄を取り出そうとし
ている、歪みを持った同じ柄が繰り返されて出来ている
画像をＲＡＭ３から読み出し、ディスプレイ５に表示し
ておく。この時、ディスプレイ５には編集メニューとし
て、「単位柄抽出」と「歪み補正」、「終了」が表示さ
れている。
ている、歪みを持った同じ柄が繰り返されて出来ている
画像をＲＡＭ３から読み出し、ディスプレイ５に表示し
ておく。この時、ディスプレイ５には編集メニューとし
て、「単位柄抽出」と「歪み補正」、「終了」が表示さ
れている。
【００１６】最初に、ディスプレイ５に表示されている
編集メニューをマウス４で選択する（ステップ１０１、
以下Ｓ１０１と称する。他のステップも同様。）。ここ
で、「単位柄抽出」が選択されれば（Ｓ１０２：Ｙ）、
単位柄抽出処理を行う（Ｓ１０３）。
編集メニューをマウス４で選択する（ステップ１０１、
以下Ｓ１０１と称する。他のステップも同様。）。ここ
で、「単位柄抽出」が選択されれば（Ｓ１０２：Ｙ）、
単位柄抽出処理を行う（Ｓ１０３）。
【００１７】次に、前記単位柄抽出処理で取り出された
単位柄の画像を、図３に示すように、同一平面上で複数
連結させた連続柄画像をディスプレイ５に表示し（Ｓ１
０４）、編集メニューに戻る（Ｓ１０１）。
単位柄の画像を、図３に示すように、同一平面上で複数
連結させた連続柄画像をディスプレイ５に表示し（Ｓ１
０４）、編集メニューに戻る（Ｓ１０１）。
【００１８】ここで、ディスプレイ５上で単位柄の画像
の繋ぎ目を見て、柄のずれがあるようならば、編集メニ
ューから「歪み補正」を選択し（Ｓ１０５：Ｙ）、歪み
補正処理を行い（Ｓ１０６）、補正処理後の画像をディ
スプレイ５に表示し（Ｓ１０４）、編集メニューに戻る
（Ｓ１０１）。
の繋ぎ目を見て、柄のずれがあるようならば、編集メニ
ューから「歪み補正」を選択し（Ｓ１０５：Ｙ）、歪み
補正処理を行い（Ｓ１０６）、補正処理後の画像をディ
スプレイ５に表示し（Ｓ１０４）、編集メニューに戻る
（Ｓ１０１）。
【００１９】画面上で柄のずれが解消されない場合は、
再び「歪み補正」選択し（Ｓ１０５：Ｙ）、歪み補正処
理を繰り返す（Ｓ１０６）。このようにして、柄のずれ
がなくなれば編集メニューで「終了」を選択して（Ｓ１
０７：Ｙ）、編集処理を終了する。
再び「歪み補正」選択し（Ｓ１０５：Ｙ）、歪み補正処
理を繰り返す（Ｓ１０６）。このようにして、柄のずれ
がなくなれば編集メニューで「終了」を選択して（Ｓ１
０７：Ｙ）、編集処理を終了する。
【００２０】次に、単位柄抽出処理について、図４を参
照して説明する。最初に、ユーザが、マウス４を用い
て、ディスプレイに表示されている同一の単位柄が繰り
返されて表されている画像上で１つの単位柄を含む四角
形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４を指定する（図４（ａ））。
照して説明する。最初に、ユーザが、マウス４を用い
て、ディスプレイに表示されている同一の単位柄が繰り
返されて表されている画像上で１つの単位柄を含む四角
形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４を指定する（図４（ａ））。
【００２１】次に、ｗｉｄｔｈ＝線分Ｐ１Ｐ２の長さ、
ｈｅｉｇｈｔ＝線分Ｐ１Ｐ４の長さとして、幅としてｗ
ｉｄｔｈ、高さとしてｈｅｉｇｈｔをもつ長方形を設定
する（図４（ｃ））。
ｈｅｉｇｈｔ＝線分Ｐ１Ｐ４の長さとして、幅としてｗ
ｉｄｔｈ、高さとしてｈｅｉｇｈｔをもつ長方形を設定
する（図４（ｃ））。
【００２２】次に、長方形内の点（Ｕ、Ｖ）に対して、
四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の点（Ｘ、Ｙ）を次のように
対応づける（図４（ｂ），（ｃ））。長方形内の点の座
標を（Ｕ、Ｖ）、対応する四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の
点の座標を（Ｘ、Ｙ）とする。一方、線分Ｐ１Ｐ２を
Ｕ：ｗｉｄｔｈに内分する点をＰＸ、線分Ｐ１Ｐ４を
