JPH10221692A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10221692A
JPH10221692A JP2651697A JP2651697A JPH10221692A JP H10221692 A JPH10221692 A JP H10221692A JP 2651697 A JP2651697 A JP 2651697A JP 2651697 A JP2651697 A JP 2651697A JP H10221692 A JPH10221692 A JP H10221692A
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JP
Japan
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light
lcd
image
light emitting
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Withdrawn
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JP2651697A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ejima
聡 江島
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH10221692A publication Critical patent/JPH10221692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCDのバックライトを高輝度、高能率化す
る。 【解決手段】 LCD6の画素に具備されている色フィ
ルタに対応する波長帯域の発光色を有するR,G,Bの
発光ダイオード63を、LCD6に表示されている画像
に応じて駆動して発光させる。発光ダイオード63より
射出された光は、混色板61bにより均一になるように
混色されて、LCD6に入射され、液晶の状態に応じて
透過または遮光され、所定の画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関し、
特に、複数の色フィルタが設けられた複数の画素のそれ
ぞれの光の透過率を制御することにより画像を表示する
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCD(Liquid Crystal Display)など
の表示装置では、画素自体が発光しないため、適当な照
明装置を用いて画面を照明する必要がある。
【0003】このような照明装置としては、冷陰極蛍光
灯(以下、CFL(Cold FilamentLmap)という)と導
光板により構成されるバックライト(面光源パネル)が
多用されている。
【0004】このような照明装置の動作原理は、CFL
から照射された光を導光板のエッジ(端面)から入射
し、内部で反射させながら所定の位置まで導き、導光板
の背面に形成されている反射ドットなどにより反射、拡
散させてLCDを照明するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CFL
は、通常の蛍光灯と異なり、電極を加熱して熱電子を放
出させる構造ではないため、陰極降下電圧が高く、ま
た、ガス圧が高いことから、放電電圧は熱陰極管(通常
の蛍光灯)よりも非常に高圧(300V乃至700V程
度)となる。
【0006】したがって、商用電源(100V)や、電
池などを用いてCFLを点灯しようとする場合には、イ
ンバータを用いて電源電圧を昇圧する必要がある。
【0007】ところで、インバータでは、高い変換効率
を得るためには、発振周波数を高く設定する必要がある
が、発振周波数を高く設定すると高周波ノイズが発生し
て装置の誤動作の原因となったり、あるいは周囲の電子
機器に悪影響を与える可能性が生ずるという課題があっ
た。
【0008】また、インバータを高周波で発振させた場
合には、CFLと周囲の導電体との間の寄生容量が無視
できなくなり、この寄生容量とCFLとの間で容量分圧
効果が生じて、CFLの発光強度が低下するという課題
があった。
【0009】更に、インバータは、その構成要素として
トランスが必要であるが、トランスは小型化が難しいの
で、装置全体を小型化することが困難であるという課題
があった。
【0010】更にまた、LCDは、温度が上昇すると、
液晶分子の熱振動に起因して、直行、平行の屈折率の差
がなくなり、ON/OFF機能が消失する。CFLは、
発光時に多少の発熱を伴うので、この熱がLCDに影響
を与え、その結果、表示が適正に行われなくなることが
あるという課題もあった。
【0011】また、インバータとCFLの組み合わせに
よる照明装置は、電気エネルギを光に変換する変換効率
が余り高くはないため、電力の損失が大きくなるという
課題もあった。
【0012】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、LCDなどの表示装置に用いて好適
な、小型で、高輝度、高能率、低ノイズであり、また、
発熱の少ない照明装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の表示装
置は、色フィルタのそれぞれの透過帯域に対応する波長
帯域で発光する複数の発光手段を備えることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明を適用した電子カ
メラの一実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の
電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合におい
て、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ側に
向けられる面が面X2とされている。面X1の上端部に
は、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファインダ
2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、及び被写
体を照明する光を発光する発光部(ストロボ)4が設け
られている。
【0016】さらに、面X1には、ストロボ4を発光さ
せて撮影を行うときに、ストロボ4を発光させる前に発
光させて赤目を軽減する赤目軽減ランプ15、CCD2
0(図4)の動作を停止させているときに測光を行う測
光素子16、および、CCD20の動作を停止させてい
るときに測色を行う測色素子17が設けられている。
【0017】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1のファインダ2、操作レンズ3、発光部4が形
成されている上端部に対応する位置)には、上記ファイ
ンダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を
出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2に
形成されているLCD6及び操作キー7は、ファインダ
2、撮影レンズ3、発光部4及びスピーカ5よりも、鉛
直下側に形成されている。LCD6の表面上には、後述
するペン型指示装置の接触操作により、指示された位置
に対応する位置データを出力する、いわゆるタッチタブ
レット6Aが配置されている。
【0018】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0019】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザに
よる操作(入力)を検知し、CPU39(図6:制御手
段)に供給するようになされている。
【0020】操作キー7のうちのメニューキー7Aは、
LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作される
キーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択され
た記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0021】クリアキー7Cは、記録した情報を削除す
る場合に操作されるキーである。キャンセルキー7D
は、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0022】面X2には、LCD6を使用していないと
きに保護する、しゅう動自在なLCDカバー14が設け
られている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動さ
せた場合、図3に示すように、LCD6及びタッチタブ
レット6Aを覆うようになされている。また、LCDカ
バー14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6及びタ
ッチタブレット6Aが現れるとともに、LCDカバー1
4の腕部14Aによって、面Y2に配置された電源スイ
ッチ11(後述)がオン状態に切り換えられるようにな
されている。
【0023】この電子カメラ1の上面である面Zには、
音声を集音するマイクロホン8、及び図示せぬイヤホン
が接続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0024】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10と、撮影時の連
写モードを切り換えるときに操作される連写モード切り
換えスイッチ13が設けられている。このレリーズスイ
ッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13は、面X
1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ
3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。
【0025】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、電源スイッチ11が設けられている。この録音ス
イッチ12及び電源スイッチ11は、上記レリーズスイ
ッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13と同様
に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮
影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されてい
る。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイ
ッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちら
の手で持っても、違和感のないように構成されている。
【0026】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0027】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0028】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0029】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0030】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図4は、図1及び図2に示す電子カメラの内
部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影レ
ンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レン
ズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光電
変換するようになされている。
【0031】ファインダ内表示素子26は、ファインダ
2の視野内に配置され、ファインダ2を介して被写体を
視ているユーザに対して、各種機能の設定状態などを表
示するようになされている。
【0032】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供
給される。また、LCD6の鉛直下側には、バッテリ2
1とともに、発光部4に光を発光させるための電荷を蓄
積しているコンデンサ22が配置されている。さらに、
LCD6の後方には、バックライト61が配置されてお
り、LCD6を後方から照明するようになされている。
【0033】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する、種々の制御回路が形成されている。ま
た、回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間に
は、挿抜可能なメモリカード24が設けられており、こ
の電子カメラ1に入力される各種の情報が、それぞれ、
メモリカード24の予め設定されている領域に記録され
る。
【0034】さらに、電源スイッチ11に隣接して配置
されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧さ
れている間のみオン状態となるスイッチであり、LCD
カバー14を鉛直下方向に移動させた場合、図5(a)
に示すように、LCDカバー14の腕部14Aによっ
て、電源スイッチ11とともにオン状態に切り換えられ
るようになされている。
【0035】なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位
置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25
とは独立に、ユーザによって操作される。例えば、LC
Dカバー14が閉じられ、電子カメラ1が使用されてい
ない場合、図5(b)に示すように、電源スイッチ11
及びLCDスイッチ25がオフ状態になっている。この
状態において、ユーザが電源スイッチ11を図5(c)
に示すように、オン状態に切り換えると、電源スイッチ
11はオン状態となるが、LCDスイッチ25は、オフ
状態のままである。一方、図5(b)に示すように、電
源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態にな
っているとき、LCDカバー14が開かれると、図5
(a)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイ
ッチ25がオン状態となる。そして、この後、LCDカ
バー14を閉じると、LCDスイッチ25だけが、図5
(c)に示すように、オフ状態となる。
【0036】なお、本実施例においては、メモリカード
24は挿抜可能とされているが、回路基板23上にメモ
リを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とするよう
にしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)に記
録されている各種情報を、図示せぬインタフェースを介
して外部のパーソナルコンピュータに出力することがで
きるようにしてもよい。
【0037】次に、本実施例の電子カメラ1の内部の電
気的構成を、図6のブロック図を参照して説明する。複
数の画素を備えているCCD20は、各画素に結像した
光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するようにな
されている。デジタルシグナルプロセッサ(以下、DS
Pという)33は、CCD20にCCD水平駆動パルス
を供給するとともに、CCD駆動回路34を制御し、C
CD20にCCD垂直駆動パルスを供給させるようにな
されている。
【0038】画像処理部31は、CPU39に制御さ
