JPH10221664A - 光変調器 - Google Patents

光変調器

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JPH10221664A
JPH10221664A JP9028208A JP2820897A JPH10221664A JP H10221664 A JPH10221664 A JP H10221664A JP 9028208 A JP9028208 A JP 9028208A JP 2820897 A JP2820897 A JP 2820897A JP H10221664 A JPH10221664 A JP H10221664A
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light
substrate
optical
optical modulator
waveguide
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JP9028208A
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Yoshinobu Kubota
嘉伸 久保田
Yasuhiro Omori
康弘 大森
Toshihiro Otani
俊博 大谷
Tomoyuki Ito
知幸 伊藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/0121Operation of devices; Circuit arrangements, not otherwise provided for in this subclass
    • G02F1/0123Circuits for the control or stabilisation of the bias voltage, e.g. automatic bias control [ABC] feedback loops
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/21Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  by interference
    • G02F1/225Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  by interference in an optical waveguide structure

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号光源から出射される光を変調する光変調
器において、機構上の設計を容易にしながら、光変調器
の動作点シフトに伴う信号光の消光比の劣化を防止でき
るようにして、安定した光変調を行なえるようにする。 【解決手段】 電気光学効果を有する基板1aと、基板
1a上に形成されたマッハツェンダ型光導波路4と、基
板1a上に形成され光導波路4を伝播する光を制御する
ための電極2と、光導波路4から放射される放射光と光
導波路4から漏洩する信号光とを干渉させて干渉光を生
成し、この干渉光を基板1aの端面から出射させる干渉
光生成手段と、上記の放射光と信号光との干渉光をモニ
タする光検知器5と、光検知器5でモニタされた干渉光
の変化に応じて光変調器動作点を制御する信号制御回路
10とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図29〜図31) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 ・(a)本発明の一実施形態の説明(図1〜図26) ・(b)本発明の一実施形態の変形例の説明(図27,
図28) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば超高速光通
信システムの送信部において、信号光源から出射される
光を変調するための外部光変調器として用いて好適な、
光変調器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、光通信システムの送信部にお
いては、例えば信号光源としての半導体レーザから出射
される光を変調する光変調器として、半導体レーザに流
れる電流をデータ信号により変調する直接変調方式の光
変調器が用いられている。ところが、近年では、光通信
システムの高速化の要求から、光の変調も高速に行なう
必要が生じており、この直接変調方式の光変調器を用い
て高速に光の変調を行なうと、出射される信号光の波長
変動(チャーピング)の影響が大きくなるため、光ファ
イバ内の波長分散により長距離伝送が困難となる。
【0004】このため、光の変調を高速に行なう際に
は、原理的にチャーピングを生じない外部変調器が用い
る必要があり、このような外部変調器の一例としては、
図29に示すようなマッハツェンダ型光変調器がある。
なお、図29に示すマッハツェンダ型光変調器100の
出射側からみた斜視図を図30に示す。この図29に示
すように、マッハツェンダ型光変調器100は、マッハ
ツェンダ型光導波路デバイス101,光検知器107及
び信号制御回路108をそなえて構成されている。
【0005】ここで、マッハツェンダ型光導波路デバイ
ス101は、基板101a上にマッハツェンダ型光導波
路104が形成され、この光導波路104上に進行波電
極102及び接地電極103が形成されたものである。
基板101aは、電気光学効果を有するニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3 )基板である。
【0006】また、マッハツェンダ型光導波路104
は、入射導波路104a,出射導波路104b及び中間
導波路104c,104dからなり、中間導波路104
c,104dは、それぞれ入射導波路104aと出射導
波路104bとの間にY字状分岐部Q1 及びY字状合波
部Q2 を介して平行に接続されている。この光導波路1
04は、基板101a内の光導波路部分だけにチタン
(Ti)等の金属を選択的に拡散させることにより、そ
の部分の屈折率が他の部分の屈折率よりも大きくなるよ
うに構成されている。
【0007】さらに、進行波電極102及び接地電極1
03は、光導波路104を伝播する光を制御するための
電極であり、図29に示すように、光導波路104の中