Ｖ：ｈｅｉｇｈｔに内分する点をＰＹとする。四角形Ｐ
１Ｐ２Ｐ３Ｐ４において、向かい合う線分Ｐ１Ｐ４とＰ
２Ｐ３とをそれぞれ延長した直線の交点を求める。交点
が存在すれば、交点から点ＰＸに向かうベクトルをＶ
Ｘ、交点がなければ点Ｐ１から点Ｐ４に向かうベクトル
をＶＸとする。同じように、線分Ｐ１Ｐ２と線分Ｐ４Ｐ
３とをそれぞれ延長した直線の交点を求め、交点が存在
すれば、交点からＰＹにむかうベクトルをＶＹ、交点が
なければ点Ｐ１から点Ｐ２にむかうベクトルをＶＹとす
る。点ＰＸを通りベクトルＶＸに平行な直線と点ＰＹを
通りベクトルＶＹに平行な直線の交点を（Ｘ、Ｙ）とす
る。
四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の点（Ｘ、Ｙ）を次のように
対応づける（図４（ｂ），（ｃ））。長方形内の点の座
標を（Ｕ、Ｖ）、対応する四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の
点の座標を（Ｘ、Ｙ）とする。一方、線分Ｐ１Ｐ２を
Ｕ：ｗｉｄｔｈに内分する点をＰＸ、線分Ｐ１Ｐ４を
Ｖ：ｈｅｉｇｈｔに内分する点をＰＹとする。四角形Ｐ
１Ｐ２Ｐ３Ｐ４において、向かい合う線分Ｐ１Ｐ４とＰ
２Ｐ３とをそれぞれ延長した直線の交点を求める。交点
が存在すれば、交点から点ＰＸに向かうベクトルをＶ
Ｘ、交点がなければ点Ｐ１から点Ｐ４に向かうベクトル
をＶＸとする。同じように、線分Ｐ１Ｐ２と線分Ｐ４Ｐ
３とをそれぞれ延長した直線の交点を求め、交点が存在
すれば、交点からＰＹにむかうベクトルをＶＹ、交点が
なければ点Ｐ１から点Ｐ２にむかうベクトルをＶＹとす
る。点ＰＸを通りベクトルＶＸに平行な直線と点ＰＹを
通りベクトルＶＹに平行な直線の交点を（Ｘ、Ｙ）とす
る。
【００２３】このようにして、長方形内の全ての点に対
して、四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の対応する点を求め、
長方形内の点での画像の値に、対応する四角形内の点の
画像データ、即ちＲＧＢの値を割り当てる。このように
四角形を長方形に変換することにより単位柄の画像を抽
出する。
して、四角形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４内の対応する点を求め、
長方形内の点での画像の値に、対応する四角形内の点の
画像データ、即ちＲＧＢの値を割り当てる。このように
四角形を長方形に変換することにより単位柄の画像を抽
出する。
【００２４】尚、マウス４が本発明の指定部に、Ｓ１０
３の柄抽出処理が変換部にそれぞれ相当するものであ
る。
３の柄抽出処理が変換部にそれぞれ相当するものであ
る。
【００２５】次に、歪み補正処理について、図５を用い
て説明する。ユーザが、マウス４を用いてディスプレイ
上に表示されている１つの単位柄の画像に線を引くこと
により、長方形を複数の四角形に分割する。図５では、
長方形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４に線Ｑ１Ｑ２と線Ｑ３Ｑ４を引
いて４つの長方形Ｐ１Ｑ１ＰＱ３、Ｑ１Ｐ２Ｑ４Ｐ、Ｐ
Ｑ４Ｐ３Ｑ２、Ｑ３ＰＱ２Ｐ４に分割している。なお、
ここでＰは線Ｑ１Ｑ２とＱ３Ｑ４との交点である。次
に、マウス４で前記四角形のいずれかの点を選択し、点
を上下左右のいずれかに移動することにより、各長方形
を変形する。図では点Ｐを移動している。変形前の各四
角形と変形後の各四角形とを、前記単位柄抽出処理と同
様の手順で対応させる。
て説明する。ユーザが、マウス４を用いてディスプレイ
上に表示されている１つの単位柄の画像に線を引くこと
により、長方形を複数の四角形に分割する。図５では、
長方形Ｐ１Ｐ２Ｐ３Ｐ４に線Ｑ１Ｑ２と線Ｑ３Ｑ４を引
いて４つの長方形Ｐ１Ｑ１ＰＱ３、Ｑ１Ｐ２Ｑ４Ｐ、Ｐ
Ｑ４Ｐ３Ｑ２、Ｑ３ＰＱ２Ｐ４に分割している。なお、
ここでＰは線Ｑ１Ｑ２とＱ３Ｑ４との交点である。次
に、マウス４で前記四角形のいずれかの点を選択し、点
を上下左右のいずれかに移動することにより、各長方形