れ、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミ
ングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、
所定のレベルに増幅するようになされている。アナログ
/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)3
2は、画像処理部31でサンプリングした画像信号をデ
ジタル化してDSP33に供給するようになされてい
る。
【0039】DSP33は、バッファメモリ36および
メモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A
/D変換回路32より供給された画像データをバッファ
メモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に
記憶した画像データを読み出し、その画像データを、メ
モリカード24に記録するようになされている。
【0040】また、DSP33は、A/D変換回路32
より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶
させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード2
4から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データ
を伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ3
5に記憶させ、LCD6に表示させるようになされてい
る。
【0041】さらに、DSP33は、電子カメラ1の起
動時において、CCD20の露光レベルが適正な値にな
るまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CCD2
0を繰り返し動作させるようになされている。このと
き、DSP33が、最初に、測光回路51を動作させ、
測光素子16により検出された受光レベルに対応して、
CCD20の露光時間の初期値を算出するようにしても
よい。このようにすることにより、CCD20の露光時
間の調節を短時間で行うことができる。
【0042】この他、DSP33は、メモリカード24
への記録、伸張後の画像データのバッファメモリ36へ
の記憶などにおけるデータ入出力のタイミング管理を行
うようになされている。
【0043】バッファメモリ36は、メモリカード24
に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP
33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用
される。
【0044】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換
回路42に供給するようになされている。
【0045】A/DおよびD/A変換回路42は、マイ
クロホン8により検出された音声に対応するアナログ信
号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をC
PU39に出力するとともに、CPU39より供給され
た音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号
をスピーカ5に出力するようになされている。
【0046】測光素子16は、被写体およびその周囲の
光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力する
ようになされている。
【0047】測光回路51は、測光素子16より供給さ
れた測光結果であるアナログ信号に対して所定の処理を
施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号を
CPU39に出力するようになされている。
【0048】測色素子17は、被写体およびその周囲の
色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力す
るようになされている。
【0049】測色回路52は、測色素子17より供給さ
れた測色結果であるアナログ信号に対して所定の処理を
施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号を
CPU39に出力するようになされている。
【0050】タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の
時刻に対応するデータをCPU39に出力するようにな
されている。
【0051】絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を
所定の値に設定するようになされている。
【0052】絞り54は、撮影レンズ3とCCD20の
間に配置され、撮影レンズ3からCCD20に入射する
光の開口を変更するようになされている。
【0053】バックライトコントローラ60(制御手
段)は、LCD6を照明するバックライト61を制御す
るようになされている。なお、バッテリー21の消耗を
防ぐために、16秒以上キー操作がなされない場合に
は、CPU39は、バックライトコントローラ60を制
御してバックライト61を消灯するようになされてい
る。
【0054】CPU39は、LCDスイッチ25からの
信号に応じて、LCDカバー14が開いているときにお
いては、測光回路51および測色回路52の動作を停止
させ、LCDカバー14が閉じているときにおいては、
測光回路51および測色回路52を動作させるととも
に、レリーズスイッチ10が半押し状態(第1の操作を
行った状態)になるまで、CCD20の動作(例えば電
子シャッタ動作)を停止させるようになされている。
【0055】CPU39は、CCD20の動作を停止さ
せているとき、測光回路51および測色回路52を制御
し、測光素子16の測光結果を受け取るとともに、測色
素子17の測色結果を受け取るようになされている。
【0056】そして、CPU39は、所定のテーブルを
参照して、測色回路52より供給された色温度に対応す
るホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバラ
ンス調整値を画像処理部31に供給するようになされて
いる。
【0057】即ち、LCDカバー14が閉じているとき
においては、LCD6が電子ビューファインダとして使
用されないので、CCD20の動作を停止させるように
する。CCD20は多くの電力を消費するので、このよ
うにCCD20の動作を停止させることにより、バッテ
リ21の電力を節約することができる。
【0058】また、CPU39は、LCDカバー14が
閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるま
で(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、
画像処理部31が各種処理を行わないように、画像処理
部31を制御するようになされている。
【0059】さらに、CPU39は、LCDカバー14
が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作される
まで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるま
で)、絞り駆動回路53が絞り54の開口径を変更など
の動作を行わないように、絞り駆動回路53を制御する
ようになされている。
【0060】CPU39は、ストロボ駆動回路37を制
御して、ストロボ4を適宜発光させるようになされてい
る他、赤目軽減ランプ駆動回路38を制御して、ストロ
ボ4を発光させる前に、赤目軽減ランプ15を適宜発光
させるようになされている。
【0061】なお、CPU39は、LCDカバー14が
開いているとき(即ち、電子ビューファインダが利用さ
れているとき)においては、ストロボ4を発光させない
ようにする。このようにすることにより、電子ビューフ
ァインダに表示されている画像の状態で、被写体を撮影