間導波路104c,104d上に例えば金(Au)等の
金属を蒸着することにより形成される。また、光導波路
104の入射導波路104aには、光ファイバ105a
を介して半導体レーザ111からの直流光が入射され、
光導波路104の出射導波路104bからは、変調され
た信号光が光ファイバ105bを介して光検知器112
に出射されるようになっている。
【0008】なお、光ファイバ105aは、定偏波ファ
イバであり、光ファイバ105bはシングルモードファ
イバである。また、光検知器112は、光ファイバ10
5bを介して出射された信号光を受光して、電気信号に
変換するものである。さらに、基板101aの出射側端
面には、前述した光ファイバ105bのほか、光ファイ
バ106が直付けされており、光導波路104のY字状
合波部Q2 にて発生する放射光は、この光ファイバ10
6を介して光検知器107に入射されるようになってい
る。
【0009】なお、光ファイバ106は、マルチモード
ファイバである。ここで、光検知器107は、光ファイ
バ106を介して入射された放射光を受光して、受光し
た放射光を電気信号に変換して信号制御回路108へ出
力することにより、放射光をモニタするものである。ま
た、光検知器107には信号制御回路108が接続され
ており、この信号制御回路108は、光検知器107で
のモニタ結果(即ち光検知器107からの光出力電気信
号の変化)に応じて、進行波電極102に印加される入
力電気信号の直流バイアスを変化させるものである。
【0010】一般的に、マッハツェンダ型光変調器10
0においては、温度ドリフト,DCドリフト及び応力等
による経時変化により、マッハツェンダ型光変調器10
0の動作点シフトが発生する。ここで、マッハツェンダ
型光変調器100における動作点シフトについて、図3
1を用いて説明する。
【0011】図31は、マッハツェンダ型光変調器10
0の入出力特性を示す図であり、この図31において、
は動作点シフトが発生する前の特性を示し、は動作
点シフトが発生した場合の特性を示している。この図3
1に示すように、マッハツェンダ型光変調器100の入
出力特性は、駆動電圧に対して周期性を有している。
【0012】従って、入力信号の各論理積に対応して出
力光電力の上下の各尖頭値が得られる駆動電圧V0 ,V
1 を用いることにより、効率的な2値変調を行なってい
る。ところが、動作点シフトが発生した場合にも、駆動
電圧V0 ,V1 が一定であると、マッハツェンダ型光変
調器100から出力される信号光は、前記の周期性によ
り、図31に示すように消光比が劣化する。
【0013】従って、動作点シフトが発生した場合に
は、そのシフト量をdVとすると、駆動電圧V0 ,V1
を、それぞれ(V0 +dV)及び(V1 +dV)として
動作点制御を行なう必要がある。そこで、図29に示す
マッハツェンダ型光変調器100においては、光検知器
107により光導波路104のY字状合波部Q2 にて発
生する放射光をモニタし、光検知器107でのモニタ結
果に応じて、信号制御回路108により進行波電極10
2に印加される入力電気信号の直流バイアスを変化させ
ることにより、マッハツェンダ型光変調器100の動作
点制御を行なうように構成されている。
【0014】なお、109は入力信号電源であり、11
0は終端抵抗である。このような構成により、図29に
示すマッハツェンダ型光変調器100においては、半導
体レーザ111からの直流光(入射光)は、光ファイバ
105aを介して光導波路104の入射導波路104a
に入射され、Y字状分岐部Q1 で2つに分波された後
に、中間導波路104c,104d中を伝播する。
【0015】このとき、進行波電極102に高周波変調
信号電圧が印加されると、中間導波路104c,104
dにおける電気光学効果により、分波された各入射光に
位相差が生じ、このように位相差を生じた各入射光は、
Y字状合波部Q2 で再び合波される。このとき、中間導
波路104c,104dにおける各入射光の位相差が0
及びπとなるように駆動電圧を設定することにより、出
射される信号光としてON−OFFの光パルス信号が得
られ、光導波路104の出射導波路104bからは変調
された信号光が出射される。
【0016】なお、出射導波路104bから出射された
信号光は、光ファイバ105bを介して光検知器112
により受光されて電気信号に変換される。一方で、光導
波路104のY字状合波部Q2 にて発生した放射光は、
光ファイバ106を介して光検知器107により受光さ
れ、電気信号に変換された後に信号制御回路108へ出
力される。
【0017】そして、信号制御回路108では、光検知
器107からの光出力電気信号の変化に応じて、進行波
電極102に印加される入力電気信号の直流バイアスを
変化させることにより、マッハツェンダ型光変調器10
0の動作点制御が行なわれる。このように、図29に示
すマッハツェンダ型光変調器100によれば、光検知器
107により光導波路104のY字状合波部Q2 にて発
生した放射光をモニタし、信号制御回路108により光
検知器107でのモニタ結果に基づいてマッハツェンダ
型光変調器100の動作点制御を行なうことにより、マ
ッハツェンダ型光変調器100の動作点の安定化を図る
ことができ、図31に示すような信号光の劣化を防い
で、安定した光変調を行なうことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図29
に示すマッハツェンダ型光変調器100においては、光
導波路104のY字状合波部Q2 にて発生した放射光を
モニタする際に、モニタ用の光ファイバ106を用いて
いるため、この光ファイバ106のアライメントを行な
う必要があるとともに、機構上の設計が困難であるとい
う課題がある。
【0019】即ち、変調された信号光が入射される光フ
ァイバ105bと、光導波路104のY字状合波部Q2
にて発生した放射光が入射される光ファイバ106と
は、実際には約80μm程度しか離隔していないため、
マッハツェンダ型光変調器100の製造が困難となるの
である。本発明は、このような課題に鑑み創案されたも
ので、モニタ用の光ファイバのアライメントを行なうこ
となく、機構上の設計を容易にしながら、光変調器の動
作点シフトに伴う信号光の消光比の劣化を防止できるよ
うにして、安定した光変調を行なえるようにした、光変
調器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の光変
調器は、電気光学効果を有する基板と、基板上に形成さ