を変形する。図では点Ｐを移動している。変形前の各四
角形と変形後の各四角形とを、前記単位柄抽出処理と同
様の手順で対応させる。
【００２６】尚、マウス４及びＣＰＵ１が本発明の分割
部に、Ｓ１０６の歪み補正処理が変形部にそれぞれ相当
するものである。
部に、Ｓ１０６の歪み補正処理が変形部にそれぞれ相当
するものである。
【００２７】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【００２８】例えば、前記実施の形態においては、編集
処理として単位柄抽出処理と歪み補正処理のみを行うこ
ととしたが、例えば、単位柄の画像を縮小してから抽出
処理を行い、連続配置して表示する際に元の大きさに拡
大するように構成すれば、より小さな記憶容量で処理が
可能である。
処理として単位柄抽出処理と歪み補正処理のみを行うこ
ととしたが、例えば、単位柄の画像を縮小してから抽出
処理を行い、連続配置して表示する際に元の大きさに拡
大するように構成すれば、より小さな記憶容量で処理が
可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項１に記載の柄編集装置は、布地等の柄を
画像表示させて柄の編集を行うようにしたものを対象と
して、特に、同一の単位柄が繰り返し表された布地等か
ら取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を抽出
するための抽出手段と、その抽出手段により抽出された
１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配置して連続柄
画像を表示するための表示手段と、その表示手段に表示
された連続柄画像中の単位柄の歪みを修正するための修
正手段とを備えている。
本発明の請求項１に記載の柄編集装置は、布地等の柄を
画像表示させて柄の編集を行うようにしたものを対象と
して、特に、同一の単位柄が繰り返し表された布地等か
ら取り込んだ元の画像から、１つの単位柄の画像を抽出
するための抽出手段と、その抽出手段により抽出された
１つの単位柄の画像を同一平面上で連続配置して連続柄
画像を表示するための表示手段と、その表示手段に表示
された連続柄画像中の単位柄の歪みを修正するための修
正手段とを備えている。
【００３０】従って、同一の単位柄が繰り返されて表示
される歪みのある生地の画像から、１つの単位柄分の画
像を取り出すことができる。また、単位柄を連結した状
態の画像が表示されるため、繋ぎ目での柄のずれの有無
が一目でわかり、繋ぎ目で柄がずれないように歪みを修
正することができる。そのため、このようにして取り出
された単位柄の画像を繋ぎ合わせても、繋ぎ目で柄がず
れないため、衣服の画像と合成する場合に大きな画像を
必要としないので小さな記憶容量ですむ。
される歪みのある生地の画像から、１つの単位柄分の画
像を取り出すことができる。また、単位柄を連結した状
態の画像が表示されるため、繋ぎ目での柄のずれの有無
が一目でわかり、繋ぎ目で柄がずれないように歪みを修
正することができる。そのため、このようにして取り出
された単位柄の画像を繋ぎ合わせても、繋ぎ目で柄がず
れないため、衣服の画像と合成する場合に大きな画像を
必要としないので小さな記憶容量ですむ。
【００３１】また、請求項２に記載の柄編集装置は、前
記抽出手段が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を
含む四角形を指定するための指定部と、その指定部によ
り指定された四角形を長方形に変換するための変換部と
から構成され、前記修正手段が、前記表示手段に表示さ
れた連続柄画像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割
するための分割部と、その分割部により分割された各四
角形内の画像を変形するための変形部とから構成されて
いる。
記抽出手段が、前記元の画像上で、抽出対象の単位柄を
含む四角形を指定するための指定部と、その指定部によ