することができる。
【0062】CPU39は、タイマ45より供給される
日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データ
のヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録
領域に記録するようになされている。(すなわち、メモ
リカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像
データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0063】また、CPU39は、デジタル化された音
声情報を圧縮した後、デジタル化及び圧縮化された音声
データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、メ
モリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録す
るようになされている。また、このとき、メモリカード
24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声デー
タのヘッダ情報として記録されるようになされている。
【0064】CPU39は、レンズ駆動回路30を制御
し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォ
ーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮
影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54
の開口径を変更させるようになされている。
【0065】さらに、CPU39は、ファインダ内表示
回路40を制御して、各種動作における設定などをファ
インダ内表示素子26に表示させるようになされてい
る。
【0066】CPU39は、インタフェース(I/F)
48を介して、所定の外部装置(図示せず)と所定のデ
ータの授受を行うようになされている。
【0067】また、CPU39は、操作キー7からの信
号を受け取り、適宜処理するようになされている。
【0068】ユーザの操作するペン(ペン型指示部材)
41によってタッチタブレット6Aの所定の位置が押圧
されると、CPU39は、タッチタブレット6Aの押圧
された位置のX−Y座標を読み取り、その座標データ
(後述する線画情報)を、バッファメモリ36に蓄積す
るようになされている。また、CPU39は、バッファ
メモリ36に蓄積した線画情報を、線画情報入力日時の
ヘッダ情報とともに、メモリカード24の線画情報記録
領域に記録するようになされている。
【0069】次に、本実施例の電子カメラ1の各種動作
について説明する。最初に、本装置のLCD6における
電子ビューファインダ動作について説明する。
【0070】ユーザがレリーズスイッチ10を半押し状
態にすると、DSP33は、CPU39より供給され
る、LCDスイッチ25の状態に対応する信号の値か
ら、LCDカバー14が開いているか否かを判断し、L
CDカバー14が閉じていると判断した場合、電子ビュ
ーファインダ動作を行わない。この場合、DSP33
は、レリーズスイッチ10が操作されるまで、処理を停
止する。
【0071】なお、LCDカバー14が閉じている場
合、電子ビューファインダ動作を行わないので、CPU
39は、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆
動回路53の動作を停止させる。そして、CPU39
は、CCD20を停止させる代わりに、測光回路51お
よび測色回路52を動作させ、それらの測定結果を、画
像処理部31に供給する。画像処理部31は、それらの
測定結果の値を、ホワイトバランス制御や輝度値の制御
を行うときに利用する。
【0072】また、レリーズスイッチ10が操作された
場合、CPU39は、CCD20および絞り駆動回路5
3の動作を行わせる。
【0073】一方、LCDカバー14が開いている場
合、CCD20は、所定の時間毎に、所定の露光時間
で、電子シャッタ動作を行い、撮影レンズ3によって集
光された被写体の光画像を光電変換し、その動作で得ら
れた画像信号を画像処理部31に出力する。
【0074】画像処理部31は、ホワイトバランス制御
および輝度値の制御を行い、その画像信号に対して所定
の処理を施した後、画像信号をA/D変換回路32に出
力する。なお、CCD20が動作しているときは、画像
処理部31は、CPU39により、CCD20の出力を
利用して算出された、ホワイトバランス制御および輝度
値の制御に利用される調整値を利用する。
【0075】そして、A/D変換回路32は、その画像
信号(アナログ信号)を、デジタル信号である画像デー
タに変換し、その画像データをDSP33に出力する。
【0076】DSP33は、その画像データをフレーム
メモリ35に出力し、LCD6にその画像データに対応
する画像を表示させる。
【0077】このように、電子カメラ1においては、L
CDカバー14が開いている場合、所定の時間間隔で、
CCD20が電子シャッタ動作し、その度に、CCD2
0から出力された信号を画像データに変換し、その画像
データをフレームメモリ35に出力して、LCD6に被
写体の画像を絶えず表示させることで、電子ビューファ
インダ動作を行う。
【0078】また、上述のように、LCDカバー14が
閉じている場合においては、電子ビューファインダ動作
を行わず、CCD20、画像処理部31、および、絞り
駆動回路53の動作を停止させ、消費電力を節約してい
る。
【0079】次に、本装置による被写体の撮影について
説明する。
【0080】第1に、面Y1に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」
と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を
投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設
けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の
撮影処理が開始される。
【0081】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態(第2の操作を行った状態)に
なったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0082】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によってサンプリングされる。画像処理部31に
よってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回路
32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に
出力される。
【0083】DSP33は、その画像データをバッファ
メモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36よ
り、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、
量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG(Jo
int Photographic Experts Group)方式に従って圧縮
し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報
として記録される。
【0084】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押されても、それ以降の撮影は行われない。また、レリ
ーズスイッチ10が継続して押されると、LCDカバー
14が開いている場合、LCD6に、撮影した画像が表
示される。
【0085】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カ
メラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリー
ズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始され
る。
【0086】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0087】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に8回の割合でサンプリングされ
る。また、このとき、画像処理部31は、CCD20の
全画素の画像電気信号のうち4分の3の画素を間引く。
【0088】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図7に示すよ
うに、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分
割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されてい
る1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を
間引く。
【0089】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回
目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の
右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,
c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサン
プリング時においては、左下の画素c、右下の画素d
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0090】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0091】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化及び圧縮処理された撮影画像データを、メモリカー
ド24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、メモ
リカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデー
タが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0092】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子
カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリ
ーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始さ
れる。
【0093】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0094】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引
く。
【0095】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図8に示すよ
うに、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つ
の領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像
電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、
残りの8画素を間引く。
【0096】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0097】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0098】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化及び圧縮処理された撮影画像データを、撮影日時の
ヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画像記
録領域に記録する。
【0099】なお、必要に応じて、ストロボ4を動作さ
せ、被写体に光を照射させることもできる。ただし、L
CDカバー14が開いているとき、即ち、LCD6が電
子ビューファインダ動作を行っているとき、CPU39
は、ストロボ4を、発光させないように制御する。
【0100】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説
明する。
【0101】タッチタブレット6Aがペン41のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU
39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ
36に記憶される。また、フレームメモリ35における
上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータを書き込
み、LCD6における上記X−Y座標に、ペン41の接
触に対応した線画を表示させることができる。
【0102】上述したように、タッチタブレット6A
は、透明部材によって構成されているので、ユーザは、
LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧さ
れた位置の点)を観察することができ、あたかもLCD
6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができ
る。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動さ
せると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表
示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上
で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の
移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユー
ザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文
字、図形等の線画情報を入力する。
【0103】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン41によって線画情報が入力さ
れると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、フレ
ームメモリ35で合成され、LCD6上に同時に表示さ
れる。
【0104】なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチ
を操作することによって、LCD6上に表示される線画
の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができ
る。
【0105】ペン41によるタッチタブレット6Aへの
線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ36に蓄積されている線画情報
が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカード24に
供給され、メモリカード24の線画情報記録領域に記録
される。
【0106】なお、メモリカード24に記録される線画
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用い
られるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く情報量が小さくならず、圧縮及び伸張に必要と
される時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式
による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない
線画情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6上
に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際
だってしまうため)。
【0107】そこで、本実施例においては、ファックス
等において用いられるランレングス法によって、線画情
報を圧縮するようにしている。ランレングス法とは、線
画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の各色の
情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入力のな
い部分)の継続する長さを符号化することにより、線画
情報を圧縮する方法である。
【0108】このランレングス法を用いることにより、
線画情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮され
た線画情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0109】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力の線画情報がフレームメ
モリ35で合成され、撮影画像と線画の合成画像がLC
D6上に表示される。その一方で、メモリカード24に
おいては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録
され、線画情報は、線画情報記録領域に記録される。こ
のように、2つの情報が、各々異なる領域に記録される
ので、ユーザは、撮影画像と線画の合成画像から、いず
れか一方の画像(例えば線画)を削除することができ、
さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮するこ
ともできる。
【0110】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録し
た場合、図9に示すように、LCD6に所定の表示が行
われる。
【0111】図9に示すLCD6の表示画面上において
は、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この
場合、1995年8月25日)が画面の下端部に表示さ
れ、その記録年月日に記録された情報の記録時刻が画面
の最も左側に表示されている。
【0112】記録時刻の右側には、サムネイル画像が表
示されている。このサムネイル画像は、メモリカード2
4に記録された撮影画像データの各画像データのビット
マップデータを間引いて(縮小して)作成されたもので
ある。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報
である。つまり、「10時16分」と「10時21分」
に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が含まれ
ており、「10時05分」、「10時28分」、「10
時54分」、「13時10分」に記録された情報には、
画像情報が含まれていない。
【0113】また、メモ記号「*」は、線画情報として
所定のメモが記録されていることを表している。
【0114】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声情報バーが表示され、録音時間の長さに対応する長さ
のバー(線)が表示される(音声情報が入力されていな
い場合は、表示されない)。
【0115】ユーザは、図9に示すLCD6の所望の情
報の表示ラインのいずれかの部分を、ペン41のペン先
で押圧して再生する情報を選択指定し、図2に示す実行
キー7Bをペン41のペン先で押圧することにより、選
択した情報を再生する。
【0116】例えば、図9に示す「10時05分」の表
示されているラインがペン41によって押圧されると、
CPU39は、選択された録音日時(10時05分)に
対応する音声データをメモリカード24から読み出し、
その音声データを伸張した後、A/DおよびD/A変換
回路42に供給する。A/DおよびD/A変換回路42
は、供給された音声データをアナログ化した後、スピー
カ5を介して再生する。
【0117】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像
を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を
選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させ
る。
【0118】CPU39は、選択された撮影日時に対応
する撮影画像データをメモリカード24から読み出すよ
うに、DSP33に指示する。DSP33は、メモリカ
ード24より読み出された撮影画像データ(圧縮されて
いる撮影画像データ)を伸張し、この撮影画像データを
ビットマップデータとしてフレームメモリ35に蓄積さ
せ、LCD6に表示させる。
【0119】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0120】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0121】通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣
化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間
引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしま
う。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモー
ドにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間
に8コマの速さで再生された場合においては、各コマの
画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間
の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に
人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍
になる。
【0122】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にして
も、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気
にすることなく再生画像を観察することができる。
【0123】さらに、本実施例においては、各コマ毎に
異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングした画
素をLCD6に表示するようにしているので、人間の目
に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を間引
いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気にする
ことなくLCD6に表示されるLモードで撮影された画
像を観察することができる。
【0124】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0125】本実施例においては、Lモード及びHモー
ドで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再生時
における画質の劣化が気にならない程度にCCD20の