れたマッハツェンダ型光導波路と、基板上に形成され、
光導波路を伝播する光を制御するための電極と、光導波
路から放射される放射光と光導波路から漏洩する信号光
とを干渉させて干渉光を生成し、干渉光を基板の端面か
ら出射させる干渉光生成手段と、干渉光生成手段にて得
られた上記の放射光と信号光との干渉光をモニタする光
検知器と、光検知器でモニタされた干渉光の変化に応じ
て、電極に印加される直流バイアスを変化させることに
より、光変調器動作点を制御する信号制御回路とをそな
えて構成されたことを特徴としている(請求項1)。
【0021】そして、本発明の光変調器は、干渉光が基
板の端面における光導波路端部位置から所望の距離だけ
離隔した位置に出射されるように、干渉光の位相及び強
度が設定されている(請求項2)。ここで、干渉光の位
相及び強度を設定するために、光導波路の合波部から出
射される信号光強度を調整してもよく(請求項3)、光
導波路の合波部から出射される信号光強度を調整するた
めに、光導波路を作製する際の拡散条件を設定してもよ
い(請求項4)。
【0022】また、干渉光の位相及び強度を設定するた
めに、光導波路の合波部から光導波路端部位置までの長
さを調整してもよい(請求項5)。さらに、本発明の光
変調器は、干渉光を、信号光と同位相となるように設定
してもよく(請求項6)、干渉光を、信号光と逆位相と
なるように設定してもよい(請求項7)。
【0023】また、本発明の光変調器は、光検知器を、
基板の端面と出射用光ファイバの前段に設けられたレン
ズとの間に設けてもよく(請求項8)、光検知器を、出
射用光ファイバが結合された基板の端面の後段に設けて
もよい(請求項9)。さらに、本発明の光変調器は、光
検知器を、基板の端面から所定長離れた位置に設けても
よく(請求項10)、光検知器を、基板の端面における
光導波路端部位置から所定長離れた位置に設けてもよい
(請求項11)。
【0024】また、本発明の光変調器は、光検知器を、
板部材上に光検出素子を設けることにより構成してもよ
く(請求項12)、このとき、板部材が、セラミック基
板であってもよく(請求項13)、また、光検出素子
が、ベアチップであってもよい(請求項14)。さら
に、本発明の光変調器は、基板が、ニオブ酸リチウム基
板であってもよい(請求項15)。
【0025】また、本発明の光変調器は、電気光学効果
を有する基板と、基板上に形成されたマッハツェンダ型
光導波路と、基板上に形成され、光導波路を伝播する光
を制御するための電極と、光導波路から放射される放射
光と光導波路から漏洩する信号光とを干渉させて干渉光
を生成し、干渉光を基板の端面から出射させる干渉光生
成手段とをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項16)。
【0026】さらに、本発明の光変調器は、電気光学効
果を有する基板と、基板上に形成された光導波路と、基
板上に形成され、光導波路を伝播する光を制御するため
の電極とが設けられた光変調器において、基板の端面か
ら出射される放射光と信号光との干渉光をモニタする光
検知器と、光検知器でモニタされた干渉光の変化に応じ
て、電極に印加される直流バイアスを変化させることに
より、光変調器動作点を制御する信号制御回路とをそな
えたことを特徴としている(請求項17)。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)本発明の一実施形態の説明 図1は本発明の一実施形態にかかる光変調器の構成を示
す模式図である。この図1に示す光変調器は、レンズ結
合系のマッハツェンダ型光変調器であり、例えば超高速
光通信システムの送信部において、半導体レーザ等の信
号光源から出射される光を変調するための外部光変調器
として用いられるものである。
【0028】また、図2は図1に示すマッハツェンダ型
光変調器20のA−A断面図であり、図3は図1に示す
マッハツェンダ型光変調器20の入射側から出射側をみ
たときの斜視図である。さらに、図4(a),図4
(b)はそれぞれ光検知器5の配設位置について説明す
るための図であり、図5は図4(b)に示す光検知器5
を示す図である。
【0029】また、図7は図1に示すマッハツェンダ型
光変調器20の要部構成を示す模式図であり、図8は図
7に示すマッハツェンダ型光導波路デバイス1の出射側
の側面図である。図1に示すように、マッハツェンダ型
光変調器20は、マッハツェンダ型光導波路デバイス1
及び光検知器5を内蔵したパッケージ13と、信号制御
回路10とをそなえて構成されている。
【0030】また、パッケージ13の入射側及び出射側
には、集光性を高めるためのレンズ8aを有するレンズ
ホルダ8を介して、光ファイバ9a,9bがそれぞれ接
続されている。なお、11は入力信号電源であり、12
は抵抗である。ここで、マッハツェンダ型光導波路デバ
イス1は、基板1a上にマッハツェンダ型光導波路4が
形成され、この光導波路4上に進行波電極2及び接地電
極3が形成されたものである。
【0031】基板1aは、電気光学効果を有するニオブ
酸リチウム(LiNbO3 )基板(Z板)である。ま
た、マッハツェンダ型光導波路4は、入射導波路4a,
出射導波路4b及び中間導波路4c,4dからなり、中
間導波路4c,4dは、それぞれ入射導波路4aと出射
導波路4bとの間にY字状分岐部R1 及びY字状合波部
2 を介して平行に接続されている。
【0032】光導波路4の入射導波路4aには、パッケ
ージ13に接続された光ファイバ9aを介して半導体レ
ーザ(図示せず)からの直流光が入射され、光導波路4
の出射導波路4bからは、変調された信号光がパッケー
ジ13に接続された光ファイバ9bに出射されるように
なっている。なお、光ファイバ9aは、定偏波ファイバ
であり、光ファイバ9bはシングルモードファイバであ
る。
【0033】ここで、光導波路4は、ニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )の基板1aの表面に厚さ1000Åの
チタン(Ti)等の金属を蒸着して、フォトリソグラフ
ィ及びエッチングによりパターン化し、例えば1000
℃の高温酸素中(WetO2中)に8時間おき、Ti等
の金属を同基板1a中に拡散させることにより形成され
る。
【0034】即ち、光導波路4は、基板1a内の光導波
路部分だけにTi等の金属を選択的に拡散させることに
より、その部分の屈折率が他の部分の屈折率よりも大き
くなるように構成されている。また、光導波路4の上に