り指定された四角形を長方形に変換するための変換部と
から構成され、前記修正手段が、前記表示手段に表示さ
れた連続柄画像中の単位柄の画像を複数の四角形に分割
するための分割部と、その分割部により分割された各四
角形内の画像を変形するための変形部とから構成されて
いる。
【００３２】従って、前記抽出手段により、抽出対象の
単位柄を長方形の形で抽出することができる。また、前
記修正手段により前記連続柄画像中の単位柄の画像を自
在に変形することができるので、確実に単位柄の歪み修
正することができる。
単位柄を長方形の形で抽出することができる。また、前
記修正手段により前記連続柄画像中の単位柄の画像を自
在に変形することができるので、確実に単位柄の歪み修
正することができる。
【図１】本発明の実施の形態の柄編集装置のシステム構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】編集処理を示すフローチャートである。
【図３】単位柄の画像を連続配置した表示状態を示す図
である。
である。
【図４】単位柄抽出処理を説明する説明図である。
【図５】歪み補正処理を説明する説明図である。
１ ＣＰＵ ２ ＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ マウス ５ ディスプレイ
Claims (2)
- 【請求項１】 布地等の柄を画像表示させて柄の編集を
行うようにした柄編集装置において、 同一の単位柄が繰り返し表された布地等から取り込んだ
元の画像から、１つの単位柄の画像を抽出するための抽
出手段と、 その抽出手段により抽出された１つの単位柄の画像を同
一平面上で連続配置して連続柄画像を表示するための表
示手段と、 その表示手段に表示された連続柄画像中の単位柄の歪み
を修正するための修正手段とを備えたことを特徴とする
柄編集装置。 - 【請求項２】 前記抽出手段は、前記元の画像上で、抽
出対象の単位柄を含む四角形を指定するための指定部
と、その指定部により指定された四角形を長方形に変換
するための変換部とから構成され、 前記修正手段は、前記表示手段に表示された連続柄画像
中の単位柄の画像を複数の四角形に分割するための分割
部と、その分割部により分割された各四角形内の画像を
変形するための変形部とから構成されたことを特徴とす
る請求項１に記載の柄編集装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9028703A JPH10222650A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 柄編集装置 |
| US09/021,209 US6282329B1 (en) | 1997-02-13 | 1998-02-10 | Pattern editing system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9028703A JPH10222650A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 柄編集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10222650A true JPH10222650A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12255835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9028703A Pending JPH10222650A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 柄編集装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6282329B1 (ja) |
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