画素を間引くようにしているので、DSP33の負荷を
低減することができ、DSP33を、低速度、低電力で
作動させることができる。また、このことにより、装置
の低コスト化及び低消費電力化が可能になる。
【0126】次に、本実施の形態のバックライト61に
ついて説明する。
【0127】図10は、バックライト61の構成例を示
す図である。この図に示すように、バックライト61
は、R(Red),G(Green),B(Blue)の発光色を有
する発光ダイオード63(発光手段)が複数配置された
発光パネル61aと、発光パネル61aより射出され
た、R,G,Bのそれぞれの光を混色して白色光に変換
する混色板61b(拡散手段、導光手段)とにより構成
されている。混色板61bより射出された白色光は、L
CD6の背面から入射され、画面を照明するようになさ
れている。
【0128】図11は、LCD6の断面を示す図であ
る。LCD6は、偏光板6−1、薄膜トランジスタ(以
下、TFT(Thin Film Transistor)という)6−2、
液晶板6−3、色フィルタ6−4、および、偏光板6−
5により構成されている。
【0129】偏光板6−1および6−5は、所定の方向
の振動成分の光のみを透過するようになされている。T
FT6−2は、駆動信号に応じてON/OFFされ、液
晶板6−3の各画素に対して電圧を印加するようになさ
れている。色フィルタ6−4は、液晶板6−3を透過し
た白色光のうち、所定の波長帯域の光だけを透過させる
ようになされている。なお、前述のR,G,Bそれぞれ
の発光ダイオード63が照射する光の波長帯域と、色フ
ィルタ6−4が透過する光の波長帯域とはほぼ一致する
ように設定されている。
【0130】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0131】電源スイッチ11が操作され、電子カメラ
1に電源が投入されると、CPU39は、バックライト
61を点灯させるために、バックライトコントローラ6
0に所定の制御信号を送出する。CPU39からの制御
信号を受信したバックライトコントローラ60は、発光
パネル61aの全ての発光ダイオード63に対して直流
電圧を印加してこれらを点灯させる。
【0132】発光パネル61aの、R,G,Bそれぞれ
の発光ダイオード63から放射された3原色に対応する
光は、混色板61bに入射されて混色され、白色光に変
換されて射出される。
【0133】混色板61bから射出された白色光は、図
11に示す、LCD6の偏光板6−1に入射される。偏
光板6−1は、入射された白色光のうち、紙面に対して
垂直な方向の振動成分の光だけを透過し、TFT6−2
に射出する。TFT6−2は、非常に薄い透明膜により
構成されているので、偏光板6−1を透過した光は、そ
のまま液晶板6−3に入射される。
【0134】液晶板6−3は、TFT6−2により電圧
が印加されていない場合(TFT6−2がOFFの状態
とされている場合)には、入射された光を進行方向に垂
直な方向に90度だけ回転して射出し、また、電圧が印
加されている場合には、入射され光をそのまま(回転せ
ずに)射出する。
【0135】色フィルタ6−4は、液晶板6−3を透過
した光のうち、R,G,Bに対応する波長帯域の光をそ
れぞれ透過し、偏光板6−5に入射する。偏光板6−5
は、紙面に対して平行な方向の振動成分の光だけを透過
する。従って、TFT6−2がOFFの状態とされてい
る場合には、液晶板6−3は、偏光板6−1を透過した
紙面に垂直な方向の振動成分の光を90度回転して紙面
に平行な振動成分の光とするので、偏光板6−5はこれ
を透過させる。また、TFT6−2がONの状態とされ
ている場合には、液晶板6−3は、偏光板6−1を透過
した紙面に垂直な方向の振動成分の光をそのまま射出す
るので、偏光板6−5はこれを遮断する。
【0136】従って、TFT6−2がOFFの状態とさ
れている場合は、その画素は光を透過するので、色フィ
ルタ6−4に応じた色のドットが表示されることにな
る。また、TFT6−2がONの状態とされている場合
には、その画素は光を遮断するので、その画素は、表示
されない(黒色が表示される)ことになる。
【0137】図11の例では、Rに対応する画素のTF
T6−2がONの状態とされ、また、G,Bに対応する
画素のTFT6−2がOFFの状態とされているので、
G,Bに対応する画素のみが光を透過し、その結果、
G,Bを混色した結果得られる水色のドットが表示され
ることになる。
【0138】以上の構成によれば、インバータが不要と
なるので、装置を小型化するとともに、ノイズの発生を
抑制することが可能となる。また、発光ダイオードは、
発光効率が高く、また、発熱も小さいため、電力の損失
を減少させるとともに、熱によるLCDへの影響を抑制
することが可能となる。
【0139】更に、近年では、高輝度の発光ダイオード
が実現されているため、これを用いることにより輝度の
高いバックライトを構成することが可能となる。
【0140】図12は、昼光色のCFLの分光放射束の
波長特性を示している。この図に示すように、CFLが
放射する光には、全ての波長帯域の光が含まれている。
しかしながら、カラーディスプレイ装置において必要な
波長帯域の光は、R,G,Bの3原色だけである。従っ
て、バックライトとしてCFLを使用した場合には、
R,G,B以外の波長帯域の光は、色フィルタで吸収さ
れて熱として損失されることになる。本実施の形態で
は、R,G,Bに対応する波長帯域(色フィルタ6−4
に対応する波長帯域)の光のみを放射するようにしたの
で、このような損失を極力抑制することが可能となる。
【0141】ところで、LCD6に画像や文字等を表示
する場合、画面全体に亘って使用されていない原色
(R,G,B)が存在する場合が考えられる。そのよう
な場合には、その色の発光ダイオード63を消灯するこ
とにより、電力の消費を更に抑制することが可能とな
る。
【0142】図13は、そのような処理の一例を説明す
るフローチャートである。この処理は、CPU39がフ
レームメモリ35に情報を書き込み、LCD6に新たな
画像を表示させる場合に実行される。
【0143】この処理が実行されると、ステップS1に
おいて、CPU39は、初期状態にするために、R,
G,B全ての発光ダイオード63を点灯する。そして、
ステップS2に進む。
【0144】ステップS2では、CPU39は、フレー
ムメモリ35を構成するページのうち、Rに対応するペ
ージのデータを読み込む。そして、ステップS3に進
み、読み込まれたデータ中にONの状態とされているビ
ット(点灯される画素)が存在するか否かを判定する。
その結果、ONの状態とされているビットが存在する
(YES)と判定した場合は、ステップS4の処理をス
キップしてステップS5に進み、また、ONの状態とさ
れているビットが存在しない(NO)と判定した場合に
は、ステップS4に進む。
【0145】ステップS4では、CPU39は、バック
ライトコントローラ60に制御信号を送り、Rの色の発
光ダイオード63を全て消灯させる。そして、ステップ
S5に進む。
【0146】ステップS5では、CPU39は、フレー
ムメモリ35を構成するページのうち、Gに対応するペ
ージのデータを読み込む。そして、ステップS6に進
み、読み込まれたデータ中にONの状態とされているビ
ットが存在するか否かを判定する。その結果、ONの状
態とされているビットが存在する(YES)と判定した
場合は、ステップS7の処理をスキップしてステップS
8に進み、また、ONの状態とされているビットが存在
しない(NO)と判定した場合には、ステップS7に進
む。
【0147】ステップS7では、CPU39は、バック
ライトコントローラ60に制御信号を送り、Gの色の発
光ダイオード63を全て消灯させる。そして、ステップ
S8に進む。
【0148】ステップS8では、CPU39は、フレー
ムメモリ35を構成するページのうち、Bに対応するペ
ージのデータを読み込む。そして、ステップS9に進
み、読み込まれたデータ中にONの状態とされているビ
ットが存在するか否かを判定する。その結果、ONの状
態とされているビットが存在する(YES)と判定した
場合は、ステップS10の処理をスキップして処理を終