は、光導波路4上の金属電極層(進行波電極2及び接地
電極3)による光の吸収を小さくするために、二酸化ケ
イ素(SiO2 )等の薄膜からなるバッファ層(図示せ
ず)が形成されている。
【0035】さらに、この図示しないバッファ層の上に
は、マッハツェンダ型光導波路デバイス1の温度安定性
を向上させるために、同じく図示はしないが、ケイ素
(Si)を堆積したコーティング(Siコート)が施さ
れている。ところで、進行波電極2及び接地電極3は、
光導波路4を伝播する光を制御するための電極であり、
光導波路4の中間導波路4c,4d上に、例えば金(A
u)等の金属を蒸着することにより形成される。
【0036】進行波電極2及び接地電極3は、それぞれ
入力信号電源11と接続されており、この入力信号電源
11から入力信号(変調波信号)に応じた電圧が印加さ
れることにより、後述するように中間導波路4c,4d
の屈折率を変化させて、光ファイバ9aを介して入射さ
れた半導体レーザ(図示せず)からの直流光の変調を行
なうものである。
【0037】そして、半導体レーザからの直流光は、進
行波電極2及び接地電極3により変調されることによ
り、信号光(主信号光)又は放射光として光導波路4の
Y字状合波部R2 から出射されるようになっている。こ
こで、信号光と放射光とは、図9に示すように、それぞ
れ位相が反転した関係にある。また、信号光及び放射光
は、それぞれ駆動電圧に対して周期性を有している。な
お、図9においては、信号光を符号Mで示し、放射光を
符号Nで示す。
【0038】また、図10(a),図10(b)にマッ
ハツェンダ型光導波路デバイス1の光導波路4を簡略化
して示す。ここで、図10(a)は電圧が印加されない
ときの光の伝播の様子を示し、図10(b)は電圧が印
加されたときの光の伝播の様子を示している。また、図
10(a),図10(b)においては、光導波路4の各
導波路(入射導波路4a,出射導波路4b,中間導波路
4c,4d)に、伝播モードが波形状の図形で示されて
いる。
【0039】図10(a)においては、図示しない半導
体レーザからの直流光は、所定の入力モードで入射導波
路4aに入射されると、Y字状分岐部R1 により分波さ
れて中間導波路4c,4dに入射され、中間導波路4
c,4dを入力モードと同じモードでそれぞれ伝播した
後に、Y字状合波部R2 においてこれらの光が合波され
て、同じモードで出射導波路4bから出射される。
【0040】また、図10(b)においては、図示しな
い半導体レーザからの直流光は、所定の入力モードで入
射導波路4aに入射されると、Y字状分岐部R1 により
分波されて中間導波路4c,4dに入射されるが、この
場合においては、電圧の印加により中間導波路4c,4
dの屈折率が変化しているため、光の伝播速度が変化す
る。
【0041】従って、中間導波路4c,4dを伝播する
光に位相差が生じ、Y字状合波部R 2 においてこれらの
位相の異なる光が合波されると、出射導波路4bに入射
すべきモードが入力モードとは変化したものになる。こ
のため、Y字状合波部R2 に到達した光は、出射導波路
4bに出射することができなくなり、基板1aの内部に
放射光として放射されることになる。なお、放射光は、
例えば図8において符号Sにて示す位置に出射される。
【0042】ところが、実際には、Y字状合波部R2
らは、信号光がわずかに基板1aの内部に漏洩するた
め、基板1a内部のY字状合波部R2 近傍においては、
この漏洩した信号光と放射光とが干渉することにより干
渉光が発生する。また、Y字状合波部R2 から出射導波
路4bに出射された信号光も、出射導波路4bを伝播す
る際に、わずかに基板1aの内部に漏洩するため、基板
1a内部の出射導波路4b近傍においても、同様に漏洩
した信号光と放射光とが干渉することにより干渉光が発
生する。
【0043】そして、このようにして発生した干渉光
は、基板1aの内部を伝播して基板1aの出射側端面か
ら出射される。即ち、Y字状合波部R2 及びその近傍の
基板1aや、出射導波路4b及びその近傍の基板1a
が、干渉光を生成する干渉光生成手段として機能するの
である。ところで、図1に示すように、基板1aの出射
側の端面の後段には光検知器5が設けられており、光検
知器5の端子T1 には信号制御回路10が接続されてい
る。なお、光検知器5の端子T2 は接地されている。
【0044】具体的には、この光検知器5は、図1に示
すように、パッケージ13内において、出射用の光ファ
イバ9bの前段に設けられたレンズ8aと、マッハツェ
ンダ型光導波路デバイス1の基板1aの出射側端面との
間に介装されている。この光検知器5は、図1〜図3に
示すようにセラミック基板7上に光検出素子としてのベ
アチップ6が設けられることにより構成され、基板1a
の出射側端面から出射された干渉光を受光して、受光し
た干渉光を電気信号に変換して信号制御回路10へ出力
することにより、干渉光をモニタするものである。な
お、光検知器5の大きさの一例を、図5に示す。また、
この図5において、5aは電極である。
【0045】ところで、信号制御回路10は、光検知器
5でのモニタ結果(即ち光検知器5からの光出力電気信
号の変化)に応じて、進行波電極2に印加される入力電
気信号の直流バイアスを変化させるものである。前述し
たように、一般的に、マッハツェンダ型光変調器20に
おいては、温度ドリフト,DCドリフト及び応力等によ
る経時変化により、マッハツェンダ型光変調器20の動
作点シフトが発生する。
【0046】このように、動作点シフトが発生した状態
で光変調を行なうと、図31を用いて前述したように消
光比の劣化が生じる。そこで、本実施形態においては、
光検知器5により基板1aの出射側端面から出射された
干渉光をモニタし、光検知器5でのモニタ結果に応じ
て、信号制御回路10により進行波電極2に印加される
入力電気信号の直流バイアスを変化させることにより、
マッハツェンダ型光変調器20の動作点制御を行なうよ
うに構成されている。
【0047】ここで、本実施形態にかかるマッハツェン
ダ型光変調器20においては、干渉光が基板1aの出射
側端面における光導波路端部位置(光導波路4の出射導
波路4bの端部位置)から所望の距離だけ離隔した位置
に出射されるように、干渉光の位相が設定されている。
具体的には、光検知器5は、出射導波路4bから光ファ
イバ9bへ入射される信号光を遮らないようにするため
に、基板1aの出射側端面における出射導波路4bの端
部位置から数百μm程度〔図4(b)ではこの距離をY
で示しており、この距離Yは例えば約550〜750μ
m程度である〕下げた位置に設けられている。
【0048】また、光検知器5は、図1,図4(a)に
示すように、基板1aの出射側端面から放射した干渉光
の放射領域を更に広げるために、基板1aの出射側端面
から数百μm程度離れた位置に設けられている。なお、
図1,図4(a)においては、光検知器5を基板1aの
出射側端面から700μm離れた位置に設けた場合につ
いて示している。
【0049】ここで、干渉光の位相及び強度は、光導波
路4の作製条件を調整することにより設定されている。
即ち、干渉光の位相及び強度の設定は、光導波路4の作
製条件として、光導波路4を作製する際の拡散条件を変
えて、光導波路4のY字状合波部R2 から漏洩する信号
光パワー(信号光強度)を調整することにより行なわれ
ている。
【0050】また、干渉光の位相及び強度の設定は、光
導波路4の作製条件として、光導波路4の出射導波路4
bの長さD〔即ち光導波路4のY字状合波部R2 と基板
1aの出射側端面との長さD;図1,図4(a)参照〕
を変えて、出射導波路4bを伝播する際に漏洩する信号
光パワーを調整することによっても行なわれる。なお、
本実施形態においては、出射導波路4bの長さは、干渉
光を基板1aの出射側端面の全面に放射させるために、
例えば4.5mm以上に設定されている。
【0051】また、光導波路4を作製する際の拡散条件
及び出射導波路4bの長さDの設計により、干渉光の位
相は、信号光と同位相又は逆位相となるように任意に設
定されている。上述の構成により、本発明の一実施形態
にかかるマッハツェンダ型光変調器20においては、図
示しない半導体レーザからの直流光が光ファイバ9aを
介してパッケージ13に入射されると、入射光はマッハ
ツェンダ型光導波路デバイス1の光導波路4に入射され
る。
【0052】マッハツェンダ型光導波路デバイス1で
は、入射導波路4aから入射された光は、Y字状分岐部
1 で分岐されて中間導波路4c,4dを伝播する間に
進行波電極2及び接地電極3により変調され、変調され
た光は、光導波路4のY字状合波部R2 で合波される。
これにより、Y字状合波部R2 では信号光及び放射光が
発生し、信号光は出射導波路4bから出射され、放射光
はY字状合波部R2 から基板1aの内部に放射される。
【0053】一方、基板1a内部のY字状合波部R2
傍においては、Y字状合波部R2 からもれた信号光と放
射光とが干渉することにより干渉光が発生し、基板1a
内部の出射導波路4b近傍においては、出射導波路4b
からもれた信号光と放射光とが干渉することにより干渉
光が発生する。そして、基板1aの出射側端面からは、
上述のごとく発生した干渉光が出射される。
【0054】このとき、本実施形態にかかるマッハツェ
ンダ型光変調器20においては、前述したように、光導
波路4の作製条件の調整により干渉光の位相が設定され
ているため、干渉光が基板1aの出射側端面における出
射導波路4bの端部位置から所望の距離だけ離隔した位
置に出射される。そして、出射された干渉光は、当該位
置に配設された光検知器5により受光され、光検知器5
では、受光した干渉光が電気信号に変換されて信号制御
回路10へ出力される。
【0055】この結果、信号制御回路10では、光検知
器5からの光出力電気信号の変化に応じて、進行波電極
2に印加される入力電気信号の直流バイアスを変化させ
ることにより、マッハツェンダ型光変調器20の動作点
制御が行なわれる。なお、マッハツェンダ型光導波路デ
バイス1の出射導波路4bから出射された信号光は、レ
ンズ8aを介してパッケージ13に接続された光ファイ
バ9bに出射される。
【0056】ここで、図6を用いて、光導波路4の作製
条件の調整による干渉光の位相の設定について説明す
る。図6では、光導波路4の作製条件〔(1)〜(4)
参照〕と、そのとき発生する干渉光の位相等とが示され
ている。また、図11,図14,図17及び図20は、
ともに信号光のパワー分布を示す図であり、図12,図
15,図18及び図21は、ともに放射光のパワー分布
を示す図であり、図13,図16,図19及び図22
は、ともに干渉光の位相分布を示す図である。
【0057】ここで、図11〜図22では、横軸に示す
X〔μm〕及び縦軸に示すY〔μm〕は、それぞれ図4
(b)に示すX及びY(Yは前述した距離Yに相当す
る)に対応するものである。図11〜図22では、前述
した距離Yが、基板1aの出射側端面における出射導波
路4bの端部位置から下方向への長さであることを示す
ために、縦軸に示すYに負の数値を記している。
【0058】また、横軸に示すXにおいては、基板1a
の出射側端面における出射導波路4bの端部位置を0で
示し、この出射導波路4bの端部位置からの右方向への
長さを正の数値で、左方向への長さを負の数値でそれぞ
れ示している。なお、図11〜図22において、信号光
のパワー分布,放射光のパワー分布又は干渉光の位相分
布が非対称となっているのは、出射された光の反射戻り
光を低減させるために、マッハツェンダ型光導波路デバ
イス1として、上面からみたときに基板1aの出射側端
面が斜めにカットされたものを用いたためである〔図4
(a)参照〕。
【0059】また、図6に示す各条件のときの出力光電
力のモニタ波形を、図23〜図26にそれぞれ示す。 (1)拡散条件が1000℃,8時間であり、光導波路
4の出射導波路4bの長さDが12mmである場合 この場合の信号光のパワー分布及び放射光のパワー分布
を、それぞれ図11,図12に示すと、図11,図12
より、干渉光の位相分布は図13に示すようになる。
【0060】この場合は、干渉光の位相は信号光と同位
相となり、干渉光は、図13に示すように、点P1
近、即ち、基板1aの出射側端面における出射導波路4
bの端部位置から約750μm下方に出射することがわ
かる。従って、この場合は、光検知器5を、変調された
信号光が入射される光ファイバ9bから約750μmだ
け離隔した位置に配設することにより、図23に示すよ
うなモニタ波形を得ることができる。 (2)拡散条件が1040℃,8時間であり、光導波路
4の出射導波路4bの長さDが15mmである場合 この場合の信号光のパワー分布及び放射光のパワー分布
を、それぞれ図14,図15に示すと、図14,図15
より、干渉光の位相分布は図16に示すようになる。
【0061】この場合は、干渉光の位相は信号光と逆位
相となり、干渉光は、図16に示すように、点P2
近、即ち、基板1aの出射側端面における出射導波路4
bの端部位置から約750μm下方に出射することがわ