了する(エンド)。また、ONの状態とされているビッ
トが存在しない(NO)と判定した場合には、ステップ
S10に進む。
【0149】ステップS10では、CPU39は、バッ
クライトコントローラ60に制御信号を送り、Bの色の
発光ダイオード63を全て消灯させる。そして、処理を
終了する。
【0150】いま、例えば、水色の背景に黒色の文字が
表示されている場合、または、黒色の背景に水色の文字
が表示されている場合には、図13に示す処理の結果、
バックライトコントローラ60は、GとBの発光ダイオ
ード63を点灯させ、Rの発光ダイオード63を消灯さ
せることになる。
【0151】以上のような処理によれば、フレームメモ
リ35に、データが書き込まれていない(ON状態とさ
れているデータが存在しない)ページが存在する場合
は、そのページに対応する発光ダイオードを消灯させる
ことができるので、電力の消費を抑制することが可能と
なる。
【0152】なお、以上の実施の形態においては、画面
全体で使用されていない原色が存在する場合に、対応す
る発光ダイオード63を消灯するようにしたが、例え
ば、混色板61bを複数のブロックに分割して、各ブロ
ックが相互に干渉しないように各ブロックを隔離し、ブ
ロック毎に前述の処理を行うようにすれば、更に細かい
単位で発光ダイオードを制御することが可能となるの
で、電力の浪費を一層低減することが可能となる。
【0153】図14は、本発明の他の実施の形態の構成
例を示す図である。
【0154】この図において、図10と同一の部分には
同一の符号が付してあるので、その説明は省略する。
【0155】この図において、導光板71(拡散手段、
導光手段)は、R,G,Bの3つの色の発光ダイオード
63から放射された光を入射して、混色するとともに、
混色された結果得られた白色光を伝送して反射し、LC
D6の面内照度が均一になるように反射光を射出するよ
うになされている。
【0156】次に、図14を参照して、以上の実施例の
動作について説明する。
【0157】3色の発光ダイオード63から射出され
た、R,G,Bそれぞれの色の光は、導光板71のエッ
ジ(一端)より入射される。なお、発光ダイオード63
は、反射カバー70により覆われているため、発光ダイ
オード63から射出された光は無駄なく導光板71に入
射される。
【0158】導光板71に入射された、R,G,Bそれ
ぞれの色の光は、混色されて白色光に変換され、導光板
71の内部を反射しながら伝送されていく。そして、導
光板71の裏面の反射ドット72(拡散手段)に入射し
た光は、反射されてLCD6に対向する面から射出され
ることになる。
【0159】以上のような実施の形態によれば、図10
に示す実施の形態と比較した場合、導光板71の反射カ
ーブを適当に設定することにより、光の利用効率を向上
させることが可能となる。また、使用する発光ダイオー
ド63の数も少ないので、装置のコストを低減すること
が可能となる。
【0160】なお、以上の実施の形態では、R,G,B
の色の発光ダイオード63を1:1:1の割合で使用し
たが、それぞれの発光ダイオード63の発光強度に応じ
て、これらの割合を適宜変更してもよい。また、R,
G,Bの発光ダイオード63の割合は固定(例えば、
1:1:1の割合)としておき、これらの発光ダイオー
ド63に印加する電圧を可変することによりバランスを
調節するようにしてもよいことは勿論である。
【0161】
【発明の効果】請求項1に記載の表示装置は、色フィル
タのそれぞれの透過帯域に対応する波長帯域で発光する
複数の発光手段を備えるようにしたので、高効率、高輝
度の表示装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施例の正面
から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラ1の背面から見た場合の
構成を示す斜視図である。
【図3】LCDカバー14を閉じた状態の電子カメラ1
を示す斜視図である。
【図4】図1及び図2に示す電子カメラ1の内部の構成
を示す斜視図である。
【図5】LCDカバー14の位置と、電源スイッチ11
及びLCDスイッチ25の状態との関係を説明する図で
ある。
【図6】図1及び図2に示す電子カメラの内部の電気的
構成を示すブロック図である。
【図7】Lモード時における画素の間引き処理を説明す
る図である。
【図8】Hモード時における画素の間引き処理を説明す
る図である。
【図9】図1及び図2に示す電子カメラの表示画面の例
を示す図である。
【図10】図4に示すバックライトの構成例を示す図で
ある。
【図11】LCDの構成例を示す断面図である。
【図12】昼光色蛍光ランプの分光放射束の波長特性を
示す図である。
【図13】画面表示を行う際に実行される処理の一例を
説明するフローチャートである。
【図14】図4に示すバックライトの他の構成例を示す
図である。
【図15】図14に示すバックライトの断面を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 ファインダ 3 撮影レンズ 4 発光部 5 スピーカ 6 LCD 6A タッチタブレット 7 操作キー 7A メニューキー 7B 実行キー 7C クリアキー 7D キャンセルキー 7E スクロールキー 8 マイクロホン 9 イヤホンジャック 10 レリーズスイッチ 11 電源スイッチ 12 録音スイッチ 13 連写モード切り換えスイッチ 15 赤目軽減ランプ 16 測光素子 17 測色素子 20 CCD 21 バッテリ 22 コンデンサ 23 回路基板 24 メモリカード 25 LCDスイッチ 26 ファインダ内表示素子 30 レンズ駆動回路 31 画像処理部 32 アナログ/デジタル変換回路 33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 34 CCD駆動回路 35 フレームメモリ 36 バッファメモリ 37 ストロボ駆動回路 38 赤目軽減ランプ駆動回路 39 CPU(制御手段) 40 ファインダ内表示回路 42 A/DおよびD/A変換回路 45 タイマ 48 インタフェース 51 測光回路 52 測色回路 53 絞り駆動回路 54 絞り 60 バックライトコントローラ(制御手段) 61 バックライト 61b 混色板(拡散手段、導光手段) 63 発光ダイオード(発光手段) 71 導光板(拡散手段、導光手段) 72 反射ドット(拡散手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 102 H04N 5/66 102A 9/12 9/12 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色フィルタが設けられた複数の画
    素のそれぞれの光の透過率を制御することにより画像を
    表示する表示装置において、 前記色フィルタのそれぞれの透過帯域に対応する波長帯
    域で発光する複数の発光手段を備えることを特徴とする
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記各発光手段の発光強度を制御する制
    御手段を更に備え、 前記制御手段は、前記画像に応じて前記発光手段の発光
    強度を制御することを特徴とする請求項1に記載の表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記画素の光の透過率は液晶により制御
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段は、3原色に対応する発光
    ダイオードにより構成されていることを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段から射出された光を拡散す
    る拡散手段と、 前記拡散手段により拡散された光を前記画素まで導く導
    光手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の表示装置。
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