かる。従って、この場合は、光検知器5を、変調された
信号光が入射される光ファイバ9bから約750μmだ
け離隔した位置に配設することにより、図24に示すよ
うなモニタ波形を得ることができる。 (3)拡散条件が1040℃,8時間であり、光導波路
4の出射導波路4bの長さDが10mmである場合 この場合の信号光のパワー分布及び放射光のパワー分布
を、それぞれ図17,図18に示すと、図17,図18
より、干渉光の位相分布は図19に示すようになる。
【0062】この場合は、干渉光の位相は信号光と同位
相となり、干渉光は、図19に示すように、点P3
近、即ち、基板1aの出射側端面における出射導波路4
bの端部位置から約750μm下方に出射することがわ
かる。従って、この場合は、光検知器5を、変調された
信号光が入射される光ファイバ9bから約750μmだ
け離隔した位置に配設することにより、図25に示すよ
うなモニタ波形を得ることができる。 (4)拡散条件が1050℃,10時間であり、光導波
路4の出射導波路4bの長さDが8mmである場合 この場合の信号光のパワー分布及び放射光のパワー分布
を、それぞれ図20,図21に示すと、図20,図21
より、干渉光の位相分布は図22に示すようになる。
【0063】この場合は、干渉光の位相は信号光と逆位
相となり、干渉光は、図22に示すように、点P4
近、即ち、基板1aの出射側端面における出射導波路4
bの端部位置から約550μm下方に出射することがわ
かる。従って、この場合は、光検知器5を、変調された
信号光が入射される光ファイバ9bから約550μmだ
け離隔した位置に配設することにより、図26に示すよ
うなモニタ波形を得ることができる。
【0064】ところで、図6に示すRDC,RACは、とも
に干渉光強度(モニタ光強度)を表すものであり、光検
知器5からの光出力電気信号(電流信号)の平均値をI
AVE,この光出力電気信号のピーク値とボトム値との差
分をΔI,図示しない信号光源からの出力電流をPin
すると、それぞれ次式,により定義される。 RDC=IAVE /Pin(A/W) ・・・・・ RAC=ΔI/Pin(A/W) ・・・・・ そして、RDCとRACとの比が小さくなるように干渉光強
度を調整する、即ち、拡散条件及び光導波路4の出射導
波路4bの長さDを、RDCがより小さく,RACがより大
きくなるように設計することにより、信号制御回路10
におけるS/N比を改善し、マッハツェンダ型光変調器
20の動作点制御の安定化を図ることができる。
【0065】従って、上述した(1)〜(4)の場合に
おいては、(2)の場合が一番効果が大きいと考えられ
る。このように、本発明の一実施形態にかかるマッハツ
ェンダ型光変調器20によれば、光導波路4から放射さ
れる放射光とこの光導波路4から漏洩する信号光とを干
渉させて干渉光を生成し、この干渉光を基板1aの端面
から出射させ、干渉光を光検知器5によりモニタするこ
とにより、モニタ用の光ファイバ(図29に示す符号1
06参照)を設ける必要がなくなるため、このモニタ用
の光ファイバのアライメントを行なう必要もなくなり、
マッハツェンダ型光変調器20の機構上の設計を容易に
することができる。
【0066】そして、このようにマッハツェンダ型光変
調器20の機構上の設計を容易にしながら、動作点制御
を行なうことができるため、マッハツェンダ型光変調器
20の動作点シフトに伴う信号光の消光比の劣化を防止
して、安定した光変調を行なうことができる。また、前
述したように光導波路4の作製条件を調整して、干渉光
の位相及び強度を任意に設定することにより、変調され
た信号光が入射される光ファイバ9bと干渉光を受光す
る光検知器5とを所望の距離だけ離隔して配設すること
ができるため、マッハツェンダ型光変調器20の製造を
容易にすることができる。
【0067】このとき、干渉光の位相は、信号光と同位
相又は逆位相のいずれであってもよいため、マッハツェ
ンダ型光変調器20の設計の自由度を大きくすることが
できる。さらに、光検知器5が、図4(b)に示すよう
に、基板1aの出射側端面における出射導波路4bの端
部位置から所定長(距離Y)下げた位置に設けられるこ
とにより、光導波路4の出射導波路4bから光ファイバ
9bへ入射される信号光を遮らないようにすることがで
きる。
【0068】また、光検知器5が、図1,図4(a)に
示すように、基板1aの出射側端面から数百μm(例え
ば約700μm)離れた位置に設けられることにより、
基板1aの出射側端面から放射した干渉光の放射領域を
さらに広げることができる。さらに、光導波路4の出射
導波路4bの長さDを、例えば4.5mm以上に設定す
れば、干渉光を基板1aの出射側端面の全面に放射させ
ることが可能となるため、光検知器5により容易に干渉
光をモニタすることができる。
【0069】また、放射光と信号光との干渉光を基板の
端面から出射させることにより、変調された信号光が入
射される光ファイバ9bと干渉光を受光する光検知器5
とを所望の距離だけ離隔して配設することができるた
め、マッハツェンダ型光変調器20の製造を容易にする
ことができる。 (b)本発明の一実施形態の変形例の説明 図27は本発明の一実施形態の変形例にかかる光変調器
の構成を示す模式図である。
【0070】この図27に示す光変調器は、ファイバ直
接接続系のマッハツェンダ型光変調器であり、図1に示
すものと同様に、例えば超高速光通信システムの送信部
において、半導体レーザ等の信号光源から出射される光
を変調するための外部光変調器として用いられるもので
ある。また、図28は図27に示すマッハツェンダ型光
変調器20AのB−B断面図である。
【0071】ここで、図27に示すマッハツェンダ型光
変調器20Aは、光ファイバ9a,9bがそれぞれパッ
ケージ13内のマッハツェンダ型光導波路デバイス1に
直接接続されている点を除いては、図1に示すマッハツ
ェンダ型光変調器20と同様に構成されている。即ち、
図27に示すように、パッケージ13には2つの穴部H
が設けられており、光ファイバ9a,9bがそれぞれ穴
部Hに挿通されている。
【0072】そして、光ファイバ9aの先端は、マッハ
ツェンダ型光導波路デバイス1の基板1aの入射側端面
における入射導波路4aの端部と、また、光ファイバ9
bの先端は、マッハツェンダ型光導波路デバイス1の基
板1aの出射側端面における出射導波路4bの端部と、
接着剤C等によりそれぞれ固着されている。従って、こ
の場合は、光検知器5は、図27,図28に示すよう
に、光ファイバ9bが接続された基板1aの出射側端面
の後段であって、この光ファイバ9bの下部に設けられ
ている。
【0073】このようなマッハツェンダ型光変調器20
Aにおいても、上述した本発明の一実施形態にかかるマ
ッハツェンダ型光変調器20と同様の作用及び効果を得
ることができる。特に、このマッハツェンダ型光変調器
20Aは、ファイバ直接接続系のものであるため、干渉
光の位相を任意に設定して光ファイバ9bと光検知器5
とを所望の距離だけ離隔して配設することにより、マッ
ハツェンダ型光変調器20Aの製造を容易にすることが
できる効果が大きい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光変調器
によれば、光導波路から放射される放射光と光導波路か
ら漏洩する信号光とを干渉させて干渉光を生成し、この
干渉光を基板の端面から出射させ、上記の放射光と信号
光との干渉光を光検知器によりモニタすることにより、
モニタ用の光ファイバを設ける必要がなくなるため、こ
のモニタ用の光ファイバのアライメントを行なう必要も
なくなり、光変調器の機構上の設計を容易にすることが
できる。
【0075】そして、このように光変調器の機構上の設
計を容易にしながら、光変調器の動作点制御を行なうこ
とができるため、光変調器の動作点シフトに伴う信号光
の消光比の劣化を防止して、安定した光変調を行なうこ
とができる利点がある(請求項1〜15)。また、干渉
光が基板の端面における光導波路端部位置から所望の距
離だけ離隔した位置に出射されるように干渉光の位相及
び強度が設定されることにより、変調された信号光が入
射される光ファイバと干渉光を受光する光検知器とを所
望の距離だけ離隔して配設することができるため、光変
調器の製造を容易にすることができる利点がある(請求
項2〜5)。
【0076】このとき、干渉光を、信号光と同位相とな
るように設定してもよく、また、信号光と逆位相となる
ように設定してもよいため、光変調器の設計の自由度を
大きくすることができる利点がある(請求項6,7)。
さらに、光検知器を、基板の端面から所定長離れた位置
に設けることにより、基板の出射側端面から放射した干
渉光の放射領域をさらに広げることができる利点がある
(請求項10)。
【0077】また、光検知器を、基板の端面における光
導波路端部位置から所定長離れた位置に設けることによ
り、光導波路の出射導波路から光ファイバへ入射される
信号光を遮らないようにすることができる利点がある
(請求項11)。さらに、本発明の光変調器によれば、
上記干渉光を基板の端面から出射させることにより、変
調された信号光が入射される光ファイバと干渉光を受光
する光検知器とを所望の距離だけ離隔して配設すること
ができるため、光変調器の製造を容易にすることができ
る利点がある(請求項16)。
【0078】また、本発明の光変調器によれば、基板の
端面から出射される放射光と信号光との干渉光を光検知
器によりモニタすることにより、光変調器の機構上の設
計を容易にしながら、光変調器の動作点制御を行なうこ
とができるため、光変調器の動作点シフトに伴う信号光
の消光比の劣化を防止して、安定した光変調を行なうこ
とができる利点がある(請求項17)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる光変調器の構成を
示す模式図である。
【図2】図1に示す光変調器のA−A断面図である。
【図3】図1に示す光変調器の入射側から出射側をみた
ときの斜視図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ光検知器の配設位置
について説明するための図である。
【図5】図4(b)に示す光検知器を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる光変調器における
干渉光の位相の設定について説明するための図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる光変調器の要部構
成を示す模式図である。
【図8】図7に示す光変調器におけるマッハツェンダ型
光導波路デバイスの出射側の側面図である。
【図9】信号光及び放射光について説明するための図で
ある。
【図10】(a),(b)はそれぞれ信号光及び放射光
について説明するための図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る信号光のパワー分布を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る放射光のパワー分布を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る干渉光の位相分布を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る信号光のパワー分布を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る放射光のパワー分布を示す図である。
【図16】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る干渉光の位相分布を示す図である。
【図17】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る信号光のパワー分布を示す図である。
【図18】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る放射光のパワー分布を示す図である。
【図19】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る干渉光の位相分布を示す図である。
【図20】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る信号光のパワー分布を示す図である。
【図21】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る放射光のパワー分布を示す図である。
【図22】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る干渉光の位相分布を示す図である。
【図23】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る入力特性を示す図である。
【図24】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る入力特性を示す図である。
【図25】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る入力特性を示す図である。
【図26】本発明の一実施形態にかかる光変調器におけ
る入力特性を示す図である。
【図27】本発明の一実施形態の変形例にかかる光変調
器の構成を示す模式図である。
【図28】図27に示す光変調器のB−B断面図であ
る。
【図29】マッハツェンダ型光変調器の構成を示す模式
図である。
【図30】図29に示すマッハツェンダ型光変調器の出
射側からみた斜視図である。
【図31】マッハツェンダ型光変調器の入出力特性を示
す図である。
【符号の説明】
1 マッハツェンダ型光導波路デバイス 1a 基板 2 進行波電極(電極) 3 接地電極 4 マッハツェンダ型光導波路 4a 入射導波路 4b 出射導波路 4c,4d中間導波路 5 光検知器 5a 電極 6 ベアチップ(光検出素子) 7 セラミック基板(板部材) 8 レンズホルダ 8a レンズ 9a,9b 光ファイバ 10 信号制御回路 11 入力信号電源 12 抵抗 13 パッケージ 20,20A マッハツェンダ型光変調器 100 マッハツェンダ型光変調器 101 マッハツェンダ型光導波路デバイス 101a 基板 102 進行波電極 103 接地電極 104 マッハツェンダ型光導波路 104a 入射導波路 104b 出射導波路 104c,104d中間導波路 105a,105b,106 光ファイバ 107 光検知器 108 信号制御回路 109 入力信号電源 110 抵抗 111 半導体レーザ 112 光検知器
フロントページの続き (72)発明者 大谷 俊博 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 伊藤 知幸 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果を有する基板と、 該基板上に形成されたマッハツェンダ型光導波路と、 該基板上に形成され、該光導波路を伝播する光を制御す
    るための電極と、 該光導波路から放射される放射光と該光導波路から漏洩
    する信号光とを干渉させて干渉光を生成し、該干渉光を
    該基板の端面から出射させる干渉光生成手段と、 該干渉光生成手段にて得られた上記の放射光と信号光と
    の干渉光をモニタする光検知器と、 該光検知器でモニタされた干渉光の変化に応じて、該電
    極に印加される直流バイアスを変化させることにより、
    光変調器動作点を制御する信号制御回路とをそなえて構
    成されたことを特徴とする、光変調器。
  2. 【請求項2】 該干渉光が該基板の端面における光導波
    路端部位置から所望の距離だけ離隔した位置に出射され
    るように、該干渉光の位相及び強度が設定されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の光変調器。
  3. 【請求項3】 該干渉光の位相及び強度を設定するため
    に、該光導波路の合波部から出射される信号光強度が調
    整されていることを特徴とする、請求項2記載の光変調
    器。
  4. 【請求項4】 該光導波路の合波部から出射される信号
    光強度を調整するために、該光導波路を作製する際の拡
    散条件が設定されていることを特徴とする、請求項3記
    載の光変調器。
  5. 【請求項5】 該干渉光の位相及び強度を設定するため
    に、該光導波路の合波部から該光導波路端部位置までの
    長さが調整されていることを特徴とする、請求項2記載
    の光変調器。
  6. 【請求項6】 該干渉光が、信号光と同位相となるよう
    に設定されていることを特徴とする、請求項1記載の光
    変調器。
  7. 【請求項7】 該干渉光が、信号光と逆位相となるよう
    に設定されていることを特徴とする、請求項1記載の光
    変調器。
  8. 【請求項8】 該光検知器が、該基板の端面と出射用光
    ファイバの前段に設けられたレンズとの間に設けられた
    ことを特徴とする、請求項1記載の光変調器。
  9. 【請求項9】 該光検知器が、出射用光ファイバが結合
    された該基板の端面の後段に設けられたことを特徴とす
    る、請求項1記載の光変調器。
  10. 【請求項10】 該光検知器が、該基板の端面から所定
    長離れた位置に設けられたことを特徴とする、請求項1
    記載の光変調器。
  11. 【請求項11】 該光検知器が、該基板の端面における
    該光導波路端部位置から所定長離れた位置に設けられた
    ことを特徴とする、請求項1記載の光変調器。
  12. 【請求項12】 該光検知器が、板部材上に光検出素子
    が設けられることにより構成されたことを特徴とする、
    請求項1記載の光変調器。
  13. 【請求項13】 該板部材が、セラミック基板であるこ
    とを特徴とする、請求項12記載の光変調器。
  14. 【請求項14】 該光検出素子が、ベアチップであるこ
    とを特徴とする、請求項12記載の光変調器。
  15. 【請求項15】 該基板が、ニオブ酸リチウム基板であ
    ることを特徴とする、請求項1記載の光変調器。
  16. 【請求項16】 電気光学効果を有する基板と、 該基板上に形成されたマッハツェンダ型光導波路と、 該基板上に形成され、該光導波路を伝播する光を制御す
    るための電極と、 該光導波路から放射される放射光と該光導波路から漏洩
    する信号光とを干渉させて干渉光を生成し、該干渉光を
    該基板の端面から出射させる干渉光生成手段とをそなえ
    て構成されたことを特徴とする、光変調器。
  17. 【請求項17】 電気光学効果を有する基板と、 該基板上に形成された光導波路と、 該基板上に形成され、該光導波路を伝播する光を制御す
    るための電極とが設けられた光変調器において、 該基板の端面から出射される放射光と信号光との干渉光
    をモニタする光検知器と、 該光検知器でモニタされた干渉光の変化に応じて、該電
    極に印加される直流バイアスを変化させることにより、
    光変調器動作点を制御する信号制御回路とをそなえたこ
    とを特徴とする、光変調器。
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